JP2004124302A - 無杼織機のタックイン作動方法およびタックイン装置 - Google Patents

無杼織機のタックイン作動方法およびタックイン装置 Download PDF

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Shigeharu Sawada
澤田 茂晴
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Abstract

【課題】緯止まり等の停台原因でのときにタックインを不作動とし、織布からの不良緯糸の引き抜きを容易にする。
【解決手段】緯入れされた緯糸(16)の緯糸端(37)を第1の空気流(30)により牽引して、緯糸端(37)を把持した後、第2の空気流(32)を噴射して、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返す無杼織機のタックイン装置(2)において、織機(1)からの指令に基づき、織機(1)の停止原因に応じて、前記第2の空気流(32)の噴射を不作動とするか、または少なくとも前記第2の空気流(32)の噴射中は、第1の空気流(30)を噴射することにより、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返さないで、タックインを不作動とする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、無杼織機のタックイン装置において、織機からの指令によってタックインを不作動とする方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
特開2001−159053号公報(公報1)は、タックイン装置の緯糸保持装置を開示している。そのタックイン装置の緯糸保持装置は、緯止まり時に3方で開口するブロック体のスリット内に設けられたタックインノズル(解放孔)からエアを噴射することにより、緯糸をカッタの切断域から外して、その切断を防ぎ、緯糸端をタックインしないようしている。
【0003】
しかし、上記公報1の装置では、緯糸切れ検出信号に基づきタックインノズルからのエア噴射信号が出力されても、実際に開閉弁が作動してエアが噴射されるまでに時間を要し、カッタの切断時に緯糸が切断域内に留まっており、そのため緯糸は切断され、その後の別のタックインノズル(ガイド孔)からのエア噴射によりタックインされることが発生する。
【0004】
また、特開平3−116051号公報(公報2)は、無杼織機におけるタックイン方法及び装置の技術を開示している。その技術は、ニードルにより緯糸端を把持してタックインするが、緯止まり以外の停台時には、エアを噴射して緯糸端をニードルの作用域に配置して、タックインを遂行し、緯止まりによる停台時には、エア噴射をやめて、緯糸をニードルの作用域への配置を阻止し、緯糸をニードルに係合されてタックインされるのを阻止する。
【0005】
しかし、公報2の技術では、緯止まり時に、緯糸端はエア噴射でニードルの作用域に保持されないものの、ニードルはやはり揺動しており、そのため、ニードルと接触した緯糸端が、ニードルの後退と共に経糸開口内に引き込まれ、タックインされてしまうことがある。
【0006】
したがって、本発明の目的は、緯止まり等のタックインされない方が望ましい停台原因のときに、緯糸端が確実にタックインされないようにし、不良緯糸の織布からの引き抜きを容易にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとに、本発明は、緯入れされた緯糸(16)の緯糸端(37)を把持した後、空気流(32)を噴射して、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返す無杼織機のタックイン装置(2)を前提としている。
【0008】
そして、特に、本発明の方法は、無杼織機のタックイン装置(2)において、織機(1)からの指令に基づき、織機(1)の停止原因に応じて、前記の空気流(32)の噴射を不作動とすることにより、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返さないか、または緯糸端(37)の把持を第1の空気流(30)により牽引して行った後、第2の空気流(32)を噴射して経糸(33)の開口(34)内に折り返すとともに、織機(1)からの指令に基づき、織機(1)の停止原因に応じて、少なくとも前記第2の空気流(32)の噴射中は、第1の空気流(30)を噴射することにより緯糸端(37)を牽引して把持し、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返さないようにする。
【0009】
