JP2000110268A - 建物の防蟻構造 - Google Patents

建物の防蟻構造

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JP2000110268A
JP2000110268A JP10286574A JP28657498A JP2000110268A JP 2000110268 A JP2000110268 A JP 2000110268A JP 10286574 A JP10286574 A JP 10286574A JP 28657498 A JP28657498 A JP 28657498A JP 2000110268 A JP2000110268 A JP 2000110268A
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浩司 今西
Tamotsu Kawai
保 河合
Yoshio Matsumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱基礎に使用される断熱材の内部を白アリ
が通過して軸組や床組へ侵入するのを物理的に防止でき
る建物の防蟻構造を提供する。 【解決手段】 外周部分に施工された布基礎1と、この
布基礎1の内方に盛り上げられる盛土2上に前記布基礎
1の天端面1cとその上面3cとがほぼ同じ高さとなる
ように施工される土間床3とを有する建物Aの前記布基
礎1の立ち上がり部4の外側面4aに密着した断熱材5
の内部を白アリ6が通過して軸組B及び床組Cへ侵入す
るのを物理的に防止する建物Aの防蟻構造であって、前
記断熱材5の布基礎1に密着しない面のこの布基礎1と
密着する下縁5fから少なくとも地上の所定高さLまで
の範囲を、前記白アリ6の分泌物に耐性の耐腐食性材料
で構成されたステンレスメッシュ(シート材)7で被覆
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床下空間を有し
ない建物の断熱基礎に使用される断熱材の内部を白アリ
が通過して軸組や床組へ侵入するのを物理的に防止する
建物の防蟻構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物における従来の白アリ防除技術とし
ては、例えば、(1) 建物の床下の地盤(土壌)と、地面
から1m以内の木部とを薬剤で処理する方法や、(2) 白
アリの活動をモニタリングしながら、侵入してきた白ア
リに少量の薬剤を含む毒餌を摂食させて根絶するベイト
工法(レスケミカル法)等が知られている。
【0003】しかしながら、上記のような従来例(1) に
おいては、薬剤に起因する化学物質過敏症等の問題があ
り、即ち、建物内の環境が化学物質によって汚染される
という問題点がある。
【0004】また、従来例(2) においては、白アリに毒
餌を摂食させ、コロニー全体の活力を衰退させることを
目的とするので、その開始から終了までに少なくとも数
カ月〜2年程度の長期間を要するという問題点がある。
【0005】そこで、これらの問題が発生しないよう
に、(3) 薬剤を全く使用しない、ステンレスメッシュや
破砕石等の物理的なバリアーを構築する物理的工法(ケ
ミカルフリー法)等が提案されている。この物理的工法
に使用されるバリアー材としては、例えば、特許第26
52902号公報及び特表平8−506868号公報に
開示されているように、白アリの分泌物に耐性で且つ少
なくとも約70のショア硬度を有する耐腐食性材料の編
み目シートからなり、この編み目の孔がいずれの方向に
おいても制御すべき白アリ種の頭部横断面の最大寸法よ
り小径である白アリバリアー材等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例(3) においては、断熱基礎等に使用される
断熱材の内部を白アリが通過するのを防止することにつ
いては開示されていない。
【0007】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、断熱基礎に使用される断熱材の内
部を白アリが通過して軸組や床組へ侵入するのを物理的
