JP2001164839A - 建具及びその製造方法 - Google Patents
建具及びその製造方法Info
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- JP2001164839A JP2001164839A JP34891099A JP34891099A JP2001164839A JP 2001164839 A JP2001164839 A JP 2001164839A JP 34891099 A JP34891099 A JP 34891099A JP 34891099 A JP34891099 A JP 34891099A JP 2001164839 A JP2001164839 A JP 2001164839A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガタツキ音等の不快な音を生じさせず、現場
で効率よく施工することができ、しかも開口部用板状材
の厚みが異なっても框の凹条溝の加工幅を変更する必要
がない建具を提供する。 【解決手段】 四周を構成する框と、框により形成され
る開口部に取り付けられた開口部用板状材(4)を有する
建具であり、框は開口部側端面に開口部用板状材の端部
を嵌入するための凹条溝(1a)を備えており、凹条溝(1a)
と開口部用板状材(4)端部との間には軟質ホットメルト
樹脂(5)が配されており、軟質ホットメルト樹脂(5)は凹
条溝(1a)内で開口部用板状材(4)端部を弾性的に支持し
ている。
で効率よく施工することができ、しかも開口部用板状材
の厚みが異なっても框の凹条溝の加工幅を変更する必要
がない建具を提供する。 【解決手段】 四周を構成する框と、框により形成され
る開口部に取り付けられた開口部用板状材(4)を有する
建具であり、框は開口部側端面に開口部用板状材の端部
を嵌入するための凹条溝(1a)を備えており、凹条溝(1a)
と開口部用板状材(4)端部との間には軟質ホットメルト
樹脂(5)が配されており、軟質ホットメルト樹脂(5)は凹
条溝(1a)内で開口部用板状材(4)端部を弾性的に支持し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物の
廊下と室内との間や室内相互間の出入口に取り付けられ
るドア,引戸や、家具の扉等の建具に関するものであ
り、特に中央部にガラス板や鏡板等を備えたものに関す
る。
廊下と室内との間や室内相互間の出入口に取り付けられ
るドア,引戸や、家具の扉等の建具に関するものであ
り、特に中央部にガラス板や鏡板等を備えたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅のドア,引戸等には機能上又はデザ
イン上の理由により中央部にガラス板を備えたものがあ
る。又、家具にも食器棚のように扉の中央部が内部を見
るためにガラスとなっているものや、クローゼットのよ
うに扉に大きな鏡を備えているものがある。
イン上の理由により中央部にガラス板を備えたものがあ
る。又、家具にも食器棚のように扉の中央部が内部を見
るためにガラスとなっているものや、クローゼットのよ
うに扉に大きな鏡を備えているものがある。
【0003】このような建具は、建具の四周を構成する
框により枠となる部分を作り、その枠内に形成される開
口部にガラス板や鏡板等の開口部用板状材を取り付ける
ことにより製造されている。
框により枠となる部分を作り、その枠内に形成される開
口部にガラス板や鏡板等の開口部用板状材を取り付ける
ことにより製造されている。
【0004】図3は中央にガラス板等の開口部用板状材
を備えた建具を示す正面図であり、図4はそのA−A’
端面図、図5はB−B’端面図である。
を備えた建具を示す正面図であり、図4はそのA−A’
端面図、図5はB−B’端面図である。
【0005】図中において(1)は両側部に位置する縦框
であり、(2)は縦框(1)相互間の上端部に取り付けられた
上框、(3)は縦框(1)相互間の下端部に取り付けられた下
框である。この両側の縦框(1)と、上框(2)と、下框(3)
により四周の枠が形成され、その中央部には開口部が形
成される。
であり、(2)は縦框(1)相互間の上端部に取り付けられた
上框、(3)は縦框(1)相互間の下端部に取り付けられた下
框である。この両側の縦框(1)と、上框(2)と、下框(3)
により四周の枠が形成され、その中央部には開口部が形
