JP6196088B2 - 一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造 - Google Patents

一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造 Download PDF

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Description

本発明は、一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造に関するものである。
家屋の基礎は、地面を掘削して溝を掘り、この溝内に砂利を敷設した状態で捨てコンクリートを打設し、所定のパターンで鉄筋を配筋してから、鉄筋を囲むように型枠を配置させてコンクリートを打設することで施工されている。前記型枠としては、木製あるいは鋼製の型枠が一般的に使用されているが、前者の型枠は使用後に除去されて廃棄処分されるので、資源の有効利用の面で問題があり、後者の型枠は重量物であるため、作業員の高齢化や女性作業員の増加に対応できないという問題があった。
また、寒冷地において、基礎断熱を施す場合には、上記型枠を外した後に断熱板を別途張り付けていた。そのため、作業工程が煩雑なものとなり、作業コストが増大するという問題があった。
そこで、最近では、合成樹脂成形体や合成樹脂発泡体からなる型枠ブロックを用い、これを捨てコンクリート上にセットして、型枠ブロック内にコンクリートを打設し、型枠ブロックを基礎に埋め込み施工する技術が提案され実用化されつつある。前記型枠ブロックとして、本発明者らは、一定間隔をあけて平行配置される1対の合成樹脂発泡体からなる型枠板と、両型枠板を連結する連結具とを有する型枠ブロックであって、型枠板の上面に複数の突起を形成し、下面に該突起に嵌合可能な嵌合凹部を形成し、突起を嵌合凹部に嵌合させて型枠板を上下方向に連結するように構成したものを提案している(特許文献1)。
特開平11−1977号公報
しかしながら、特許文献1に記載の型枠ブロックにおいては、型枠板と連結部のいずれもが合成樹脂発泡体によって形成されているため、大量のコンクリートを打設した際に連結部にかかる荷重に対し、強度面において改善の余地が残されていた。また、特許文献1に記載の型枠ブロックにおいては、連結部の強度を保持するために、連結部の厚さが大きくなっており、基礎の内部にも合成発泡樹脂体が存在するため、強度面において改善の余地が残されていた。
そこで、本発明では、施工現場において組立作業に必要とされる労力を省くことができ、軽量で取り扱いが容易でありながら、十分な強度を備え、床下断熱に寄与することが可能な一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造を提供することを課題としている。
前記の課題を解決するため、本発明一体式基礎型枠は、以下のことを特徴として、かつ、好ましい形態としている。
(1)一定間隔をあけて平行配置される1対の合成樹脂発泡体からなる型枠板と、両型枠板を連結する1または2以上の金属セパレーターとが、金属セパレーターの両端部を型枠板内部に包埋するように一体成型されてなる一体式基礎型枠であって、該一体式基礎型枠において、前記型枠板は、防白蟻剤を含有する合成樹脂発泡体からなり、一対の前記型枠板のうち、一方の型枠板の高さを低く抑えることが可能であり、型枠板の上面に垂直方向に開口した嵌合凹部と、型枠板の下面に隣接する型枠板の嵌合凹部に嵌合する複数の嵌合凸部を有し、型枠板の長手方向の一方の側端面には位置決め用の凸部と、他方の側端面には隣接する型枠板の位置決め用の凸部に嵌合する凹部を備え、一体式基礎型枠が位置決め用の凹凸部において横方向に直列に、また、嵌合凹凸部において上下方向に連結可能とされており、前記金属セパレーターは、前記型枠板の高さ方向の約1/3の高さ位置に設けられ、該金属セパレーターは、その両端部において同一方向に略直角に折り曲げられた状態で前記型枠板と一体成型され、前記両端部の直角を構成するそれぞれの面に開口部が設けられていること。
(2)型枠板は、平板、屈曲または湾曲して平行配置されていること。
(3)金属セパレーターは、型枠板内部に包埋される両端部に1または2以上の開口部を備えていること。
