JP2001149149A - キッチンキャビネット - Google Patents

キッチンキャビネット

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JP2001149149A
JP2001149149A JP33788699A JP33788699A JP2001149149A JP 2001149149 A JP2001149149 A JP 2001149149A JP 33788699 A JP33788699 A JP 33788699A JP 33788699 A JP33788699 A JP 33788699A JP 2001149149 A JP2001149149 A JP 2001149149A
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JP
Japan
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cabinet
panel
frame
kitchen
kitchen cabinet
Prior art date
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Pending
Application number
JP33788699A
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English (en)
Inventor
Masaki Hosoiri
正樹 細入
Yoshiko Kaihatsu
善子 開発
Hirokazu Yagi
洋和 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット全体の幅寸法を変えることな
く、設置される建て屋側に合わせた側面意匠への対応が
経済的に行えるようにしたキッチンキャビネットを提供
する。 【解決手段】 キャビネット1の左右の側板2,2の周
縁に装着した縁枠8内に周縁を挿嵌するように側板2の
外面側に、扉などと色柄を合わせた薄板状の化粧パネル
9を設けて、側板2の前面側の縁枠8aを取付ねじ10
で取外し可能に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチン
におけるフロアーキャビネット、ウォールキャビネット
(吊り戸棚キャビネット)、あるいは背の高いトールキ
ャビネットなど、キャビネットの左右側面に側板を有す
るキッチンキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種キッチンキャビネットに
おけるキャビネットの色は、一部の高級品を除いて白色
やグレーといった無難な色が用いられており、キャビネ
ットの前面に取付けられた扉の色との整合性を持たない
ものが一般的である。従って、キャビネットがダイニン
グキッチンなどのレイアウトでダイニングに面して調理
する方向に設置された場合、ダイニングとキッチンを行
き来するための通路に面したキャビネット側面が目に付
くため、意匠性の配慮からキャビネットの側面、すなわ
ち側板部分を扉などと色を合わせたいといった要望があ
る。
【0003】従来、このような場合の対応として一般的
には、図5に示すように、左右の側板22,22、天板
23、底板及び背板(図示省略)からなる前面開口のキ
ャビネット21における上記左右の側板22,22の外
面側に、キャビネット21の前面開口を覆う扉6と色柄
を合わせたサイドパネル30と称するパネル部材を重ね
合わせて、側板22,22に取付ける方法が採られてい
る。そして、このサイドパネル30の大きさは、取付け
るキッチンキャビネットがウォールキャビネット(吊り
戸棚キャビネット)の場合、このキャビネットの高さと
奥行に合わせた寸法で、厚さは木口面の仕上げなども考
慮して15〜20mm程度であり、また、フロアーキャ
ビネットの場合には、厚さは上記と同様の15〜20m
m程度で、フロアーキャビネットの上を覆うワークトッ
プの奥行とバックガードの高さまでを覆う寸法のものが
多い。さらに、その取付に際しては、サイドパネル30
をキャビネット21の側板22に予め固定してから建て
屋側に施工する場合と、作業者の一人が側板22上にサ
イドパネル30を保持して取付位置合わせをした状態で
他の作業者がキャビネット21の内側から4箇所程度取
付ねじを用いてねじ止め固定するようにしている。
【0004】しかしながら、従来の技術で述べたように
通常の構造としたキャビネット21の左右の側板22,