成される。
【0006】(4)はガラス板や鏡板等の開口部用板状材
であり、前記の開口部に取り付けられている。
であり、前記の開口部に取り付けられている。
【0007】(1a)は縦框(1)の開口部側の端部に設けら
れた凹条溝であり、上框(2)や下框(3)の開口部側端部に
も同様に凹条溝が設けられている。
れた凹条溝であり、上框(2)や下框(3)の開口部側端部に
も同様に凹条溝が設けられている。
【0008】開口部への開口部用板状材の取り付けは、
この四周の框の凹条溝に開口部用板状材の端部を嵌入す
ることにより止着している。
この四周の框の凹条溝に開口部用板状材の端部を嵌入す
ることにより止着している。
【0009】図6は各縦框(1)が2つの縦框用部材(1b)
を貼り合わせた建具の端面図を示した図であるが、この
場合も縦框用部材(1b)を貼り合わせた後は上記と同様の
手順で組み立てられる。
を貼り合わせた建具の端面図を示した図であるが、この
場合も縦框用部材(1b)を貼り合わせた後は上記と同様の
手順で組み立てられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開口部
用板状材は框の凹条溝に開口部用板状材を嵌入させるだ
けであるので、框の凹条溝と開口部用板状材との間に間
隙が生じる。そのため扉の開閉時のように建具に衝撃が
加わった際や、開口部用板状材に風を受けた時等に、開
口部用板状材が凹条溝内で横ズレし、凹条溝の側面と衝
突する等して不快なビビリ音やガタツキ音を発生させて
しまう。
用板状材は框の凹条溝に開口部用板状材を嵌入させるだ
けであるので、框の凹条溝と開口部用板状材との間に間
隙が生じる。そのため扉の開閉時のように建具に衝撃が
加わった際や、開口部用板状材に風を受けた時等に、開
口部用板状材が凹条溝内で横ズレし、凹条溝の側面と衝
突する等して不快なビビリ音やガタツキ音を発生させて
しまう。
【0011】このような開口部用板状材の横ズレを防止
する手段として、框の凹条溝内に接着剤を塗布し、開口
部用板状材を凹条溝に固定することがあるが、接着剤は
現場において作業員の手作業によって塗布しているの
で、非常な手間を要して施工の効率を低下させる要因と
なる。又、作業中に接着剤が凹条溝以外に付着して建具
の外観を汚したり、接着剤が硬化後に弾性を失って緩衝
効果を損なうことがあった。
する手段として、框の凹条溝内に接着剤を塗布し、開口
部用板状材を凹条溝に固定することがあるが、接着剤は
現場において作業員の手作業によって塗布しているの
で、非常な手間を要して施工の効率を低下させる要因と
なる。又、作業中に接着剤が凹条溝以外に付着して建具
の外観を汚したり、接着剤が硬化後に弾性を失って緩衝
効果を損なうことがあった。
【0012】特に開口部用板状材がガラス板の場合、ガ
ラス板には接着剤が付き難く接着が外れやすいので、適
用することはできなかった。
ラス板には接着剤が付き難く接着が外れやすいので、適
用することはできなかった。
【0013】更に、開口部用板状材は材質やデザインに
より種々の厚みのものがあるが、凹条溝の幅に対して開
口部用板状材の厚みが大きい場合は嵌入することができ
ず、逆に小さすぎる場合は横ズレ量が大きくガタツキ音
等が更に発生しやすくなる。
より種々の厚みのものがあるが、凹条溝の幅に対して開
口部用板状材の厚みが大きい場合は嵌入することができ
ず、逆に小さすぎる場合は横ズレ量が大きくガタツキ音
等が更に発生しやすくなる。
【0014】そのため、開口部用板状材の厚みに対応さ
せて框の凹条溝の加工幅を変える必要があり、凹条溝の
幅が異なる複数の框を製造,保管して用意しておく必要
があった。
せて框の凹条溝の加工幅を変える必要があり、凹条溝の
幅が異なる複数の框を製造,保管して用意しておく必要
があった。
【0015】そこで本発明はガタツキ音等の不快な音を
生じさせず、現場で効率よく施工することができ、しか
も開口部用板状材の厚みが異なっても框の凹条溝の加工
幅を変更しなくても良い建具を提供することを課題とす
る。
生じさせず、現場で効率よく施工することができ、しか
も開口部用板状材の厚みが異なっても框の凹条溝の加工
幅を変更しなくても良い建具を提供することを課題とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
建具は、四周を構成する框(1),(2),(3)と、該框(1),
(2),(3)により形成される開口部に取り付けられた開口
