JP3900133B2 - 棚取付構造 - Google Patents

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本願発明は、棚板の後端縁を棚支持具に支持させて室内壁面や家具内壁面等の取付壁面に取着固定してなる棚取付構造に関するものである。
従来、この種の棚取付構造では、図4に示すような構造が採用されている。この図4に示す棚取付構造では、取付壁面1に固定されて前方及び両側方へと連続して開口する嵌合溝部3が形成された棚支持具4を備え、棚板5の後端縁の両側部分各々を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して両棚支持具4を同棚板5の後端縁の両側部分各々に取り付け、両棚支持具4各々を取付壁面1に取着固定している。なお、棚支持具4は取付壁面1に対しネジ止めや接着等の固定手段によって取着固定される。
したがって、この棚取付構造においては、棚板5の後端縁が棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合され挟持状態となって、同棚板5の上下方向での動きは確実に規制される。しかも、棚板5の後端縁を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して、両者を簡単に取付結合させることができる。又、この場合、両棚支持具4を取付壁面1に取着固定した後でも、棚板5の後端縁の両側部分各々を同棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して取り付けることができる。
しかしながら、この棚取付構造にあっては、棚板5の後端縁が棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合されるだけなので前方へ抜け外れ易く、使用者が不用意にこの棚板5を手前側へ引っ張った場合等には、同棚板5が脱落してしまう恐れがあった。そこで、嵌合溝部3に挿入嵌合された棚板5の後端縁を棚支持具4に対しネジ止めや接着等で固定することも考えられるが、そうすると、両者を分解し難くなって同棚板5の着脱作業が困難となってしまう。
ところで、この種の棚取付構造とは相違するものであるが、棚板の両側部分をその下側のブラケットで支持する棚取付構造(特許文献1:特開平7−194469号公報)や棚板の前端縁両側を家具の両側板内面にダボ結合される係止具で支持する棚取付構造(特許文献2:特開2001−46158号公報)も知られてはいるが、いずれの棚取付構造にあっても、前記棚取付構造のように、棚板5の後端縁を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して取り付ける構造ではなく、前記棚取付構造における利点や問題点が生じ得ないものである。
特開平7−194469号公報 特開2001−46158号公報
本願発明は、上記従来の技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、棚板の着脱作業が簡単でありながら、同棚板の後端縁が確実に支持されてその前方への抜け外れも防止される棚取付構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本願発明の棚取付構造では、取付壁面に固定される取付固定具と、この取付固定具に取着支持されて前方及び両側方へと連続して開口する嵌合溝部が形成された棚支持具と、を備え、棚板の後端縁の両側部分各々を棚支持具の嵌合溝部に挿入嵌合して両棚支持具を同棚板の後端縁の両側部分各々に取り付け、両棚支持具各々を取付壁面に固定された取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持させてなり、棚板の後端縁の両側部分各々に前後方向で後方へと開口したスリットを形成し、両スリットにその後方開口から挿入係止される凸起を両棚支持具の嵌合溝部内各々に形成し、両スリットの後方開口間の寸法と前方奥端間の寸法とを相違させてなり、両棚支持具を棚板の後端縁に取り付けて凸起がスリットの前方奥端で係止された状態で、両棚支持具各々を取付壁面に固定された取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持させることにより、同棚板の前方への抜け外れが防止されるようになしている。
本願発明の棚取付構造においては、棚板の後端縁が棚支持具の嵌合溝部に挿入嵌合されて支持されるので、同棚板の後端縁は挟持された状態となり上下方向での動きが規制されて確実に支持される。しかも、この場合、棚板の後端縁の両側部分に前後方向で後方へ開口したスリットを形成し、スリットにその後方開口から挿入係止される凸起を両棚支持具の嵌合溝部内に形成し、両スリットの後方開口間の寸法と前方奥端間の寸法とを相違させているので、棚板の後端縁に両棚支持具を取り付けた後に両棚支持具を取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持させることにより、同棚板の前方への抜け外れが確実に防止される。
又、棚支持具が取付固定具に取着支持されていないときには両棚支持具間の寸法が自由に変化し得る状態にあるので、両スリットの後方開口間の寸法と前方奥端間の寸法とが相違していても、スリットに凸起を挿入係止させて両棚支持具を棚板の後端縁に取り付けることができ、逆に、スリットから凸起を抜き外して両棚支持具を棚板の後端縁から取り外すこともできる。それ故、棚板に棚支持具を取り付けてこの棚支持具を取付固定具に上方からスライド嵌合させる棚板取着作業、及び、棚支持具を取付固定具から上方へとスライドさせ外して同棚支持具から棚板を抜き外す棚板離脱作業、である棚板の着脱作業を簡単に行うことができる。