(4)金属セパレーターが複数設置される場合の相互の間隔は、150mm以上250mm以下の範囲内であること。
また、本発明の一体式基礎型枠構造は、以下のことを特徴として、かつ、好ましい形態としている。
(5)(1)から(4)のいずれかに記載の一体式基礎型枠を、位置決め用の凹凸部において直列に連結すること。
(6)基礎型枠連結構造において、一体式基礎型枠を単位ブロックとして位置決め用の凹凸部において横方向に直列に連結するに際して、略L字型の合成発泡樹脂体からなるガイドレールを、基礎型枠連結構造全体を囲うように、その形状に沿って敷き、かつ型枠板の下方を左右両側より把持するように載置されること。
(7)(5)または(6)のいずれかに記載の基礎型枠連結構造において、嵌合凹凸部において上下方向に連結すること。
また、本発明の上記(5)から(7)のいずれかに記載の一体式基礎型枠構造の埋め込み施工方法は、以下のことを特徴として、かつ、好ましい形態としている。
(8)以下の<1>から<5>の工程を含むこと。
<1>地面に外周基礎部、内部地中梁およびピット部に当たる溝を掘り、この溝内に砕石を敷設して突き固め、捨てコンクリートを打設する工程;
<2>前記捨てコンクリートの表面に、1段目の一体式基礎型枠として、角部、T字部および十字部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、次いで、直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの1段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結する工程;
<3>前記一体式基礎型枠の貫通路および連通路に縦筋および横筋を配筋し、縦筋と横筋とを結束する工程;
<4>前記1段目の一体式基礎型枠の前記嵌合凹部に、2段目の一体式基礎型枠として、角部、T字部および十字部に当たる一体式基礎型枠の前記嵌合凸部を嵌合させて上下方向に連結し、次いで、直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの2段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結する工程;
<5><1>から<4>の工程で構築した基礎型枠連結構造内にコンクリートを打設し、隣接する一体式基礎型枠に連続的にコンクリートを充填し、耐圧盤式土間スラブ基礎およびその内部地中梁を構成する一体式基礎型枠を前記コンクリートにより、連結、一体化する工程。
(9)前記工程<4>において、前記2段目の一体式基礎型枠として、一方の型枠板の高さが低く抑えられた角部、T字部および十字部に当たる一体式基礎型枠の前記嵌合凸部を嵌合させて上下方向に連結し、次いで、一方の型枠板の高さが低く抑えられた直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの2段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結すること。
本発明の一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造によれば、異なる素材からなる型枠板と金属セパレーターとが一体成型されることによって、十分な強度を備えながら部品点数が少なくなるので、型枠ブロックの生産および管理が容易になるとともに、現場における型枠ブロックの組立作業の作業性が格段に向上する。
また、本発明の一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造によれば、床下断熱に寄与することが可能な一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造を提供することが可能となる。
