JPH07233674A - 框 材 - Google Patents

框 材

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JPH07233674A
JPH07233674A JP6431294A JP6431294A JPH07233674A JP H07233674 A JPH07233674 A JP H07233674A JP 6431294 A JP6431294 A JP 6431294A JP 6431294 A JP6431294 A JP 6431294A JP H07233674 A JPH07233674 A JP H07233674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
core
surface plate
plate
casing part
Prior art date
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Pending
Application number
JP6431294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sakakibara
均 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noda Corp
Original Assignee
Noda Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noda Corp filed Critical Noda Corp
Priority to JP6431294A priority Critical patent/JPH07233674A/ja
Publication of JPH07233674A publication Critical patent/JPH07233674A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】引戸、ドアなどに用いる框材の鏡板などの額縁
部を加飾する際に毛羽立ちなどを生じないで、美観を保
持すること。また、芯材へ額縁部を形成するため、やと
い実加工を省略し、框材の造作を簡単化すること。 【構成】表面板1dおよび芯材1a,1b,1cとでパ
ネルを形成し、その周縁部に額縁部xを設けた框材にお
いて、額縁部xがパネルを形成する表面板1dおよび芯
材1a自体に設けられ、かつ額縁部xを設けた芯材1a
および表面板1dが木質繊維板で作られたこと、および
ドア、引戸などに用いる場合は額縁部xに鏡板、ガラス
挿入溝yを設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】ドア、引戸、化粧パネルなどのパネルに用
いる框材。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のドア、引戸、化粧
パネルなどのパネルに用いる框材では、挽材、合板、集
成材、LVL、パーティクルボードなどの木質系基材を
縦芯材、横芯材として用い、表面板には主に合板、パー
ティクルボード等を用いていた。
【0003】しかし、表面板に材表面の目の粗い、合
板、パーティクルボード等を用いていたため、化粧紙、
塩ビシートなどの化粧材を表面板に貼着した際、合板の
道管部やパーティクルボードのチップ間の間隙部が化粧
材表面に凹凸となって浮き出てしまい、また額縁部への
加飾の際に毛羽立ちなどが生じ加工性が悪く、美観を損
ねる要因となっていた。
【0004】また、従来の框材でドア、引戸等の製造を
行なう際には、芯材へのやとい実加工、やといと鏡板の
固定、モールの取り付け等落とし込み部の鏡板の取り付
けのために、種々の細かい作業があり、コストダウンを
図ることができなかった。
【0005】
【解決すべき課題】引戸、ドアなどに用いる框材の鏡板
などの額縁部を加飾する際に毛羽立ちなどを生じない
で、美観を保持すること。
【0006】また、芯材へ額縁部を形成するため、やと
い実加工を省略し、造作を簡単にすること。
【0007】
【技術的手段】表面板1dおよび芯材1a,1b,1c
とでパネルを形成し、その周縁部に額縁部xを設けた框
材において、
【0008】額縁部xがパネルを形成する表面板1dお
よび芯材1a自体に設けられ、かつ該表面板1dおよび
芯材1aが木質繊維板で作られたこと、
【0009】およびドア、引戸、化粧パネルなどに用い
る場合は額縁部xを設けられた木口部に鏡板、ガラス挿
入溝yを設けたこと。
【0010】
【作用】額縁部xを設ける表面板1d、芯材が木質繊維
板で作られているため、切削や化粧材の貼着、塗装の仕
上がりがよく、加工性に優れている。
【0011】またドア、引戸などの框材として用いると
き、額縁部x、鏡板挿入溝yが表面板および芯材自体に
設けられているので、従来のように芯材へのやとい加
工、モールの取り付けが不要となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明框材の製法について説明する。
図1は本発明框素材1の平面図および斜視図を示す。図
2は図1(a)の框素材のフラッシュ状態におけるf2
−f2断面図である。
【0013】図1,図2において1は框素材、1aは内
側縦芯、1bは外側縦芯、1cは横芯、1dは表面板で