図1、2は、本願発明の請求項1〜4全てに対応した一実施形態である棚取付構造を示している。この実施形態の棚取付構造は、取付壁面1に固定される取付固定具2と、この取付固定具2に取着支持されて前方及び両側方へと連続して開口する嵌合溝部3が形成された棚支持具4と、を備えている。そして、この実施形態の棚取付構造は、図1(a)、図2(a)に示す如く、棚板5の後端縁の両側部分各々を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して両棚支持具4を同棚板5の後端縁の両側部分各々に取り付け、図1(b)、図2(b)に示す如く、両棚支持具4各々を取付壁面1に固定された取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持させてなる。
前記のような構造において、この実施形態の棚取付構造では、棚板5の後端縁の両側部分各々に前後方向で後方へと開口したスリット6を形成し、両スリット6にその後方開口6aから挿入係止される凸起7を両棚支持具4の嵌合溝部3内各々に形成し、図1(a)に示す如く、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とを相違(L1>L2)させている。
更に、この実施形態の棚取付構造では、スリット6を前後方向で左右に傾斜させて形成することにより両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とを相違(L1>L2)させており、この場合、両スリット6が後方へ拡開した略ハ字状となるように両スリット6を傾斜させて形成している。
又、この実施形態の棚取付構造では、図1に示す如く、棚支持具4の背面側に後方及び下方へと連続して開口すると共に内部が拡大したスライド溝部8を形成し、取付固定具2を前端が拡大したダボ状に形成して取付壁面1に突設しており、図1(b)に示す如く、取付固定具2をスライド溝部8にその下方開口8aから挿入嵌合することにより、同棚支持具4を取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持されるようになしている。
以下、この実施形態の棚取付構造をより具体的詳細に説明する。取付壁面1は室内壁面や家具内奥壁面等の略垂直となる壁面であり、この取付壁面1に固定される両取付固定具2は同取付壁面1に略水平な高さ位置で所定間隔(後述する寸法L2と対応する間隔)をあけて配置突設される。この場合、取付固定具2は前端が拡大した略円筒状のダボ状部材9とビス、ネジ釘等の固定部材10とでなり、この固定部材10を同ダボ状部材9に挿通させて取付壁面1に固定することにより、この取付壁面1に同ダボ状部材9はその前端が拡大したダボ状に突設される。
棚支持具4は合成樹脂で一体成形されたもので、前面側が略半円柱状で背面が略垂直面となっており、その前面側上部に前方及び両側方へと連続して開口した嵌合溝部3が形成されている。そして、嵌合溝部3内の中程位置には、この嵌合溝部3の内上面と内下面との間に介在立設される略円柱状の凸起7が一体に形成されている。又、棚支持具4の背面の中程位置には、後方及び下方へと連続して開口すると共に内部が拡大した横断面略T字状のスライド溝部8が形成されている。この棚支持具4は、スライド溝部8にその下方開口8aから前記取付固定具2を挿入嵌合することにより、同取付固定具2を介して取付壁面1に取着固定され、この取着固定状態では左右及び前後方向の動きが規制される。
棚板5は合成樹脂板や木質板や金属板等でなり、横長の帯板状に形成されている。棚板5の後端縁の両側部分各々には、前後方向で傾斜して後方へと開口したスリット6が形成されている。両スリット6は後方へ拡開した略ハ字状となるように配置形成され、これにより、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とがL1>L2の関係となるように相違されている。なお、両スリット6が前方へ拡開した略ハ字状となるように配置形成されてもよく、この場合には、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とがL1<L2の関係となるように相違される。
又、棚板5の後端縁における前記棚支持具4の嵌合溝部3内に挿入嵌合されて納まる部分の表面には平面視略半円形状の凹段部11が形成されており、この凹段部11内に同棚支持具4の前面側周縁が収容係合されることで、この棚支持具4の同棚板5の後端縁における横ズレが防止される。この場合、両凹段部11内各々にスリット6が配置形成され、凸起7をスリット6に挿入係止させて棚支持具4の嵌合溝部3に棚板5の後端縁を挿入嵌合する際には、同棚支持具4の前面側及び凹段部11が略半円形状であることで、支障なく挿入嵌合させることができる。
そして、この実施形態の棚取付構造では、図1(a)、図2(a)に示す如く、棚板5の後端縁の両側部分各々を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して両棚支持具4を同棚板5の後端縁の両側部分各々に取り付けた後に、図1(b)、図2(b)に示す如く、両棚支持具4各々を取付壁面1に固定された取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持させるものである。
