JP2001234451A - 織機における耳形成装置の駆動方法及び装置 - Google Patents

織機における耳形成装置の駆動方法及び装置

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JP2001234451A
JP2001234451A JP2000044871A JP2000044871A JP2001234451A JP 2001234451 A JP2001234451 A JP 2001234451A JP 2000044871 A JP2000044871 A JP 2000044871A JP 2000044871 A JP2000044871 A JP 2000044871A JP 2001234451 A JP2001234451 A JP 2001234451A
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weft
weaving
ear
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Akihiko Nakada
明彦 中田
Shigeharu Sawada
茂晴 澤田
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Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/40Forming selvedges
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製織条件の切り替わりに影響されること
なく、均一なタックイン耳組織を形成すること 【解決手段】 タックイン耳形成装置の駆動技術は、耳
の形成に寄与する複数の耳組要素の少なくとも1つを作
動させる作動条件を前記製織条件に対応させて予め設定
しておき、製織中において前記製織条件及び前記設定さ
れた作動条件にしたがって前記耳形成装置を作動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筬打ちされた緯糸
を切断し、切断された緯糸の端部を経糸の開口内へ折り
返すタックイン耳形成装置の駆動方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のタックイン耳形成技術の1つと
して、緯入れされた緯糸を切断するカッタと、緯糸の端
部を空気流により保持する糸保持器と、緯糸端部を経糸
の開口内に折り返すタックイン・ニードルとを用いるも
のが記載されている(特開昭62−53450号公
報)。この従来技術においては、カッタ、糸保持器、タ
ックイン・ニードル等、耳の形成に寄与する各耳組部品
(耳組要素)を一定のタイミングで作動させ、緯糸の種
類が変更されたときに空気の供給圧力を変更している。
【0003】タックイン耳形成技術の他の1つとして、
糸保持器、カッタ及びタックイン部品を含む複数の耳組
要素のうちの少なくとも1つを作動させる電磁アクチュ
エータと、織機の製織パターン制御装置からのパイル組
織信号と織機の主軸の回転角度を表す回転角度信号とに
したがって前記電磁アクチュエータを作動状態又は不作
動状態にする信号を出力する作動指令装置とを用いたも
のがある(特開平2−112446号公報)。この従来
技術においては、パイル織り期間においてはパイル編成
サイクルの次のパイル編成サイクルにおいてのみ耳組要
素を作動させることにより耳組要素の不作動時に緯入れ
された複数の緯糸をまとめてタックインさせ、パイルを
形成しない非パイル織り期間においては緯入れのたびに
耳組要素を作動させることにより緯糸毎にタックインさ
せている。
【0004】タックイン耳形成技術のさらに他の1つと
して、パイル織り期間においてはパイル編成サイクルの
次のパイル編成サイクルに複数の緯糸をまとめてタック
インさせ、パイルを形成しない非パイル織り期間におい
ては緯入れのたびにタックインさせるものが開示されて
いる(特許第2501845号公報)。この従来技術に
おいては、製織条件である編成組織に対応させて耳組要
素の駆動を停止させている。
【0005】
【解決しようとする課題】しかし、いずれの従来技術