本発明の一体式基礎型枠の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の一体式基礎型枠の一実施形態を示す上面部の平面図である。 本発明の一体式基礎型枠の一実施形態を示す下面部の平面図である。 本発明の一体式基礎型枠の一実施形態を示す正面図である。 本発明の基礎型枠連結構造の角部を構成する略L字型の一体式基礎型枠LタイプとRタイプの平面図である。 図2のA―A断面図である。 本発明の一体式基礎型枠において型枠板の高さが異なるバリエーションを示した断面図である。Aは、基本となる構造である。Bは、一体型基礎型枠を上下に連結した際の最上段に配置する一体型基礎型枠である。Cは、耐圧盤式土間スラブ基礎の内部地中梁に使用する一体型基礎型枠である。 本発明の金属セパレーターの一実施形態を示す斜視図である。 本発明のガイドレールの一実施形態を示す斜視図である。 本発明のガイドレールの設置方法の一実施形態を示す断面図である。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における、砕石敷設および捨てコンクリート打設工程の一実施形態を示す断面図である。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工におけるガイドレールの敷設と下端主筋の配筋工程の一実施形態を示す断面図である。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工におけるガイドレールの敷設と下端主筋の配筋工程の一実施形態を示す斜視断面図である。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における一体式基礎型枠の割り付け工程の一実施形態を示す斜視図である。本図における一体式基礎型枠は、1段目の角部に割り付けられたRタイプの一体式基礎型枠を図示している。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における一体式基礎型枠の割り付け工程の一実施形態を示す斜視断面図である。本図における一体式基礎型枠は、1段目の直線部に割り付けられた真物の一体式基礎型枠を図示している。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における一体式基礎型枠の割り付け工程の一実施形態を示す断面図である。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における一体式基礎型枠の割り付け工程の一実施形態を示す斜視断面図である。本図における一体式基礎型枠は、2段目の角部に割り付けられたLタイプの一体式基礎型枠を図示している。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工における一体式基礎型枠の割り付け工程の一実施形態を示す断面図である。点線は、地盤表面より400mm以上高い位置にある型枠の天端レベルを示している。 本発明の一体式基礎型枠を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工におけるコンクリート打設工程の一実施形態を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいてさらに詳しく説明する。
本発明の一体式基礎型枠1は、例えば、図1から図4に示すように、一定間隔をあけて平行配置された1対の型枠板2と、両型枠板2を連結する金属セパレーター3を備え、1対の型枠板2と金属セパレーター3とは一体的に成型されている。
型枠板2として用いる合成樹脂発泡体を構成する樹脂の種類については、軽量で、比較的強度があり、成形性、安定性が良好なものである限り、特に限定されることはない。例えば、ポリスチレン等、一般に発泡樹脂として用いられている樹脂とすることができる。
型枠板2の上部には、図2に示すように、嵌合凹部4を複数連ねて形成した上面側に開口する嵌合溝が形成され、嵌合溝の両側の壁部は同じ高さとなるように構成されている。また、図3に示すように、型枠板2の下面には、嵌合凹部4に嵌合する嵌合凸部5が一定間隔おきに形成されている。このように、1段目の一体式基礎型枠1を構成する型枠板2の上部に開口した嵌合凹部4に、2段目の一体式基礎型枠1を構成する型枠板2の下部に形成された嵌合凸部5を嵌合させて、2段目の一体式基礎型枠1を設置する。2段目以降は2段目と同様の作業を繰り返して、一体式基礎型枠1を順次上下方向に連結して設置する。上下方向に連結する一体式基礎型枠1は、その下側の一体式基礎型枠1に対して長手方向に、例えば、1/2の長さ分ずらして上下方向に連結することが好ましい。これにより、一体式基礎型枠1の連結部分が垂直方向に一直線上に配置されることがなくなって、連結した一体式基礎型枠1の安定性が向上し、基礎の設計自由度が高まる。
