JP7201453B2 - 建物の基礎構造 - Google Patents

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本発明は、べた基礎などのコンクリートで構築される建物の基礎構造に関するものである。
特許文献1,2には、鉄筋コンクリートによってスラブ状に構築された基礎スラブの周縁に、間隔を置いてプレキャストコンクリート製のブロックを配置することで形成された建物の基礎構造が開示されている。この基礎構造においては、基礎スラブ周縁に配置されたブロック間に断熱材が配置される。
一方、特許文献3には、布基礎の側面に取り付けられた断熱材の外側面側を、防蟻シートによって覆った建築物の断熱基礎構造が開示されている。ここで、基礎スラブ周縁に配置されたブロック間に断熱材を配置する場合は、断熱材を覆う保護層も断熱材が配置された箇所にのみ配置するのが経済的である。
特開2018-35530号公報 特開2018-35531号公報 特開平11-350502号公報
しかしながら、部分的に保護層を設ける場合、その両側のコンクリート部分に隙間なく接続させることが求められる。
そこで、本発明は、束部間の開口を埋めるように配置された断熱材の外側面側に保護板が配置される場合に、束部及び底板部と保護板との間で高い密着性能を得ることが可能な建物の基礎構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物の基礎構造は、コンクリートで構築される建物の基礎構造であって、スラブ状に形成された底板部と、前記底板部の上面の周縁に沿って間隔を置いて配置された複数の束部と、前記束部間の開口を埋めるように配置される板状の断熱材と、前記断熱材の外側面側に配置される保護板とを備え、前記保護板は、曲折された両側縁がそれぞれ前記束部に埋設されるとともに、曲折された下縁が前記底板部に埋設されることを特徴とする。
ここで、前記保護板の曲折された上縁によって前記断熱材の上面が覆われる構成とすることが好ましい。また、前記保護板は金属板で形成することができる。さらに、前記保護板の曲折された前記両側縁及び下縁には、貫通する複数の穴がそれぞれ設けられている構成とすることができる。
また、前記底板部の側面並びに前記束部及び前記保護板の外側面に、連続した被覆層が
設けられる構成とすることができる。さらに、前記束部の内部側に基礎断熱材が配置され
る構成とすることができる。
このように構成された本発明の建物の基礎構造は、スラブ状に形成された底板部の上面の周縁に沿って間隔を置いて配置された複数の束部間に、その開口を埋めるように板状の断熱材が配置される。そして、断熱材の外側面側に配置される保護板は、両側縁がそれぞれ曲折されて束部に埋設されるとともに、下縁も曲折されて底板部に埋設される。
このため、束部及び底板部と保護板との間で高い密着性能を得ることができる。
さらに、保護板の曲折された上縁によって断熱材の上面が覆われるようにすることで、断熱材の上面の防水性や、白蟻などの侵入を防ぐ防蟻性を高めることができる。このような保護板は、耐久性に優れたSUS鋼板などの金属板によって形成することができる。
また、保護板の曲折された両側縁及び下縁に、貫通する複数の穴をそれぞれ設けることで、穴を通して保護板の内外のセメント分が連続することになって、束部及び底板部との付着力を増加させることができる。
さらに、底板部の側面並びに束部及び保護板の外側面に連続した被覆層が設けられるのであれば、連続性と一体感のある外装の意匠を創出することが容易にできる。また、束部の内部側に基礎断熱材を配置することで、より断熱性能の高い基礎構造とすることができる。
本実施の形態の建物の基礎構造の構成を拡大して説明する斜視図である。 建物の基礎構造の全体構成を説明する斜視図である。 鋼板部の構成を説明する斜視図である。 図1のA-A矢視方向で見た断面図である。 図1のB-B矢視方向で見た断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の建物の基礎構造10の構成を拡大して説明する斜視図であり、図2は、基礎構造10の全体構成を示している。
本実施の形態の基礎構造10は、コンクリートで構築される建物のべた基礎である。すなわち基礎構造10は、図2に示すように、建物の基礎施工領域となる例えば平面視長方形領域に、鉄筋コンクリートによってスラブ状に構築された底板部としての基礎スラブ1と、その基礎スラブ1の周縁に間隔を置いて配置された複数の束部(2A,2B,2C)と、束部間の開口を埋めるように配置される板状の断熱材3と、断熱材3の外側面側に配置される保護板としての鋼板部5とによって、主に構成される。
