JP2526552Y2 - 採光ドア - Google Patents

採光ドア

Info

Publication number
JP2526552Y2
JP2526552Y2 JP1989151404U JP15140489U JP2526552Y2 JP 2526552 Y2 JP2526552 Y2 JP 2526552Y2 JP 1989151404 U JP1989151404 U JP 1989151404U JP 15140489 U JP15140489 U JP 15140489U JP 2526552 Y2 JP2526552 Y2 JP 2526552Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface material
door
lighting
transmitting member
daylighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989151404U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0386988U (ja
Inventor
進 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1989151404U priority Critical patent/JP2526552Y2/ja
Publication of JPH0386988U publication Critical patent/JPH0386988U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2526552Y2 publication Critical patent/JP2526552Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、採光部を備えた採光ドアに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、第4図に示すように、採光部31を有した採
光ドア30がある。第4図のV-V断面図を第5図に示す。
図において、32はドア本体であり、芯材33に面材34,35
を貼って構成されており、中央には採光用の開口部36が
形成されている。37は表側額縁であり、タッカー38にて
ドア本体32に固定し、ガラス39をはめ込む(第6図参
照)。そして、裏側額縁40をドア本体32にビス41にて固
定する。なお、42は丁番である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の採光ドア30では、ガラス39を固定する際に、ド
ア本体32に額縁37,40を固定しなければならず、組立て
作業に手間がかかった。また、額縁37,40がドア本体32
の表面から出っ張るので外観が悪く、かつビス41も目ざ
わりであった。
そこで、実開昭48-4535号公報、実公昭53-048515号公
報,特公昭38-025639号公報に開示されたように、額縁
を用いずに、内外の枠体にて直にガラス板を挟持する窓
枠が提案されている。このように額縁を使用しないの
で、組立て作業が容易で、また出っ張りもなく、外観が
すっきりと仕上がる。
しかし、いずれの提案例においても、内外の枠体どう
しを単に接合しただけの中空の窓枠であり、充分な強度
が得られない。また、ガラス板の取付けにおいても、内
外の枠体どうしを接合しておき、その後、開口内周面の
溝にガラス板の外周縁を嵌合するものであって、作業が
し辛く、またガラス板を後付けするため、嵌合する溝に
もある程度のゆとりが必要となり、その分、ガラス板の
がたつきを防止するためのパッキンを介在させる必要が
生じ、組立て作業が困難になる。
したがって、この考案の目的は、組立てが容易で、外
観も優れ、また充分な強度を有すると共に、簡単な作業
で透光部材を安定して保持できる採光ドアを提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の採光ドアは、採光用開口部に透光部材を設
けたものであって、採光用開口部の内周面に沿って設け
た芯材と、この芯材の両面に設けられ採光ドアの外形と
略等しい大きさの表面材ならびに裏面材とを備え、表面
材ならびに裏面材が、採光ドアの表面または裏面を形成
する面部と、採光用開口部の内周面を形成し互いの対向
面どうしを当接固定した縁部とを外面が一平面となるよ
うに一体形成してなり、表面材ならびに裏面材の各縁部
の対向面に、透光部材の厚みと略等しい嵌合溝を形成す
る切欠を設け、透光部材の外周縁を嵌合溝に嵌合したこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の採光ドアによると、表面材および裏面材の
各縁部の切欠にて形成される嵌合溝に、透光部材の外周
縁を嵌合して取付けるので、従来のような額縁が不要と
なり、部材品種を削減でき、組立て作業の簡略化が図れ
る。また、表面材および裏面材が、採光ドアの外形と略
等しい大きさに形成され、しかも面部と縁部を外面が一
平面となるように一体形成してなり、出っ張りの無い美