部用板状材(4)を有する建具であり、該框は開口部側端
面に該開口部用板状材の端部を嵌入するための凹条溝(1
a)を備えており、該凹条溝(1a)と該開口部用板状材(4)
端部との間には軟質ホットメルト樹脂(5)が配されてお
り、該軟質ホットメルト樹脂(5)は凹条溝(1a)内で該開
口部用板状材(4)端部を弾性的に支持していることを特
徴とする。
建具は、四周を構成する框(1),(2),(3)と、該框(1),
(2),(3)により形成される開口部に取り付けられた開口
部用板状材(4)を有する建具であり、該框は開口部側端
面に該開口部用板状材の端部を嵌入するための凹条溝(1
a)を備えており、該凹条溝(1a)と該開口部用板状材(4)
端部との間には軟質ホットメルト樹脂(5)が配されてお
り、該軟質ホットメルト樹脂(5)は凹条溝(1a)内で該開
口部用板状材(4)端部を弾性的に支持していることを特
徴とする。
【0017】これによれば、開口部用板状材(4)は軟質
ホットメルト樹脂(5)により弾性的に框の凹条溝(1a)に
支持されるので凹条溝(1a)内で横ズレせず、カタツキ音
を発生させることはない。又、接着剤の効かないガラス
板等の開口部用板状材(4)であっても、横ズレしないよ
うに支持することができる。
ホットメルト樹脂(5)により弾性的に框の凹条溝(1a)に
支持されるので凹条溝(1a)内で横ズレせず、カタツキ音
を発生させることはない。又、接着剤の効かないガラス
板等の開口部用板状材(4)であっても、横ズレしないよ
うに支持することができる。
【0018】凹条溝(1a)の幅が開口部用板状材(4)の幅
よりも大きく、両者間に比較的大きな間隙が生じる場合
でも、軟質ホットメルト樹脂(5)がこの間隙に回り込ん
で開口部用板状材(4)を弾性的に支持するので、横ズレ
が生じない。したがって、框の凹条溝(1a)の幅は必ずし
も開口部用板状材(4)の幅に合わせる必要はなく、開口
部用板状材(4)の幅より大きければよい。
よりも大きく、両者間に比較的大きな間隙が生じる場合
でも、軟質ホットメルト樹脂(5)がこの間隙に回り込ん
で開口部用板状材(4)を弾性的に支持するので、横ズレ
が生じない。したがって、框の凹条溝(1a)の幅は必ずし
も開口部用板状材(4)の幅に合わせる必要はなく、開口
部用板状材(4)の幅より大きければよい。
【0019】請求項2記載の建具は、四周を構成する框
(1),(2),(3)と、該框(1),(2),(3)により形成される
開口部に取り付けられた開口部用板状材(4)を有する建
具であり、該框(1),(2),(3)は開口部側端面に該開口
部用板状材(4)の端部を嵌入するための凹条溝(1a)を備
えており、該開口部用板状材(4)の端部には該端部を挟
持可能な脚部(6a)を有する端部挟持部材(6)が取り付け
られており、該端部挟持部材(6)は弾性材料からなり該
凹条溝(1a)内で該開口部用板状材(4)端部を弾性的に支
持していることを特徴とする。
(1),(2),(3)と、該框(1),(2),(3)により形成される
開口部に取り付けられた開口部用板状材(4)を有する建
具であり、該框(1),(2),(3)は開口部側端面に該開口
部用板状材(4)の端部を嵌入するための凹条溝(1a)を備
えており、該開口部用板状材(4)の端部には該端部を挟
持可能な脚部(6a)を有する端部挟持部材(6)が取り付け
られており、該端部挟持部材(6)は弾性材料からなり該
凹条溝(1a)内で該開口部用板状材(4)端部を弾性的に支
持していることを特徴とする。
【0020】これによれば端部挟持部材(6)はその脚部
(6a)で開口部用板状材(4)端部を挟持させるように取り
付けることができ、現場で簡単に装着することが可能で
ある。
(6a)で開口部用板状材(4)端部を挟持させるように取り
付けることができ、現場で簡単に装着することが可能で
ある。
【0021】端部挟持部材(6)が装着された開口部用板
状材端部(4)を框(1),(2),(3)の凹条溝(1a)に嵌入すれ
ば、凹条溝(1a)内で端部挟持部材(6)が変形し、凹条溝
(1a)の底部方向と両側方向の計3方向から開口部用板状
材(4)の端部を弾性的に支持する。
状材端部(4)を框(1),(2),(3)の凹条溝(1a)に嵌入すれ
ば、凹条溝(1a)内で端部挟持部材(6)が変形し、凹条溝
(1a)の底部方向と両側方向の計3方向から開口部用板状
材(4)の端部を弾性的に支持する。
【0022】端部挟持部材(6)は脚部(6a)の間隔が異な
