JP2000144960A - 防蟻用断熱板の施工方法及びその断熱板 - Google Patents
防蟻用断熱板の施工方法及びその断熱板Info
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Abstract
取付けることができると共に、白アリの侵入も確実に防
止できる防蟻用断熱板の施工方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂発泡板2の一側面2aを、白ア
リ3の分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたステン
レスメッシュ(シート材)4で前記合成樹脂発泡板2の
下端2dからこのステンレスメッシュ4の下縁部4dが
所定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板1の施工
方法であって、建物A1の外周部分に施工された布基礎
5の立ち上がり部6の外側面6a又は内側面6bに、前
記防蟻用断熱板1の合成樹脂発泡板2の他側面2bを密
着させると同時に又は密着させた後、前記ステンレスメ
ッシュ4の下縁部4dを前記布基礎5に接着することに
より取付ける。
Description
される断熱板の内部を白アリが通過して建物の軸組や床
組等へ侵入するのを防止するために使用される防蟻用断
熱板の施工方法に関する。
実公平6−40728号公報に開示されているように、
合成樹脂発泡体を芯材とし、該芯材の表裏面を面材で被
覆すると共に、少なくとも一端面を防虫網で被覆した断
熱板等が知られている。
ような従来の断熱板においては、壁体や内外装材等とし
て使用可能であることは開示されているが、その具体的
な施工方法については何も開示されていない。
されたものであり、断熱基礎に使用される防蟻用断熱板
を簡単に取付けることができると共に、白アリの侵入も
確実に防止できる防蟻用断熱板の施工方法を提供するこ
とを目的とする。
の手段とするところは、第1に、合成樹脂発泡板の一側
面を、白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成され
たシート材で前記合成樹脂発泡板の下端からこのシート
材の下縁部が所定長さ突出するように被覆した防蟻用断
熱板の施工方法であって、建物の外周部分に施工された
布基礎の立ち上がり部の外側面又は内側面に、前記防蟻
用断熱板の合成樹脂発泡板の他側面を密着させると同時
に又は密着させた後、前記シート材の下縁部を前記布基
礎に接着することにより取付けることにある。
リの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材
で前記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部
が所定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工
方法であって、建物の外周部分の所定位置に間隔を開け
て互いに平行に保持された1対の型枠のいずれか一方の
型枠の内面に前記シート材が当接するようにして前記防
蟻用断熱板を配置した後、前記1対の型枠内にコンクリ
ートを打設して布基礎の少なくとも立ち上がり部を施工
すると同時に、前記シート材の下縁部をこの布基礎に埋
設することにより取付けることにある。
礎に取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記布基礎上に載置さ
れた土台又はこの土台に固定された木材に取付けること
にある。
礎に取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記布基礎上に載置さ
れる土台と布基礎との間に介在する気密パッキンの下に
挟むことにある。
り部に密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端
から所定長さ突出したシート材の上縁部を前記立ち上が
り部に接着することにある。
礎に埋設すると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を前記立ち上がり部
に埋設することにある。
礎に埋設した後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記布基礎の天端に施
工されるならしモルタルに埋設することにある。
礎に取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記布基礎の内方に盛
り上げた盛土上に前記布基礎の天端面とその上面とがほ
ぼ同じ高さとなるように施工された土間床の上面に接着
することにある。
礎に取付けた後、前記シート材の上縁部を、前記布基礎
の内方に盛り上げた盛土上に前記布基礎の天端面とその
上面とがほぼ同じ高さとなるように施工される土間床に
埋設することにある。
アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート
材で前記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁
部が所定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施
工方法であって、建物のべた基礎の外周部分に施工され
た外周立ち上がり部の外側面又は内側面に、前記防蟻用
断熱板の合成樹脂発泡板の他側面を密着させると同時に
又は密着させた後、前記シート材の下縁部を前記外周立
ち上がり部、この外周立ち上がり部の下方に施工された
基礎スラブ、又はこの基礎スラブの下方に施工された捨
てコンクリートに接着することにより取付けることにあ
る。
アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート
材で前記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁
部が所定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施
工方法であって、建物の外周部分の所定位置に立設され
た型枠の内面に前記シート材が当接するようにして前記
防蟻用断熱板を配置した後、前記型枠の内方にコンクリ
ートを打設して基礎スラブを施工すると同時に、前記シ
ート材の下縁部をこの基礎スラブに埋設することにより
取付けることにある。
礎スラブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブ
の外周部分に施工した外周立ち上がり部上に載置された
土台又はこの土台に固定された木材に取付けることにあ
る。
礎スラブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブ
の外周部分に施工した外周立ち上がり部上に載置される
土台と外周立ち上がり部との間に介在する気密パッキン
の下に挟むことにある。
ち上がり部に密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板
の上端から所定長さ突出したシート材の上縁部を前記外
周立ち上がり部に接着することにある。
礎スラブに埋設した後、この基礎スラブ上に前記一の型
枠から所定間隔を開けて他の型枠を互いに平行に保持
