JP2002256688A - 室内造作材取付構造 - Google Patents

室内造作材取付構造

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JP2002256688A
JP2002256688A JP2001053542A JP2001053542A JP2002256688A JP 2002256688 A JP2002256688 A JP 2002256688A JP 2001053542 A JP2001053542 A JP 2001053542A JP 2001053542 A JP2001053542 A JP 2001053542A JP 2002256688 A JP2002256688 A JP 2002256688A
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Yoshiyuki Murashima
義行 村嶋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な施工で取付強度が確保され、施工仕上
がり外観も良好となる室内造作材取付構造を提供する。 【解決手段】 複数の角部1を有する芯部材2をその表
側から挿通される頭部3を有した固着具4で室内面5に
対して取着固定し、芯部材2の角部1に対応する位置に
折曲自在部6を有する表装部材7をこの折曲自在部6で
折曲して芯部材2の表側外面に沿わせ、同表側外面に固
着具4を覆うように表装部材7を接着固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長押、回り縁、巾
木等の室内用造作材を壁面、天井面等の室内面に取り付
け固定してなる室内造作材取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4、5に示す如く、木質の
長押である室内用造作材14を和室内壁面である室内面5
に取着固定してなる室内造作材取付構造は知られてい
る。図4に示されるものにおいては、室内用造作材14の
裏面に接着剤S2を塗布し、該接着剤S2を介して同室内用
造作材14を室内面5に接着し、更に、該室内用造作材14
の表側からタッカーのような隠し釘11を打ち込んで同室
内面5に対して取着固定している。この場合、接着剤S2
だけでは上下にずれ動き易くて固定が不十分であるとい
うことで、隠し釘11を打ち込んでいるものであり、該隠
し釘11を用いることで、室内用造作材14の表側に同隠し
釘11ができるだけ露出しないようにして、見栄えを良く
しようとしている。
【0003】又、図5に示されるものにおいては、ベー
ス材15をその表側から固着具4を打ち込んで室内面5に
対して固定し、室内用造作材14を同ベース材15に嵌合取
着している。この場合、固着具4は頭部3を有する打ち
込み釘であり、該頭部3で室内用造作材14が室内面5に
対し押圧されて、該室内面5に同室内用造作材14は強固
に取着固定される。そして、ベース材15の表面には凸起
条16が突設され、室内用造作材14の裏面にはあり溝17が
形成されており、該あり溝17を同凸起条16に側方から水
平方向にスライド嵌合させることで、同室内用造作材14
はベース材15に対して接着剤を用いることなく簡単に嵌
合取着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、取付強度や施工仕上がり外観等の
面で次のような問題があった。すなわち、図4に示され
るものにあっては、隠し釘11の打ち込み跡が室内用造作
材14の表側に現出して、施工仕上がり外観はどうしても
悪くなってしまう。しかも、隠し釘11には頭部3が存在
せず、該隠し釘11では室内用造作材14が室内面5に対し
て強く押圧されないので、十分な取着強度は得られな
い。
【0005】他方、図5に示されるものにあっては、接
着剤を用いないという点では施工が簡単であるものの、
あり溝17を凸起条16に側方から水平方向にスライド嵌合
させなければならず、該嵌合作業は難しいく作業スペー
スも要し、この点で取付施工が困難なものである。しか
も、あり溝17と凸起条16との嵌合だけでは、相互にずれ
動き易くガタツキもあって十分な取着強度が得られな
い。又、ベース材15が木質でない押出成型品であり、室
内用造作材14とは異質の別部材となって、該別部材分の
大きなコストアップとなり、該ベース材15の上下縁部分
