JP2006291482A - 室内の簡易間仕切り及びその取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の一部だけを仕切ることができるとともに、簡単に取り外す。
【解決手段】上框4と下框5と左右の縦框6とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段7を配した間仕切り材1と、室内の天井の一部に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材2と、床に上部支持材2に対応して突設された下部支持材3とを有し、間仕切り材1の上框4を上部支持材2の嵌合溝に嵌合し、間仕切り材1の下框5には下向きに開口する嵌合溝を形成し、この嵌合溝に上記下部支持材3を嵌合させるとともに、下部保持部材の側面と嵌合溝の溝壁との間には弾性を有するタイト材24を介装させた。
【選択図】図2
【解決手段】上框4と下框5と左右の縦框6とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段7を配した間仕切り材1と、室内の天井の一部に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材2と、床に上部支持材2に対応して突設された下部支持材3とを有し、間仕切り材1の上框4を上部支持材2の嵌合溝に嵌合し、間仕切り材1の下框5には下向きに開口する嵌合溝を形成し、この嵌合溝に上記下部支持材3を嵌合させるとともに、下部保持部材の側面と嵌合溝の溝壁との間には弾性を有するタイト材24を介装させた。
【選択図】図2
Description
本発明は、住宅の室内の天井と床との間に連続的に設けられる間仕切りに関するものである。
一般に、間仕切りは事務所や会社のオフィスなどでは一般的であるが、家庭における室内空間の間仕切り手段としては、ふすまや壁などが知られている。
壁は固定されているから、完全に間仕切りすることはできるが、取り外すことはできない。ふすまは天井と床に設けられた鴨居と敷居に摺動自在に支持されているもので、2枚以上を使用することにより、完全に室内を間仕切りしたり、簡単に取り外して大きなスペースを作ることができるというメリットがある。
なお、壁やふすまは古くから存在するものなので、先行技術として特別のものはない。
ところが、ふすまは簡単に取り外すことはできるが、鴨居や敷居を建て付ける作業は、大きな木材に複雑な加工を施す必要があるほか、重量が重いため、人手を要するため面倒であり、コストもかかるものであった。
しかも、ふすまは洋間を仕切るには不向きであり、リビングとキッチンとを一部だけ間仕切りするというようなことはできなかった。
このような要求に対応するものとして、室内の一部だけを間仕切り用の壁とすることが考えられ、実際にもキッチンのシンク部分とテーブル部分とを仕切り、その一部に開口部を設けて、料理などの受け渡しができるようにしたものが実施されている。
しかしながら、このような壁は固定されたものであるから、取り外すことができないという問題があった。
本発明は上記問題点を解消し、室内の一部だけを仕切ることができるとともに、必要なときは簡単に取り外すことも可能な、室内の簡易間仕切り及びその取り付け方法を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、上框と下框と左右の縦框とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段を配した間仕切り材と、室内の天井の一部に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材と、床に上部支持材に対応して突設された下部支持材とを有し、上記間仕切り材の上框を上記上部支持材の嵌合溝に嵌合し、上記間仕切り材の下框には下向きに開口する嵌合溝を形成し、この嵌合溝に上記下部支持材を嵌合させるとともに、下部保持部材の側面と嵌合溝の溝壁との間には弾性を有するタイト材を介装させたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、上框と下框と左右の縦框とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段を配した間仕切り材と、天井に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材と、床に上部支持材に対応して突設された下部支持材とを備え、上記間仕切り材の下框には下向きに開口する嵌合溝を形成し、下部保持部材の両側面には弾性を有するタイト材を取り付けておき、上記間仕切り材の上框を上記上部支持材の嵌合溝に深く嵌合した後、上記間仕切り材を降ろしてその下框の嵌合溝内に上記下部支持材を上記弾性を有するタイト材とともに嵌合させることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、部屋の一部だけ仕切りたいというときに、必要な部分の天井と床との間に配置することができる。また、不要になったとき、あるいは間仕切り位置を変更したいときなどは、ビスを外せば簡単に取り外すことができるので、非常に便利である。
また、下框と下部支持材との間の隙間には弾性を有するタイト材が介装されているので、建てつけ後の上下または左右のガタつきを良好に防止することができる。
さらに、間仕切り材は上下支持部材に嵌合しているので、その面に対して直交する方向に押しても外れることがない。
請求項2に係る発明によれば、取り付け、取り外しを小さなスペースで簡単に行なうことができる。
図1は間仕切りの取付状態の正面図、図2は図1のX−X線上の断面図、図3は図1のY−Y線上の断面図である。
図1において間仕切りは、間仕切り材1とこの間仕切り材1を支持する上部支持材2と下部支持材3とから構成されている。これらの構成部材はいずれも主にアルミニウムの押出形材によって形成されている。
間仕切り材1は、上框4と下框5と左右の縦框6とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段7を配したもので、上框4は方形の中空部aを備え、この中空部aの下部に嵌合溝8を形成したものである。下框5も方形の中空部aを備え、この中空部aの上下部にそれぞれ上向きおよび下向きに開口した嵌合溝9、10(図5参照)を形成したものである。また、縦框6は、方形の中空部aの内側に嵌合溝11、外側に化粧用のスライド部材12を摺動可能に取り付けたものである。
目隠し手段7は、碁盤の目状に組んだ縦格子14と横格子15とを方形の支持枠16の内側に組んだもので、縦格子14と横格子15にはビスホール17が形成され、互いに相欠け継ぎした後に支持枠16の外側面から挿通したビス18を上記ビスホール17に螺着したものである。