に防止できる建物の防蟻構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段とするところは、第1に、外周部分に施工された
布基礎と、この布基礎の内方に盛り上げられる盛土上に
前記布基礎の天端面とその上面とがほぼ同じ高さとなる
ように施工される土間床とを有する建物の前記布基礎の
立ち上がり部の外側面に密着した断熱材の内部を白アリ
が通過して軸組及び床組へ侵入するのを物理的に防止す
る建物の防蟻構造であって、前記断熱材の布基礎に密着
しない面のこの布基礎と密着する下縁から少なくとも地
上の所定高さまでの範囲を、前記白アリの分泌物に耐性
の耐腐食性材料で構成されたシート材で被覆したことに
ある。
【0009】第2に、前記シート材の上縁部で前記断熱
材の上面及び布基礎の天端面を被覆すると共に、このシ
ート材の上縁部を前記土間床に取付けたことにある。
【0010】第3に、外周部分に施工された布基礎と、
この布基礎の内方に盛り上げられる盛土上に前記布基礎
の天端面とその上面とがほぼ同じ高さとなるように施工
される土間床とを有する建物の前記布基礎の立ち上がり
部の内側面に密着した断熱材の内部を白アリが通過して
軸組及び床組へ侵入するのを物理的に防止する建物の防
蟻構造であって、前記断熱材の布基礎に密着しない面の
この布基礎と密着する下縁から少なくとも前記土間床の
下面の高さまでの範囲を、前記白アリの分泌物に耐性の
耐腐食性材料で構成されたシート材で被覆したことにあ
る。
【0011】第4に、前記シート材の上縁部を前記土間
床に取付けたことにある。
【0012】第5に、前記シート材の下縁部を前記布基
礎に取付けたことにある。
【0013】第6に、建物の基礎スラブの外側面に密着
した断熱材の内部を白アリが通過して、前記基礎スラブ
上に設置された軸組及び床組へ侵入するのを物理的に防
止する建物の防蟻構造であって、前記断熱材の基礎スラ
ブに密着しない面のこの基礎スラブ又は基礎スラブの下
方に施工される捨てコンクリートと密着する下縁から少
なくとも外側面の上縁までの範囲を、前記白アリの分泌
物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材で被覆し
たことにある。
【0014】第7に、前記シート材の下縁部を前記基礎
スラブ又は捨てコンクリートに取付けたことにある。
【0015】第8に、前記シート材が可撓性を有するこ
とにある。
【0016】第9に、前記シート材が、少なくともいず
れかの方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸法
の2倍以下の寸法である複数のアンカー孔を有すること
にある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4に示すように、第1
実施形態に係る建物Aの防蟻構造は、例えば、外周部分
に施工された布基礎1と盛土2上に施工される土間床3
とを有する床下空間のない建物Aの前記布基礎1の立ち
上がり部4の外側面4aに密着した断熱材5の内部を白
アリ6が通過して軸組B及び床組Cへ侵入するのを物理
的に防止するものであって、前記断熱材5の布基礎1に
密着しない外側面5aのこの布基礎1と密着する下縁5
fから地上の所定高さLまでの範囲を、前記白アリ6の
分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成された例えばステン
レスメッシュ(シート材)7で被覆すると共に、このス
テンレスメッシュ7の下縁部7bを前記布基礎1に取付
けたものである。
【0018】前記布基礎1は、建物Aの外周部分に平面
視で例えば矩形状等に施工され、図1及び図2に示すよ
うに、立ち上がり部4とベース部8とから横断面が例え
ば逆T字状に形成されている。なお、布基礎1の内方に
は、この実施形態のような間仕切基礎等の布基礎9と共
に又は布基礎9に代えて、独立基礎等を設けておいても
よい。
【0019】前記土間床3は、布基礎1の内方に周囲の
地盤面10aより高く盛り上げられた盛土2上に、布基
礎1の天端面1cとその上面3cとがほぼ同じ高さとな