また、本発明は、上記の方法を具体化するのに適切な装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1、図2は、織機(無杼織機)1に本発明のタックイン装置2を組み込んだ例を示している。なお、タックイン装置2は、緯入れ側の織り端および緯糸到達側の織り端に設けられ、更に複数巾取りの場合には、織布と織布の間にも設けられるが、図1は、緯糸到達側のタックイン装置2のみを示している。タックイン装置2は、緯糸16を切断するカッタ7と織布5の織布端31との間に配設されたブロック体3と、このブロック体3と一体の把持ノズル12、第1タックインノズル18、第2タックインノズル19に空気を供給する空気流供給装置4とを有している。また、カッタ7を挟んでブロック体3の反対側には、カッタ7によって切断された緯糸16の切り端を吸い込むためにエジェクタ39が設けられている。
【0011】
ブロック体3は、筬8と対向する前方側、カッタ7側及び織布5側の3方で開放しているスリット9を有しており、そのスリット9の前方入り口側内壁は、筬8に向かってスリット幅が次第に拡大するテーパ状の案内面10を形成している。また、スリット9は、その内壁のうち上壁11に把持ノズル12を、下壁13に空気流流入孔14をそれぞれ有しており、それらはブロック体3の上面および下面からスリット9の内壁まで貫通し、互いに対向している。把持ノズル12は、把持パイプ15を通じて空気流供給装置4に接続されており、動作時に空気流供給装置4から空気の供給を受け、空気流流入孔14に向けて空気を噴射する。なお、この例では、上壁11に把持ノズル12を、下壁13に空気流流入孔14を形成しているが、逆に、上壁11に空気流流入孔14を、下壁13に把持ノズル12を配設してもよい。
【0012】
さらに、前記スリット9は、その奥壁17に第1タックインノズル18を有している。また、織布端31側のブロック3の外壁にはスリット9を挟んで第2タックインノズル19が上下に2個設けられている。2個の第2タックインノズル19は、筬8側からみると、スリット9を挟んでハの字型にブロック体3を貫通しており、それらのノズル孔の中心線は、延長すると開口34内で交差するようになっている。なお、1つの第1タックインノズル18および2つの第2タックインノズル19は、それぞれ第1タックインパイプ26、第2タックインパイプ27を通じ空気流供給装置4から空気の供給を受けられるようになっている。
【0013】
図3は、タックイン装置2の噴射制御系を示している。図3で、空気流供給装置4は、圧力空気源20、圧力調整器21a、21b、開閉弁22、23、24、開閉弁制御装置25から構成されている。圧力空気源20は、圧力調整器21a、開閉弁22、把持パイプ15を介して把持ノズル12に接続されるとともに、圧力調整器21bで分岐し、開閉弁23、第1タックインパイプ26を介して第1タックインノズル18に、また開閉弁24、第2タックインパイプ27を介して第2タックインノズル19にそれぞれ接続されている。開閉弁制御装置25は、織機主軸28に接続されたエンコーダ29からの織機主軸回転角信号および主制御装置35により設定された噴射タイミングに基づいて、開閉弁22、23、24を開閉し、把持ノズル12、第1タックインノズル18および第2タックインノズル19の空気噴射を制御する。
【0014】
主制御装置35は、緯糸検出センサー36から緯止まり信号を受けたときに、開閉弁22、23、24の開閉制御を変え、タックイン動作を止めさせるのに必要な制御をする。なお、緯糸検出センサー36は、リードホルダー38の反緯入れ側端部に配設されており、緯入れされた緯糸16の緯糸端37を検出し、緯入れ不良のときに緯止まり信号を発生し、これを主制御装置35に送る。
【0015】
緯入れ時に、緯糸16は、経糸33の開口34に緯入れ、緯入れされた緯糸16は、筬8により筬打ちされ、織布5の織り前6に打ち込まれる。このとき、緯糸16は、スリット9の中に入り込み、その先端部分でカッタ7により切断される。切断された緯糸16の糸端は、エジェクタ39により吸引され、廃棄処理される。この後、つぎの緯入れ時に、タックイン装置2は、把持ノズル12、第1タックインノズル18、第2タックインノズル19から順次に空気を噴射し、このときの空気流によりタックイン動作を行って、緯入れされた緯糸16の緯糸端37を空気流とともに、つぎの緯入れ時の開口34の中に折り返えす。
【0016】
図4は、正常なタックイン動作時における織機主軸回転角に対する各ノズルの空気噴射タイミングを示すタイミングダイヤグラムである。正常なタックイン動作時に、把持ノズル12は、空気流流入孔14に向かって所定の期間空気を噴射し、第1の空気流30を形成することにより、緯入れ後、スリット9内でカッタ7によって切断された緯糸16の緯糸端37を空気流流入孔14に牽引して、スリット9、空気流流入孔14の位置で把持する。
