JP2000187331A - 反射防止コ―ティング組成物 - Google Patents
反射防止コ―ティング組成物Info
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Abstract
な、特に193nmのような短波長での画像形成に好適
な、新規な光吸収性架橋性組成物を提供する。 【解決手段】(a)基板の上に、フェニル基を有する樹
脂バインダーを含む反射防止組成物の層を設けること;
(b)反射防止組成物層を硬化すること;(c)反射防
止組成物の層の上にフォトレジスト組成物の層を設ける
こと;(d)フォトレジスト層を活性化照射光で露光
し、そして露光したフォトレジストの層を現像するこ
と;を含む、フォトレジストレリーフ画像を形成するた
めの方法。 【効果】ARC類は、好ましくは上塗りされたレジスト
層(すなわちARC類を底層として)と共に使用され、
一般に、新規なARC樹脂バインダーを含み、反射され
た200nm未満の露光照射光を効果的に吸収すること
ができる。
Description
れたフォトレジスト層への露光照射光の後戻りによる反
射を減少する組成物に関する。より詳細には、本発明
は、193nm照射光のような200nm未満の照射光
を含む短波長露光照射光を、効果的に吸収する樹脂バイ
ンダーを含む反射防止被覆組成物類(ARCs)に関す
る。
ために使用される感光膜である。フォトレジストの塗布
層は基板の上に形成され、次いで、フォトレジスト層は
フォトマスクを通して活性化照射源に露光される。フォ
トマスクは、活性化照射光に対して不透明な領域と、活
性化照射光に対して透明な他の領域とを有する。活性化
照射光に露光されると、フォトレジスト被膜が光に誘起
された化学的変性(photo induced ch
emical transformation)を生
じ、それによってフォトマスクのパターンがフォトレジ
ストを塗布した基板に転写される。露光の後、フォトレ
ジストを現像すると、基板の選択的加工が可能なレリー
フ画像が得られる。
能である。大抵のネガ型フォトレジストの場合、塗布層
の活性化照射光に露光される部分は、フォトレジスト組
成物の感光性化合物と重合可能な試薬との間の反応にお
いて、重合または架橋を行う。従って、露光された塗布
部分は露光されない部分よりも現像溶液により溶解しに
くくなる。ポジ型フォトレジストの場合は、露光された
部分は現像溶液により溶解しやすくなり、一方露光され
ない領域は、比較的に現像液により溶解しにくい状態を
維持する。フォトレジスト組成物は当業者には公知であ
り、デフォレスト(Deforest)による「フォト
レジスト材料および方法」(Photoresist
Materials and Prosesses)」
(McGraw Hill Book Compan
y,New York,1975)の第2章、および、
モーリー(Moreay)の「半導体リソグラフィー、
原理、実際および材料(Semiconductor
Lithography,Principles Pr
acties and Materials)」(Pl
enum Press,New York)の第2章お
よび第4章に記載されていて、この両文献については、
フォトレジスト組成物およびその製造法と使用法に関す
る教えについて、本発明においても参照している。
てであり、1つの目的は、シリコンまたはヒ化ガリウム
などのような高度に研磨された半導体の薄片を、回路と
しての機能を発現させるために、好ましくはミクロンま
たはサブミクロンの幾何学的な模様の、電子の伝導通路
の複雑なマトリックスに変換することである。適切にフ
ォトレジストを加工することがこの目的を達成するため
の鍵である。種々のフォトレジスト加工工程の間には強
い相互依存性があるが、高解像度のフォトレジスト画像
を得るにあたっては露光がより重要な工程の1つである
と考えられている。
に使用する活性化照射光の反射が、フォトレジスト層に
おいてパターン形成された画像の限度を呈することがあ
る。照射光が基板/フォトレジスト界面から反射する
と、露光の間フォトレジストの中の照射強度が変化する
ことがあり、それによって現像時にフォトレジストの線
幅が不均一になる。照射光が基板/フォトレジスト界面
から露光の目的としないフォトレジスト領域へ散乱する
こともあり、この場合も線幅がばらつくことになる。散
乱や反射の程度は領域によって典型的に変化し、これに
よってもさらに線幅が不均一になる。基板の形状におけ
る変化も解像度に限度を呈する反射問題を引き起こす。
の傾向から、産業界では露光源の波長を、遠紫外(DU
V)光(300nm以下の波長)、KrFエキシマーレ
ーザー光(248.4nm)、ArFエキシマーレーザ
ー光(193nm)、電子ビームおよび軟X線へと短く
する傾向がある。フォトレジスト被膜に画像形成するた
めに短くした波長を使用することから、結果として、一
般に下層の基板の表面と同様に上層のレジスト表面から
の反射が増加した。従って、より短い波長を使用するこ
とが基板表面からの反射の問題を大きくしてきた。
別の手法では、基板表面とフォトレジスト被覆層との間
に挿入する照射光吸収層を使用してきた。例えば、PC
T出願公開公報第90/03598号(W090/03
598)、ヨーロッパ特許出願公開公報第063994
1号(EP,A1,0,639,941)および米国特
許第4,910,122号、同第4,370,405号
および同第4,362,809号を参照されたい。これ
らは全て、反射防止(ハレーション防止)組成物および
その使用法の開示に関して本発明で参照している。この
ような層は、前記文献中でも反射防止層またはARC
(反射防止組成物)という表現で述べられている。シッ
プレー社(Shipley Co.)のヨーロッパ特許
出願公開公報第542008号(EP,A1,542,
008)には、極めて有用なハレーション防止(反射防
止)組成物が開示されている。
C組成物が多くの反射防止用途に有効であることが見出
されている一方で、先行技術の組成物には、特に短波長
画像形成用途に使用した場合いくつかの性能上の制約が
ある。従って、新規な反射防止コーティング組成物を持
つことが望まれる。特に、193nmのような200n
m未満(sub−200nm)の照射光を含む、短波長
の照射光の望ましくない反射を効果的に吸収する新規な
反射防止コーティング組成物が望まれる。
m画像形成のような短波長画像形成用途に対し、反射防
止コーティング組成物(ARC)として使用するのに好
適な新規な光吸収組成物を提供する。本発明のARC類
は、一般的に、短波長露光照射光を効果的に吸収してこ
の照射光の反射を減少させる樹脂バインダーを含み、必
要により架橋剤成分も含む。
ーは、ポリマー主鎖に好ましくは懸架したフェニル単位
を含む。本発明の特に好ましいARC樹脂バインダー
は、ポリマー主鎖と懸架したフェニル単位との間に介在
する如何なるアルキル(例えば、置換または非置換の
(−CH2−)nで、nは1から約6または8であ
る。)単位も有しない。例えば、好ましい懸架した基
は、置換または非置換のスチレン、置換または非置換の
イソプロピルスチレン、置換または非置換のアクリル酸
フェニル、及び、置換または非置換のメタクリル酸フェ
ニルの重合により得られるものを含む。本発明で述べ
る、ポリマー主鎖から「直接懸架した(directl
y pendant)」フェニル基とは、置換または非
置換のスチレンまたは置換または非置換のイソプロピル
スチレン単位の重合によって得られるように、ポリマー
主鎖とフェニル基との間にアルキル基または他の基が介
在しないことを示す。
本発明は、例えばメタクリル酸−2−フェニルエチルお
よびその類似化合物の重合により得られるような、ポリ
マー主鎖とフェニル基の間にアルキル(例えば、置換ま
たは非置換の(−CH2−)nで、nは1から約6また
は8である。)結合が介在する懸架したフェニル基を持
つ樹脂バインダーを有するARC類も包含する。
物樹脂バインダーは、好適にはコポリマーであり、好ま
しくは2またはそれ以上の異なるモノマーの重合による
ものであって、そのモノマーの少なくとも1つはフェニ
ル発色団グループを含むものである。例えば、好ましい
別のARC樹脂単位は、例えば、メタクリル酸−2−ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシエチルお
よびそれらの類似化合物のようなヒドロキシアクリレー
ト; メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、メタク
リル酸ブチル、アクリル酸ブチルおよびそれらの類似化
合物のようなC1−12アクリレートのようなアクリレ
ートモノマーの重合によって得られるものを含む。フェ
ニル発色団単位を含むアクリレート樹脂は、一般に本発
明のARC類の中で使用されることが好ましい。本発明
のARC類を架橋するために、好ましくはARC樹脂は
硬化反応を推進するための水酸基または他の反応性部分
を有する。
新規な方法、および本発明のARC組成物単独でまたは
フォトレジスト組成物との組み合わせで塗布された基板
を含む新規な製造技術を提供する。本発明の他の態様は
以下に開示される。
インダー組成物は、短波長の画像形成システムと共に使
用するのが好ましく、200nm未満の反射、特に19
3nmの反射を効果的に吸収する。
ダーは、懸架したフェニル基を持つ。例えば、好ましい
樹脂は次式Iで示されるフェニル単位を持つ。
例えば置換または非置換の(−CH2−)nで、nが1
から約6または8、またはエステル結合(すなわち、
(C=O)O);各R’は、水素またはハロゲン(F、
Cl、Br、またはI)のような非水素置換基;好まし
くは1個から約8個の炭素原子を持つ置換または非置換
のアルキル;好ましくは1個から約8個の炭素原子を持
つ置換または非置換のアルコキシ、−C(=O)OZの
ような置換または非置換のエステルで、ZはC1−8の
置換または非置換のアルキル;例えばアシルおよび類似
基であるC1−8アルカノイルのような置換または非置
換のアルカノイル;置換または非置換の炭素環式アリー
ル、特にフェニル;置換または非置換のアラルキル、特
にベンジル(−CH2C6H5);および類似基;m
は、0(懸架したフェニル基が完全に水素で置換されて
いる場合)から5の整数;そしてZは、ポリマーのモノ
マー単位間の結合基であり、例えば炭素−炭素二重結合
のようなモノマー単位の反応成分で、重合して、例え
ば、置換または非置換のアルキレン、好ましくはC
1−4アルキルで置換されたまたはされていないC
1−3アルキレンを与える。)
したフェニル基を持つが、ポリマー主鎖と懸架したフェ
ニル基の間に介在するいかなるアルキル(例えば、置換
または非置換の(−CH2−)nで、nは1から約6ま
たは8である。)基も持たない樹脂、例えば次式IAで
示されるフェニル単位を持つ樹脂である。
結合(すなわち、(C=O)O);各R’、mおよびZ
は、上記式Iで定義されたものと同じである。) また前述のように、本発明の特に好ましいARC樹脂
は、フェニル発色団単位を持つ繰り返し単位に加えてア
クリレート単位を持つ。例えば、好ましい樹脂として
は、次式IIで表わされる単位から成るアクリレートコ
ポリマーが挙げられる。
で定義されたものと同じであり;R2は、好ましくは1
から約20の炭素原子、より好ましくは1から約8ない
し20の炭素原子の置換または非置換のアルキル基;フ
ェニルなどのような置換または非置換の炭素環式アリー
ル、または、置換または非置換のベンジル、2−フェニ
ルエチルおよび類似基のような置換または非置換のアラ
ルキルであり、そして好ましくはR2は非芳香族基であ
る。各Yは、独立した、水素または置換または非置換の
C1−6アルキル、そして好ましくは、各Yは、独立し
た、水素またはメチル;及び、xとyは、ポリマー中の
それぞれの単位のモルパーセントであり、好ましくはx
は約5パーセントから約80ないし90パーセント、よ
り好ましくは約10ないし15パーセントから約60な
いし70パーセント、さらにより好ましくは約20パー
セントから約50パーセントで、ポリマーの残りはR2
基または他の単位を含む単位を含む。)
リマー、例えば、次式IIIで示される単位を含むアク
リレートコポリマーなどが特に好ましい。
で定義されたものと同じであり;式中、R2とR3は、
それぞれ異なり、式II中のR2で定義されたものと同
じ基から独立に選ばれ;各Yは、独立した、水素または
置換または非置換のC1−6アルキル、好ましくは、各
Yは、独立した、水素またはメチル;そしてx、yおよ
びzは、ポリマー中のそれぞれの単位のモルパーセント
であり、好ましくは、xは約5パーセントから約80な
いし90パーセント、より好ましくは約10ないし15
パーセントから約60ないし70パーセント、さらによ
り好ましくはxは約20パーセントから約50パーセン
トで、ポリマーの残りはR2基とR3基、または他の単
位を含む単位から成る。)
シ−置換アルキル基、特に2−ヒドロキシエチルおよび
ヒドロキシプロピルのようなC1−6ヒドロキシアルキ
ル;メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ヘキシ
ル、アクリル酸ヘキシルの重合により得られるような脂
環式C1−8アルキル;および、好適にはシクロヘキシ
ル、アダマンチル、イソボルニルおよび類似基等のよう
な3個から約20個の炭素を持ち、対応するアクリレー
トおよびメタクリレートの重合により得られる環状アル
キル基を含む。
アノおよび無水イタコン酸基等の他の単位を持ってもよ
い。好ましくは、無水イタコン酸部分はポリマー主鎖に
直接懸架する、すなわち当該部分は、ポリマー結合基と
無水イタコン酸基の間に介在するアルキレン、アリール
または他の基を持たずに、ポリマー結合基に直接懸架す
る。一方、該シアノ基は好ましくは(アクリロニトリル
または類似物の重合により)該ポリマー主鎖に直接懸架
するが、結合基が該シアノ基とポリマー結合基の間に介
在してもよい。
たは他のARCあるいはレジスト成分の種々の部位は所
望ならば置換されてもよい。「置換された」置換基は1
個またはそれ以上の置換可能な位置、一般的には1、2
または3位において、例えばハロゲン(特に、F、Cl
またはBr);シアノ;C1−8アルキル;C1−8ア
ルコキシ;C2−8アルケニル;C2−8アルキニル;
ヒドロキシル;例えばアシルおよび類似基等のようなC
1−6アルカノイル等のアルカノイル;等の1個または
それ以上の好適な基で置換され得る。
いポリマーは、フェニル単位のモルパーセント(すなわ
ち、式III中のxの値)が10パーセントから約60
パーセント、より好ましくは約10ないし15パーセン
トから約40ないし50パーセント;R2は、置換また
は非置換のアルキル、特に2−ヒドロキシエチル等のC
1−6ヒドロキシアルキルであり、R2基を持つエステ
ル単位のモルパーセント(すなわち、式III中のyの
値)が約1モルパーセントから50ないし60モルパー
セント、より好ましくは約10モルパーセントから40
ないし50モルパーセント;R3が、例えばメチル、エ
チル等または環状アルキル基などのC1−8脂環式アル
キル等の非置換アルキルであり、R3基を持つエステル
単位のモルパーセント(すなわち、式III中のzの
値)が約10モルパーセントから60ないし70モルパ
ーセント、より好ましくは約20ないし30モルパーセ
ントから40ないし50モルパーセント;各Yが、独立
した、水素またはメチルである、上記式IIIの3元コ
ポリマーを含む。特に好ましいARC樹脂については後
述の実施例を参照されたい。
ノマーまたは好ましくはコポリマーを得るための異なる
モノマーを重合することにより好適に合成される。少な
くとも1種の重合されたモノマーはフェニル基を含有す
る。反応温度は、使用する特定の試薬の反応性、及び反
応溶媒(溶媒を使用する場合)の沸点によって変わり得
るが、例えば、ラジカル開始剤の存在下で、好ましくは
不活性雰囲気(例えば、窒素またはアルゴン)下、約7
0℃以上のような高温で、種々の単位を提供するモノマ
ーを反応させることによるフリーラジカル重合が好適に
用いられる。反応条件例は後述の実施例を参照された
い。本発明の開示により、当業者は経験的にあらゆる特
定の系に対しても好適な反応温度を決めることができ
る。所望ならば反応溶媒を使用してもよい。好適な溶媒
としては、テトラヒドロフラン、プロパノールおよびブ
タノールのようなアルコール、並びにベンゼン、クロロ
ベンゼン、トルエンおよびキシレンのような芳香族溶媒
等が挙げられる。ジメチルスルホキシドとジメチルホル
ムアミドも好適である。また、重合反応は無溶媒でも進
めることができる。種々のフリーラジカル開始剤を使っ
て本発明のコポリマーを調製してもよい。例えば、Va
zo 52(デュポン社)、アゾ−ビス−2,2’−イ
ソブチロニトリル(AIBN)および1,1’−アゾビ
ス(シクロヘキサンカルボニトリル)のようなアゾ化合
物を使用してもよい。過酸化物、過酸エステル、過酸お
よび過硫酸塩も使用してよい。
約10,000,000ダルトン、より一般的には約
5,000から約1,000,000ダルトンの重量平
均分子量(Mw)、および約500から約1,000,
000ダルトンの数平均分子量(Mn)を持つことが好
ましい。本発明のポリマーの分子量(Mw及びMn)は
ゲル浸透クロマトグラフィによって好適に求められる。
nm未満、特に193nmの短波長で良好な吸光度を示
すものが好ましい。より詳細には、本発明の好ましい樹
脂バインダーは、約193nmにおいてミクロン当たり
少なくとも約3吸光度(吸光度/μ)の光学密度、好ま
しは193nmにおいて約5から20またはそれ以上の
ミクロン当たりの吸光度、より好ましは193nmにお
いて約8から16またはそれ以上のミクロン当たりの吸
光度を持つ。特徴的な樹脂に必要なより高い吸光度の値
は、樹脂の発色団単位のパーセントを増やすことによっ
て得ることができる。また、本発明の反射防止組成物
は、フェニル発色団単位を持つ樹脂と共存する共樹脂
(co−resin)として、フェニル発色団単位を持
たない樹脂を含有することができる。
成分の濃度は、比較的広い範囲で変化させることがで
き、樹脂バインダーは、通常、ARCの全乾燥成分の約
50から95重量パーセント、さらに一般的には全乾燥
成分(溶媒キャリアを除いた全成分)の約60から90
重量パーセントまでの濃度で使用される。
は物質も含む。種々の架橋剤を使用することができ、そ
の中には前記のシップレー社(Shipley C
o.)のヨーロッパ特許出願第542008号に開示さ
れているARC架橋剤類も挙げられる。架橋剤として
は、メトキシメチル化グリコウリル(glycouri
l)のような低塩基度の架橋剤が特に好ましい。特に好
ましい架橋剤としては、下記の構造式IVに対応するメ
トキシメチル化グリコウリルがある。
手順で調製できる。また、この化合物は、アメリカンシ
アナミド社(American Cyanamid C
o.)からパウダーリンク(Powderlink)1
174の商品名で市販されている。
ロキシ化合物、特に、フェニル基、または少なくとも1
個のヒドロキシ基もしくはC1−8ヒドロキシアルキル
置換基のようなヒドロキシアルキル置換基を持つ芳香族
類のような多官能化合物が挙げられる。フェノール化合
物としては、ジメタノールフェノール(C6H3(CH
2OH)2OH)、および隣接する(環の1−2の位置
の原子)ヒドロキシ基およびヒドロキシアルキル基の置
換基を持つ他の化合物、特に少なくとも1個のメタノー
ルまたは他のヒドロキシアルキル環置換基及びヒドロキ
シアルキル置換基に隣接する少なくとも1個のヒドロキ
シ基を持つフェニル基または他の芳香族化合物が一般的
に好ましい。
グリコウリル化合物の反応に対し触媒または促進作用を
引き起こすために、本発明の架橋型反射防止組成物は、
好ましくは、さらに酸または酸発生剤化合物を含有す
る。好ましくは、光分解または熱処理時に酸を発生する
酸発生化合物が使用される。好ましくは、酸発生剤とし
て、熱酸発生剤、すなわち、熱処理時に酸を発生する化
合物が使用される。2,4,4,6−テトラブロモシク
ロヘキサジエノン、ベンゾイントシレート、ニトロベン
ジルトシレート、特に4−ニトロベンジルトシレートお
よび他の有機スルホン酸のアルキルエステルのような種
々の公知の熱酸発生剤が好適に使用される。活性化時に
スルホン酸を発生する化合物が一般的に好適である。典
型的には熱酸発生剤は、反射防止組成物の全乾燥成分の
約0.5〜15重量パーセント、より好ましくは全乾燥
成分の約2重量パーセントの濃度で反射防止組成物の中
に存在する。熱酸発生剤の代りまたは追加として、光酸
発生剤が酸発生剤として使用でき、ARCコーティング
層ブランケットは、上塗りされたフォトレジスト組成物
の塗布前に活性化照射光に露光される。
明の架橋型ARCの中へ単に配合する場合があり、特
に、ARCの使用前に酸が組成物成分の望ましくない反
応を促進しないように、硬化させるのに酸の存在下で加
熱する必要があるARC類の場合に使用される。好適な
酸としては、例えば、トルエンスルホン酸、スルホン
酸、トリフリック酸(triflic acid)等の
スルホン酸類のような強酸、またはそれらの混合物が挙
げられる。
物との使用の過程で著しい架橋が起こらない反射防止組
成物も含む。そのような非架橋型の反射防止組成物は、
架橋反応を誘起または促進させるための架橋剤成分また
は酸あるいは熱酸発生剤を含む必要がない。言い換えれ
ば、そのような非架橋型の反射防止組成物は、一般的に
は架橋反応を促進させるための架橋剤成分および/また
は酸供給源を本質的に(すなわち約1または2重量パー
セント未満)または完全に含まない。
くは、上塗りされたフォトレジスト層の望ましくないノ
ッチング(notching)またはフーチング(fo
oting)を十分抑制しまたは実質的に防止する量で
好適に用いられる1種以上の光酸発生剤(すなわち、
「PAG」)を含む。本発明のこの態様において、光酸
発生剤は、架橋反応を促進させるための酸供給源として
は使用されず、従って、好ましくは、光酸発生剤は、反
射防止組成物(架橋型ARCの場合)の架橋の過程で実
質的に活性化されない。特に、熱的に架橋される反射防
止組成物に関しては、反射防止組成物PAGは、該PA
Gが、上塗りされたフォトレジスト層のその次の露光過
程で活性化されて酸を発生するように、架橋反応条件に
対して実質的に安定であるべきである。特に、好ましい
PAGは、約140℃または150℃〜190℃の温度
に5分から30分またはそれ以上露光させた時に、実質
的に分解ないしは劣化しない。
ような好ましい光酸発生剤としては、例えば、ジ(4−
t−ブチルフェニル)ヨードニウム ペルフルオロオク
タンスルホナートなどのオニウム塩、1,1−ビス[p
−クロロフェニル]−2,2,2−トリクロロエタンの
ようなハロゲン化非イオン系の光酸発生剤、およびフォ
トレジスト組成物で使用するために本明細書に開示され
ている他の光酸発生剤が挙げられる。少なくとも本発明
のいくつかの反射防止組成物に対しては、界面活性剤と
して作用し、反射防止組成物/レジスト塗布層の界面に
近い、反射防止組成物層の上部近くに集合する、反射防
止組成物用の光酸発生剤が好ましい。従って、例えば、
そのような好ましいPAG類としては、4個以上の炭
素、好ましくは6個〜15個の炭素、または1個または
好ましくは2個以上のフッ素置換基を持つC1−15ア
ルキルまたはC2−15アルケニルのようなフッ素化さ
れた基を持つ、置換または非置換のアルキル基または脂
環式基等の長鎖脂肪族基が挙げられる。
光酸発生剤は、200nm未満、特に193nmの照射
光で露光した時に活性化され、その結果、反射防止組成
物は、193nmの光で画像形成される上塗りされたフ
ォトレジストと共に効果的に使用される。反射防止組成
物の光酸発生剤とフォトレジスト組成物の光酸発生剤
は、同一露光波長で活性化されることが望ましい。ま
た、フォトレジスト組成物および/または反射防止組成
物に配合される増感剤は、反射防止およびフォトレジス
ト組成物の両方の光酸発生剤を、単一露光波長により確
実に活性化するために使用される。
物はフォトレジスト組成物と共に使用され、その場合
は、反射防止組成物の光活性化合物とフォトレジスト組
成物の光活性化合物が、フォトレジスト層の照射過程
で、活性化照射への露光時に同一またはほぼ同一の酸化
合物(光生成物)、すなわち、好ましくは類似の拡散特
性と酸強度を持つ光生成物、を発生する。反射防止組成
物とレジストのそれぞれの光酸生成物(photoac
id products)のそのようなマッチングによ
り、上塗りされたレジストのレリーフ画像の解像度がさ
らに向上することが見いだされている。ここで、本発明
の「ほぼ同一の」反射防止組成物とレジストの光酸生成
物に関して、それらは、2つの光生成物のpKa値(2
5℃で測定)の差が約2または2.5以下であり、好ま
しくは2つの光生成物のpKa値の差が約1ないし1.
5以下であり、さらに好ましくは2つの光生成物のpK
a値の差が約0.75以下であることを意味する。さら
に好ましくは、そのような「ほぼ同一の」反射防止組成
物とレジストの光酸生成物の分子量の違いは、好ましく
は約40パーセント以下、より好ましく約20パーセン
ト以下、さらに好ましは約15パーセント以下である。
また、さらに、反射防止組成物とレジストの光生成物
が、例えば両光生成物がスルホン酸、または両者がHB
r等のハロ酸類であるように、互いに同じクラスの酸で
あることが好ましい。好適なPAGの量は非常に広く変
化させることができ、経験的に容易に決められる。一般
的に、本発明の1種またはそれ以上のPAGは、反射防
止組成物の全重量に対して約0.25から5重量パーセ
ントまたはそれ以下の量で好適に使用できる。典型的な
使用量については後述の実施例を参照されたい。また、
本発明の反射防止組成物のPAGの特に好ましい量は、
反射防止組成物と共に使用されるフォトレジストの特性
と加工条件によって変えてよい。例えば、もしフォトレ
ジストの光酸発生剤が比較的強い酸光生成物を生成し、
フォトレジストが比較的低温で露光後ベーキング(PE
B)される場合、反射防止組成物の光酸生成物は、その
ような低いPEB温度ではより熱分解しにくいため、反
射防止組成物中での有効酸濃度は比較的高くなる。従っ
て、その反射防止組成物は、比較的低濃度の光酸発生剤
を使用して効果的に配合することができる。逆に、も
し、フォトレジストが比較的高温で露光後ベーキング
(PEB)される場合、反射防止組成物の光酸生成物の
一部がより熱分解されやすくなる。そのような場合、光
生成酸の有効濃度を確保し、望ましくないフーチング
(footing)の低減を最大にするために、比較的
高濃度の光酸発生剤が反射防止組成物に配合される。
されたフォトレジスト層を露光するのに使用する照射光
を吸収する追加の染料化合物を含んでもよい。必要に応
じて使用する他の添加剤には、表面平滑剤が挙げられ、
例えばユニオンカーバイド社(Union Carbi
de)からシルウエット(Silwet)7604の商
品名で市販されている平滑剤、またはスリーエム社(3
M)から市販されている界面活性剤FC430がある。
そのような界面活性剤/表面平滑剤が好ましい。好まし
い界面活性剤の濃度は固形分で0.5〜15パーセン
ト、より好ましくは固形分で0.7〜1.0パーセント
である。後述の実施例51〜55を参照されたい。
防止組成物の成分を好適な溶媒に溶解させるが、その溶
媒としては、例えば乳酸エチル、または、2−メトキシ
エチルエーテル(ジグリム)、エチレングリコールモノ
メチルエーテルおよびプロピレングリコールモノメチル
エーテルのような少なくとも1種のグリコールエーテル
類;メトキシブタノール、エトキシブタノール、メトキ
シプロパノールおよびエトキシプロパノールのようなエ
ーテル部分とヒドロキシ部分との両者を持つ溶媒;メチ
ルセルソルブアセタート、エチルセルソルブアセター
ト、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセター
ト、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタ
ートのようなエステル類;並びに二塩基酸エステル、炭
酸プロピレンおよびガンマーブチロラクトンのような他
の溶媒である。溶媒中の乾燥成分の濃度は、塗布方法の
ようないくつかの因子によって決まる。一般的に、反射
防止組成物の固形分量は、反射防止組成物の全量の約
0.5〜20重量パーセントで、好ましくは反射防止組
成物の全量の約2〜10重量パーセントまで変化する。
て、種々のフォトレジスト組成物が、本発明の反射防止
組成物と共に使用できる。好ましくは、本発明のARC
は、化学増幅ポジ型レジスト組成物と共に使用される。
本発明のARCと共に使用されるフォトレジストは、一
般的に樹脂バインダーおよび光活性成分を含有する。
フォトレジストは、200nm未満、特に193nmの
波長で画像形成されるように設計される。本発明のAR
Cと共に使用される好ましいレジスト組成物は、199
8年8月28日付にて提出された本出願人による米国特
許出願番号第09/143,462号に開示されてい
る。本発明のARCと共に使用される、特に好ましいレ
ジスト樹脂バインダーは、次式の構造1から17の懸架
したエステルのような、5個以上の炭素の非環状または
単一環のアルキル基と、2個以上の二級炭素または三級
炭素ラジカルを含有する、光酸感受性の懸架したエステ
ル繰り返し単位を持つ。式中に示された置換基Yは、好
ましくは水素またはメチル、より好ましくはメチルであ
る。
のポリマーは、懸架したシアノ基と無水イタコン酸基等
の他の単位を持ってもよい。好ましくは、無水イタコン
酸部分はポリマー主鎖に直接懸架する、すなわち該部分
は、ポリマー結合基と無水イタコン酸基の間に介在する
アルキレン基、アリール基または他の基を持たずに、ポ
リマー結合基に直接懸架する。一方、シアノ基は好まし
くはポリマー主鎖に直接懸架するが、結合基がシアノ基
とポリマー結合基の間に介在してもよい。
されるポリマーは、所望ならばさらにフォトレジストの
水系現像性に寄与する基などの単位を含有してよい。例
えば、水系現像性に寄与する好ましいポリマー基として
は、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸−2−ヒ
ドロキシエチル、または他のモノマーの重合により得ら
れるようなカルボキシ部分またはヒドロキシ部分が挙げ
られる。他の好ましいポリマー単位としては、例えば、
メタクリル酸−2−アダマンチル−2−メチル、メタク
リル酸イソボルニルなどのビニル脂環式基、または、メ
タクリル酸−t−ブチルのような非環状アルキル基等の
重合により得られる単位が含まれる。一般的に、本発明
の化学増幅フォトレジストに使用する好ましい酸感受性
(acid labile)ポリマーは、メタクリル酸
イソボルニル、メタクリロニトリル、無水イタコン酸、
メタクリル酸、メタクリル酸−t−ブチル、メタクリル
酸−2−メチル−2−アダマンチルまたはメタクリル酸
−2,3−ジメチル−2−ブチルのモノマーの1個以上
の重合単位を持つ。
脂の光酸発生剤化合物としては、本発明に引用記載され
ている米国特許第4,442,197号、第4,60
3,101号および第4,624,912号に開示され
ているようなオニウム塩、サッカレー等(Thacke
ray,et al.)の米国特許第5,128,23
2号に開示されているハロゲン化光活性化合物のような
非イオン系有機光活性化合物、並びにスルホン化エステ
ルおよびスルホニルオキシケトンを含めたスルホナート
光酸発生剤などが挙げられる。ベンゾイントシレート、
t−ブチルフェニルアルファー(p−トルエンスルホニ
ルオキシ)−アセタートおよびt−ブチルアルファー
(p−トルエンスルホニルオキシ)−アセタートを含む
好適なスルホナートPAGの開示については、「ジャー
ナル オブ フォトポリマー サイエンス アンド テ
クノロジー」(J.of Photopolymer
Science and Technology,4
(3):337−340,1991)を参照されたい。
好ましいスルホナートPAGはシンタ(Sinta,e
tal.)の米国特許第5,344,742号にも開示
されている。
ォトレジスト用PAG類としては、次式の化合物のよう
なイミドスルホナート類が挙げられる。
ン、アルキル(例えばC1−12アルキル)およびペル
フルオロ(C1−12アルキル)などのペルフルオロア
ルキル、特に、ペルフルオロオクタンスルホナート、ペ
ルフルオロノナンスルホナート等である。特に好ましい
PAGは、N−[(ペルフルオロオクタンスルホニル)
オキシ]−5−ノルボルネン−2、3−ジカルボキシイ
ミドである。)
脂として、次式のPAG1とPAG2も好適である。
AG1の合成を詳細に記しているヨーロッパ特許出願第
961181112号(公告番号0783136号)に
開示されているように調製される。概略を述べると、P
AG1は、ヨウ素酸カリウム、t−ブチルベンゼンおよ
び無水酢酸の混合物に硫酸を滴下し、氷浴で冷却しなが
ら反応させて調製される。次いで、反応混合物を室温で
約22時間撹拌し、水を加えて約5〜10℃まで冷却
し、次いでヘキサンで洗浄する。その後、ジアリールヨ
ードニウム・硫酸水素塩の水溶液を約5〜10℃まで冷
却してショウノウスルホン酸を添加し、さらに水酸化ア
ンモニウムで中和する。
ペルフルオロオクタンスルホナート基以外のアニオンと
錯体を形成した前記2種のヨードニウム化合物も好適で
ある。特に、好ましいアニオンとしては、式RSO3−
で示されるものが挙げられる。式中、Rは、アダマンタ
ン、アルキル(例えばC1−12アルキル)及びペルフ
ルオロ(C1−12アルキル)などの他のペルフルオロ
アルキル、特に、ペルフルオロブタンスルホナート等で
ある。
使用される樹脂の中に使用できる。193nmでの画像
形成のために、一般的に好ましいのは、レジストの透明
性を高めるため、前述のイミドスルホナートのように芳
香族基を持たないPAGである。
剤としては、添加塩基、特に、現像したレジストレリー
フ画像の解像度を向上させるテトラブチルアンモニウム
ヒドロキシド(TBAH)、または乳酸テトラブチルア
ンモニウムが挙げられる。193nmで画像形成させる
レジストに対して、好ましい添加塩基は、ジアゾビシク
ロウンデカンまたはジアゾビシクロノネンのようなヒン
ダードアミンである。添加塩基は、例えば全固形分の約
0.03〜5重量パーセントの比較的少量が好適に使用
される。
らば他の物質も含有することができる。例えば、必要に
応じた他の添加剤として、条線防止剤、可塑剤、増速剤
等が挙げられる。例えば、レジスト乾燥成分の全重量の
約5〜30重量パーセントの量のような比較的高濃度で
存在することがある充填剤や染料を除いて、このような
必要に応じて使用される添加剤は、フォトレジスト組成
物に低濃度で存在するのが普通である。
剤を含有する本発明のARCは、トリフリック酸、スル
ホン酸ショウノウもしくは他のスルホン酸、または約2
以下のpKa(25℃)を持つ他の酸のような強酸光生
成物を露光時に発生するフォトレジストと用いると特に
有用である。理論に縛られることなく、より塩基性の架
橋剤を含む同類のARCと比べ、レジストから移動して
ARC層の中に残る光発生型強酸がかなり少ないことか
ら、本発明のARC類は、そのような強酸レジストと共
に用いると特に有効であると考えられる。即ち、本発明
の低塩基度架橋剤は、より塩基性のARC架橋剤と比
べ、上塗りされたレジスト層の光発生型強酸との結合の
程度が少ない。この結果、レジスト層から酸の消失は減
り、潜在的フーチング(footing)のような解像
度の問題は減少するか避けられる。
物は、スピンコーティングのような種々の方法のいずれ
かによって基板へ塗布層として適用される。反射防止組
成物は、通常約0.02と0.5μmの間の乾燥層の厚
さ、好ましくは約0.04と0.20μmの間の乾燥層
の厚さで基板に適用される。基板は、フォトレジストに
関連するプロセスにおいて従来から使用されているいず
れの基板でも好適である。例えば、該基板としては、シ
リコン、二酸化シリコン、またはアルミニウム−酸化ア
ルミニウムのマイクロ電子ウエハー等が可能である。ヒ
化ガリウム、セラミック、石英、または銅基板も使用し
てよい。液晶ディスプレー、または、例えば、ガラス基
板、インジウム酸化錫コーティング基板等の、平板パネ
ルディスプレー用に使用される基板も使用される。
C上に塗布される前に反射防止性層を硬化するのがよ
い。硬化条件は、ARC成分によって変化する。従っ
て、この組成物が酸または酸発生剤を含まない場合は、
硬化温度及び条件は、酸または酸発生剤化合物を含む組
成物の場合よりも厳しい。代表的な硬化条件は、約12
0℃〜225℃で約0.5〜40分間である。ARCコ
ーティング層を、アルカリ性現像水溶液だけでなくフォ
トレジスト溶媒にも実質的に不溶化させる硬化条件が好
ましい。
ARCの表面に塗布する。ARCの塗布と同様に、回
転、浸漬、メニスカス(meniscus)またはロー
ル塗布によるような通常のいずれの手段によってもフォ
トレジストを塗布できる。塗布の後は、一般的にフォト
レジストコーティング層を加熱によって乾燥して、好ま
しくはレジスト層が非粘着性になるまで溶媒を除去す
る。最適には、ARC層とフォトレジスト層が本質的に
相互に混じり合わないようにするべきである。
化照射でレジスト層に画像を形成させる。レジスト系の
光活性成分を効果的に活性化するために十分な露光エネ
ルギーによって、レジストコーティング層にパターン化
された画像が形成される。より詳しくは、露光エネルギ
ーは、露光機器によるが、一般的に約3から300mJ
/cm2の範囲である。コーティング層の露光された領
域と露光されない領域の間の溶解度の差を作り出し、ま
たはその差を大きくにするためには、露光されたレジス
ト層に露光後ベーキングを施してもよい。例えば、ネガ
型の酸硬化型フォトレジストは、酸促進型架橋反応を誘
起するために一般的に露光後の加熱を必要とし、一方、
多くの化学増幅型ポジ型レジストは酸促進型脱保護反応
を行うために露光後の加熱を必要とする。一般的に、露
光後のベーキング条件としては、約50℃以上の温度、
より詳しくは約50℃〜160℃の範囲の温度が挙げら
れる。
されるが、テトラブチルアンモニウムヒドロキシドの例
のような有機アルカリ、または、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、
ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア
水等を例とする無機アルカリのような水性現像液を用い
るのが好ましい。別の方法として、有機現像液を使用で
きる。一般的に、現像は当業者に良く知られている方法
による。
露出された基板領域に、選択的加工、例えば当業者に公
知の手順に従って、フォトレジストの露出された基板領
域を化学的にエッチングまたはメッキすることができ
る。好適なエッチング剤としては、フッ化水素酸エッチ
ング溶液、および酸素プラズマエッチング剤のようなプ
ラズマガスエッチング剤が挙げられる。プラズマガスエ
ッチング剤は架橋されたハレーション防止コーティング
層を除去する。
参照している。以下の実施例は本発明を例示するもの
で、限定するものではない。
レン、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチルおよびメタ
クリル酸メチルのモノマーから成る3元コポリマーを以
下の手順により合成した。上部攪拌機、凝縮器、および
窒素導入口を取り付けた5Lの三つ口丸底フラスコの中
で、モノマー(アルドリッチ社製の純度99%のスチレ
ン169.79g;ロームアンドハース社製の「ロクリ
ル400(Rocryl400)」のメタクリル酸−2
−ヒドロキシエチル269.10g;およびロームアン
ドハース社製のメタクリル酸メチル173.97g)を
2,375gのTHFに溶解した。反応溶液に窒素を2
0分間流して脱ガスを行った。溶液にデュポン社製の開
始剤Vazo52を11.63g加え、加熱環流(65
−67℃)を行いながらこの温度に15時間保った。反
応溶液を室温に冷却した後、MTBE/シクロヘキサン
(容積/容積 1/1)12L中に沈殿させた。ポリマ
ーを真空ろ過により収集し、50℃で48時間真空中で
乾燥した。収率は68%で、その後の分析の結果残存モ
ノマーは2.4重量%、Tg=92℃、Td=239℃
であることが分かった。モノマーのモル濃度の合計に対
するバゾ52開始剤のモル濃度の割合は0.72%であ
った。ゲル浸透クロマトグラフィー(gel perm
eation chromatography)による
分子量解析の結果、Mw=22,416、Mn=10,
031であることが分かった。
%を下記に従って変更した以外は実施例1の手順と同様
にして、スチレン:メタクリル酸−2−ヒドロキシエチ
ル:メタクリル酸メチルの別の3元コポリマーを合成し
た。 実施例 2: モル%の比率12:38:50で合成し
たポリマー。沈殿溶剤としてt−ブチルメチルエーテル
(5,000mL)を用いた。収量は168g(理論値
の84%)であった。ゲル浸透クロマトグラフィーによ
る分子量解析の結果は、ポリスチレンの標準サンプルと
の相対値でMw=19,612、Mn=10,434で
あり、その後の分析の結果Tg=76℃、そしてTd=
201℃であることが分かった。
のスチレン、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチルおよ
びメタクリル酸メチルモノマーより成る3元コポリマ
ー。沈殿溶剤としてヘキサン(4,500mL)を用い
た。収量は68g(理論値の79%)であった。ゲル浸
透クロマトグラフィーによる分子量解析の結果は、ポリ
スチレンの標準サンプルとの相対値でMw=22,71
2、Mn=11,564であり、その後の分析の結果T
g=107℃であることが分かった。
0.36モル%の開始剤Vazo52を用い、モノマー
のモル%比30:38:32でスチレン:メタクリル酸
−2−ヒドロキシエチル:メタクリル酸メチルの3元コ
ポリマーを合成した。ゲル浸透クロマトグラフィーによ
る分子量解析の結果は、ポリスチレンの標準サンプルと