るものを複数種類用意しておけば各種厚みの開口部用板
状材(4)に取り付けることができる。
るものを複数種類用意しておけば各種厚みの開口部用板
状材(4)に取り付けることができる。
【0023】請求項3記載の建具の製造方法は、四周を
構成する框(1),(2),(3)と、該框(1),(2),(3)により
形成される開口部に固定された開口部用板状材(4)を有
する建具の製造方法であり、該框(1),(2),(3)の開口
部側端面に設けられた凹条溝(1a)の底部に軟質ホットメ
ルト樹脂(5)を塗布し、該凹条溝(1a)に前記開口部用板
状材(4)の端部を嵌入し軟質ホットメルト樹脂(5)を押圧
することにより前記凹条溝(1a)の側面と前記開口部用板
状材(4)端部との間隙に軟質ホットメルト樹脂(5)を回り
込ませることを特徴とする。
構成する框(1),(2),(3)と、該框(1),(2),(3)により
形成される開口部に固定された開口部用板状材(4)を有
する建具の製造方法であり、該框(1),(2),(3)の開口
部側端面に設けられた凹条溝(1a)の底部に軟質ホットメ
ルト樹脂(5)を塗布し、該凹条溝(1a)に前記開口部用板
状材(4)の端部を嵌入し軟質ホットメルト樹脂(5)を押圧
することにより前記凹条溝(1a)の側面と前記開口部用板
状材(4)端部との間隙に軟質ホットメルト樹脂(5)を回り
込ませることを特徴とする。
【0024】軟質ホットメルト樹脂(5)は硬化しても弾
性を有するので、凹条溝(1a)に開口部用板状材(4)を嵌
入すると、軟質ホットメルト樹脂が押されて凹条溝(1a)
の側面と開口部用板状材(4)端部との間隙に回り込み開
口部用板状材(4)端部を弾性的に支持する。
性を有するので、凹条溝(1a)に開口部用板状材(4)を嵌
入すると、軟質ホットメルト樹脂が押されて凹条溝(1a)
の側面と開口部用板状材(4)端部との間隙に回り込み開
口部用板状材(4)端部を弾性的に支持する。
【0025】軟質ホットメルト樹脂(5)は予め工場等で
凹条溝内に塗布しておくので、現場で塗布する手間が必
要なく、本発明の建具を容易、且つきれいに施工するこ
とができる。
凹条溝内に塗布しておくので、現場で塗布する手間が必
要なく、本発明の建具を容易、且つきれいに施工するこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。
いて説明する。
【0027】[実施例1]図1は本実施例において縦框
(1)の凹条溝(1a)に開口部用板状材(4)を嵌入する際の様
子を示した図であり、図2は嵌入後の様子を示した図で
ある。いずれの図も縦框(1)の凹条溝(1a)への嵌入を示
しているが、上框(2)や下框(3)の凹条溝への嵌入も同様
である。このことは後述する実施例2においても同様で
ある。
(1)の凹条溝(1a)に開口部用板状材(4)を嵌入する際の様
子を示した図であり、図2は嵌入後の様子を示した図で
ある。いずれの図も縦框(1)の凹条溝(1a)への嵌入を示
しているが、上框(2)や下框(3)の凹条溝への嵌入も同様
である。このことは後述する実施例2においても同様で
ある。
【0028】又、開口部用板状材(4)は、ガラス板,鏡
板に限られるものではなく、アクリル板等の合成樹脂
板,陶器板,木製合板,金属板等でも良い。
板に限られるものではなく、アクリル板等の合成樹脂
板,陶器板,木製合板,金属板等でも良い。
【0029】図中において(5)は凹条溝(1a)の底部に塗
布された軟質ホットメルト樹脂である。軟質ホットメル
ト樹脂(5)は弾性の高い樹脂であり、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、EVA樹脂等の軟質樹脂を使
用することができる。
布された軟質ホットメルト樹脂である。軟質ホットメル
ト樹脂(5)は弾性の高い樹脂であり、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、EVA樹脂等の軟質樹脂を使
用することができる。
【0030】この軟質ホットメルト樹脂(5)は現場では
なく、工場等において予め框(1)の凹条溝(1a)に予め塗
布しておくことが好ましい。工場での塗布作業であれば
機械により流れ作業で効率良く、しかも所定位置に正確
に塗布することができる。そして現場における塗布作業
を不要とし、現場での施工を容易にすることができる。
なく、工場等において予め框(1)の凹条溝(1a)に予め塗