ある。本実施例では内側縦芯1aに木質繊維板を用い、
外側縦芯1b、横芯1cは木質繊維板あるいは木質繊維
板以外のたとえば挽板、合板、集成材、LVLなどを用
いてもよい。表面板1dは木質繊維板を用いる。
【0014】本発明框材は図3に示すように図2におけ
るフラッシュ状態の框材の額縁となる側面をモルダーな
どで削り加工し、表面板1dから内側縦芯1aにかけて
額縁部xを加飾する。必要に応じてドア、引戸などの鏡
板3の挿入溝yを形成する。
【0015】なお、額縁部xの形状や鏡板挿入溝yの深
さが、任意に変更できることは言うまでもない。次に、
図3の框材11の額縁部、表面板、木口面の表全面には
任意の化粧材2を施す。例えば化粧紙、塩ビシートを貼
着したり、塗装を行なうものである。
【0016】また挿入溝yを形成された時、該溝内にま
でシートを貼着する。更に化粧は額縁部、表面板を先に
施した後木口部の化粧を行なってもよい。
【0017】また、パネル、ドア等の上面と下面は施工
後には普段目に付かない部分であるので木口面への化粧
は省略してもよい。図4のように、縦の框材11の額縁
部xのうち横の框材11と固着される部分を削除し、鏡
板挿入溝yに鏡板3を挿入させるように、縦横の框材1
1,11をダボ、接着剤等で固着する。
【0018】以上の実施例は鏡板3を額縁部の鏡板挿入
溝yに挿入する場合について説明したが、その他ガラス
6を挿入する場合は、図6、図7のよに表裏いづれか一
方に額縁部xを、他方にモール4を設けることも考えら
れる。図6はモール4を取付ける前の内側縦芯1aの断
面図を示し、図7はガラス6をモール4で固定したとき
の断面図である。5はモール4を固定するため、縦芯1
aに打込む釘類である。このようにガラス6を額縁部x
に押当て、モール4で固定すればガラス交換を容易に行
なうことができる。なおモール4には化粧材2が図7の
ように施こされる。またガラス6に代えて鏡板について
も、同様にモール4で固定できる。額縁部は必ずしも内
側に形成されるものでなく、また、鏡板などの挿入溝は
第1発明では必須要件ではない。
【0019】
【発明の効果】
▲a▼ 表面板2、額縁部xが設けられる側の芯材は、
木質繊維板で構成されるため、切削や化粧材の貼着、塗
装等の仕上がりがよく、加工性にも優れている。
【0020】▲b▼ ドア、戸などの框材として使用す
る場合は、額縁部xおよび鏡板挿入溝yが框材自体に刻
設されているため、従来のように芯材へのやとい加工
や、モールの取り付けが不要となり、大幅な省力化を図
ることができる。
【0021】▲c▼ 框材の額縁部x、表面板1d、木
口面が同一の化粧材2を施すと、部分によって色が変わ
ることなく、見栄えの良い一体感のある製品が製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a):框素材1の平面図、 (b):同じく斜視図、
【図2】図1(a)の框素材のフラッシュ状態における
f2−f2断面図、
【図3】框材11の図2相当断面図、
【図4】本発明框材を框組みしたドアに用いた場合の分
解平面図、
【図5】化粧材を省略した框材11の斜視図、
【図6】表裏いずれか一方に額縁部xを、他方にモール
4を設けた場合のモール4を取付ける前の内側縦芯1a
部分の断面図、
【図7】同じくモール4取付け後の断面図。
【符号の説明】
1:框素材、1a:内側縦芯、1b:外側縦芯、1c:
横芯、1d:表面板、11:框材、x:額縁部、y:鏡
板挿入溝、2:化粧材、3:鏡板、4:モール、5:釘
類、6:ガラス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面板および芯材とでパネルを形成し、
    その周縁部に額縁部を設けた框材において、 額縁部がパネルを形成する表面板および芯材自体に設け
    られ、かつ、該表面板および芯材が木質繊維板で構成さ
    れたことを特徴とする框材。
  2. 【請求項2】 額縁部に設けられた木口部に鏡板、ガラ
    ス挿入溝を凹設したドア、引戸、化粧パネルなどに用い
    る請求項1記載の框材。
  3. 【請求項3】 表裏いずれか一方のみに額縁部を設け、
    他方はモールを設け、鏡板、ガラスをモールを外すこと
    により交換可能に取付ける請求項1記載の框材。
  4. 【請求項4】 額縁部、表面板、木口面の全表面を同一
    の化粧が施される請求項1ないし3のいずれか1に記載
    の框材。
JP6431294A 1994-02-24 1994-02-24 框 材 Pending JPH07233674A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08177327A (ja) * 1994-12-26 1996-07-09 Jiyuuken Sangyo:Kk 加飾部付シート貼り框
JP2002052650A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板及びそれを用いた化粧材並びに扉
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JP4119094B2 (ja) * 2001-01-15 2008-07-16 ニチハ株式会社 木質セメント板

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