し、この1対の型枠内にコンクリートを打設して外周立
ち上がり部を施工すると同時に、前記合成樹脂発泡板の
上端から所定長さ突出したシート材の上縁部をこの外周
立ち上がり部に埋設することにある。
礎スラブに埋設した後、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブ
の外周部分に施工した外周立ち上がり部の天端に施工さ
れるならしモルタルに埋設することにある。
アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート
材で前記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁
部が所定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施
工方法であって、建物の基礎スラブの外側面に、前記防
蟻用断熱板の合成樹脂発泡板の他側面を密着させると同
時に又は密着させた後、前記シート材の下縁部を前記基
礎スラブ又はこの基礎スラブの下方に施工された捨てコ
ンクリートに接着することにより取付けることにある。
礎スラブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブ
の外周部分に載置された土台又はこの土台に固定された
木材に取付けることにある。
礎スラブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブ
の外周部分に載置される土台と基礎スラブとの間に介在
する気密パッキンの下に挟むことにある。
ラブに密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端
から所定長さ突出したシート材の上縁部を前記基礎スラ
ブに接着することにある。
礎スラブに埋設すると同時に、前記合成樹脂発泡板の上
端から所定長さ突出したシート材の上縁部をこの基礎ス
ラブに埋設することにある。
成樹脂発泡板の少なくとも下端にあらかじめ取付けてお
くことにある。
所定長さ突出したシート材の上縁部を前記合成樹脂発泡
板の少なくとも上端にあらかじめ取付けておくことにあ
る。
成樹脂発泡板の一端とを揃えておくと共に、前記合成樹
脂発泡板の他端から所定長さ突出したシート材の他縁部
を、横方向に相隣接して配置された防蟻用断熱板のシー
ト材の一縁部に重合して取付けることにある。
ことにある。
ずれかの方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸
法の2倍以下の寸法である複数のアンカー孔を有するこ
とにある。
に基づいて説明する。図1乃至図8に示すように、第1
実施形態に係る防蟻用断熱板1の施工方法は、例えば、
合成樹脂発泡板2の一側面2aを、白アリ3の分泌物に
耐性のステンレスメッシュ(シート材)4で前記合成樹
脂発泡板2の下端2dからこのステンレスメッシュ4の
下縁部4dが所定長さ突出するように被覆した防蟻用断
熱板1の施工方法であって、建物A1の外周部分に施工
された布基礎5の立ち上がり部6の外側面6aに、前記
防蟻用断熱板1の合成樹脂発泡板2の他側面2bを密着
させた後、前記ステンレスメッシュ4の下縁部4dを前
記布基礎5のベース部7に接着することにより取付ける
ものである。
すように、例えば矩形板状に形成された合成樹脂発泡板
2の一側面2a全体を、白アリ3の分泌物に耐性の耐腐
食性材料であるステンレスで構成され且つ複数の編み目
(アンカー孔)8を有するステンレスメッシュ4で被覆
したものであり、前記合成樹脂発泡板2の下端2dから
ステンレスメッシュ4の下縁部4dが所定長さ突出して
いる。同様に、合成樹脂発泡板2の上端2cからも、ス
テンレスメッシュ4の上縁部4cが所定長さ突出してい
る。また、合成樹脂発泡板2の一端2eとステンレスメ
ッシュ4の一縁部4eとは揃えられていると共に、合成
樹脂発泡板2の他端2fからはステンレスメッシュ4の
他縁部4fが所定長さ突出している。
0cm、高さ60cm、厚さ5cm程度その他の大きさ
に形成され、その材質としては、発泡ポリプロピレン、
発泡ポリエチレン等に代表される発泡ポリオレフィンの
他、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩
化ビニル等の各種の合成樹脂の発泡板が挙げられる。
生活をする不完全変態の昆虫であって、シロアリ目(等
翅類)Isopteraの総称である。このような白アリ3とし
ては、例えば、ヤマトシロアリやイエシロアリ等の各種
の白アリが挙げられる。また、この白アリ3は、図3に
示すように、非変形性の堅い頭部3aを有する一方、頭
部3aより横断面の最大寸法が少し大きいと共に、比較
的柔らかくて弱い体部3bを有している。
ように、例えば、白アリ3の分泌物に耐性で且つ少なく
とも約70のショア硬度を有する耐腐食性材料であるス
テンレス鋼ワイヤー9から製織されて可撓性を有してい
る。
に限定されるものではなく、白アリ3から放出されるギ
酸等の分泌物に耐性で且つ白アリ3が噛み砕くことがで
きない硬さ、好ましくは少なくとも約70のショア硬度
を有すると共に、使用環境下で数十年の耐用年数を有す
るものであれば、セラミックス、ガラス、合成樹脂、金
属等の各種の材料を使用することができる。
としては、この実施形態のようなステンレスメッシュ4
の他、例えば複数の円状等のアンカー孔を打ち抜いて形
成したパンチングメタルや、あるいは複数のシャーリン
グ溝等を形成することによって設けた複数のアンカー孔
を有する金属シート等が挙げられる。
とステンレスメッシュ4とは、部分的又は全面的に接着
又は熱溶着されて、あらかじめ一体化されている。その
ため、合成樹脂発泡板2とステンレスメッシュ4等のシ
ート材とを別々に取付ける場合に比べて、施工の合理化
を図ることができるという利点がある。
複数のアンカー孔を有する場合には、アンカー効果によ
りこれら合成樹脂発泡板2とシート材とをより強固に一
体化できると共に、シート材の下縁部4dや上縁部4c
も布基礎5等により強固に接着等できるという利点があ
る。
ともいずれかの方向において、前記白アリ3の頭部3a
の横断面の最大寸法Hの2倍以下としておくのが望まし
い。即ち、前記最大寸法Hは、例えばイエシロアリの職
蟻で1.1〜1.25mm程度、ヤマトシロアリの職蟻
で1.0〜1.2mm程度であるので、ヤマトシロアリ
が生息する地域では、アンカー孔の寸法を少なくともい
ずれかの方向において2.4mm程度以下としておくの
が望ましい。このアンカー孔の形状は特に限定されるも
のではなく、矩形状や円状等の適宜の形状とすることが
できる。要するに、アンカー孔の寸法が、いずれか一方
向、あるいは2以上の方向において2H以下であればよ
い。
である場合には、白アリ3の柔らかい体部3b等がアン
カー孔に接触するような寸法であり、白アリ3がそれを
嫌うので、シート材から合成樹脂発泡板2の内部へ白ア
リ3が侵入するのを防止することができる。また、アン
カー孔の寸法を比較的大きくできるので、シート材の材
料コストを低減化できると共に、寸法精度も低くてよい
ために製造も簡単であるという利点がある。
3H以下である場合には、シート材に、少なくともセメ
ントと細骨材とを含有する例えばモルタルや接着セメン
ト等の表面材を塗布しておけば、前記細骨材等により白
