JP4056060B2 - タックイン方法 - Google Patents

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、少なくとも1以上の織機主軸サイクルに渡ってタックイン動作を行わずに待機させ、その後に複数の緯糸をまとめて通常時のタックイン動作によりタックインするタックイン装置において、緯止まり以外の停台原因の発生時でのタックイン方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特許文献1(特許2501845号公報)は、パイル組織の部位では、タックイン動作をせず待機させ、パイル形成サイクルの次のサイクルで緯糸端をまとめてタックインし、非パイル組織の部位では、1サイクル毎に緯糸端をタックインすること、を開示している。このように、パイル製織、その他の製織過程で、一定のピック数に渡ってタックイン動作を不作動として待機させ、その後にタックイン動作を作動させて、複数の緯糸をまとめてタックインすることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、製織中に緯止まり以外、例えば経止まりが発生すると、織機は、すぐに停台(停止)せず、通常、織機主軸が制動力を受けながら1回転ほど慣性回転して停台する。その過程で、織機主軸の慣性回転期間がタックイン動作をしないタックイン待機サイクルに入り込んだとき、タックイン装置はタックインしないまま、織機は停止する。このため、これまでに緯入れされた緯糸端がタックインされず、織布端に保持されなくなる。このため、この後に織機を再起動し、製織を再開すると、タックイン時に停台前に緯入れされた緯糸端を巻き込んでしまい、タックインミスを引き起こしてしまう。このように、緯止まり以外の停台原因の発生時には、緯糸が織り端まで正常に緯入れされているので、上記問題が発生することになる。
【0004】
したがって、本発明の目的は、タックイン装置を用いて複数の緯糸を同時にタックインするタックイン装置において、緯止まり以外の停台原因による停台後の織機の再起動時におけるタックインミスを未然に防止できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとに、本発明は、緯止まり以外の停台原因の発生時に、織機主軸の慣性回転期間がタックイン動作をしないタックイン待機サイクルに入り込んだときでも、織機の停台前に強制的にタックインすることによって、織機の停台状態で、タックインされていない緯糸端をなくするようにしている。
【0006】
具体的に記載すれば、請求項1の織機のタックイン方法は、少なくとも1以上の織機主軸サイクルに渡ってタックイン動作を行わず待機させ、その後に複数の緯糸をまとめて通常時のタックイン動作によりタックインするタックイン装置において、緯止まり以外の停台原因の発生時に、停台原因の発生に伴う制動開始から織機の停台までの織機主軸の慣性回転期間がタックイン動作を行わずに待機させるタックイン待機サイクルに含まれるとき、慣性回転期間中に、タックイン動作をすることを特徴とする。慣性回転期間がタックイン動作を行わずに待機させるタックイン待機サイクルに含まれるとは、慣性回転期間がタックイン待機サイクルに対して重複期間を有し、かつ、織機の停台前に緯入れされた緯糸を前記重複期間において、タックイン可能な程度に重複する包含関係をいう。
【0007】
請求項2、3の織機のタックイン方法は、停台時のタックイン動作期間を通常時のタックイン動作期間と同じ主軸回転角度上に設定するか、または停台時のタックイン動作期間を通常時のタックイン動作期間に対して異なる主軸回転角度上に同じ長さの期間として設定することを特徴とする。また、請求項4の織機のタックイン方法は、停台時のタックイン動作期間を通常時のタックイン動作期間に対して異なる長さの期間として設定する。なお、請求項5のように、緯止まり以外の停台原因は、経止まり、手動停止、および緯糸測長貯留装置での緯糸切れのうちの少なくとも1つであり、これらの停台原因は製織中に常時監視される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、織機(無杼織機)1に一例としてエア式のタックイン装置2を組み込んだ状態を示し、図2は、そのタックイン装置2を示している。