なお、目隠し手段7としては、格子状のものに限定されない。例えば、透光性を有するガラス板または合成樹脂板などのほか、格子パネルや布地でも、あるいはブラインドであってもよい。
間仕切り材1は、上記上框4の下部嵌合溝8と、下框5の上部嵌合溝9と縦框6の内側嵌合溝11に目隠し手段7の支持枠16を嵌合させることにより構成されている。
次に、上部支持材2は、図4に示されるように、下向きに開口する嵌合溝20を有する断面コ字形の部材で、間仕切り材1の上下框4、5と略同じ長さに設定され、溝底部を室内の天井25の一部にビス21で止めることにより固定されている。
下部支持材3は、細長板状部3aの両側に近い部位から垂直の起立片22を形成し、起立片22の外側に形成した嵌合溝23にタイト材24を嵌合したもので、上部支持材2と同様に、間仕切り材1の上下框4、5と略同じ長さに設定され、床26に上部支持材2に対応した位置に、上部支持材2と平行となるようにビス21で固定することにより床面に突設されている。
なお、タイト材24としては、サッシの水密材として使われるウェザーストリップを利用すればよい。
次に、間仕切りは、図5に示されるように、上記間仕切り材1の上框4を上記上部支持材2の嵌合溝20に嵌合し、上記間仕切り材1の下框5には下向きの嵌合溝10に下部支持材3を嵌合させるとともに、下部支持材3の外側面と間仕切り材1の下框5との間にはタイト材24を介装させた構造である。
上記構成によれば、例えばキッチンとリビングルームのテーブル部分とを一部だけ仕切りたいというときに、必要な部分の天井と床との間に配置することができる。また、不要になったとき、あるいは間仕切り位置を変更したいときなどは、ビス21を外せば簡単に取り外すことができるので、非常に便利である。
また、下框5と下部支持材3はいずれも金属材なので、間仕切りに触ったときなどにガタつきが生じることがある。しかし、下框5と下部支持材3との間の隙間には弾性を有するタイト材24が介装されているので、建てつけ後の上下または左右のガタつきを良好に防止することができる。
さらに、間仕切り材1は上下部支持材2、3に嵌合しているので、その面に対して直交する方向に押しても外れることがない。
なお、上下部支持材2、3の厚みよりも間仕切り材1の上下框4、5の嵌合溝8、10の溝幅の方を広くしてもよい。この場合は、間仕切り材1の下框5にタイト材24を取り付ける構成に代え、下部支持材に上向きに開口した嵌合溝の溝壁の内側にタイト材を取り付けておき、このタイト材の内側に間仕切り材の下框を嵌合させるようにする。
ところで、上部支持材2と下部支持材3に間仕切り材1を嵌合するためには、間仕切り材1を上部支持材2の嵌合溝20と下部支持材3の側方からスライドさせて嵌合させてもよいが、予め天井25に上部支持材2を、床26に下部支持材3を取り付けておき、図6に示されるように、上記間仕切り材1の上框4を上記上部支持材2の嵌合溝20に深く嵌合した後、上記間仕切り材1を降ろしてその下框5の嵌合溝10内に上記下部支持材3を上記タイト材24とともに嵌合させる、いわゆるけんどん式に建て込むようにするのが好ましい。
このような取付方法によれば、取り付け、取り外しが小さなスペースで簡単に行なうことができる。
1 間仕切り材
2 上部支持材
3 下部支持材
7 目隠し手段
24 タイト材
2 上部支持材
3 下部支持材
7 目隠し手段
24 タイト材
Claims (2)
- 上框と下框と左右の縦框とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段を配した間仕切り材と、室内の天井の一部に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材と、床に上部支持材に対応して突設された下部支持材とを有し、
上記間仕切り材の上框を上記上部支持材の嵌合溝に嵌合し、上記間仕切り材の下框には下向きに開口する嵌合溝を形成し、この嵌合溝に上記下部支持材を嵌合させるとともに、下部保持部材の側面と嵌合溝の溝壁との間には弾性を有するタイト材を介装させた
ことを特徴とする室内の簡易間仕切り。 - 上框と下框と左右の縦框とによって形成された方形の框の内側に目隠し手段を配した間仕切り材と、天井に設けられて下向きに開口する嵌合溝を有する上部支持材と、床に上部支持材に対応して突設された下部支持材とを備え、
上記間仕切り材の下框には下向きに開口する嵌合溝を形成し、下部保持部材の両側面には弾性を有するタイト材を取り付けておき、
上記間仕切り材の上框を上記上部支持材の嵌合溝に深く嵌合した後、上記間仕切り材を降ろしてその下框の嵌合溝内に上記下部支持材を上記弾性を有するタイト材とともに嵌合させる
ことを特徴とする簡易間仕切りの取り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005110282A JP2006291482A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 室内の簡易間仕切り及びその取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005110282A JP2006291482A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 室内の簡易間仕切り及びその取り付け方法 |
Publications (1)
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JP2006291482A true JP2006291482A (ja) | 2006-10-26 |
Family
ID=37412333
Family Applications (1)
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JP2005110282A Pending JP2006291482A (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 室内の簡易間仕切り及びその取り付け方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006291482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020193543A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 間仕切パネル及びこれを用いた間仕切壁構造 |
-
2005
- 2005-04-06 JP JP2005110282A patent/JP2006291482A/ja active Pending
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