JP2003328529A - 外装材の縦目地構造 - Google Patents
外装材の縦目地構造Info
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- E04F13/07—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
- E04F13/08—Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
- E04F13/0801—Separate fastening elements
- E04F13/0803—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements
- E04F13/081—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements with additional fastening elements between furring elements and covering elements
- E04F13/0821—Separate fastening elements with load-supporting elongated furring elements between wall and covering elements with additional fastening elements between furring elements and covering elements the additional fastening elements located in-between two adjacent covering elements
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Abstract
造の提供。 【解決手段】外装材4-1、4-2の縦接続部の内装側に、防
水材7が取り付けられたジョイナー6-1を有することを
特徴とする外装材の縦目地構造。なお、この外装材の縦
目地構造は、外装材4-1、4-2の横接続部の前記防水材7
に当たる位置にパッキン8を有するのが望ましい。この
縦目地構造ではコーキング材で目地部を防水する必要が
ない。
Description
用することなく、建築物内部に雨水などの侵入を防止す
ることができる外装材の縦目地構造に関する。
す斜視図であり、上半分は出隅材4-1および外壁パネル4
-2を取り付ける前の状態である。図2は、図1のA部拡
大図である。
に、柱1の外装側に防水紙2、縦胴縁3が順に取り付け
られ、出隅材4-1および外壁パネル4-2を留付金具5-1、5
-2によって縦胴縁3または縦胴縁3を介して柱1に取り
付けて構成する。更に、図示しないが、出隅材4-1およ
び外壁パネル4-2の上端部に設けられた横接続部と対応
する形状の横接続部を下端部に有する出隅材4-1および
外壁パネル4-2を、施工した出隅材4-1および外壁パネル
4-2の上に接続して外壁を完成する。
辺方向が地面と平行となるように貼り付ける、いわゆる
横貼り施工の場合には外装パネルの長辺方向の接続部を
意味し、外装パネルをその長辺方向が地面と垂直となる
ように貼り付ける、いわゆる縦貼り施工の場合には外装
パネルの短辺方向の接続部を意味する。また、縦接続部
とは、横貼り施工の場合には外装パネルの短辺方向の接
続部を意味し、縦貼り施工の場合には外装パネルの長辺
方向の接続部を意味する。
端部に設けられた横接続部には、止水材9が取り付けら
れている。この止水材9としては、たとえば樹脂材を膨
出加工したものが用いられる。これは、横接続部の僅か
な隙間から水が侵入するのを防止するためのものであ
る。
は、コーキング材10が充填され、これにより、縦接続
部から建築物内部へ水が侵入するのを防止している。こ
のコーキング材には、シリコン等の樹脂を施工現場で充
填、乾燥させてなる湿式シーリングと、予め成形した防
水材をはめ込んでなる乾式コーキングが知られている。
うに、例えば、出隅材4-1と外壁パネル4-2との縦接続部
の内装側にハットジョイナー6が取り付けられる。ハッ
トジョイナー6のハット形の突起部は、コーキング材1
0を充填するための空間(幅、深さ)を確保するための
ものである。コーキング材10は、このハットジョイナ
ー6の突起部の表面と、出隅材4-1および外壁パネル4-2
の縦接続部とからなる空間に塗布、充填され、出隅材4-
1と外壁パネル4-2とを接着し、水が屋内に侵入するのを
防止する。
する従来の外装材の縦目地構造では、下記の(1)〜(3)に
示す問題が発生する。 (1)露出したコーキング材が経年劣化し、耐久性、防水
性などの性能が劣化するとともに、変色等により外観が
悪化するため、数年ごとに劣化したコーキング材を補
修、更新する必要があること。 (2)コーキング材が必須なので、材料コストが上昇する
こと。 (3)施工時間(湿式の場合は充填および乾燥に要する時
間、乾式の場合ははめ込み作業に要する時間)がかかる
こと。
成するコーナー材の両側の側縁に対し、外装材が合じゃ
くりで接合されたことを特徴とする外装材の出隅材構造
の発明が開示されている。この発明では、出隅材と外壁
パネルとの接合部にコーキング材を使用しないため、上
記の(1)〜(3)の問題を一応解決できるが、新たに下記の
(4)〜(6)に示す問題が生じる。 (4)出隅材の製作費が上昇すること。 (5)施工現場での合じゃくり加工が必須なので、加工費
が上昇すること。 (6)合じゃくり加工に時間がかかること。