アリ3の通り抜けを阻止することができる。アンカー孔
の寸法が3Hを超える場合には、表面材を塗布しておい
ても白アリ3が通り抜ける可能性があるので好ましくな
い。なお、2H以下の場合でも、表面材を塗布しておい
ても差し支えない。
着性、水密性、耐摩耗性等を向上させるために、前記接
着セメントに含有されるセメント接着剤等のポリマーを
添加しておくのが望ましく、また、必要に応じて例えば
亜鉛や銅、あるいは亜鉛化合物や銅化合物等の白アリ忌
避剤を添加しておいてもよい。この表面材は、合成樹脂
発泡板にシート材を接着又は熱溶着等して一体化してか
ら塗布してもよいし、あるいは合成樹脂発泡板にこの表
面材でシート材を接着してもよい。
のように可撓性を有する場合には、取扱い易いので防蟻
用断熱板1をより簡単に製造できると共に、建築現場で
の賦形等が可能であるので防蟻用断熱板1の施工も簡単
であるという利点がある。
としては、ステンレスメッシュ4の他、例えば合成樹脂
や金属等の比較的薄いシート等が挙げられ、また複数の
アンカー孔を有するものでもよい。シート材が可撓性を
有さない場合には、合成樹脂発泡板2から突出する下縁
部4dや上縁部4c等は、防蟻用断熱板1を施工しよう
とする箇所の形状に合わせてあらかじめ適宜の形状に形
成等しておけばよい。
を施工するには、図4乃至図8に示すように、まず、建
築しようとする建物A1の外周部分に施工された布基礎
5の立ち上がり部6の例えば外側面6aに、当該防蟻用
断熱板1の合成樹脂発泡板2の他側面2bを接着剤等で
密着させる。
の実施形態のような間仕切基礎等の布基礎10と共に又
は布基礎10に代えて、独立基礎等を設けておいてもよ
い。
基礎5のベース部7に密着させる場合には、ステンレス
メッシュ4の下縁部4dを例えば外方へ折曲等すればよ
い。
2の他端2fから所定長さ突出したステンレスメッシュ
4の他縁部4fを、横方向に相隣接して配置された防蟻
用断熱板1のステンレスメッシュ4の一縁部4eに重合
して取付ければ、相隣接する防蟻用断熱板1の間の隙間
を閉塞することができ、そのため白アリ3の侵入をより
効果的に防止できるという利点がある。なお、ステンレ
スメッシュ4の重合部分11は、釘、ビス、ステープル
等の止着部材で止着したり、必要に応じて更に接着セメ
ント等で接着したりしておくのが望ましい。
せた後は、図7に示すように、ステンレスメッシュ4の
下縁部4dを布基礎5の例えばベース部7に接着セメン
ト12等で接着する。なお、接着前には、必要に応じて
釘等の止着部材で仮止めしてもよいし、また接着セメン
ト12に代えて、例えばモルタル等を使用してもよい。
は、合成樹脂発泡板2の下端2dを巻き込むように内方
へ折曲しておいて、防蟻用断熱板1を密着させると同時
に立ち上がり部6やベース部7に接着してもよい。ま
た、合成樹脂発泡板2の下端2dをベース部7に密着さ
せない場合には、ステンレスメッシュ4の下縁部4dを
立ち上がり部6のみに接着してもよい。
防蟻用断熱板1を簡単に取付けることができると共に、
ステンレスメッシュ4等のシート材の下縁部4dを布基
礎5の所定箇所に接着すれば、シート材の下縁部4dと
布基礎5との間に隙間が形成されないので、白アリ3の
侵入を確実に防止できるという利点がある。
軸組B等を施工した後、合成樹脂発泡板2の上端2cか
ら所定長さ突出したステンレスメッシュ4の上縁部4c
を、防蟻用断熱板1の上方の断熱板13を支持する受け
材(木材)14等に例えば釘15、ビス、ステープル等
の止着部材等で取付ける。なお、この止着部材は、必要
に応じて例えば銅、亜鉛、黄銅等で構成したり、あるい
は含有させたりして、白アリ忌避効果を発揮させるよう
にしておいてもよい。
の外側面6aに密着させる場合に限定されるものではな
く、図9に示すように、立ち上がり部6の内側面6bに
密着させてもよいし、あるいは立ち上がり部6の両側面
6a,6bに密着させてもよい。更に、ステンレスメッ
シュ4の上縁部4cは、図9のように土台16に直接取
付けてもよいし、あるいは、図示しない土台水切り内の
木材等に取付けてもよい。
からステンレスメッシュ4等のシート材の上縁部4cを
所定長さ突出させておき、この上縁部4cを土台16や
この土台16に固定された木材に取付ければ、合成樹脂
発泡板2の内部への白アリ3の侵入を確実に防止できる
という利点がある。そのため、白アリ3が合成樹脂発泡
板2の内部を通過して建物A1の軸組B等へ侵入するの
を防止することができる。
形態に係る防蟻用断熱板21の施工方法は、第1実施形
態と同様にしてステンレスメッシュ4の下縁部4dを布
基礎5に接着した後、合成樹脂発泡板2の上端2cから
より長く突出したステンレスメッシュ4の上縁部4c
を、布基礎5上に載置される土台16と布基礎5との間
に介在する気密パッキン22の下に挟むものである。
ート材の上縁部4cを気密パッキン22の下に挟めば、
合成樹脂発泡板2の上端2cが被覆されることになるの
で、万が一合成樹脂発泡板2の内部に白アリ3が侵入し
た場合でも、シート材により白アリ3の進行が阻止され
て上方の軸組B等へ侵入することがない。また、合成樹
脂発泡板2と立ち上がり部6の間に隙間が形成されてい
る場合でも、白アリ3の侵入を確実に防止することがで
きる。
形態に係る防蟻用断熱板31の施工方法は、建物A1の
外周部分の所定位置に間隔を開けて互いに平行に保持さ
れた1対の型枠32,33の例えば外方側の型枠32の
内面32aにステンレスメッシュ4が当接するようにし
て防蟻用断熱板31を配置した後、前記1対の型枠3
2,33内にコンクリートを打設して布基礎5の例えば
立ち上がり部6を施工すると同時に、前記ステンレスメ
ッシュ4の下縁部4dをこの立ち上がり部6に埋設する
ことにより取付けるものである。
を施工してから立ち上がり部6を打設する場合には、ス
テンレスメッシュ4の下縁部4dは、防蟻用断熱板31
を配置する際に又はあらかじめ合成樹脂発泡板2の下端
2dを巻き込むように折曲等しておけばよい。ベース部
7と立ち上がり部6とを同時に打設する場合には、前記
1対の型枠32,33に加えてベース部7用の型枠(図
示せず)も所定位置に配置しておけばよく、この場合に
は、ステンレスメッシュ4の下縁部4dが下方に突出し
た状態でベース部7に埋設してもよい。また、防蟻用断
熱板31は、外方側の型枠32の内面32aに代えて又
は型枠32の内面32aと共に、内方側の型枠33の内
面33aに配置してもよい。更に、型枠32,33とし
ては、鋼製型枠や合板型枠等の各種の型枠を使用でき
る。
の下縁部4dを布基礎5に埋設すれば、第1実施形態と
同様、防蟻用断熱板31を簡単に取付けることができる
と共に、シート材の下縁部4dと布基礎5との間に隙間
が形成されないので、白アリ3の侵入を確実に防止でき
るという利点がある。
メッシュ4の下縁部4dを布基礎5に埋設した後、より
長く突出したステンレスメッシュ4の上縁部4cを、布
基礎5の天端に施工されるならしモルタル34に埋設す
れば、第2実施形態と同様、合成樹脂発泡板2の上端2
cがシート材により被覆されることになるので、万が一
合成樹脂発泡板2の内部に白アリ3が侵入した場合で
も、シート材により白アリ3の進行が阻止される。ま
た、合成樹脂発泡板2と立ち上がり部6との間に隙間が
形成されている場合でも、白アリ3の侵入を確実に防止
することができる。
ト材の下縁部4dを布基礎5に埋設すると同時に、この
