JPH10238236A - ドアーの製造方法 - Google Patents

ドアーの製造方法

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JPH10238236A
JPH10238236A JP4505897A JP4505897A JPH10238236A JP H10238236 A JPH10238236 A JP H10238236A JP 4505897 A JP4505897 A JP 4505897A JP 4505897 A JP4505897 A JP 4505897A JP H10238236 A JPH10238236 A JP H10238236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
attached
veneer
door
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP4505897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takuma
繁 琢磨
Hiroshi Hirata
宏 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okura Industrial Co Ltd filed Critical Okura Industrial Co Ltd
Priority to JP4505897A priority Critical patent/JPH10238236A/ja
Publication of JPH10238236A publication Critical patent/JPH10238236A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 額縁を取り付ける釘が表面には現れず、生産
性に優れ、使用時に変形を起こさないなど強度面にも優
れるドアーを製造する方法を提供する。 【解決手段】 縦框2の両端に切り欠き部21を設け、
その一方の切り欠き部21に横框3を取りつけステイプ
ル6で固定してL字型とする。該L字型の框の内側に鏡
板5が嵌入する溝が設けられた額縁4を前記溝内から釘
7で前記框に取り付けた後、鏡板5を前記溝に嵌入さ
せ、接着剤を介して固定する。内側に額縁4が取りつけ
られた他のL字型の框を前記鏡板5の取りつけられたL
字型框に取りつけ、両方のL字型の框をステイプルで固
定する。次に縦框2及び横框3に化粧単板8を貼着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアーの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアーは、図7及び図8に示すよ
うに縦框の両端部にホゾ穴を穿設し、横框の両端部には
片ホゾを形成して縦横四辺の框を組み合わせるか、ある
いは縦框及び横框の適宜位置にダボ穴を穿設し、ダボに
よって縦横四辺の框を組み合わせ、表面側と裏面側に分
割された額縁のうち各辺にそれぞれ一方の面の額縁を、
その額縁の表面からできるだけ目立たないように釘打ち
をして取り付け、鏡板を取り付けさらに他方の面の額縁
を前記と同様にして釘打ちで取り付け、縦框及び横框に
化粧を施すものであった。
【0003】また、他の製造方法として、上記と同様に
縦横四辺の框を組み合わせた後、額縁を取り付ける位置
に縦及び横方向に桟を取り付け、上記と同様にして桟に
額縁及び鏡板を取り付け、化粧を施したフラッシュドア
ーが知られている。これらのドアーはいずれも額縁の表
面に釘頭が現れるので見苦しいものであった。そのう
え、額縁の取り付け、鏡板をはめ込んだ後再び額縁をそ
の表面から釘を打って取りつけるので作業性の点でも劣
るものであった。前記縦框にホゾ穴を穿設し、横框には
片ホゾを形成したり、ダボ穴を穿設してダボによって縦
横四辺の框を組み合わす作業は手作業に負う部分が多
く、また組み合わせ時ドアーにひずみが加わると片ホゾ
あるいは、ダボが破損することがあり生産性に問題を有
するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みなされたもので、額縁を取り付ける釘
が表面には現れず、生産性に優れ、使用時に変形を起こ
さない強度面にも優れるドアーを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題の
解決のため種々検討した結果、ドアーの一方の縦框及び
横框を組み合わせてL字型とし、その内側にドアーの鏡
板を支持する溝を有する額縁を表裏面に分離せず一体物
として、該溝の内側から釘で框に取り付けた後鏡板を取
り付けた、他のL字型に取り付けられた框を組み合わせ
ることにより、生産性に優れ、しかも額縁を取り付ける
釘頭が表面に現れないドアーの製造方法を見出し本発明
に到達したものである。
【0006】すなわち本発明によれば、縦框2の両端に
切り欠き部21を設け、その一方の切り欠き部21に横
框3を取りつけステイプルで固定してL字型とし、該L
字型の框の内側に鏡板5が嵌入する溝が設けられた額縁
4を前記溝内から釘で前記框に取り付けた後、鏡板5を
前記溝に嵌入し、内側に額縁4が取りつけられた他のL
字型の框を前記鏡板5の取りつけられたL字型框に取り
つけ、両方のL字型の框をステイプルで固定し、次に縦
框2及び横框3に 突板または化単板を貼着することを
特徴とするドアー1の製造方法が提供され、前記化粧板
が適宜印刷の施された紙または合成樹脂フイルムが貼着
された単板であることを特徴とするドアーの製造方法が
提供される。
【0007】以下図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明方法により得られたドアーの平面図であり、
図2ないし図5は本発明のドアーの製造工程を示すもの
