JP2000212860A - 織機特に空気式よこ糸端挿入器付きエアジェット式織機のよこ糸欠陥の除去方法 - Google Patents

織機特に空気式よこ糸端挿入器付きエアジェット式織機のよこ糸欠陥の除去方法

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JP2000212860A
JP2000212860A JP11196046A JP19604699A JP2000212860A JP 2000212860 A JP2000212860 A JP 2000212860A JP 11196046 A JP11196046 A JP 11196046A JP 19604699 A JP19604699 A JP 19604699A JP 2000212860 A JP2000212860 A JP 2000212860A
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weft
loom
weft yarn
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outlet
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JP11196046A
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Hubertus Ludwig
フーベルトゥス、ルートビッヒ
Hans-Joachim Zeller
ハンス‐ヨアヒム、ツェラー
Adnan Wahhoud
アドナン、バホウト
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Lindauer Dornier GmbH
Original Assignee
Lindauer Dornier GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D51/00Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
    • D03D51/06Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping
    • D03D51/08Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping stopping at definite point in weaving cycle, or moving to such point after stopping
    • D03D51/085Extraction of defective weft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気式よこ糸端挿入器を利用して形成される
よこ糸端織込み縁を備えた織物を製造する際、よこ糸欠
陥の自動除去運転を支援する処置を講ずる。 【解決手段】 よこ糸欠陥の自動除去運転中に、噴射ノ
ズル(13)から少なくとも一つの空気衝撃パルスが、
よこ糸(4)におさ(3)のよこ打ち運動と逆向きに与
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲請
求項1の上位概念部分に記載の織機特に空気式よこ糸端
挿入器を備えたエアジェット式織機におけるよこ糸欠陥
の除去方法に関する。更に本発明は請求項5の上位概念
部分に記載の織機に関する。
【0002】
【従来の技術】堅固な閉鎖織物縁を形成するために純空
気式に作動するよこ糸端挿入器が装備されている織機特
にエアジェット式織機(エアジェットよってよこ糸を開
口の中に通す様式の織機)は既に知られている。
【0003】織機において形成すべき開口の入口側と出
口側に織物の打つけ縁に近くにそれぞれよこ糸端挿入器
が置かれ、詳しくは開口の中に入れられたよこ糸が、お
さによって織物の打つけ縁によこ打ちされた際に、それ
ぞれのよこ糸端挿入器のV形に形成されたよこ糸入口を
通って、ほぼ織物の打つけ縁の平面内に位置する狭い心
出しスリットの中に到達するように置かれている。開口
の中に正確に入れられたよこ糸は、織物の打つけ縁によ
こ打ちされた後、この範囲に公知のように配置されてい
るよこ糸カッターによって切断され、そのよこ糸両端は
それぞれのよこ糸端挿入器の中に空気式に保持され、続