【0017】
次に、把持ノズル12の噴射(第1の空気流30の形成)開始から所定の期間経過後に、第1タックインノズル18は、筬8側に向かって空気を噴射して、第2の空気流32の一部として第2の空気流32aを形成し、さらに第1タックインノズル18の噴射(第2の空気流32aの形成)開始から所定期間経過後に、第2タックインノズル19は、経糸33の開口34内に向かって空気を噴射し、第2の空気流32の一部として第2の空気流32bを形成することにより、緯糸端37を経糸33の開口34内に折り返す。このようにして、タックイン装置2は、緯糸端37を経糸33の開口34に折り返すことによりタックインする。
【0018】
なお、第1の空気流30の形成は、把持ノズル12から噴射される空気流のほか、空気流流入孔14の吸引口に吸引される空気流によって形成することもできるほか、複数の異なる空気流により形成してもよい。
【0019】
また、第2の空気流32は、噴射口から噴射される空気流のみで形成され、吸引タイプは除かれる。第2の空気流32は、この例のように方向が異なる複数の噴射される空気流32a、32bにより形成するのが効率よくタックインできて好ましいが、1つの空気流で形成してもよい。さらにこの例で複数の空気流は、噴射時期を異ならせても合成することもできる。
【0020】
つぎに、図5は、緯止まり原因の発生によるタックイン不動作時における織機主軸回転角に対する各ノズルの空気噴射タイミングを示すタイミングダイヤグラムである。緯入れ不良例えばショートピックのために、緯糸16が緯糸検出センサー36の位置まで到達していないとき、緯糸検出センサー36は、緯糸16を検出できないため、緯止めを停止原因として緯止まり信号を主制御装置35に出力する。主制御装置35は、緯止まり信号を受けると、開閉弁制御装置25に対し開閉弁23、24の開弁動作禁止信号を出力する。このとき開閉弁制御装置25は、把持ノズル12の噴射を行うが、開閉弁23、24を閉状態に保ち、第1タックインノズル18および第2タックインノズル19による空気の噴射を禁止する。また、把持ノズル12の噴射は、通常の期間より長く、例えば第2タックインノズル19の通常時における噴射終了時まで継続させてもよい。なお、正常な緯入れ時と同様に、カッタ7は、筬打ち後、スリット9内の緯糸16を切断する。
【0021】
図6は、タックイン不動作時において、ブロック体3のスリット9での緯糸16の挙動を示している。筬8の筬打ちによりスリット9内に進出した緯糸端37は、カッタ7により切断された後、把持ノズル12からの第1の空気流30により、空気流流入孔14に挿入されるとともに、空気流流入孔14内に牽引され把持される。その後、開閉弁制御装置35は、把持ノズル12の空気の噴射を停止する。
【0022】
このように、開閉弁制御装置25は、織機1からの指令に基づいて、織機1の停止原因となる緯止まりに応じて、第1タックインノズル18の開閉弁23および第2タックインノズル19の開閉弁24を開弁を取りやめ、第2の空気流32(32a、32b)を形成しないから、緯糸端37は、空気流流入孔14に留まっており、タックインされない。なお、把持ノズル12からの第1の空気流30が停止しても、緯糸端37は、空気流流入孔14に保持されている。
【0023】
このように、タックイン不作動は、第2の空気流32(32a、32b)のいずれも完全に不作動とすることにより確実に得られるが、このタックイン不作動時に、第2の空気流32(32a、32b)の双方またはいずれか一方は、実質的にタックインされない程度の弱い空気流として存在していてもよい。従って、「第2の空気流32(32a、32b)の不作動」の意味は、完全に不作動のほか、実質的にタックインされない程度の弱い空気流の存在も含むものとして解釈されなければならない。また、この例のように第2の空気流32が複数の空気流により形成される場合、一方の第2の空気流(例えば32b)のみの噴射を不作動として噴射を禁止することにより、他の第2の空気流32(例えば32a)だけでは緯糸端37は開口34の中に折り返されなくなり、実質的には第2の空気流32全体が不作動となる。従って、「第2の空気流32(32a、32b)の不作動」の意味は、第2の空気流32が複数の空気流により形成される場合、全ての第2の空気流を不作動とするほか、一部の空気流のみを不作動とするものを更に含むものである。
【0024】
このタックイン不作動により、作業者は、織機1の停止後に、織機1を逆転して、織り前6の口出しを行い、タックインされていない不良の緯糸16を織布5の織り前6から抜き取る。
【0025】
