JPH06117034A - パネル連結組立具 - Google Patents
パネル連結組立具Info
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- JPH06117034A JPH06117034A JP28926392A JP28926392A JPH06117034A JP H06117034 A JPH06117034 A JP H06117034A JP 28926392 A JP28926392 A JP 28926392A JP 28926392 A JP28926392 A JP 28926392A JP H06117034 A JPH06117034 A JP H06117034A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 産業用機械器具の周囲に配されたパネルを用
いた防災用カバー,あるいは部屋の一部を区画する間仕
切りにあって、複数枚のパネルの側縁部同志を強固に、
かつ簡易に連結組立てるための用具である。 【構成】 帯状外枠部材(2)の内側面には、受座
(4)群を所定のピッチにて内装せしめた帯状凸部
(3)が設けられている。一方この外枠部材(2)と組
合される帯状内枠部材(6)には帯状凹部(7)が設け
られており、前記帯状凹部(7)に帯状凸部(3)を嵌
合することにより、内外両枠部材(6)(2)間には少
なくとも一本のパネル挟持用溝(8)が形成され、前記
帯状凸部(3)に内装された受座(4)に対して、前記
帯状凹部(7)を挿通せしめた締付ビス(9)の螺締に
より、前記パネル挟持用溝(8)の間隔は自由に調整さ
れ、内外両枠部材は強固の固着される。
いた防災用カバー,あるいは部屋の一部を区画する間仕
切りにあって、複数枚のパネルの側縁部同志を強固に、
かつ簡易に連結組立てるための用具である。 【構成】 帯状外枠部材(2)の内側面には、受座
(4)群を所定のピッチにて内装せしめた帯状凸部
(3)が設けられている。一方この外枠部材(2)と組
合される帯状内枠部材(6)には帯状凹部(7)が設け
られており、前記帯状凹部(7)に帯状凸部(3)を嵌
合することにより、内外両枠部材(6)(2)間には少
なくとも一本のパネル挟持用溝(8)が形成され、前記
帯状凸部(3)に内装された受座(4)に対して、前記
帯状凹部(7)を挿通せしめた締付ビス(9)の螺締に
より、前記パネル挟持用溝(8)の間隔は自由に調整さ
れ、内外両枠部材は強固の固着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパネル連結組立具に関
し、より詳しくは、機械機器に対する防災、防塵などの
目的にて、その周囲を囲うパネル材、あるいは部屋の間
仕切り用パネル材などの連結組立具に関する。
し、より詳しくは、機械機器に対する防災、防塵などの
目的にて、その周囲を囲うパネル材、あるいは部屋の間
仕切り用パネル材などの連結組立具に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚の合成樹脂板、板状ガラスの側縁
部同志を同一平面状に、あるいは所定の交叉角を保って
連結組立て、パネル材をボックス形に、あるいはアング
ル状に連結組立て、危険度の大きい機械機器のガード用
に、あるいは大きい部屋の一部の間仕切用にと多用され
ている。
部同志を同一平面状に、あるいは所定の交叉角を保って
連結組立て、パネル材をボックス形に、あるいはアング
ル状に連結組立て、危険度の大きい機械機器のガード用
に、あるいは大きい部屋の一部の間仕切用にと多用され
ている。
【0003】この折のパネルの側縁部同志を連結する組
立具は多々存在し、パネルの帯状連結組立具の側部にパ
ネル材の側縁部を嵌入せしめるパネル嵌合用溝を設けた
もの、あるいは帯状連結組立具とパネル材との重ね合せ
部分をビス留めしたものなどがある。
立具は多々存在し、パネルの帯状連結組立具の側部にパ
ネル材の側縁部を嵌入せしめるパネル嵌合用溝を設けた
もの、あるいは帯状連結組立具とパネル材との重ね合せ
部分をビス留めしたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パネルの帯状連結組立