いてよこ糸端は空気式に開口の中に戻されて織り込まれ
る。これは一般に、先に通されたよこ糸とたて糸が結ば
れ終えている開口に続いて行われる。
【0004】よこ糸通し過程においてどのような性質の
欠陥もよこ糸通し過程中に既存の監視装置によって確認
され検出され、その際、このたいていはよこ糸内に位置
する欠陥を除去するために、それ自体公知の欠陥除去運
転が自動的に開始される。この欠陥除去運転は当該技術
者において用語「自動よこ糸切れ端除去運転」として知
られている。
【0005】この自動よこ糸切れ端除去運転は特にエア
ジェット式織機において、おさのよこ糸通し通路の下流
側即ち出口側にそのよこ糸をつかまえて引き出すための
手段が存在し、織物の打つけ縁によこ打ちされたよこ糸
がよこ糸カッターによって切断されず、開口が開かれた
際にそのよこ糸をいわゆるよこ糸ループを形成しながら
織物の打つけ縁から解くいわゆるリレーノズルが織り幅
にわたって存在していることを前提としている。
【0006】このよこ糸の解き作業に関係してよこ糸引
き出し手段が活動される。これによってよこ糸欠陥を除
去するために、たいていは空気式吸引ノズルであるよこ
糸引き出し手段によって、プログラミングされた長さだ
けよこ糸が引き出される。
【0007】エアジェット式織機における必然的に異な
った織物の打つけ縁の種々の幾何学的状態、定置形空気
式よこ糸端挿入器の位置および固定して配置された吸引
ノズルの位置のために、織物の打つけ縁から解くべきよ
こ糸は、よこ糸端挿入器の心出しスリットによって折れ
曲がって引っ張られる。このために、よこ糸にループが
形成された際に、そのループが心出しスリットのたて糸
側に引っ掛かってしまい、即ちよこ糸が心出しスリット
に引っ掛かってちぎれてしまう恐れなしに、ループを引
き抜くことができなくなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、空気
式よこ糸端挿入器を利用して形成されるよこ糸端織込み
縁を備えた織物を製造する際、よこ糸欠陥の自動除去運
転を支援する処置を講ずることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、公知の自動よこ糸欠陥除去運転過程に、補助的なよ
こ糸除去運転過程を加えることによって解決される。即
ちこの補助的なよこ糸除去運転過程は、織物の打つけ縁
から解くべきよこ糸が、解き過程中によこ糸端挿入器の
よこ糸入口の下流側で少なくとも一つの空気衝撃パルス
によって、よこ糸を引き出す際によこ糸ループがよこ糸
端挿入器の心出しスリットの外に位置するか少なくとも
心出しスリットから去るように、付勢されることにあ
る。
【0010】補助的なよこ糸除去運転を実施するために
本発明に基づいて、空気噴射ノズルが設けられている。
この空気噴射ノズルはその噴出口が開口の出口側に位置
するよこ糸部分に向けられ、好適にはよこ糸端挿入器の
心出しスリット内に位置するよこ糸に向けられている。
【0011】その場合、空気衝撃パルスが少なくともた
て糸側においてよこ糸端挿入器の心出しスリットに接
し、これによって心出しスリットの内部でよこ糸に衝突
することが有利である。これは、空気衝撃パルスがよこ
糸端挿入器の長手中心軸線に対して鋭角に噴射ノズルか
ら噴出することを意味する。
【0012】本発明の他の実施形態において、よこ糸端
挿入器の心出しスリットがたて糸側において所定の長さ
Lにわたって、心出しスリット内における空気衝撃パル
スの十分大きな作用を得るためおよび心出しスリットか
らよこ糸を滑り出させることを支援するために、上側た
て糸群に向いて形成された衝突面および下側たて糸群に
向いて形成された衝突面を有することを提案する。
【0013】本発明に基づいて存在する第1の噴射ノズ
ルのほかに、心出しスリットからのよこ糸ループの排出
作用を支援するために、心出しスリットの出口側即ち下
流側に別の噴射ノズルを設けることが考えられる。
【0014】本発明に基づいて、出口側よこ糸端挿入器
に、その出口がよこ糸に向けられている補助流路が設け
られる。
【0015】本発明に基づいて更に、よこ糸端挿入器が
よこ糸欠陥を除去する時点で、よこ糸運動の臨界範囲か
ら強制的に、制御してあるいは引っ張られるよこ糸自体
によってその作動位置から揺動してそらされ、よこ糸欠
陥除去運転の終了後にその作動位置に揺動して戻される
ことを提案する。
【0016】本発明に基づく方法によって、空気式よこ
糸端挿入器を利用して作られるよこ糸端織込み縁を備え