も、緯糸を経糸開口内にタックインさせる過程内におい
て耳組要素(耳形成要素)を実際に作動させるための作
動条件(タックイン条件)を変更していないし、製織条
件の変更にともなってそのような作動条件を変更しても
いない。そのような従来技術では、製織条件が変更され
ても、耳組要素を実際に作動させるための作動条件が変
更されないから、不適切な作動条件の基で耳組織が形成
されてしまう箇所が存在し、耳組織が均一に形成されな
い。
【0006】特に、高付加価値の織物においては、例え
ば、緯糸、織前の位置(緯糸の打ち込み密度、織物組
織、経糸の開口状況等に左右される。)、織機の回転数
等のほかに、耳組要素の作動・不作動のような製織条件
を製織パターンにしたがって変更する製織が行われてい
る。しかし、上記の従来技術では、高付加価値の織物で
あるにもかかわらず、均一な耳組織が形成されないこと
になる。
【0007】また、緯糸の保持や開口内への緯糸の折り
返しに空気のような流体を利用する耳形成装置において
は、折り返す緯糸端部に対する作動条件の過不足が耳組
織の形成に大きな影響を与える。例えば、空気の不十分
な噴射はタックイン・ミスを生じ、空気の過剰噴射は緯
糸や開口経糸部分にダメージを与えるから、いずれも織
物欠点を生じる。
【0008】それゆえに、タックイン耳形成技術におい
ては、製織条件の切り替わりに影響されることなく、均
一なタックイン耳組織を形成することが重要である。
【0009】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係る駆動方法及び
装置は、製織パターンの切り替わりにともなって製織条
件を変更する織機に備えられ、筬打ちされた緯糸を切断
し、切断された緯糸の端部を経糸の開口内へ折り返す耳
形成装置を駆動させる技術に適用される。
【0010】本発明に係る駆動方法は、耳の形成に寄与
する複数の耳組要素の少なくとも1つを作動させる作動
条件を前記製織条件に対応させて予め設定しておき、製
織中において、前記製織条件及び前記設定された作動条
件にしたがって前記耳形成装置を作動させることを含
む。
【0011】本発明に係る駆動装置は、耳の形成に寄与
する複数の耳組要素の少なくとも1つを作動させる作動
条件を前記製織条件に対応させて予め設定する設定器
と、前記製織条件に関連する情報が入力され、入力され
た情報及び設定された作動条件にしたがって前記耳形成
装置を駆動させる駆動回路とを含む。
【0012】織機は、空気や液体等の流体を噴射する流
体噴射式織機、レピア・グリッパを用いるレピア織機等
の無杼織機とすることができ、さらにはパイル織機であ
ってもよい。製織条件の切り替わりは、製織条件自体の
切り替わり、製織条件の値の切り替わり(変更)、製織
条件の切り替え指令等から判定又は認識してもよい。
【0013】製織条件は、織布を形成するために織機に
予め設定される条件である。そのような製織条件の例と
して、緯糸に関するパラメータ、織前の位置に関連する
パラメータ、経糸開口に関連するパラメータ、耳組要素
を作動させるか否か、織機の回転数等をあげることがで
きる。
【0014】緯糸に関するパラメータとしては、緯糸
の、材質、太さ、形状、糸の製造工程等の相違により定
まる糸種、周期的に同じ経糸開口内に複数の緯糸を緯入
れする場合のように1つの開口に緯入れする緯糸数等を
あげることができる。
【0015】織前の位置は直前に緯入れされた緯糸の位
置である。そのような織前位置に関連するパラメータと
しては、緯糸の打ち込み密度(織布の巻き取り速度)、
織物組織(経糸開口パターン、平織り、綾織り、朱子織
り、変わり織り等の織物組織の違いにより緯糸密度が変
わる。)、織り指令(パイル織機のパイル織り指令、非
パイル織り指令は、打ち込み密度と関連する。)パイル
織機のパイル形成リピートにおける筬の逃げ量(布移動
式パイル織機では、布を周期的に前後動させて筬打ちす
ることによりパイルを形成させる。パイル高さは、織布
の前後方向における移動量、すなわち筬逃げ量に依存す
る。)等をあげることができる。
【0016】経糸開口に関するパラメータとしては、経
糸が開口状態にある期間が変わる織機回転数(耳形成装
置の駆動が織機の主軸の回転角度によりタイミング制御