が同室内用造作材14の裏側上下に露出して、施工仕上が
り外観も良くない。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、簡
単な施工で取付強度が確保され、施工仕上がり外観も良
好となる室内造作材取付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
室内造作材取付構造は、断面形状で複数の角部を有する
長尺の芯部材を、該芯部材の表側から挿通される打ち込
み釘やネジ釘のような頭部を有する固着具で、室内面に
対して取着固定し、前記芯部材の角部に対応する位置に
折曲自在部を有する表装部材を、該折曲自在部で折曲し
て同芯部材の表側外面に沿わせ、該表側外面に前記固着
具を覆うように同表装部材を接着固定してなる。
【0008】したがって、この場合、頭部を有する固着
具で芯部材は室内面に対し押圧されて強固に取着固定さ
れ、しかも、表装部材が折曲自在部で折曲されて同芯部
材の表側外面に沿わされて接着固定されるので、同表装
部材及び芯部材は相互にずれ動かないよう確実に固着さ
れた状態で前記室内面に対してもずれ動かないよう固定
されて、十分な取付強度が確保される。又、その際、室
内面に対し芯部材を手前側から固着具で取着固定し、該
芯部材に対しても手前側から表装部材を接着固定して、
一般的な固定方法で簡単に取付施工することができる。
更に、表装部材が芯部材の表側外面に沿って接着固定さ
れることで、同芯部材と共に固着具も覆い隠されて露出
せず、施工仕上がり外観は良好に納まる。
【0009】本発明の請求項2記載の室内造作材取付構
造は、上記請求項1記載の室内造作材取付構造におい
て、表装部材の裏面に断面略V字状で長手方向の切溝を
形成して該切溝の底部分を折曲自在部となしたことを特
徴とする。
【0010】したがって、この場合は特に、断面略V字
状で長手方向の切溝の底部分が折曲自在部となるので、
該折曲自在部のみを薄肉として表装部材の他の部位は厚
肉とすることができ、同表装部材は強固となって表面を
叩いた際の質感も得られ、表面強度が確保される。又、
表装部材が木質板で形成されていると、切溝は切削加工
によって簡単に形成され、最適なものとなる。
【0011】本発明の請求項3記載の室内造作材取付構
造は、上記請求項2記載の室内造作材取付構造におい
て、切溝内に塗布される接着剤を硬化させることで折曲
自在部を芯部材の角部に対応する角度で折曲固化した状
態となし、該折曲自在部が折曲固化された状態で表装部
材を同芯部材の表側外面に接着固定したことを特徴とす
る。
【0012】したがって、この場合は特に、製造工場等
で予め、切溝内に塗布される接着剤を硬化させることで
折曲自在部を芯部材の角部に対応する角度で折曲固化し
た状態とすることができ、そうすることで、施工現場で
は、同折曲自在部が折曲固化された状態で表装部材を同
芯部材の表側外面に接着固定することができるようにな
って、取付施工は簡略化される。しかも、取付施工の
際、折曲固化された状態にある表装部材を芯部材の表側
に嵌合するようにずれなく容易に接着固定することがで
き、接着剤の硬化中に同表装部材を保持しておく必要も
なっなって、取付施工はより簡単となる。
【0013】本発明の請求項4記載の室内造作材取付構
造は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の室内造
作材取付構造において、芯部材の表側外面に固着具の頭
部が納まる凹所を形成したことを特徴とする。
【0014】したがって、この場合は特に、固着具の頭
部が凹所内に納まって芯部材の表側外面から突出しなく
なり、該表側外面には表装部材を支障なく接着固定する
ことができる。それ故に、頭部の大きな固着具を使用す
ることができ、そうすることで、該固着具により芯部材
は室内面に対し確実に押圧されてより強固に取着固定さ
れる。
【0015】本発明の請求項5記載の室内造作材取付構
造は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の室内造
作材取付構造において、表装部材の端縁部分の表側に凹
段部を形成し、該凹段部に表側から挿通される隠し釘で
同表装部材の端縁部分を芯部材に固着したことを特徴と
する。
【0016】したがって、この場合は特に、表装部材の
端縁部分が芯部材に隠し釘で固着されるので、該芯部材
から同表装部材の端縁部分は剥離しないよう確実に接着
固定される。しかも、表装部材の端縁部分の表側に形成