なお、タックイン装置2は、織布5の両織り端に設けられるが、図1は、緯糸到達側のタックイン装置2のみを示している。これらの図1および図2において、タックイン装置2は、緯糸16を切断するカッタ7と、織布5の織布端31との間に配設されたブロック体3、このブロック体3と一体の把持ノズル12、第1タックインノズル18、第2タックインノズル19、およびこれらに空気を供給する空気流供給装置4を有している。また、カッタ7を挟んでブロック体3の反対側には、カッタ7によって切断された緯糸16の切り端を吸い込むためにエジェクタ39が設けられている。
【0009】
ブロック体3は、筬8と対向する前方側、カッタ7側および織布5側の3方で開放しているスリット9を有しており、そのスリット9の前方入り口側内壁は、テーパ状の案内面10を形成している。テーパ状の案内面10は、緯糸16を受け入れるために、筬8に向かってスリット幅を次第に拡大するように形成されている。また、スリット9は、その内壁のうち上壁11に把持ノズル12を、下壁13に空気流流入孔14をそれぞれ有しており、それらはブロック体3の上面および下面からスリット9の内壁まで貫通し、互いに対向している。
【0010】
把持ノズル12は、把持パイプ15を通じて空気流供給装置4に接続されており、動作時に空気流供給装置4から空気の供給を受け、空気流流入孔14に向けて空気を噴射する。なお、この例では、上壁11に把持ノズル12を、下壁13に空気流流入孔14を形成しているが、逆に、上壁11に空気流流入孔14を、下壁13に把持ノズル12をそれぞれ配設してもよい。
【0011】
さらに、前記スリット9は、その奥壁17に第1タックインノズル18を有している。また、織布端31側のブロック3の外壁にはスリット9を挟んで第2タックインノズル19が上下に2個設けられている。2個の第2タックインノズル19は、筬8側から見ると、スリット9を挟んでハの字型にブロック体3を貫通しており、それらのノズル孔の中心線は、延長すると、上下の経糸33により形成される開口34内で交差するようになっている。なお、1つの第1タックインノズル18および2つの第2タックインノズル19は、それぞれ第1タックインパイプ26、第2タックインパイプ27を通じ空気流供給装置4から空気の供給を受けられるようになっている。
【0012】
次に、図3は、タックイン装置2の噴射制御系を示している。図3で、タックイン制御装置、ここでは空気流供給装置4は、圧力空気源20、圧力調整器21a、21b、電磁操作式の開閉弁22、23、24、開閉弁制御装置25から構成されている。圧力空気源20は、一方の側で圧力調整器21a、開閉弁22、把持パイプ15を介して把持ノズル12に接続されるとともに、他方の側で圧力調整器21bにより分岐し、開閉弁23、第1タックインパイプ26を介して第1タックインノズル18に、また開閉弁24、第2タックインパイプ27を介して第2タックインノズル19にそれぞれ接続されている。
【0013】
開閉弁制御装置25は、織機主軸28に接続されたエンコーダ29からの織機主軸28からの主軸回転角信号、および主制御装置35により設定された噴射タイミングに基づいて、電磁操作式の開閉弁22、23、24を開閉し、把持ノズル12、第1タックインノズル18および第2タックインノズル19の空気噴射を制御する。
【0014】
主制御装置35は、緯糸切れセンサー42や、緯糸検出センサー36から緯止まり信号を受けたとき、または経糸切れセンサー40から経止まり信号を受けたときのほか、作業員の操作によって停台スイッチ41から停台信号を受けたときに、開閉弁22、23、24の開閉制御を変え、タックイン動作を止めさせるのに必要な制御をする。
【0015】