である。図6は図1のa−a’における断面図である。
図7は従来のドアーの平面図であり、図8は図7のb−
b’における断面図である。
【0008】図2において、挽き材、繊維ボード、パー
ティクルボードなどよりなるドアーの縦框2の両端部に
切り欠き部21を形成し、該切り欠き部21に適合する
大きさの横框3を該切り欠き部21にはめ込みステイプ
ル6で固定しL字型とする。ステイプルは銅またはアル
ミニウム製など錆の発生しにくいものが好ましい。次に
鏡板5を支持するための溝が形成され、表面が適宜形状
を呈する額縁4を前記L字型の框の内側に前記溝の内部
から釘7を打ち取り付ける。額縁は木製であってもよ
く、また、合成樹脂の成形体であってもよい。その後、
鏡板5を前記L字型框内の額縁に取り付ける(図3)。
鏡板は木製の無垢材に彫刻などの化粧を施したもの、あ
るいは、合板、繊維板、パーティクルボードに突板、化
粧紙などを貼着し、必要に応じて凹凸模様を施したもの
が用いられる。該鏡板はゴム系、尿素樹脂系、ビニルア
ルコール系などの接着剤を用いて固定するのが好まし
い。次に、前記と同様にして得られた内側に額縁が取り
付けられた他のL字型框を前記鏡板5が取り付けられた
L字型框に取り付け、双方のL字型框の接合部をステイ
プル6で固定する(図4)。次に、前記縦框2及び横框
3の表裏面、側面に突板または化粧単板をゴム系、尿素
樹脂系、ビニルアルコール系などの接着剤を介して貼着
する(図5)。上記突板は天然木を所定厚さにスライス
したもの、あるいは該スライスしたものの裏面に紙ある
いは合成樹脂フイルムを貼着して補強したものである。
また、化粧単板には木質単板の表面に適宜模様の施され
た紙あるいは合成樹脂フイルムを貼着したもの、または
適宜模様の施された厚い紙あるいは合成樹脂フイルム、
さらに金属板が用いられる。
【0009】
【作用】上記本発明のドアー1の製造方法において、縦
框2及び横框3の組み合わせは、単に切り欠き部にはめ
込むものであるので、加工性に優れる。さらに、縦框2
及び横框3の接合部はステイプルで固定されるものであ
るため、組立が容易であり、組立時に多少ひずみが加わ
っても破損の恐れがなく、組立後縦框2及び横框3の表
裏面、側面に突板または適宜模様が印刷された紙または
合成樹脂フイルムが貼着された化粧単板8を貼着するの
で、その接合部が面で補強されることになり、使用時に
ドアーが変形を起こすことがない。突板を貼着したもの
は天然の木目によって重厚さが増し、化粧単板を貼着す
る場合は強度面でも優れ、好みの模様のドアーが得られ
る。
【0010】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明のドアーの製
造方法は、縦框及び横框の組み合わせ加工が容易であ
り、その固定もステイプラーで行うので操作が容易であ
るばかりでなく、組み合わせ時にひずみが加わってもあ
る程度はステイプルが吸収して破損には至らないもので
ある。また、鏡板を取り付ける額縁が、溝が形成された
一体物であり、該溝内から釘で框に取り付けられるので
釘頭が表面に現れず美麗に仕上がるものである。縦框2
及び横框3の表裏面、側面に突板または化粧単板を貼着
するので、その接合部が面で補強されることになり、使
用時にドアーが変形を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により得られたドアーの平面図で
ある。
【図2】ドアーの製造工程を示す説明図である。
【図3】ドアーの製造工程を示す説明図である。
【図4】ドアーの製造工程を示す説明図である。
【図5】ドアーの製造工程を示す説明図である。
【図6】図1のa−a’の断面図である。
【図7】従来のドアーの平面図である。
【図8】図7のb−b’における断面図である。
【符号の説明】
1 ドアー 2 縦框 21 切り欠き部 3 横框 4 額縁 5 鏡板 6 ステイプル 7 釘 8 化粧単板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦框2の両端部に切り欠き部21を設け、
    その一方の切り欠き部21に横框3を取りつけステイプ
    ル6で固定してL字型とし、該L字型の框の内側に鏡板
    5が嵌入する溝が設けられた額縁4を前記溝内から釘7
    で前記框に取り付けた後、鏡板5を前記溝に嵌入し、内
    側に額縁4が取りつけられた他のL字型の框を前記鏡板
    5が取りつけられたL字型框に接合して、両方のL字型
    の框をステイプルで固定し、次に縦框2及び横框3に突
    板または化粧単板8を貼着することを特徴とするドアー
    1の製造方法。
  2. 【請求項2】前記化粧単板が適宜印刷の施された紙また
    は合成樹脂フイルムが貼着された単板であることを特徴
    とする請求項1記載のドアーの製造方法。
JP4505897A 1997-02-28 1997-02-28 ドアーの製造方法 Pending JPH10238236A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019586A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Shin Nikkei Co Ltd 上吊り式引き戸サッシ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019586A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Shin Nikkei Co Ltd 上吊り式引き戸サッシ
JP4585992B2 (ja) * 2006-07-11 2010-11-24 新日軽株式会社 上吊り式引き戸サッシ

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