布しておくことが好ましい。工場での塗布作業であれば
機械により流れ作業で効率良く、しかも所定位置に正確
に塗布することができる。そして現場における塗布作業
を不要とし、現場での施工を容易にすることができる。
【0031】塗布は線状塗布でもよいが、点状塗布の方
が、框(1)の長さ方向の切断時に該ホットメルト樹脂(5)
が框(1)から剥がれてしまうことがないのでより好まし
い。
が、框(1)の長さ方向の切断時に該ホットメルト樹脂(5)
が框(1)から剥がれてしまうことがないのでより好まし
い。
【0032】現場で凹条溝(1a)に塗布する作業を行わな
くて良いので、作業性が大幅に向上し、しかも接着剤が
框(1)の表面等に付着して汚してしまうこともない。
くて良いので、作業性が大幅に向上し、しかも接着剤が
框(1)の表面等に付着して汚してしまうこともない。
【0033】凹条溝(1a)にガラス板等の開口部用板状材
(1a)を嵌入する。すると挿入された開口部用板状材(1a)
端部が凹条溝(1a)底部の軟質ホットメルト樹脂(5)を押
圧し、押し出された軟質ホットメルト樹脂(5)は凹条溝
(1a)の側面と開口部用板状材(4)端部との間の間隙に回
り込むと、開口部用板状材(4)の端部は凹条溝(1a)の底
部と両側面の計3方向から弾性の高い軟質ホットメルト
樹脂により弾性的に支持されることとなる。
(1a)を嵌入する。すると挿入された開口部用板状材(1a)
端部が凹条溝(1a)底部の軟質ホットメルト樹脂(5)を押
圧し、押し出された軟質ホットメルト樹脂(5)は凹条溝
(1a)の側面と開口部用板状材(4)端部との間の間隙に回
り込むと、開口部用板状材(4)の端部は凹条溝(1a)の底
部と両側面の計3方向から弾性の高い軟質ホットメルト
樹脂により弾性的に支持されることとなる。
【0034】そのため、凹条溝(1a)内に開口部用板状材
(4)の端部がしっかり固定され、扉を開閉時のように衝
撃が加わった場合や、開口部用板状材(4)が風を受けた
ような場合でも、開口部用板状材(4)は横ズレすること
なく、不快なビビリ音やガタツキ音が発生することもな
い。
(4)の端部がしっかり固定され、扉を開閉時のように衝
撃が加わった場合や、開口部用板状材(4)が風を受けた
ような場合でも、開口部用板状材(4)は横ズレすること
なく、不快なビビリ音やガタツキ音が発生することもな
い。
【0035】更に、開口部用板状材(4)の幅が凹条溝(1
a)に比べて狭い場合でも、開口部用板状材(4)を横ズレ
させることなく弾性支持することができるので、開口部
用板状材(4)の幅に対応させて凹条溝(1a)の加工幅を変
える必要がない。そのため、框の種類を少なくすること
ができ、生産性は向上し、在庫管理も容易となる。
a)に比べて狭い場合でも、開口部用板状材(4)を横ズレ
させることなく弾性支持することができるので、開口部
用板状材(4)の幅に対応させて凹条溝(1a)の加工幅を変
える必要がない。そのため、框の種類を少なくすること
ができ、生産性は向上し、在庫管理も容易となる。
【0036】他の框の凹条溝にも同様にして開口部用板
状材(4)端部を弾性的に支持させて建具を組み立てる。
状材(4)端部を弾性的に支持させて建具を組み立てる。
【0037】尚、本実施例では凹条溝は全ての框に設け
たが、必ずしも全ての框に凹条溝を設ける必要はなく、
一部の框、例えば上框(2)には凹条溝を設けず、それ以
外の框のみに開口部用板状材(4)を嵌入するようにして
も良い。
たが、必ずしも全ての框に凹条溝を設ける必要はなく、
一部の框、例えば上框(2)には凹条溝を設けず、それ以
外の框のみに開口部用板状材(4)を嵌入するようにして
も良い。
【0038】又、図6のように2つの縦部材を貼り合わ
せた框を用いた場合でも、框用部材を貼り合わせた後に
上記と同様の作業を行って、凹条溝に開口部用板状材
(4)を弾性的に支持させることができる。
せた框を用いた場合でも、框用部材を貼り合わせた後に
上記と同様の作業を行って、凹条溝に開口部用板状材
(4)を弾性的に支持させることができる。
【0039】[実施例2]本実施例も実施例1と同様に
四周を構成する框の開口部側端面に設けられた凹条溝を
備えており、凹条溝に開口部用板状材端部が嵌入されて
おり、両者間を弾性的に支持しているが、軟質ホットメ
ルト樹脂ではなく、変形可能な弾性材料からなる端部挟
持部材を用いている点が異なる。
四周を構成する框の開口部側端面に設けられた凹条溝を
