JP2896630B2 - モール構造 - Google Patents
モール構造Info
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- JP2896630B2 JP2896630B2 JP7822194A JP7822194A JP2896630B2 JP 2896630 B2 JP2896630 B2 JP 2896630B2 JP 7822194 A JP7822194 A JP 7822194A JP 7822194 A JP7822194 A JP 7822194A JP 2896630 B2 JP2896630 B2 JP 2896630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- glass
- holding
- holding member
- opening
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア、引戸などの戸部
材の開口部にガラス、鏡板等を固定する場合に用いるモ
ールに関する。
材の開口部にガラス、鏡板等を固定する場合に用いるモ
ールに関する。
【０００２】
【従来技術】一般に、戸部材ｂの開口部にガラス１０３
を取り付ける場合には、図１のように、まず開口部の内
側に表裏面いずれか一方から釘、ネジ等の手段でモール
１０１を戸部材に固定し、プラスチック、ゴム等の比較
的柔らかい素材で作られた留め具１０２にガラス１０３
を嵌合させ、次に該ガラス１０３の位置決めをし、該留
め具１０２をモール１０１の保持面１０１ａにステープ
ル、フィニッシュネイルなどで固定し、モール１０１を
先に取り付けた時と反対側から開口部内側面に同様に固
定し、戸部材ｂにガラス１０３等を固定する方法をとっ
ている。
を取り付ける場合には、図１のように、まず開口部の内
側に表裏面いずれか一方から釘、ネジ等の手段でモール
１０１を戸部材に固定し、プラスチック、ゴム等の比較
的柔らかい素材で作られた留め具１０２にガラス１０３
を嵌合させ、次に該ガラス１０３の位置決めをし、該留
め具１０２をモール１０１の保持面１０１ａにステープ
ル、フィニッシュネイルなどで固定し、モール１０１を
先に取り付けた時と反対側から開口部内側面に同様に固
定し、戸部材ｂにガラス１０３等を固定する方法をとっ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は戸部材の製造や施工後のガラスなどの交換の際、ガラ
ス１０３をモール１０１に固定するために、これらは留
め具１０２を嵌合させ、モール１０１にステープルなど
で留め具を固定するという工程があり、作業性が悪く能
率的な方法であるとは言えなかった。
は戸部材の製造や施工後のガラスなどの交換の際、ガラ
ス１０３をモール１０１に固定するために、これらは留
め具１０２を嵌合させ、モール１０１にステープルなど
で留め具を固定するという工程があり、作業性が悪く能
率的な方法であるとは言えなかった。
【０００４】また、煩雑な工程であったため、留め具１
０２によるガラス１０３の固定はモール１０１の全長全
てにわたって行なわれるのではなく、任意の所どころの
位置で行なわれているに過ぎず、保持力が十分でなく、
完成後にガラス１０３の位置がずれてしまうという問題
もあった。
０２によるガラス１０３の固定はモール１０１の全長全
てにわたって行なわれるのではなく、任意の所どころの
位置で行なわれているに過ぎず、保持力が十分でなく、
完成後にガラス１０３の位置がずれてしまうという問題
もあった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】戸部材の開口部にガラ
ス、鏡板等を固定するモールにおいて、該モールの保持
面にガラス、鏡板等を挟持するＬ型の挟持部材を、戸部
材の開口部内側面とＬ型の挟持部材との間に空間が生ず
るように設けられたモール構造。
ス、鏡板等を固定するモールにおいて、該モールの保持
面にガラス、鏡板等を挟持するＬ型の挟持部材を、戸部
材の開口部内側面とＬ型の挟持部材との間に空間が生ず
るように設けられたモール構造。
【０００６】
【構成の説明】本発明の一実施例を図面に基き説明す
る。図２は、ガラス３が本発明のモール１によって、戸
部材ｂに固定されている状態を示している。
る。図２は、ガラス３が本発明のモール１によって、戸
部材ｂに固定されている状態を示している。
【０００７】１は、モールであり、モール本体の材質は
無垢の木材、合板、ファイバーボード、パーティクルボ
ード、ＬＶＬ、集成材等の木質系基材でも良いし、プラ
スチックなどの合成樹脂他の一般にモールとして用いら
れるものであれば、何を用いてもよい。また、モール表
面は、突板、化粧紙、塩ビシート等の表面化粧材を貼
着、あるいは塗装等の手段で任意に化粧が施される。
無垢の木材、合板、ファイバーボード、パーティクルボ
ード、ＬＶＬ、集成材等の木質系基材でも良いし、プラ
スチックなどの合成樹脂他の一般にモールとして用いら
れるものであれば、何を用いてもよい。また、モール表
面は、突板、化粧紙、塩ビシート等の表面化粧材を貼
着、あるいは塗装等の手段で任意に化粧が施される。
【０００８】２は、Ｌ型の挟持部材であって、ガラス３
を挟持するための軟質塩ビ、ゴム、プラスチックなどの
柔らかい素材で構成される突起状物がモール１の保持面
１ａに設けられている。また、挟持部材２の断面形状は
図２のように略Ｌ字形にしてガラス３の角部を挟持す
る。さらに、該挟持部材２表面に細かい凹凸を付けれ
ば、凹凸がガラスのずれを防止し、保持力が一層増すも
のである。
を挟持するための軟質塩ビ、ゴム、プラスチックなどの
柔らかい素材で構成される突起状物がモール１の保持面
１ａに設けられている。また、挟持部材２の断面形状は
図２のように略Ｌ字形にしてガラス３の角部を挟持す
る。さらに、該挟持部材２表面に細かい凹凸を付けれ
ば、凹凸がガラスのずれを防止し、保持力が一層増すも
のである。
【０００９】この挟持部材２は、モール１本体と一体成
形してもよいし、モール１本体と一体成形できない場
合、例えば、モール１本体が木質基材で構成され、挟持
部材２が軟質塩ビで構成される場合などはモール１本体
と挟持部材２を接着剤、ステープル等の手段で固着して
もよい。
形してもよいし、モール１本体と一体成形できない場
合、例えば、モール１本体が木質基材で構成され、挟持
部材２が軟質塩ビで構成される場合などはモール１本体
