JP7360832B2 - 天板付き什器 - Google Patents
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Description
また、執務に使用する物品を天板上に載置して執務を行う場合が多いが、こうした物品によっても作業面として使用可能な面積が狭められてしまうことから、その点で改善の余地があった。
また、この場合には、支持体の連結部の上方がカバー部材で覆われているので、連結部の物品載置部が露出することがなく、什器としての体裁を良好なものとすることができる。また、本発明では、カバー部材の上面に物品を載置することもできる。
テーブル什器1は、床面F上に互いに左右に離間して配設された一対の支持体2と、支持体2に支持された平板状の天板3と、支持体2の上面を閉塞し、天板3の左右の外側端部よりも外方に配設され、拡張機能(図11(a)~(c)参照)を有する補助天板4(カバー部材)と、を有している。支持体2は、一対の支持体2、2同士を連結する連結フレーム21(図7参照)とともに支持構造体20として構成されている。
天板3(3A、3B)は、前後方向Dfに二分割され、支持構造体20の連結フレーム21の上面に固定されている。分割された天板3A、3Bの中央端3d、3d同士は、互いに一定の隙間(溝部32)をあけて配置されている。各天板3A、3Bの中央端3dには、後方に開口する一対の開口凹部31が左右方向Dhに間隔をあけて形成されている。分割された一対の天板3A,3Bを支持構造体20の所定位置に固定した状態で、一対の天板3A,3Bの開口凹部31、31同士によって略四角形の開口が形成される。この開口には、後述する支持構造体20のコンセント部27が配置される。
なお、支持体2は、鋼材から形成され、連結部24と一対の支持脚23A、23Bとは溶接により接合されている。
中間フレーム25及び左右フレーム26は、それぞれ上面25a、26aが面一となる平らな面を形成している。
受け板222にはボルト孔222bが形成されている。天板3は、受け板222上に載置され、受け板222のボルト孔222bに下方から挿通させたボルト又はねじ(図示省略)によって締め付けられて支持構造体20(図7参照)に固定されている。
そして、天板3の下方には、連結部24よりも前後方向Df両側に什器に設けるオプション部材(図示省略)を取り付け可能な第2空間S2が形成されている。なお、オプション部材としては、物品を引っ掛けるためのフック部材等が挙げられる。
補助天板4の上面4aは、天板3の上面3eと面一となるように配置されている。補助天板4の前端縁部4b及び後端縁部4cは、それぞれ天板3の前端縁部3a及び後端縁部3bと前後方向Dfに同一位置となるように配設されている。
また、図11(b)に示すように、補助天板4として、上面4aに凹まされて形成されたペントレー40が備えられ、筆記用具を収容する拡張機能が設けられたものを使用してもよい。
さらに、図11(c)に示すように、補助天板4として、上面4aから上方に立設された照明装置43が備えられ、天板3を照らす照明機能が設けられたものを採用してもよい。
あるいは、上記コンセント41、ペントレー40、及び照明装置43を適宜組み合わせた拡張機能を有するものであってもよいし、他の形態の拡張機能のものを補助天板4に備えることも可能である。
本実施形態によるテーブル什器1では、図1乃至図3に示すように、支持体2が天板3の左右方向Dhの外側端部3cよりも外方に設けられ、この支持体2の連結部24の上面に下方に向かって凹む凹溝からなる物品載置部24aが形成されている。そのため、天板3上に物品載置部を配置する必要がなくなり、天板3の作業面を広く確保することができ、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、第2空間S2を形成することにより、天板3の下方の空間をより広く確保することができ、什器としての使い勝手を良好なものとすることができる。
さらに、本実施形態では、天板3の前後端縁部3a、3bが支持体2の連結部24の前後端縁部24b、24cよりも前後方向Dfに張り出して設けられ、天板3の下方における連結部24よりも前後方向Dfに突出する部分に第2空間S2が形成されているが、このような空間S2が形成されることに限定されることはない。
例えば、図12に示す第1変形例のテーブル什器1A(天板付き什器)では、補助天板4Aがサイド幕板44を備えている。サイド幕板44の上端44aは、補助天板4Aの長手方向に延びる一方(什器外側)の側縁部4dに一体的に接続されている。これによりサイド幕板44は、補助天板4Aの側縁部4dから下方に向けて延在するように配置される。また、本第1変形例による補助天板4Aの下面は、支持体2の連結部24における下側に凸となる断面く字状に折り曲げた物品載置部24aと一致するV字形状の下凸面4eが形成されている。サイド幕板44を取り付ける際には、補助天板4Aの下凸面4eを連結部24の物品載置部24aに載置させることで左右方向Dhにずれないように係止させた状態で取り付けることができる。このように、補助天板4Aには、サイド幕板44の係止部をなすフックの機能をもたせることができる。
また、補助天板4の寸法や形状も、本実施形態に限定されることはなく、適宜設定することができる。
2 支持体
3 天板
3a 前端縁部
3b 後端縁部
3c 外側端部
4、4A、4B 補助天板(カバー部材)
4a 上面
21 連結フレーム
22 天板支持部(アーム部)
23 支持脚
24 連結部
24a 物品載置部
40 ペントレー
41 コンセント
43 照明装置
Dh 左右方向
Df 前後方向
S1 第1空間
S2 第2空間
F 床面
Claims (4)
- 床面上に互いに左右に離間して配設された一対の支持体と、
前記支持体に支持された平板状の天板と、を備え、
前記支持体の上面には、前記天板の左右方向の外側端部よりも外方に配設され、下方に向かって凹み、物品を載置可能な物品載置部が形成され、
前記支持体は、前後方向に互いに離間して上下方向に沿って延びる一対の脚部と、前記一対の前記脚部の上端同士を連結する連結部と、を有し、
前記連結部の上面に前記物品載置部が形成され、
前記連結部の上方を閉塞するカバー部材が設けられていることを特徴とする天板付き什器。 - 前記天板の前後端縁部は、前記支持体の前記連結部の前後端縁部よりも前後方向に張り出して設けられ、
前記天板の下方には、前記連結部の前後方向両側に什器に設けるオプション部材を取り付け可能な空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。 - 前記一対の脚部のうち前側に位置する前部脚部が前記連結部の前端から下方に向かうに従って漸次前方に傾斜し、前記一対の脚部のうち後側に位置する後部脚部が前記連結部の後端から下方に向かうに従って漸次後方に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の天板付き什器。
- 前記支持体には、左右方向で前記天板側に向けて突出し、前記天板の外側端部を下方から支持するアーム部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の天板付き什器。
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- 2019-07-10 JP JP2019128703A patent/JP7360832B2/ja active Active
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- 2020-07-09 CN CN202021337914.4U patent/CN213188587U/zh active Active
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