備えており、凹条溝に開口部用板状材端部が嵌入されて
おり、両者間を弾性的に支持しているが、軟質ホットメ
ルト樹脂ではなく、変形可能な弾性材料からなる端部挟
持部材を用いている点が異なる。
【0040】図7は本実施例において縦框(1)の凹条溝
(1a)に開口部用板状材(4)を嵌入する際の様子を示した
図であり、図8は開口部用板状材(4)を嵌入した後の様
子を示した図である。
(1a)に開口部用板状材(4)を嵌入する際の様子を示した
図であり、図8は開口部用板状材(4)を嵌入した後の様
子を示した図である。
【0041】図において(6)は開口部用板状材(4)の端部
に取り付けた弾性材料からなる端部挟持部材である。端
部挟持部材(6)の材質となる弾性材料としては軟質塩化
ビニル、ウレタン、ポリエチレン等の合成樹脂やゴム、
合成ゴム等のエラストマーを使用することができる。図
9に端部挟持部材(6)の斜視図を示す。
に取り付けた弾性材料からなる端部挟持部材である。端
部挟持部材(6)の材質となる弾性材料としては軟質塩化
ビニル、ウレタン、ポリエチレン等の合成樹脂やゴム、
合成ゴム等のエラストマーを使用することができる。図
9に端部挟持部材(6)の斜視図を示す。
【0042】本実施例で用いた端部挟持部材(6)は断面
形が「A字状」であり、開口部用板状材(4)の端部を挟
持可能な1対の脚部(6a)を有している。略半円形の頂部
の中心部には凹条溝(1a)に嵌入した際に押し潰れて変形
し易くするための中空部(6b)が設けられている。(6c)は
開口部用板状材(4)の端部に当接する部分である。
形が「A字状」であり、開口部用板状材(4)の端部を挟
持可能な1対の脚部(6a)を有している。略半円形の頂部
の中心部には凹条溝(1a)に嵌入した際に押し潰れて変形
し易くするための中空部(6b)が設けられている。(6c)は
開口部用板状材(4)の端部に当接する部分である。
【0043】開口部用板状材(4)へ取り付ける際には1
対の脚部(6a)で開口部用板状材(4)端部を挟持させるよ
うに取り付ければよく、別途接着剤等は必要としない。
対の脚部(6a)で開口部用板状材(4)端部を挟持させるよ
うに取り付ければよく、別途接着剤等は必要としない。
【0044】脚部(6a)相互間の間隔は開口部用板状材
(4)の幅と同一又は少し狭い程度が好ましく、厚さの異
なる各種開口部用板状材(4)に対応させて脚部(6a)相互
間の間隔が異なる複数種類の端部挟持部材(6)を準備し
ておくと良い。
(4)の幅と同一又は少し狭い程度が好ましく、厚さの異
なる各種開口部用板状材(4)に対応させて脚部(6a)相互
間の間隔が異なる複数種類の端部挟持部材(6)を準備し
ておくと良い。
【0045】端部挟持部材(6)が長尺に成形されている
場合は長いまま用いても良いが、カッターやハサミ等で
適当な長さに切断して開口部用板状材(4)端部に適当な
間隔で取り付けるようにしても良い。長尺のまま開口部
用板状材(4)の端部を全て覆うように取り付けると密閉
性が向上する。
場合は長いまま用いても良いが、カッターやハサミ等で
適当な長さに切断して開口部用板状材(4)端部に適当な
間隔で取り付けるようにしても良い。長尺のまま開口部
用板状材(4)の端部を全て覆うように取り付けると密閉
性が向上する。
【0046】端部挟持部材(6)は開口部用板状材(4)端部
にキャップを被せるように簡単に取り付けることができ
るので、現場で取り付け作業を行っても手間はかからな
い。もちろん必要なら挟持部材(6)を工場等で取り付け
ることもできる。
にキャップを被せるように簡単に取り付けることができ
るので、現場で取り付け作業を行っても手間はかからな
い。もちろん必要なら挟持部材(6)を工場等で取り付け
ることもできる。
【0047】端部挟持部材(6)が取り付けられた状態
で、図8のように開口部用板状材(4)を凹条溝(1a)に嵌
入すると、端部挟持部材(6)は凹条溝(1a)と開口部用板
状材(4)端部とから押圧されて、中空部(6b)が押し潰さ
れたようになり、凹条溝(1a)と開口部用板状材(4)との
間の間隙を埋めるように変形する。これにより、開口部
用板状材(4)端部は凹条溝(1a)内で端部挟持部材(6)によ
り弾性的に支持されることになる。
で、図8のように開口部用板状材(4)を凹条溝(1a)に嵌
入すると、端部挟持部材(6)は凹条溝(1a)と開口部用板
状材(4)端部とから押圧されて、中空部(6b)が押し潰さ
れたようになり、凹条溝(1a)と開口部用板状材(4)との
