JP2698897B2 - パネル構造 - Google Patents

パネル構造

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JP2698897B2
JP2698897B2 JP3404994A JP3404994A JP2698897B2 JP 2698897 B2 JP2698897 B2 JP 2698897B2 JP 3404994 A JP3404994 A JP 3404994A JP 3404994 A JP3404994 A JP 3404994A JP 2698897 B2 JP2698897 B2 JP 2698897B2
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protrusion
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均 榊原
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株式会社ノダ
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パネル構造に関する
ものである。
【0002】
【従来技術および問題点】従来より、ドア、扉、引戸等
の部材への鏡板の取り付けは、表面材が貼着された芯材
により芯組みされた枠体の開口部において、表裏面から
モールを枠体に固定することによって行なわれている。
例えば、引戸の場合においては、引戸どうしの引き違い
に必要な間隔を保持しなくてはならないため、ドア等に
用いられているかぶせモールは引戸の表面材よりもモー
ルが外部に出っぱってしまい、引戸自体の厚みが増すた
めに用いることができず、表面材の材面とモールが面一
になるようにモールの取り付けを行なっている。(1例
特開平4−60086号)
【0003】しかし、この方法で鏡板をモールで枠体に
取り付けた場合に、鏡板端部が芯材突出部と突き合わさ
れているため、鏡板や芯材、枠体が温湿度変化による収
縮膨張等の影響で寸法に変化が生じ、寸法変化をカバー
できる空間がないため、反りやたわみなどが鏡板やモー
ルなどに現れ直接目に触れることとなり、美観を損ねて
いた。
【0004】また、上記の鏡板や芯材の寸法変化が引戸
自体の反りねじれとなり、引戸自体の開閉ができないな
どの問題が生じていた。本発明は、以上のような欠点を
解消するために発明されたものである。
【0005】
【課題を解決するための技術的手段】芯材1により芯組
みされた枠体fの表裏面に表面材2を貼着し、枠体fの
開口部4内側に表裏面からモール3で鏡板5を挟持固定
するパネル構造において、枠体fの開口部4内側で芯材
1を表面材2よりも突出させた芯材突出部1sを設け、
表面材1の厚さとほぼ等しい厚さのモール凸部3aと鏡
板挟持部3bとモール凸部3aの根元から鏡板挟持部3
bに向けてテーパー部3cを持つモール3を用い、モー
ル凸部3aで該芯材突出部1sの表裏面を覆うととも
に、表面材木口面2aとモール凸部3aの木口面とを突
き合わせるパネル構造。
【0006】
【構成の説明】本発明はの実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、無垢の木材、合板、木質繊維板、パーテ
ィクルボード、集成材、LVL、LVB等の木質系基材
あるいはそれらの複合材を縦芯材1a、横芯材1b、中
芯材1c等の芯材1として接着剤、釘、ネジ、ステーブ
ル等の接合手段で芯組みされた枠体fを示し、該枠体f
には、鏡板5を取り付けるための開口部4が1ケ所また
は複数ケ所設けられる。
【0007】図2は、突板貼り、化粧シート貼り、印
刷、塗装等の任意の化粧が施された合板、木質繊維板、
パーティクルボードを表面材2として、開口部4におけ
る芯材1の内側面が表面材2よりも突出するように芯材
突出部1sが設けられ、枠体fの表裏面に接着剤等で貼
着した戸基体を示す。また、芯材1の表裏面に表面材2
を芯材突出部1sが設けられるように貼着し、枠組みし
て戸基体を得てもよい。
【0008】モール3は、図7に示すように無垢の木
材、突板貼り、化粧シート貼り、印刷、塗装等の任意化
粧が施された合板、木質繊維板、パーティクルボードや