基礎スラブ1は、図示は省略するが、水平方向に向けて格子状に配筋された複数の鉄筋によって構成される配筋部と、現地で打設されるコンクリートとによって主に構成される。
基礎スラブ1の下方には、図1に示すように、栗石や捨てコンクリートなどによって捨石層13が形成される。また、板状の基礎スラブ1の下部は、後工程において地面Gの下に埋め戻され(図5参照)、上部は地面Gから突出される。すなわち基礎スラブ1の側面12の上部及び上面11は、地面Gから突出されて露出された状態になる。
そして、図2に示すように、基礎スラブ1の周縁に沿って、複数の束部(2A-2C)が間隔を置いて配置される。ここで、基礎スラブ1の隅角部に配置される束部をコーナー束部2Aとし、コーナー束部2A,2A間に配置される束部を中間束部2B又はT型束部2Cとする。
束部(2A-2C)は、基礎スラブ1と一体になるように鉄筋コンクリートで構築される。基礎スラブ1と束部(2A-2C)を一度のコンクリート打設で構築することもできるし、別々にコンクリートを二度打ちして構築することもできる。ここで、コーナー束部2Aは平面視略L字形に成形され、中間束部2Bは平面視略長方形に成形され、T型束部2Cは平面視略T字形に成形される。
さらに、基礎スラブ1の内部にも、必要に応じてI型束部24や中央束部25が鉄筋コンクリートによって設けられる。対峙するT型束部2C,2C同士の交点には、平面視略長方形の中央束部25が配置され、中間束部2Bと中央束部25との間には、平面視略I字形のI型束部24が配置される。
ここで、図1及び図2を参照しながら、コーナー束部2Aを例にして束部の構成についてさらに説明する。コーナー束部2Aには、基礎スラブ1の上面11から壁状に立ち上げられる外側面21が形成される。この外側面21は、基礎スラブ1の側面12とほぼ連続する鉛直面を形成する。
コーナー束部2Aの上面には、アンカーボルト23を介して建物本体U(図5参照)を連結させるための補強プレート22が配置される。また、束部間の開口を埋めるように板状の断熱材3が配置される。すなわち、コーナー束部2Aと中間束部2Bとの間、中間束部2B,2B間、中間束部2BとT型束部2Cとの間の長方形の開口を塞ぐように長方形板状の断熱材3が配置される。
このような断熱材3は、1枚の断熱板によって形成することができるが、複数枚の断熱板を重ねて形成することもできる。この断熱板には、押出法ポリスチレンフォームなどの発泡プラスチック系断熱材が使用できる。
本実施の形態の建物の基礎構造10では、図4及び図5に示すように、外側部31と内側部32となる2枚の断熱板を重ねて断熱材3とする。外側部31は、束部(2A-2C)の外側面21と略面一となるように配置され、内側部32は、基礎スラブ1の内部側に配置される。ここで、図5に示すように、内側部32の上面の高さは外側部31の上面の高さより高い位置になる。
一方、断熱材3の外側面3aを覆う鋼板部5は、図3に示すように、金属板の縁部を曲げ加工することによって箱状に成形される。例えば、ステンレス鋼板(SUS鋼板)を使用し、略直角に曲折された両側縁を曲折側縁部51,51とし、略直角に曲折された下縁を曲折下縁部52とし、略直角に曲折された上縁を曲折上縁部53とする。
ここで、曲折側縁部51,51及び曲折下縁部52は、同じ幅とする。これに対して曲折上縁部53は、曲折側縁部51の幅より広く、例えば2倍にする。曲折側縁部51と曲折下縁部52との間、及び曲折上縁部53と曲折側縁部51との間は、接合させずに僅かな隙間が空くようにしておくことで、コンクリートのセメント分を回り込ませることができる。
また、曲折側縁部51及び曲折下縁部52には、必要に応じて、貫通する複数の穴を貫通穴54,・・・として設けることができる。貫通穴54は、曲折側縁部51及び曲折下縁部52の延伸方向に間隔を置いて穿孔される。
このように成形された鋼板部5の両側の曲折側縁部51,51は、束部(2A-2C)に埋設される。図1では、一方の曲折側縁部51がコーナー束部2Aの側縁部に埋設され、他方の曲折側縁部51が中間束部2Bの側縁部に埋設されている。また、図4に示した断面図では、外側面5aの両側から略直角に折り曲げられた両方の曲折側縁部51,51が、それぞれ中間束部2B,2Bの側縁部に埋設された状態を示している。
一方、鋼板部5の曲折下縁部52は、基礎スラブ1の上縁部に埋設される。すなわち図5の断面図に示すように、外側面5aの下端から略直角に折り曲げられた曲折下縁部52は、側面12から基礎スラブ1の内部に埋設される。
