JP2005076173A - 横糸用の織端のタッキング装置を含む織機 - Google Patents

横糸用の織端のタッキング装置を含む織機 Download PDF

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Abstract

【課題】横糸を織り込む時点での織りのエラーを低減し、たとえ、より固いより糸が使用された場合でも通常の布縁を生じることができる布縁を形成する織機を提供すること。
【解決手段】1つ又は複数の横糸端部2’aを織り込み、布縁10を形成するための装置並びに杼口アペックス14aを備えた杼口14を形成するための杼口形成装置を有する織機。1つ又は複数の横糸端部2a’を織り込むための装置は、布幅12の外側に配置されるエアタッカー4と布幅12内に配置される少なくとも1つの追加のブローノズル6とを含み、そのジェット方向6aは横糸端部2a’を杼口アペックス内に吹き込むことができるようにするために杼口アペックス14aを向いている。
【選択図】図2

Description

本発明は、1つ又は複数の横糸端部を織り込み、請求項6のプレアンブルによる布縁を形成するための装置、及び1つ又は複数の横糸端部を織り込み、請求項9のプレアンブルによる布縁を形成するための方法に関する請求項1のプレアンブルによる織機に関する。
しっかりした布縁を形成するために、織機の杼口に挿入される横糸は、横糸の挿入が完了した後余分な長さを有する端部が切断され、杼口の次の交換の後ではあるが、次の横糸のビートアップ前に自由端が杼口内で曲げ入れられる。一般に、技術的な織物の専門用語において横糸のタッキングと称される曲げ入れの手順は、機械的、ニューマチック又はニューム機械的に行われる。ストリップタッキングニードルを有する機械的な端織タッキング装置の例は、例えば、公開されたDE−AS1710353内に開示されている。ニューム機械的な実施例の一例が、EP−A−0134377から知られている。このニューム機械的な実施例において、糸の端部が圧縮空気によって通される、アイ部分を備えたタッキングニードルが使用される。機械的及びニューム機械的な織端タッキング装置双方の欠点は、それらの使用が、機械的な手順によって生じる織機の最大回転速度に制限されることである。
それにもかかわらず、織端を有する布の製造における織機のより早い回転速度を可能にするために、純粋なニューマチック織端タッキング装置、いわゆるエアタッカーが使用される。ストリップタッカー又はエアタッカーと称されるこの種のニューマチック織端タッキング装置の典型的な一例が明細書EP−A−1088922に見いだすことができる。この明細書に開示されている織端タッキング装置は、横糸端部を杼口に吹き込むための布端の外側に配置された複数のノズルを備えたノズル構成を含んでいる。
柔軟でたわむことができる横糸の場合、従来技術から知られたタッカーは、問題のない態様で正常に機能する。しかしながら、より固い及び/又はこわばったより糸が使用される場合、通常の布縁をつくることは次第により困難になる。したがって、例えば、より固いより糸の糸端部は織り込み位置から全体が、又はその一部がはねて戻り、及び/又はこの種のより糸の糸端部は、次の横糸と共にビートアップされ、からむ前に全体又は一部が上方又は下方の杼口を貫通する。横糸端部が上方又は下方杼口を貫通することは、ブリーディング・スルーと称される。横糸端部の不適切なタッキングによって生じる織りのエラーの結果、その布は、下級の布として分類される。また、問題は、複数の横糸端部、例えば、2つの横糸端部が同じ杼口内に織り込まれるとき、正常にたわむことができるより糸の場合でも問題が生じる。この場合、しばしば、1つの横糸端部は、適切に織り込まれ、それに対して他の横糸端部が不適切に配置され、例えば、ブリーディング・スルーが生じる。
本発明の目的は、1つ又は複数の横糸を織り込み、及び布縁を形成するための装置、及び1つ又は複数の横糸端部に織り込み、横糸端部が不適切に織り込まれた結果の織りのエラーを低減し、たとえ、より固いより糸が使用された場合及び/又は複数の横糸端部が同じ杼口に挿入される場合でも通常の布縁を形成することができる布縁を形成するための方法を含む有効な織機を製造することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する織機、請求項6の特徴を有する装置、及び1つ又は複数の横糸端部の織り込み、布縁を形成する請求項9の特徴を有する方法を含む本発明によって達成される。