具に、予めパネルの側縁部を嵌合せしめる嵌合用溝を形
成した連結組立具は、その構成は簡潔なものとはなるも
各種パネル材の厚味の変化に即応することができず、互
換状の点で問題が残される。また帯状連結組立具とパネ
ル材とをビスなどをもって固着連結する機構のものは手
数がかかり、またビス群の連結組立具表面での露出は美
感の上からは確かに問題となるところである。
具に、予めパネルの側縁部を嵌合せしめる嵌合用溝を形
成した連結組立具は、その構成は簡潔なものとはなるも
各種パネル材の厚味の変化に即応することができず、互
換状の点で問題が残される。また帯状連結組立具とパネ
ル材とをビスなどをもって固着連結する機構のものは手
数がかかり、またビス群の連結組立具表面での露出は美
感の上からは確かに問題となるところである。
【0005】この発明に係るパネル連結組立具は、パネ
ルを嵌合するパネル挟持用溝をパネル材の厚味に応じて
変化せしめ、パネル材の強固な固定と、連結組立具自体
の強靱性により、組立てられたパネル材の保形と部材の
省略化を意図したパネルの連結組立具を提供することを
目的とする。
ルを嵌合するパネル挟持用溝をパネル材の厚味に応じて
変化せしめ、パネル材の強固な固定と、連結組立具自体
の強靱性により、組立てられたパネル材の保形と部材の
省略化を意図したパネルの連結組立具を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るパネル連結組立具は、つぎのような
構成を採用している。即ち、このパネル連結組立具は帯
状外枠部材の内側面には帯状凸部が、一方帯状内枠部材
には帯状凹部がそれぞれ設けられている。そして内枠部
材の帯状凹部内に外枠部材の帯状凸部を嵌合し、組立て
られ一対の内外両枠部材間には少なくとも一条のパネル
挟持用溝が形成される。組立てられた内外両枠部材は、
外枠部材の帯状凸部内に内装固着された所定のピッチに
配された複数の受座に対して、内枠部材の帯状凹部を挿
通する締付ビスを螺締することにより固着されることを
特徴とする。
に、この発明に係るパネル連結組立具は、つぎのような
構成を採用している。即ち、このパネル連結組立具は帯
状外枠部材の内側面には帯状凸部が、一方帯状内枠部材
には帯状凹部がそれぞれ設けられている。そして内枠部
材の帯状凹部内に外枠部材の帯状凸部を嵌合し、組立て
られ一対の内外両枠部材間には少なくとも一条のパネル
挟持用溝が形成される。組立てられた内外両枠部材は、
外枠部材の帯状凸部内に内装固着された所定のピッチに
配された複数の受座に対して、内枠部材の帯状凹部を挿
通する締付ビスを螺締することにより固着されることを
特徴とする。
【0007】そして、この発明に係るパネル材のコーナ
ー部に配される連結組立具のうち帯状外枠部材は平面視
アングル形を呈し、この外枠部材と内枠部材の組合せに
て交叉状のパネル挟持用溝が形成され、また一直線状に
配されるパネル材の側縁部に配される連結組立具のうち
外枠部材は平面視板状を呈し、この外枠部材と内枠部材
の組合せにて、一直線状に形成されるパネル挟持用溝が
形成される。
ー部に配される連結組立具のうち帯状外枠部材は平面視
アングル形を呈し、この外枠部材と内枠部材の組合せに
て交叉状のパネル挟持用溝が形成され、また一直線状に
配されるパネル材の側縁部に配される連結組立具のうち
外枠部材は平面視板状を呈し、この外枠部材と内枠部材
の組合せにて、一直線状に形成されるパネル挟持用溝が
形成される。
【0008】また平面視板状の帯状外枠部材に直交状の
交叉角を保って、二本の帯状凸部を設け、これら二本の
帯状凸部にそれぞれ帯状凹部を設けた帯状内枠部材を組
合せることにより、両枠部材間および帯状内枠部材間に
2本以上のパネル挟持溝が形成される。
交叉角を保って、二本の帯状凸部を設け、これら二本の
帯状凸部にそれぞれ帯状凹部を設けた帯状内枠部材を組
合せることにより、両枠部材間および帯状内枠部材間に
2本以上のパネル挟持溝が形成される。
【0009】また帯状外枠部材の一辺延長部を、該一辺
部より交叉方向に折曲げて、これをもって蟠着取付け用
折曲片を形成することにより、組立てられたパネル群の
一部に開閉可能なパネルを用いた扉を取付け得る。
部より交叉方向に折曲げて、これをもって蟠着取付け用