この場合、棚支持具4を棚板5の後端縁に取り付ける際、スリット6にその後方開口6aから嵌合溝部3内の凸起7が挿入されて、この凸起7は同スリット6の前方奥端6bで係止される。その後に、図1(b)に示す如く、取付固定具2のダボ状部材9がスライド溝部8にその下方開口8aから挿入嵌合されるように棚支持具4を下方へスライド移動させることにより、この棚支持具4は取付固定具2に上方からスライド嵌合され取着支持されて取付壁面1に同取付固定具2を介して取り付けられる。
したがって、この実施形態の棚取付構造においては、棚板5の後端縁が取付壁面1に固定された取付固定具2に取着支持される棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合されて支持されるので、同棚板5の後端縁は上下方向で挟持された状態となり上下方向での動きが規制されて確実に支持される。しかも、この場合、棚板5の後端縁の両側部分各々に前後方向で後方へと開口したスリット6を形成し、両スリット6にその後方開口6aから挿入係止される凸起7を両棚支持具4の嵌合溝部3内各々に形成し、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とを相違させているので、棚板5の後端縁の両側部分各々を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して両棚支持具4を同棚板5の後端縁の両側部分各々に取り付けた後に、両棚支持具4各々を取付壁面1に固定された取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持させることにより、同棚板5の前方への抜け外れが確実に防止される。
すなわち、棚支持具4を取付壁面1に固定された取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持させた後には、両棚支持具4は左右方向での動きが規制されてこの両棚支持具4間の寸法は変化せず、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とが相違されていることで、両棚支持具4の嵌合溝部3内各々の凸起7は両スリット6の前方奥端6b位置で係止されて後方開口6aから抜け外れない状態となり、棚板5の前方への抜け外れが確実に防止される。
しかも、棚支持具4が取付固定具2に取着支持されていないときには両棚支持具4間の寸法が自由に変化し得るフリーな状態にあるので、両スリット6の後方開口6a間寸法L1と前方奥端6b間寸法L2とが相違していても、両スリット6に凸起7を挿入係止させて両棚支持具4を棚板5の後端縁に支障なく取り付けることができ、又、逆に、両スリット6から凸起7を抜き外して両棚支持具4を棚板5の後端縁から支障なく取り外すこともできる。それ故、棚板5をその後端縁を棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合して同棚支持具4を取付固定具2に上方からスライド嵌合させる棚板5の取り付け、及び、棚支持具4を取付固定具2から上方へとスライドさせ外して同棚支持具4の嵌合溝部3から棚板5の後端縁を抜き外す棚板5の取り外し、となる棚板5の着脱作業を簡単に行うことができる。
又、この実施形態の棚取付構造においては、スリット6を前後方向で左右に傾斜させて形成することにより両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方係止奥端6b間の寸法L2とを相違させているので、傾斜した略直線状のスリット6に対し棚支持具4の嵌合溝部3内の凸起7をスムーズに差し入れ抜き外して容易に着脱係止させることができる。しかも、この場合、両スリット6が後方へ拡開した略ハ字状となるように両スリット6を傾斜させて形成しているので、両スリット6にて棚板5の両側でその前方への抜け外れが確実に防止され、両スリット6において凸起7の着脱係止を容易に行うことができる。
更に、この実施形態の棚取付構造においては、棚支持具4の背面側に前方及び下方へと連続して開口すると共に内部が拡大したスライド溝部8を形成し、取付固定具2を前端が拡大したダボ状に形成して取付壁面1に突設させ、取付固定具2をスライド溝部8にその下方開口8aから挿入嵌合することにより、同棚支持具4を取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持されるようにしているので、取付固定具2に対する棚支持具4の着脱作業がスムーズで簡単となり、同棚支持具4は取付固定具2に対してずれ動かないよう確実に取着支持される。
図3は、本願発明の請求項1のみに対応した別の実施形態である棚取付構造を示している。この実施形態の棚取付構造では、棚板5の後端縁の両側部分各々に略L字状、略逆L字状に屈曲したスリット6が配置形成されており、両スリット6は左右対称形状で、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とがL1<L2の関係となるように相違されている。
又、棚支持具4の本体部分は側方視略コ字状に折曲した金属板材でなり、この本体部分のコ字状内部が嵌合溝部3として形成されている。そして、棚支持具4の嵌合溝部3の下側部分を構成する下側片の前端略中央に上方へ切り起こし加工された凸起7が一体に突設形成され、同嵌合溝部3の後側に後方下方へと略L字状に折曲垂下した突出片12が一体に延設形成されている。
