JPS606460Y2 - ジエツトル−ムのよこ糸処理装置 - Google Patents

ジエツトル−ムのよこ糸処理装置

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JPS606460Y2
JPS606460Y2 JP7691280U JP7691280U JPS606460Y2 JP S606460 Y2 JPS606460 Y2 JP S606460Y2 JP 7691280 U JP7691280 U JP 7691280U JP 7691280 U JP7691280 U JP 7691280U JP S606460 Y2 JPS606460 Y2 JP S606460Y2
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JP
Japan
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weft
reed
warp
main
main body
Prior art date
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Application number
JP7691280U
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English (en)
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JPS571886U (ja
Inventor
忠雄 寺腰
Original Assignee
東洋紡績株式会社
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Publication date
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Priority to JP7691280U priority Critical patent/JPS606460Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ジェットルームのよこ糸処理装置に関する
エアジェツトルームやウォータジェットルーム等のジェ
ットルームにおいて、たて系列の開口部を通過し終った
よこ電光端部分が他緩することを防止するために、上記
よこ電光端部分を上記たて系列の側方に配列されて上記
たて系列と同様に開口する数本の捨てmmたて糸の開口
部に挿入しておさ打ちすることにより、上記たて系列か
らなる本体織物の側方に上記捨てmmたて糸からなる捨
て耳を形成し、上記の本体織物と捨て耳との間のよこ糸
接続部分を織前線前方のカッタで順次に切断してこの切
り離された捨て耳を撚回し、かつ引取るようにしたジェ
ットルームのよこ糸処理装置が知られている(特公昭3
9−29654号公報参照)。
しかしながら、上記公知のジェットルームのよこ糸処理
装置は、本体織物のたて糸と捨てmmたて糸とが同一の
リードに挿通されているので、おさ打ちの際に本体織物
および捨て耳の双方にまたがる全幅のよこ糸が上記リー
ドの前面に沿って一直線を形成し、そのため本体織物と
捨て耳との間のよこ糸接続部分の切断に際し種々の問題
が生じていた。
すなわち、カッタの刃先と織前線との前後距離が小さく
なるようにカッタを固定し、織前線側の1〜2本のよこ
糸のみを残して他の全部のよこ糸を切断するようにした
場合には、上記1〜2本のよこ糸が捨て耳の撚回により
十分に緊張される反面、おき打ちの際の織前線の振動に
ょリカツタの先端がリードに当ってカッタおよびリード
の双方が損傷される。
この損傷を避けるために、カッタの刃先が当る部分のお
さ羽を除去してリードに窓を形成した場合には、織物の
おさ入れ幅に応じて多種類のリードを用意する必要が生
じてコスト高になる。
反対に、カッタの刃先と織前線との前後距離が大きくな
るようにカッタを定した場合には、カッタおよびリード
が損傷されない反面、切断されないで織前線側に残され
るよこ糸の本数が多くなるので、捨て耳の撚回によるよ
こ糸の緊張が不十分となり、よこ糸弛みが生じて風合が
低下したり、織機が停台したりするのである。
また、上記の位置固定のカッタの欠点を除くために、カ
ッタをスレーの前後運動に同期して前後に揺動させるよ
うに構成したものが知られているが、この場合には構造
が複雑になり、多数の部品を必要として高価になると共
に、故障件数が増加するという欠点があった。
この考案は、上記リードの捨て釦用たて糸挿通部の若干
前方に位置するように幅が狭い補助リードを設けること
により、上記従来の欠点を除去したものである。
以下に、この考案の実施例を図面によって説明する。
1はエアジェツトルームのスレー(図示されていない)
に取付けた本体リード、2は上記スレーに左方のよこ糸
噴射ノズル(図示されていない)と対向状に固定したサ
クションノズルである。
上記の本体リード1の中央部には、本体織物3を形成す
るための多数本のたて糸4が挿通されており、また上記