本発明による織機は、1つ又は複数の横糸端部を織り込み、布縁を形成するための装置であって、布幅内に又は布幅の外側に配置されることができる機械的、ニューマチック、又はニューム機械的な織端タッカーを含む装置を含む。さらに、杼口アペックスを有する杼口を形成するための杼口形成装置が織機の上に設けられる。本発明による織機において、1つ又は複数の横糸端部内に織り込むための装置は、布縁内に配置される少なくとも1つの追加のブローノズルを含み、そのジェット方向は、横糸端部を杼口アペックス内に吹き込むことができるようにするために杼口アペックスの方向を向いている。追加のブローノズルは、杼口内に配置されたノズル開口を含むことが好ましい。
織機は、横糸挿入方向を含み、追加のブローノズルのジェット方向は、横糸挿入方向にほぼ直角に延びていることが好ましい。織機は、リレーノズルを含むことが好ましく、追加のブローノズルは、リレーノズルと一列に配列されることが好ましい。好ましい変形例として、追加のブローノズルのジェット方向は、設定されることができる。さらに好ましい変形例において、追加のブローノズルは、横糸挿入方向及び/又は高さ及び/又は横糸方向に沿って挿入することができるように配置されている。
織機は、ビートアップ位置にスレイと、挿入された横糸を切断する切断装置とを含み、1つ又は複数の横糸端部を織り込むための織機及び/又は装置は、挿入された横糸を切断した後、好ましくは、横糸端部の織り込み中又はその後、追加のブローノズルをスイッチオンとする制御装置を含むことが好ましい。制御装置は、スレイがビートアップ位置に到達する前に追加のブローノズルをスイッチオフすることが好ましい。
さらに、本発明は、1つ又は複数の横糸端部の織り込み、杼口及び杼口先端で織機内に布縁を形成する装置を含む。前記装置は、機械的、ニューマチック又はニューム機械的な織端タッカー並びに少なくとも1つの追加のブローノズルを有し、少なくとも1つの追加のブローノズルは、追加のブローノズルのジェット方向が杼口アペックスを向くことができ、追加のブローノズルが布幅内で、特に布縁の幅内で使用されることができる態様で構成される。追加のブローノズルは、ブローノズルのノズル開口が杼口内で使用されることができるように、特にブローノズルの開口が形成されるべき布内にエラーを生じることなく杼口内で使用されることができるように構成されることが好ましい。
好ましい変形例において、追加のブローノズルのジェット方向が設定されることができる。さらに好ましい変形例において、追加のブローノズルは、細長くされ、追加のブローノズルが側方延長方向で及び/又は側方延長方向に及びジェット方向に直角な方向で調整可能なように構成されている取付部材を備えている。
さらに本発明は、1つ又は複数の横糸端部を織り込み、織機の布縁を形成する方法を含み、この方法において杼口アペックスを有する杼口は、織機上に形成されており、横糸端部は、機械的、ニューマチック又はニューム機械的織端タッカーによって前記方法において杼口に織り込まれる。さらに、横糸端部は、少なくとも1つの追加のブローノズルによって杼口アペックスに吹き込まれ、追加のブローノズルは、布の幅の内側、特に布の縁部の幅内に配置され、そのジェット方向は、杼口アペックスに向かっている。横糸端部は、追加のブローノズルによって杼口アペックスにしっかりと保持されることが好ましい。追加のブローノズルは、杼口内に、特に追加のブローノズルによって織りのエラーが生じないような態様で配置されるノズル開口を含むことが好ましい。
好ましい実施例において、横糸が挿入され、ビートアップされ、切断され、追加のブローノズルは、横糸が挿入され、横がビートアップされた後、好ましくは、横糸端部のタッキング中又はその後に追加のブローノズルのスイッチがオンされる。追加のブローノズルは、連続して挿入される横糸のビートアップが完了される前にスイッチがオフとされることが好ましい。