22の外面に、比較的厚さのあるサイドパネル30を更
に重ねて取付ける構造では、元のキッチンキャビネット
全体の幅寸法にサイドパネル30の厚さ分だけ幅方向の
寸法が増えることになって設計変更が生じる場合があ
り、また、その取付けにおいて、前者のサイドパネル3
0をキャビネット21の側板22に予め固定した場合に
はキャビネット重量にサイドパネル22分の重量が加わ
って全体重量が重くなり、結果としてキャビネットの取
り回しが困難となり、また、後者の作業者の一人がサイ
ドパネル30を所定の位置に保持した状態で他の作業者
がキャビネット21の内側から固定する方法では、施工
人数と施工時間が余計にかかって不経済である問題があ
る。さらには、製品側の問題として図5に示すようにサ
イドパネル30の前面木口面が正面側に露出するため、
この木口部分の意匠面を仕上げるために扉6の品揃えと
同じ種類だけの木口テープ30aを用意しなければなら
ず、不経済となる問題点も有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、キャビネッ
ト全体の幅寸法を変えることなく、設置される建て屋側
に合わせた側面意匠への対応が経済的に行えるようにし
たキッチンキャビネットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 (1)キャビネットの左右の側板の周縁に縁枠を額縁状
に装着し、上記側板の外面側に、周縁を上記縁枠内に挿
嵌して化粧パネルを設け、上記縁枠の一辺を取外し可能
に取付けてなるキッチンキャビネット。 (2)取外し可能の縁枠が、左右の側板の前面側に装着
される縁枠である上記(1)に記載のキッチンキャビネ
ット。
【0007】
【発明の実施の形態】キャビネットにおける左右の側板
は、予め天板、底板及び背板などと組み付けて前面を開
口する箱形形状に組み立てられ、その厚さは従来よりも
少し薄い11〜16mm程度とされる。また、側板の寸
法は、一般的にはキッチンキャビネットがウォールキャ
ビネット(吊り戸棚キャビネット)の場合で高さ500
〜900mm、奥行300〜650mm程度、フロアー
キャビネットの場合で高さ800〜1000mm、奥行
450〜750mm程度、食器戸棚などの背の高いトー
ルキャビネットの場合では高さ1800mm、奥行45
0〜750mm程度とされる。
【0008】上記キャビネットの左右の側板の周縁を覆
って額縁状に装着する縁枠は、アルミニウム又は塩化ビ
ニル樹脂などの押出し成形により略L字形やコの字形の
断面形状に形成され、後述する化粧パネルの表面側周縁
を覆うための垂下片部分の寸法は10mm程度とされ
る。なお、この化粧パネルが縁枠から出し入れができる
ように、側板の前面側の縁枠は取付ねじなどで側板に取
外しできるように取付けられる。
【0009】周縁を上記縁枠内に挿嵌して側板の外面側
に位置される化粧パネルは、厚さが4mm程度のMDF
ボード(中質繊維板)や合板などが用いられ、その表面
側の色柄は、一般的にはキャビネットの前面開口に開閉
自在として取付けられる扉の色柄に合わせたものとされ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るキッチンキャビネットの
実施例について図1及び図2を参照して説明し、また、
このキッチンキャビネットの使用者側での活用例につい
てを図3及び図4を参照して説明する。図1は本発明の
実施例によるキッチンキャビネットにおける化粧パネル
の取付けを示す分解斜視図、図2は図1に示したキッチ
ンキャビネットの組立て状態の斜視図である。
【0011】図1において、キャビネット1(吊り戸棚
キャビネット)は、左右の側板2,2(厚さ16m
m)、天板3、底板4及び背板5を組み付けて前面を開
口する形状に形成されており、キャビネット1の前面開
口には蝶番7により開閉自在として図2中に示す扉6が
取付けられる。上記の扉6を取付ける前に、キャビネッ
ト1の左右に位置する側板2,2の上下の木口面と背面
側の木口面及び表面側の周縁を覆うようにアルミニウム
の押出し成形によるL字形の縁枠8(厚み1.5mm)
を取付ねじにより側板2に取付ける。縁枠8の水平方向
の内寸法は、厚さ16mmの側板2の木口面を覆い、且
つ側板2の外面側と縁枠8の垂下片との間に後述する厚
さ4mmの化粧パネル9が、キャビネット1の前面側か
ら後で差し込める寸法に形成されている。
【0012】次に、表面側の色柄を図2中に示す扉6と
合わせたMDFボードからなる化粧パネル9(厚さ4m
m)を、この化粧パネル9の表面側を外側に向けた状態