される凹段部に隠し釘が挿通されるものであるため、該
隠し釘は同表側で目立たず、良好な施工仕上がり外観に
支障を来さない。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の室内
造作材取付構造は、断面形状で複数の角部1を有する長
尺の芯部材2を、該芯部材2の表側から挿通される打ち
込み釘やネジ釘のような頭部3を有する固着具4で、室
内面5に対して取着固定し、前記芯部材2の角部1に対
応する位置に折曲自在部6を有する表装部材7を、該折
曲自在部6で折曲して同芯部材2の表側外面に沿わせ、
該表側外面に前記固着具4を覆うように同表装部材7を
接着固定してなる。なお、該実施形態の室内造作材取付
構造は長押として施工されるもので、和室内壁面である
室内面5に設けられる。
【0018】該実施形態の室内造作材取付構造では、表
装部材7の裏面に断面略V字状で長手方向の切溝8を形
成して該切溝8の底部分を折曲自在部6となしている。
この場合、図2に示す如く、切溝8内に塗布される接着
剤S1を硬化させることで折曲自在部6を芯部材2の角部
1に対応する角度で折曲固化した状態となし、該折曲自
在部6が折曲固化された状態で表装部材7を同芯部材2
の表側外面に接着固定している。又、芯部材2の表側外
面に固着具4の頭部3が納まる凹所9を形成しており、
更には、表装部材7の端縁部分の表側に凹段部10を形成
し、該凹段部10に表側から挿通される隠し釘11で同表装
部材7の端縁部分を前記芯部材2に固着してもいる。
【0019】芯部材2は断面縦長の長方形状で、合板、
木質繊維板、合成樹脂発泡体等で形成される。芯部材2
の表側外面に形成される凹所9は円形状の穴で、同表側
外面の上下に対に且つ長手方向に複数対配設されてい
る。凹所9の径寸法及び深さ寸法は、固着具4の頭部3
の径寸法及び高さ寸法よりも大きく設定される。固着具
4は打ち込み釘であり、凹所9の底面から芯部材2を貫
通して室内面5に打ち込まれる。その際、芯部材2の裏
面に接着剤S2を塗布し、該接着剤S2を介して同芯部材2
を室内面5に接着し、該接着剤S2の硬化前の仮固定状態
で、同芯部材2を手で保持することなく容易に固着具4
を打ち込むことができる。
【0020】これにより、芯部材2は接着剤S2と固着具
4とで、室内面5にガタツキなくずれ動かないよう安定
状態で固定される。なお、前記固着具4は木槌、金槌等
で打ち込まれる打ち込み釘であるが、ドライバーでねじ
込まれるビス、ネジ釘等の固着具4を使用しても良い。
又、前記固着具4は凹所9の底面から打ち込まれるもの
であるが、該凹所9の底面から芯部材2の裏面に至って
貫通する下孔を予め同芯部材2に穿設しておいて、該下
孔に同固着具4を挿通するようになすこともできる。
【0021】表装部材7は基板12の表面に化粧材13を貼
着して形成され、該化粧材13はツキ板、合成樹脂シート
等でなり、同基板12は合板、MDF等でなる。その際、
基板12の端縁部分の表側に切欠状の段部を形成し、該段
部表面に沿って化粧材13を貼着することで、同段部の部
位が凹段部10とされる。基板12の裏面には化粧材13の近
傍にまで至る程度の深さ寸法となる切溝8が形成され、
該切溝8は同基板12の裏面に切削加工が施されて刻設さ
れる。切溝8は前記芯部材2の表側の両角部1と対応す
る位置に配設され、基板12の裏面に長手方向全長にわた
って並設形成される。
【0022】そして、製造工場等で予め、前記表装部材
7は両折曲自在部6で折曲固化されて断面略コ字型とな
る。その際、展開状態にある表装部材7の両切溝8に接
着剤S1を注入充填し、該表装部材7を前記芯部材2の表
側外面に対応するように両折曲自在部6で各々略直角に
折曲し、同接着剤S1を硬化させることで、同表装部材7
は断面略コ字型に折曲固化された状態となる。施工現場
では、前記室内面5に取着固定された芯部材2の表側外
面に、図2に示す如く、断面略コ字型となった表装部材
7が手前側から嵌合取着される。
【0023】その際、芯部材2の表側外面、表装部材7
の裏側内面のいずれか一方或いは両方に接着剤S3が塗布
され、硬化された同接着剤S3を介して同表装部材7は同
芯部材2の表側外面に接着固定される。その後、表装部
材7の上端面後側に位置する前記凹段部10の底面にタッ
カー等の隠し釘11を打ち込むことで、同表装部材7が芯
部材2に確実に固定されて取付施工は完了する。この状
態では、芯部材2の前面及び上下両側面の表側外面全体