感に優れた外観が得られる。また、表面材の切欠に透光
部材の外周縁を嵌合し、裏面材を嵌着させることによ
り、極めて容易に採光ドアを組み立てることができ、し
かも、表面材ならびに裏面材が、それぞれ面部と縁部か
らなり、各縁部にて芯材の開口側面を覆うようにして芯
材を挟み込み、芯材に沿って正確に表面材ならびに裏面
材を配設することができ、組立て作業性に優れる。ま
た、採光用開口部に沿って芯材を配設したので、充分な
強度が得られる。さらに、透光部材の厚みと略等しい嵌
合溝に、透光部材の外周縁を嵌合したので、嵌合溝にパ
ッキング等を介在させなくても保持が安定する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて
説明する。
第2図は採光ドア10の正面図を示しており、中央に採
光用開口部11が形成されている。第2図のI-I断面図を
第1図に示す。図1において、12,13は開口内周面14,15
を形成したMDF(中比重繊維板)製の成形品による表面
材および裏面材であり、採光ドア10の外形と略等しい大
きさに形成されている。表面材12ならびに裏面材13は、
採光ドア10の表面または裏面を形成する面部12a,13a
と、互いの対向面24,25を当接した縁部12b,13bとを外面
が一平面となるように一体形成してなる。縁部12b,13b
には、透光部材23と略等しい嵌合溝27(第3図)を形成
する切欠18,19が形成されている。また、表面材12なら
びに裏面材13の表面には、シート20,21が真空プレスに
て貼り付けられている。さらに、表面材12の裏面には、
芯材22が固設されている。
つぎに、採光ドア10の組立てについて説明する。ま
ず、第1図に示すように、表面材12の切欠18にガラス板
からなる透光部材23の外周縁を嵌合し、次いで第3図に
示すように、表面材12ならびに裏面材13の挟持部16,17
にて透光部材23の外周縁を挟持し、切欠18,19にて形成
される嵌合溝27に嵌合する。なお、表面材12ならびに裏
面材13の各縁部12b,13bの端面24,25どうしは接着剤26に
て接着固定する。
なお、採光用開口部11の上下の開口内周面にも同様に
して嵌合溝が形成され、透光部材23を嵌合する。
このように構成された採光ドア10によると、表面材12
および裏面材13の開口内周面14,15の各切欠18,19にて形
成される嵌合溝27に、透光部材23の外周縁を嵌合して取
付けるので、従来のような額縁が不要となり、組立て作
業が簡単に行える。
また、額縁が無く、外面が一平面である表面材12およ
び裏面材13にて透光部材23を挟持しているので、外面が
フラットに仕上がり、美感に優れる。しかも、採光ドア
10の表面に出っ張りが無いので、引戸として使用した場
合にも、開閉がスムースに行える。
また、表面材12の切欠18に透光部材23の外周縁を嵌合
し、裏面材13を嵌着させることにより、極めて容易に採
光ドアを組み立てることができる。また、表面材12およ
び裏面材13が、それぞれ面部12a,13aと縁部12b,13bから
なり、各縁部12b,13bにて芯材22の開口側面を覆うよう
にして芯材22を挟み込み、芯材22に沿って正確に表面材
12ならびに裏面材13を配設することができ、取付け作業
性に優れる。しかも、芯材22があらかじめ表面材12に固
定されているので、組立て作業性がより一層向上する。
また、採光用開口部11の内周面に沿って芯材22を設け
たので、強度に優れた採光ドア10を得ることができる。
また、透光部材23の厚みと略等しい嵌合溝27に、透光
部材23の外周縁を嵌合したものであり、嵌合溝27にパッ
キング等が介在しなくても、透光部材23ががたつかず、
部品点数の削減、ならびに簡単な作業での透光部材23の
保持の安定化を図ることができる。
さらに、表面材12および裏面材13は互いに接着剤26に
て固定されているので、従来のような片面がタッカー止
めで片面がビス止めというような裏表の違いはなく、外
見上はまったく同一であって、裏表のない採光ドア10を
提供でき、設置場所を選ばない。
なお、表面材12および裏面材13は木製の切削品であっ
てもよく、また透光部材23は透明のプラスチックス板で
あってもよい。
〔考案の効果〕
この考案の採光ドアによると、表面材および裏面材の
各縁部の切欠にて形成される嵌合溝に、透光部材の外周
縁を嵌合して取付けるので、従来のような額縁が不要と
なり、部材品種を削減でき、組立て作業の簡略化が図れ
る。また、表面材および裏面材が、採光ドアの外形と略
等しい大きさに形成され、しかも面部と縁部を外面が一
平面となるように一体形成してなり、出っ張りの無い美
感に優れた外観が得られる。また、表面材の切欠に透光
部材の外周縁を嵌合し、裏面材を嵌着させることによ
り、極めて容易に採光ドアを組み立てることができ、し
かも、表面材ならびに裏面材が、それぞれ面部と縁部か
らなり、各縁部にて芯材の開口側面を覆うようにして芯
材を挟み込み、芯材に沿って正確に表面材ならびに裏面
材を配設することができ、組立て作業性に優れる。ま
た、採光用開口部に沿って芯材を配設したので、充分な
強度が得られる。さらに、透光部材の厚みと略等しい嵌
合溝に、透光部材の外周縁を嵌合したので、嵌合溝にパ