されるから、回転数が変わると、耳形成装置の作動時間
も変わる。)、開口曲線、開口量、1リピート内のサイ
クル数(これらはいずれも、緯糸の折り返し時に、経糸
の開口状態により緯糸への作用力に影響を与える。)等
をあげることができる。
【0017】耳組要素を実際に作動させる作動条件(タ
ックイン条件)として、カッタ、糸保持器、折り返し器
等、耳の形成に寄与する耳組要素(耳形成要素)の作動
を開始させる開始タイミング、耳組要素の作動を終了さ
せる終了タイミング、耳組要素を実際に作動させる作動
期間、耳組要素が緯糸に実際に作用させる力(例えば、
空気噴射式の耳組要素の場合は、噴射する空気の圧
力)、緯入れ回数と折り返し器との動作回数との比等を
あげることができる。
【0018】複数の緯糸端部をまとめて折り返す場合
は、例えば、まとめて折り返す緯糸数が多いほど、流体
噴射期間が長くなるように、又は流体噴射圧力が高くな
るように、作動条件を設定することができる。
【0019】製織条件とする緯糸の種類や織機の回転数
を、上記した各パラメータを構成する他の要素(例え
ば、緯糸本数)や織前に関するパラメータ(例えば、打
ち込み密度)等、他のパラメータに置換してもよいし、
複数のパラメータの組み合わせに置換してもよい。
【0020】上記のように、耳組要素の作動条件を製織
条件に対応させて予め設定しておき、製織中において
は、製織条件及び設定された作動条件にしたがって耳形
成装置を作動させると、従来のように単一の条件を設定
することに起因する緯糸や開口経糸部分のダメージ及び
タックミスの発生が著しく減少し、したがって製織条件
の切り替わりに影響されることなく、均一なタックイン
耳組織が形成され、織布に品質が著しく向上する。
【0021】前記耳組要素は前記緯糸を切断するカッタ
を含み、前記設定する作動条件は前記カッタによる切断
のタイミングとすることができる。また、前記耳組要素
は前記緯糸を少なくとも前記開口内へ折り返しを開始す
るまで保持する糸保持器を含み、前記設定する作動条件
は前記糸保持器を作動させる条件とすることができる。
【0022】後者の場合、前記糸保持器は前記緯糸を噴
気により保持する1以上の保持ノズルを含み、前記設定
する作動条件は前記保持ノズルから噴出される流体の、
噴気開始タイミング、噴気終了タイミング及び噴気圧力
から選択される少なくとも1つとすることができる。ま
た、前記保持ノズルは、切断された緯糸をその飛走方向
と異なる方向へ屈曲させることにより緯糸は糸を保持す
る形式のものとすることができる。
【0023】また、前記耳組要素は前記緯糸を噴気によ
り前記開口内に折り返す1以上のノズルを含み、前記設
定する作動条件は前記ノズルから噴出される流体の、噴
気開始タイミング、噴気終了タイミング及び噴気圧力か
ら選択される少なくとも1つとすることができる。この
場合、前記ノズルは、保持されている緯糸を送り出す送
り出しノズル、及び、送り出された緯糸を前記開口へ屈
曲させる1以上の屈曲ノズルから選択される少なくとも
1つを含むことができる。
【0024】さらに、前記耳組要素は前記緯糸を噴気に
より保持する複数のノズル又は前記緯糸を噴気により前
記開口内に折り返す複数のノズルを含み、前記設定する
作動条件は少なくとも1つの前記ノズルを作動させ、他
の少なくとも1つのノズルを作動させない条件を含むこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照するに、織機
10は、給糸体12に巻かれている緯糸14を測長貯留
装置16に貯留し、貯留している緯糸14を解除ピン1
8により1ピック分ずつ解除し、解除された緯糸14を
メインノズル20及び複数のサブノズル22により経糸
24の開口に緯入れし、緯入れされた緯糸14を筬26
により織前に筬打ちする。
【0026】図示の例では、織機10は、2つの織布2
8を同時に製織するいわゆる2幅取りの織機であり、タ
ックイン耳形成装置を織布28毎に有していると共に、
それらタックイン耳形成装置を作動させる駆動装置を備
えている。
【0027】各タックイン耳形成装置は、緯入れされた
緯糸14を切断するカッタ30と、緯糸14の端部を保
持し、経糸24の開口内に折り返すタックイン装置32
