JPH01266240A - ジェット織機で開口内にミスピックされた緯糸を解除し、補修する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ジェット織機に於て開口内にミスピック（ｍ
ｉｓｐｘｃｈ）された緯糸を解放し且つ修繕する方法に
関するものである。

ミスピック、即ち欠陥緯入れされた緯糸を経糸群で形成
された開口から解除し、且つ同時に取除く方法は知られ
ている。織機がミスピックされた緯糸に関して開口位置
で停止すると同時に、クランプは空気シリンダーの１対
のピストンロッドで実施される複雑な運動によって糸の
自由端にそっと寄せられる。その結果、緯糸自由端はク
ランプで把持され、特殊形状筬（ｓｈａｐｅｄ　ｒｅｅ
ｄ）のキャリヤー上で開口の前に固定されたボックスか
ら可撓ベルトがそっと出される。ベルトの端部には曲が
った側面を有するパドル（ｐａｄｄ　ｌｅ）が取付けら
れており、パドルはクランプの下部で開口内に挿入され
る。

１側ではパドルがキャリヤーによって案内され、そして
その他の曲がった側によってクランプで保持された緯糸
が把持される。特殊形状筬に沿って開口を貫通する運動
によって、パドルの他側によって把持されたミスピック
緯糸が機械的に織込み場所からはずされる。パドルは全
開口長を通された後、可撓ベルトの巻戻しによってボッ
クスに戻される。そこで直ちにクランプははずされたミ
スピック緯糸の把持端を振り運動によって、開口から吸
出しによってミスピック緯糸を取除く吸引ノズルへ移動
させる。この分離サイクルの終了と同時に、織機の織成
サイクルの再始動が可能である。

ミスピック緯糸を開口からはずし、且つ取除くこの方法
の欠陥は、お互いに正確に継続する多くの解除運動の続
行での非常な技術的要求に存在する。機械的解除は、解
除されるべき緯糸が扁平部分によって糸むらに対抗する
ことで生ずる糸の限界強度を越すこと、又はその限界強
度を越す他の理由で破断するから、穏やかでも確実でも
ない。

糸が切断すれば、緯糸のはずしく解除）も取除きももは
や機械的には完了出来ない。

本発明にかかる方法の主題は、緯糸が圧力流体の作用に
よって進行ウェーブ（波）の形態で、開口内に於てその
長さの自由部分からはずされる点にある。

本発明に従かった方法の利点は、織成点で緯糸に及ぼさ
れる力の張力成分が加圧流体の高速流によって引起こさ
れる点にある。

本発明方法の更に重要な利点は、ミスピック緯糸のはず
しと同時に補修され、従って新しい全長の後続する挿入
によって緯糸を取除く全処１を省略することを可能にし
た点にある。

〔実施例〕

以下本発明を添付図面を参照して詳述する。

織成工程中、公知の織機での経糸群３から成る開口２を
通る緯糸１の挿入は該開口の端部で緯糸停止装置４によ
って探知照合されている。開口２の終端方向に向かう緯
糸１のミスピックを検出すると同時に、緯糸停止装置４
が図示されてない制御機構に信号を発する。そして該制
御機構は緯糸１の長さの測定を停止し、同時に加圧流体
の挿入ノズル５内への人口を防ぐ。同時に、開口２０入
ロ側で緯糸１の分離を阻止するために、信号がカッター
６の妨害のために発せられる。織成工程の停止の間、筬
８による打込み中にそれからの緯糸１のミスピック長９
の破損を防ぐ目的のために、一定の引張り応力が緯糸１
の自由部分７に持続される。織成工程の停止に基いて、
織機が緯糸１のミスピック長９の開口２に逆転される時
、緯糸１の後続の測定された長さ１０が解除される。緯
糸１の測定された後続長１０と緯糸１のミスピック長９
との間の緯糸１の自由部分７がそこで補助ノズル１１か
らの横断圧力流体の流れによって作用される。該横断圧
力流体の流れの作用によって、ループ１２が、緯糸１の
後続長１０の部分を解除することによって、緯糸１の自
由部分７に形成される。該方法のこの部分は織成工程の
停止の間に既に遂行されるので、従って不切断緯糸１の
自由部分７への張力の補足的補正の必要性は省略出来る
。緯糸１のミスピックされた長さ９の存在する開口への
逆転と同時に、織機はその位置に停止され、その位置で
は緯糸１の挿入が正常織成工程として開始される。この
事は以下の理由で有利である。即ち、このまだ織機回転
の第１コードラント（ｑｕａｄｒａｎｔ）にあっては、
経糸群３の運動は緯糸挿入チャンネルを有する筬８を織
成点（交絡点）１３から進める運動を助長する。その結
果、経糸３の開口２がかなり開かれ、同時に筬８は織成
点１３からそれ程離れず、そして追加吹付ノズル１４が
、開口２内へ経糸群３の下側層を通してその出口開口を
備えた上方部分のみを突出する。

緯糸１のミスピックされた長さ９を有する開口２内に入
ることによって、ミスピック長の実際の解除を始めるこ
とが可能となる。ループ１２に作用する圧力流体流によ
る緯糸１の自由部分７に引起こされる引張り応力の増大
によって、緯糸１のミスピック長９０部分が経糸群３の
縁ではずされる。この引張り応力は、また例えば機械的
手段の如き他の作用によっても緯糸１の自由部分７に形
成出来る。

その後は、挿入ノズル５と追加吹付はノズル１４に入り
込む圧力流体が放出され、同時に補助ノズル１１からの
圧力流体が止められる。緯糸挿入圧力流体流の張力によ
って、緯糸１の後続長１０の解除部分が開口２内にルー
プ１２から移され、そこでは緯糸１をウェーブ１５にし
、ウェーブの前部１６が追加吹付ノズル１４から放出さ
れる緯糸挿入圧力流体によって作用を受ける。