布基礎5にシート材の上縁部4cを埋設する場合も同様
である。
形態に係る防蟻用断熱板41の施工方法は、第2実施形
態と同様にしてステンレスメッシュ4の上縁部4cを気
密パッキン22の下に挟む前に、布基礎5の内方に盛り
上げた盛土42上に前記布基礎5の天端面5cとその上
面43cとがほぼ同じ高さとなるように施工された土間
床43の上面43cに接着セメント12等で接着するも
のである。
うな目つぶし砂利44の他又は目つぶし砂利44と共
に、防湿フィルムや断熱材等を敷設しておいてもよい。
断熱材を敷設する場合には、この断熱材の下面等もステ
ンレスメッシュ4等のシート材で被覆しておくのが望ま
しい。
ート材の上縁部4cを土間床43の上面43cに接着す
れば、床下空間を有さない建物A2において、白アリ3
が合成樹脂発泡板2の内部を通過して軸組Bや床組C等
へ侵入するのを防止できると共に、土間床43と立ち上
がり部6の打ち継ぎ部分45からの白アリ3の侵入をも
防止できるという利点がある。
形態に係る防蟻用断熱板51の施工方法は、第4実施形
態において、ステンレスメッシュ4の上縁部4cを土間
床43の打設と同時にこの土間床43に埋設するもので
ある。
を有さない建物A2における土間床43と立ち上がり部
6の打ち継ぎ部分45からの白アリ3の侵入をも防止す
ることができる。
形態に係る防蟻用断熱板61の施工方法は、第1実施形
態と同様にして防蟻用断熱板61を立ち上がり部6の内
側面6bに密着させた場合において、ステンレスメッシ
ュ4の上縁部4cを土間床43の上面43cに接着セメ
ント12等で接着するものである。
ート材の上縁部4cを土間床43の上面43cに接着す
れば、既述の効果に加え、床下空間を有さない建物A2
における土間床43と防蟻用断熱板61の打ち継ぎ部分
65からの白アリ3の侵入をも防止できるという利点が
ある。
形態に係る防蟻用断熱板71の施工方法は、第6実施形
態において、合成樹脂発泡板2の一側面2aの所定高さ
までの範囲を被覆したステンレスメッシュ4の上縁部4
cを土間床43の打設と同時にこの土間床43に埋設す
るものである。
は、この実施形態のように、土間床43を打設する前に
あらかじめ内方へ折曲しておくのが望ましい。また、第
4乃至第6実施形態のように、ステンレスメッシュ4の
上縁部4cが合成樹脂発泡板2の上端2cから所定長さ
突出するように被覆しておいてもよい。
を有さない建物A2における土間床43と防蟻用断熱板
71の打ち継ぎ部分65からの白アリ3の侵入をも防止
することができる。
ステンレスメッシュ4の下縁部4dをベース部7に接着
しているが、これに限定されるものではなく、第3実施
形態のように、布基礎5に埋設しておいてもよい。
形態に係る防蟻用断熱板81の施工方法は、建物A1の
外周部分の所定位置に立設された型枠32の内面32a
にステンレスメッシュ4が当接するようにして防蟻用断
熱板81を配置した後、前記型枠32の内方にコンクリ
ートを打設して基礎スラブ82を施工すると同時に、前
記ステンレスメッシュ4の下縁部4dをこの基礎スラブ
82に埋設することにより取付けるものである。
ート材の下縁部4dを基礎スラブ82に埋設すれば、シ
ート材と基礎スラブ82との間に隙間が形成されないの
で、白アリ3の侵入を確実に防止できるという利点があ
る。
スラブ82に埋設した後は、図24に示すように、この
基礎スラブ82上に前記一の型枠32から所定間隔を開
けて他の型枠33を互いに平行に保持し、この1対の型
枠32,33内にコンクリートを打設して外周立ち上が
り部83を施工すればよい。
1実施形態と同様、図25に示すように、外周立ち上が
り部83上に載置された土台16に固定した受け材14
等に取付ければよい。又は、第2及び第3実施形態と同
様、気密パッキン22の下に挟んだり、あるいは外周立
ち上がり部83の天端に施工されるならしモルタル(図
示せず)に埋設してもよい。更に、上記のようにして外
周立ち上がり部83を打設すると同時に、この外周立ち
上がり部83に埋設してもよい。
83とからなるべた基礎84の構成としては、この実施
形態に限定されるものではなく、例えば図26に示すよ
うに、基礎スラブ82の外周部分が厚肉とされたもの等
であってもよい。
を施工した後で外周立ち上がり部83の外側面83aや
内側面83b等に密着させてもよく、この場合、ステン
レスメッシュ4等のシート材の下縁部4dは、防蟻用断
熱板81を外周立ち上がり部83等に密着させると同時
に又は密着させた後、外周立ち上がり部83、基礎スラ
ブ82、又は基礎スラブの下方に施工された捨てコンク
リート(図示せず)に接着すればよい。この場合も、シ
ート材の下縁部4dを基礎スラブ82に埋設する場合と
同様、シート材と外周立ち上がり部83、基礎スラブ8
2、又は捨てコンクリートとの間に隙間が形成されない
ので、白アリ3の侵入を確実に防止できるという利点が
ある。
形態に係る防蟻用断熱板91の施工方法は、床下空間を
有さない建物A2の基礎スラブ92の外側面92aに、
防蟻用断熱板91の合成樹脂発泡板2の他側面2bを密
着させた後、ステンレスメッシュ4の下縁部4dを例え
ば前記基礎スラブ92の下方に施工された捨てコンクリ
ート95に接着することにより取付けるものである。
の下縁部4dは、前記基礎スラブ92に接着してもよい
し、また防蟻用断熱板91の密着と同時に基礎スラブ9
2や捨てコンクリート95に接着してもよい。
スラブ92や捨てコンクリート95に接着すれば、シー
ト材と基礎スラブ92等との間に隙間が形成されないの
で、白アリ3の侵入を確実に防止できるという利点があ
る。
うに、気密パッキン22の下に挟んでもよいし、あるい
は第8実施形態のように土台16に固定した受け材14
等に取付けてもよい。
と同様にして基礎スラブ92の打設と同時にこの基礎ス
ラブ92の外側面92aに密着するようにしてもよい。
また、シート材の下縁部4dや上縁部4cも、基礎スラ
ブ92の打設と同時にこの基礎スラブ92に埋設しても
よい。
いて、図29に示すように、ステンレスメッシュ4等の
下縁部4dを合成樹脂発泡板2の少なくとも下端2dに
あらかじめ接着又は熱溶着により取付けておけば、施工
の合理化を図ることができるという利点がある。
1又は防蟻用断熱板1,21,31,41,51,6
1,71,91を外周立ち上がり部83等に密着させる
と同時に、ステンレスメッシュ4等の下縁部4dを基礎
スラブ82,92や、あるいは外周立ち上がり部83、
布基礎5の立ち上がり部6に接着する場合には、この下
縁部4dを、合成樹脂発泡板2の下端2dに加えて他側
面2bにも取付けておくのが望ましい。
92又は布基礎5の立ち上がり部6に埋設する場合に
は、この下縁部4dを合成樹脂発泡板2の他側面2bに
も取付けた状態で埋設してもよいし、あるいは第3及び
第8実施形態のように、合成樹脂発泡板2の他側面2b
からは離した状態で埋設してもよい。
92の下方に施工された捨てコンクリート95に接着す
る場合や、あるいは布基礎5のベース部7に接着又は埋
設する場合には、この下縁部4dを合成樹脂発泡板2の
下端2dに取付けた状態でこの合成樹脂発泡板2の他側
面2bからは突出しない長さに形成しておいてもよい。
定長さ突出したステンレスメッシュ4等の上縁部4cを
合成樹脂発泡板2の少なくとも上端2cにあらかじめ取
付けておく場合も同様に、施工の合理化を図ることがで
きるという利点がある。
21,31,41,51,61,71,81,91を外