間の間隙を埋めるように変形する。これにより、開口部
用板状材(4)端部は凹条溝(1a)内で端部挟持部材(6)によ
り弾性的に支持されることになる。
【0048】図10は嵌入後変形した端部挟持部材(6)
の様子を示した図である。このように開口部用板状材
(4)の幅が凹条溝(1a)の幅に比べて狭く、両者間に大き
な間隙が存在する場合でも、端部挟持部材(6)が間隙を
埋めるように変形して凹条溝の底部方向と両側方向の計
3方向から開口部用板状材(4)の端部を弾性的にしっか
りと支持する。したがって、開口部用板状材(4)の幅に
対応させて凹条溝(1a)の加工幅を変える必要がない。
の様子を示した図である。このように開口部用板状材
(4)の幅が凹条溝(1a)の幅に比べて狭く、両者間に大き
な間隙が存在する場合でも、端部挟持部材(6)が間隙を
埋めるように変形して凹条溝の底部方向と両側方向の計
3方向から開口部用板状材(4)の端部を弾性的にしっか
りと支持する。したがって、開口部用板状材(4)の幅に
対応させて凹条溝(1a)の加工幅を変える必要がない。
【0049】本実施例でも実施例1同様に凹条溝(1a)内
で開口部用板状材(4)が弾性的に固定されるので、扉開
閉時等の衝撃や風を受けた場合等でも、不快なビビリ音
やガタツキ音が発生するのを防ぐことができる。
で開口部用板状材(4)が弾性的に固定されるので、扉開
閉時等の衝撃や風を受けた場合等でも、不快なビビリ音
やガタツキ音が発生するのを防ぐことができる。
【0050】尚、本実施例では断面形状が「A字状」の
端部挟持部材(6)を用い、頂部の形状が略半円形となる
ようにしたが、端部挟持部材の形状はこれに限られるも
のではなく、框の凹条溝に挿入し易ければよく、略三角
状,略四角形状,多角形状でもよい。
端部挟持部材(6)を用い、頂部の形状が略半円形となる
ようにしたが、端部挟持部材の形状はこれに限られるも
のではなく、框の凹条溝に挿入し易ければよく、略三角
状,略四角形状,多角形状でもよい。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、框の凹
条溝に嵌入した際に弾性的な性質を持つ軟質ホットメル
ト樹脂又は弾性材料からなる端部挟持部材が変形して凹
条溝内の開口部用板状材を底面、両側面の3方向から保
持するので、開口部用板状材の横ズレが防止される。そ
のためガタツキ音等の不快な音を生じさせず、現場で効
率よく施工することができ、しかも開口部用板状材の厚
みが異なっても框の凹条溝の加工幅を変更する必要がな
い建具を提供することができる。
条溝に嵌入した際に弾性的な性質を持つ軟質ホットメル
ト樹脂又は弾性材料からなる端部挟持部材が変形して凹
条溝内の開口部用板状材を底面、両側面の3方向から保
持するので、開口部用板状材の横ズレが防止される。そ
のためガタツキ音等の不快な音を生じさせず、現場で効
率よく施工することができ、しかも開口部用板状材の厚
みが異なっても框の凹条溝の加工幅を変更する必要がな
い建具を提供することができる。
【図1】実施例1を示した図(嵌入前)。
【図2】実施例1を示した図(嵌入後)。
【図3】建具の正面図。
【図4】建具のA−A’端面図。
【図5】建具のB−B’端面図。
【図6】張合式框を用いた建具の端面図。
【図7】実施例2を示した図(嵌入前)。
【図8】実施例2を示した図(嵌入後)。
【図9】端部挟持部材(嵌入前の状態)を示した図。
【図10】端部挟持部材(嵌入後の状態)を示した図。
(1) 縦框 (1a) 凹条溝 (2) 上框 (3) 下框 (4) 開口部用板状材 (5) 軟質ホットメルト樹脂 (6) 端部挟持部材 (6a) 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E016 AA01 BA02 BA03 CA01 CB01 CB02 CC01 DB01 DC01 DD01 HA04 JA00 KA02 LA01 LB05 LB09 LB11 LC01 MA01 QA05 QA09 QA15 4D075 CA48 DA06 DA32 DB22 DC38 EA35
Claims (3)
- 【請求項1】 四周を構成する框と、該框により形成さ
れる開口部に取り付けられた開口部用板状材を有する建
具であり、 該框は開口部側端面に該開口部用板状材の端部を嵌入す
るための凹条溝を備えており、 該凹条溝と該開口部用板状材端部との間には軟質ホット
