JP4246860B2 - 建築物等のパネル取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物等のパネル取付構造に関し、より詳しくは、建築物のトップライト等にガラスパネル等のパネルを取り付ける際の取付構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建築物のトップライト等にガラスパネル等のパネルを取り付ける場合には、図示しないが、アルミニウムを使用して断面略正方形等に押出成形された複数のフレームに複数のパネルをシーリングを介してそれぞれ単にセットしたり、あるいは各フレームの両側部にそれぞれ切り欠き形成した各嵌合溝にパネルをガスケットを介して挟持させるようにしている。また、各フレームに複数のパネルをビス等の多数の締結具を介して螺着することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来における建築物等のパネル取付構造は、以上のようにフォロー材からなる重いフレームを使用しているので、コストが高くなるとともに、組立や作業の煩雑化を招くという問題がある。また、排水溝の断面積が実に小さいので、漏水のおそれが少なくない。また、フレームに螺子孔を穿孔する場合、アルミニウム製のフレームなので、加工精度が低く、組立性や作業性に欠けるという問題がある。さらに、フレームの構成によっては、複数のパネルを左右に交互にずらしてセット等したり、フレームに補強部材を外側から装着しなければならないことがある。この場合、見付け幅が広くなり、建築物全体の意匠性が悪化することとなり、しかも、材料費用が嵩まざるを得ない。
【0004】
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、全体としてのトータルコストを低減し、フレームの排水機能、組立性、又は作業性等を向上させ、しかも、建築物全体の意匠性を向上させることのできる建築物等のパネル取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては上記課題を解決するため、フレームと複数の押縁との間に複数のパネルを挟むものであって、
フレームは、間隔をおいて対向する一対の対向壁と、この一対の対向壁の間に架設される仕切り板とを備え、一対の対向壁の上端部にパネル受をそれぞれ取り付け、仕切板の上面に雄螺子部材を縦に支持させ、この雄螺子部材には、一対のパネル受の間に位置する雌螺子部材を螺子嵌めし、この雌螺子部材に、ばね性を有するクリッパを螺子締めするとともに、このクリッパから少なくとも一の傾斜片を仕切板の上面方向に伸ばし、
各押縁を断面逆L字形に折曲してその上端部には、パネル受との間にパネルの外周部を挟むガスケットを設け、各押縁の下端部には、クリッパの一の傾斜片に引っかかる係止爪を設けたことを特徴としている。
【0006】
なお、押縁、ガスケット、及びパネルをシーリング材を介してユニット化することができる。
【0007】
ここで、特許請求の範囲におけるパネルは、平坦な板形でも良いし、断面半円弧状等でも良い。このパネルには、単数複数枚のガラスパネルやPCパネル等が含まれる。雄螺子部材には、各種のボルトやこれと同様の機能を有する螺子棒が含まれる。同様に雌螺子部材にも、各種のナットやこれと同様の機能を有する螺子部材が含まれる。さらに、建築物等であるから、厳密な意味の建築物の他、建築物以外の構造物が含まれる。
【0008】
本発明によれば、例えばフレームを成形法により製造する場合、型の製作費用を安価としたり、成形速度を速めて関連費用を低減することができ、しかも、重量を軽減できる。また、クリッパに押縁の係止爪を引っかけてパネルを保持するので、螺子と螺子孔との位置合わせ作業等を省略することができる。また、パネルが厚い場合には、雌螺子部材を回転させてクリッパを仕切板から遠ざけたり、パネルが薄い場合には、雌螺子部材を回転させてクリッパを仕切板方向に接近させることができる。すなわち、クリッパの位置を調整できるので、パネルの厚さに応じ、複数種のフレームを製造したり、用意する必要がない。また、クリッパは、ばね性を有するので、地震等が生じると、撓んで振動を吸収したり、減衰させる。
【0009】
また、請求項2記載の発明によれば、押縁、パネル用のガスケット、及びパネルを工場等で予め一体化することができるので、製品精度を高め、現場作業の簡便化を図ることができる。また、パネルの止水をガスケットとシーリング材の二重止水機構とするので、シール工事が不要となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではない。
本実施形態における建築物等のパネル取付構造は、図1ないし図6に示すように、建築物の山型トップライト(天窓)1を縦横に組み合わされて構成する複数のフレーム2と、各フレーム2に保持される一対の押縁17とから構成され、各フレーム2と一対の押縁17との間に複数のパネル23を挟持するようにしている。