嵌合凹部4および嵌合凸部5の形状は、基礎の構築に支障がない限り、特に限定されず、実状および突起上のいずれの形状をとることも可能である。嵌合凹部4および嵌合凸部5の横断面形状は、円形または正多角形状に形成してあれば、例えば、円柱状や円錐状や円錐台状、角柱状や角錐状や角錐台状などに形成してもよい。嵌合凹部4および嵌合凸部5が、それぞれこのような形状をとることにより、一体式基礎型枠1を上下方向に連結した際に、嵌合凸部5を嵌合凹部4に対して略隙間なく嵌合させることが可能となる。
型枠板2の長手方向の一方の側端面には、図2〜4に示すように、位置決め用の凸部6が形成され、他方の側端面には位置決め用の凸部6に嵌合する位置決め用の凹部7が形成され、位置決め用の凸部6を位置決め用の凹部7に嵌合させて、1対の一体式基礎型枠1を高さ方向および幅方向に位置決めした状態で、直列状に連結できるように構成されている。
位置決め用の凸部6および位置決め用の凹部7の形状は、基礎の構築に支障がない限り、特に限定されず、実状および突起上のいずれの形状をとることも可能である。位置決め用の凸部6および位置決め用の凹部7の横断面形状は、円形または正多角形状に形成してあれば、例えば、円柱状や円錐状や円錐台状、角柱状や角錐状や角錐台状などに形成してもよい。位置決め用の凸部6および位置決め用の凹部7が、それぞれこのような形状をとることにより、一体式基礎型枠1を横方向に直列に連結した際に、位置決め用の凸部6を位置決め用の凹部7に対して略隙間なく嵌合させることが可能となる。
型枠板2の表面には、図1および図4に示すように、30mm間隔で型枠板の上部と下部を結ぶ高さ1〜2mmの凸状のモールド8が成形されている。この凸状のモールド8を設けることにより、一体式基礎型枠1を上下に連結した際に、嵌合が合っているかを確認することができる。
型枠板2は、直線状に平行配置された形状のみならず、屈曲または湾曲して平行配置されていてもよい。より具体的には、基礎の角部を構築する際に、平行配置された1対の型枠板2が、略直角に屈曲して略L字型を形成している一体式基礎型枠1を用いることができる。略L字型の一体式基礎型枠1は、図5に示すように、上から見てL字になるLタイプと、対称的な形状のRタイプの2種類が用いられる。例えば、基礎の1段目の角部を構成する略L字型の一体式基礎型枠1として、Rタイプの一体式基礎型枠1を用いた場合、基礎の2段目の角部を構成する略L字型の一体式基礎型枠1として、Lタイプの一体式基礎型枠1を上下方向に連結することが好ましい。これにより、連結した一体式基礎型枠1の安定性が向上し、基礎の設計自由度が高まる。
また、近年、角部に曲面を備える建造物も多く見受けられる。このため、1対の型枠板2が、湾曲して平行配置されることにより、曲面を形成する一体式基礎型枠1を製造することができる。
また、型枠板2を構成する合成樹脂発泡体には、防白蟻剤が含有されていてもよい。合成樹脂発泡体を防白蟻処理するために使用される薬剤は、有効性、持続性、人体および環境への安全性に問題が無い限り、限定されるものではない。前記の観点からホウ酸ナトリウム系の化合物が好ましい。ホウ酸ナトリウム化合物としては、例えば、メタホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、五ホウ酸ナトリウム、六ホウ酸ナトリウム、八ホウ酸ナトリウム、二ホウ酸ナトリウム、およびこれらの水和物等が例示される。これらのホウ酸ナトリウム化合物は、単体または2種類以上を混合して用いることができる。
このような、ホウ酸ナトリウム化合物をポリスチレンビーズに処理することによって防白蟻性を賦与した発泡ポリスチレン断熱材およびその製造方法としては、発泡性ポリスチレンビーズにホウ酸ナトリウム化合物、例えば、八ホウ酸ナトリウム四水和物を混合添加して、特殊な処理工程を経て発泡させ型内成形する方法が提案されている(例えば、特許第2961133号公報および特許第3308956号公報を参照)。
前記製造方法によって得られる防白蟻性を賦与した発泡ポリスチレン断熱材の断面は、個々の発泡ポリスチレンビーズ粒の融着粒界およびその近傍にホウ酸ナトリウムが層状ないしは薄膜状に沈着した状態をとる。このため、防白蟻剤が発泡ポリスチレン断熱材の表面部分のみでなく全体に均一に分布しており、長期に渡り薬剤が発泡ポリスチレン断熱材内部に保持される。また、雨水等により発泡ポリスチレン断熱材内部から薬剤が浸出するおそれが極めて少ない。