折曲片を形成することにより、組立てられたパネル群の
一部に開閉可能なパネルを用いた扉を取付け得る。
【0010】
【作用】帯状外枠部材の帯状凸部を帯状内枠部材の帯状
凹部に嵌合し、組立てられ内外の帯状枠部材間に形成さ
れたパネル挟持用溝内に、パネルの側縁部を嵌め込み、
帯状凸部内に所定のピッチにて固着配設された複数の受
座に対し、帯状内枠部材の帯状凹部を挿通して配された
締付ビスを螺締することにより、両帯状凹凸部の嵌合度
は大きくなり、これに伴い内外両枠部材間のパネル挟持
溝の間隔は狭ばまり、これにより一対のパネル部材の側
縁部は、該連結組立具を介して強固に連結され、以上の
組立機構を適宜連結することにより、所定形状のパネル
の組立が実現する。
凹部に嵌合し、組立てられ内外の帯状枠部材間に形成さ
れたパネル挟持用溝内に、パネルの側縁部を嵌め込み、
帯状凸部内に所定のピッチにて固着配設された複数の受
座に対し、帯状内枠部材の帯状凹部を挿通して配された
締付ビスを螺締することにより、両帯状凹凸部の嵌合度
は大きくなり、これに伴い内外両枠部材間のパネル挟持
溝の間隔は狭ばまり、これにより一対のパネル部材の側
縁部は、該連結組立具を介して強固に連結され、以上の
組立機構を適宜連結することにより、所定形状のパネル
の組立が実現する。
【0011】
【実施例】つぎにこの発明に係るパネル連結組立具の具
体的実施例を図面を用いて説明する。図1はこの発明に
係るパネル連結組立具を用いて組立られたパネル製防災
用機械カバーの斜視図である。そして図2は組立パネル
コーナー部における本連結組立具の端面図である。図4
は組立パネル直線連結部における本連結組立具の端面図
である。
体的実施例を図面を用いて説明する。図1はこの発明に
係るパネル連結組立具を用いて組立られたパネル製防災
用機械カバーの斜視図である。そして図2は組立パネル
コーナー部における本連結組立具の端面図である。図4
は組立パネル直線連結部における本連結組立具の端面図
である。
【0012】まず、コーナー部におけるパネル連結組立
具について説明する。このパネル連結組立具(1)は平
面視アングル形の帯状外枠部材(2)と帯状外枠部材
(2)の内側に組合される帯状内枠部材(6)からな
る。外枠部材(2)の内側面のコーナー部には帯状凸部
(3)が一体に形成され、この帯状凸部(3)内には所
定のピッチをもって複数の受座(4)が内装固着されて
いる。
具について説明する。このパネル連結組立具(1)は平
面視アングル形の帯状外枠部材(2)と帯状外枠部材
(2)の内側に組合される帯状内枠部材(6)からな
る。外枠部材(2)の内側面のコーナー部には帯状凸部
(3)が一体に形成され、この帯状凸部(3)内には所
定のピッチをもって複数の受座(4)が内装固着されて
いる。
【0013】一方、帯状内枠部材(6)には帯状凹部
(7)が形成され、内外一対の帯状枠材(2)(6)
は、内枠部材(6)の帯状凹部(7)に外枠部材(2)
の帯状凸部(3)を嵌合することにより、内外両枠部材
(6)(2)間には交叉方向に位置するパネル挟持用溝
(8)(8)が形成されると共に、内外部材(6)の帯
状凹部(7)を挿通し、外枠部材(2)の帯状凸部
(3)内に固着位置する受座(4)に対して、締付ビス
(9)が螺締され、この締付ビス(9)の螺入深度に応
じて帯状凹凸部(7)(3)の嵌合量が変化し、パネル
挟持用溝(8)の間隔は自由に変化するよう構成されて
いる。
(7)が形成され、内外一対の帯状枠材(2)(6)
は、内枠部材(6)の帯状凹部(7)に外枠部材(2)
の帯状凸部(3)を嵌合することにより、内外両枠部材
(6)(2)間には交叉方向に位置するパネル挟持用溝
(8)(8)が形成されると共に、内外部材(6)の帯
状凹部(7)を挿通し、外枠部材(2)の帯状凸部
(3)内に固着位置する受座(4)に対して、締付ビス
(9)が螺締され、この締付ビス(9)の螺入深度に応
じて帯状凹凸部(7)(3)の嵌合量が変化し、パネル
挟持用溝(8)の間隔は自由に変化するよう構成されて
いる。
【0014】そして交叉状に配されたパネル(イ)
(イ)の側縁部は、パネル挟持用溝(8)(8)内にそ
れぞれ嵌め込まれ、締付ビス(9)の一段の締付けによ
りその間隔をせばめた挟持用溝(8)により、一対のパ
ネル(イ)(イ)の挟持固定は一段と強固なものとな