が表装部材7で覆われ、それと共に同表側外面の凹所9
及び該凹所9内に納まる固着具4の頭部3は塞ぎ隠され
る。又、隠し釘11は後側の凹段部10内に目立たないよう
に納まって、外観良好に仕上がる。
【0024】したがって、該実施形態の室内造作材取付
構造においては、頭部3を有する固着具4で芯部材2は
室内面5に対し押圧されて強固に取着固定され、しか
も、表装部材7が折曲自在部6で折曲され同芯部材2の
表側外面に沿わされて接着剤S3を介し接着固定されるの
で、同表装部材7及び芯部材2は相互にずれ動かないよ
う確実に固着された状態で前記室内面5に対してもずれ
動かないように固定されて、十分な取付強度が確保され
る。
【0025】又、その際、室内面5に対し芯部材2を手
前側から固着具4で取着固定し、該芯部材2に対しても
手前側から表装部材7を接着固定して、釘打ち、接着と
いう一般的な固定方法で簡単に取付施工することができ
る。更に、表装部材7が芯部材2の表側外面に沿って接
着固定されることで、同芯部材2と共に固着具4も覆い
隠されて露出せず、施工仕上がり外観は良好に納まる。
【0026】又、該実施形態の室内造作材取付構造にお
いては、断面略V字状で長手方向の切溝8の底部分が折
曲自在部6となるので、該折曲自在部6のみを薄肉とし
て表装部材7の他の部位は厚肉とすることができ、同表
装部材7は強固となって表面を叩いた際の質感も得ら
れ、表面強度が確保される。又、表装部材7が木質板で
形成されているので、切溝8は切削加工によって簡単に
形成され、木質感を有して和風室内用として最適なもの
となる。
【0027】この場合、製造工場等で予め、切溝8内に
塗布される接着剤S1を硬化させることで折曲自在部6を
芯部材2の角部1に対応する角度(略直角)で折曲固化
した状態とすることができ、そうすることで、施工現場
では、同折曲自在部6が折曲固化された状態で表装部材
7を同芯部材2の表側外面に接着固定することができる
ようになって、取付施工は簡略化される。しかも、取付
施工の際には、折曲固化された状態にある表装部材7を
芯部材2の表側に手前側から嵌合するようにずれなく容
易に接着固定することができ、接着剤S3の硬化中に同表
装部材7を保持しておく必要もなっなって、取付施工は
より簡単に行われる。
【0028】更に、該実施形態の室内造作材取付構造に
おいては、固着具4の頭部3が凹所9内に納まって芯部
材2の表側外面から突出しないので、該表側外面には表
装部材7を支障なく接着固定することができる。それ
故、頭部3の大きな固着具4を使用することができ、そ
うすることで、該固着具4により芯部材2は室内面5に
対し確実に押圧されてより強固に取着固定される。
【0029】又、該実施形態の室内造作材取付構造にお
いては、表装部材7の端縁部分が芯部材2に隠し釘11で
固着されるので、該芯部材2から同表装部材7の端縁部
分は剥離しないよう確実に接着固定される。しかも、表
装部材7の端縁部分の表側に形成される凹段部10に隠し
釘11が挿通されるものであるため、該隠し釘11は同表側
で目立たず、良好な施工仕上がり外観に支障を来さな
い。
【0030】図3は、本発明の請求項1、2、4、5に
対応する別の実施形態を示し、該実施形態の室内造作材
取付構造は、施工現場において、表装部材7をその折曲
自在部6で折曲し芯部材2の表側外面に沿わせて該表側
外面に接着固定するものである。すなわち、この場合、
展開状態にある表装部材7の裏面全体に(切溝8の内面
にも)接着剤S3を塗布し、芯部材2の前面に同表装部材
7の中程部位を押し当てると共に、該表装部材7の上下
部位を内側に折曲して同芯部材2の上下両側面に押し当
てることで、該芯部材2の表側外面に沿わせ同表装部材
7を接着固定している。そして、表装部材7の上端面後
側に位置する凹段部10の底面に隠し釘11を打ち込むこと
で、取付施工は完了する。なお、それ以外は、上記実施
形態と同様に構成され、請求項4に係る以外の作用効果
が同上記実施形態におけると同様に奏される。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の室
内造作材取付構造においては、表装部材及び芯部材の室
内面に対する取付強度が十分に確保され、その際、手前
側から一般的な固定方法で簡単に取付施工することもで
き、しかも、同芯部材と共に固着具は覆い隠され、施工
仕上がり外観が良好に納まる。
【0032】又、本発明の請求項2記載の室内造作材取
付構造においては、特に、表装部材が厚肉となり強固な