の相対値でMw=54,502、Mn=22,495で
あった。
0.72モル%の開始剤Vazo52を用い、モル%比
30:38:31:1でスチレン:メタクリル酸−2−
ヒドロ:メタクリル酸メチル:メタクリル酸−n−ブチ
ルの4元コポリマーを合成した。ゲル浸透クロマトグラ
フィーによる分子量解析の結果は、ポリスチレンの標準
サンプルとの相対値でMw=22,646、Mn=1
0,307であり、その後の分析の結果Tg=74℃、
Td=331℃であることが分かった。
0.36モル%の開始剤Vazo52を用い、モル%比
18:38:44で4−アセトキシスチレン:メタクリ
ル酸−2−ヒドロキシエチル:メタクリル酸メチルの3
元コポリマーを合成した。ポリマー収率は84%であっ
た。ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量解析の結
果は、ポリスチレンの標準サンプルとの相対値でMw=
73,888、Mn=29,973であり、その後の分
析の結果Tg=74℃、Td=247℃であることが分
かった。
0.36モル%の開始剤Vazo52を用い、モル%比
30:38:32でメタクリル酸フェニル:メタクリル
酸−2−ヒドロキシエチル:メタクリル酸メチルの3元
コポリマーを合成した。収率は94%であった。ゲル浸
透クロマトグラフィーによる分子量解析の結果は、ポリ
スチレンの標準サンプルとの相対値でMw=111,0
39、Mn=26,866であり、その後の分析の結果
Tg=91℃、Td=242℃であることが分かった。
0.91モル%の開始剤Vazo52を用い、モル%比
18:38:44でメタクリル酸ベンジル:メタクリル
酸−2−ヒドロキシエチル:メタクリル酸メチルの3元
コポリマーを合成した。ポリマー収率は99%であっ
た。ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量解析の結
果は、ポリスチレンの標準サンプルとの相対値でMw=
21,614、Mn=11,379であった。
0.91モル%の開始剤(バゾ52)を用い、モル%比
18:38:44でメタクリル酸−2−フェニルエチ
ル:メタクリル酸−2−ヒドロキシ:メタクリル酸メチ
ルの3元コポリマーを合成した。ポリマー収率は98%
であった。ゲル浸透クロマトグラフィーによる分子量解
析の結果は、ポリスチレンの標準サンプルとの相対値で
Mw=29,008、Mn=15,956であった。
施例1のポリマーを用いて反射防止コーティング(AR
C)組成物を調製した。実施例1のポリマー1.217
5g,テトラメトキシメチルグリコルリル(アメリカン
シアナミド社製)0.225g、p−トルエンスルホン
酸0.0075g、FC−430(3M社製)0.01
35g、ジ(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム
ペルフルオロオクタンスルホナート(デイケム社製)
0.0965gおよびプロピレングリコール モノメチ
ルエーテルアルコール(「Dowanol PM」、ダ
ウ社製)48.44gを秤量して100mLの瓶に入
れ、ローラーの上に置いて溶解を促進した。溶解した後
0.1μmまたは0.2μmのテフロンフィルターを通
してARC組成物をろ過し、清浄な瓶に入れた。
施例1のポリマーを用いて反射防止コーティング(AR
C)組成物を調製した。実施例1のポリマー1.217
5g,テトラメトキシメチルグリコルリル(アメリカン
シアナミド社製)0.150g、ヘキサメトキシメラミ
ン混合物(「Cymel303」)0.075g、p−
トルエンスルホン酸0.0075g、FC−430(3
M社製)0.0135g、ジ(4−t−ブチルフェニ
ル)ヨードニウム ペルフルオロオクタンスルホナート
(デイケム社製)0.0965gおよびプロピレングリ
コール モノメチルエーテルアルコール(「Dowan
ol PM」、ダウ社製)48.44gを秤量して10
0mLの瓶に入れ、ローラーの上に置いて溶解を促進し
た。溶解した後0.1μmまたは0.2μmのテフロン
フィルターを通してARC組成物をろ過し、清浄な瓶に
入れた。
施例1のポリマーを用いて反射防止コーティング(AR
C)組成物を調製した。実施例1のポリマー4.571
g,テトラメトキシメチルグリコルリル(アメリカンシ
アナミド社製)0.8438g、p−ニトロベンジルト
シレート0.0281g、FC−430(3M社製)
0.0450g、ジ(4−t−ブチルフェニル)ヨード
ニウム ペルフルオロオクタンスルホナート(デイケム
社製)0.1371gおよびプロピレングリコールモノ
メチルエーテルアルコール(「Dowanol P
M」、ダウ社製)48.44gを秤量して500mLの
瓶に入れ、ローラーの上に置いて溶解を促進した。溶解
した後0.1μmまたは0.2μmのテフロンフィルタ
ーを通してARC組成物をろ過し、清浄な瓶に入れた。
施例1のポリマーを用いて反射防止コーティング(AR
C)組成物を調製した。実施例1のポリマー1.314
g,テトラメトキシメチルグリコルリル(アメリカンシ
アナミド社製)0.225g、p−トルエンスルホン酸
0.0075g、FC−430(3M社製)0.013
5gおよびプロピレングリコール モノメチルエーテル
アルコール(「Dowanol PM」、ダウ社製)4
8.44gを秤量して100mLの瓶に入れ、ローラー
の上に置いて溶解を促進した。溶解した後0.1μmま
たは0.2μmのテフロンフィルターを用いてARC組
成物をろ過し、清浄な瓶に入れた。
ホン酸およびテトラメトキシメチルグリコルリルの量を
変更した以外は、実施例13と非常に類似した手順と組
成を用いて反射防止組成物を調製した。組成物の中の固
形分の全量に対する、これら2つの成分の重量パーセン
トを表1に示す。
更した以外は、実施例13と非常に類似した手順と組成
を用いて反射防止組成物を調製した。組成物の中の固形
分の全量に対する、この成分の重量パーセントを表2に
示す。
の重量を以下のようにし、実施例13と非常に類似した
手順と組成を用いて反射防止組成物を調製した: ポリ
マー0.6102g,テトラメトキシメチルグリコルリ
ル(アメリカンシアナミド社社製)0.1125g、p
−トルエンスルホン酸0.0030g、FC−430
(3M社製)0.0060g、ジ(4−t−ブチルフェ
ニル)ヨードニウム ペルフルオロオクタンスルホナー
ト(デイケム社製)0.0183gおよびプロピレング
リコール モノメチルエーテルアルコール(「Dowa
nol PM」、ダウ社製)24.25g。これらの組
成物を表3に記載する。
の重量を以下のようにし、実施例13と非常に類似した
手順と組成を用いて反射防止組成物を調製した: ポリ
マー0.974g,テトラメトキシメチルグリコルリル
(アメリカンシアナミド社社製)0.180g、p−ト
ルエンスルホン酸0.0060g、FC−430(3M
社製)0.0108g、ジ(4−t−ブチルフェニル)
ヨードニウム ペルフルオロオクタンスルホナート(デ
イケム社製)0.0292gおよびプロピレングリコー
ル モノメチルエーテルアルコール(「Dowanol
PM」、ダウ社製)38.80g。これらの組成物を
表4に記載する。
学テスト ARC組成物を200mmのSiウエハー上にスピンコ
ーティングし、新型のFSIウエハー塗布ライン(wa
fer coating track)を用いて、非接
触式150μm近接加熱板上で215℃で90秒間ベー
キングを行った。ARC膜をウオーレン偏光解析型屈折
率計(Wollem ellipsometer)(L
incoln NE)を用いて測定を行い、193nm
における光学的な屈折率nおよびk(実際のおよび仮想
の)を定量した。仮想の屈折率は膜の吸光度に相関して
いる: ARC膜厚を最小化しながら膜の重なりの反射
率を最小化するためには、kの値は0.3以上である必
要がある。最も望ましいkの値は、約0.4以上であ
る。これらの値を表5に記載する。
248nmにおいて使用する目的で設計され広く使用さ
れている商業用ARC材料であるシップレーAR2が、
193nmにおいて反射率を最小化するために望まれる
値に比べて著しく低い仮想の屈折率を有していることを
示す。これらのデータはまた、組成物30−32のk値
がポリマー中のフェニル部分(このケースではスチレン
モノマーを通じて導入された)が増加する程増大するこ
とを示す。本発明者らは、フェニル基は193nmにお
ける良好な発色団であり、ポリマー中のフェニル基の理
想的な濃度を選択することにより、望ましい仮想の屈折
率、kを得ることができると信じている。
RCの不溶性の評価 ARC膜がコーティングおよびベーキング工程の間に硬
化し、その結果その後のリソグラフィー(lithog
