JP2005248565A - ガラス扉 - Google Patents

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JP2005248565A
JP2005248565A JP2004060692A JP2004060692A JP2005248565A JP 2005248565 A JP2005248565 A JP 2005248565A JP 2004060692 A JP2004060692 A JP 2004060692A JP 2004060692 A JP2004060692 A JP 2004060692A JP 2005248565 A JP2005248565 A JP 2005248565A
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Kana Inoue
佳奈 井上
Shinji Okamura
信治 岡村
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

【課題】 板ガラスの上下左右方向及び前後方向における位置安定性を確保するとともに、板ガラスの撓みや振動に対する吸収性の向上を図る。
【解決手段】 左右の縦枠4、5と、左右両縦枠4、5間の上部及び下部をそれぞれ連結する上下の横枠6、7とにより枠組みした扉枠体2内に、板ガラス2の外周端縁部2aを嵌め込んで組付けたガラス扉1において、左右両縦枠4、5並びに上下両横枠6、7の各々の内側面に、長手方向に延びるガラス挿入溝10をそれぞれ設け、ガラス挿入溝10の内底面10aに、板ガラス2の外周端縁部2aを長手方向に亘って保持する、第1の保持部材11と、ガラス挿入溝10における開口縁部10bの前後両面に、板ガラス2における外周端縁部2aの前後両面を長手方向に亘って保持する、前後1対の第2の保持部材14、14とを設けるとともに、第2の保持部材14を、第1の保持部材11よりも軟らかくする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガラス扉に係り、特に、扉枠体内に組み付けられる板ガラスの組付構造に関する。
例えば、オフィスやショールーム等において、室内における間仕切壁の出入り口に、ガラス扉を取り付けたものがある。
この種のガラス扉は、通常、扉枠体を構成する左右の縦枠及び上下の横枠の溝内に、ガスケット等を介して、板ガラスの外周端縁部を嵌め込んで組み付けられており、組付け後、板ガラスの外周に、コーキング処理やシール材を施している(たとえば特許文献1)。しかし、このようなコーキング処理等では、板ガラスの前後方向における位置が固定されており、板ガラスの撓みや振動に対する吸収性において、不充分である。
特開2003−336337号公報
本発明は、板ガラスの上下左右方向及び前後方向における位置安定性を確保するとともに、板ガラスの撓みや振動に対する吸収性を向上させることができるようにしたガラス扉を提供することを目的としている。
本発明によると、前記課題は、次の各項に記載の発明に基づいて解決される。
(1)左右の縦枠と、この左右両縦枠間の上部及び下部をそれぞれ連結する上下の横枠とにより枠組みした扉枠体内に、板ガラスの外周端縁部を嵌め込んで組付けたガラス扉において、前記左右両縦枠並びに前記上下両横枠における各々の内側面に、長手方向に延びるガラス挿入溝を設け、この各ガラス挿入溝の内底面に、前記板ガラスの外周端縁部を長手方向に亘って保持する第1の保持部材と、前記ガラス挿入溝における前後の開口縁部に、前記板ガラスにおける外周端縁部の前後両面を、長手方向に亘って挟み込み保持する前後1対の第2の保持部材とを設けるとともに、前記第2の保持部材を、前記第1の保持部材よりも軟質のものとする。
(2)上記(1)項において、前記左右両縦枠における前記第1の保持部材を、前後方向に不動にするとともに、前記上下両横枠における前記第1の保持部材を、前後方向に可動とする。
(3)上記(1)項または(2)項において、前記上下両横枠における前記第1の保持部材の前後両面に、隙間を設ける。
(4)上記(1)項〜(3)項のいずれかにおいて、前記第1の保持部材に、前記板ガラスの外周端縁部と嵌合する嵌合溝を設ける。
(5)上記(1)項〜(4)項のいずれかにおいて、前記左右両縦枠における前記第1の保持部材における前記ガラス挿入溝の内底面と対向する面に、凹溝を設けるとともに、この凹溝内に装着した両面粘着テープまたは接着剤の塗布をもって、前記第1の保持部材を、前記ガラス挿入溝の内底面に固着する。
a)上記(1)項記載の発明によると、第1の保持部材によって、板ガラスの上下左右方向における位置安定性を確保することができ、かつ第2の保持部材によって、板ガラスの前後方向における撓みや振動を吸収することができる。
b)上記(2)項記載の発明によると、左右両縦枠における第1の保持部材が、前後方向に不動であるため、板ガラスの前後方向における位置を安定させることができ、かつ上下両横枠における第1の保持部材が、前後方向に可動であるため、板ガラスの前後方向における撓みや振動を吸収することができる。
c)上記(3)項記載の発明によると、板ガラスの前後方向における撓みや振動を、一層良好に吸収することができる。
d)上記(4)項記載の発明によると、板ガラスの外周端縁部を、第1の保持部材に、容易に一体的に嵌合させることができる。
e)上記(5)項記載の発明によると、板ガラスの前後方向における位置を、より安定させることができる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明を用いた室内における間仕切壁の出入り口構造の一実施形態を概略的に示す正面図、図2は、図1のII−II線におけるガラス扉の拡大横断面図、図3は、図1のIII−III線におけるガラス扉の拡大縦断面図である。なお、図2において、紙面の下側を「前方」、上側を「後方」として、以下に説明する。
実施形態のガラス扉(1)は、図1に示すように、例えば、オフィスやショールーム等の室内における間仕切壁(P)に設けた出入り口(E)を、片引式に開閉するように建て付けられている。
ガラス扉(1)は、正面視縦長矩形状をなす板ガラス(2)が組み付けられる扉枠体(3)を備えており、この扉枠体(3)は、左右両側の縦枠(4)(5)と、これら左右の縦枠(4)(5)間の上部及び下部同士ををそれぞれ連結する上下の横枠(6)(7)とで枠組みされており、左側縦枠(4)における左側端縁の前後両面には、図2に示すように、上下の長手方向に沿って、引手(8)(9)が、それぞれ一体に突出させて形成されている。
図2及び図3に示すように、前記左右両縦枠(4)(5)の各内側面(4a)(5a)、並びに前記上下両横枠(6)(7)の各内側面(6a)(7a)には、長手方向に延びるガラス挿入溝(10)がそれぞれ設けられている。
前記ガラス挿入溝(10)の内底面(10a)には、保持部材としての第1のガスケット(11)が設けられており、この第1のガスケット(11)の表面には、前記板ガラス(2)における四辺の外周端縁部(2a)を嵌合させて長手方向に亘って保持する、嵌合溝(12)が形成されており、かつガラス挿入溝(10)の内底面(10a)に対向する面である裏面には、前記嵌合溝(12)よりも浅い凹溝(13)が形成されている。
前記ガラス挿入溝(10)における前後の開口縁部(10b)(10b)には、保持部材としての前後1対の第2のガスケット(14)(14)が設けられており、これら第2のガスケット(14)(14)は、前記板ガラス(2)における外周端縁部(2a)の前後両面を、長手方向に亘って挟み込み保持するようになっている。
前記第2のガスケット(14)(14)は、前記第1のガスケット(11)よりも軟らかい、オレフィン・エラストマ等の材質からなり、第1のガスケット(11)によって、前記板ガラス(2)の上下左右方向における位置安定性を確保することができるとともに、第2のガスケット(14)(14)によって、前記板ガラス(2)の前後方向における撓みや振動を吸収することができるようになっている。
また、図2に示すように、前記左右両縦枠(4)(5)に設けた第1のガスケット(11)の裏面は、前記ガラス挿入溝(10)の内底面(10a)に、両面粘着テープ(15)で固着され、前後方向に不動になっている。これによって、前記板ガラス(2)の前後方向における位置を安定させることができる。なお、前記両面粘着テープ(15)に代えて、接着剤の塗布を行ってもよい。
さらに、図3に示すように、前記上下両横枠(6)(7)のガラス挿入溝(10)に設けた第1のガスケット(11)は、前後方向に可動自在になっており、その前後両面と、前記ガラス挿入溝(10)における前後の内面(10c)(10c)との間に、隙間(図3において、符号aで示す)を形成してある。この隙間によって、前記板ガラス(2)の前後方向における撓みや振動を吸収することができる。
本発明を用いた室内における間仕切壁の出入り口構造の一実施形態を概略的に示す正面図である。 図1のII−II線におけるガラス扉の拡大横断面図である。 図1のIII−III線におけるガラス扉の拡大縦断面図である。
符号の説明
(P) 室内の間仕切壁
(E) 出入り口
(1) ガラス扉
(2) 板ガラス
(2a) 外周端縁部
(3) 扉枠体
(4) 左側縦枠
(4a) 内側面
(5) 右側縦枠
(5a) 内側面
(6) 上側横枠
(6a) 内側面
(7) 下側横枠
(7a) 内側面
(8) 引手
(9) 引手
(10) ガラス挿入溝
(10a) 内底面
(10b) 開口縁部
(10c) 内面
(11) 第1のガスケット(保持部材)
(12) 嵌合溝
(13) 凹溝
(14) 第2のガスケット(保持部材)
(15) 両面粘着テープ