るように施工されている。なお、盛土2上には、この実
施形態のような目つぶし砂利11の他又は目つぶし砂利
11と共に、防湿フィルムや断熱材等を敷設しておいて
もよい。断熱材を敷設する場合には、この断熱材の下面
等もステンレスメッシュ7等のシート材で被覆しておく
のが望ましい。
【0020】前記断熱材5は、例えば合成樹脂発泡体等
から構成され、前記立ち上がり部4の外側面4aに密着
している。なお、この断熱材5は、布基礎1を施工して
から立ち上がり部4に接着等してもよいし、あるいは断
熱材5を配置してから立ち上がり部4等を打設してもよ
い。また、この実施形態においては、断熱材5と立ち上
がり部4がほぼ同じ高さに形成されているが、これに限
定されるものではなく、断熱材5の高さや取付け位置等
は必要に応じて適宜変更可能である。断熱材5がベース
部8に密着しない場合には、この断熱材5の下面5d等
もステンレスメッシュ7等で被覆しておけばよい。
【0021】前記白アリ6とは、ゴキブリに近縁の社会
生活をする不完全変態の昆虫であって、シロアリ目(等
翅類)Isopteraの総称である。このような白アリ6とし
ては、例えば、ヤマトシロアリやイエシロアリ等の各種
の白アリが挙げられる。また、この白アリ6は、図3に
示すように、非変形性の堅い頭部6aを有する一方、比
較的柔らかくて弱い体部6bを有している。
【0022】前記ステンレスメッシュ7は、図4に示す
ように、白アリ6の分泌物に耐性で且つ少なくとも約7
0のショア硬度を有する耐腐食性材料であるステンレス
鋼ワイヤー7c等から製織されて複数の編み目(アンカ
ー孔)12を有している。このようなステンレスメッシ
ュ7としては、例えば、「ターミーメッシュ(TERM
I−MESH)」(商品名、ターミーメッシュ・オース
トラリア社製)等を好適に使用することができる。
【0023】なお、白アリバリアー材として使用される
シート材としては、このようなステンレスメッシュ7に
限定されるものではなく、白アリ6から放出されるギ酸
等の分泌物に耐性で且つ白アリ6が噛み砕くことができ
ない硬さ、好ましくは少なくとも約70のショア硬度を
有すると共に、使用環境下で数十年の耐用年数を有する
耐腐食性材料で構成されていれば、種々のものを使用す
ることができる。このようなシート材としては、例え
ば、セラミックス、ガラス、合成樹脂等の繊維、フィラ
メント、ストランド等から製織又は製編等されたシート
や不織布、あるいは金属板、金属シート等が挙げられ
る。
【0024】前記ステンレスメッシュ7等のシート材
は、断熱材5に、例えば釘、ビス、ステープル等の止着
部材や接着剤、あるいは熱溶着等によってあらかじめ工
場等で取付けられるか又は建物Aの建築現場で取付けら
れる。シート材を釘等の止着部材で取付ける場合には、
必要に応じてこの止着部材を例えば銅、亜鉛、黄銅等で
構成したり、あるいは含有させたりして、白アリ忌避効
果を発揮させるようにしておいてもよい。
【0025】ここで、シート材がステンレスメッシュ7
等のように可撓性を有する場合には、建築現場での賦形
等が可能であるので、シート材を建築現場で取付ける際
の施工が簡単であるという利点がある。なお、可撓性を
有しない場合には、工場生産等により、シート材を取付
けようとする断熱材5の所定箇所の形状に合わせてあら
かじめ適宜の形状に製造しておけばよい。
【0026】また、シート材が前記編み目12等の複数
のアンカー孔を有する場合には、断熱材5にシート材を
接着又は熱溶着等する際に、アンカー効果によりこれら
をより強固に一体化できるという利点がある。なお、複
数のアンカー孔を有するシート材としては、前記ステン
レスメッシュ7の他、例えばアンカー孔を打ち抜いて形
成したパンチングメタル等が挙げられる。
【0027】この場合、アンカー孔の寸法が、少なくと
もいずれかの方向において前記白アリ6の頭部6aの横
断面の最大寸法Hの2倍以下である時には、白アリ6の
頭部6aが通り抜けないか又は頭部6aが通り抜けても
柔らかい体部6b等がアンカー孔に接触するような寸法
であり、白アリ6がそれを嫌うので、白アリ6がシート
材を通り抜けるのを阻止することができる。また、アン