なお、緯糸検出センサー36は、リードホルダー38の緯糸到達側端部に配設されており、緯入れされた緯糸16の緯糸端37を検出し、緯入れ不良のときに緯止まり信号を発生し、これを主制御装置35に送る。また、緯糸切れセンサー42は、図示しない緯糸測長貯留装置に取付けられ、緯糸の測長・貯留過程の前後域で、緯糸16の糸切れを検出しときに、緯止まり信号を発生し、これを主制御装置35に送る。さらに経糸切れセンサー40は、例えばドロッパー装置に設けられており、経糸33の糸切れを検出したときに、経止まり信号を発生し、これを主制御装置35に送る。このように、停台原因は、製織中に常時監視されている。すなわち主制御装置35は、経止まり信号等の停止信号を入力しており、緯止まり以外の停台原因の場合に、タックイン制御装置にタックイン動作指令を出力する。
【0016】
織機1の運転時に、緯糸16は、経糸33の開口34に緯入れされ、緯入れされた緯糸16は、筬8により筬打ちされ、織布5の織り前6に打ち込まれる。このときに緯糸16は、スリット9の中に入り込み、その先端部分でカッタ7により切断される。なお、カッタ7は、1本緯入れされる毎に1本の緯糸16を切断するか、または複数本緯入れれされてから、1以上の緯糸16をまとめて切断する。切断された緯糸16の糸端は、エジェクタ39により吸引され、廃棄処理される。この時点で、織布5に織り込まれた緯糸16は、織布端31でふさ状となっているが、この後にタックイン装置2によりタックインされる。
【0017】
図4は、3織機主軸サイクルC1、C2、C3において、1リピート(織り組織の1繰り返し)における通常時のタックイン動作および停止時のタックイン動作を主軸回転角度θ上で示している。3ピック(3回の緯入れ)は、織機主軸サイクルC1、C2、C3毎に、例えば主軸回転角度100°〜250°の緯入れ期間に行われる。なお、織機主軸サイクルC1、C2、C3は、筬打ちから次の筬打ちまでの1サイクル(織機主軸28の1回転)のことである。
【0018】
図4の例で、織機主軸サイクルC1は、タックイン動作をすべきサイクルすなわち通常時のタックイン期間t1であり、また織機主軸サイクルC2、C3は、タックイン動作をせずに次の1リピートの織機主軸サイクルC1まで待機するサイクルすなわち通常時のタックイン待機サイクルt2である。このように仮定したときに、タックイン装置2は、1ピック目の緯入れ期間の後半で、通常時のタックイン動作期間t3に、把持ノズル12、第1タックインノズル18、第2タックインノズル19から順次に空気を噴射し、このときの空気流により、前リピートの織機主軸サイクルC1、C2、C3で緯入れされた合計3本の緯糸16をまとめて経糸33の開口34の中に折り返し、3本の緯糸端37についてタックイン動作を行う。
【0019】
そして、1ピック目の後に続く2ピック目および3ピック目でのタックイン待機サイクルt2において、タックイン装置2は、タックイン動作をせずに、待機することになる。このようにタックイン待機サイクルt2は、少なくとも1以上の織機主軸サイクルC2、C3に渡って継続する。このため、複数の緯糸端37は、織機主軸サイクルC2、C3でタックインされず、織布端31に空気流入孔14中で保持されている。なお通常時のタックイン動作期間t3は、緯入れ期間(主軸回転角度100°〜250°)の後半で主軸回転角度185°〜240°の位相に位置しており、緯入れ期間の約1/2程度に設定される。
【0020】
さて、このような製織中おいて、緯糸切れセンサー42や、緯糸検出センサー36から緯止まり信号を受けたとき、または経糸切れセンサー40から経止まり信号を受けたときのほか、停台スイッチ41から停台信号を受けたとき、主制御装置35は、図4のように、上記の緯止まり信号、経止まり信号および停台信号に基づいて主軸回転角度310°で停止信号を受け、その時点から織機主軸28に、図示しない制動手段により制動力をかけ、主軸回転角度300°近くで織機1を完全に停止させる。このときの主軸回転角度310°〜300°の期間は、織機主軸28の慣性回転期間t4となる。もちろん、主制御装置35は、緯止まり信号、経止まり信号、または停台信号を受けたとき、その時点で緯入れ動作やその他の必要な動作を中止させる。
【0021】
もし、停台原因が緯止まり以外の停台原因、つまり経止まり、手動停止、および緯糸測長貯留装置での緯糸切れのうちの少なくとも1つであって、上記の慣性回転期間t4がタックイン待機サイクルt2に含まれるとき、タックイン装置2は、その慣性回転期間t4中で、停台時のタックイン動作期間t5において、制動開始前に既に緯入れされた緯糸16の緯糸端37を停台時のタックイン動作により強制的にタックインする。この時、慣性回転期間t4中の緯入れも阻止されているので、織機1の停台状態ではタックインされていない緯糸端37がない状態になる。このように、タックイン制御装置は、タックイン指令を入力してタックイン動作を行う。
【0022】
図4での(1)は、1ピック目に緯止まり以外の停台原因が発生し、慣性回転期間t4が2ピック目のタックイン待機サイクルt2に含まれるとき、停台時のタックイン動作の期間、すなわち緯止まり以外の停台原因の発生時における織機主軸28の慣性回転期間t4中のタックイン動作期間t5において、既に緯入れされた1ピック目の緯糸16の緯糸端37を停台時のタックイン動作により強制的にタックイン動作を行う例である。なお、織機主軸サイクルC2での緯入れは中止される。
【0023】
また、図4での(2)は、2ピック目に緯止まり以外の停台原因が発生し、慣性回転期間t4が3ピック目のタックイン待機サイクルt2に含まれるとき、停台時のタックイン動作期間t5において、既に緯入れされた1ピック目、2ピック目の2本の緯糸16の緯糸端37を停台時のタックイン動作により強制的にタックイン動作を行う例である。なお、慣性回転期間t4における緯入れを阻止しなくても、停台時のタックイン動作期間t5を適宜定めることによって、慣性回転期間t4に緯入れされた緯糸16もタックインしてもよい。
【0024】
なお、図4で、1リピートでの3ピック目に緯止まり以外の停台原因が発生したとき、次の2リピートでの1ピック目が通常のタックイン期間t3となり、通常時のタックイン動作が実行されることから、停台時のタックイン動作は、不要となる。しかし、停台時のタックイン動作期間t5が通常時のタックイン動作期間t3に対して異なる主軸回転角度θ上に設定されるか、または停台時のタックイン動作期間t5が通常時のタックイン動作期間t3に対して異なる長さの期間として設定されているときには、主制御装置35および開閉弁制御装置25は、停台時のタックイン動作期間t5にタックイン動作を行わせる。
【0025】
ちなみに図4で、停台時のタックイン動作期間t5は、通常時のタックイン動作期間t3(主軸回転角度185°〜240°)と同じ位相(主軸回転角度185°〜240°)および長さとして設定されている。しかし、製織条件に応じて停台時のタックイン動作期間t5は、上記のように、通常時のタックイン動作期間t3に対して、異なる主軸回転角度θ上に設定されるか、または通常時のタックイン動作期間t3に対して異なる長さの期間として設定することもできる。
【0026】
本発明のタックイン方法は、図4のタックイン動作の態様に限らず、2本1本タック(3織機主軸サイクルの間に2本タックと1本クックとを交互に繰り返すタックイン動作)にも適用可能である。2本1本タックの場合に、2本タックの2ピック目のみタックイン動作は行われない。このため図4の(1)の例と同様に、製織時に前ピックの主軸回転角度310°から1ピック目の主軸回転角度309°までに経止まりが発生したとき、2ピック目の通常のタックイン動作と同じ期間(主軸回転角度185°〜240°)でタックイン動作が行われ、2ピック目の主軸回転角度300°の付近で繊機1が停台する。
【0027】
なお、本発明は、タックイン装置2をエア式のタックイン装置に限らず、ニードル式のタックイン装置として構成でき、また、織機1をタオル織機、パイル織機、その他の織機に適用することもできる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1によれば、緯止まり以外の停台原因の発生時に、織機主軸の慣性回転期間がタックイン待機サイクルに含まれるとき、その慣性回転期間中に、制動開始前にすでに緯入れされた緯糸端を停台時のタックイン動作により強制的にタックインすることによって、サイクルに関係なく織機の停台状態で、タックインされていない緯糸端がなくなるから、停台後に織機を再起動するとき、タックインされていない緯糸端の巻き込みや、タックインされないことがなくなり、これによりタックインミスが未然に防止できるようなる。