本体リード1の側部には上記のたて糸4の挿通部から若
干離れた位置に捨て耳5を形成するための数本の捨て釦
用たて糸6が挿通されている。
この本体リード1の捨て釦用たて糸挿通部の前面に補助
リード7が固定される。
この補助リード7は、数本のおさ羽7aと該都さ羽7a
の上端を連結する短い縁金7bとからなる幅10〜15
耽程度の幅の狭いリードであり、通常のリードを切断し
て製作することができる。
そして、この補助リード7は、その縁金7dを本体リー
ド1の上部の縁金1bの前面にスペーサ8を介して重ね
、この重なり部をU字形金具9で挾み、該U字形金具9
に螺合されロックナツト10を有するボルト11を締め
付けることにより本体リード1に固定される。
このとき、本体リード1のおさ羽1aと補助リード7の
おさ羽7aとをほぼ平行に、その前後間隔りを5〜10
rranに設定する。
すなわち、上記の前後間隔りが5TrrIrL未満の場
合には補助リード7を設けた効果がなく、反対に100
MLを越えた場合には補助リード7がよこ糸12の飛走
を阻害する。
カッタ13は、固定刃14と可動刃15とからなり、本
体織物3の耳部を把持するテンプル(図示されていない
)に取付けられ、上記可動刃15がリンク16、揺動レ
バーおよびローラ18を介してカム19およびスプリン
グ20によって駆動され、固定刃14と可動刃15がお
さ打ち2回ごとに閉じられるようになっている。
そして、上記のカッタ13の側方に、合成繊維糸条の仮
撚加工に使用される仮撚スピンドルとほぼ同様のツイス
トスピンドル21が設けられ、上記の捨て耳5を撚回す
るようになっている。
上記の構造において、捨て釦用たて糸6は、本体リード
1および補助リード7の双方に挿通される。
そして、よこ糸12は、本体リード1が実線で示すよう
に後方に位置するときに、第1図の左方のエアジェツト
ノズル(図示されていない)から噴射され、たて糸4お
よび捨て釦用たて糸6がそれぞれ形成する開口部22を
飛走し、よこ糸12の先端がサクションノズル2に吸引
される。
次いで、本体リード1が前方下向き(第2図の矢印P方
向)に前進すると、たて糸4および捨て釦用たて糸6が
それぞれ上下の位置を交換して新しい開口部の形成が開
始されると共に、よこ糸12が本体リード1および補助
リード7によって前方へ押し進められ、本体リード1、
補助リード7およびサクションノズル2が2点鎖線1,
7および2で示される最前進位置に達したとき、よこ糸
12の中央部が本体リード1によって、またよこ糸12
の先端近くが補助リード7によってそれぞれおさ打ちさ
れる。
このとき、補助リード7が本体リード1よりも前方に位
置しているので、本体織物3と捨て耳5との間のよこ糸
接続部分12aが傾斜状に屈曲され、該よこ糸接続部分
12aと本体リード1との間に三角形の隙間が形成され
る。
上記製織の進行に伴い、上記よこ糸接続部分12aが前
方へ移動してカッタ13の固定刃14および可動刃15
の刃先間に入ると、可動刃15が閉じたときに上記よこ
糸接続部分12aが切断される。
このとき、よこ糸接続部分12aが本体リード1の前面
に対して傾斜しているので、カッタ13を本体リード1
寄りに取り付けて該カッタ13で切断されずに残るよこ
糸接続部分12aが1〜2本になるようにしても、カッ
タ13の刃先が本体リード1に当ることがない。
また上記の捨て耳5は、矢印Q方向に回転するツイスト
スピンドル21によって撚回されるので、上記の本体り
−ド1側に切断されずに残された1〜2本のよこ糸接続
部分12aが十分に緊張され、本体織物3内のよこ糸弛
みが修正される。
更に上記の捨て耳5は、上記のように撚回されながら、
引取装置(図示されていない)によって前方へ引取られ
るので、サクションノズル2内に吸引保持されているよ
こ電光端部が引出されて捨て耳5に巻きつき、該捨て耳
5と共に前方へ引取られる。
上記の実施例は、エアジェツトルームの例であるが、ウ
ォータジェットルームに対しても適用することができる
そしてウォータジェットルームの場合には、サクション
ノズル2を省略スることができる。
また、上記の実施例において、カッタ13をおさ打ち1
回ごとに作動させてもよいが、この場合は刃先の摩耗が
多くなる。
また、補助リード7の下端に上部の縁金7bと同様の縁
金を形威して該縁金をスレーに固定することができる。
以上に説明したようにこの考案は、たて系列の開口部を
通過し終ったよこ電光端部分を上記たて系列の側方に配
列されて上記たて系列と同様に開口する数本の捨て夏用
たて糸の開口部に挿入しておさ打ちすることにより、上
記たて系列からなる本体織物の側方に上記捨て夏用たて
糸からなる捨て耳を形威し、上記の本体織物と捨て耳と
の間のよこ糸接続部分を織前線前方のカッタで順次に切
断してこの切り離された捨て耳を撚回し、かつ引取るよ
うにしたジェットルームのよこ糸処理装置において、本
体リードの捨て夏用たて糸挿通部の5〜1o7rrIf
t前方に位置するように幅が狭い補助り−ドを本体リー
ドのおき羽とほぼ平行に、かつ着脱自在に設け、おさ打
ちの際に該補助リードが上記よこ糸接続部分を本体リー
ドの前方へ傾斜状に屈曲するようにしたものであるから