raphy)加工段階の中で、引き続きコーティングさ
れるフォトレジストに対して非感受性になることが強く
望まれる。本発明において、ベーキング中のARCの硬
化は、ポリマーの化学的な酸触媒による架橋を通じて達
成される。特に半導体製造において使用される最新の欠
陥の無いリソグラフィー加工は、レジストのパターンと
ARCコーティング基板との界面に可能な限りスカム
(scum)、残渣、およびフレア(flare)が無
く、一方で優れた画像端部の鋭さを維持することを要求
している。レジストのパターンはまた、リソグラフィー
工程の段階の間ARCに良く接着していなければならな
い。これらの要求を満たすために、本発明者らは、レジ
ストと硬化したARC膜との相互の混ざり合いは、可能
な限り最少化すべきであると信じる。いくつかの硬化し
たARC膜について、それらの代表的な、商業的に使用
されているレジストコーティング用溶剤である乳酸エチ
ルの中で、溶解または膨潤に対する感受性を持つかどう
かを定量化することを検討した。そのため、ARC組成
物をSi上にコーティングし、215℃で60秒ベーキ
ングを行って厚み60nmの膜を得た。膜厚はナノメト
リクス(Nanometrics)215AFT膜厚測
定器を用いて11個所で測定した。次いでARC塗布ウ
エハーを、乳酸エチル溶剤を入れたビーカーに60秒浸
漬した。乳酸エチルを水ですすぎ落とした後、ウエハー
を空気乾燥した。膜厚を同じ測定器を用いて同じ個所で
測定し、厚みの変化を記録した。結果を表6に示す。
よび18が乳酸エチル溶剤中で溶解または膨潤のいずれ
にも非感受性であることを示す。この肯定的な結果は、
これらの組成物が標準的なリソグラフィーによるパター
ン形成の間、レジストパターンとARC膜の間に結果と
して鮮明な界面を形成するであろうことを示唆する。実
施例36−37は、レジスト溶剤の中でARCのいくら
かの溶解を示しており、リソグラフィー加工が実施例3
8−40程良好ではなさそうであることを示唆してい
る。組成物16−18は、トルエンスルホン酸の濃度が
より低い(0.1%)実施例14および15に比べて、
当初のARC組成物中により高い酸の濃度(0.3%−
0.5%)を有していた。結果として、ARC組成物中
における好ましい酸の濃度は0.1%より大きく、より
好ましくは0.3%以上である。理論に拘らないが、よ
り高い酸濃度はベーキング中のARC膜におけるより高
い架橋密度をもたらし、溶剤の攻撃に対して膜をより非
感受性にすると信じる。従って、少なくとも0.3%の
トルエンスルホン酸の濃度が、以後のARC材料および
組成物の評価に用いられた。
に使用されるレジスト組成物 パーフロロ−オクタンスルホネート−ノルボルネンジカ
ルボキシイミド0.524g、ジ(4−t−ブチルフェ
ニル)ヨードニウム ペルフルオロオクタンスルホナー
ト(DTBIPFOS)0.0449gおよびバインダ
ーポリマーの組み合わせを、1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]ウンデカ−7−エン(アルドリッチ社
製、米国)0.0045g、シルウエット7604(S
ilwet7604、ダウコーニング社製、米国)0.
0075gおよびプロピレングリコールメチルエーテル
アセタート(ダウ社製、米国)43.5gを含む保存溶
液の中に溶解することにより、リソグラフィーテストに
好適なフォトレジスト組成物を調製した。DTBIPF
OSの溶解を助長するために、この化合物を乳酸エチル
の5%溶液としてレジスト組成物に加えた。溶解した
後、0.1μmまたは0.2μmのテフロンフィルター
を通してレジスト組成物をろ過し、清浄な瓶に入れた。
に、メタクリル酸イソボルニル:メタクリル酸−t−ブ
チル:メタクリル酸:メタクリロニトリル:無水イタコ
ン酸の供給モル比を31:22:10:14:23にし
て得られたバインダーポリマーを使用した。以下の手順
によりこのポリマーを調整した。無水イタコン酸12.
54g、メタクリル酸−t−ブチル15.20g、メタ
クリロニトリル4.58g、メタクリル酸4.28g、
メタクリル酸イソボルニル33.57g、および100
mLの無水のテトラヒドロフランを500mLのフラス
コに入れた。全ての試薬の純度は少なくとも99%であ
った。フラスコには、磁気式攪拌棒、凝縮機、および注
加用ろうとが取り付けられた。反応に先立って、全ての
成分を窒素ガスで20分間パージした。フリーラジカル
開始剤Vazo52、0.75gおよび無水のテトラヒ
ドロフラン25mLを注加用ろうとに入れた。溶液を7
0℃に昇温し、次いで開始剤を20分間にわたって注加
した。フラスコを70℃に14時間保ち、その後室温に
冷却した。3Lのヘキサンの中で沈殿させ、ブフナーろ
うと(Buchner funnel)の中で乾燥して
ポリマーを得た。次いでそのポリマーを120mLのア
セトン中に再溶解し、そして3Lのヘキサン中で再沈殿
して、ブフナーろうと上に集めた。ポリマーを真空オー
ブン中室温で一夜乾燥した。収量は49.96g(66
%)であった。
に、メタクリル酸イソボルニル:メタクリル酸−2,3
−ジメチルブチル:メタクリル酸−t−ブチル:メタク
リル酸:メタクリロニトリル:無水イタコン酸の供給モ
ル比を15:10:28:10:14:23にして得ら
れたバインダーポリマーを使用した。以下の手順により
このポリマーを調整した。実施例41と類似の手順によ
りこのポリマーを調整した。メタクリル酸−2,3−ジ
メチルブチルは、以下の手順により合成した。無水のテ
トラヒドロフラン180g、2,3−ジメチル−1−ブ
タノール40gおよびトリエチルアミン40.93g
を、攪拌棒を入れ凝縮機を取り付けた500mLのフラ
スコにN2雰囲気下で入れた。これに精製したメタクリ
ル酸クロリド40.927gを注加用ろうとから滴下し
ながら加えた。穏やかに加熱して反応を行った。24時
間攪拌した後、回転式蒸発器を用いて溶液からテトラヒ
ドロフランを蒸発し、100mLの酢酸エチルを加え
た。次いでブフナーろうとを通して塩をろ別した。酢酸
エチルは回転式蒸発器の使用により除去した。8インチ
のビグローカラム(Vigreaux colum
n)、攪拌棒および数個の小さい沸石を備えた減圧蒸留
筒を用意した。分別蒸留を実施して、6−7トールの圧
力下で約80−87℃の沸点を有する画分として生成物
19.8gを回収した。1HNMRを用いて構造と純度
を確認した。
レジストのリソグラフィーによるパターン形成 解像度の性能を評価するために、高圧断面走査型電子顕
微鏡法を用いて焼き付けられた特性を検査した。1:1
のピッチの格子画像における最小解像度は、マスク上に
形成された1:1の160nmの線と160nmのスペ
ースが、実際にそれぞれ実質的に160nmの寸法で測
定されるような露光量を選択することにより、次いで清
浄に現像された実質的に所定の膜厚を保持した最小の線
(full−thickness line)が、平滑
な頂部を有し基板上に残渣が残っていないことを測定す
ることにより評価した。感光速度は、そのようなパター
ンを形成するのに必要な露光量で表す。感光速度は、A
RC組成物が異なっても著しくは変わらないということ
が分かる。実施例41のレジスト組成物は約29mJ/
cm2の感光速度を示し、実施例42のレジスト組成物
は約24mJ/cm2の感光速度を示した。最新のウエ
ハー加工装置(エフエスアイ アンド エスブイジー社
(FSIand SVG Companies)製)の
上で、150mmおよび200mmのシリコンウエハー
の双方を使用してリソグラフィー加工を実施した。全て
の加工は、実質的に塩基性汚染物質の無い(測定アミン
/アンモニア5ppb以下)雰囲気中で行った。その後
の加工に先立って、ウエハーにARC組成物を塗布し
た。約65nmの厚みを与えるように選択された好適な
回転速度でARC膜をスピンコートし、215℃でベー
キングした。フォトレジストを約3,000rpmでウ
エハー上にスピンコートし、非接触式150μm近接加
熱板(proximity−gap plate)の上
でベーキングを行い(塗布後硬化(PAB))、その後
急速に室温に冷却して4,200オングストロームの膜
厚を得た。次いでこの膜に、GCA0.60NA Ar
F(193nm)ウエハーステッパーの上で、部分コヒ
ーレンス(coherence)設定0.70にて、解
像度テストパターンを用いて露光を行った。その後直ち
に、この膜を非接触式150μm近接加熱板の上でベー
キングを行い(露光後硬化(PEB))、その後急速に
室温に冷却した。その後直ちに、この膜を工業規格の6
0秒シングルパドル式工程(60 second tr
ack−single−puddle proces