又、取付固定具2は略ハット型に折曲した金属板材でなり、取付壁面1に対しネジ止めや接着等の固定手段によって取着固定される。その際、取付固定具2のハット型の凹所と取付壁面1との間に上下方向に貫通した間隙スペースSが形成され、この間隙スペースSに前記棚支持具4の突出片12が上方から挿入されて、この棚支持具4は同取付固定具2に対し上方からスライド嵌合されて取着支持される。なお、それ以外は、上記実施形態におけると同様に構成されている。
したがって、この実施形態の棚取付構造においても、棚板5の後端縁が棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合されて支持されるので、同棚板5の後端縁は挟持された状態となり上下方向での動きが規制されて確実に支持される。しかも、この場合、棚板5の後端縁の両側部分に前後方向で後方へ開口したスリット6を形成すると共にスリット6にその後方開口6aから挿入係止される凸起7を両棚支持具4の嵌合溝部3内に形成し、両スリット6の後方開口間6aの寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とを相違させているので、棚板5の後端縁に両棚支持具4を取り付けた後に両棚支持具4を取付固定具2に上方からスライド嵌合して取着支持させることにより、同棚板5の前方への抜け外れが確実に防止される。
又、棚支持具4が取付固定具2に取着支持されていないときには両棚支持具4間の寸法が自由に変化し得る状態にあるので、両スリット6の後方開口6a間寸法L1と前方奥端6b間寸法L2とが相違していても、スリット6に凸起7を挿入係止させて両棚支持具4を棚板5の後端縁に取り付けることができ、逆に、スリット6から凸起7を抜き外して両棚支持具4を棚板5の後端縁から取り外すこともできる。それ故に、棚板5に棚支持具4を取り付けてこの棚支持具4を取付固定具2に上方からスライド嵌合させる棚板取着作業、及び、棚支持具4を取付固定具2から上方へとスライドさせ外して同棚支持具4から棚板5を抜き外す棚板離脱作業、である棚板5の着脱作業を簡単に行うことができる。
なお、本願発明の棚取付構造にあっては、棚板5の後端縁の両側部分のいずれか一方にのみ傾斜したり屈曲したりするスリット6を形成することによって、両スリット6の後方開口6a間の寸法L1と前方奥端6b間の寸法L2とを相違させてもよいが、上記各実施形態のように、棚板5の後端縁の両側部分各々に傾斜したり屈曲したりするスリット6を形成した方が棚板5の両側でその前方への抜け外れが防止されて好ましい。又、棚板5の後端縁を三つ以上の棚支持具4で取着支持してもよく、この場合、中程の棚支持具4の嵌合溝部3に挿入嵌合される棚板5の後端縁の部分には前後方向で傾斜せず直線状のスリット6を形成すればよい。又、棚板5の前側での支持強度を高めるため、同棚板5の両側端縁を別の支持具等で補助的に支持固定してもよい。
本願発明の一実施形態である棚取付構造を示し、(a)は棚板に棚支持具を取り付ける状態での一部省略平面図、(b)は取付固定具に棚支持具を取り付ける状態での一部省略側面図。 同実施形態である棚取付構造を示し、(a)は棚板に棚支持具を取り付ける状態での一部省略斜視図、(b)は取付固定具に棚支持具を取り付ける状態での一部省略斜視図。 別の実施形態である棚取付構造を示す分解斜視図。 従来例である棚取付構造を示す分解斜視図。
符号の説明
1 取付壁面
2 取付固定具
3 嵌合溝部
4 棚支持具
5 棚板
6 スリット
6a 後方開口
6b 前方奥端
7 凸起
8 スライド溝部
8a 下方開口

Claims (4)

  1. 取付壁面に固定される取付固定具と、この取付固定具に取着支持されて前方及び両側方へと連続して開口する嵌合溝部が形成された棚支持具と、を備え、棚板の後端縁の両側部分各々を棚支持具の嵌合溝部に挿入嵌合して両棚支持具を同棚板の後端縁の両側部分各々に取り付け、両棚支持具各々を取付壁面に固定された取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持させてなる棚取付構造であって、棚板の後端縁の両側部分各々に前後方向で後方へと開口したスリットを形成し、両スリットにその後方開口から挿入係止される凸起を両棚支持具の嵌合溝部内各々に形成し、両スリットの後方開口間の寸法と前方奥端間の寸法とを相違させてなり、両棚支持具を棚板の後端縁に取り付けて凸起がスリットの前方奥端で係止された状態で、両棚支持具各々を取付壁面に固定された取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持させることにより、同棚板の前方への抜け外れが防止されるようになしたことを特徴とする棚取付構造。
  2. スリットを前後方向で左右に傾斜させて形成することにより両スリットの後方開口間の寸法と前方奥端間の寸法とを相違させたことを特徴とする請求項1記載の棚取付構造。
  3. 両スリットが後方へ拡開した略ハ字状となるように両スリットを傾斜させて形成したことを特徴とする請求項2記載の棚取付構造。
  4. 棚支持具の背面側に後方及び下方へと連続して開口すると共に内部が拡大したスライド溝部を形成し、取付固定具を前端が拡大したダボ状に形成して取付壁面に突設し、取付固定具をスライド溝部にその下方開口から挿入嵌合することにより、同棚支持具を取付固定具に上方からスライド嵌合して取着支持されるようになしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の棚取付構造。
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