周立ち上がり部83等に密着させると同時に、ステンレ
スメッシュ4等の上縁部4cを外周立ち上がり部83、
布基礎5の立ち上がり部6、又は基礎スラブ82,92
に接着する場合には、前記上縁部4cを、合成樹脂発泡
板2の上端2cに加えて他側面2bにも取付けておくの
が望ましい。このように、シート材の上縁部4cを立ち
上がり部6、外周立ち上がり部83、又は基礎スラブ8
2,92に接着すれば、この上縁部4cの取付けが簡単
であると共に、合成樹脂発泡板2と立ち上がり部6等と
の間に隙間が形成されている場合でも、白アリ3の侵入
を確実に防止することができる。
に取付ける場合、気密パッキン22の下に挟む場合、な
らしモルタル34に埋設する場合、あるいは土間床43
に接着又は埋設する場合には、この上縁部4cを合成樹
脂発泡板2の他側面2bからは離した状態としておけば
よい。なお、前記上縁部4cを布基礎5の立ち上がり部
6、外周立ち上がり部83、又は基礎スラブ82,92
に埋設する場合には、合成樹脂発泡板2の他側面2bに
も取付けておいてもよいし、あるいは他側面2bからは
離した状態としておいてもよい。
ば、前記布基礎の立ち上がり部の外側面又は内側面に、
前記防蟻用断熱板の合成樹脂発泡板の他側面を密着する
と同時に又は密着させた後、前記シート材の下縁部を前
記布基礎に接着することにより取付けるので、防蟻用断
熱板の施工が簡単であり、合成樹脂発泡板とシート材と
を別々に取付ける場合に比べて、施工の合理化を図るこ
とができるという利点がある。また、シート材の下縁部
と布基礎との間に隙間が形成されないので、白アリの侵
入を確実に防止できるという利点がある。
のいずれか一方の型枠の内面に前記シート材が当接する
ようにして前記防蟻用断熱板を配置した後、前記1対の
型枠内にコンクリートを打設して布基礎の少なくとも立
ち上がり部を施工すると同時に、前記シート材の下縁部
をこの布基礎に埋設することにより取付けるので、請求
項1の効果と同様、防蟻用断熱板の施工が簡単であると
いう利点がある。また、シート材の下縁部と布基礎との
間に隙間が形成されないので、白アリの侵入を確実に防
止できるという利点がある。
発明によれば、前記シート材の下縁部を前記布基礎、外
周立ち上がり部、又は基礎スラブに取付けた後、前記シ
ート材の上縁部を前記土台又はこの土台に固定された木
材に取付けるので、合成樹脂発泡板の内部への白アリの
侵入を確実に防止できるという利点がある。そのため、
白アリが合成樹脂発泡板の内部を通過して建物の軸組や
床組等へ侵入するのを防止することができる。
発明によれば、前記シート材の下縁部を前記布基礎、外
周立ち上がり部、又は基礎スラブに取付けた後、前記シ
ート材の上縁部を前記気密パッキンの下に挟むので、万
が一合成樹脂発泡板の内部に白アリが侵入した場合で
も、シート材により白アリの進行が阻止されて上方の軸
組等へ侵入することがないという利点がある。また、合
成樹脂発泡板と立ち上がり部の間に隙間が形成されてい
る場合でも、白アリの侵入を確実に防止することができ
る。
発明によれば、前記防蟻用断熱板を前記立ち上がり部等
に密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部を前記立ち上がり
部、外周立ち上がり部、又は基礎スラブに接着するの
で、前記シート材の上縁部の取付けが簡単であると共
に、合成樹脂発泡板と立ち上がり部、外周立ち上がり
部、又は基礎スラブとの間に隙間が形成されている場合
でも、白アリの侵入を確実に防止することができる。
発明によれば、前記シート材の下縁部を前記布基礎、外
周立ち上がり部、又は基礎スラブに埋設すると同時に、
前記シート材の上縁部を前記布基礎、外周立ち上がり
部、又は基礎スラブに埋設するので、請求項4、請求項
13、及び請求項19の効果と同様、万が一合成樹脂発
泡板の内部に白アリが侵入した場合でも、シート材によ
り白アリの進行が阻止されるという利点がある。また、
合成樹脂発泡板と立ち上がり部との間に隙間が形成され
ている場合でも、白アリの侵入を確実に防止することが
できる。
前記シート材の下縁部を前記布基礎又は基礎スラブに埋
設した後、前記シート材の上縁部を前記ならしモルタル
に埋設するので、請求項4、請求項13、請求項19、
請求項6、請求項15、及び請求項21の効果と同様、
万が一合成樹脂発泡板の内部に白アリが侵入した場合で
も、シート材により白アリの進行が阻止されるという利
点がある。また、合成樹脂発泡板と立ち上がり部との間
に隙間が形成されている場合でも、白アリの侵入を確実
に防止することができる。
下縁部を前記布基礎に取付けた後、前記シート材の上縁
部を前記土間床の上面に接着するので、床下空間を有さ
ない建物において、白アリが合成樹脂発泡板の内部を通
過して軸組や床組等へ侵入するのを防止できると共に、
土間床と立ち上がり部の打ち継ぎ部分又は土間床と防蟻
用断熱板の打ち継ぎ部分からの白アリの侵入をも防止で
きるという利点がある。
下縁部を前記布基礎に取付けた後、前記シート材の上縁
部を前記土間床に埋設するので、請求項8の効果と同
様、床下空間を有さない建物における土間床と立ち上が
り部の打ち継ぎ部分又は土間床と防蟻用断熱板の打ち継
ぎ部分からの白アリの侵入をも防止することができる。
上がり部の外側面又は内側面に前記防蟻用断熱板の合成
樹脂発泡板の他側面を密着させると同時に又は密着させ
た後、前記シート材の下縁部を前記外周立ち上がり部、
基礎スラブ、又は捨てコンクリートに接着することによ
り取付けるので、シート材と外周立ち上がり部、基礎ス
ラブ、又は捨てコンクリートとの間に隙間が形成され
ず、そのため白アリの侵入を確実に防止できるという利
点がある。
分の所定位置に立設された型枠の内面に前記シート材が
当接するようにして前記防蟻用断熱板を配置した後、前
記型枠の内方にコンクリートを打設して基礎スラブを施
工すると同時に、前記シート材の下縁部をこの基礎スラ
ブに埋設することにより取付けるので、シート材と基礎
スラブとの間に隙間が形成されず、そのため白アリの侵
入を確実に防止できるという利点がある。
ラブの外側面に、前記防蟻用断熱板の合成樹脂発泡板の
他側面を密着させると同時に又は密着させた後、前記シ
ート材の下縁部を前記基礎スラブ又は捨てコンクリート
に接着することにより取付けるので、シート材と基礎ス
ラブ又は捨てコンクリートとの間に隙間が形成されず、
そのため白アリの侵入を確実に防止できるという利点が
ある。
の下縁部を前記合成樹脂発泡板の少なくとも下端にあら
かじめ取付けておくので、施工の合理化を図ることがで
きるという利点がある。
発泡板の上端から所定長さ突出したシート材の上縁部を
前記合成樹脂発泡板の少なくとも上端にあらかじめ取付
けておくので、請求項22の効果と同様、施工の合理化
を図ることができるという利点がある。
の一縁部と前記合成樹脂発泡板の一端とを揃えておくと
共に、前記合成樹脂発泡板の他端から所定長さ突出した
シート材の他縁部を、横方向に相隣接して配置された防
蟻用断熱板のシート材の一縁部に重合して取付けるの
で、相隣接する防蟻用断熱板の間の隙間を閉塞すること
ができ、そのため白アリの侵入をより効果的に防止でき
るという利点がある。
が可撓性を有するので、取扱い易くて防蟻用断熱板をよ
り簡単に製造できると共に、建築現場での賦形等が可能
で防蟻用断熱板の施工も簡単であるという利点がある。
が、少なくともいずれかの方向において前記白アリの頭
部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法である複数のアン
カー孔を有するので、アンカー効果により合成樹脂発泡
板とシート材とをより強固に一体化できると共に、シー
ト材の下縁部や上縁部も布基礎、べた基礎、又は基礎ス
ラブにより強固に接着又は埋設できるという利点があ
る。また、白アリの柔らかい体部等がアンカー孔に接触
するような寸法であり、白アリがそれを嫌うので、シー
ト材から合成樹脂発泡板の内部へ白アリが侵入するのを
防止することができる。更に、アンカー孔の寸法を比較
的大きくできるので、シート材の材料コストを低減化で
きると共に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単で
あるという利点がある。
板の斜視図。
断面図。
り部の外側面に防蟻用断熱板を密着させる様子を示す要
部拡大断面図。
した状態を示す要部拡大断面図。
た状態を示す要部拡大断面図。
せた状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
の下に挟んだ状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
断面図。
ルに埋設した状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
に接着した状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
した状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
に接着した状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
した状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
拡大断面図。
けた状態を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
を示す要部拡大断面図。
の下に挟んだ状態を示す要部拡大断面図。
板の下端等に取付け、且つ、上縁部を合成樹脂発泡板の
上端等に取付けた防蟻用断熱板の施工例を示す要部拡大
断面図。
防蟻用断熱板 2 合成樹脂発泡板 2a 一側面 2b 他側面 2c 上端 2d 下端 2e 一端 2f 他端 3 白アリ 3a 頭部 4 ステンレスメッシュ(シート材) 4c 上縁部 4d 下縁部 4e 一縁部 4f 他縁部 5 布基礎 5c 天端面 6 立ち上がり部 6a 外側面 6b 内側面 8 編み目(アンカー孔) 14 受け材(木材) 16 土台 22 気密パッキン 32,33 型枠 32a,33a 内面 34 ならしモルタル 42 盛土 43 土間床 43c 上面 82 基礎スラブ 83 外周立ち上がり部 83a 外側面 83b 内側面 84 べた基礎 92 基礎スラブ 92a 外側面 95 捨てコンクリート
の断熱板
さ突出したシート材の上縁部を前記合成樹脂発泡板の少
なくとも上端にあらかじめ取付けておくことを特徴とす
る請求項1乃至23のいずれか記載の防蟻用断熱板の施
工方法。
発泡板の一端とを揃えておくと共に、前記合成樹脂発泡
板の他端から所定長さ突出したシート材の他縁部を、横
方向に相隣接して配置された防蟻用断熱板のシート材の
一縁部に重合して取付けることを特徴とする請求項1乃
至24のいずれか記載の防蟻用断熱板の施工方法。
特徴とする請求項1乃至25のいずれか記載の防蟻用断
熱板の施工方法。
の方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2
倍以下の寸法である複数のアンカー孔を有することを特
徴とする請求項1乃至26のいずれか記載の防蟻用断熱
板の施工方法。
される断熱板の内部を白アリが通過して建物の軸組や床
組等へ侵入するのを防止するために使用される防蟻用断
熱板の施工方法及びその断熱板に関する。
されたものであり、断熱基礎に使用される防蟻用断熱板
を簡単に取付けることができると共に、白アリの侵入も
確実に防止できる防蟻用断熱板の施工方法及びその断熱
板を提供することを目的とする。
の防蟻用断熱板の施工方法の手段とするところは、第1
に、合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの分泌物に耐性
の耐腐食性材料で構成されたシート材で前記合成樹脂発
泡板の下端からこのシート材の下縁部が所定長さ突出す
るように被覆した防蟻用断熱板の施工方法であって、建
物の外周部分に施工された布基礎の立ち上がり部の外側
面又は内側面に、前記防蟻用断熱板の合成樹脂発泡板の
他側面を密着させると同時に又は密着させた後、前記シ
ート材の下縁部を前記布基礎に接着することにより取付
けることにある。
成樹脂発泡板の少なくとも下端にあらかじめ取付けてお
くことにある。第23に、前記シート材の下縁部を前記
合成樹脂発泡板の下端及び他側面にあらかじめ取付けて
おくことにある。
所定長さ突出したシート材の上縁部を前記合成樹脂発泡
板の少なくとも上端にあらかじめ取付けておくことにあ
る。
成樹脂発泡板の一端とを揃えておくと共に、前記合成樹
脂発泡板の他端から所定長さ突出したシート材の他縁部
を、横方向に相隣接して配置された防蟻用断熱板のシー
ト材の一縁部に重合して取付けることにある。
ことにある。
ずれかの方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸
法の2倍以下の寸法である複数のアンカー孔を有するこ
とにある。また、請求項28の防蟻用断熱板の手段とす
るところは、合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの分泌
物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前記合
成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所定長
さ突出するように被覆した防蟻用断熱板であって、前記
シート材の下縁部を前記合成樹脂発泡板の少なくとも下
端に取付けたことにある。請求項29の防蟻用断熱板の
手段とするところは、前記シート材の下縁部を前記合成
樹脂発泡板の下端及び他側面に取付けたことにある。
1又は防蟻用断熱板1,21,31,41,51,6
1,71,91を外周立ち上がり部83等に密着させる
と同時に、ステンレスメッシュ4等の下縁部4dを基礎
スラブ82,92や、あるいは外周立ち上がり部83、
布基礎5の立ち上がり部6に接着する場合には、この下
縁部4dを、合成樹脂発泡板2の下端2dに加えて他側
面2bにも取付けておくのが望ましい。この場合には、
施工の合理化をより効果的に図ることができるという利
点がある。
ば、前記シート材の下縁部を前記合成樹脂発泡板の少な
くとも下端にあらかじめ取付けておくので、施工の合理
化を図ることができるという利点がある。請求項23及
び請求項29の発明によれば、前記シート材の下縁部を
前記合成樹脂発泡板の下端及び他側面にあらかじめ取付
けておくので、施工の合理化をより効果的に図ることが
できるという利点がある。
発泡板の上端から所定長さ突出したシート材の上縁部を