カー孔の寸法を比較的大きくできるので、シート材の材
料コストを低減化できると共に、寸法精度も低くてよい
ために製造も簡単であるという利点がある。
【0028】なお、前記最大寸法Hは、例えばイエシロ
アリの職蟻で1.1〜1.25mm程度、ヤマトシロア
リの職蟻で1.0〜1.2mm程度であるので、ヤマト
シロアリが生息する地域では、アンカー孔の寸法を少な
くともいずれかの方向において2.4mm程度以下とし
ておくのが望ましい。このアンカー孔の形状は特に限定
されるものではなく、矩形状や円状等の適宜の形状とす
ることができる。要するに、アンカー孔の寸法が、いず
れか一方向、あるいは2以上の方向において2H以下で
あればよい。
【0029】ここで、シート材がステンレスメッシュ7
等のメッシュ状部材である場合には、その繊維、フィラ
メント、又はストランド等の数を少なくできるので、コ
ストダウンをより効果的に図ることができるという利点
がある。
【0030】また、アンカー孔の寸法が2Hを超えるが
3H以下である場合には、シート材に、少なくともセメ
ントと細骨材とを含有する例えばモルタルや接着セメン
ト等の表面材を塗布しておけば、前記細骨材等により白
アリ6の通り抜けを阻止することができる。アンカー孔
の寸法が3Hを超える場合には、表面材を塗布しておい
ても白アリ6が通り抜ける可能性があるので好ましくな
い。なお、2H以下の場合でも、表面材を塗布しておい
ても差し支えない。
【0031】前記表面材には、強度、耐クラック性、接
着性、水密性、耐摩耗性等を向上させるために、前記接
着セメントに含有されるセメント接着剤等のポリマーを
添加しておくのが望ましく、また、必要に応じて例えば
亜鉛や銅、あるいは亜鉛化合物や銅化合物等の白アリ忌
避剤を添加しておいてもよい。この表面材は、断熱材5
にシート材を接着又は熱溶着等して一体化してから塗布
してもよいし、あるいは断熱材5にこの表面材でシート
材を接着してもよい。
【0032】このように、床下空間を有しない建物Aに
おいて、断熱材5の布基礎1に密着しない面のこの布基
礎1と密着する下縁5fから少なくとも地上の所定高さ
Lまでの範囲をステンレスメッシュ7等のシート材で被
覆しておけば、光等に弱いために地盤10中から断熱材
5に侵入しようとする白アリ6の進行を阻止することが
できる。そのため、断熱材5を白アリ6による食害から
保護できると共に、白アリ6がこの断熱材5の内部を通
過して軸組Bや床組Cへ侵入するのを防止できるという
利点がある。また、布基礎1の内方の盛土2上に土間床
3が施工されているので、布基礎1の内方から白アリ6
が侵入しにくいという利点がある。
【0033】また、この実施形態のように、ステンレス
メッシュ7等の下縁部7bを例えば接着セメント13等
でベース部8上等に接着しておけば、シート材と布基礎
との間に隙間が形成されないので、白アリ6の侵入を確
実に防止できるという利点がある。
【0034】この場合、前記下縁部7bは、図5に示す
ように断熱材5の下端を巻き込むようにして布基礎1に
接着等しておいてもよいし、あるいは図6に示すように
内方に突出した状態で布基礎1に埋設しておいてもよ
い。また、図7に示すように、下方に突出した状態で布
基礎1に埋設しておいてもよい。要するに、接着又は埋
設等することによって、布基礎1の所定箇所の表面又は
内部に取付けておけばよい。なお、接着する場合には、
必要に応じて接着前に釘等の止着部材で仮止めしてもよ
いし、前記接着セメント13に代えて、例えばモルタル
等を使用してもよい。
【0035】更に、シート材の被覆範囲もこの実施形態
に限定されるものではなく、図7に示すように断熱材5
の外側面5aの全体を被覆しておいてもよいし、あるい
は図8に示すように更に断熱材5の上面5cを被覆して
おいてもよい。また、図8のように、シート材の上縁部
7aを、断熱材5と立ち上がり部4の厚さの和とほぼ同
じ間隔を開けてコ字状に折曲しておけば、シート材を後
から取付ける場合において位置決めが簡単であると共
に、固定するまでのずれも防止できるという利点があ
る。この場合、前記上縁部7aの水平部分は、土台14
と立ち上がり部4の間に介在する気密パッキン15の下