る。
(イ)の側縁部は、パネル挟持用溝(8)(8)内にそ
れぞれ嵌め込まれ、締付ビス(9)の一段の締付けによ
りその間隔をせばめた挟持用溝(8)により、一対のパ
ネル(イ)(イ)の挟持固定は一段と強固なものとな
る。
【0015】図3は他の実施例を示す図2に相当する図
で、図2に示す連結組立具の帯状内枠部材は全体的にブ
ロック状を呈しているも、図3に示す同具の帯状内枠部
材の帯状凹部(7)は奥部に十分の空隙部(10)を残
し、これにより帯状凹部(7)の開口部に弾力性を与
え、帯状凹部(7)と帯状凸部(3)の嵌合を一段と強
固に、さらにパネル挟持溝(8)部にも同じく弾力性を
付与し、溝自体の挟持力を高めることができる。
で、図2に示す連結組立具の帯状内枠部材は全体的にブ
ロック状を呈しているも、図3に示す同具の帯状内枠部
材の帯状凹部(7)は奥部に十分の空隙部(10)を残
し、これにより帯状凹部(7)の開口部に弾力性を与
え、帯状凹部(7)と帯状凸部(3)の嵌合を一段と強
固に、さらにパネル挟持溝(8)部にも同じく弾力性を
付与し、溝自体の挟持力を高めることができる。
【0016】図4は同一平面上に配された一対のパネル
を接続するパネル連結組立具(11)で、平面視平板状
の帯状外枠部材(2)と帯状外枠部材の内側に組合され
る帯状内枠部材(6)からなる。外枠部材(2)の内側
面の中央部には帯状凸部(3)が一体に形成され、この
帯状凸部(3)内には所定ピッチをもって複数の受座
(4)が内装固着されている。
を接続するパネル連結組立具(11)で、平面視平板状
の帯状外枠部材(2)と帯状外枠部材の内側に組合され
る帯状内枠部材(6)からなる。外枠部材(2)の内側
面の中央部には帯状凸部(3)が一体に形成され、この
帯状凸部(3)内には所定ピッチをもって複数の受座
(4)が内装固着されている。
【0017】一方、帯状内枠部材(6)には帯状凹部
(7)が形成され、内外一対の帯状枠材(2)(6)
は、内枠部材(6)の帯状凹部(7)に外枠部材(2)
の帯状凸部(3)を嵌合することにより、内外両枠部材
(6)(2)間には一直線上に位置するパネル挟持用溝
(8)(8)が形成されると共に、内枠部材(6)の帯
状凹部(7)を挿通し、外枠部材(2)の帯状凸部
(3)内に固着位置する受座(4)に対して、締付ビス
(9)が螺締され、この締付ビス(9)の螺入深度に応
じてパネル挟持用溝(8)の間隔は自由に変化するよう
構成されている。
(7)が形成され、内外一対の帯状枠材(2)(6)
は、内枠部材(6)の帯状凹部(7)に外枠部材(2)
の帯状凸部(3)を嵌合することにより、内外両枠部材
(6)(2)間には一直線上に位置するパネル挟持用溝
(8)(8)が形成されると共に、内枠部材(6)の帯
状凹部(7)を挿通し、外枠部材(2)の帯状凸部
(3)内に固着位置する受座(4)に対して、締付ビス
(9)が螺締され、この締付ビス(9)の螺入深度に応
じてパネル挟持用溝(8)の間隔は自由に変化するよう
構成されている。
【0018】そして一直線状に配されたパネル(イ)の
側縁部はパネル挟持用溝(8)(8)内にそれぞれ嵌め
込まれ、締付ビス(9)の一段の締付けにより、挟持用
溝の間隔は狭められ、一対のパネル(イ)(イ)の挟持
固定は一段と強固なものとなる。
側縁部はパネル挟持用溝(8)(8)内にそれぞれ嵌め
込まれ、締付ビス(9)の一段の締付けにより、挟持用
溝の間隔は狭められ、一対のパネル(イ)(イ)の挟持
固定は一段と強固なものとなる。
【0019】図5は交叉状態に配されたパネル(イ)
(イ)(イ)の交叉部を固定せしめるパネル連結組立具
(21)で、平面視平板状の帯状外枠部材の内側面には
直交状の交叉角を保って二本の帯状凸部(3)(3)が
一体に設けられ、この帯状凸部(3)(3)にはそれぞ
れ受座(4)群が所定のピッチをもって内装固着されて
いる。また各帯状凸部(3)(3)にはそれぞれ帯状凹
部(7)を設けた帯状内枠部材(6)の帯状凹部(7)
が嵌合し、内外両帯状枠材(6)(2)間および一対の
帯状内枠部材(6)(6)間にそれぞれパネル挟持用溝
(8)が形成され、三本のパネル挟持用溝(8)(8)
(8)は互いに交叉状に配された三枚のパネル(イ)
(イ)(イ)の側縁部を挟持固定する。
(イ)(イ)の交叉部を固定せしめるパネル連結組立具
