JP2000167785A - 電動工具における吊り下げ具の装着構造 - Google Patents

電動工具における吊り下げ具の装着構造

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JP2000167785A
JP2000167785A JP11062241A JP6224199A JP2000167785A JP 2000167785 A JP2000167785 A JP 2000167785A JP 11062241 A JP11062241 A JP 11062241A JP 6224199 A JP6224199 A JP 6224199A JP 2000167785 A JP2000167785 A JP 2000167785A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納式のフックを簡単且つ安定した構造で装
着する。 【解決手段】 フック7において、フック部8は収納部
20の第一溝21に、基端部9は収納部20の第二溝2
2に夫々収納可能で、ここからフック部8を引き起こ
し、基端部9を後方へスライドさせれば、スライド板1
0,10の抜け止め部11,11が第二溝22後方の支
持溝27,27内に進入すると共に、支持板12がハン
ドルカバー5の上壁5aに当接して、フック7はハンド
ルカバー5からの引出し状態で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具を例えば
壁に設けた係止部等に引っ掛けるために設けられる吊り
下げ具を電動工具に装着する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記吊り下げ具は、電動工具に突出状態
で固定すると作業の邪魔になり、着脱可能とすると紛失
の虞れがあるため、使用しない場合は電動工具のハウジ
ング内に収納し、使用時にハウジングから引き出す収納
式のものが望ましい。そこで、実開昭51−87791
号公報には、電動工具の本体に、吊り下げ具(フック)
を収納可能なスリットを設けると共に、フックをピンで
取り付けた電動工具の吊り金具の考案が、又、実公昭6
1−1602号公報には、吊り下げ具(取付金具)を本
体に凹設した溝部にスライド可能に収納すると共に、取
付金具を所定位置でねじ止めする固定具を設けた灯具の
考案が夫々開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報の吊り下げ
具は、何れも吊り下げ具自体に加えて、ピンや固定具等
の他の部品を用いる必要があるため、コストや組付けの
手間がかかる。特に前者の公報のフックは、単純に軸着
される構造であるから、フックの安定が悪く、揺動して
煩わしい。又、後者の取付金具は、吊り下げ時の安定は
得られるものの、取付金具の収納と引出しとにいちいち
固定具の操作が必要となり、操作性が悪くなっていた。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、他の部
品を用いずに電動工具に装着でき、而も吊り下げ時の安
定性が良く、収納と引出しも簡単に行える電動工具にお
ける吊り下げ具の装着構造を提供することを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ハウジングに、フック部
と基端部とからなる吊り下げ具を収納可能な収納部を設
けると共に、前記基端部に、前記収納部内で移動可能
で、且つ抜け止めされる抜け止め部を設けて、前記基端
部を前記収納部へ出没自在に連結する一方、前記収納部
に、前記基端部が前記収納部から突出する位置で前記抜
け止め部を支持可能な支持部を連設して、前記基端部を
前記収納部と前記支持部との間で移動させることで、前
記吊り下げ具の装着位置を、前記収納部への収納位置と
前記収納部からの引出し位置とに任意に変更可能とした
ことを特徴とするものである。請求項2に記載の発明
は、請求項1の目的に加えて、基端部の支持部への移動
を簡単にしてより優れた操作性を得るために、収納部と
支持部との間に、基端部を前記支持部へ案内可能なガイ
ド部を設けたものである。請求項3に記載の発明は、請
求項1又は2の目的に加えて、収納状態での吊り下げ具
の偶発的な引出しを効果的に防止するために、吊り下げ
