JP3721444B2 - 防蟻用断熱板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、断熱基礎や断熱土間床等に使用される断熱板の内部を白アリが通過して建物の軸組や床組等へ侵入するのを防止するための防蟻用断熱板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の技術としては、例えば、実公平6−40728号公報に開示されているように、合成樹脂発泡体を芯材とし、該芯材の表裏面を面材で被覆すると共に、少なくとも一端面を防虫網で被覆した断熱板等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の断熱板においては、面材に加えて防虫網も使用して芯材を被覆するので、コストダウンを図りにくいという問題点がある。
【0004】
この発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、コストダウンを図ることができる防蟻用断熱板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項の手段とするところは、合成樹脂発泡板の上端面に、白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材を介して更に合成樹脂発泡板の下端面を取付けたであって、前記シート材が複数のアンカー孔を有することにある。
【0012】
請求項の手段とするところは、前記シート材の縁部の少なくとも一部が合成樹脂発泡板から突出していることにある。
【0014】
請求項の手段とするところは、前記シート材が可撓性を有することにある。
【0016】
請求項の手段とするところは、前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の3倍以下の寸法であると共に、前記シート材に、少なくともセメントと細骨材とを含有する表面材が塗布されていることにある。
【0017】
請求項の手段とするところは、前記表面材にポリマーを添加したことにある。
【0018】
請求項の手段とするところは、前記表面材に白アリ忌避剤を添加したことにある。
【0019】
請求項の手段とするところは、前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法であることにある。
【0020】
請求項の手段とするところは、前記シート材がメッシュ状部材からなることにある。
【0021】
請求項の手段とするところは、前記合成樹脂発泡板にシート材が熱溶着され、合成樹脂発泡板のこの熱溶着部分が樹脂化してスキン層が形成されていると共に、このスキン層が前記アンカー孔内でそれぞれ外側に膨出していることにある。
【0022】
請求項10の手段とするところは、前記シート材が少なくとも約70のショア硬度を有することにある。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、第1実施形態に係る防蟻用断熱板1は、例えば、矩形板状に形成された合成樹脂発泡板2の一側面2a全体を、白アリ3の分泌物に耐性の耐腐食性材料であるステンレスで構成され且つ複数の編み目(アンカー孔)4を有するメッシュ状部材であるステンレスメッシュ(シート材)5で被覆したものである。
【0026】
前記合成樹脂発泡板2は、例えば、幅180cm、高さ60cm、厚さ5cm程度その他の大きさに形成され、その材質としては、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等に代表される発泡ポリオレフィンの他、発泡スチロール、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニル等の各種の合成樹脂の発泡板が挙げられる。
【0027】
前記白アリ3とは、ゴキブリに近縁の社会生活をする不完全変態の昆虫であって、シロアリ目(等翅類)Isopteraの総称である。このような白アリ3としては、例えば、ヤマトシロアリやイエシロアリ等の各種の白アリが挙げられる。また、この白アリ3は、図3に示すように、非変形性の堅い頭部3aを有する一方、頭部3aより横断面の最大寸法が少し大きいと共に、比較的柔らかくて弱い体部3bを有している。
【0028】
前記ステンレスメッシュ5は、図2に示すように、例えば、白アリ3の分泌物に耐性で且つ少なくとも約70のショア硬度を有する耐腐食性材料であるステンレス鋼ワイヤー5bから製織されて可撓性を有している。
【0029】
なお、耐腐食性材料としては、ステンレスに限定されるものではなく、白アリ3から放出されるギ酸等の分泌物に耐性で且つ白アリ3が噛み砕くことができない硬さを有すると共に、使用環境下で数十年の耐用年数を有するものであれば、セラミックス、ガラス、合成樹脂、金属等の各種の材料を使用することができる。ここで、この実施形態のように、ステンレスメッシュ5等のシート材が少なくとも約70のショア硬度を有する場合には、白アリ3は確実にこのシート材を噛み砕くことができないので、白アリ3の侵入をより効果的に防止できるという利点がある。
【0030】
また、メッシュ状部材としては、この実施形態のようなステンレスメッシュ5の他、例えばセラミックス、ガラス、合成樹脂、金属等の繊維、フィラメント、ストランド等から製織又は製編されたメッシュや、あるいは不織布等が挙げられる。