なお、図示しないが、緯入れ側に不良緯糸除去装置が設けられているとき、その不良緯糸除去装置は、作業者の指示または織機1からの指令を受けて、不良の緯糸16をその装置内に取り込んで、不良の緯糸16を織布5の織り前6から自動的に取り除くことになる。この装置による不良の緯糸16の抜き取りを容易にするために、不良の緯糸16は、図示しない緯入れノズルと緯入れ側の織布5との間で、専用ノズルからの空気流によりカッタ切断域外に変移するか、またはカッタ不作動とするかによって、緯入れノズル内の緯糸16につながったままとされる。
【0026】
また、この実施の形態の場合、他の停台原因、例えば経止まり、手動停止等では、タックイン装置2は、通常どおり、図4の所定の噴射タイミングで、把持ノズル12による第1の空気流30の噴射、第1タックインノズル18および第2タックインノズル19による第2の空気流32(32a、32b)の噴射を行って、タックイン動作を実行する。
【0027】
つぎに、図7は、本発明の他の実施の態様によるタックイン不動作時における織機主軸回転角に対する各ノズルの空気噴射タイミングを示す。図7の実施の態様での無杼織機のタックイン不作動方法は、織機1からの指令に基づき、織機1の停止原因に応じて、少なくとも第1タックインノズル18および第2タックインノズル19による第2の空気流32(32a、32b)の噴射中は、把持ノズル12による第1の空気流30を噴射することにより、スリット9内の緯糸端37を経糸33の開口34内に折り返さないことを特徴とする。
【0028】
主制御装置35は、緯止まり信号を受けたとき、開閉弁制御装置25に対し開弁継続信号を出力し、開閉弁制御装置25は、開閉弁22を正常な動作時よりも長い期間にわたって開状態に保ち、少なくとも第1タックインノズル18および第2タックインノズル19による第2の空気流32(32a、32b)の噴射中に、把持ノズル12から第1の空気流30を噴射させる。なお、第1タックインノズル18の開閉弁23の開弁および第2タックインノズル19の開閉弁24の開弁は、通常のタックイン動作時と同様の期間にわたって行われ、第2の空気流32(32a,32b)を形成している。
【0029】
図8は、図7の実施の態様によるタックイン不動作時において、ブロック体3のスリット9での緯糸16の挙動を示している。筬8の筬打ちによりスリット9内に進出した緯糸端37は、カッタ7により切断された後、把持ノズル12からの第1の空気流30により、空気流流入孔14に挿入されるとともに、空気流流入孔14内に牽引され把持される。把持ノズル12からの第1の空気流30は、第1タックインノズル18および第2タックインノズル19からの第2の空気流32(32a,32b)が終了するまで継続するので、緯糸端37は、第1の空気流30に牽引・把持されて空気流流入孔14に留まり、第2の空気流32(32a、32b)の形成によってもタックインされない。
【0030】
このとき、緯糸端37が第2の空気流32(32a,32b)の噴射圧に負けてタックインされてしまわないように、把持ノズル12からの第1の空気流30の噴射圧を通常よりも高めるか、または、第2の空気流32(32a,32bのうち特に32a)の噴射圧を弱めて、緯糸端37を空気流流入孔14内により確実に留め、タックインされるのを防くことが望ましい。また、第2の空気流32(32a,32b)の噴射期間を短くすれば、第1の空気流30の継続時間も短くできるから、圧力空気源20の空気圧の一時的な低下が防止できる。
【0031】
このように、織機1からの指令に基づいて、織機1の停止原因(緯止まり)に応じて、開閉弁制御装置25は、少なくとも第1タックインノズル18および第2タックインノズル19の開閉弁23、24の開弁中は、把持ノズル12の開閉弁22を開弁するから、第2の空気流32(32a、32b)が形成されても、緯糸端37は、空気流流入孔14に留まり、タックインされない。このため、作業者は、織機を逆転して口出しを行い、タックインされていない不良の緯糸16を容易に織布5から抜き取ることができる。
【0032】
この実施の態様の場合、第1の空気流30により緯糸端37の把持を持続することによって、第2の空気流32(32a、32b)の噴射によるタックインを妨げる動作は、通常時の第1の空気流30の動作状態を引き継くことによりなされ、動作自体の変更はないので、制御系の動作遅れによってタックインされることがない。
【0033】
また、第1の空気流30により緯糸端37を把持して、第2の空気流32(32a、32b)の噴射によるタックインを妨げる動作は、必ずしも緯糸端37を空気流流入孔14内に牽引し把持する動作と連続する必要はなく、第2の空気流32(32a、32b)が通常時の第1の空気流30の終了よりも遅れて開始される場合や、一時中断する場合には、タックインを妨げる動作も途中中断してよい。なお、図7に示した態様は、第2の空気流32(32a、32b)が終了するまで第1の空気流30の形成を継続する好ましい例である。この場合、第1の空気流30により緯糸端37を把持して第2の空気流32(32a、32b)の噴射によるタックインを妨げる動作は、通常の空気流の動作状態を引き継ぐことによりなされ、途中で開閉弁22を動作させないので、動作遅れによってタックインされることがないという利点を有する。