金属セパレーター3を構成する金属の種類については、軽量で、強度、防錆性に優れた材質であれば特に限定されることはない。例えば、鋼鉄、ステンレス等が例示される。また、化学処理等の方法によって、金属表面に防錆加工が施されたものを利用することも好ましい。
金属セパレーター3は、図5に示すように両型枠板間にその長手方向に一定間隔おきに1または2以上設けられるとともに、例えば、図6に示すように型枠板2の高さ方向の約1/3の高さ位置に設けられている。隣接する金属セパレーター間には上下方向に伸びる貫通路9が形成され、金属セパレーター3の上下には隣接する貫通路9を連通する連通路10が形成されている。これにより、金属セパレーター3が型枠板間に配置されていても、型枠板間に打設されたコンクリートが金属セパレーター3によって分断されることなく、強固に一体化した基礎を得ることが可能である。
図7に示すように、一体式基礎型枠1は、基礎型枠連結構造の配置箇所の差異によって、型枠板2の高さや形状の異なる実施形態を用いることができる。このとき、金属セパレーター3の配置高さは、必ずしも型枠板2の高さ方向の約1/3の高さ位置に設定しなくてもよい。図7のAは、基本となる構造である。Bは、一体型基礎型枠1を上下に連結した際の最上段に配置する一体型基礎型枠1である。Bの上面部には、これ以上一体型基礎型枠1を上方に連結する必要がないため、必ずしも上部に開口した嵌合凹部4を設けなくてもよい。また、Cは、耐圧盤式土間スラブ基礎の内部地中梁に使用する一体型基礎型枠1であって、型枠板2の高さが低く抑えられている。
金属セパレーター3の形状は、一体式基礎型枠1の運搬中や基礎の施工時に、型枠板2から容易に脱落する、基礎の構築を妨げる等の支障がない限り、特に限定されない。例えば、図6に示すように、1対の型枠板2の間隔を上回る長さの金属セパレーター3が、その両端部において略直角に折り曲げられた状態で型枠板2と一体成型されることによって、金属セパレーター3が型枠板2から容易に脱落することを阻止できる。
金属セパレーター3は、型枠板2内部に包埋される両端部に1または2以上の開口部10を備えている。これにより、金属セパレーター3を合成樹脂発泡体に包埋した状態で一体成型する際に、該開口部10を貫通するように合成樹脂発泡体が充填され、金属セパレーター3と型枠板2とが強固に一体化することが可能である。特に、前記のように、金属セパレーター3が、その両端部において略直角に折り曲げられた状態で型枠板2と一体成型される場合、直角を構成するそれぞれの面に開口部10を設けることにより、金属セパレーター3と型枠板2の一体化はさらに強固なものとなる。
金属セパレーター3は、金型成型等で金属板の表面に縦、横のリブを形成することによって強度を高めることが可能である。これにより、金属セパレーター3を構成する金属板の厚みが大きくなくとも、十分な強度を備えた金属セパレーター3を提供することが可能である。
金属セパレーター3が複数設置される場合の相互の間隔は、基礎の構築に支障がない限り、特に限定されないが、150mm以上250mm以下の範囲内であることが好ましい。金属セパレーター3が複数設置される場合の相互の間隔が、この範囲内であれば、製造コストと強度のバランスがとれた一体式基礎型枠1を得ることができる。
このような構成の型枠板2と金属セパレーター3は、一体成型されることによって、現場における基礎の組立作業の効率が向上する。また、型枠板2と金属セパレーター3の成型方法についても各種であってよい。例えば、注型成型、押出し成型、射出成型等が例示される。
図9および図10に示すように、基礎型枠連結構造において、複数の一体式基礎型枠1を直列状に連結する際に、型枠板2の下方を左右両側より把持するように、略L字型の合成発泡樹脂体からなるガイドレール12を設置し、複数の一体式基礎型枠1を高さ方向および幅方向に位置決めすることができる。
ガイドレール12を構成する合成樹脂発泡体については、軽量で、成形性、安定性が良好な樹脂である限り、特に限定されることはない。例えば、ポリスチレン等、一般に発泡樹脂として用いられている樹脂とすることができる。従来、合成樹脂発泡体製の一体式基礎型枠の設置時には、木材をガイドレールとして利用してきた。しかしながら、木材のガイドレールは、後々腐食して白蟻の食害を受けることが懸念されるため、合成発泡樹脂体からなるガイドレール12を使用することが好ましい。