【0031】
更に、複数のアンカー孔を有するシート材としては、上記のようなメッシュ状部材の他、図4に示すように、例えば複数の円状等のアンカー孔6を打ち抜いて形成したパンチングメタル7や、あるいは図5に示すように、複数のシャーリング溝8等を形成することによって設けた複数のアンカー孔9を有する金属シート10等が挙げられる。
【0032】
上記ように構成される合成樹脂発泡板2とステンレスメッシュ5は、部分的又は全面的に接着又は熱溶着して一体化される。このように、ステンレスメッシュ5等のシート材だけで合成樹脂発泡板2を被覆するので、コストダウンを図ることができるという利点がある。また、合成樹脂発泡板2とシート材とをあらかじめ一体化しているので、施工の合理化を図ることができるという利点もある。
【0033】
なお、図1に示すように、ステンレスメッシュ5の縁部5aを合成樹脂発泡板2の例えば一端11aでは揃えると共に、他端11bからは突出するように一体化しておけば、図6及び図7に示すように、例えば断熱基礎において布基礎12の立ち上がり部13の外側面13a等に当該防蟻用断熱板1を横方向に並べて密着させる際に、突出する縁部5aを、隣接する防蟻用断熱板1のステンレスメッシュ5等に重ね合わせることができる。この重合部分は、釘、ビス、ステープル等の止着部材で止着したり、必要に応じて更に接着セメント等で接着したりしておくのが望ましい。
【0034】
当該防蟻用断熱板1をこのような断熱基礎に使用する場合には、布基礎12を施工した後で防蟻用断熱板1を配置してもよいし、あるいは防蟻用断熱板1を配置してから立ち上がり部13等を打設してもよい。
【0035】
また、図1のようにステンレスメッシュ5の縁部5aを合成樹脂発泡板2の上端14a及び下端14bからそれぞれ突出するように一体化しておけば、図7に示すように、合成樹脂発泡板2の上端14aから突出する縁部5aは、防蟻用断熱板1の上方の断熱板15を支持する受け材16や土台17等に釘18等の止着部材で止着等することができる。合成樹脂発泡板2の下端14bから突出する縁部5aは、布基礎12のベース部19等に必要に応じて釘等の止着部材で固定したり、接着セメント20やモルタル等で接着したりすることができる。
【0036】
このように、ステンレスメッシュ5等の縁部5aの少なくとも一部が合成樹脂発泡板2から突出するようにしておけば、防蟻用断熱板1の周囲に生じる隙間等を閉塞することができ、そのため白アリ3の侵入をより効果的に防止できるという利点がある。
【0037】
更に、シート材が前記編み目4等の複数のアンカー孔を有する場合には、アンカー効果によりこれら合成樹脂発泡板2とシート材とをより強固に一体化できるという利点がある。
【0038】
ここで、ステンレスメッシュ5等を合成樹脂発泡板2の一側面2a等に熱溶着する場合には、図8に示すように、合成樹脂発泡板2の熱溶着部分が樹脂化してスキン層が形成され、このスキン層が前記編み目4等のアンカー孔内でそれぞれ外側に膨出するようにするのが望ましい。このようにして熱溶着すれば、スキン層の補強作用により全体の強度が向上すると共に、必要に応じてシート材に塗布されるモルタル等を、スキン層の膨出部分のアンカー効果によってより強固に係止できるという利点がある。
【0039】
なお、前記編み目4等のアンカー孔の寸法としては、少なくともいずれかの方向において、前記白アリ3の頭部3aの横断面の最大寸法Hの2倍以下としておくのが望ましい。即ち、前記最大寸法Hは、例えばイエシロアリの職蟻で1.1〜1.25mm程度、ヤマトシロアリの職蟻で1.0〜1.2mm程度であるので、ヤマトシロアリが生息する地域では、アンカー孔の寸法を少なくともいずれかの方向において2.4mm程度以下としておくのが望ましい。このアンカー孔の形状は特に限定されるものではなく、矩形状や円状等の適宜の形状とすることができる。要するに、アンカー孔の寸法が、いずれか一方向、あるいは2以上の方向において2H以下であればよい。
【0040】
このように、アンカー孔の寸法が2H以下である場合には、白アリ3の柔らかい体部3b等がアンカー孔に接触するような寸法であり、白アリ3がそれを嫌うので、シート材から合成樹脂発泡板2の内部へ白アリ3が侵入するのを防止することができる。また、アンカー孔の寸法を比較的大きくできるので、シート材の材料コストを低減化できると共に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単であるという利点がある。
【0041】
ここで、シート材がステンレスメッシュ5等のメッシュ状部材である場合には、その繊維、フィラメント、又はストランド等の数を少なくできるので、コストダウンをより効果的に図ることができるという利点がある。
【0042】
更に、シート材がステンレスメッシュ5等のように可撓性を有する場合には、取扱い易いので、防蟻用断熱板1をより簡単に製造できるという利点がある。このような可撓性を有するシート材としては、メッシュ状部材の他、例えば合成樹脂や金属等の比較的薄いシート等が挙げられる。シート材が可撓性を有しない場合、合成樹脂発泡板2から突出する縁部5aは、防蟻用断熱板1を施工しようとする箇所の形状に合わせてあらかじめ適宜の形状に形成等しておけばよい。
【0043】