(21)で、平面視平板状の帯状外枠部材の内側面には
直交状の交叉角を保って二本の帯状凸部(3)(3)が
一体に設けられ、この帯状凸部(3)(3)にはそれぞ
れ受座(4)群が所定のピッチをもって内装固着されて
いる。また各帯状凸部(3)(3)にはそれぞれ帯状凹
部(7)を設けた帯状内枠部材(6)の帯状凹部(7)
が嵌合し、内外両帯状枠材(6)(2)間および一対の
帯状内枠部材(6)(6)間にそれぞれパネル挟持用溝
(8)が形成され、三本のパネル挟持用溝(8)(8)
(8)は互いに交叉状に配された三枚のパネル(イ)
(イ)(イ)の側縁部を挟持固定する。
【0020】図6に示すパネル連結組立具(31)は、
前記図5に示すパネル連結組立具(21)の一部を変形
せしめたもので、直交状の交叉角を保って帯状外枠部材
(2)内側面に設けられた二本の帯状凸部(3)(3)
間に帯状外枠部材に対して直交状に配された仕切り帯材
(35)を一体に設けることにより、計4本のパネル挟
持用溝(8)を形成することができる。なお、他の構成
部材は図2をもって詳述した通りであるので、その詳細
な説明はこれを割愛する。
前記図5に示すパネル連結組立具(21)の一部を変形
せしめたもので、直交状の交叉角を保って帯状外枠部材
(2)内側面に設けられた二本の帯状凸部(3)(3)
間に帯状外枠部材に対して直交状に配された仕切り帯材
(35)を一体に設けることにより、計4本のパネル挟
持用溝(8)を形成することができる。なお、他の構成
部材は図2をもって詳述した通りであるので、その詳細
な説明はこれを割愛する。
【0021】図7に示すパネル連結組立具(41)は、
前記図2に示したパネル連結組立具(1)の一部を変形
せしめたもので、アングル形の帯状外枠部材(2)の一
辺延長部に、該一辺部より交叉方向に折曲げられた蝶番
取付け用折曲片(45)を一体に設けることにより、こ
の折曲片にパネル形扉(ロ)に取付けた蝶番(ハ)を取
付けることにより、組立てられたパネル部材のコーナー
部に扉を設けることができる。なお、他の構成部は図2
をもって詳述した通りであるので、その詳細な説明はこ
れを割愛する。
前記図2に示したパネル連結組立具(1)の一部を変形
せしめたもので、アングル形の帯状外枠部材(2)の一
辺延長部に、該一辺部より交叉方向に折曲げられた蝶番
取付け用折曲片(45)を一体に設けることにより、こ
の折曲片にパネル形扉(ロ)に取付けた蝶番(ハ)を取
付けることにより、組立てられたパネル部材のコーナー
部に扉を設けることができる。なお、他の構成部は図2
をもって詳述した通りであるので、その詳細な説明はこ
れを割愛する。
【0022】図8に示すパネル連結組立具(51)は、
前記図4に示したパネル連結組立具(11)の一部を変
形せしめたもので、平板状の帯状外枠部材(2)の一辺
延長部に、該一辺部より交叉方向に折曲げられた蝶番取
付け用折曲片(55)を一体に設けることにより、この
折曲片にパネル形扉に取付けた蝶番(ハ)を介して、組
立てられたパネル部材の略中央部に扉を設けることがで
きる。なお、他の構成部は図2をもってすでに詳述した
ところであるので、その詳細な説明はこれを割愛する。
前記図4に示したパネル連結組立具(11)の一部を変
形せしめたもので、平板状の帯状外枠部材(2)の一辺
延長部に、該一辺部より交叉方向に折曲げられた蝶番取
付け用折曲片(55)を一体に設けることにより、この
折曲片にパネル形扉に取付けた蝶番(ハ)を介して、組
立てられたパネル部材の略中央部に扉を設けることがで
きる。なお、他の構成部は図2をもってすでに詳述した
ところであるので、その詳細な説明はこれを割愛する。
【0023】
【発明の効果】この発明に係るパネル連結組立具は、パ
ネルの側縁部を内外一対の帯状枠材にて強固に挟持し、
かつ一対の帯状枠材はそれぞれに設けた帯状凹凸部を嵌
合することにより、連結組立具自体強靱なものとなり、
この連結組立具のみをもっても十分強固なパネルの組立
が可能となる。また、自由にその間隔を調整できるパネ
ル挟持用溝を用いることにより、パネルの肉厚に左右さ
れることなく、パネル材の肉厚変化にも即座に対応する
ことができる。
ネルの側縁部を内外一対の帯状枠材にて強固に挟持し、
かつ一対の帯状枠材はそれぞれに設けた帯状凹凸部を嵌