本発明による織機及び本発明による1つ又は複数の横糸端部のタッキングの方法は、横糸端部が少なくとも1つの追加のブローノズルを通って杼口アペックスに特に有効に吹き付けられ、円滑になり、そこにしっかりと保持されることができる利点を有する。布幅内に追加のブローノズルを配置することによって、横糸端部を円滑にし、それをしっかりと保持し、糸の端部への距離をより短くするために理想的なジェット方向を可能にし、それによって糸の端部を制御することでさらによく保持されることができる。糸の端部の制御が改善されることによって、いわゆる糸の端部のブリーディングを著しく改善することができる。このように、織りのエラーは、有効に低減できる。本発明による織機並びに装置及び方法は、より固いより糸が使用され、複数の横糸端部が同じ杼口に挿入される難しい場合においても通常の布縁を製造することを可能にすることができる。
さらに有利な実施例は、従属項及び図面から理解することができる。
本発明は、例示的な実施例を参照し及び図面を参照することによってさらに詳細に説明される。
図1は、本発明による1つ又は複数の横糸端部2a’の織り込み及び布の縁部を形成するための装置の織機の一実施例を示す。織機1は、エアジェット織機の例示的な実施態様として構成される。しかしながら、1つ又は複数の横糸端部を織り込むため、及び、例えば、ラピア織機又はプロジェクタイル織機を備えた他の種類の織機と組み合わせられて次に説明する布縁を形成するための装置を使用することもできる。この例示的な実施例において、1つ又は複数の横糸端部2’aを織り込むために、及び布縁10を形成するための装置は、エアタッカーとして形成され、布幅12の外側に配置される1つ又は複数のノズル構成4.1〜4.1を含む。ノズルが布の幅の外側に配置されている、機械的タッカー又はニューム型機械タッカーは、エアタッカーの代わりに使用されることができる。さらに、図1には示さない、杼口アペックスを備えた杼口形成用の杼口形成装置が、織機1に設けられている。
図1に示す変形例において、織機1は、主ノズル3及び横糸2の挿入のための複数のリレーノズル5.1〜5.5、リードを有するスレイ8、横糸2を切断するために横糸挿入側及び横糸到着側に1つの分離装置7.1、7.3を含み、横糸は、主ノズルとリレーノズルによって挿入され、リードによってビートアップされ、織機1はさらに、挿入され、ビートアップされる横糸2を中間で切断する追加の分離装置7.2を含む。この方法において、2つの布は、同時に互いに連続して製造されることができる。2つの布の各々は、布幅12と、各側部に布縁10を有し、これは、横糸端部2’aのタッキングを通して形成される。4つの布縁を形成するために、この変形例における織機1は、1つ又は複数の横糸端部に織り込むために布縁の各々の領域に配置される1つの装置を含む。通常、分離装置7.2及び1つ又は複数の横糸端部を織り込むための2つの装置は、例えば、大きな布幅を備えた布を製造するために省略することができる。
例示としての実施例において、1つ又は複数の横糸端部2a’の各々を織り込むための各装置は、少なくとも1つの追加のブローノズル6.1〜6.4を含む。追加のブローノズルは、各布縁10の幅内に配置されることが好ましく、ジェットの方向は、各横糸端部2’aを杼口アペックス14a内に吹き込むことができるようにするために杼口形成装置によって形成される杼口のアペックスに向かう方向である。好ましい実施例において、追加のブローノズル6.1〜6.4は、杼口14内に配置されたノズル開口を含む。追加のブローノズルの対応する構成は、図3に示され、次の部分でさらに詳細に説明される。
図2は、図1に示された例示的な実施例からとられた1つ又は複数の横糸端部2’aを織り込むための装置の詳細図である。この例示としての実施例において、装置は、エアタッカー4と追加のブローノズル6を含み、ブローノズル6は、布幅12内に、好ましくは、布縁10の幅内に配置され、そのジェットの方向は、横糸端部2’aを杼口アペックス内に吹き込むことができるようにするために杼口形成装置によって形成された杼口のアペックスに向いている。追加のブローノズル6は、織機のスレイ8に配置されることが有利である。好ましい実施例において、追加のブローノズル6は、杼口内に配置されるノズル開口である。
例示としての実施例において、織機は、横糸挿入方向2bを有し、追加のブローノズル6は、追加のブローノズルのジェット方向が、横糸挿入方向2bに実質的に直角に延びているような態様の向きが好ましい。図1及び図2に示す変形例において、織機は、リレーノズル5.1〜5.n及びスレイ8を含み、追加のブローノズル6は、リレーノズル5.1〜5.nと共にスレイ8上に配置されることが有利である。追加のブローノズル6は、リレーノズル5.1〜5.nの列に、例えば、追加のブローノズル及びリレーノズルが共通の取付けレールに固定される列に配置されることが好ましい。