前記合成樹脂発泡板の少なくとも上端にあらかじめ取付
けておくので、請求項22の効果と同様、施工の合理化
を図ることができるという利点がある。
の一縁部と前記合成樹脂発泡板の一端とを揃えておくと
共に、前記合成樹脂発泡板の他端から所定長さ突出した
シート材の他縁部を、横方向に相隣接して配置された防
蟻用断熱板のシート材の一縁部に重合して取付けるの
で、相隣接する防蟻用断熱板の間の隙間を閉塞すること
ができ、そのため白アリの侵入をより効果的に防止でき
るという利点がある。
が可撓性を有するので、取扱い易くて防蟻用断熱板をよ
り簡単に製造できると共に、建築現場での賦形等が可能
で防蟻用断熱板の施工も簡単であるという利点がある。
が、少なくともいずれかの方向において前記白アリの頭
部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法である複数のアン
カー孔を有するので、アンカー効果により合成樹脂発泡
板とシート材とをより強固に一体化できると共に、シー
ト材の下縁部や上縁部も布基礎、べた基礎、又は基礎ス
ラブにより強固に接着又は埋設できるという利点があ
る。また、白アリの柔らかい体部等がアンカー孔に接触
するような寸法であり、白アリがそれを嫌うので、シー
ト材から合成樹脂発泡板の内部へ白アリが侵入するのを
防止することができる。更に、アンカー孔の寸法を比較
的大きくできるので、シート材の材料コストを低減化で
きると共に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単で
あるという利点がある。
Claims (26)
- 【請求項1】 合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの分
泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前記
合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所定
長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工方法で
あって、 建物の外周部分に施工された布基礎の立ち上がり部の外
側面又は内側面に、前記防蟻用断熱板の合成樹脂発泡板
の他側面を密着させると同時に又は密着させた後、前記
シート材の下縁部を前記布基礎に接着することにより取
付けることを特徴とする防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項2】 合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの分
泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前記
合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所定
長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工方法で
あって、 建物の外周部分の所定位置に間隔を開けて互いに平行に
保持された1対の型枠のいずれか一方の型枠の内面に前
記シート材が当接するようにして前記防蟻用断熱板を配
置した後、前記1対の型枠内にコンクリートを打設して
布基礎の少なくとも立ち上がり部を施工すると同時に、
前記シート材の下縁部をこの布基礎に埋設することによ
り取付けることを特徴とする防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項3】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に取
付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長さ突出
したシート材の上縁部を、前記布基礎上に載置された土
台又はこの土台に固定された木材に取付けることを特徴
とする請求項1又は2記載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項4】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に取
付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長さ突出
したシート材の上縁部を、前記布基礎上に載置される土
台と布基礎との間に介在する気密パッキンの下に挟むこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の防蟻用断熱板の施
工方法。 - 【請求項5】 前記防蟻用断熱板を前記立ち上がり部に
密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から所
定長さ突出したシート材の上縁部を前記立ち上がり部に
接着することを特徴とする請求項1記載の防蟻用断熱板
の施工方法。 - 【請求項6】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に埋
設すると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を前記立ち上がり部に埋設
することを特徴とする請求項2記載の防蟻用断熱板の施
工方法。 - 【請求項7】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に埋
設した後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長さ突出
したシート材の上縁部を、前記布基礎の天端に施工され
るならしモルタルに埋設することを特徴とする請求項2
記載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項8】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に取
付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長さ突出
したシート材の上縁部を、前記布基礎の内方に盛り上げ
た盛土上に前記布基礎の天端面とその上面とがほぼ同じ
高さとなるように施工された土間床の上面に接着するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の防蟻用断熱板の施
工方法。 - 【請求項9】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に取
付けた後、前記シート材の上縁部を、前記布基礎の内方
に盛り上げた盛土上に前記布基礎の天端面とその上面と
がほぼ同じ高さとなるように施工される土間床に埋設す
ることを特徴とする請求項1又は2記載の防蟻用断熱板
の施工方法。 - 【請求項10】 合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの
分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前
記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所