【0029】
請求項2によれば、停台時のタックイン動作期間が通常時のタックイン動作期間と同じ主軸回転角度上に設定できるから、それらの期間の制御が共通に利用できる。
【0030】
請求項3によれば、停台時のタックイン動作期間が通常時のタックイン動作期間に対して異なる主軸回転角度上に同じ長さの期間として設定できるから、停台時のタックイン動作の時期が慣性回転期間での適切な主軸回転角度上に設定できる。
【0031】
請求項4によれば、停台時のタックイン動作期間を通常時のタックイン動作期間に対して異なる長さの期間として設定することにより、通常時と異なる停台時固有のタックイン動作が行える。
【0032】
請求項5によれば、緯止まり以外の停台原因が経止まり、手動停止、および緯糸測長貯留装置での緯糸切れのうちの少なくとも1つであり、これらの停台原因が製織中に常時監視されるから、製織中のすべての織機主軸サイクルや織り組織でも本発明のタックイン方法が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機(無杼織機)にエア式のタックイン装置を組み込んだ状態の要部の平面図である。
【図2】エア式のタックイン装置の要部の側面図である。
【図3】エア式のタックイン装置の空気流供給装置のブロック線図である。
【図4】本発明のタックイン方法において、通常時のタックイン動作、停台時のタックイン動作時のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 織機
2 タックイン装置
3 ブロック体
4 空気流供給装置
5 織布
6 織り前
7 カッタ
8 筬
9 スリット
10 案内面
11 上壁
12 把持ノズル
13 下壁
14 空気流流入孔
15 把持パイプ
16 緯糸
17 奥壁
18 第1タックインノズル
19 第2タックインノズル
20 圧力空気源
21a、21b 圧力調整器
22 開閉弁
23 開閉弁
24 開閉弁
25 開閉弁制御装置
26 第1タックインパイプ
27 第2タックインパイプ
28 織機主軸
29 エンコーダ
30 第1の空気流
31 織布端
32、32a、32b 第2の空気流
33 経糸
34 開口
35 主制御装置
36 緯糸検出センサー
37 緯糸端
38 リードホルダ
39 エジェクタ
40 経糸切れセンサー
41 停台スイッチ
42 緯糸切れセンサー
C1、C2、C3 織機主軸サイクル
t1 タックイン期間
t2 タックイン待機サイクル
t3 通常時のタックイン動作期間
t4 慣性回転期間
t5 停止時のタックイン動作期間
θ 主軸回転角度

Claims (5)

  1. 少なくとも1以上の織機主軸サイクルに渡ってタックイン動作を行わず待機させ、その後に複数の緯糸(16)をまとめて通常時のタックイン動作によりタックインするタックイン装置(1)において、
    緯止まり以外の停台原因の発生時に、停台原因の発生に伴う制動開始から織機の停台までの織機主軸(28)の慣性回転期間(t4)がタックイン動作を行わずに待機させるタックイン待機サイクル(t2)に含まれるとき、慣性回転期間(t4)中にタックイン動作することを特徴とするタックイン方法。
  2. 停台時のタックイン動作期間(t5)を通常時のタックイン動作期間(t3)と同じ主軸回転角度(θ)上に設定することを特徴とする請求項1記載のタックイン方法。
  3. 停台時のタックイン動作期間(t5)を通常時のタックイン動作期間(t3)に対して異なる主軸回転角度(θ)上に同じ長さの期間として設定することを特徴とする請求項1記載のタックイン方法。
  4. 停台時のタックイン動作期間(t5)を通常時のタックイン動作期間(t3)に対して異なる長さの期間として設定することを特徴とする請求項1記載のタックイン方法。
  5. 緯止まり以外の停台原因を経止まり、手動停止、および緯糸測長貯留装置での緯糸切れのうちの少なくとも1つとし、これらの停台原因を製織中に常時監視することを特徴とする請求項1、2、3または4記載のタックイン方法。
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