そして、曲折上縁部53は、断熱材3の外側部31の上方を覆うように配置される。この外側部31の上面には、束部(2A-2C)の上面と同様に、レベリング材7が流し込まれて水平面が形成される。
このレベリング材7には、セルフレベリング材などが使用できる。セルフレベリング材は、自己水平性の高いスラリー状のセメント系材料で、流動性が高い材料であるため、容易に平滑な水平面を形成させることができる。曲折上縁部53は、このようなレベリング材7に埋設されることになる。
さらに、鋼板部5の外側面5a側は被覆層6によって覆われる。この被覆層6は、建物本体Uの外壁U1の外側面とほぼ面一となる。また、鋼板部5の上縁は、建物本体Uの下縁から張り出された水切材U2によって覆われる。
要するに、面一に形成された基礎構造10の外側面には、図1に示すように、外装として連続した被覆層6を設けることができる。例えば、高弾性樹脂モルタルなどを塗布した下地層の表面に、塗装を仕上層として塗布することで被覆層6を形成することができる。
さらに、コーナー束部2Aの内部側の側面には、図1に示すように、基礎断熱材4が配置される。基礎断熱材4には、例えば微細な気泡構造の発泡プラスチック系断熱材が使用できる。
次に、本実施の形態の建物の基礎構造10の構築方法について説明する。
まず、基礎施工領域となる地面Gを掘削し、栗石(砕石)が敷き均された後に、捨てコンクリートを打設することで捨石層13を設ける。そして、捨石層13の上に基礎スラブ1用の鉄筋を配筋する。
また、基礎スラブ1用の鉄筋の上には、束部(2A-2C)並びにI型束部24及び中央束部25の配筋も行う。さらに、束部(2A-2C)間の開口の形状に合わせて成形された断熱材3を配置する。
この断熱材3の外側面3aには鋼板部5が貼り付けられており、曲折側縁部51,51及び曲折下縁部52が断熱材3から突出された状態になっている。また、曲折上縁部53は、断熱材3の外側部31の上面に載せた、又は庇状に張り出された状態になっている。
そして、鋼板部5の外側面5aを覆う位置や束部(2A-2C)の外側面21となる位置などに型枠を組み立て、現場打ちのコンクリートを打設する。ここで、コンクリートは、1度に打設することができるが、基礎スラブ1用とそれ以外の2度に分けて打設することもできる。
基礎スラブ1や束部(2A-2C)にコンクリートが打設されると、曲折下縁部52や曲折側縁部51,51の周囲にコンクリートが流れ込んで、埋設された状態になる。このままコンクリートが硬化すると、鋼板部5は基礎スラブ1や束部(2A-2C)に密着した状態で固定されることになる。
また、コンクリートの打設後は、束部(2A-2C)の上面及び断熱材3の外側部31を覆う曲折上縁部53上にレベリング材7を流し込んで水平面を形成する。そして、コンクリートの養生後に、型枠を撤去し、束部(2A-2C)や基礎スラブ1などの表面に付着しているコンクリートノロなどの汚れや異物を除去する。また、鋼板部5の外側面5aに養生テープを貼り付けて保護した場合は、その養生テープを剥がして撤去する。
続いて、束部(2A-2C)の内部側には、束部(2A-2C)に対向させる面の縁部を囲繞するように接着剤が塗布された基礎断熱材4を貼り付ける。さらに、断熱材3、鋼板部5又は束部(2A-2C)の上方は、必要に応じて防水シートで覆うことができる。
そして、図1に示すように、束部(2A-2C)の外側面21と基礎スラブ1の側面12と鋼板部5の外側面5aとに、連続して高弾性樹脂モルタルを塗布して下地層を設け、その上から仕上層となる塗装をして被覆層6を完成させる。なお、被覆層6は、一度塗りで完成させることもできる。また、鋼板部5が耐久性の高いSUS鋼板によって形成されている場合は、その部分(外側面5a)だけ被覆層6を省略することもできる。
次に、本実施の形態の建物の基礎構造10の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の建物の基礎構造10は、スラブ状に形成された基礎スラブ1の上面11の周縁に沿って間隔を置いて配置された複数の束部(2A-2C)間に、開口を埋めるように板状の断熱材3が配置される。
そして、断熱材3の外側面3a側に配置される鋼板部5は、曲折側縁部51,51がそれぞれ束部(2A-2C)の側縁部に埋設されるとともに、曲折下縁部52も基礎スラブ1の上縁部に埋設される。
このように、鋼板部5の曲折側縁部51が束部(2A-2C)の側縁部に埋め込まれ、鋼板部5の曲折下縁部52が基礎スラブ1の上縁部に埋め込まれていると、周囲のコンクリートとの間で高い密着性能を得ることができる。
さらに、断熱材3(特に外側部31)を囲い込むように鋼板部5が配置されるので、地震の揺れなどによって水平力が作用しても、束部(2A-2C)と断熱材3とを離れにくくすることができる。