合することにより、連結組立具自体強靱なものとなり、
この連結組立具のみをもっても十分強固なパネルの組立
が可能となる。また、自由にその間隔を調整できるパネ
ル挟持用溝を用いることにより、パネルの肉厚に左右さ
れることなく、パネル材の肉厚変化にも即座に対応する
ことができる。
【0024】また、パネル挟持用溝を交叉状に配するこ
とにより、パネル組立形態を多方面に拡大することがで
き、さらに連結組立具を構成する帯状外枠部材の一部延
長部に蝶番取付け用折曲片を設けることにより、組立ら
れたパネル材の一部に開閉可能な扉を設けることも可能
で、パネル材の使用面での活用範囲を拡大することがで
きる。また、このパネル連結組立具にあっては、締付ビ
スの頭部は帯状外枠部材面には全く露出することがない
ので、この面でも組立てパネル部材の外観上の美感を高
めることができる。
とにより、パネル組立形態を多方面に拡大することがで
き、さらに連結組立具を構成する帯状外枠部材の一部延
長部に蝶番取付け用折曲片を設けることにより、組立ら
れたパネル材の一部に開閉可能な扉を設けることも可能
で、パネル材の使用面での活用範囲を拡大することがで
きる。また、このパネル連結組立具にあっては、締付ビ
スの頭部は帯状外枠部材面には全く露出することがない
ので、この面でも組立てパネル部材の外観上の美感を高
めることができる。
【図1】この発明に係るパネル連結組立具を用いて組立
られたパネル製防災用機械カバーの斜視図である。
られたパネル製防災用機械カバーの斜視図である。
【図2】コーナー部におけるパネル連結組立具の端面図
である。
である。
【図3】他の実施例を示す図2に相当する図である。
【図4】パネル直線連結部におけるパネル連結組立具の
端面図である。
端面図である。
【図5】パネル交叉連結部におけるパネル連結組立具の
端面図である。
端面図である。
【図6】他の実施例を示す図5に相当する図である。
【図7】パネル扉取付部におけるコーナーパネル連結組
立具の端面図である。
立具の端面図である。
【図8】パネル扉取付部における直線パネル連結組立具
の端面図である。
の端面図である。
1,11,21,31,41,51 パネル連結組立具 2 帯状外枠部材 3 帯状凹部 4 受座 6 帯状内枠部材 7 帯状凹部 8 パネル挟持用溝 9 締付ビス 35 仕切帯材 45,55 蝶番取付け用折曲片 イ パネル
Claims (6)
- 【請求項1】帯状外枠部材の内側面には帯状凸部が、ま
た帯状内枠部材には帯状凹部がそれぞれ設けられ、内枠
部材の帯状凹部内に外枠部材の帯状凸部を嵌合すること
により、両枠部材間には少なくとも一条のパネル挟持用
溝が形成され、両枠部材は、外枠部材の帯状凸部に所定
のピッチをもって内装された複数の受座に対して、内枠
部材の帯状凹部を挿通する締付ビスを螺締することによ
り固着されるパネル連結組立具。 - 【請求項2】パネル挟持用溝は帯状外枠部材の帯状凸部
の両側に交叉状に形成されている請求項1のパネル連結
組立具。 - 【請求項3】パネル挟持用溝は帯状外枠部材の帯状凸部
の両側に一直線状に形成されている請求項1のパネル連
結組立具。 - 【請求項4】帯状外枠部材の内側面には直交状の交叉角
を保って二本の帯状凸部が設けられ、これら二本の帯状
凸部には、それぞれ帯状凹部を設けた帯状内枠部材が、
帯状凹部に外枠部材の帯状凸部を嵌合することにより、
両枠部材間および帯状内枠部材間にそれぞれパネル挟持
用溝が形成され、両帯状枠部材は、外枠部材の帯状凸部
に内装された複数の受座に対して、内枠部材の帯状凹部
を挿通する締付ビスを螺締することにより固着されるパ
ネル連結組立具。 - 【請求項5】帯状外枠部材の内側面には直交状の交叉角
を保って二本の帯状凸部が設けられると共に、これら帯
状凸部間には帯状外枠部材と直交する仕切り帯材が形成
され、前記二本の帯状凸部には、それぞれ帯状凹部を設
けた帯状内枠部材が、帯状凹部に外枠部材の帯状凸部を
嵌合することにより、両枠部材間および帯状内枠部材と
仕切り帯材間にそれぞれパネル挟持用溝が形成され、両
枠部材は、外枠部材の帯状凸部に内装された複数の受座
に対して、内枠部材の帯状凹部を挿通する締付ビスを螺
締することにより固着されるパネルの連結組立具。 - 【請求項6】帯状外枠部材の内側面には帯状凸部が、ま