定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工方法
であって、 建物のべた基礎の外周部分に施工された外周立ち上がり
部の外側面又は内側面に、前記防蟻用断熱板の合成樹脂
発泡板の他側面を密着させると同時に又は密着させた
後、前記シート材の下縁部を前記外周立ち上がり部、こ
の外周立ち上がり部の下方に施工された基礎スラブ、又
はこの基礎スラブの下方に施工された捨てコンクリート
に接着することにより取付けることを特徴とする防蟻用
断熱板の施工方法。 - 【請求項11】 合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの
分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前
記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所
定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工方法
であって、 建物の外周部分の所定位置に立設された型枠の内面に前
記シート材が当接するようにして前記防蟻用断熱板を配
置した後、前記型枠の内方にコンクリートを打設して基
礎スラブを施工すると同時に、前記シート材の下縁部を
この基礎スラブに埋設することにより取付けることを特
徴とする防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項12】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブの外周
部分に施工した外周立ち上がり部上に載置された土台又
はこの土台に固定された木材に取付けることを特徴とす
る請求項10又は11記載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項13】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブの外周
部分に施工した外周立ち上がり部上に載置される土台と
外周立ち上がり部との間に介在する気密パッキンの下に
挟むことを特徴とする請求項10又は11記載の防蟻用
断熱板の施工方法。 - 【請求項14】 前記防蟻用断熱板を前記外周立ち上が
り部に密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端
から所定長さ突出したシート材の上縁部を前記外周立ち
上がり部に接着することを特徴とする請求項10記載の
防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項15】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに埋設した後、この基礎スラブ上に前記一の型枠から
所定間隔を開けて他の型枠を互いに平行に保持し、この
1対の型枠内にコンクリートを打設して外周立ち上がり
部を施工すると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部をこの外周立ち上が
り部に埋設することを特徴とする請求項11記載の防蟻
用断熱板の施工方法。 - 【請求項16】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに埋設した後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブの外周
部分に施工した外周立ち上がり部の天端に施工されるな
らしモルタルに埋設することを特徴とする請求項11記
載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項17】 合成樹脂発泡板の一側面を、白アリの
分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で前
記合成樹脂発泡板の下端からこのシート材の下縁部が所
定長さ突出するように被覆した防蟻用断熱板の施工方法
であって、 建物の基礎スラブの外側面に、前記防蟻用断熱板の合成
樹脂発泡板の他側面を密着させると同時に又は密着させ
た後、前記シート材の下縁部を前記基礎スラブ又はこの
基礎スラブの下方に施工された捨てコンクリートに接着
することにより取付けることを特徴とする防蟻用断熱板
の施工方法。 - 【請求項18】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブの外周
部分に載置された土台又はこの土台に固定された木材に
取付けることを特徴とする請求項11又は17記載の防
蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項19】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに取付けた後、前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を、前記基礎スラブの外周
部分に載置される土台と基礎スラブとの間に介在する気
密パッキンの下に挟むことを特徴とする請求項11又は
17記載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項20】 前記防蟻用断熱板を前記基礎スラブに
密着させると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から所
定長さ突出したシート材の上縁部を前記基礎スラブに接
着することを特徴とする請求項17記載の防蟻用断熱板
の施工方法。 - 【請求項21】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラ
ブに埋設すると同時に、前記合成樹脂発泡板の上端から
所定長さ突出したシート材の上縁部をこの基礎スラブに
埋設することを特徴とする請求項11記載の防蟻用断熱
板の施工方法。 - 【請求項22】 前記シート材の下縁部を前記合成樹脂
発泡板の少なくとも下端にあらかじめ取付けておくこと
を特徴とする請求項1乃至21のいずれか記載の防蟻用
断熱板の施工方法。 - 【請求項23】 前記合成樹脂発泡板の上端から所定長
さ突出したシート材の上縁部を前記合成樹脂発泡板の少
なくとも上端にあらかじめ取付けておくことを特徴とす
る請求項1乃至22のいずれか記載の防蟻用断熱板の施
工方法。 - 【請求項24】 前記シート材の一縁部と前記合成樹脂
発泡板の一端とを揃えておくと共に、前記合成樹脂発泡
板の他端から所定長さ突出したシート材の他縁部を、横
方向に相隣接して配置された防蟻用断熱板のシート材の
一縁部に重合して取付けることを特徴とする請求項1乃
至23のいずれか記載の防蟻用断熱板の施工方法。 - 【請求項25】 前記シート材が可撓性を有することを
特徴とする請求項1乃至24のいずれか記載の防蟻用断
熱板。 - 【請求項26】 前記シート材が、少なくともいずれか
の方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2
倍以下の寸法である複数のアンカー孔を有することを特
徴とする請求項1乃至25のいずれか記載の防蟻用断熱
板。
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