た織物を製造する際、運転過程を中断することなしによ
こ糸欠陥を自動的に除去することができる。
【0017】この運転過程における作業員の手動操作は
防止され、それに起因する織機の停止が減少される。織
機の停止はそれに伴って織物に始動個所印のような模様
を生じてしまう。
【0018】即ち本発明に基づく方法によって、空気式
よこ糸端挿入器を備えたエアジェット式織機の効率が高
められる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図に示した実施の形態を参照
して本発明を詳細に説明する。
【0020】図5に概略的に示されている従来のエアジ
ェット式織機の場合、主ブローノズル5によってよこ糸
通し通路3aの中に入れられたよこ糸4における欠陥
は、おさ3のよこ糸通し通路3aの出口側にあるよこ糸
監視器2によってまず検出され、これによってよこ糸の
欠陥除去運転が行われる。その際、よこ糸監視器2を通
過するよこ糸4はそれから固定吸引ノズル11によって
つかまれ引っ張られる。よこ糸監視器2の欠陥検出信号
は入口側よこ糸カッター6および出口側よこ糸カッター
7の切断過程を中断するために利用される。
【0021】おさ3を支持するスレー(図示せず)の駆
動もしゃ断されるが、おさ3のよこ糸通し通路3aの中
に入れられたよこ糸4は、おさ3によって織物8の打つ
け縁8aによこ打ちされる。そのよこ糸のよこ打ちは、
織機の駆動装置およびスレー自体における慣性モーメン
トが作用し、この慣性モーメントに関する限りにおい
て、よこ糸監視器2の停止信号発生後における織物8の
打つけ縁8aへのおさ3のよこ打ちが阻止されないとい
うことに起因している。
【0022】即ちそのよこ糸4はよこ糸監視器2の停止
信号発生後に織物8の打つけ縁8aに必然的によこ打ち
される。当該技術者において用語「自動よこ糸切れ端除
去運転」で知られている方法によって、織物8の打つけ
縁8aによこ打ちされたよこ糸4をここから解く運転が
開始される。織り工程を再始動するまでの運転過程は既
に知られているので、これについては詳述しない。
【0023】いわゆるよこ糸端織込み縁8b付き織物8
を製造し、このよこ糸端織込み縁8bを空気式よこ糸端
挿入器9、10を利用して実現しようとする場合、図1
に示されているように次のような問題が生ずる。即ち、
織物8の打つけ縁8aからよこ糸4を解く際に生ずるよ
こ糸ループ4aが、出口側よこ糸端挿入器10のよこ糸
入口10aあるいは心出しスリット10bを通過せず、
吸引ノズル11によってよこ糸を引き出すことができな
くなり、このために自動よこ糸切れ除去運転が休止して
しまう。
【0024】このために本発明に基づく方法を適用す
る。
【0025】図1に基づいて、よこ糸欠陥を除去する
際、自動よこ糸切れ端除去運転に追加して、よこ糸ルー
プ4aの形をしたよこ糸欠陥がよこ糸端挿入器10に接
しないかあるいは少なくともよこ糸端挿入器10から吹
き出されるように、開口12の出口側において少なくと
も一つの空気衝撃パルスが、噴射ノズル13からおさ3
のよこ打ち運動方向3bに対して角度αを成してよこ糸
4に与えられる。
【0026】空気衝撃パルスがよこ糸端挿入器10のよ
こ糸入口10aおよび心出しスリット10bのたて糸側
口に鋭角αを成して向けられていることが、ここではよ
こ糸入口10aおよび心出しスリット10bのたて糸側
口が本発明に基づいて形成されていることに関係して、
よこ糸4への空気衝撃パルスの作用が支援されるので有
利である。
【0027】本発明に基づく他の方式は、よこ糸端挿入
器10のたて糸側口10aおよび心出しスリット10b
が所定の長さLにわたって少なくとも一つの空気衝撃パ
ルスに対する衝突面14を形成していることにある。
【0028】本発明の他の有利な実施形態においてよこ
糸端挿入器10がこのよこ糸端挿入器10の長手中心軸
線15に対して偏心して置かれた回転軸16を中心とし
て回転可能にあるいは少なくとも揺動可能に支持されて
いるとき、衝突面14に作用する少なくとも一つの空気
衝撃パルスがよこ糸端挿入器10を二重矢印17の方向
に揺動運動させる。
【0029】事情によってはこの揺動運動は、よこ糸部
分に存在する吸引ノズル11の引張り力Fと組み合わさ
れて支援される。これはもっとも、そのよこ糸4が吸引
ノズル11によってつかまれ、実際によこ糸ループ4a
が出口側よこ糸端挿入器10に到達していることが前提
となる。
【0030】図2には図1におけるエアジェット式織機
に利用される空気式よこ糸端挿入器が図1および図3に