とを対応する織布28の幅方向における各端部(織布
端)に備えている。
【0028】各カッタ30は、ロータリー・ソレノイド
のような電磁アクチュエータ34により駆動される。各
タックイン装置32は、緯入れされた緯糸14を保持す
る保持器と、切断された緯糸14の端部を経糸24の開
口内に折り返す折り返し器とを備える。
【0029】各タックイン装置32は、図示の例では、
気体や液体のような流体を複数のノズルから噴出するこ
とによりタックイン機能を実行する形式のものである。
以下の説明では、そのような流体として空気を用いるも
のとする。各タックイン装置32は、ノズルへの圧縮空
気の供給を制御する開閉弁36と、ノズルに供給する空
気圧(流体圧)を調整する電圧比例弁のような圧力調整
器すなわち調圧器38とをノズル毎に有する。
【0030】図示の例では、中央に位置するカッタ30
は、その両隣のタックイン装置32に共通に使用される
が、中央に位置する両タックイン装置32のそれぞれに
もカッタ30を配置してもよい。また、図においては、
理解を容易にするために、中央に位置する両タックイン
装置32用の開閉弁36及び調圧器38を示していな
い。
【0031】タックインに用いる圧縮空気は、共通の圧
力流体源40から調圧器38に供給される。緯糸14の
飛走方向最下流に位置するカッタ30により切断された
糸くずは、吸引装置42により、対応するカッタ30の
配置領域から除去される。
【0032】織機10は、その主軸44の回転をエンコ
ーダ46で検出し、主軸44の回転角度に対応する回転
角度信号θをエンコーダ46から各種の回路に出力す
る。織機10は、また、選択信号発生装置48から各種
の選択指令信号を出力し、この選択信号発生装置48か
ら出力される回転数選択指令S2を基に主軸モータ50
を回転数制御装置52により制御する。主軸モータ50
は、一般的な電動機であり、主軸44を回転させる。
【0033】耳形成装置を駆動させる駆動装置は、図示
の例では、緯糸の種類(緯糸パラメータ)又は織機の回
転数の切り替わりに対応して、タックイン条件(作動条
件)を変更するように構成されている。そのような駆動
装置は、カッタ、糸保持器、折り返し器等、耳形成に実
際に寄与する耳組要素を実際に作動させるための条件
(タックイン条件=作動条件)が予め設定された条件設
定器54と、タックイン緯糸選択指令S1、回転数選択
指令S2及び回転角度信号θを基に耳形成装置を所定の
タックイン条件に制御するタックイン制御装置56とを
含む。
【0034】選択信号発生装置48は、主軸44と同期
して回転されるドグ58と、ドグ58が一回転するたび
にその旨を検出する一対の近接スイッチ60と、両近接
スイッチ60の出力信号を計数することにより緯入れピ
ック番号に対応する歩進信号を発生する歩進信号発生器
62と、各種の選択信号の出力パターンが設定されてい
る選択パターン設定器64と、歩進信号発生器62の出
力信号を基に選択パターン設定器64に設定された所定
のパターンを読み出し、読み出したパターンに対応する
各種の選択指令を出力する選択信号出力器66を含む。
【0035】選択パターン設定器64は、緯入れに用い
る緯糸を指定する緯糸選択指令、タックインをする緯糸
を指定するタックイン緯糸選択指令、主軸44の回転数
を指定する回転数選択指令等、各種の選択指令(選択信
号)の出力パターンが緯入れピック番号毎に設定されて
いる。
【0036】選択信号出力器66は、入力する歩進信号
を基にその緯入れピック番号に対応する出力パターンを
設定器64から読み出し、読み出した出力パターンを基
に、緯糸選択指令、タックイン緯糸選択指令S1、回転
数選択指令S2等、各種の選択信号を出力する。図示の
例では、タックイン緯糸選択指令S1はタックイン制御
装置56に供給され、回転数選択指令S2は回転数制御
装置52とタックイン制御装置56とに供給される。
【0037】上記のような選択信号出力装置48とし
て、電子ドビーなどのパターン制御装置を使用すること
ができる。緯糸選択指令は、図示してはいないが、測長
貯留装置16、緯入れ装置、それらの駆動装置等、緯入
れに係わる各種の機器に供給される。
【0038】回転数制御装置52は、主軸モータ50の