好ましい変形例として、1つ又は複数の横糸端部を織り込むための装置は、横糸端部のタッキングのために横糸端部の問題のない織り込み保証する信頼性を向上するために上述した追加のブローノズル6に加えて、さらに追加のブローノズル6’、6”を含むことができる。追加のブローノズル6、6’、6”は、織機のスレイ8上に配置されることが有利である。図2において、例えば、図6に点線で示した他の1つの追加のブローノズル6’、6”が上述した追加のブローノズル6の各側に設けられている。さらに、図2の左側に示した追加のブローノズル6”は、布幅12の内部又は外側に配置されることができる。
図3は、図1に示す例示的な実施例の杼口の詳細図である。杼口14は、上方縦糸及び下方縦糸10a、10bによって形成され、杼口アペックス14a内の布ドローオフ方向に一緒に配置されており、杼口14は、リード(そのリードラメラ部材8aが図3に示されている)と共に杼口三角形を形成している。リードラメラ部材8aは、挿入中横糸2を案内するための横糸挿入通路を含む。布ドローオフ方向の杼口三角形の後方の横糸は、すでに結合され、布16を形成している。図示した時点で、杼口アペックス14aは、最後にビートアップされた横糸2’の横糸端部2’aを含む。例示の実施例としてのみ示した上述した1つ又は複数の横糸端部2’aを織り込む装置は、追加のブローノズル6を有し、その開口は、杼口14内に配置され、その主ジェット方向6aは、杼口アペックス14aへの方向を向いている。
図4は、追加のブローノズルの変形例を断面で示している。追加のブローノズル6は、ジェット方向6aを有することが好ましく、ジェット方向6aは、例えば、ジェット方向6aを設定できるようにするために追加のブローノズル6内にノズル開口が設けられている球形の挿入体6bで設定されることができる。ジェット方向を設定する能力の代わりに又はそれに加えて追加のブローノズル6は、取付装置を含み、取付装置によって追加のブローノズルは、横糸挿入方向及び/又は高さ及び/又は縦糸方向に沿って調整可能である。ジェット方向の調整可能性及び1つ又は複数の方向の追加のブローノズルの調整可能性は、異なる布及び端幅及び/又は異なるより糸及び/又は複数の縦糸端部を同じ杼口に挿入するといった種々の課題に対して追加のブローノズルのノズルジェットが対応できるようにする。
好ましい実施例において、追加のブローノズル6は、ノズル開口を含み、ノズル開口は、横糸端部2a’を直接に、理想的には杼口アペックス14aのジェット方向で吹き付けることができるようにするために杼口14内に配置される。この変形例において、追加のブローノズル6の取付けが一般に外側に配置され、ノズル開口を含むブローノズルの一部が横糸の間、すなわち、下又は上から困難なく杼口に通過することができるように構成される。追加のブローノズル6の対応する構成が、この変形例において、欠くことのできない構成である。なぜならば、杼口の変更中、及び追加のブローノズルがスレイの上に取り付けられているとき、及び横糸のビートアップ中に、ノズル開口が、杼口の外側になり、次に杼口に再び入り、縦糸が移動するか、損傷し、これは、織物を乱すエラー又は布の欠陥を生じるからである。追加のブローノズル6は、細長い形態を有し、狭い断面を有することが好ましく、それに対応して、例えば、エアジェット織機から知られており、リレーノズルとして称されるノズルが形成される。リレーノズルとは反対に、そのジェット方向は、横糸挿入方向にしっかりと向き、追加のブローノズル6は、ジェット方向が杼口アペックスに向かうように構成されている。
図4に説明した追加のブローノズル及び/又は上述した追加のブローノズルの好ましい実施例は、本出願とは独立した主題であると考えられ、1つ又は複数の別の特許出願で保護されることができる。また、同様のことが、1つ又は複数の横糸端部の織り込み装置、若しくはこの種の追加のブローノズルを有する織機、又は織機の1つ又は複数の織機の横糸端部の織り込むため装置でこの種の追加のブローノズルを使用することについても言及できる。