に挟んで固定すればよい。このように、断熱材5の上面
5cをも被覆しておけば、万が一断熱材5の内部に白ア
リ6が侵入した場合でも、シート材により白アリ6の進
行が阻止されて上方の軸組Bや床組Cへ侵入することが
ない。また、この場合、シート材の上縁部7aを気密パ
ッキン15の下に挟んでおけば、断熱材5と立ち上がり
部4の間に隙間が形成されている時でも、白アリ6の侵
入を確実に防止することができる。
【0036】加えて、図9に示すように、より低く形成
した断熱材5の外側面5aに加えて上面5cをステンレ
スメッシュ7等のシート材で被覆すると共に、この断熱
材5の上面5cにシート材を介して更に断熱材16を取
付けてもよい。この場合も図8に示す例と同様、万が一
下段の断熱材5の内部に白アリ6が侵入した場合でも、
シート材により白アリ6の進行が阻止されて上段の断熱
材16に侵入することがない。また、図9のように、シ
ート材の上縁部7aの先端を立ち上がり部4に埋設等し
て取付けておけば、下段の断熱材5と立ち上がり部4の
間に隙間が形成されている時でも、白アリ6の侵入を確
実に防止することができる。
【0037】図10に示すように、第2実施形態に係る
建物Aの防蟻構造は、第1実施形態において、前記ステ
ンレスメッシュ7の上縁部7aをより長く形成してお
き、この上縁部7aで断熱材5の上面5c及び布基礎1
の天端面1cを被覆すると共に、この上縁部7aを土間
床3の上面3cに接着セメント13等で取付けたもので
ある。
【0038】なお、この場合も、前記上縁部7aは、適
当な角度で下方へ折曲等しておいて土間床3の打設の際
にこの土間床3に埋設してもよい。
【0039】このようにして前記上縁部7aを土間床3
に取付けておけば、土間床3と立ち上がり部4の打ち継
ぎ部分17から白アリ6が侵入するのを防止できるとい
う利点がある。
【0040】図11に示すように、第3実施形態に係る
建物Aの防蟻構造は、第1実施形態において、前記断熱
材5が立ち上がり部4の内側面4bに密着していると共
に、この断熱材5の布基礎1に密着しない例えば内側面
5bのこの布基礎1と密着する下縁5fから土間床3の
下面3dの高さまでの範囲をステンレスメッシュ7で被
覆したものである。
【0041】上記の範囲をステンレスメッシュ7等のシ
ート材で被覆しておけば、第1及び第2実施形態と同
様、地盤10や盛土2等から断熱材5に侵入しようとす
る白アリ6の進行を阻止することができる。
【0042】なお、この実施形態においても、断熱材5
がベース部8と密着しない場合には、断熱材5の下面5
d等をもシート材で被覆しておけばよい。
【0043】図12に示すように、第4実施形態に係る
建物Aの防蟻構造は、第3実施形態において、前記ステ
ンレスメッシュ7の上縁部7aをより長く形成してお
き、この上縁部7aを例えば土間床3の下面3d付近に
埋設したものである。
【0044】なお、この場合も、図13に示すように、
前記上縁部7aを土間床3の上面3cに接着セメント1
3等で接着することにより取付けてもよい。
【0045】このようにして前記上縁部7aを土間床3
に取付けておけば、土間床3と断熱材5の打ち継ぎ部分
18から白アリ6が侵入するのを防止できるという利点
がある。
【0046】以上の第1乃至第4実施形態においては、
前記断熱材5が立ち上がり部4の外側面4a又は内側面
4bに密着している場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、断熱材5が立ち上がり部4の両
側面4a,4bにそれぞれ密着していてもよい。また、
土間床3と前記布基礎9等の打ち継ぎ部分19の上方又
は下方等にも、シート材をこの打ち継ぎ部分19を閉塞
するように取付けておくのが望ましい。
【0047】図14及び図15に示すように、第5実施
形態に係る建物Aの防蟻構造は、例えば、床下空間を有
しない建物Aの基礎スラブ20の外側面20aに密着し
た断熱材5の内部を白アリ6が通過して、前記基礎スラ
ブ20上に設置された軸組B及び床組Cへ侵入するのを
物理的に防止するものであって、前記断熱材5の基礎ス
ラブ20に密着しない外側面5aの全体をステンレスメ