おいてA方向から見た図で示されている。
【0031】よこ糸端挿入器10は狭い心出しスリット
10bに移行しているV形よこ糸入口10aを有してい
る。その心出しスリット10b内によこ糸4の被挿入端
が保持され、最終的に図1における開口12の中に戻さ
れる。たて糸側よこ糸入口10aおよび心出しスリット
10bには本発明に基づいて上側入口脚10cと下側入
口脚10dとの間にそれぞれ噴射ノズル13の噴出口1
3aが向けられている衝突面14が形成されている(図
1参照)。よこ糸4を吹き出すために重要なよこ糸端挿
入器10の上下の衝突面14は、たて糸側がV形よこ糸
入口10aの入口脚10c、10dの上下の縁から心出
しスリット10bの上下の縁まで延びている。
【0032】図2において図1における噴射ノズル13
と異なって本発明の他の実施形態に基づいて、心出しス
リット10bの終端境界部10b″の正面に、よこ糸入
口10aの方向に作用する圧縮空気管接続口21付きの
よこ糸吹き出しノズル20が設けられている。その圧縮
空気管接続口21に可とう性の圧縮空気管22が接続さ
れている。
【0033】図3には出口側よこ糸端挿入器10が図2
におけるB−B線に沿った断面図で示されている。下側
入口脚10dないし上側入口脚10cの縁10b′はそ
れぞれ図2における心出しスリット10bの始端となっ
ている。
【0034】織物8の打つけ縁8aによこ打ちされた無
傷のよこ糸4のよこ糸端を引っ張るために、心出しスリ
ット10bの終端境界部10b″の前にそれ自体公知の
ように、よこ打ちされたよこ糸4の出口側端を空気式に
保持するよこ糸締付け通路18が設けられている。形成
すべき開口12の中に出口側よこ糸端を挿入するために
公知のように、よこ糸締付け通路18内に保持されたよ
こ糸端をその開口12の中に吹き込むよこ糸通し通路1
9が存在している。
【0035】よこ糸ループ4aの除去中に噴射ノズル1
3の作用と関連してよこ糸端挿入器10を揺動可能にす
るために、よこ糸端挿入器10は織機の一部(図示せ
ず)に回転可能に支持されている軸16を有している。
【0036】図4においてよこ糸端挿入器10に形成さ
れた衝突面14は45°より大きな角度βを成してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく空気式よこ糸端挿入器を備えた
エアジェット式織機のよこ糸欠陥除去運転状態における
概略構成図。
【図2】空気式よこ糸端挿入器の概略構成図(図4のA
方向から見た図)。
【図3】図3におけるB−B線に沿った断面図。
【図4】図3におけるC方向から見た図。
【図5】従来における空気式よこ糸端挿入器を備えたエ
アジェット式織機のよこ糸欠陥除去運転状態における概
略構成図。
【符号の説明】
1 エアジェット式織機 2 よこ糸監視器 3 おさ 3a よこ糸通し通路 3b よこ打ち運動方向 4 よこ糸 4a よこ糸ループ 5 主ブローノズル 6 よこ糸カッター 7 よこ糸カッター 8 織物 8a 打つけ縁 8b よこ糸端織込み縁 9 よこ糸端挿入器 10 よこ糸端挿入器 10a よこ糸入口 10b 心出しスリット 10b′心出しスリットの縁 10b″心出しスリットの終端境界部 10c よこ糸入口脚 10d よこ糸入口脚 11 吸引ノズル 12 開口 13 噴射ノズル 13a 噴出口 14 衝突面 15 長手中心軸線 16 軸 17 よこ糸端挿入器の揺動方向矢印 18 よこ糸締付け通路 19 よこ糸通し通路 20 吹き出しノズル 21 圧縮空気管接続口 22 圧縮空気管
フロントページの続き (72)発明者 フーベルトゥス、ルートビッヒ ドイツ連邦共和国リンダウ、オーベーレ、 フルールシュトラーセ、6 (72)発明者 ハンス‐ヨアヒム、ツェラー ドイツ連邦共和国ブロインリンゲン、ヘル デンシュトラーセ、23 (72)発明者 アドナン、バホウト ドイツ連邦共和国リンダウ‐ボドルツ、バ イヘルベーク、6

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】よこ糸が主ノズルによっておさのよこ糸通
    し通路の中に入れられ、おさの出口側に存在するよこ糸
    監視器によってよこ糸欠陥を認識され検出され、その際
    によこ糸の始端がよこ糸監視器の出口側に配置された固
    定吸引ノズルによって保持され、そして一方では主ノズ
    ルと入口側よこ糸端挿入器との間および他方では出口側
    よこ糸端挿入器と固定吸引ノズルとの間でのよこ糸の切