プラスチックで作られ、表面部3dおよび鏡板5を挟持
する鏡板挟持部3bが設けられるとともに、芯材突出部
1sを覆うためにモール凸部3aと、モール凸部3aの
根元から鏡板挟持部3bに向けてテーパー部3cが設け
られる。
【0009】図5のように、モール凸部3aの長さX1
は芯材突出部1sの長さとほぼ等しく、厚さは表面材2
の厚さとほぼ等しく、テーパー部3cはモール凸部3a
の根元から鏡板挟持部3bに向けてテーパー加工され、
芯材木口面1wに対して傾斜がついている。
【0010】このテーパー部3cにより、芯材突出部1
sが所定寸法通りに加工されなかった場合でも、所定寸
法との差をカバーできるものである。
【0011】また、図6のようにモール凸部3aの長さ
X2は芯材突出部1sの長さよりも長くてもよい。この
場合は図5に比べて、芯材木口面1wおよびテーパー部
3cの間に間隔が開くことになる。モール3は芯材突出
部1sを覆い、かつ表面材木口面2aとモール凸部3a
の木口面とが突き合わされるように、芯材突出部1sの
表裏面において接着剤、釘、ネジ、ステーブル等の手段
で芯材1に固定されている。
【0012】鏡板5の取り付けは、あらかじめ芯材1に
芯材突出部1sをモール凸部で覆うように、表裏いずれ
か一方のモール3を固定し、次に鏡板5を鏡板端部と芯
材突出部1sとの間に間隔を開けるようにステーブル6
で固定した後、他方のモール3を先と同様の方法で芯材
1に固定することにより、表裏一対のモール3,3で挟
持されるものである。
【0013】本実施例では、鏡板5を取り付けることを
想定して説明したが、鏡板5に限らずガラス、鏡等の取
り付けにも本発明を適用することができる。また本発明
は、パネル部材のほかにも引戸やドア、窓等の他のあら
ゆる戸部材にも使用可能なことは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上により、本発明は鏡板5を鏡板端部
と芯材突出部1sとを間隔を開けて固定することで、温
湿度変化に伴う鏡板5、枠体f等の寸法変化に対応で
き、外観上に反りやたわみが現出することを防止でき
る。また、テーパー部3cを設け、モール凸部3aの長
さを芯材突出部1sの長さより長くしたため、芯材1の
加工精度が多少悪くても芯材1へのモール3の固定を良
好に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 枠体fの正面図、
【図2】 表面材2を貼着した枠体fの正面図、
【図3】 鏡板5をモール3により固定したパネル構造
の正面図、
【図4】 芯材突出部1s部分の斜視図、
【図5】 鏡板5固定部の第1実施例の断面図、
【図6】 同じく第2実施例の断面図、
【図7】 モール3の断面図、
【図8】 枠体fと表面材2の分解斜視図、
【符号の説明】 f:枠体、1:芯材、1a:縦芯材、1b:横芯材、1
c:中芯材、1s:芯材突出部、1w:木口面、2:表
面材、2a:木口面、3:モール、3a:モール凸部、
3b:鏡板挟持部、3c:テーパー部、3d:表面部、
4:枠体開口部、4w:表面材開口部、5:鏡板、6:
ステーブル、7:釘、X1,X2:モール凸部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材により芯組みされた枠体の表裏面に
    表面材を貼着し、枠体の開口部内側に表裏面からモール
    で鏡板を挟持固定するパネル構造において、 枠体の開口部内側で芯材を表面材よりも突出させた芯材
    突出部を設け、 表面材の厚さとほぼ等しい厚さのモール凸部と、鏡板挟
    持部と、モール凸部の根元から鏡板挟持部に向けてテー
    パー部を持つモールを用い、 モール凸部で該芯材突出部の表裏面を覆うとともに、表
    面材木口面とモール凸部の木口面とを突き合わせる、こ
    とを特徴とするパネル構造。
  2. 【請求項2】 モールとしてモール凸部の長さが芯材突
    出部の長さとほぼ等しいものを用いる請求項1記載のパ
    ネル構造。
  3. 【請求項3】 鏡板を該鏡板端部と芯材木口面との間に
    間隔を開けるようにして取り付ける請求項1記載のパネ
    ル構造。
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