制御に用いる各種の回転数パターンが緯入れピック番号
毎又は回転数選択指令S2毎に設定された回転数パター
ン設定器68と、入力される回転数選択指令S2に対応
する回転数パターンを設定器68から読み出して対応す
る回転数指令S3を出力する回転数指令器70と、回転
数指令器70から出力される回転数指令S3を基に主軸
モータ50の回転を制御する回転数制御器72とを含
む。
【0039】回転数指令器70は、入力される回転数選
択指令S2に対応する回転数パターンを設定器68から
緯入れピック毎に読み出し、読み出した回転数パターン
に対応する回転数指令S3を緯入れピック毎に出力す
る。
【0040】回転数指令器70は、主軸モータ50の回
転速度を、加速又は減速させる若しくは一定に維持させ
るような指令である。したがって、回転数制御器72
は、主軸モータ50の回転数が回転数選択指令S2に対
応するように、主軸モータ50を回転させる。
【0041】条件設定器54に設定されているタックイ
ン条件(作動条件)は、カッタ30の作動条件、糸保持
器及び折り返し器からの流体噴射に関する条件等、タッ
クイン耳の形成に寄与する耳形成部材(耳組要素)を実
際に作動させる条件である。それらのタックイン条件
は、主軸44の回転角度に応じて、緯糸の種類毎及び織
機の回転数毎に設定されている。
【0042】カッタ30のタックイン条件として、カッ
タ30の、開(切断)タイミング、閉タイミング、カッ
タによる切断回数等を上げることができる。糸保持器及
び折り返し器からの流体噴射に関する条件として、流体
噴射の開始及び終了タイミング、噴射圧力、噴射パター
ン等を上げることができる。
【0043】緯糸の種類に対するタックインのための具
体的な設定条件の一例を以下に示す。
【0044】太めの緯糸は、確実に折り返されるよう
に、切断タイミングを早くしたり、糸保持タイミング及
び折り返しタイミングを早くしたり、糸保持及び折り返
しの各ノズルの噴射期間を長くする、流体の圧力を高く
する、又は、流体を噴出させるノズル数を多くする。
【0045】細めの緯糸は、緯糸や開口経糸部分のダメ
ージを考慮して、切断タイミングを遅くする、糸保持タ
イミング及び折り返しタイミングを遅くしたり、糸保持
及び折り返しの各ノズルの噴射期間を短くする、流体の
圧力を低くする、又は、流体を噴出させるノズル数を少
なくする。
【0046】切断回数に関しては、太い緯糸又は切断さ
れにくい糸種はカッタ30の動作回数を多くして確実に
切断するようにし、細い緯糸ほど又は切断しやすい糸種
ほどカッタ30の動作回数を少なくする。
【0047】回転数に関しては、耳形成装置が主軸44
の回転角度に対応して駆動されることから、耳形成部材
の実際の作動期間(例えば、流体噴射時間)が主軸44
の回転数により変わる点を考慮して設定条件を定めるこ
とが好ましい。例えば、上記した各種のタックイン条件
を予め設定されている回転数毎に設定することができ
る。また、回転数が耳形成工程中に変更される場合は、
その回転数の変化の度合い(例えば、変化の勾配)に対
応させて上記したタックイン条件を設定するようにして
もよい。
【0048】タックイン制御装置56は、タックイン緯
糸選択指令S1及び回転数選択指令S2を用いて条件設定
器54から所定のタックイン条件を読み出し、読み出し
たタックイン条件に対応するタイミング制御信号S4及
び圧力制御信号S5を回転角度信号θに応じて出力する
主制御装置74と、タイミング制御信号S4を用いて各
種の耳形成部材を制御するタイミングコントローラ76
と、圧力制御信号S5を用いて調圧器38を制御する圧
力コントローラ78とを含む。
【0049】主制御装置74は、選択指令S1又はS2を
基に製織条件の切り替わりを認識し、製織条件の少なく
とも1つが変更されるたびに、選択指令S1及びS2を用
いて条件設定器54から所定のタックイン条件を読み出
し、読み出したタックイン条件に対応するタイミング制
御信号S4及び圧力制御信号S5を作成し、作成したタイ
ミング制御信号S4及び圧力制御信号S5をそれぞれタイ
ミングコントローラ76及び圧力コントローラ78に回
転角度信号θに応じて出力する。作成された制御信号S
4及びS5は、製織条件の次の切り替わりまで維持され
る。
【0050】織機10において、緯糸14は、メインノ