本発明による1つ又は複数の横糸端部の織り込み、及び織機の布縁を形成するための方法の例示的な実施例を図2及び図3を参照して説明する。例示的な実施例による方法において、杼口アペックス14aを備えた杼口14が織機に形成され、横糸端部2’aが、機械的なタッカー及び/又はノズル構成体4によって杼口14内に織り込まれ、機械的タッカー及び/又はノズル構成4は、布幅12の外側に配置され、例えば、エアタッカーとして構成される。さらに、横糸端部2’aは、追加のブローノズル6によって杼口アペックスに吹き込まれ、追加のブローノズル6は、布幅12内に、特に布縁10の幅内に配置され、そのジェット方向6aは、杼口アペックス14a内に向いている。横糸端部2’aは、追加のブローノズル6によって杼口アペックスにしっかりと保持されることが好ましい。追加のブローノズル6は、杼口14内に配置されたノズル開口、特に、追加のノズル6によって布の欠陥が生じないようなノズル開口を含む。
有利な変形例において、例示的な実施例による方法は、追加のブローノズル6の制御を含む。追加のブローノズル6は、挿入されビートアップされた横糸2’の挿入後、特に、関連する横糸端部2’aの織り込み中又は織り込み後、スイッチがオンとされる。追加のブローノズル6のスイッチがオフとされるのは、連続して挿入される横糸2と共に横糸端部2’のビートアップの完了前、すなわち、ビートアップ位置でのスレイ8がビートアップのために使用されるとき、スレイ8がビートアップ位置に到達する前に行われることが好ましい。
本発明による織機及び装置、及び1つ又は複数の横糸端部を織り込み布縁を形成する本発明による装置及び方法の変形例の列挙は、決して網羅的なものではない。図に示した例示的な実施例の対応する変形例を通して、本発明による織機、本発明による装置及び方法の全ての利点を有し、特に、横糸端部を理想的なジェット方向で杼口アペックスに向かって吹き付け、横糸端部が円滑にされ、そこにしっかりと保持されることができる利点を有する変形例をさらに導くことができる。
本発明による1つ又は複数の横糸の端部のタッキングのための装置を備えた織機の一実施例を示す図である。 図1に示す例示的な実施例の1つ又は複数の横糸の端部のタッキングのための装置の詳細図である。 図1に示す例示的な実施例の杼口の詳細図である。 追加のノズルを断面で示した変形例の図面である。
符号の説明
2a 横糸端部
4 エアタッカー
6 ブローノズル
12 布幅
14 杼口
14a 杼口アペックス

Claims (11)

  1. 1つ又は複数の横糸端部(2’a)を織り込み、布縁(10)を形成するために装置を有し、前記装置は、機械的、ニューマチック、又はニューム機械的織端タッカー(4、4.1〜4.4)と、杼口アペックス(14a)を備えた織り杼口(14)を形成するための杼口形成装置とを有する織機において、1つ又は複数の横糸端部を織り込むための装置は、布幅(12)内、特に布縁(10)の幅内に配置される少なくとも1つの追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)を含み、そのジェット方向(6a)は前記横糸端部(2a’)を前記杼口アペックス(14a)に吹き込むことができるようにするために前記杼口アペックス(14a)を向いていることを特徴とする織機。
  2. 前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、杼口(14)内に配置されたノズル開口を含む請求項1に記載の織機。
  3. 前記織機(1)は、横糸挿入方向(2b)を含み、前記追加のブローノズル(6,6’、6”、6.1〜6.4)のジェット方向(6a)は、横糸挿入方向(2b)に実質的に直角に延び、及び/又はリレーノズル(5.1〜5.n)及び追加のブローノズル(6,6’、6”、6.1〜6.4)を含む織機は、リレーノズル(5.1〜5.n)と一列に配置される請求項1又は2に記載の織機。
  4. 前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)のジェット方向(6a)は、設定可能であり、及び/又は前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、横糸挿入方向(2b)及び/又は高さ及び/又は横糸方向に沿って調整可能に配置される請求項1から3までのいずれか一項に記載の織機。
  5. ビートアップ位置を有するスレイ(8)と、挿入された横糸(2’)を分離するための1つ又は複数の切断装置(7、7.1〜7.4)とを有し、1つ又は複数の横糸端部(2’a)を織り込むための織機(1)及び/又は装置は、挿入された横糸(2’)の分離後、特に、横糸端部(2’a)の織り込み中、又は織り込み後、追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)をスイッチをオンとし、及び/又は、特にスレイ(8)がビートアップ位置に到達する前に追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)をスイッチオフとするための制御装置を含む請求項1から4までのいずれか一項に記載の織機。