また、束部(2A-2C)と断熱材3との間に隙間が発生しなくなることで、防水性や防蟻性などの密着性能は保持されるようになる。特に、耐久性に優れたSUS鋼板などの金属板で形成される鋼板部5であれば、白蟻などが鋼板部5の内部に蟻道を設けることができないので、鋼板部5の曲折側縁部51や曲折下縁部52などの縁部において密着性能が保持されていれば、基礎構造内への白蟻の侵入を効果的に防ぐことができる。
さらに、鋼板部5の曲折上縁部53によって断熱材3の上面が覆われるようにすることで、断熱材3の上方からの水や白蟻の侵入を防ぐことができる。特に、曲折上縁部53を幅広にすることで、防水性や防蟻性を高めることができる。
また、鋼板部5の曲折側縁部51や曲折下縁部52に、複数の貫通穴54を設けることで、貫通穴54を通じて鋼板部5の内外でセメント分が連続し、束部(2A-2C)及び基礎スラブ1との付着力を増加させることができる。
また、束部(2A-2C)の外側面21と鋼板部5の外側面5aとが面一に形成されていれば、これらに跨る外装材などが設けやすくなるので、外装の意匠性を高めることが自由にできる。
また、基礎スラブ1の側面12側に突出部が発生しないので、外装パネルなどを使用する必要がなく、高い意匠性を保ちつつコスト削減を図ることを、制約の少ない中で自由に行うことができる。
そして、基礎スラブ1の側面12並びに束部(2A-2C)の外側面21及び鋼板部5の外側面5aに連続した被覆層6が設けられるのであれば、連続性と一体感のある外装の意匠を創出することが容易にできる。また、束部(2A-2C)の内部側に基礎断熱材4を配置することで、より断熱性能の高い基礎構造とすることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、鋼板部5の曲折側縁部51及び曲折下縁部52に貫通穴54を設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、曲折側縁部51及び曲折下縁部52の表面に凹凸を設けたり目粗しをしたりすることで摩擦抵抗を高めて、付着力を増加させることもできる。
10 :建物の基礎構造
1 :基礎スラブ(底板部)
11 :上面
12 :側面
2A :コーナー束部(束部)
2B :中間束部(束部)
2C :T型束部(束部)
21 :外側面
3 :断熱材
3a :外側面
4 :基礎断熱材
5 :鋼板部(保護板)
5a :外側面
51 :曲折側縁部(側縁)
52 :曲折下縁部(下縁)
53 :曲折上縁部(上縁)
54 :貫通穴(穴)
6 :被覆層

Claims (5)

  1. コンクリートで構築される建物の基礎構造であって、
    スラブ状に形成された底板部と、
    前記底板部の上面の周縁に沿って間隔を置いて配置された複数の束部と、
    前記束部間の開口を埋めるように配置される板状の断熱材と、
    前記断熱材の外側面側に配置される保護板とを備え、
    前記保護板は、曲折された両側縁がそれぞれ前記束部に埋設されるとともに、曲折された下縁が前記底板部に埋設され、かつ、
    前記保護板の曲折された上縁によって前記断熱材の上面が覆われるとともに、前記両側縁と前記上縁との隙間にはセメント分が回り込んでいることを特徴とする建物の基礎構造。
  2. コンクリートで構築される建物の基礎構造であって、
    スラブ状に形成された底板部と、
    前記底板部の上面の周縁に沿って間隔を置いて配置された複数の束部と、
    前記束部間の開口を埋めるように配置される板状の断熱材と、
    前記断熱材の外側面側に配置される保護板とを備え、
    前記保護板は、曲折された両側縁がそれぞれ前記束部に埋設されるとともに、曲折された下縁が前記底板部に埋設され、かつ、
    前記底板部の側面並びに前記束部及び前記保護板の外側面に、連続した被覆層が設けられることを特徴とする建物の基礎構造。
  3. 前記保護板は金属板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の基礎構造。
  4. 前記保護板の曲折された前記両側縁及び下縁には、貫通する複数の穴がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物の基礎構造。
  5. 前記束部の内部側に基礎断熱材が配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の建物の基礎構造。
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