具と収納部との間に、前記吊り下げ具の前記収納部への
収納状態で互いに係止する係止手段を設けたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 《形態1》図1は、本発明の吊り下げ具を適用したスク
リュードライバの全体説明図で、スクリュードライバ1
は、前端(図の左側)にビット2を装着した図示しない
スピンドルを、モータハウジング4内でビット2と平行
に配置されたモータ3によって回転させるもので、モー
タハウジング4の後方には、ハンドル6の前半部分が延
設されており、そこにハンドル6の後半部分を形成する
ハンドルカバー5がネジ止めされることで、ハンドル6
が形成される。又、モータハウジング4とハンドルカバ
ー5との上方(図1の上方)には、溝状の収納部20が
前後方向に凹設され、その収納部20に吊り下げ具とし
てのフック7が装着されている。フック7は、図2に示
すように、舌片状のフック部8と、フック部8の後端に
連設されるブロック状の基端部9とからなる。この基端
部9は、フック部8の幅と略同じ間隔でフック部8から
互いに平行に突設され、先端に夫々外方へ向けて直角に
折曲する抜け止め部としての抜け止め片11を設けた一
対のスライド板10,10と、スライド板10,10の
中間でスライド板10よりやや短く且つ平行に突設され
る支持板12と、両スライド板10,10と支持板12
とを後端で連結する横板13とから形成される。14
は、支持板12の前方下面に突設された突起、15,1
5はフック部8の先端両側に形成された切欠き、図4,
5に現れる16は、基端部9の後面上側で左右方向に突
設されたストッパである。
【0007】一方、収納部20は、モータハウジング4
においてフック部8よりやや長く形成される第一溝21
と、ハンドルカバー5において第一溝21より深く、基
端部9を略完全に収納可能な第二溝22とを有し、第一
溝21と第二溝22とで形成される開口は、フック部8
が丁度嵌合可能な形状となって、開口の周縁には、フッ
ク部8の周縁に形成されたテーパ縁17と当接する受け
テーパ23,23及び24,24が夫々形成されてい
る。このうち受けテーパ23,23は、第二溝22の左
右の内壁面より若干内側へ突出している。又、第二溝2
2には、底面にモータハウジング4から後方に突設され
たネジ止め用のボス25が挿入する筒体26が突設され
ると共に、後方に、基端部9におけるスライド板10,
10の抜け止め片11,11が前後方向で嵌入可能な支
持部としてのL字状の支持溝27,27が、連結部10
の前後方向の長さ分連設されている。更に、ハンドルカ
バー5の上壁5aにおける支持溝27,27の間には、
フック7の支持板12の突起14が嵌合可能な係止溝2
8が左右方向に凹設されている。尚、29は、筒体26
の先端上面に形成され、基端部9の収納状態で突起14
との干渉を避けるための面取、30,30は、第一溝2
1において受けテーパ24,24の前端に夫々設けら
れ、フック部8の切欠き15に係止可能な係止部であ
る。
【0008】以上の如く構成されたスクリュードライバ
1においては、まずフック7を組み付ける際は、ハンド
ルカバー5の第二溝22にフック7の基端部9を収容し
た状態で、ハンドルカバー5をモータハウジング4に結
合し、ネジ止めすれば、フック7は、スライド板10,
10の抜け止め片11,11が第二溝22の開口で突出
した受けテーパ23,23と干渉して抜け止めされ、モ
ータハウジング4とハンドルカバー5との間で組み付け
られる。ここでフック7を使用しない場合は、基端部9
を収納部20の第二溝22内に押し込めば、図3(A)
の如く、基端部9が第二溝22内に収納されると共に、
フック7周縁のテーパ縁17が第二溝22の受けテーパ
23,23に当接して支持され、図4,5のように、フ
ック7はフック部8の上面のみを露出させた状態で収納
部20に収納される。このとき、図6にも示すように、
フック7の押込みによりフック部8先端の切欠き15,
15に第一溝21の係止部30,30が夫々弾性係止す
るため、収納時のフック部8の安定が図られる。同様
に、基端部9においても、フック7の押込みと共にスト
ッパ16がハンドルカバー5の上壁5aの裏面に係止す
るため、基端部9側の安定も得られる。
【0009】そして、ここからフック7を使用する場
合、第一溝21の長さ設定により、収納部20における
第一溝21の前方側がフック部8で閉塞されない空間と