で側板2の上下に装着した縁枠8の垂下片と側板2の外
面側との隙間に化粧パネル9の上下を宛って、キャビネ
ット1の奥行方向に向かって差し込んだ後、側板2の前
面側の木口面と化粧パネル9の木口面を覆う縁枠8a
を、取付穴8a1部分から取付ねじ10を挿通して側板
2の前面側の木口面に取付ける。
【0013】このようにキャビネット1の側板2の外面
側と縁枠8の垂下片との間に化粧パネル9を取付けた
後、図2に示すようにキャビネット1の前面側に扉6を
取付けることによって、キャビネット全体の幅寸法を変
えることなく、キャビネット1の側面側を前面側の扉6
などと色柄を合わせたキッチンキャビネットとすること
ができる。また、化粧パネル9は厚さも薄くて軽いた
め、キッチンキャビネットの設置現場での切断作業や取
付作業も簡単であり、作業者数の低減や作業時間の短縮
が可能となる。
【0014】左右の側板2,2の前面側に装着した縁枠
8aは取付ねじ10により取外し可能に取着しているた
め、上記化粧パネル9に代えて、使用者側で、例えば図
3(a)に示す写真や絵を貼ったパネル11や図3
(b)に示すホワイトボード11やマグネットボードに
入れ替えて使用したり、また、図4に示すキャビネット
1が背の高いトールキャビネットの場合には、姿見13
を入れて使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のキッチンキャビネットによれ
ば、側板の外面側に周縁を縁枠内に挿嵌して化粧パネル
を設けるとともに、縁枠の一辺を取外し可能に取着して
おり、キャビネット全体の幅寸法を変えることなく、設
置される建て屋側に合わせた側面意匠への対応が経済的
に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるキッチンキャビネットに
おける化粧パネルの取付けを示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すキッチンキャビネットの組立て状態
の斜視図である。
【図3】(a)及び(b)はそれぞれ図1及び図2に示
したキッチンキャビネットにおける使用者側での活用例
を示す斜視図である。
【図4】図3とは別の活用例を示すキッチンキャビネッ
ト(トールキャビネット)の例による斜視図である。
【図5】従来のサイドパネルを取付けたキッチンキャビ
ネットの斜視図である。
【符号の説明】
1.キャビネット 2.側板 3.天板 4.底板 5.背板 6.扉 7.蝶番 8.縁枠 8a.縁枠(前面側の縁枠) 8a1.取付穴 9.化粧パネル 10.取付ねじ 11.パネル 12.ホワイト
ボード 13.姿見(鏡) 21.キャビネ
ット 22.側板 23.天板 30.サイドパネル 30a.木口テー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 洋和 東京都板橋区板橋三丁目9番7号 日立化 成工業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 CA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの左右の側板の周縁に縁枠
    を額縁状に装着し、上記側板の外面側に、周縁を上記縁
    枠内に挿嵌して化粧パネルを設け、上記縁枠の一辺を取
    外し可能に取付けてなるキッチンキャビネット。
  2. 【請求項2】 取外し可能の縁枠が、左右の側板の前面
    側に装着される縁枠である請求項1に記載のキッチンキ
    ャビネット。
JP33788699A 1999-11-29 1999-11-29 キッチンキャビネット Pending JP2001149149A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233425A (ja) * 2001-02-13 2002-08-20 Cleanup Corp 化粧板の取付構造
JP2012005698A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Takara Standard Co Ltd キッチンキャビネット
CN109965575A (zh) * 2019-02-28 2019-07-05 肇庆市现代筑美家居有限公司 一种新型免漆板加厚工艺
JP7443215B2 (ja) 2020-10-06 2024-03-05 株式会社オカムラ 収納什器及び化粧板

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