を解決するためになされたものであり、コーキング材を
使用することなく、防水性に優れる外装材の縦目地構造
を提供することを目的とする。
接続部の内装側に、防水材が取り付けられたジョイナー
を有することを特徴とする外装材の縦目地構造」を要旨
とする。本発明の外装材の縦目地構造は、外装材の横接
続部の前記防水材に当たる位置にパッキンを有すること
が望ましい。なお、外装材とは、外壁パネル、出隅材お
よび入隅材を意味する。
構造の一例を示す斜視図であり、図1と同様に、上半分
は出隅材4-1および外壁パネル4-2を取り付ける前の状態
である。図4は、図3のB部拡大図である。図5は、本
発明の外装材の縦目地構造の一例を示す上面図であり、
図6は、図5のC部拡大図である。図7は、図6のA−
A断面図である。
装材の縦目地構造は、外装材、例えば、出隅材4-1、外
壁パネル4-2の縦接続部の内装側に、防水材7が取り付
けられたジョイナー6-1を有する。出隅材4-1、外壁パネ
ル4-2の縦接続部は、合じゃくり加工を施してもよい
が、加工費低減の観点および施工現場での作業性の観点
からは、図に示すような、いわゆる突きつけであるのが
望ましい。
ものや塩化ビニールなどの樹脂製のものを使用する。ま
た、ジョイナー6-1に取り付ける防水材7としては、た
とえば、EPDMスポンジ、塩化ビニール系などの弾性
発泡樹脂材を用いればよい。また、ブチルゴム等を用い
てもよい。
出隅材4-1と外壁パネル4-2との縦接続部の僅かな隙間か
ら侵入した水は、出隅材4-1、外壁パネル4-2の内層側の
面と、ジョイナー6-1と防水材7とで囲まれた空間内に
留まり、この空間内を流下して屋外へ排出される。
縦接続部と上下の外装材の横接続部とが交差する位置
で、侵入した水の一部が横接続部に沿って横流れする場
合がある。この横流れを防止するためには、図3〜図7
に示すように、出隅材4-1、外壁パネル4-2の横接続部の
前記防水材7に当たる位置にパッキン8を配するのが望
ましい。
るエチレンプロピレンゴム系や塩化ビニール系の発泡樹
脂材などの弾性樹脂材を用いればよい。また、パッキン
8の形状は、外装材の上端および下端に設けられた横接
続部の形状に適合するようなものであればよい。たとえ
ば、図7に例示するように、パッキン8は、外装材(図
7では出隅材4-1)の下端部に設けられた雌実形状と上
端部に設けられた雄実形状のそれぞれの断面形状に合わ
せて、ほぼ三角形状の断面を有するものであればよい。
パッキン8は、ジョイナー6-1に取り付けられた防水材
7の幅と同等の幅のものを使用するのが望ましいが、防
水材7の幅より小さいものやこれより大きいものであっ
ても、防水材7に当たるような大きさのものであればよ
い。また、パッキン8の取り付け位置は、防水材7に当
たる位置であればよく、防水性を確保できる範囲内で多
少のズレは許容できる。
接続部の構造について述べたが、本発明の外装材の縦目
地構造は、外壁パネル同士の接続部、入隅材と外壁パネ
ルとの接続部にも適応できる。
す上面図であり、(a)は入隅材と外装パネルからなる入
隅の例を示す図であり、(b)〜(d)は2枚の外装パネル
からなる入隅の例を示す図である。なお、これらの図で
は、縦胴縁、防水紙、柱、および留付金具の記載を省略
した。
壁パネル4-2からなる入隅の場合には、図3〜図7に示
すジョイナー6-1、さらに必要に応じてパッキン8を使
用することにより、防水性に優れる入隅の縦目地構造を
完成することができる。図8(b)〜(d)に示すように、2
枚の外壁パネル4-2からなる入隅の場合には、図3〜図
7に示すものとは異なる形状のジョイナーを使用する必
要がある。
壁パネル4-1の端部を他方の外壁パネル4-2の端部表面に
接続して入隅を施工する場合には、両端部付近に防水材
7を取り付けたL字状断面を有するジョイナー6-2を用
いて、防水性に優れる入隅の縦目地構造を完成すること
ができる。この場合にも、パッキン8を使用すれば、水
の横流れを防止できるのは、図3〜図7に示した例と同
様である。
壁パネル4-1の端部が他方の外壁パネル4-2の端部と直接
接続することなく入隅を施工する場合には、両端部付近
に防水材7を取り付けたM字状断面を有するジョイナー
6-3、6-4を用いる。この場合にも、図3〜図7に示すよ
うなパッキン8を使用すれば、水の横流れを防止でき
る。
コーキング材を使用しないので、コーキング材の変色に
よる外観の悪化、材料コストの上昇、施工時間の長期化
などのコーキング材に起因する問題が発生することはな
い。また、外装材の縦接続部の僅かな隙間から侵入した
水は、ジョイナーに沿って流下して屋外に排出される。
また、パッキンを使用すれば、横接続部に横流れするこ
ともない。本発明の外装材の縦目地構造は、簡易で、且
つ防水性に優れるので、その有用性は極めて高い。
る。
図である。
図である。
り、(a)は入隅材と外装パネルからなる入隅の例を示す
図であり、(b)〜(d)は2枚の外装パネルからなる入隅
の例を示す図である。
外壁パネル、4-3.入隅材、5-1、5-2.留付金具、6.
ハットジョイナー、6-1、6-2、6-3、6-4.ジョイナー、
7.防水材、8.パッキン、9.止水材、10.コーキ
ング材
Claims (2)
- 【請求項1】外装材の縦接続部の内装側に、防水材が取
り付けられたジョイナーを有することを特徴とする外装
材の縦目地構造。 - 【請求項2】外装材の縦接続部の内装側に、防水材が取
り付けられたジョイナーを有し、外装材の横接続部の前
記防水材に当たる位置にパッキンを有することを特徴と
する外装材の縦目地構造。
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