質感も得られて表面強度は確保され、又、同表装部材が
木質板で形成されているときに切溝は切削加工で簡単に
形成されて最適となる。
【0033】又、本発明の請求項3記載の室内造作材取
付構造においては、特に、折曲自在部を所定角度に予め
折曲固化した状態とすることで取付施工が簡略化され、
しかも、その際、表装部材は嵌合するように接着固定さ
れ、接着剤の硬化中に同表装部材を保持しておく必要も
なっなって、取付施工がより簡単となる。
【0034】又、本発明の請求項4記載の室内造作材取
付構造においては、特に、固着具の頭部が凹所内に納ま
って芯部材の表側外面には表装部材を支障なく接着固定
することができ、それ故、該芯部材を頭部の大きな同固
着具を用いてより強固に取着固定することもできる。
【0035】又、本発明の請求項5記載の室内造作材取
付構造においては、特に、芯部材に表装部材の端縁部分
が剥離しないよう確実に接着固定され、しかも、隠し釘
は凹段部で目立たず、良好な施工仕上がり外観に支障を
来さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である室内造作材取付構造
を示す断面図。
【図2】同室内造作材取付構造の施工状態を示す分解斜
視図。
【図3】別の実施形態である室内造作材取付構造を示す
分解断面図。
【図4】従来例である室内造作材取付構造を示す断面
図。
【図5】別の従来例である室内造作材取付構造を示す断
面図。
【符号の説明】
1 角部 2 芯部材 3 頭部 4 固着具 5 室内面 6 折曲自在部 7 表装部材 8 切溝 9 凹所 10 凹段部 11 隠し釘 S1 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状で複数の角部を有する長尺の芯
    部材を、該芯部材の表側から挿通される打ち込み釘やネ
    ジ釘のような頭部を有する固着具で、室内面に対して取
    着固定し、前記芯部材の角部に対応する位置に折曲自在
    部を有する表装部材を、該折曲自在部で折曲して同芯部
    材の表側外面に沿わせ、該表側外面に前記固着具を覆う
    ように同表装部材を接着固定してなる室内造作材取付構
    造。
  2. 【請求項2】 表装部材の裏面に断面略V字状で長手方
    向の切溝を形成して該切溝の底部分を折曲自在部となし
    たことを特徴とする請求項1記載の室内造作材取付構
    造。
  3. 【請求項3】 切溝内に塗布される接着剤を硬化させる
    ことで折曲自在部を芯部材の角部に対応する角度で折曲
    固化した状態となし、該折曲自在部が折曲固化された状
    態で表装部材を同芯部材の表側外面に接着固定したこと
    を特徴とする請求項2記載の室内造作材取付構造。
  4. 【請求項4】 芯部材の表側外面に固着具の頭部が納ま
    る凹所を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一つに記載の室内造作材取付構造。
  5. 【請求項5】 表装部材の端縁部分の表側に凹段部を形
    成し、該凹段部に表側から挿通される隠し釘で同表装部
    材の端縁部分を芯部材に固着したことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つに記載の室内造作材取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7723276B2 (en) 2001-04-06 2010-05-25 Nippon Oil Corporation Oil for cutting and grinding by ultra low volume oil feed system and for sliding surface and method for cutting and grinding by ultra low volume feed system using the oil
FR2972472A1 (fr) * 2011-03-08 2012-09-14 Dinac Sa Plinthe enroulable
JP2013044142A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Panasonic Corp 幅木

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