Claims (5)

  1. 左右の縦枠と、この左右両縦枠間の上部及び下部をそれぞれ連結する上下の横枠とにより枠組みした扉枠体内に、板ガラスの外周端縁部を嵌め込んで組付けたガラス扉において、
    前記左右両縦枠並びに前記上下両横枠における各々の内側面に、長手方向に延びるガラス挿入溝を設け、この各ガラス挿入溝の内底面に、前記板ガラスの外周端縁部を長手方向に亘って保持する第1の保持部材と、前記ガラス挿入溝における前後の開口縁部に、前記板ガラスにおける外周端縁部の前後両面を、長手方向に亘って挟み込み保持する前後1対の第2の保持部材とを設けるとともに、
    前記第2の保持部材を、前記第1の保持部材よりも軟質のものとしたことを特徴とするガラス扉。
  2. 前記左右両縦枠における前記第1の保持部材を、前後方向に不動にするとともに、前記上下両横枠における前記第1の保持部材を、前後方向に可動としたことを特徴とする請求項1に記載のガラス扉。
  3. 前記上下両横枠における前記第1の保持部材の前後両面に、隙間を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のガラス扉。
  4. 前記第1の保持部材に、前記板ガラスの外周端縁部と嵌合する嵌合溝を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラス扉。
  5. 前記左右両縦枠における前記第1の保持部材における前記ガラス挿入溝の内底面と対向する面に、凹溝を設けるとともに、この凹溝内に装着した両面粘着テープまたは接着剤の塗布をもって、前記第1の保持部材を、前記ガラス挿入溝の内底面に固着したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス扉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255264A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 面板取付け構造および面板取付け方法
KR101395139B1 (ko) * 2013-10-28 2014-05-15 (주) 점보알텍 창호의 유리창 지지장치
CN110741132A (zh) * 2017-06-23 2020-01-31 格拉夫协同有限公司 用于制造框架的型材组件

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