追加吹付ノズル１４から放出される圧力流は、従って経
糸群３で作られた開口２の７字形態内での緯糸１のミス
ピック長９を保持する摩擦力に打勝たねばならない。こ
の保持力の強度は、分かれた経糸群３の不均一な張力及
びそれら繊維の不均等性故に開口２の長さに応じて変更
する。更にその上、ウェーブの前部１６と打込まれたミ
スピック長９との間でのウェーブ１５中の緯糸１の連続
部分１７が前述の追加吹付ノズル１４によって相当に作
用を受ける状態を引起こすので、ウェーブ１５の長さは
過度に増加出来ない。この事は、織成点１３からの緯糸
１の時期尚早の解除と、緯糸１の連続部分１７の弛緩と
を引起こし、そして圧力流体流の回転のために前進する
ウェーブ１５の前部のよじれと引続いて起こるウェーブ
の停止とを引起こす。この事は、しかしながら、開口２
内でのウェーブ１５の前部１６の移動を継続することに
より、且つ圧力流体の緯糸挿入流のウェーブ上にのみの
作用によって防止可能である。

そこで開口２の全長にわたって緯糸１の移動ウェーブ１
５が通過し、緯糸１の全ミスピック長９は、このように
織成布１８の織成点１３からはずされる。同時に、緯糸
１のミスピック長９の補修（修繕）が、ウェーブ１５の
移動通過によって緯糸１が開口２中で引張られ、且つま
っすぐにされて、遂行される。若し、織成中に開口２内
で緯糸１の切断が生じ、その切断長の部分が吹き飛ばさ
れ、且つ解除ウェーブ１５によって加えられる長さより
もその長さが長ければ、緯糸停止装置４はウェーブ１５
の通過に基づく緯糸１の存在を探知しない。その場合に
、緯糸１は測定された緯糸１の後続長１０から緯糸１の
前部１６まで解除され、緯糸は緯糸挿入流体の流れによ
って開口２を通して運ばれ、緯糸停止装置４に達し、そ
こで停止装置４は信号を発し、該信号によって緯糸１の
後続長１０からの解除と緯糸挿入流体の供給とは停止さ
れる。従って、ミスピックされた長さ１０は完全に補修
され、モして織成サイクルは直ちに遂行出来る。織成材
料が、解除ウェーブ１５０貫通の間、ウェーブ１５での
小径の曲げか、ウェーブへの圧力流体の過度の作用かに
よって、緯糸１の繊維分離か損傷を生ずるタイプの場合
に、緯糸１のミスピックされて既に解除された長さ９は
、開口９から例えば公知の巻取り装置による回収によっ
て、挿入方向か又は開口の打込み側かに取除かれる。緯
糸１の解除されたミスピック長９が開口２の打込み側に
引出すことで取除かれる場合には、そのあと緯糸１の新
規後続長１０の全部が開口２内に同時に挿入され、そし
て正常織成サイクルを開始すると同時に、この長さは織
機の第１回転の間に既に織成点１３内に筬打ちされる。

織成材料が布１８に織段を作る傾向を有する場合には、
緯糸１は、ミスピックされた長さ９のウェーブ１５によ
る解除と同時に切放され、そして、例えば既に上述され
た仕方で開口から取除かれる。緯糸１のこのミスピック
長９の除去と同時に、正常織成の進行が緯糸１の後続長
１０の挿入によって再開される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の布面から解除中の緯糸ウェーブを有
する開口の一部を示す斜視図。 第２図、第３図、第４図、及び第５図は、それぞれ本発
明の開口幅を通してウェーブの段階的推移を表わす説明
図。 １・・・緯糸、　　　　　　　２・・・開口、３・・・
経糸、　　　　　　４・・・経糸停止装置、５・・・挿
入ノズル、　　　　６・・・カッター、７・・・自由部
分、　　　　　訃・・筬、９・・・ミスピック緯糸、　
　１１・・・補助ノズル、１２・・・ループ、　　　　
　１３・・・織成点、１４・・・追加吹付ノズル、１５
・・・ウェーブ、１６・・・ウェーブの前部、１７・・
・連続部分、１８・・・織成布。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、織成の停止と同時に、緯糸の測定され且つ保持され
   た挿入する長さが、開口内にミスピックされ且つ織成布
   の織成点に筬打ちされた緯糸長とその自由部分で連続さ
   れており、緯糸が織成点から、且つ開口の打込み側への
   挿入から解除され、そして緯糸（１）は圧力流体の作用
   によって進行するウェーブ（１５）の形態で開口（２）
   内に自由部分長（７）から解除されることを特徴とする
   緯糸挿入圧力流体によってジェット織機で開口内にミス
   ピックされた緯糸を解除し、補修する方法。 ２、解除の開始前に、緯糸（１）の保持され、測定され
   た後続長（１０）の部分が解除される請求項１に記載の
   方法。 ３、緯糸（１）のミスピック長（９）の解除の開始前に
   、その自由部分長さ（７）が引張り応力の作用を受ける
   請求項１又は２に記載の方法。 ４、解除されたミスピック緯糸長の引張りによって、緯
   糸（１）の新規後続挿入長（１０）の少くとも１部が開
   口内に導入される請求項１から３までのいずれか１項に
   記載の方法。 ５、解除用圧力流体が少くとも１つの継続的な連続する
   押寄せウェーブで緯糸（１）に作用する請求項１から４
   までのいずれか１項に記載の方法。