ッシュ7で被覆すると共に、このステンレスメッシュ7
の下縁部7bを基礎スラブ20の下方に施工された捨て
コンクリート21の外側面21aに接着セメント13等
で取付けたものである。
【0048】前記基礎スラブ20は、土台14等が載置
される部分が他の部分より厚肉に形成されているが、こ
の基礎スラブ20の構成としては特に限定されるもので
はなく、軸組Bや床組Cを直接設置できる各種の構成の
ものを採用することができる。また、この基礎スラブ2
0の下方の所定範囲には、必要に応じて断熱材を敷設し
ておいてもよい。この場合、敷設される断熱材の下面等
もステンレスメッシュ7等で被覆しておくのが望まし
い。
【0049】なお、ステンレスメッシュ7等の下縁部7
bは、捨てコンクリート21の打設の際にこの捨てコン
クリート21に埋設してもよい。ここで、捨てコンクリ
ート21を施工しない場合には、ステンレスメッシュ7
等は、断熱材5の基礎スラブ20に密着しない面のこの
基礎スラブ20と密着する下縁から外側面5aの上縁5
eまでの範囲を被覆しておけばよい。この場合、ステン
レスメッシュ7等の下縁部7bは、基礎スラブ20に接
着又は埋設等して取付けておくのが望ましい。
【0050】このように、基礎スラブ20においても布
基礎1の場合と同様、上記の範囲をステンレスメッシュ
7等のシート材で被覆しておけば、地盤10中から断熱
材5に侵入しようとする白アリ6の進行を阻止すること
ができる。
【0051】また、この実施形態においてもステンレス
メッシュ7等の上縁部7aをより長く形成しておき、こ
の上縁部7aで断熱材5の上面5cをも被覆しておけ
ば、万が一断熱材5の内部に白アリ6が侵入した場合で
も、シート材により白アリ6の進行が阻止されて上方の
軸組Bや床組Cへ侵入することがない。また、この場
合、シート材の上縁部7aを気密パッキン15の下に挟
んでおけば、断熱材5と基礎スラブ20の間に隙間が形
成されている時でも、白アリ6の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0052】以上の第1乃至第5実施形態においては、
断熱材5の外側面5a又は内側面5b等の所定範囲をス
テンレスメッシュ7等で被覆しているが、これに限定さ
れるものではなく、断熱材5の外側面5a、内側面5
b、上面5c、及び下面5dの4面を被覆しておいても
よいし、あるいは横方向に並べて配置される断熱材5の
全面を被覆しておいてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、布基礎と土間床とを有する床下空間のない建物にお
いて、前記断熱材の布基礎に密着しない面のこの布基礎
と密着する下縁から少なくとも地上の所定高さまでの範
囲を前記シート材で被覆しているので、光等に弱いため
に地盤中から断熱材に侵入しようとする白アリの進行を
阻止することができる。そのため、断熱材を白アリによ
る食害から保護できると共に、白アリがこの断熱材の内
部を通過して軸組や床組へ侵入するのを防止できるとい
う利点がある。また、布基礎の内方の盛土上に土間床が
施工されているので、布基礎の内方から白アリが侵入し
にくいという利点がある。
【0054】請求項2の発明によれば、前記シート材の
上縁部で前記断熱材の上面及び布基礎の天端面を被覆す
ると共に、このシート材の上縁部を前記土間床に取付け
ているので、土間床と立ち上がり部の打ち継ぎ部分から
白アリが侵入するのを防止できるという利点がある。ま
た、万が一断熱材の内部に白アリが侵入した場合でもシ
ート材により白アリの進行が阻止されると共に、断熱材
と立ち上がり部の間に隙間が形成されている時でも白ア
リの侵入を確実に防止することができる。
【0055】請求項3の発明によれば、前記断熱材の布
基礎に密着しない面のこの布基礎と密着する下縁から少
なくとも前記土間床の下面の高さまでの範囲を前記シー
ト材で被覆しているので、地盤や盛土等から断熱材に侵
入しようとする白アリの進行を阻止することができる。
【0056】請求項4の発明によれば、前記シート材の
上縁部を前記土間床に取付けているので、土間床と断熱
材の打ち継ぎ部分から白アリが侵入するのを防止できる