【0011】
各フレーム2は、図2及び図3に示すように、電気・熱の伝導性に優れ、腐食の進行しにくいアルミニウムやアルミニウム合金等を使用して縦長の長尺に押出成形される。このフレーム2は、間隔をおいて対向する一対の対向壁3を備え、各対向壁3の上端部である一端部には断面略リップ溝形のU字溝4が一体成形されるとともに、各U字溝4には長尺のパネル受5が密嵌されており、各対向壁3の下端部である他端部には断面が変形した略U字形のガイド挟持片6が一体成形されている。各パネル受5は、例えば耐熱性、耐候性、気密性、水密性、耐湿性、耐老化性等に優れるシリコーンゴム等を使用して押出成形され、パネル23を構成するガラスパネル24の外周部にガスケットとして密接するよう機能する。
【0012】
一対の対向壁3の間には一体的な仕切板7が少々一端部寄りに架設成形され、この仕切板7により一対の対向壁3間が一端部側の水流通用の排水路8と、他端部側の大きな開口収容空間9とに分割区画されている。この開口収容空間9は、図示しない補強部材等が図1の下方から一対のガイド挟持片6を介して適宜インサートされる。
【0013】
仕切板7の略中央部には図2ないし図5に明示するように、排水路8に位置する断面略リップ溝形の取付溝10が一体成形され、この取付溝10にはボルト11がその頭部を介して着脱自在に嵌入支持されている。このボルト11は、その螺子部が断面略U字形の補強部材12を貫通して一端部方向に指向し、この螺子部が筒形の長いナット13の一部に螺嵌されており、このナット13にはクリッパ14が緩み止め用のスプリングワッシャ15やビス16を介して回転可能に螺子締めされている。このクリッパ14は、ばね性を有する板形のステンレス、スチール、あるいはチタン等を使用して断面略逆皿形に折曲、型押し、又は押出等により成形され、その平板部から末広がりに傾斜した両側の傾斜片が施工前には図2の奥方向、換言すれば、取付溝10の長手方向に指向し、施工時には図2の左右方向、すなわち、対向壁3方向に張り出すよう機能する。
【0014】
各押縁17は、図2や図6に明示するように、アルミニウムやアルミニウム合金等を用いて基本的には断面略逆L字形に折曲成形され、平坦な一端部の外面及び内面の一部にはパネル23用のリップガスケット18が接着剤を介して覆着されるとともに、他端部にはクリッパ14の傾斜片に係止する係止爪19が折り返して屈曲成形されており、シリコーン系のパテ状接着剤であるシーリング材26を介してリップガスケット18と共にパネル23と工場等で予めユニット化される。リップガスケット18は、シリコーン系、クロロプレン系、EPDH系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、又はアクリル系のエラストマーを使用して押出成形され、側部からパネル23を構成するガラスパネル24の外周部に密接する圧接片20が屈曲可能に突出している。
【0015】
一対の押縁17のリップガスケット18の間には図2等に示すように、長尺のカバーガスケット21が介在され、このカバーガスケット21がクリッパ14やビス16を隙間を介して被覆する。このカバーガスケット21は、シリコーン系、クロロプレン系、EPDH系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、アクリル系のエラストマーや合成樹脂を使用して断面略逆U字形に押出成形され、左右両側壁の外面からリップガスケット18に弾接する複数の圧接片22が屈曲可能に並んで突出している。また、パネル23は、図2に示すように、結露防止の観点から図の上下方向に並んだ複数枚のガラスパネル24からなり、この複数枚のガラスパネル24の間には断熱用のスペーサ25が上記シーリング材を介して挟着されている。
【0016】
シーリング材26は、未硬化の反応硬化型ゴム、好ましくは常温あるいは空気中の水分で硬化する反応硬化型シリコーンゴムを使用して略帯形あるいは棒形等に成形され、工場等でリップガスケット18とパネル23の双方に貼着される。反応硬化型シリコーンゴムとしては、付加反応型シリコーンゴムや縮合反応型シリコーンゴム等があげられ、特には未硬化の可塑度が150〜500のものが好ましい。付加反応型シリコーンゴムは、オルガノポリシロキサンにオルガノハイドロジェンポリシロキサン、アルコキシシラン、及び硬化反応用触媒を添加し、さらに必要に応じて充填剤、着色無機顔料、発泡剤、シリカ分散剤、接着向上剤、反応抑制剤、耐熱性向上剤等を添加したものが用いられる。
【0017】
縮合反応型シリコーンゴムは、脱オキシム型、脱アルコール型、脱アセトン型のいずれをも使用することができるが、脱オキシム型が好ましく、オルガノポリシロキサンに架橋剤、触媒、補強性充填剤、及び潤滑剤を配合し、さらに必要に応じて接着助剤、非補強性充填剤、無機顔料、防かび剤等を添加して調製される。
【0018】
