JP3169806B2 - 複合板の接合構造 - Google Patents

複合板の接合構造

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JP3169806B2
JP3169806B2 JP23315295A JP23315295A JP3169806B2 JP 3169806 B2 JP3169806 B2 JP 3169806B2 JP 23315295 A JP23315295 A JP 23315295A JP 23315295 A JP23315295 A JP 23315295A JP 3169806 B2 JP3169806 B2 JP 3169806B2
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能興 藤堂
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株式会社ノダ
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種家具、開口枠
などの基材として用いられる複合板に関する。
【0002】
【従来技術】現在、ドア枠、引戸枠などの開口枠、家
具、クローゼットなどの収納手段、ドア、引戸などの戸
の芯材や面材として無垢材、合板、LVL(単板積層
材)、木質繊維板、パーティクルボードなどの木質板が
広く用いられている。しかし、上記の木質板は吸放湿に
よる体積の膨張収縮があり、それに伴う材の反りや狂い
が生じやすい。特に厚さ方向の膨張収縮量が長さ方向や
幅方向に比べて値が大きくなっており、木口端面からの
吸放湿量が最も多いため、木口端面から材内部への吸放
湿現象の防止策が課題となっている。
【0003】一方、木質板は材表面に釘やビスを打ち込
んでも割れなどは生じにくいものの、木口面に釘やビス
を打ち込むと板のプレス面(材表面)に平行に割れが生
じていた。この割れは、上記のような木質板が単板、木
繊維、木削片などを高圧でプレスして製造され、材内部
が密になっているため、その密な部分に外部から釘やビ
スが打ち込まれて、応力に耐えきれずに亀裂が入り割れ
てしまうものである。
【0004】このため、このような木質板を用いた製品
の釘やビスによる固着部分にも割れが生じることとな
り、美観が損なわれるばかりか材のビスに対する保持力
がなくなって、釘やビスが弛み、枠が外れたり棚が落下
したりしてしまうこともあった。本発明は以上のような
問題点を解決するために発明されたものである。
【0005】
【解決すべき課題】ドア枠、引戸枠の芯材や面材に用い
られる木質板の吸放湿による特に厚さ方向の膨張収縮を
防ぐこと。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明の発明者は、「基板1と補強板2からな
り、ともに同質の木質繊維板を用いるとともに、該基板
1の木口端面に基板木口端面の吸放湿による膨脹収縮な
どの変形を防ぐ補強板2が、その表面が外面に露出する
ように固着されて複合板が形成され、複合板の木口端面
に他の部材を接合する際に、複合板の木口端面に固着さ
れる補強板2を貫通するように釘あるいはビス3が打ち
込まれることを特徴とする複合板の接合構造。」を発明
した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態について説明する。図1は戸の面材、芯材などに
用いる本発明複合板の斜視図である。本複合板は、無垢
板、合板、LVL(単板積層材)、木質繊維板、パーテ
ィクルボードなどの木質板からなる基板1の木口端面に
補強板2を接着剤などの手段で固着し一体化するもので
ある。基板1は、上記の木質板を積層して構成したもの
でも良いし、フラッシュ構造としたものでも良い。
【0008】補強板2は基板1を構成する材質と同じも
のでも、異なったものでも使用できる。また、補強板2
は木質板以外の他の材質の板状体であっても基板1との
固着および釘やビスの打ち込みや切削、研磨などの加工
に支障のないものであれば使用が可能であって、例えば
塩化ビニールなどの合成樹脂製の板状体なども用いるこ
とができる。この複合板は、図2のように表面を切削、
研磨をしたり、塗装や化粧シート、化粧紙などを貼着し
たりして化粧を施し、種々の開口枠材、家具などの材料
として用いられる。
【0009】補強板2の厚さは任意で変更ができ、固定