という利点がある。
【0057】請求項5の発明によれば、前記シート材の
下縁部を前記布基礎に取付けているので、シート材と布
基礎との間に隙間が形成されないので、白アリの侵入を
確実に防止できるという利点がある。
【0058】請求項6の発明によれば、基礎スラブ上に
軸組や床組が設置された床下空間を有しない建物におい
て、前記断熱材の基礎スラブに密着しない面のこの基礎
スラブ又は捨てコンクリートと密着する下縁から少なく
とも外側面の上縁までの範囲を、前記シート材で被覆し
ているので、地盤中から断熱材に侵入しようとする白ア
リの進行を阻止することができる。
【0059】請求項7の発明によれば、前記シート材の
下縁部を前記基礎スラブ又は捨てコンクリートに取付け
ているので、シート材と基礎スラブ又は捨てコンクリー
トとの間に隙間が形成されないので、白アリの侵入を確
実に防止できるという利点がある。
【0060】請求項8の発明によれば、前記シート材が
可撓性を有するので、建築現場での賦形等が可能であ
り、そのためシート材を建築現場で取付ける際の施工が
簡単であるという利点がある。
【0061】請求項9の発明によれば、前記シート材
が、少なくともいずれかの方向において前記白アリの頭
部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法である複数のアン
カー孔を有するので、断熱材にシート材を接着又は熱溶
着等する際に、アンカー効果によりこれらをより強固に
一体化できるという利点がある。また、アンカー孔の寸
法が前記最大寸法の2倍以下で、白アリの頭部が通り抜
けないか又は頭部が通り抜けても柔らかい体部等がアン
カー孔に接触するような寸法であり、白アリがそれを嫌
うので、白アリがシート材を通り抜けるのを阻止するこ
とができる。また、アンカー孔の寸法を比較的大きくで
きるので、シート材の材料コストを低減化できると共
に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単であるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る建物の防蟻構造の縦断面
図。
【図2】図1の要部拡大縦断面図。
【図3】(a) は白アリの平面図、(b) は(a) のY−Y線
断面図。
【図4】ステンレスメッシュの要部拡大平面図。
【図5】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断面
図。
【図6】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断面
図。
【図7】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断面
図。
【図8】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断面
図。
【図9】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断面
図。
【図10】第2実施形態に係る建物の防蟻構造の要部拡
大縦断面図。
【図11】第3実施形態に係る建物の防蟻構造の要部拡
大縦断面図。
【図12】第4実施形態に係る建物の防蟻構造の要部拡
大縦断面図。
【図13】建物の防蟻構造の他の例を示す要部拡大縦断
面図。
【図14】第5実施形態に係る建物の防蟻構造の要部拡
大縦断面図。
【図15】図14の要部拡大縦断面図。
【符号の説明】
A 建物 B 軸組 C 床組 1 布基礎 1c 天端面 2 盛土 3 土間床 3c 上面 3d 下面 4 立ち上がり部 4a 外側面 4b 内側面 5 断熱材 5a 外側面 5b 内側面 5c 上面 5e 上縁 5f 下縁 6 白アリ 6a 頭部 7 ステンレスメッシュ(シート材) 7a 上縁部 7b 下縁部 12 編み目(アンカー孔) 17,18 打ち継ぎ部分 20 基礎スラブ 20a 外側面 21 捨てコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B121 AA16 BB25 BB27 BB28 BB31 BB32 EA05 FA12 2E001 DD01 DH14 FA21 GA23 GA24 GA32 HA01 HB03 KA01 LA01 LA04 LA05 LA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部分に施工された布基礎と、この布