  6. 1つ又は複数の横糸端部(2’a)を織り込み、杼口(14)及び杼口アペックス(14a)を有する織機内に布縁(10)を形成する装置であって、前記装置は、機械的、ニューマチック、又はニューム機械的織端タッカー(4、4.1〜4.4)を含む装置において、1つ又は複数の横糸端部(2’a)を織り込む装置は、少なくとも1つの追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)を含み、前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)のジェット方向(6a)が、杼口アペックス(14a)に向いており、追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、布幅(12)特に布縁(10)の幅内で使用されることを特徴とする装置。
  7. 前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、追加のブローノズルのノズル開口が、杼口(14)内で、特に、ノズル開口が、形成されるべき布(16)内の織りエラーを生じることなく杼口(14)内で使用されることができるように構成された請求項6に記載の装置。
  8. 前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)のジェット方向(6a)は、設定可能であり、及び/又は前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、細長くされ、追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)が側方延長方向に調整可能でありかつ/又は、側方延長方向及びジェット方向(6a)に直角な方向に調整可能であるような取付部を有する請求項6又は請求項7に記載の装置。
  9. 1つ又は複数の横糸端部(2’a)を織り込み、織機(1)に布縁(10)を形成し、杼口アペックス(14a)を有する杼口(14)は、織機(1)上に形成され、前記横糸端部(2’a)は、機械的、ニューマチック、又はニューム機械的織端タッカー(4、4.1〜4.4)によって杼口(14)に織り込まれる方法において、横糸端部(2’a)は、少なくとも1つの追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)によって杼口アペックスに吹き込まれ、前記少なくとも1つの追加のブローノズルは、布幅(12)内、特に、布縁(10)の幅内に配置され、そのジェット方向(6a)は、杼口アペックス(14a)に向いていることを特徴とする方法。
  10. 前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、杼口(14)内に、特に、追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)によって布の欠陥が生じない態様で配置されるノズル開口を含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記横糸(2、2’)が挿入され、ビートアップされ、切断され、前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)が、挿入され、ビートアップされた横糸(2’)の分離後、特に、横糸端部(2’a)の織り込み中又は、織り込み後に、スイッチがオンとされ、前記追加のブローノズル(6、6’、6”、6.1〜6.4)は、続いて挿入される前記横糸(2)のビートアップが完了する前、又は完了した時点でスイッチがオフとされる請求項9又は10に記載の方法。
JP2004254181A 2003-09-02 2004-09-01 横糸用の織端のタッキング装置を含む織機 Pending JP2005076173A (ja)

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