なっているため、ここから指を差し込んでフック部8の
先端を引き上げれば、第一溝21の係止部30,30と
の係止が解かれると共に、ストッパ16とハンドルカバ
ー5との係止も解除されるため、図3(B)の如く、フ
ック7を収納部20から上方へ突出させることができ
る。尚、この状態では、スライド板10,10の抜け止
め片11,11が第二溝22の受けテーパ23,23に
係止するため、フック7の上方への離脱が防止され、
又、第一溝21と第二溝22との深さの相違により、ス
ライド板10,10の抜け止め片11,11の前方側で
モータハウジング4に干渉するため、フック7の前方へ
の離脱が防止される。
【0010】更に、図3(B)の突出状態からフック7
の基端部9を後方へスライドさせると、スライド板1
0,10の先端部分が後方の支持溝27,27へ進入す
る。但しここでは、スライド板10,10の抜け止め片
11,11がハンドルカバー5の上壁5aに当接する上
限まで引き上げないと、支持板12が上壁5aに乗り上
がらないように設定されている。そして、支持板12の
突起14がハンドルカバー5の係止溝28に嵌合するま
でスライドさせれば、図7,8の如く、支持板12と横
板13との下面は上壁5aの上面に、抜け止め片11,
11の上面が上壁5aの裏面に夫々当接して、基端部9
をバランス良く支持するため、フック7はこの突出位置
でがたつきなく固定される。よって、フック部8を利用
してスクリュードライバ1を壁の係止部等に引っ掛ける
ことができる。一方、フック7を使用しない場合は、上
記手順と逆に、図8の位置からフック7の基端部9を前
方へスライドさせると、スライド板10,10が支持溝
27,27から離脱して第二溝22内に復帰するため、
再び基端部9を第二溝22に、フック部8を第一溝21
に押し込めば収納部20内に固定できる。
【0011】このように上記形態1によれば、ピンやネ
ジ等の他の部品を用いず、フック7とモータハウジング
4及びハンドルカバー5との形状のみでフック7の引出
しと収納とが可能に装着される構造となるため、製造コ
ストや組付けの手間が軽減される。又、引出し状態、収
納状態共にフック7は安定姿勢で固定されるから、引出
し状態ではフック7による吊下時にスクリュードライバ
1が揺動することがなく、使用感に優れ、収納状態で
は、係止手段を構成する切欠き15,15と係止部3
0,30、ストッパ16とハンドルカバー5の上壁5a
とによって偶発的なフック7の引出しが防止される。更
に、フック7の引出しと収納との操作は、収納部20に
対する基端部9の出し入れと支持溝27,27に対する
スライドとの簡単な操作で可能となるから、良好な操作
性が得られる。
【0012】《形態2》次に、フックの装着構造の変更
例を形態2として説明する。尚、形態1と同じ符号は同
じ部品を示すため、説明を省略する。図9に示すフック
31の基端部33は、スライド板34と支持板36とを
突条37で連結しており、支持板36と突条37との後
面は、図10に示すように丸みが形成されている。又、
スライド板34の前方下端において互いの対向面側に
は、係止突起39,39が突設されている。尚、ここで
のフック部32の先端は上方へ僅かにカーブしている。
一方、収納部20において、第一溝21は、フック部3
2の厚みと略同じ深さを有する平坦な底面を有し、先端
部分21aのみが他の底面より深く凹設されている。
又、第二溝22の底面中央は、ボス25が下側に挿入す
る断面H状の平台部40に形成され、平台部40の両側
と後方中央部は、後方へ行くに従って上昇し、上壁5a
と連続するガイド部としての傾斜リブ41,41・・と
なっている。更に、平台部40の両外面には、フック3
1の移動に伴う係止突起39,39の移動を許容する凹
面部42,42が形成され、各凹面部42の前方下端に
は、係止突起39がスライド板34の弾性的なたわみに
よって乗り越え可能なストッパ43が夫々形成されてい
る。尚、第一溝21、第二溝22の両側縁は、フック部
32の両端が納まる凹状の受部44,44となっている
が、第二溝22の受部44は、フック31の抜け止め片
35と上下方向で干渉するように若干内側へ張り出して
いる。又、45,45は、第二溝22の前壁となるモー
タハウジング4の後面にフック31の抜け止め片35,
35の先端間と同じ間隔で突設され(図12に示す)、
下方へ行くほど低くなる傾斜状に突設された案内突起で