ガイドレール12の形状は、略L字型である限り、特に限定されることはない。
このような構成のガイドレール12を設置することによって、連結した一体式基礎型枠1の設置の際のズレを抑制し、一体式基礎型枠1を連結・延長時の直進方向のブレを調整することができる。
本発明の一体式基礎型枠1は、上記の家屋の基礎としての実施形態に限定されるものではなく、擁壁等の壁体に埋め込み施工することが可能であり、幅広い分野に応用可能である。
以上の特徴から、本発明の一体式基礎型枠1は、施工現場において組立作業に割く労力を省くことができ、軽量で取り扱いが容易でありながら、十分な強度を備え、床下断熱に寄与することが可能な一体式基礎型枠および基礎型枠連結構造を提供することを可能にするものである。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
本発明の一体式基礎型枠1を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工方法について説明する。先ず、図11に示すように、地面に外周基礎部に当たる溝を掘り、溝内に砕石13を敷設して十分に突き固め、捨てコンクリート14を打設する。同様に、内部地中梁、ピット部に当たる溝を掘り、溝内に砕石13を敷設して十分に突き固め、捨てコンクリート14を打設する。
次に、捨てコンクリート14の表面に一体式基礎型枠1の幅の墨出しを行い、ガイドレール12を設置する。このとき、図12および図13に示すように、ガイドレール12の立直面を外墨に合わせ、ガイドレール12の水平面を外墨よりも外側に向けて設置する。また、基礎型枠連結構造の角部、T字部および十字部においては、必ず一体式基礎型枠1の形状に沿ってガイドレール12を設置し、基礎型枠連結構造全体を囲うようにガイドレール12を敷設する。さらに、一体式基礎型枠1がずれることがないように、直線部分には1本もののガイドレール12を設置し、コンクリート釘で固定する。
次に、縦筋支えアンカー筋15およびスペーサーブロック16を設けて、下端主筋17を配筋する。このとき、縦筋支えアンカー筋15のない部分については、下端主筋17のコンクリートかぶり厚さ60mmを確保するため、スペーサーブロック16を設置して、捨てコンクリート14から一定距離浮き上がらせた状態で下端主筋17を配筋する。
次に、図14に示すように、あらかじめ作成した割付図に従い、捨てコンクリート14上に敷設したガイドレール12に沿って、1段目の一体式基礎型枠1を角部、T字部および十字部から設置する。このとき、角部、T字部および十字部には、必ずLタイプまたはRタイプの一体式基礎型枠1を真物の状態を割り付けておく。続いて、図15に示すように、直線部の一体式基礎型枠1を設置する。直線部の基礎片枠1においても、できるだけ真物で割り付けておき、原則的に右回りに一体式基礎型枠1を設置していくことが好ましい。また、一体式基礎型枠1の長さの調整が必要な場合は、角部、T字部および十字部を避け、角部、T字部および十字部の間の直線部において一体式基礎型枠1をカットして、長さを調節することが好ましい。長さの調整のために生じた一体式基礎型枠1の切断部分には、ブチルテープを貼付し、該切断部分からのノロの流出を防ぐ。そして、いずれの一体式基礎型枠1を設置する際にも、事前に設置してある縦筋支えアンカー筋15が一体式基礎型枠1の金属セパレーター3と接触しないことを確認して設置する。
次に、図14〜16に示すように、2段目の型枠を設置する前に、縦筋18および横筋19を配筋する。このとき、縦筋18は、一体式基礎型枠1の金属セパレーター3と金属セパレーター3の略中央にくるように設置する。縦筋支えアンカー筋15に縦筋18を取付け、縦筋18を下端主筋17および横筋19と結束し、鉄筋を自立させる。横筋19は、縦筋18を支持するために、縦筋18の高さの中間部分を目安に設置することが必要である。