ズル20及び複数のサブノズル22により経糸開口内に
緯入れされ、所定の張力を付与された状態で筬26によ
り筬打ちされ、カッタ30により切断される。切断され
た緯糸の端部をタックインさせない場合は、緯糸端部は
所定の時期までタックイン装置32の糸保持器により保
持される。
【0051】しかし、切断された緯糸の端部をタックイ
ンさせる場合は、その緯糸端部は次回の緯入れ後にタッ
クイン装置32の折り返し器により緯糸端部を経糸開口
に折り返される。この場合、タックイン緯糸選択信号S
1を対応する緯糸選択信号より1サイクル分遅れて出力
するようにしてもよい。
【0052】緯糸の種類、主軸の回転数等、製織条件の
少なくとも1つが変更されると、主制御装置74は、選
択指令S1及びS2を用いて条件設定器54から所定のタ
ックイン条件を読み出し、読み出したタックイン条件に
対応する制御信号S4及びS5を作成し、作成した制御信
号S4及びS5を回転角度信号θに応じて出力する。これ
により、緯糸端部は、新たな製織条件に適した新たなタ
ックイン条件で駆動される。
【0053】このため、タックイン条件を単一の値に設
定することに起因して生じる緯糸や開口経糸部分のダメ
ージ及びタックミスが著しく少なくなるから、製織条件
の切り替わりに影響されることなく、均一なタックイン
耳組織が形成され、織布に品質が著しく向上する。
【0054】図3は、空気噴射式タックイン耳組装置の
一実施例を示す。カッタ30は、固定刃と可動刃とを備
えており、可動刃が図示しないアクチュエータにより固
定刃に対して駆動されることにより、緯糸を切断する。
タックイン装置32は、板状のブロック体80を含む。
【0055】ブロック体80は、筬打ちされた緯糸を収
容するために、筬と対向する前方側、経糸24の側、カ
ッタ30の側を含む3方に開放する横U字状のスリット
82を有する。スリット82は経糸のライン(ワープラ
イン)の方向に沿っており、スリット82の奥部は織前
の延長線上にある。
【0056】ブロック体80は、また、スリット82の
奥部から下方へ伸びる捕捉ノズル84と、スリット82
の奥部から上方へ伸びる保持ノズル86と、スリット8
2の奥部に連通されて前方に向けて開放された送り出し
ノズル88と、スリット82の上下にあって織布の織端
に向けられた複数のガイドノズル90とを有する。保持
ノズル86、送り出しノズル88及びガイドノズル90
は、それぞれ、対応するニップル92,94及び96を
介して、並びに所定の開閉弁36及び調圧器38を経由
して、圧力流体源40に連通されている。なお、図示の
例では、複数のガイドノズル90は、その織前方向の位
置関係に対応して別系統の回路すなわち開閉器36及び
調圧器38を構成しているが、さらに細分化して上下に
も対応して別系統の回路としてもよい。また、構成を簡
略化して、開閉弁36又は調圧器38のうちのいずれか
一方を別のガイドノズルのものと兼用することもでき
る。
【0057】緯入れされた緯糸の端部は、その緯糸が筬
打ちされることによりスリット82内に受け入れられ
る。スリット82に受け入れられた緯糸端部は、カッタ
30により切断された後、保持ノズル86からスリット
82を介して捕捉ノズル84に噴出される空気により捕
捉穴84内に吹き込まれて曲げられることにより、タッ
クイン装置32に保持される。
【0058】折り返し時、保持されている緯糸端部は、
送り出しノズル88からスリット82内に噴出される空
気によりスリット82内を前方に送り出されると共に、
1以上のガイドノズル90から噴出される空気により経
糸開口内に吹き込まれる。これにより、緯糸端部は、織
布端に折り返されて、織布端に織り込まれる。
【0059】上記実施例では、緯糸14の種類及び織機
の回転数の双方に対応してタックイン条件を設定した
が、製織条件の変更によるタックイン機能の影響を無視
し得る場合は、タックイン条件を緯糸の種類及び織機の
回転数のいずれか一方に対応して設定してもよい。
【0060】また、製織条件とする緯糸の種類や織機の
回転数を、上記した各パラメータを構成する他の要素
(例えば、タックインさせるべき緯糸数)や、織前の位
置に関するパラメータ(例えば、打ち込み密度)等、他