上記構成において、山型トップライト1のフレーム2にパネル23を取り付ける場合には、先ず、ボルト11、補強部材12、ナット13、スプリングワッシャ15、クリッパ14、及びビス16を組み合わせ、仕切板7の取付溝10にボルト11の頭部を嵌入して取付溝10の長手方向にスライドさせ、仕切板7の取付溝10にボルト11を縦に支持させる。この際、ビス16を緩めてクリッパ14を回転させ、クリッパ14の両側部を取付溝10の長手方向に向け、クリッパ14の両側傾斜片と各押縁17の係止爪19とが接触して干渉しないよう配慮する。
【0019】
クリッパ14の両側部を取付溝10の長手方向に向けたら、フレーム2の各パネル受5にユニット化したパネル23を搭載するとともに、ナット13の近傍に一対の押縁17の係止爪19をそれぞれ挿入配置し、クリッパ14を90°回転させてその両側の傾斜片に各押縁17の係止爪19を係止させ、ビス16を螺子締めして複数のパネル23を挟持する。この際、パネル23が厚い場合には、ナット13を回して上昇させ、パネル23の厚さに応じてクリッパ14の位置を調整すれば良い。そしてその後、一対の押縁17のリップガスケット18間にカバーガスケット21を装架し、このカバーガスケット21でクリッパ14やビス16を被覆して体裁を整え、水密性を確保すれば、フレーム2にパネル23を装着することができる。
【0020】
上記構成によれば、フォロー材ではなく、オープン材からなる軽いフレーム2を使用するので、トータルコストを著しく低減し、組立や作業の煩雑化をきわめて有効に防止することができる。また、フレーム2の排水機構を重視し、一対の対向壁3の一端部側と仕切板7とにより大きな排水路8を区画形成するので、排水路8の断面積を縦長に拡大して排水を円滑化することができ、これを通じて漏水のおそれを有効に解消することができる。また、フレーム2に低加工精度となりやすい螺子孔を穿孔したり、パネル23を多数の螺子等で直接固定するのではなく、クリッパ14と複数の押縁17の係止爪19とを簡易に係合させて複数のパネル23を一度にまとめて固定するので、螺子と螺子孔との位置合わせ等を省略することができ、しかも、位置決め性、組立性、作業性、又は施工性を大幅に向上させることが可能になる。
【0021】
また、フレーム2に補強部材等を外側からジョイント等で単に螺着するのではなく、フレーム2の開口収容空間9内に補強部材等をインサートしてその一部を吸収するので、見付け幅等を狭くすることができ、これを通じて建築物全体の意匠性を向上させたり、インサート分だけ材料費の抑制が期待できる。また、開口収容空間9を利用すれば、他のフレーム2との接合が実に容易となる。また、クリッパ14がばね性を有するので、風、交通機関、外圧、又は地震等に基づく大きな振動を開閉して吸収することができ、パネル23や建築物の損傷等をきわめて有効に防止することができる。また、風や地震等が鎮まれば、クリッパ14のばね力でパネル23を元の位置に復帰させることもできる。
【0022】
また、パネル23の厚さに応じ、ナット13を回転移動させてクリッパ14の位置を簡単に調整したり、短いナット13に交換することもできるので、パネル23の厚さに対応した複数種のフレーム2を用意する必要がない。さらに、建築物の意匠に応じ、リップガスケット18やカバーガスケット21を自由にカラーリングすることができるので、建築物の外観意匠設計に幅を持たせることが可能になる。さらにまた、押縁17の一端部、リップガスケット18、及びガラスパネル24の外周部をシリコーン系のシーリング材26により常温や空気中の水分で接着して一体化すれば、取り扱いが容易なだけではなく、長期にわたり安定した止水機能を得ることができ、しかも、強風時等においても優れた接着強度が期待できる。
【0023】
なお、上記実施形態では山型トップライト1を示したが、なんらこれに限定されるものではなく、アーチ型トップライト、四角錐型トップライト、又は突き出し窓型トップライト等でも良い。また、各フレーム2は、縦に使用することもできるし、横に配置することもできる。また、各フレーム2の対向壁3の一部を曲げたり、ガイド挟持片6を図7のように適宜変更することも可能である。また、各フレーム2の長手方向における先端部及び又は末端部の対向壁3の他端部側に切り欠きを形成したり、各フレーム2の対向壁3の一端部側に単数複数の連結口を形成し、これらの切り欠きと連結口とを利用して複数のフレーム2を略相じゃくり接合しても良い。
【0024】
また、補強部材12は、ボルト11の抜け落ちのおそれや支持構造に特に支障を来さないのであれば、省略しても良い。また、フレーム2、ボルト11、補強部材12、ナット13、スプリングワッシャ15、クリッパ14、及びビス16は、工場で組み合わせても良いし、現場で組み合わせることもできる。また、組み合わせたボルト11、補強部材12、ナット13、スプリングワッシャ15、クリッパ14、及びビス16は、必要に応じ、フレーム2に単数複数設置することができる。また、雄螺子部材であるボルト11と雌螺子部材であるナット13のいずれか一方に、クリッパ14を螺子締めしても良い。例えば、補強部材12を貫通したボルト11の螺子部にナット13を螺嵌し、このナット13を貫通したボルト11の螺子部にクリッパ14を緩み止め用のスプリングワッシャ15や単数複数のナット等を介して回転可能に螺子締めすることも可能である。