2段目の一体式基礎型枠1の設置は、図17および図18に示すように、1段目の型枠の設置と同様に、あらかじめ作成した割付図に従って、基礎型枠連結構造の角部、T字部および十字部から行い、続いて直線部の一体式基礎型枠1を設置する。すなわち、1段目の一体式基礎型枠1の嵌合凹部に、2段目の一体式基礎型枠1の嵌合凸部を嵌合させて上下方向に連結する。図17に示すように、基礎型枠連結構造の1段目の角部を構成する略L字型の一体式基礎型枠1がRタイプの場合、基礎型枠連結構造の2段目の角部を構成する略L字型の一体式基礎型枠1は、Lタイプのものを用いる。また、上下方向に連結する直線部の一体式基礎型枠1は、その下側の一体式基礎型枠1に対して長手方向に例えば1/2の長さ分ずらして上下方向に連結する。これにより、上下の一体式基礎型枠1の結合強度が高くなる。さらに、一体式基礎型枠1を上から見て、1段目と2段目の金属セパレーターの位置が重なること、および2段目の一体式基礎型枠1の金属セパレーター3と縦筋が接触しないことを確認して2段目の一体式基礎型枠1を設置する。
2段目の基礎型枠連結構造を組み立てた後、地盤表面より400mm以上高い位置で、型枠の天端レベルを確認する。型枠のレベルが所定の数値に達していない場合や、水平が取れていない場合は、1段目の一体式基礎型枠1の下端に、型枠板2の内側よりパッキン材を差し込み、型枠の天端レベルを調整して、固定する。
次に、基礎型枠連結構造の外部および内部を埋め戻し、内部については砕石13を敷設して十分に突き固める。この砕石13の上に、合成樹脂発泡体製の板状の耐圧版断熱材20を平らに施工し、外周基礎部の上端主筋21および耐圧版スラブ筋22の配筋を行う。また、内部地中梁についても配筋する。
最後に、図19に示すように、外周基礎部の天端より下に基礎天端レベル墨を設け、基礎型枠連結構造内にコンクリート23を打設し、基礎天端および耐圧版上のコンクリート23をコテで均す。打設したコンクリート23は、貫通路9および連通路10を介して隣接する一体式基礎型枠1に連続的に充填され、これにより耐圧盤式土間スラブ基礎を構成する一体式基礎型枠1がコンクリートを介して全て連結されることになる。
なお、水道の給排水管や床暖房配管等の引き込み工事は、建物外周の基礎型枠連結構造の組立が完了した時点で施工する。また、床暖房用温水配管の設置工事は、耐圧版の配筋施工後に行う。
寒冷地等、凍結深度の規定がある地域では、その基準深さまで外周部基礎の立上の下端を深く掘り下げる必要がある。この場合、一体式基礎型枠1を上下方向に3段以上連結することがある。3段目以降は2段目と同様の作業を繰り返して、一体式基礎型枠1を順次上下方向に連結して設置する。
このように一体式基礎型枠1を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工では、捨てコンクリート14を除いて、コンクリート23の打設は一回で済み、埋め戻しおよび残土処理も事前に終えているため、残材処理および整地をもって基礎工事が完了する。したがって、工期短縮やコストダウンを図ることが可能となる。
また、一体式基礎型枠1を用いた耐圧盤式土間スラブ基礎の施工では、耐圧盤式土間スラブ基礎の厚さ方向の途中部に断熱性を有する一体式基礎型枠1が隙間なく連続的に配置されることになるので、建築物の床下の断熱性を高めることが可能となる。
なお、本実施例では、家屋の耐圧盤式土間スラブ基礎に埋め込み施工される一体式基礎型枠に本発明を適用したが、家屋の布基礎、ベタ基礎、擁壁等の壁体に埋め込み施工される一体式基礎型枠に対しても本発明を同様に適用することが可能である。
1 一体式基礎型枠
2 型枠板
3 金属セパレーター
4 嵌合凹部
5 嵌合凸部
6 位置決め用の凸部
7 位置決め用の凹部
8 凸状のモールド
9 貫通路
10 連通路
11 開口部
12 ガイドレール
13 砕石
14 捨てコンクリート
15 縦筋支えアンカー筋
16 スペーサーブロック
17 下端主筋
18 縦筋
19 横筋
20 耐圧版断熱材
21 上端主筋
22 耐圧盤スラブ筋
23 コンクリート

Claims (9)

  1. 一定間隔をあけて平行配置される1対の合成樹脂発泡体からなる型枠板と、両型枠板を連結する1または2以上の金属セパレーターとが、前記金属セパレーターの両端部を型枠板内部に包埋するように一体成型されてなる一体式基礎型枠であって、該一体式基礎型枠において、前記型枠板は、防白蟻剤を含有する合成樹脂発泡体からなり、一対の前記型枠板のうち、一方の型枠板の高さを低く抑えることが可能であり、前記型枠板の上面に垂直方向に開口した嵌合凹部と、前記型枠板の下面に隣接する型枠板の嵌合凹部に嵌合する複数の嵌合凸部を有し、前記型枠板の長手方向の一方の側端面には位置決め用の凸部と、他方の側端面には隣接する型枠板の位置決め用の凸部に嵌合する凹部を備え、一体式基礎型枠が前記位置決め用の凹凸部において横方向に直列に、また、前記嵌合凹凸部において上下方向に連結可能とされており、前記金属セパレーターは、前記型枠板の高さ方向の約1/3の高さ位置に設けられ、該金属セパレーターは、その両端部において同一方向に略直角に折り曲げられた状態で前記型枠板と一体成型され、前記両端部の直角を構成するそれぞれの面に開口部が設けられていることを特徴とする一体式基礎型枠。