のパラメータに置換してもよいし、複数のパラメータの
組み合わせに置換してもよい。
【0061】例えば、織布に拘束されるときの緯糸端部
の位置は織前の位置の変化により変わるのに対し、織機
上におけるタックイン耳形成装置の位置は固定であるか
ら、織前の位置が変化すると、タックイン耳形成装置と
緯糸との相対的な位置がずれて、タックイン動作が不調
になることがある。よって、織前位置の切り替わりにと
もなって、耳組要素のタックイン条件(作動条件)を変
更すると好適である。
【0062】タックイン条件の変更は、製織条件の切り
替えに即応させてもよい。しかし、打ち込み密度が変更
されたときから数ピック筬打ち後に現れる織前位置の変
化に起因するタックイン不調のように、タックイン不調
が製織条件の切り替わりから一定時間経過後に現れる場
合は、これに対応して経時的(数ピックの緯入れ後)に
タックイン条件を切り替えるようにしてもよい。
【0063】織前の位置に対応するタックイン条件の具
体例として、カッタによる切断タイミング、流体の噴射
タイミング、噴射圧力、噴射パターン等をあげることが
できる。好ましくは、図3に示す保持ノズル84及びガ
イドノズル90を織前の位置の方向(経糸及び織布の移
動方向)に複数ずつ配置し、織前位置の変動に応じて所
定のノズルを所定のタイミングで作動させることが好ま
しい。
【0064】図4は、耳組織の見栄えをよくするため
に、タックイン動作を緯入れピックに対し周期的に休止
させる実施例を示す。
【0065】図4の実施例においては、タックイン動作
を所定の緯入れピックに休止させることにより、タック
イン再開直後に折り返す緯糸数(緯糸に関するパラメー
タ)が変わることから、このパラメータに対応したタッ
クイン条件がタックインする緯糸数及び緯糸の種類に対
応させて条件設定器54に設定されており、タックイン
不作動パターンが選択パターン設定器64に設定されて
いる。
【0066】選択信号出力装置48は、タックイン不作
動パターンを選択パターン設定器64から選択信号出力
器66に読み出し、オンのタックイン不作動指令S6を
選択信号出力器66から主制御装置74に供給する。タ
ックイン不作動指令S6はタックインする緯糸数に関連
する信号であり、タックイン不作動指令S6の出力パタ
ーンは織物に合わせて任意に変更することができる。
【0067】主制御装置74は、オンのタックイン不作
動指令S6が入力すると、耳組要素の作動を休止させ、
休止期間のピック数を計数する。タックイン不作動指令
S6がオフになると、主制御装置74は、計数したピッ
ク数からタックインする緯糸数に対応するタックイン条
件を選択し、選択したタックイン条件に応じた制御信号
をコントローラ76,78に出力する。
【0068】図4に示す実施例においても、図1及び図
2に示す実施例と同様に、回転数、打ち込み密度等、他
の1以上のパラメータを組み合わせてもよい。
【0069】上記実施例では、製織条件選択信号を基に
製織条件の切り替わりを認識しているが、製織条件の値
の変化から製織条件の切り替わりを認識してもよい。選
択パターン設定器に設定されるパターンが緯入れピック
番号に対応して設定されるから、タックイン条件を緯入
れピック番号に対応されて設定し、選択するようにして
もよい。
【0070】中耳用のタックイン装置においては、カッ
タによる切断タイミングと折り返し器による折り返しの
開始タイミングとをほぼ同時期に設定して、糸保持器を
省略してもよい。この場合、設定するタックイン条件
は、カッタ及び折り返し器のうちいずれか一方に対して
設定すればよい。
【0071】糸保持器は緯糸端部を機械的部材により把
持する形式のものであってもよく、また折り返し器は緯
糸端部をニードルのような機械的部材により折り返す形
式のものであってもよい。この場合、機械的部材を織機
の主軸と同期して回転される電動式アクチュエータによ
り作動させる構成とし、そのアクチュエータの駆動パタ
ーン(主軸に対する駆動曲線)を製織条件の切り替わり
に対応して変更してもよい。
【0072】調圧器38を用いる代わりに、圧力が異な
る複数の圧力源を用い、耳組要素を設定された作動条件
に応じた値の圧力源に接続するようにして、流体の噴射
圧力を変更するようにしてもよい。また、主制御装置7