た帯状内枠部材には帯状凹部がそれぞれ設けられ、内枠
部材の帯状凹部内に外枠部材の帯状凸部が嵌合すること
により、両枠部材間には少なくとも一条のパネル挟持用
溝が形成され、両枠部材は、外枠部材の帯状凸部に内装
された複数の受座に対して内枠部材の帯状凹部を挿通す
る締付ビスを螺締すると共に、帯状外枠部材の一辺延長
部には、該一辺部より交叉方向に折曲げられた蝶番取付
け用折曲片を一体に形成してなるパネル連結組立具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28926392A JPH06117034A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | パネル連結組立具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28926392A JPH06117034A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | パネル連結組立具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06117034A true JPH06117034A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17740898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28926392A Pending JPH06117034A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | パネル連結組立具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06117034A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009461A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Comany Inc | ガラス間仕切装置のコーナージョイント部材及びコーナージョイント構造 |
CN107654002A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-02 | 江苏澄龙铝业有限公司 | 可调节角度轻质隔墙板组件 |
KR20200102211A (ko) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 안중식 | 칸막이 연결구조 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP28926392A patent/JPH06117034A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009461A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Comany Inc | ガラス間仕切装置のコーナージョイント部材及びコーナージョイント構造 |
JP4552195B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2010-09-29 | コマニー株式会社 | ガラス間仕切装置のコーナージョイント部材及びコーナージョイント構造 |
CN107654002A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-02 | 江苏澄龙铝业有限公司 | 可调节角度轻质隔墙板组件 |
CN107654002B (zh) * | 2017-09-29 | 2019-05-07 | 江苏澄龙铝业有限公司 | 可调节角度轻质隔墙板组件 |
KR20200102211A (ko) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 안중식 | 칸막이 연결구조 |
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