【0025】
また、クリッパ14の断面略皿形には、ばね力の期待できる形、具体的には断面皿形、断面略半円弧形、又はこれらと略同様と認められる形状が含まれる。また、クリッパ14は、一対の傾斜片を備えた断面略皿形に限定されるものではなく、例えば図8のように一の傾斜片を備えた断面略へ字形等に折曲成形し、適宜回して片側のパネル23の仮止め等に用いても良い。また、図2の奥方向に長い押縁17を使用することもできるし、図2の奥方向に短い押縁17を複数並べて使用することも可能である。さらに、圧接片20・22は単数複数に適宜増減しても良い。さらにまた、押縁17の一端部、リップガスケット18、及びガラスパネル24の外周部を一体化しても良いが、あえて一体化せずとも良い。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、全体としてのコストを低減し、フレームの排水機能、組立性、又は作業性等を向上させることができるという効果がある。また、建築物の見付け幅を狭くしたり、建築物全体の意匠性を向上させることが可能になる。
特に、フレームに低加工精度となりやすい螺子孔を穿孔したり、パネルを多数の螺子等で直接固定するのではなく、クリッパと複数の押縁の係止爪とを簡易に係合させて複数のパネルを一度にまとめて固定するので、螺子と螺子孔との位置合わせ等を省略することができ、しかも、位置決め性、組立性、作業性、又は施工性を向上させることが可能になる。
また、クリッパがばね性を有するので、風、交通機関、外圧、又は地震等に基づく振動を開閉して吸収することができ、パネルや建築物の損傷等を有効に防止することができる。また、風や地震等が鎮まれば、クリッパのばね力でパネルを元の位置に復帰させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施形態における山型トップライトを示す斜視説明図である。
【図2】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施形態を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
【図4】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施形態におけるクリッパの施工状態を示す斜視説明図である。
【図5】図4のクリッパを回転させて押縁の係止爪と係合させる状態を示す斜視説明図である。
【図6】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の実施形態における押縁を示す断面説明図である。
【図7】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の他の実施形態におけるフレームを示す断面説明図である。
【図8】本発明に係る建築物等のパネル取付構造の他の実施形態におけるクリッパを示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 山型トップライト
2 フレーム
3 対向壁
5 パネル受
7 仕切板
8 排水路
9 開口収容空間(開口空間)
10 取付溝
11 ボルト(雄螺子部材)
13 ナット(雌螺子部材)
14 クリッパ
16 ビス
17 押縁
18 リップガスケット(ガスケット)
19 係止爪
23 パネル
24 ガラスパネル
26 シーリング材

Claims (2)

  1. フレームと複数の押縁との間に複数のパネルを挟む建築物等のパネル取付構造であって、
    フレームは、間隔をおいて対向する一対の対向壁と、この一対の対向壁の間に架設される仕切り板とを備え、一対の対向壁の上端部にパネル受をそれぞれ取り付け、仕切板の上面に雄螺子部材を縦に支持させ、この雄螺子部材には、一対のパネル受の間に位置する雌螺子部材を螺子嵌めし、この雌螺子部材に、ばね性を有するクリッパを螺子締めするとともに、このクリッパから少なくとも一の傾斜片を仕切板の上面方向に伸ばし、
    各押縁を断面逆L字形に折曲してその上端部には、パネル受との間にパネルの外周部を挟むガスケットを設け、各押縁の下端部には、クリッパの一の傾斜片に引っかかる係止爪を設けたことを特徴とする建築物等のパネル取付構造。
  2. 押縁、ガスケット、及びパネルをシーリング材を介してユニット化した請求項1記載の建築物等のパネル取付構造。
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