ある。
【0013】以上の如く構成されたスクリュードライバ
1においては、形態1と同様にフック31を組み付ける
と、フック31は、スライド板34,34の抜け止め片
35,35が第二溝22の受部44,44と干渉して抜
け止めされ、モータハウジング4とハンドルカバー5と
の間で組み付けられる。ここでフック31を使用しない
場合は、基端部33を第二溝22内に押し込めば、図1
0及び図12(A)の如く、各スライド板34の係止突
起39がスライド板34の弾性でストッパ43を乗り越
えて平台部40における凹面部42の前方最下端に納ま
ると共に、フック部32の周縁が第一,第二溝21,2
2の受け部44,44・・に支持され、フック31はフ
ック部32の上面のみを露出させた状態で収納部20に
収納される。この収納状態では、ストッパ43を乗り越
えた係止突起39が上方への移動を阻止されることで、
フック31の安定が図られる。
【0014】そして、ここからフック31を使用する場
合、第一溝21の先端部分21aから指を差し込んでフ
ック部32の先端を引き上げれば、各スライド板34の
係止突起39がストッパ43を乗り越えて係止が解除さ
れるため、そのままフック31を後方へスライドさせる
と、図11の二点鎖線で示すように、支持板36と突条
37との後端が傾斜リブ41,41・・に摺接して上方
へガイドされる。尚、このフック31の引き上げ時に
は、両抜け止め片35,35の前端が案内突起45,4
5の傾斜面に摺接することで基端部33が自然に後方へ
案内されるため、支持板36等の傾斜リブ41,41・
・への当接はスムーズに行われる。続いてフック31の
スライドを進めると、支持板36が上壁5aに乗り上が
ると共に、両スライド板34,34の先端部分が支持溝
27,27へ進入する。よって、更に後方へスライドさ
せれば、図11の実線及び図12(B)の如く、支持板
36下面の突起38が係止溝28に嵌合し、抜け止め片
35,35の上面が上壁5aの裏面に当接する位置で支
持されるため、フック31はこの突出位置でがたつきな
く固定される。一方、フック31を使用しない場合は、
上記手順と逆に、図11の位置から前方へスライドさせ
ると、両スライド板34,34が支持溝27,27から
離脱して第二溝22内に復帰するため、再び基端部33
を第二溝22に押し込めば先述と同様に固定できる。
【0015】このように上記形態2においても、ピンや
ネジ等の他の部品を用いず、フック31とモータハウジ
ング4及びハンドルカバー5との形状のみでフック31
の引出しと収納とが可能に装着されるため、製造コスト
や組付けの手間が軽減され、引出し状態と収納状態との
安定による使用感の向上や偶発的なフックの引出し防止
といった効果が得られる。特にここでは、第二溝22と
支持溝27との間に、基端部33をガイドする傾斜リブ
41,41・・を設けたことで、フック31を後方へス
ライドさせるだけで突出位置へ自然に導かれて固定され
るから、フック31の取出し固定がより簡単となり、操
作性に優れる。又、係止手段として、スライド板34の
係止突起39と平台部40のストッパ43とを採用した
ことで、最小限の構成で収納時の安定を得ることがで
き、基端部9後方のストッパ16やフック部8先端の切
欠き15、第一溝21の係止部30といった形態1の構
成より係止手段が簡略化するものとなる。尚、傾斜リブ
41は傾斜面に代えても良いし、傾斜曲面としても良
く、支持板36や突条37の後端形状も、円形状に限ら
ずガイド部に摺接可能な傾斜状とする等の変更も可能で
ある。
【0016】尚、上記形態1,2では、収納部20と同
じ方向で支持溝27,27を連設し、前後移動でフック
の引出しと収納とを実現しているが、収納部に対してこ
のような支持部を直角に連設すると共に、基端部の抜け
止め部を同じくフック部に対して直角に形成して、収納
部からの直交方向への移動でフック7の引出しと収納と
を行うこともできる。又、吊り下げ具の構成は、上記フ
ックの形状に限定するものでなく、ハウジング側に抜け
止め状態で連結される基端部を有するものであれば、パ
イプ状や棒状、透孔を有した板状のものであっても差し
支えない。更に、ここでは、スクリュードライバの上面
にフックを設けているが、ハウジングの側面やハンドル
等に設けることもでき、設置場所は限定しない。又、電
動工具もスクリュードライバに限らず、携帯できる電動
工具であれば電動ドライバやドリル等他の種類にも適用
できる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ピンや
ネジ等の他の部品を用いず、吊り下げ具とハウジングと
の形状のみで吊り下げ具の引出しと収納とが可能な構造
となるため、製造コストや組付けの手間が軽減される。
又、引出し状態で吊り下げ具は安定姿勢で固定されるた
め、吊下時に電動工具が揺動することがなく、使用感に
優れる。更に、吊り下げ具の引出しと収納との操作は、
収納部への基端部の出し入れと支持部へのスライドとの
簡単な操作で可能となるから、良好な操作性が得られ
る。請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に
加えて、収納部と支持部との間に、基端部を前記支持部
へ案内可能なガイド部を設けたことで、基端部の支持部
への移動を簡単にしてより優れた操作性を得ることがで
きる。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2
の効果に加えて、吊り下げ具と収納部との間に前記係止
手段を設けたことで、収納状態で偶発的に吊り下げ具が
引き出されることがなく、収納時の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】形態1のスクリュードライバの全体説明図であ
る。
【図2】形態1のフックと収納部との組立説明図であ
る。
【図3】(A)形態1のフックの収納状態を基端部側で
示す断面説明図である。 (B)形態1のフックの引出し状態を基端部側で示す断
面説明図である。
【図4】形態1のフックの収納状態を示す平面図であ
る。
【図5】形態1のフックの収納状態を示す縦断面説明図
である。
【図6】形態1の係止手段によるフック部の固定状態を
示す断面説明図である。
【図7】形態1のフックの引出し固定状態を基端部側で
示す断面説明図である。
【図8】形態1のフックの引出し固定状態を示す縦断面
説明図である。
【図9】形態2のフックと収納部との組立説明図であ
る。
【図10】形態2のフックの収納状態を示す縦断面説明
図である。
【図11】形態2のフックの引出し固定状態を示す縦断
面説明図である。
【図12】(A)形態2のフックの収納状態を基端部側
で示す断面説明図である。 (B)形態2のフックの引出し固定状態を基端部側で示
す断面説明図である。
【符号の説明】
1・・スクリュードライバ、3・・モータ、4・・モー
タハウジング、5・・ハンドルカバー、7,31・・フ
ック、8,32・・フック部、9,33・・基端部、1
0,34・・スライド板、11,35・・抜け止め片、
12,36・・支持板、20・・収納部、21・・第一
溝、22・・第二溝、27・・支持溝、39・・係止突
起、40・・平台部、41・・傾斜リブ、43・・スト
ッパ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部と、その基端部に連設されるフッ
    ク部とからなる吊り下げ具を、電動工具のハウジングに
    装着するための装着構造であって、 前記ハウジングに、前記吊り下げ具を収納可能な収納部
    を設けると共に、前記基端部に、前記収納部内で移動可
    能で、且つ抜け止めされる抜け止め部を設けて、前記基
    端部を前記収納部へ出没自在に連結する一方、前記収納
    部に、前記基端部が前記収納部から突出する位置で前記
    抜け止め部を支持可能な支持部を連設して、前記基端部
    を前記収納部と前記支持部との間で移動させることで、
    前記吊り下げ具の装着位置を、前記収納部への収納位置
    と前記収納部からの引出し位置とに任意に変更可能とし
    たことを特徴とする電動工具における吊り下げ具の装着
    構造。
  2. 【請求項2】 収納部と支持部との間に、基端部を前記
    支持部へ案内可能なガイド部を設けた請求項1に記載の
    電動工具における吊り下げ具の装着構造。
  3. 【請求項3】 吊り下げ具と収納部との間に、前記吊り
    下げ具の前記収納部への収納状態で互いに係止する係止
    手段を設けた請求項1又は2に記載の電動工具における
    吊り下げ具の装着構造。
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