ッキング等を介在させなくても保持が安定するという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解断面図、第2図はそ
の正面図、第3図はその部分断面図、第4図は従来例の
正面図、第5図は第4図のV-V断面図、第6図はその部
分分解断面図である。 10……採光ドア、11……採光用開口部、12……表面材、
13……裏面材、12a,13a……面部、12b,13b……縁部、1
4,15……開口内周面、18,19……切欠、22……芯材、23
……透光部材、24,25……対向面、27……嵌合溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】採光用開口部に透光部材を設けた採光ドア
    であって、 前記採光用開口部の内周面に沿って設けた芯材と、この
    芯材の両面に設けられ採光ドアの外形と略等しい大きさ
    の表面材ならびに裏面材とを備え、 前記表面材ならびに裏面材が、採光ドアの表面または裏
    面を形成する面部と、前記採光用開口部の内周面を形成
    し互いの対向面どうしを当接固定した縁部とを外面が一
    平面となるように一体形成してなり、 前記表面材ならびに裏面材の各縁部の対向面に、前記透
    光部材の厚みと略等しい嵌合溝を形成する切欠を設け、 前記透光部材の外周縁を前記嵌合溝に嵌合したことを特
    徴とする採光ドア。
JP1989151404U 1989-12-25 1989-12-25 採光ドア Expired - Lifetime JP2526552Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151404U JP2526552Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 採光ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989151404U JP2526552Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 採光ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0386988U JPH0386988U (ja) 1991-09-03
JP2526552Y2 true JP2526552Y2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=31697706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989151404U Expired - Lifetime JP2526552Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 採光ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2526552Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484535U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19
JPS5348515U (ja) * 1976-09-28 1978-04-24
JPS5967492U (ja) * 1982-10-28 1984-05-07 ナショナル住宅産業株式会社 ガラス板用枠材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0386988U (ja) 1991-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2526552Y2 (ja) 採光ドア
JP3202645B2 (ja)
JP4114865B2 (ja) パネル構造
JPS6035748Y2 (ja) 玄関扉
JP3023666B2 (ja) 鏡板及びモールの取り付け構造
WO2023074181A1 (ja) 戸パネル
JP3133012B2 (ja)
JPH0728390Y2 (ja) 小窓付きドア
JPS6346621Y2 (ja)
JP4402788B2 (ja) 引戸用通し引手部材
JPH0135913Y2 (ja)
JPH077515Y2 (ja) 化粧板付型材同士の接合部の構造
JP2532725Y2 (ja) 引 戸
JPS6341509Y2 (ja)
JP3018085U (ja) 框組ドアの構造
JP2749426B2 (ja) パネルドアとその製造方法
JPH08246755A (ja) 装飾板
JPH11241573A (ja) 家具用扉
JPS6123591Y2 (ja)
JPS642077Y2 (ja)
JP2896630B2 (ja) モール構造
JPS6017512Y2 (ja) ドアパネル
JP2001003648A (ja) 扉の構造
JP2549604B2 (ja) 化粧縁材及びそれを使用した枠体の組立方法
JP2003027849A (ja) 積層型ボード