4の機能とコントローラ76,78の機能とを共通のコ
ンピュータにより実行させてもよいし、それらの機能を
選択信号出力装置48(特に、選択信号出力器66)の
機能及び回転数制御装置52(特に、回転数指令器7
0)の機能と共通のコンピュータにより実行させてもよ
い。
【0073】本発明は、上記実施例に限定されない。本
発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタックイン耳形成装置を備えた織
機の一実施例を示す図
【図2】図1に示す織機を駆動させる電気回路の一実施
例を示す図
【図3】タックイン耳形成装置の一実施例を示す図
【図4】織機を駆動させる電気回路の他の実施例を示す
【符号の説明】
10 織機 14 緯糸 20 メインノズル 22 サブノズル 24 経糸 26 筬 28 織布 30 カッタ 32 タックイン装置 34 アクチュエータ 36 開閉弁 38 調圧器 40 圧力流体源 44 主軸 46 エンコーダ 48 選択信号出力装置 50 主軸モータ 52 回転数制御装置 54 条件設定器 56 タックイン制御装置 80 ブロック体 82 スリット 84 捕捉ノズル 86 保持ノズル 88 送り出しノズル 90 ガイドノズル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筬打ちされた緯糸を切断し、切断された
    緯糸の端部を経糸の開口内へ折り返す耳形成装置を備え
    かつ製織パターンの切り替わりにともなって製織条件を
    変更する織機における耳形成装置の駆動方法において、 耳の形成に寄与する複数の耳組要素の少なくとも1つを
    作動させる作動条件を前記製織条件に対応させて予め設
    定しておき、 製織中においては、前記製織条件及び前記設定された作
    動条件にしたがって前記耳形成装置を作動させることを
    含む、駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記耳組要素は前記緯糸を切断するカッ
    タを含み、前記設定する作動条件は前記カッタによる切
    断のタイミングである、請求項1に記載の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記耳組要素は前記緯糸を少なくとも前
    記開口内へ折り返しを開始するまで保持する糸保持器を
    含み、前記設定する作動条件は前記糸保持器を作動させ
    る条件である、請求項1又は2に記載の駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記耳組要素は前記緯糸を噴気により前
    記開口内に折り返す1以上のノズルを含み、前記設定す
    る作動条件は前記ノズルから噴出される流体の、噴気開
    始タイミング、噴気終了タイミング及び噴気圧力から選
    択される少なくとも1つである、請求項1,2又は3に
    記載の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記耳組要素は前記緯糸を噴気により保
    持する複数のノズル又は前記緯糸を噴気により前記開口
    内に折り返す複数のノズルを含み、前記設定する作動条
    件は少なくとも1つの前記ノズルを作動させ、他の少な
    くとも1つのノズルを作動させない条件を含む、請求項
    1又は2に記載の駆動方法。
  6. 【請求項6】 筬打ちされた緯糸を切断するカッタと、
    切断された緯糸の端部を経糸の開口内へ折り返す折り返
    し手段とを含む耳形成装置を備えかつ製織パターンに応
    じて製織条件を変更する織機における耳形成装置の駆動
    装置において、 耳の形成に寄与する複数の耳組要素の少なくとも1つを
    作動させる作動条件を前記製織条件に対応させて予め設
    定する設定器と、前記製織条件に関連する情報が入力さ
    れ、入力された情報及び設定された作動条件にしたがっ
    て前記耳形成装置を駆動させる駆動回路とを含む、駆動
    装置。
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