と挟持部材２を接着剤、ステープル等の手段で固着して
もよい。
【００１０】該挟持部材２は、戸部材ｂの開口部内側面
との間に空間ｓが生ずるように設けられる。またモール
１の保持面全長にわたって設けられるのが望ましいが、
止むを得ない場合は任意の位置の所どころに設けてもよ
い。
との間に空間ｓが生ずるように設けられる。またモール
１の保持面全長にわたって設けられるのが望ましいが、
止むを得ない場合は任意の位置の所どころに設けてもよ
い。
【００１１】ここで、ガラス３の戸部材ｂへの実際の取
り付け方法を説明する。、まず初めに、開口部内側全
周にわたって、表裏いずれかから釘、ネジ等により、モ
ール１を戸部材ｂに固定する。、次に、モール１の挟
持部材２にガラス３面を当接するように位置決めをす
る。
り付け方法を説明する。、まず初めに、開口部内側全
周にわたって、表裏いずれかから釘、ネジ等により、モ
ール１を戸部材ｂに固定する。、次に、モール１の挟
持部材２にガラス３面を当接するように位置決めをす
る。
【００１２】、そして、該モール１の保持面１ａでガ
ラス３を表裏両面からはさみ込む形で、該モール１を前
記の場合と反対の側面から、釘、ネジ等でモール１を
開口部内側に固定しガラス３を戸部材に取り付ける。
ラス３を表裏両面からはさみ込む形で、該モール１を前
記の場合と反対の側面から、釘、ネジ等でモール１を
開口部内側に固定しガラス３を戸部材に取り付ける。
【００１３】なお、本実施例では戸の開口部内にガラス
３を取り付けることを想定して説明しているが、ガラス
３に限らず、鏡板、装飾板、鏡等の部材の取り付けに用
いることもできる。また、モール１および保持面１ａの
形状は本実施例に挙げたものに限定されるのではなく、
必要に応じて形状が変更されたものが種々考えられるこ
とは言うまでもない。
３を取り付けることを想定して説明しているが、ガラス
３に限らず、鏡板、装飾板、鏡等の部材の取り付けに用
いることもできる。また、モール１および保持面１ａの
形状は本実施例に挙げたものに限定されるのではなく、
必要に応じて形状が変更されたものが種々考えられるこ
とは言うまでもない。
【００１４】
【発明の効果】以上の構成を採用することによって、戸
部材の製造時および施工後のガラス３交換時における、
ガラス３に留め具を嵌合させる工程と該留め具をモール
に固定する２つの煩雑な工程が省略でき、作業性がよく
なり戸部材を安価に提供することができる。
部材の製造時および施工後のガラス３交換時における、
ガラス３に留め具を嵌合させる工程と該留め具をモール
に固定する２つの煩雑な工程が省略でき、作業性がよく
なり戸部材を安価に提供することができる。
【００１５】また、Ｌ型挟持部材１ｂをモール１全周に
設けることにより、モール１のガラス３、鏡板などの保
持力を向上し、ガラス３、鏡板などの位置ずれを防止
し、かつ密閉性が向上でき、完成した戸部材の品質を良
くすることができる。
設けることにより、モール１のガラス３、鏡板などの保
持力を向上し、ガラス３、鏡板などの位置ずれを防止
し、かつ密閉性が向上でき、完成した戸部材の品質を良
くすることができる。
【図１】 従来のガラスなどの取り付け部の断面図、
【図２】 本発明の挟持部の断面形状を略Ｌ字状とした
場合の実施例の断面図、
場合の実施例の断面図、
１：モール、１ａ：保持面、２：挟持部材、３：ガラ
ス、ｂ：戸部材、ｓ：空間、１０１：従来例のモール、
１０１ａ：従来例の保持面、１０２：留め具、１０３：
従来例のガラス。
ス、ｂ：戸部材、ｓ：空間、１０１：従来例のモール、
１０１ａ：従来例の保持面、１０２：留め具、１０３：
従来例のガラス。
Claims (1)
- 【請求項１】 戸部材の開口部にガラス、鏡板等を固定
するモールにおいて、該モールの保持面にガラス、鏡板
等を挟持するＬ型の挟持部材を、戸部材の開口部内側面
とＬ型の挟持部材との間に空間が生ずるように設けられ
たことを特徴とするモール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7822194A JP2896630B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | モール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7822194A JP2896630B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | モール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07247764A JPH07247764A (ja) | 1995-09-26 |
| JP2896630B2 true JP2896630B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=13656003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7822194A Expired - Lifetime JP2896630B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | モール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2896630B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6047979B2 (ja) * | 2012-07-26 | 2016-12-21 | 株式会社イトーキ | ドア窓の取付装置 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP7822194A patent/JP2896630B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07247764A (ja) | 1995-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 11 |
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Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 15 |
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