JP2604726Y2 - 框組ドア - Google Patents

框組ドア

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JP2604726Y2
JP2604726Y2 JP1993073510U JP7351093U JP2604726Y2 JP 2604726 Y2 JP2604726 Y2 JP 2604726Y2 JP 1993073510 U JP1993073510 U JP 1993073510U JP 7351093 U JP7351093 U JP 7351093U JP 2604726 Y2 JP2604726 Y2 JP 2604726Y2
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JP
Japan
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frame
board surface
vertical
present
door
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JP1993073510U
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English (en)
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JPH0738564U (ja
Inventor
勉 勝部
Original Assignee
株式会社住建産業
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Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、框組ドアの構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の框組ドアは、框材をドアー形状に
組む際、接合部にダボを介して接合するため、化粧材を
先に貼った場合には縦框と横框に段差が生じないよう
に、極めて精度よく接合する必要があり、困難な作業を
要しており、歩留りも悪かった。
【0003】そのため、化粧材を貼らずにダボ接合し、
框組をした後サンダーをかけて段差を無くし、化粧材を
貼るか、塗装を施しており、作業が煩雑となっていた。
【0004】また、一部では縦框と横框の接合部表面
に、僅かな溝や面取りを設けて段差を目立たなくしてい
る場合もあったが、溝がはっきり見えることから外観
上、不都合を生じていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこでこの考案は、上
記の欠点を除去するために考案されたものであって、框
組の基材接合において、ダボを用いることなく、また、
框組の端部は、図5に示すように複雑な框組部を形成す
ることなく、框組の平面に対して垂直に切断するだけで
容易に框組し、しかも強度を有し、表面材の接合も美麗
に仕上がり、全体的に容易に製造することのできる框組
ドアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案は、框組ドアにおいて、縦框と横框とを接
合して框組した木質基材に、化粧材を貼着したボード表
面材を、その接合部が前記木質基材の接合部と異なった
箇所に設け、該ボード表面材を木質基材の両面から貼り
合わせた構造としたことを特徴とする框組ドアであり、
また、ボード表面材の少なくとも一方の接合部端面の裏
面を一部切り欠き、空隙部を設けるよう構成してもよ
い。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図3に従って述べ
ると、木質基材(1)は、合板、LVL、パーチクルボ
ード、MDF、ストランドボード等であるが、厚さ25
mmの合板を用い、縦框(1a)と横框(1b)を設け
るに当たり、横框(1b)側を、ドアの必要横寸法に切
断して設け、これら縦框(1a)と横框(1b)をタッ
カーで仮止めしておき、一方、ボード表面材(2)は、
MDFに塩ビシートの化粧材を貼着した5.5mm厚を
用い、縦材(2a)と横材(2b)とを設けるに当た
り、縦材(2a)側をドアの必要縦寸法に切断して設
け、これら縦框(1a)と横框(1b)を裏面よりホッ
トメルトで仮止めする。
【0008】そして、框組した木質基材(1)の両面
に、水性ビニルウレタン樹脂接着剤を20Kg/尺2塗布
し、両面に前記ボード表面材(2)を重ね合わせて2Kg
/cm2の圧力で2時間圧縮して接着させる。
【0009】尚、中心部に鏡板(3)および面縁(4)
を取り付け、ドア両端の木端面に木端単板(5)を貼着
して框組ドアを設けた。
【0010】また、ボード表面材(2)の少なくとも一
方の接合部端面の裏面を、斜めに削り、一部切り欠き、
空隙部を設けるよう構成してもよい。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示したように、従来のダボ、ホゾ加
工を用いた接合部と本考案の接合部の曲げ破壊強度試験
をしたところ、上記のような結果を得た。〔No.1,
2,3は、本考案の接合によるもの、No.4,5,6
は、従来の接合によるものであり、平使いとは、図7に
示し、縦使いとは図8に示す〕
【0013】
【考案の効果】この考案は以上の構成よりなるものであ
り、この考案によれば、框組の基材接合において、ダボ
を用いることなく、また、框組の端部は、框組の平面に
対して垂直に切断するだけで容易に框組でき、しかも木
質基材とボード表面材とはそれぞれ接合部が異なった箇
所に位置するため、強度を有し、表面材の接合も美麗に
仕上がり、全体的に容易に製造することのできる等極め
て有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に使用する木質基材の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】この考案に使用する木質基材とボード表面材と
を貼着した状態を示す斜視図である。
【図3】この考案に使用するボード表面材の裏面の一実
施例を示す斜視図である。
【図4】この考案に使用するボード表面材の一実施例を
示す斜視図である。
【図5】この考案の一実施令を示す正面図である。
【図6】この考案の従来例を示す一部欠截斜視図であ
る。
【図7】この考案の曲げ破壊強度試験に示す平使いの説
明図である。
【図8】この考案の曲げ破壊強度試験に示す縦使いの説
明図である。
【符合の説明】 1 木質基材 1a縦框 1b横框 2 ボード表面材 2a縦材 2b横材 3 鏡板 4 面縁 5 木端単板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦框と横框とを接合して框組した木質基
    材を設け、縦材と横材にて接合して形成したボード表面
    材を設け、該ボード表面材の接合部と、前記木質基材の
    接合部とが異なった箇所に設けた框組ドアにおいて、該
    ボード表面材の接合部端面の裏面の少なくとも一方を、
    一部切り牡欠き、凹部を形成し、木質基材と接合した際
    に空隙部となるよう形成したことを特徴とする框組ド
    ア。
JP1993073510U 1993-12-22 1993-12-22 框組ドア Expired - Lifetime JP2604726Y2 (ja)

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