【0034】
【発明の効果】
請求項1によれば、停台原因が緯止まり等で織布の織り前から不良の緯糸の引き抜きを要するとき、織機からの指令に基づき、緯糸端を折り返す空気流が噴射されず、緯糸端はタックインされないので、織布から容易に不良の緯糸を取り除くことができる。特に、(1)緯糸端を経糸開口に折り返すための動作そのものを不作動としているので、緯糸端は誤ってタックインされる恐れがないこと、(2)空気流の噴射は、緯糸把持の後なので、織機からの指令に対し時間的に余裕をもって対処できること、(3)空気流の噴射の不作動は、噴射の不動作状態を継続することによりなされ、その間に状態を変更しないので、変更動作遅れによってタックインされることがないから、緯糸端は確実にタックインされない。
【0035】
請求項2によれば、停台原因が緯止まり等で不良の緯糸の織布の織り前からの引き抜きを要するときに、織機からの指令に基づき、第1の空気流により緯糸端を把持する状態が、少なくとも第2の空気流の噴射中は行われ、縛糸端はタックインされないので、織布から容易に不良の緯糸を取り除くことができる。特に、第1の空気流の緯糸端把持動作のうち、第2の空気流の噴射によるタックインを妨げる把持動作は、第1の空気流の通常の把持動作の後となるため、織機からの指令に対し時間的に余裕をもって対処でき、これにより、確実にタックインを防ぐことができる。
【0036】
請求項3の装置によれば、請求項1の方法を合理的に実現でき、それと同じ効果が得られる。
【0037】
請求項4の装置によれば、請求項2の方法を合理的に実現でき、それと同じ効果が得られる。
【0038】
請求項5によれば、ブロック体に、スリット、把持ノズル、第1タックインノズル、第2タックインノズルが合理的な状態で配置されているから、 通常のタックイン動作が空気流により順序よく行われ、また、第1タックインノズル、第2タックインノズルの不作動により、緯糸のタックインの不動作が確実に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機(無杼織機)に本発明のタックイン装置を組み込んだ状態の要部の平面図である。
【図2】本発明のタックイン装置の要部(ブロック体)の側面図である。
【図3】本発明のタックイン装置の空気流供給装置のブロック線図である。
【図4】本発明のタックイン装置において、正常なタックイン動作時の織機主軸回転角に対する各部の動作のタイミングチャート図である。
【図5】本発明のタックイン装置において、タックイン不動作時の織機主軸回転角に対する各部の動作のタイミングチャート図である。
【図6】本発明のタックイン装置の要部(ブロック体)において、タックイン不動作時の説明で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図7】本発明のタックイン装置において、他の実施の態様でのタックイン不動作時の織機主軸回転角に対する各部の動作のタイミングチャート図である。
【図8】本発明のタックイン装置の要部(ブロック体)において、他の実施の態様でのタックイン不動作時の説明で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 織機
2 タックイン装置
3 ブロック体
4 空気流供給装置
5 織布
6 織り前
7 カッタ
8 筬
9 スリット
10 案内面
11 上壁
12 把持ノズル
13 下壁
14 空気流流入孔
15 把持パイプ
16 緯糸
17 奥壁
18 第1タックインノズル
19 第2タックインノズル
20 圧力空気源
21a、21b 圧力調整器
22 開閉弁
23 開閉弁
24 開閉弁
25 開閉弁制御装置
26 第1タックインパイプ
27 第2タックインパイプ
28 織機主軸
29 エンコーダ
30 第1の空気流
31 織布端
32、32a、32b 第2の空気流
33 経糸
34 開口
35 主制御装置
36 緯糸検出センサー
37 緯糸端
38 リードホルダ
39 エジェクタ

Claims (5)

  1. 緯入れされた緯糸(16)の緯糸端(37)を把持した後、空気流(32)を噴射して、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返す無杼織機のタックイン装置(2)において、
    織機(1)からの指令に基づき、織機(1)の停止原因に応じて、前記空気流(32)の噴射を不作動とすることにより緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返さないことを特徴とする無杼織機のタックイン作動方法。
  2. 緯入れされた緯糸(16)の緯糸端(37)を第1の空気流(30)により牽引して把持した後、第2の空気流(32)を噴射して緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返す無杼織機のタックイン装置(2)において、
    織機(1)からの指令に基づき、織機(1)の停止原因に応じて、少なくとも前記第2の空気流(32)の噴射中は、第1の空気流(30)を噴射することにより緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返さないことを特徴とする無杼織機のタックイン作動方法。
  3. 1つ以上のタックインノズル(18、19)と、空気流供給装置(4)とを備えるタックイン装置(2)であって、
    前記空気流供給装置(4)を、圧力空気源(20)と、この圧力空気源(20)からタックインノズル(18、19)への圧力空気を開閉する開閉弁(23、24)と、該開閉弁(23、24)の開閉弁制御装置(25)とで構成し、
    緯入れされた緯糸(16)の緯糸端(37)を把持した後、タックインノズル(18、19)から空気流を噴射して、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返すタックイン装置(2)において、
    前記開閉弁制御装置(25)は、織機(1)からの指令に基づいて、織機(1)の停止原因に応じて、少なくとも1つのタックインノズル(18、19)の開閉弁(23、24)の開弁を取りやめることを特徴とする無杼織機のタックイン装置(2)。
  4. 把持ノズル(12)と、タックインノズル(18、19)と、空気流供給装置(4)とを備えるタックイン装置(2)であって、
    前記空気流供給装置(4)を、圧力空気源(20)と、この圧力空気源(20)から把持ノズル(12)およびタックインノズル(18、19)への圧力空気を開閉する開閉弁(22、23、24)と、これらの開閉弁(22、23、24)の開閉弁制御装置(25)とで構成し、
    把持ノズル(12)からの噴射空気流または把持ノズル(12)への吸引空気流により緯入れされた緯糸(16)の切断された緯糸端(37)を牽引して把持した後、タックインノズル(18、19)から空気流を噴射して、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返すタックイン装置(2)において、前記開閉弁制御装置(25)は、織機(1)からの指令に基づいて、織機(1)の停止原因に応じて、少なくともタックインノズル(18、19)の開閉弁(23、24)の開弁中は、把持ノズル(12)の開閉弁(22)を開弁することを特徴とする無杼織機のタックイン装置(2)。
  5. 織布(5)の外側の織布端(31)の近傍に配設されたブロック体(3)と、空気流供給装置(4)とを備えるタックイン装置(2)であって、
    前記ブロック体(3)は、筬(8)と対向する前方側が開放するスリット(9)を有して筬打ちにより緯糸(16)の緯糸端(37)を受け入れ、このスリット(9)は、上壁(11)と下壁(13)に、把持ノズル(12)および空気流流入孔(14)のいずれか一方と他方とをそれぞれ対向して有し、スリット(9)の奥壁(17)に第1タックインノズル(18)を有し、織布端(31)側に第2タックインノズル(19)を有しており、
    前記空気流供給装置(4)は、圧力空気源(20)と、この圧力空気源(20)から把持ノズル(12)および第1タックインノズル(18)、第2タックインノズル(19)への圧力空気を開閉する開閉弁(22、23、24)と、これらの開閉弁(22、23、24)の開閉を制御する開閉弁制御装置(25)とを有し、
    通常のタックイン時には、把持ノズル(12)から空気流流入孔(14)に向けて所定の期間に空気を噴射して第1の空気流(30)を形成することにより、切断された緯糸端(37)を牽引して把持し、把持ノズル(12)からの噴射開始後の所定の期間に第1タックインノズル(18)から筬(8)側に向かって空気を噴射し、第1タックインノズル(18)からの噴射開始後の所定の期間に、経糸(33)の開口(34)内に向かって第2タックインノズル(19)から空気を噴射することにより、緯糸端(37)を経糸(33)の開口(34)内に折り返すことを特徴とするタックイン装置(2)において、
    前記開閉弁制御装置(25)は、織機(1)からの指令に基づいて、織機(1)の停止原因に応じて、少なくとも1つのタックインノズル(18、19)の開閉弁(23、24)の開弁を取りやめることを特徴とする無杼織機のタックイン装置(2)。
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