s)にて工業規格の0.26Nテトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシド現像液で現像した。
グラフィーテスト結果 ResLはEsにおける解像度を表す。PABおよびP
EBは℃の単位で、そしてResLはnmの単位で表
す。DUV−18Jは商業的に使用されているARC製
品で、ミズーリ州のブリュワーサイエンス社(Brew
er Sciences Incorporated)
から市販されており、AR2はマサチューセッツ州のシ
ップレー社(Shipley Company)から市
販され商業的に使用されているARC製品である。
性能のARC類をもたらすことができる。レジストパタ
ーンとARC下引き層との間の界面の品質は、より鮮明
でより残渣が少なく、そしてARC組成物46−49、
53および58−61の解像度は、従来のARC材料で
あるDUV−18JおよびAR2の解像度を上回ってい
る。ARC組成物46−49、53および58−61の
性能はまた、比較用の実施例56および57の性能を上
回っている。組成物46−49、53および58−61
の優れた性能はまた、ポリマーがポリマー鎖とフェニル
発色団(例えば、実施例56におけるメタクリル酸フェ
ニルや実施例57におけるメタクリル酸ベンジル)との
間にアルキル介在グループ(alkyl spacer
group)構造を持たない時最良の結果が得られる
ということを示す。
は、レジストの「振動曲線」(“swing curv
e”)を最小化すること、すなわち、レジストの膜厚が
変わるにつれて実測感光速度に見られる変動を最小化す
ることである。反射抑制を評価するために、実施例44
−64の工程と同様の工程によって実施例49のレジス
トを実施例13のARCの上でリソグラフィー的手法で
加工した。ただし例外としてARC膜厚を82.5mm
に保ち、そしてスピンコーティングの速度を変えること
によりレジスト膜の厚みを400nmから500nmに
変えた。感光速度としてパターン形成に要する露光量
(E0)を測定した。そのデータを下記の表8に示す。
幅は、8.0−7.5=0.5mJ/cm2である。こ
れは極めて小さい感光速度の変動であり、そして殆どの
最新のリソグラフィー工程に対しても許容されるもので
ある。この小さい値は、本発明の組成物が193nmに
おける露光の間、基板からの光の反射を抑制するのに有
効であることを示している。
するためのものであり、以下の請求の範囲の中で説明す
るように、本発明の範囲または精神から離れることなし
に、変更や修正を行い得るものである
Claims (22)
- 【請求項1】(a)基板の上に、フェニル基を有する樹
脂バインダーを含む反射防止組成物の層を設けること; (b)反射防止組成物層を硬化すること; (c)反射防止組成物の層の上にフォトレジスト組成物
の層を設けること; (d)フォトレジスト層を活性化照射光で露光し、そし
て露光したフォトレジストの層を現像すること;を含
む、フォトレジストレリーフ画像を形成するための方
法。 - 【請求項2】フォトレジスト層を、約200nm未満の
波長を有する活性化照射光で露光する、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】フォトレジスト層を、約193nmの波長
を有する活性化照射光で露光する、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項4】反射防止組成物の樹脂の主鎖に、フェニル
基が直接懸架している、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】フェニル基が反射防止組成物の樹脂の主鎖
に懸架しており、そして樹脂の主鎖とフェニル基との間
にいかなるアルキル単位も介在しない、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項6】反射防止組成物の樹脂が次式I: 【化1】 (式中、Wは、化学結合、アルキル結合、またはエステ
ル結合;各R’は、水素、置換または非置換のアルキ
ル、置換または非置換のアルコキシ、エステル、置換ま
たは非置換のアルカノイル、置換または非置換の炭素環
式アリール、または置換または非置換のアラルキル;m
は、0から5までの整数;および各Zは、ポリマー単位
の間の独立の結合基である。)の単位を含む請求項1に
記載の方法。 - 【請求項7】反射防止組成物の樹脂が次式IA: 【化2】 (式中、W’は、化学結合またはエステル結合;各R’
は、水素、置換または非置換のアルキル、置換または非
置換のアルコキシ、エステル、置換または非置換のアル
カノイル、置換または非置換の炭素環式アリール、また
は置換または非置換のアラルキル;mは、0から5まで
の整数;および各Zは、ポリマー単位の間の独立した結
合基である。)の単位を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】反射防止組成物の中の樹脂がアクリレート
樹脂である請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】反射防止組成物の樹脂が次式II: 【化3】 (式中、Wは、化学結合、アルキル結合またはエステル
結合;各R1は、水素、置換または非置換のアルキル、
置換または非置換のアルコキシ、エステル、置換または
非置換のアルカノイル、置換または非置換の炭素環式ア
リール、または置換または非置換のアラルキル;R
2は、置換または非置換のアルキルまたは置換または非
置換の炭素環式アリール;各Yは、独立の水素または置
換または非置換のC1−6アルキル;そしてxおよびy
は樹脂中のそれぞれの単位のモル%;の単位を含む請求
項1に記載の方法。 - 【請求項10】上記一般式IIにおいて、R2が水酸基
を含む請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】反射防止組成物の樹脂が次式III: 【化4】 (式中、Wは、化学結合、アルキル結合、またはエステ
ル結合;各R’は、水素、置換または非置換のアルキ
ル、置換または非置換のアルコキシ、エステル、置換ま
たは非置換のアルカノイル、置換または非置換の炭素環
式アリール、または置換または非置換のアラルキル;R
2およびR3は、それぞれ異なる独立の置換または非置
換のアルキルまたは置換または非置換の炭素環式アリー
ル;各Yは、独立の水素または置換または非置換のC
1−6アルキル; そしてx、yおよびzは、樹脂中の
それぞれの単位のモル%である。)の単位を含む請求項
1に記載の方法。 - 【請求項12】上記一般式IIIにおいて、R2または
R3置換基の少なくとも1つが水酸基を有する請求項1
1に記載の方法。 - 【請求項13】反射防止組成物が熱酸発生剤化合物を含
む請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】フォトレジスト組成物層を設ける前に反
射防止組成物を熱的に硬化する請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】反射防止組成物が光酸発生剤を含み、そ
の光酸発生剤がフォトレジスト組成物層を露光するまで
実質的に活性化されない請求項1に記載の方法。 - 【請求項16】反射防止組成物が架橋剤物質を含む請求
項1に記載の方法。 - 【請求項17】フォトレジスト組成物が化学的に増幅さ
れたポジ型である請求項1に記載の方法。 - 【請求項18】(a)基板の上に、フェニル基を有する
樹脂バインダーを含む反射防止組成物の層を設けるこ
と; (b)反射防止組成物の層の上にフォトレジスト組成物
の層を設けること; (c)フォトレジスト層を活性化照射光で露光し、そし
て露光したフォトレジストの層を現像すること;を含
む、フォトレジストレリーフ画像を形成するための方
法。 - 【請求項19】フォトレジスト層を約200nm未満の
波長を有する活性化照射光で露光する請求項18に記載
の方法。 - 【請求項20】反射防止組成物の樹脂の主鎖にフェニル
基が直接懸架している請求項18に記載の方法。 - 【請求項21】(1)フェニル基を有する樹脂を含む反
射防止組成物の塗布層; (2)反射防止組成物層の上にフォトレジスト層の塗布
層;をその上に有する塗布された基板を含む塗布された
基板。 - 【請求項22】上塗りされたフォトレジストを200n
m未満の波長において画像形成するために使用される、
フェニル基を有する樹脂を含む底層の反射防止組成物。
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