  2. 型枠板は、平板、屈曲または湾曲して平行配置されていることを特徴とする請求項1に記載の一体式基礎型枠。
  3. 前記金属セパレーターは、前記型枠板内部に包埋される両端部に1または2以上の開口部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の一体式基礎型枠。
  4. 前記金属セパレーターが複数設置される場合の相互の間隔は、150mm以上250mm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の一体式基礎型枠。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の一体式基礎型枠を、前記位置決め用の凹凸部において直列に連結することを特徴とする基礎型枠連結構造。
  6. 前記基礎型枠連結構造において、一体式基礎型枠を単位ブロックとして位置決め用の凹凸部において横方向に直列に連結するに際して、略L字型の合成発泡樹脂体からなるガイドレールを、基礎型枠連結構造全体を囲うように、基礎型枠連結構造の形状に沿って敷き、かつ型枠板の下方を左右両側より把持するように載置されることを特徴とする請求項5に記載の基礎型枠連結構造。
  7. 請求項5または6に記載の基礎型枠連結構造において、前記嵌合凹凸部において上下方向に連結することを特徴とする基礎型枠連結構造。
  8. 以下の工程を含むことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に基礎型枠連結構造の埋め込み施工方法。
    <1>地面に外周基礎部、内部地中梁およびピット部に当たる溝を掘り、この溝内に砕石を敷設して突き固め、捨てコンクリートを打設する工程;
    <2>前記捨てコンクリートの表面に、1段目の一体式基礎型枠として、角部、T字部および十字部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、次いで、直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの1段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結する工程;
    <3>前記一体式基礎型枠の貫通路および連通路に縦筋および横筋を配筋し、縦筋と横筋とを結束する工程;
    <4>前記1段目の一体式基礎型枠の前記嵌合凹部に、2段目の一体式基礎型枠として、角部、T字部および十字部に当たる一体式基礎型枠の前記嵌合凸部を嵌合させて上下方向に連結し、次いで、直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの2段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結する工程;
    <5><1>から<4>の工程で構築した基礎型枠連結構造内にコンクリートを打設し、隣接する一体式基礎型枠に連続的にコンクリートを充填し、耐圧盤式土間スラブ基礎およびその内部地中梁を構成する一体式基礎型枠を前記コンクリートにより、連結、一体化する工程。
  9. 前記工程<4>において、前記2段目の一体式基礎型枠として、一方の型枠板の高さが低く抑えられた角部、T字部および十字部に当たる一体式基礎型枠の前記嵌合凸部を嵌合させて上下方向に連結し、次いで、一方の型枠板の高さが低く抑えられた直線部に当たる前記一体式基礎型枠を設置し、これらの2段目の一体式基礎型枠を前記位置決め用の凹凸部において直列に連結することを特徴とする請求項8に記載の基礎型枠連結構造の埋め込み施工方法。
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