    断が中断され、そしてよこ糸がおさによって織物の打つ
    け縁によこ打ちされ、たて糸と結び合わされ、そして先
    に行われたよこ糸の結びが再び解かれ、そしてよこ糸が
    空気衝撃パルスによってよこ糸ループを形成しながら織
    物の打つけ縁から解かれ、吸引ノズルの吸引作用によっ
    て開口から引き出されるような織機特に開口の入口側お
    よび出口側によこ糸端挿入器が配置されているエアジェ
    ット式織機におけるよこ糸欠陥の除去方法において、織
    物の打つけ縁からよこ糸を解く間あるいは少なくともそ
    の後で、少なくとも一つの補助空気衝撃パルスがよこ糸
    に、おさのよこ打ち運動方向と逆向きに与えられること
    を特徴とする織機におけるよこ糸欠陥の除去方法。
  2. 【請求項2】少なくとも一つの空気衝撃パルスが、よこ
    糸端挿入器におけるよこ糸入口の開口側口に向けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の織機におけるよこ
    糸欠陥の除去方法。
  3. 【請求項3】少なくとも一つの空気衝撃パルスが、出口
    側よこ糸端挿入器を揺動させてその作動位置からそらせ
    ることを特徴とする請求項1記載の織機におけるよこ糸
    欠陥の除去方法。
  4. 【請求項4】少なくとも一つの空気衝撃パルスが、引っ
    張られたよこ糸に在りよこ糸端挿入器と接触しているよ
    こ糸ループと一緒に、出口側よこ糸端挿入器を揺動させ
    てその作動位置からそらせることを特徴とする請求項1
    記載の織機におけるよこ糸欠陥の除去方法。
  5. 【請求項5】開口を形成する少なくとも二つのそうこう
    枠(シャフト)、主ノズル(5)、多数のリレーノズル
    (5a)、よこ糸(4)を織物(8)の打つけ縁(8
    a)によこ打ちするよこ糸通し通路(3a)付きおさ
    (3)、よこ糸通し通路(3a)の出口側に存在する少
    なくとも一つのよこ糸監視器(2)、よこ糸監視器
    (2)の出口側に配置された固定吸引ノズル(11)、
    入口側の空気式よこ糸端挿入器(9)、出口側の空気式
    よこ糸端挿入器(10)、入口側のよこ糸カッター
    (6)および出口側のよこ糸カッター(7)を備えた織
    機特にエアジェット式織機において、空気噴射ノズル
    (13)の出口(13a)が、開口の出口と出口側よこ
    糸端挿入器(10)の開口側口との間に位置するよこ糸
    (4)の部分に向けられ、少なくとも一つの空気衝撃パ
    ルスをこのよこ糸(4)の部分に与えることを特徴とす
    る織機。
  6. 【請求項6】空気衝撃パルスが出口側よこ糸端挿入器
    (10)内における補助流路(20)によって発生され
    ることを特徴とする請求項5記載の織機。
  7. 【請求項7】空気噴射ノズル(13)の出口(13a)
    がよこ糸端挿入器(10)の長手中心軸線(15)に対
    して鋭角(α)を成していることを特徴とする請求項5
    記載の織機。
  8. 【請求項8】よこ糸端挿入器の開口側面が、よこ糸入口
    脚(10c、10d)および心出しスリット(10b)
    に衝突面(14)を有していることを特徴とする請求項
    5記載の織機。
  9. 【請求項9】衝突面(14)がよこ糸端挿入器(10)
    の長手中心軸線(15)に対して45°より大きな角度
    (β)を成していることを特徴とする請求項5記載の織
    機。
  10. 【請求項10】出口側よこ糸端挿入器(10)が長手中
    心軸線(15)に対して偏心して回転点(16)に揺動
    可能に支持されていることを特徴とする請求項5記載の
    織機。
  11. 【請求項11】よこ糸端挿入器(10)内によこ糸締付
    け通路(18)およびよこ糸挿入通路(19)に加え
    て、よこ糸端挿入器(10)の長手中心軸線(15)の
    方向に向いて作用する流路(20)が存在していること
    を特徴とする請求項6記載の織機。
JP11196046A 1998-07-23 1999-07-09 織機特に空気式よこ糸端挿入器付きエアジェット式織機のよこ糸欠陥の除去方法 Pending JP2000212860A (ja)

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