の際に用いられる釘やビス3のサイズや本複合板を用い
て製作される製品の用途などによって変更が可能であ
る。本複合板は基板1の両木口端面に接着剤を塗布して
おき、木口端面のサイズに合うようにあらかじめ切削し
ておいた補強板2を接着するものであるが、場合に応じ
て圧締を行えばより強固な固着を行うことができる。
【0010】このように基板1の木口端面に補強板2を
固着することにより、基板1の木口端面から内部への湿
気の侵入を阻止して、吸放湿による膨張収縮を抑えるこ
とができ、本複合板を基板として用いた製品の反りや狂
いの発生を防止するものである。また基板1の木口端面
に補強板2を固着することにより、補強板2が基板1の
木口端面の形状を拘束する作用を持つ。
【0011】図3に示すように、他の部材4より複合板
に釘やビス3が打ち込まれるが、このとき複合板の木口
端面に固着される補強板2を貫通するように釘やビス3
が打ち込まれる。他の部材4から補強板2を貫通してき
た釘やビス3が木口端面に到達して進入しようとしたと
き、木口端面では進入してきた釘やビスの分だけ変形し
ようとするが、図3に示すように補強板2を固着して基
板1の木口端面の形状を拘束してしまえば、基板木口端
面の変形を食い止めることができ、釘、ビスの打ち込み
による割れの発生を防止することができる。その結果、
基板1のネジ保持力が増大させることができ、基板から
ネジの外れることがなくなる。
【0012】さらに基板1の木口端面を被覆して補強板
2の衝撃に強い表面側を外面に露出させることで、木口
端面の強度をあげることができ、釘、ビスを打ち込んで
も割れなどを生じない。この場合板の基板1と補強板2
として同質の木質繊維板を用いる。
【0013】木質繊維板より構成される基板1の木口端
面に接着剤を塗布しておいて、基板1の木口端面と同じ
く木質繊維板より構成される補強板1の表面(岩盤層表
面)とを接着して複合板を得るものである。
【0014】基板1と補強板2に同質の木質繊維板を用
いることによって、木質繊維板特有の切削加工などの加
工性の良さを活用できる。また、同じ材料から複合板を
構成しているため、塗装をしたり、化粧シートや化粧紙
を貼着することも容易に行うことができる。また、複合
板の木口端面に木質繊維板の岩盤層があるため、木口端
面における木ねじ保持力、外部からの衝撃に対する強度
も大幅に向上するものである。
【0015】
【効果】以上の構成より、基板1の木口端面に補強板2
を固着したので、木口端面からの吸放湿が抑制されるた
め、吸放湿に起因する材の膨脹収縮などの寸法変化がな
くなり、木質板特有の現象である反りや狂いを防止する
ことができる。
【0016】また、基板1とする木質板の木口端面に補
強板2を固着したものであって、木質板の木口端面側に
も木質板の表面と同様の強度を持たせることができ、木
口端面側の外部からの衝撃に対する強度を増すことがで
きる。
【0017】基板1の木口端面に補強板2を固着して木
口端面の形状を拘束することによって、木質板の欠点と
も言える木質板木口面への釘、ビスの打ち込みに対する
材の変形を食い止めることができ、木口端面の割れを防
止し、開口枠、収納体の天板や側板などに用いられる材
の釘、ビスなどの保持力を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明複合板の斜視図
【図2】同じく切削した場合の斜視図
【図3】本発明複合板を芯材、面材に用いた場合の断面
【符号の説明】
1:基板 2:補強板 3:釘やビス 4:他の
部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と補強板からなり、ともに同質の木質
    繊維板を用いるとともに、該基板の木口端面に基板木口
    端面の吸放湿による膨脹収縮などの変形を防ぐ補強板
    が、その表面が外面に露出するように固着されて複合板
    が形成され、複合板の木口端面に他の部材を接合する際
    に、複合板の木口端面に固着される補強板を貫通するよ
    うに釘あるいはビスが打ち込まれることを特徴とする複
    合板の接合構造。
JP23315295A 1995-08-09 1995-08-09 複合板の接合構造 Expired - Lifetime JP3169806B2 (ja)

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