    基礎の内方に盛り上げられる盛土上に前記布基礎の天端
    面とその上面とがほぼ同じ高さとなるように施工される
    土間床とを有する建物の前記布基礎の立ち上がり部の外
    側面に密着した断熱材の内部を白アリが通過して軸組及
    び床組へ侵入するのを物理的に防止する建物の防蟻構造
    であって、 前記断熱材の布基礎に密着しない面のこの布基礎と密着
    する下縁から少なくとも地上の所定高さまでの範囲を、
    前記白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成された
    シート材で被覆したことを特徴とする建物の防蟻構造。
  2. 【請求項2】 前記シート材の上縁部で前記断熱材の上
    面及び布基礎の天端面を被覆すると共に、このシート材
    の上縁部を前記土間床に取付けたことを特徴とする請求
    項1記載の建物の防蟻構造。
  3. 【請求項3】 外周部分に施工された布基礎と、この布
    基礎の内方に盛り上げられる盛土上に前記布基礎の天端
    面とその上面とがほぼ同じ高さとなるように施工される
    土間床とを有する建物の前記布基礎の立ち上がり部の内
    側面に密着した断熱材の内部を白アリが通過して軸組及
    び床組へ侵入するのを物理的に防止する建物の防蟻構造
    であって、 前記断熱材の布基礎に密着しない面のこの布基礎と密着
    する下縁から少なくとも前記土間床の下面の高さまでの
    範囲を、前記白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構
    成されたシート材で被覆したことを特徴とする建物の防
    蟻構造。
  4. 【請求項4】 前記シート材の上縁部を前記土間床に取
    付けたことを特徴とする請求項3記載の建物の防蟻構
    造。
  5. 【請求項5】 前記シート材の下縁部を前記布基礎に取
    付けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載
    の建物の防蟻構造。
  6. 【請求項6】 建物の基礎スラブの外側面に密着した断
    熱材の内部を白アリが通過して、前記基礎スラブ上に設
    置された軸組及び床組へ侵入するのを物理的に防止する
    建物の防蟻構造であって、 前記断熱材の基礎スラブに密着しない面のこの基礎スラ
    ブ又は基礎スラブの下方に施工される捨てコンクリート
    と密着する下縁から少なくとも外側面の上縁までの範囲
    を、前記白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成さ
    れたシート材で被覆したことを特徴とする建物の防蟻構
    造。
  7. 【請求項7】 前記シート材の下縁部を前記基礎スラブ
    又は捨てコンクリートに取付けたことを特徴とする請求
    項6記載の建物の防蟻構造。
  8. 【請求項8】 前記シート材が可撓性を有することを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の建物の防蟻構
    造。
  9. 【請求項9】 前記シート材が、少なくともいずれかの
    方向において前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2倍
    以下の寸法である複数のアンカー孔を有することを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか記載の建物の防蟻構
    造。
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