メルト樹脂が配されており、 該軟質ホットメルト樹脂は凹条溝内で該開口部用板状材
端部を弾性的に支持していることを特徴とする建具。 - 【請求項2】 四周を構成する框と、該框により形成さ
れる開口部に取り付けられた開口部用板状材を有する建
具であり、 該框は開口部側端面に該開口部用板状材の端部を嵌入す
るための凹条溝を備えており、 該開口部用板状材の端部には該端部を挟持可能な脚部を
有する端部挟持部材が取り付けられており、 該端部挟持部材は弾性材料からなり該凹条溝内で該開口
部用板状材端部を弾性的に支持していることを特徴とす
る建具。 - 【請求項3】 四周を構成する框と、該框により形成さ
れる開口部に固定された開口部用板状材を有する建具の
製造方法であって、 該框の開口部側端面に設けられた凹条溝の底部に軟質ホ
ットメルト樹脂を塗布し、 該凹条溝に前記開口部用板状材の端部を嵌入し軟質ホッ
トメルト樹脂を押圧することにより前記凹条溝の側面と
前記開口部用板状材端部との間隙に軟質ホットメルト樹
脂を回り込ませることを特徴とする建具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34891099A JP2001164839A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 建具及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34891099A JP2001164839A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 建具及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164839A true JP2001164839A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18400217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34891099A Pending JP2001164839A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 建具及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001164839A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321343A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP2010196411A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kamiya Corporation Kk | 建物用のドア及びその製造方法 |
JP6282772B1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-02-21 | 株式会社榛村工務店 | 建物の壁構造の構築方法 |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34891099A patent/JP2001164839A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321343A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP2010196411A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Kamiya Corporation Kk | 建物用のドア及びその製造方法 |
JP6282772B1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-02-21 | 株式会社榛村工務店 | 建物の壁構造の構築方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040805 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060608 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |