JPH09301038A - 伸縮式アシストグリップ - Google Patents

伸縮式アシストグリップ

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JPH09301038A
JPH09301038A JP11682996A JP11682996A JPH09301038A JP H09301038 A JPH09301038 A JP H09301038A JP 11682996 A JP11682996 A JP 11682996A JP 11682996 A JP11682996 A JP 11682996A JP H09301038 A JPH09301038 A JP H09301038A
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Masahiro Endo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した使用状態を保持できるとともに、作
動音を抑制し円滑に操作を行うことのできる伸縮式アシ
ストグリップを提供すること。 【解決手段】 長手方向の両端部にそれぞれ係合部12
を有する弾性芯材11、柔軟性を有し弾性芯材11の両
係合部12,12間に外装された握り部18よりなるグ
リップ10と、弾性芯材11の係合部12をスライド可
能に支持する支持台21、支持台21上面を覆うキャッ
プ30を有する一対のブラケット20と、を備えた伸縮
式アシストグリップであって、弾性芯材11の係合部1
2は、長手方向に直交して設けられたガイドピン16を
備え、ブラケット20の支持台21は、ガイドピン16
とスライド嵌合可能に設けられた一対のガイド溝24を
備えてなる、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のドア開口
部等に取付けられる伸縮式アシストグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両走行時に乗員の姿勢を保持す
るため等の補助具として、自動車のドア開口部上縁等に
アシストグリップが設けられている。このアシストグリ
ップには、乗員とアシストグリップとの間の間隔を十分
確保するため、使用しないとき、握り部が車体に添った
格納状態となる、伸縮式アシストグリップが用いられる
ことがある。
【0003】図11〜15は、このような伸縮式アシス
トグリップの一例を示す。この伸縮式アシストグリップ
50は、スライド溝53を備えた係合部52aを有し、
ばね鋼板からなる弾性芯材52、および弾性芯材52に
外装された柔軟性を有する握り部54よりなるグリップ
51と、係合部52aをスライド可能に支持する支持台
56、止め板57、および握り部54の端部を被覆する
蛇腹部58aを有し、支持台56上面を覆う軟質樹脂製
のキャップ58、よりなる一対のブラケット55とを備
えて構成されている。
【0004】そしてグリップ51は、係合部52aのス
ライド溝53に取付ねじ59が貫通されるとともに、支
持台56上に止め板57で挟装され、ブラケット55と
一体的に組合せられて車体60に装着されている。
【0005】この伸縮式アシストグリップ50は、使用
時には、格納状態にあるグリップ51を、弾性芯材52
の弾性に抗して、図12の上方へ持上げる。
【0006】それにより、内方へスライドしたスライド
溝53の内側端面53aが、止め板57のストッパ爪5
7aに係合して、グリップ51が上方へ湾出した使用状
態が保持される。これを格納するには、握り部54の中
央部を下方へ押下げる。
【0007】この押下げ力により、内側端面53aとス
トッパ爪57aとの係合が外れ、弾性芯材52の復元弾
性力によって、係合部52aが外方へスライドし、グリ
ップ51は格納状態に復帰する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来構成の伸縮式アシストグリップにおいては、ストッパ
爪57aで使用状態を保持しているので、グリップ格納
時に引っ掛かり感があって、操作感が悪くなるという問
題があった。また、使用状態の保持は、スライド溝内側
端面53aとストッパ爪57aのみで行っているため、
弾性芯材52の形成曲面のばらつきにより、係合が外れ
易くなったり、外れにくくなったりするという問題があ
った。
【0009】さらに、格納状態では、弾性芯材52と、
ブラケット55の支持台56,止め板57との間の隙間
Gが大きいため(図14参照)、グリップ51が上下に
ぐらついて不安定である。また、弾性芯材52と止め板
57とが、共に金属製であるため、格納操作時の摺動音
が大きくなるという問題があった。また、使用状態にお
いて、図15に示すように、グリップ51の持上げに伴
って、キャップ58の蛇腹部58aが変形して浮上が
り、見栄えが悪くなり好ましくなかった。
【0010】この発明は上記問題にかんがみてなされた
ものであり、その目的とするところは、安定した使用状
態を保持できるとともに、作動音を抑制して円滑に操作
を行うことができる伸縮式アシストグリップを提供しよ
うとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、第1の発明の伸縮式
アシストグリップは、長手方向の両端部にそれぞれ係合
部を有する弾性芯材、および柔軟性を有し前記弾性芯材
の両係合部間に外装された握り部よりなるグリップと、
前記弾性芯材の係合部をスライド可能に支持する支持
台、および前記支持台上面を覆うキャップを有する一対
のブラケットと、を備えた伸縮式アシストグリップであ
って、前記弾性芯材の係合部は、前記弾性芯材の長手方
向に直交して設けられたガイドピンを備え、前記ブラケ
ットの支持台は、前記ガイドピンとスライド嵌合可能に
設けられた一対のガイド溝を備えてなる、ことを特徴と
する伸縮式アシストグリップである。
【0012】第2の発明の伸縮式アシストグリップは、
長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有する弾性芯材、
および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係合部間に外装さ
れた握り部よりなるグリップと、前記弾性芯材の係合部
をスライド可能に支持する支持台、および前記支持台上
面を覆うキャップを有する一対のブラケットと、を備え
た伸縮式アシストグリップであって、前記弾性芯材の係
合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延びて対向して設け
られた一対のガイド溝を備え、前記ブラケットの支持台
は、一対の前記ガイド溝にスライド嵌合可能に設けられ
たガイドピンを備えてなる、ことを特徴とする伸縮式ア
シストグリップである。
【0013】第3の発明の伸縮式アシストグリップは、
長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有する弾性芯材、
および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係合部間に外装さ
れた握り部よりなるグリップと、前記弾性芯材の係合部
をスライド可能に支持する支持台、および前記支持台上
面を覆うキャップを有する一対のブラケットと、を備え
た伸縮式アシストグリップであって、前記弾性芯材の係
合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延びて対向して設け
られた一対の立上壁と、一対の前記立上壁に直交し両側
方へ突出して設けられたガイドピンと、を備え、前記ブ
ラケットの支持台は、前記長手方向へ延びて対向し一対
の前記立上壁にそれぞれ摺接する一対のガイド壁と、一
対の前記ガイド壁にそれぞれ設けられ鉤形状に形成され
るとともに前記ガイドピンとスライド嵌合可能に設けら
れた一対のガイド溝と、を備えてなる、ことを特徴とす
る伸縮式アシストグリップである。
【0014】第4の発明の伸縮式アシストグリップは、
長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有する弾性芯材、
および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係合部間に外装さ
れた握り部よりなるグリップと、前記弾性芯材の係合部
をスライド可能に支持する支持台、および前記支持台上
面を覆うキャップを有する一対のブラケットと、を備え
た伸縮式アシストグリップであって、前記弾性芯材の係
合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延びて対向して設け
られた一対の立上壁と、前記立上壁にそれぞれ鉤形状に
形成された一対のガイド溝と、を備え、前記ブラケット
の支持台は、前記長手方向へ延びて対向し一対の前記立
上壁にそれぞれ摺接する一対のガイド壁と、一対の前記
ガイド壁間に架設されて一対の前記ガイド溝にスライド
嵌合可能に設けられたガイドピンと、を備えてなる、こ
とを特徴とする伸縮式アシストグリップである。
【0015】また、前記ブラケットは、格納状態の前記
握り部の端部に当接可能なストッパ部を備えて構成され
てもよい。
【0016】また、前記ブラケットの支持台は、前記長
手方向の外端部に係合爪を備え、前記ブラケットのキャ
ップは、前記支持台の係合爪に係合可能な係合孔、およ
び前記ガイド壁の一端縁部に摺接可能な保持壁、ならび
に前記握り部の端部に嵌合される嵌合部を備えて構成さ
れてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施態様を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1〜7は本発明の第1実施態様を示し、
この伸縮式アシストグリップ1は、両端部に係合部1
2,12を有する弾性芯材11、および弾性芯材11に
外装された握り部18よりなるグリップ10と、支持台
21、およびキャップ30を有する一対のブラケット2
0,20とからなり、弾性芯材11の係合部12は、一
対の立上壁13,13と、ガイドピン16とを備え、ブ
ラケット20の支持台21は、ガイド溝24を有する一
対のガイド壁23と、ストッパ部26および係合爪27
とを備え、キャップ30は、係合孔31,保持壁33,
嵌合部35を備えて構成されている。
【0019】グリップ10は、例えば、帯状のばね鋼板
(または硬質樹脂材)からなり、両端部に係合部12,
12を有する弾性芯材11と、軟質樹脂材からなり、弾
性芯材11の係合部12,12間を被覆外装した握り部
18とにより形成されている。なお、以下ではグリップ
10の一方の側のみを説明し、対称的な他方の側につい
ては説明を省略する。
【0020】弾性芯材11の係合部12は、その側部
に、長手方向(図2に矢印A−A’で示す方向)へ延び
て対向する一対の立上壁13,13が設けられている。
立上壁13,13には、長手方向A−A’に直交する同
一軸線上に横断孔14,14が穿設され、横断孔14,
14には、両端部が、立上壁13,13より側方(図2
に矢印B−B’で示す方向)へ突出したガイドピン16
が固着されている。なお、符号15は透し孔であり、1
8aは握り部18の端部である。
【0021】ブラケット20は、硬質樹脂材よりなる支
持台21と、キャップ30とにより形成されている。支
持台21は、長手方向A−A’に延びて対向するととも
に、その対向面が、立上壁13,13に摺接可能な一対
のガイド壁23,23を備え、ガイド壁23,23に
は、ガイド溝24,24が鏡映対称的に穿設されてい
る。
【0022】ガイド溝24は鉤形状に形成されており、
外端側(図3の左端側)へ向かって、緩やかに低くなる
勾配を有するガイド部24aと、角部より上向き(図3
の矢印C方向)に屈曲した鉤形部24bとを備えて形成
されている。
【0023】そして、ガイド壁23,23の間には、弾
性芯材11の立上壁13,13が嵌入されて、ガイド壁
23と立上壁13とが摺接するとともに、ガイドピン1
6の両突出端部が、それぞれガイド溝24,24に案内
されてスライドするように嵌合されている。なお、ガイ
ド壁23の内端側の端縁部23aは、揺動するキャップ
30の保持壁33に摺接するように、側面視円弧状に形
成されている。
【0024】また、支持台21の所定位置には、格納状
態のグリップ10の端部18aに当接するストッパ部2
6が突設されている。また外端部には、外方へ突出した
係合爪27が設けられ、取付面21aには取付孔28が
穿設されている。
【0025】キャップ30は、支持台21の係合爪27
と係合する係合孔31、および端部23a,23aに摺
接する保持壁33、ならびに握り部18端に外嵌される
嵌合部35を備え、下端部30a側が開口した箱状に形
成されている。そして、キャップ30は、嵌合部35が
握り部18端に外嵌されるとともに、係合部27を支点
として、嵌合部35側が上下に揺動可能に、支持台21
へ取付けられている。
【0026】この伸縮式アシストグリップ1は、支持台
21の取付面21aを、車体40に当接させるととも
に、ブラケット20,20の間隔を所定寸法に保持し
て、取付ねじ29,29により車体40へ装着される。
【0027】次に、このように構成された伸縮式アシス
トグリップ1の作用を説明する。
【0028】格納状態では、グリップ10は、弾性芯材
11の弾性により伸長状態にあり、図6に示す如く、極
めて大きな曲率で車体40に添う位置にある。
【0029】このとき、握り部18の端部18aがスト
ッパ部26に当接し、ガイドピン16は、ガイド溝24
のガイド部24aに位置している。そして、ガイドピン
16とガイド部24a外端部との間には若干の隙間があ
り、立上壁13の下端部が支持台21面に弾性的に当接
して、グリップ10の上下方向(矢印C−C’で示す方
向)のがたつきを防止している。
【0030】また立上壁13は、ガイド壁23に摺接状
態で対面し、グリップ10の左右(矢印B−B’)方向
のがたつきを抑制している。また、キャップ30は、下
端部30aが車体40に当接した状態にある。
【0031】使用状態にするには、格納状態のグリップ
10の中央部を、弾性芯材11の弾性力に抗して矢印C
方向へ引上げる。
【0032】このとき、弾性芯材11は湾曲し、ガイド
ピン16は、ガイド溝24に案内されてガイド部24a
を内方へ(矢印A’方向)へ移動し、角部を経て鉤形部
24bへ節度を伴って進入する。そして、鉤形部24b
上端部に達して使用状態位置となる(図7参照)。この
使用状態は、弾性芯材11の弾性復元力によるガイドピ
ン16の鉤形部24bへの圧接力により保持され、使用
者がグリップ10から手を離しても継続的に保持され
る。
【0033】そして、立上壁13はガイド壁23に摺接
状態で対面し、また立上壁13の外端部下端角が支持台
21面に当接して、グリップ10の左右B−B’方向の
がたつき、および上下C−C’方向のぐらつきを防止し
ている。また、キャップ30は、係合爪27を支点とし
て、嵌合部35が、握り部18の上昇に伴って上昇す
る。
【0034】このとき、保持壁33はガイド壁23の端
縁部23aと摺接して上昇し、係合孔31の係合爪27
との係合を保持している。また、キャップ30の揺動に
より下端部30aが車体40面より僅かに上昇して、キ
ャップ30外形の変形を防止している。
【0035】使用状態の伸縮式アシストグリップ1を格
納状態にするには、湾出したグリップ10の中央部を矢
印C’方向に押下げる。この押下げ力により、ガイドピ
ン16は、ガイド溝24を図7の下方へ滑動し、角部を
経てガイド部24bに達し、弾性芯材11の弾性復元力
によりガイド部24aを矢印A方向へ移動する。そし
て、ガイド部24a外端部とガイドピン16との間に、
若干の隙間を残して図6の格納状態に復帰する。このと
き、伸長状態になったグリップ10は、軟質樹脂材の端
部18aがストッパ部26に当接して、係合部12,支
持台21間の異音発生を抑制している。
【0036】図8〜10は、この発明の第2の実施態様
を示し、弾性芯材にガイド溝を設けた構成に特徴を有す
る。なお、以下の説明では、第1実施態様と同一または
同等な構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
【0037】この第2実施態様の伸縮式アシストグリッ
プ1は、図8に示すように、弾性芯材11の一対の係合
部12は、それぞれガイド溝24を有する一対の立上壁
13,13を備え、支持台21は、一対のガイド壁2
3,23にガイドピン16が固着されている。
【0038】伸縮式アシストグリップ1におけるガイド
溝24は、図8,9に示す如く、内端側へ向かうガイド
部24aと、角部より下向きに屈曲した鉤形部24bと
を備えて形成されている。
【0039】この伸縮式アシストグリップ1によれば、
格納−使用の状態変化に伴う動作は、ガイド溝24が移
動しガイドピン16が不動であることを除けば、第1実
施態様と同様である。従って、ガイド溝24に弾性芯材
11の弾性力が直接作用する以外は、ガイドピン16と
ガイド溝24との間は、同様な作用関係にある。
【0040】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、弾性芯材11の一端側のガイドピン16に
のみ、ガイド溝24,24をスライド嵌合させ、他端側
のガイドピン16は、単に回動自在に支持する構成とし
ても、ほぼ同様の作用・効果を奏する。
【0041】また、平板状の係合部12に、ガイドピン
16を固着した構成であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の伸縮式アシ
ストグリップによれば、ガイドピンと鉤形状の一対のガ
イド溝とが、スライド嵌合する構成なので、使用時にガ
イドピンを安定して保持するとともに、格納−使用−格
納の状態変化を円滑に行って、優れた操作感を得ること
ができる。
【0043】また、一対の立上壁と一対のガイド壁とが
摺接し、立上壁下端縁が支持台に弾接する構成なので、
格納,使用の両状態において、グリップの上下、左右方
向のぐらつきを抑制することができる。
【0044】さらに、ガイドピンとガイド溝とが嵌め合
い摺動関係であるとともに、格納時に、ストッパ部が握
り部の端部に当接するので、伸縮操作時の摺動音や格納
作動音を小さくすることができる。
【0045】また、ブラケットのキャップを、グリップ
の伸縮につれて揺動可能な構成としているので、従来例
のように、使用状態においてキャップの変形がなく、良
好な外観を保つことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様の伸縮式アシストグリッ
プの外形斜視図。
【図2】同じく、ブラケット部分を拡大して示す平面断
面図。
【図3】同じく、ブラケット部分を拡大して示す側面断
面図。
【図4】係合部および支持台の分解斜視図。
【図5】係合部および支持台の組み立て斜視図。
【図6】格納状態のブラケット部分の側面断面図。
【図7】使用状態のブラケット部分の側面断面図。
【図8】本発明の第2実施態様における係合部および支
持台の分解斜視図。
【図9】第2実施態様の格納状態のブラケット部分の側
面断面図。
【図10】同じく使用状態のブラケット部分の側面断面
図。
【図11】従来例の左半部を断面で示す平面図。
【図12】同じく左半部を断面で示す側面図。
【図13】同じく係合部および支持台の分解斜視図。
【図14】同じくグリップ引出し途中の状態を示す側面
断面図。
【図15】同じく使用状態のキャップの外形を示す側面
図。
【符号の説明】
1 伸縮式アシストグリップ 10 グリップ 11 弾性芯材 12 係合部 13 立上壁 16 ガイドピン 18 握り部 20 ブラケット 21 支持台 23 ガイド壁 24 ガイド溝 24b 鉤形溝 26 ストッパ部 27 係合爪 30 キャップ 31 係合孔 33 保持壁 35 嵌合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有
    する弾性芯材、および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係
    合部間に外装された握り部よりなるグリップと、 前記弾性芯材の係合部をスライド可能に支持する支持
    台、および前記支持台上面を覆うキャップを有する一対
    のブラケットと、を備えた伸縮式アシストグリップであ
    って、 前記弾性芯材の係合部は、前記弾性芯材の長手方向に直
    交して設けられたガイドピンを備え、 前記ブラケットの支持台は、前記ガイドピンとスライド
    嵌合可能に設けられた一対のガイド溝を備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
  2. 【請求項2】 長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有
    する弾性芯材、および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係
    合部間に外装された握り部よりなるグリップと、 前記弾性芯材の係合部をスライド可能に支持する支持
    台、および前記支持台上面を覆うキャップを有する一対
    のブラケットと、を備えた伸縮式アシストグリップであ
    って、 前記弾性芯材の係合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延
    びて対向して設けられた一対のガイド溝を備え、 前記ブラケットの支持台は、一対の前記ガイド溝にスラ
    イド嵌合可能に設けられたガイドピンを備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
  3. 【請求項3】 長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有
    する弾性芯材、および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係
    合部間に外装された握り部よりなるグリップと、 前記弾性芯材の係合部をスライド可能に支持する支持
    台、および前記支持台上面を覆うキャップを有する一対
    のブラケットと、を備えた伸縮式アシストグリップであ
    って、 前記弾性芯材の係合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延
    びて対向して設けられた一対の立上壁と、一対の前記立
    上壁に直交し両側方へ突出して設けられたガイドピン
    と、を備え、 前記ブラケットの支持台は、前記長手方向へ延びて対向
    し一対の前記立上壁にそれぞれ摺接する一対のガイド壁
    と、一対の前記ガイド壁にそれぞれ設けられ鉤形状に形
    成されるとともに前記ガイドピンとスライド嵌合可能に
    設けられた一対のガイド溝と、を備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
  4. 【請求項4】 長手方向の両端部にそれぞれ係合部を有
    する弾性芯材、および柔軟性を有し前記弾性芯材の両係
    合部間に外装された握り部よりなるグリップと、 前記弾性芯材の係合部をスライド可能に支持する支持
    台、および前記支持台上面を覆うキャップを有する一対
    のブラケットと、を備えた伸縮式アシストグリップであ
    って、 前記弾性芯材の係合部は、前記弾性芯材の長手方向へ延
    びて対向して設けられた一対の立上壁と、前記立上壁に
    それぞれ鉤形状に形成された一対のガイド溝と、を備
    え、 前記ブラケットの支持台は、前記長手方向へ延びて対向
    し一対の前記立上壁にそれぞれ摺接する一対のガイド壁
    と、一対の前記ガイド壁間に架設されて一対の前記ガイ
    ド溝にスライド嵌合可能に設けられたガイドピンと、を
    備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の伸縮式アシストグ
    リップであって、 前記ブラケットは、格納状態の前記握り部の端部に当接
    可能なストッパ部を備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5記載の伸縮式アシストグ
    リップであって、 前記ブラケットの支持台は、前記長手方向の外端部に係
    合爪を備え、 前記ブラケットのキャップは、前記支持台の係合爪に係
    合可能な係合孔、および前記ガイド壁の一端縁部に摺接
    可能な保持壁、ならびに前記握り部の端部に嵌合される
    嵌合部を備えてなる、 ことを特徴とする伸縮式アシストグリップ。
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WO2023048947A1 (en) * 2021-09-21 2023-03-30 Termson Management Llc Energy absorbing rail

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