、1〜2本のよこ糸接続部分を残して他のよこ糸接続部
分を容易に切断することができ、しかも本体リードとカ
ッタとの接触による損傷が防止され、かっよこ糸弛みが
防止されて製品の品質が向上すると共に停台が減少する
また、仕掛変更によっておさ入れ幅が変った場合には、
補助リードの取付位置を変更するだけでよいので、幅の
異なる多種類の本体リードを用意する必要がない。
そして、補助リードが本体リードのおさ羽に対してほぼ
平行に設けられ、その間隔が5〜l−に設定されるので
、補助リードがたて糸の飛走を妨げることがなく、開口
運動するたて糸の高さが織物に種類に応じて変更された
場合にも上記補助リードの作用には全く支障が生じない
また、本体リードの前面に補助リードを取付けるのみで
あり、カッタを前後に揺動させる必要がないので、構造
が簡単で部品個数が少なく、故障件数が減少すると共に
安価に製造される。
更に、捨て耳の撚回によってよこ糸が確実に緊張される
ので、サクションノズルが設ケラれている場合に該サク
ションノズル用のブロアヲ従来よりも小型にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は左側面図
である。 1・・・・・・本体リード、2・・・・・・サクション
ノズル、3・・・・・・本体織物、4・・・・・・たて
糸、5・・・・・・捨て耳、6・・・・・・捨て夏用た
て糸、7・・・・・・補助リード、12・・・・・・よ
こ糸、12a・・・・・・・・・よこ糸接続部分、13
・・・・・・カッタ、21・・・・・・ツイストスピン
ドル、23・・・・・・織前線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)たて系列の開口部を通過し終ったよこ電光端部分
    を上記たて系列の側方に配列されて上記たて系列と同様
    に開口する数本の捨てmmたて糸の開口部に挿入してお
    さ打ちすることにより、上記たて系列からなる本体織物
    の側方に上記捨てmmたて系列からなる捨て耳を形成し
    、上記の本体織物と捨て耳との間のよこ糸接続部分を織
    前線前方のカッタで順次に切断してこの切り離された捨
    て耳を撚回し、かつ引取るようにしたジェットルームの
    よこ糸処理装置において、本体リードの捨てmmたて糸
    挿通部の5〜1−前方に位置するように幅が狭い補助リ
    ードを本体リードのおさ羽とほぼ平行に、かつ着脱自在
    に設け、おさ打ちの際に該補助リードが上記よこ糸接続
    部分を本体リードの前方へ傾斜状に屈曲するようにした
    ことを特徴とするジェットルームのよこ糸処理装置。
  2. (2)ジェットルームがたて未開口部を通過し終ったよ
    こ糸の先端部分を吸引するためのサクションノズルを備
    えたジェットルームである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のジェットルームのよこ糸処理装置。
JP7691280U 1980-06-02 1980-06-02 ジエツトル−ムのよこ糸処理装置 Expired JPS606460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7691280U JPS606460Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 ジエツトル−ムのよこ糸処理装置

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JP7691280U JPS606460Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 ジエツトル−ムのよこ糸処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS571886U JPS571886U (ja) 1982-01-07
JPS606460Y2 true JPS606460Y2 (ja) 1985-03-01

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ID=29439518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7691280U Expired JPS606460Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 ジエツトル−ムのよこ糸処理装置

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JPH0188668U (ja) * 1987-12-04 1989-06-12

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JPS571886U (ja) 1982-01-07

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