ここで、アンカー孔の寸法が2Hを超えるが3H以下である場合には、図9に示すように、合成樹脂発泡板2に熱溶着又は接着して一体化されるステンレスメッシュ5等に表面材21を塗布しておけば、この表面材21に含有されている細骨材等により白アリ3の侵入を防止することができる。アンカー孔の寸法が3Hを超える場合には、表面材21を塗布しておいても白アリ3が侵入する可能性があるので好ましくない。なお、2H以下の場合でも、表面材21を塗布しておいても差し支えない。
【0044】
前記表面材21は、少なくともセメントと細骨材とを含有しており、所定量の水を配合、混練した状態で塗布される。このような表面材21としては、モルタルの他、例えば接着セメント等が挙げられる。前記セメントは従来公知の種々のものを使用でき、前記細骨材としては、例えば砂の他、ガラス粒子、ガラス短繊維、ガラスウィスカー等が挙げられる。
【0045】
前記接着セメントは、セメントと砂等の細骨材とからなるセメント混合物に、例えばスチレンブタジエンゴム(SBR)やポリビニル酢酸(PVAc)等の合成ポリマー等をベースとするセメント接着剤を添加したものである。前記セメント混合物としては、細骨材2〜3部に対してセメント1部程度の高いセメント含有量のものであることが望ましい。
【0046】
また、このような接着セメントの他、例えば接着セメントよりはセメント含有量が低い、ポリマーセメントと細骨材との混合物等を使用することもできる。このように、表面材21に前記セメント接着剤等のポリマーを添加した場合には、表面材21の強度、耐クラック性、接着性、水密性、耐摩耗性等が向上するという利点がある。
【0047】
更に、必要に応じて表面材21に白アリ忌避剤を添加した場合には、この表面材21が白アリ3によって噛み破られる可能性をより低下させることができるという利点がある。なお、白アリ忌避剤としては、例えば、亜鉛や銅、あるいは亜鉛化合物や銅化合物等が挙げられる。
【0048】
なお、表面材21は、合成樹脂発泡板2にシート材を接着又は熱溶着して一体化してから塗布してもよいし、あるいは合成樹脂発泡板2にこの表面材21でシート材を接着してもよい。
【0049】
表面材21でシート材を接着する場合、前記細骨材としては、ステンレスメッシュ5等の合成樹脂発泡板2への接着をより効果的に行うために、前記編み目4等のアンカー孔を通過できる大きさのものが好ましい。また、表面材21を後から塗布する場合も含め、細骨材の配合量は特に限定されるものではなく、表面材21が白アリ3によって噛み破られないようにその大きさに応じて充分な量を配合しておけばよい。
【0050】
次に、防蟻用断熱板1を熱溶着により連続的に製造する方法について説明する。
図10及び図11に示すように、この製造方法は、例えば、ロール状に巻回された状態から引き出される連続ステンレスメッシュ5を加熱しながら合成樹脂発泡板2の一側面2aに押し付けて熱溶着した後、この熱溶着された連続ステンレスメッシュ5を前記合成樹脂発泡板2の一端11a付近で切断することによって、前記防蟻用断熱板1を切り離すものである。
【0051】
ここで、上記のように、ステンレスメッシュ5の縁部5aを合成樹脂発泡板2の一端11aでは揃えると共に、他端11b、上端14a、及び下端14bからは突出するようにするには、図11に示すように、連続ステンレスメッシュ5の幅を合成樹脂発泡板2の高さより大きく形成しておき、連続ステンレスメッシュ5の縁部5aが合成樹脂発泡板2の上記の3辺から突出するように熱溶着した後、連続ステンレスメッシュ5を合成樹脂発泡板2の一端11a付近で切断すればよい。
【0052】
あるいは、図12に示すように、発泡押出機22等で合成樹脂発泡板2を連続的に押出成形し、この連続した合成樹脂発泡板2の一側面2aに連続ステンレスメッシュ5を加熱しながら押し付けて熱溶着した後、この連続した防蟻用断熱板1を所定箇所で切り離すようにしてもよい。また、ステンレスメッシュ5の縁部5aが合成樹脂発泡板2から突出するようにするために、必要に応じて合成樹脂発泡板2の所定箇所だけを切断してもよい。
【0053】
これらの方法によれば、防蟻用断熱板1を連続的に大量生産することができ、そのためコストダウンを図り易いという利点がある。
【0054】
次いで、防蟻用断熱板1の他の使用例について説明する。
図13に示すように、防蟻用断熱板1は、前記布基礎12の立ち上がり部13の内側面13bに密着させてもよいし、あるいは図14に示すように、ステンレスメッシュ5等の上方の縁部5a近傍を接着又は熱溶着しないで白アリ返しとして折曲等しておいてもよい。
【0055】
また、図15に示すように、基礎スラブ23と外周立ち上がり部24とを備えたべた基礎25の外側に密着させたり、あるいは図16に示すように、外周部分が厚肉とされた基礎スラブ26と外周立ち上がり部27とを備えたべた基礎28の外側に密着させたりしてもよい。この場合、防蟻用断熱板1を配置してから基礎スラブ23,26を打設する時には、ステンレスメッシュ5等の下方の縁部5aを基礎スラブ23,26に一体化されるように内方へ巻き込んでおくのが望ましい。べた基礎25,28を施工してから防蟻用断熱板1を密着させる場合には、ステンレスメッシュ5等の下方の縁部5aは、基礎スラブ23,26等に接着セメントやモルタル等で接着しておけばよい。
【0056】
図17に示すように、第2実施形態に係る防蟻用断熱板31は、合成樹脂発泡板2の一側面2aの下端14bから所定高さまでの範囲をステンレスメッシュ5で被覆したものである。
【0057】
即ち、図18に示すように、防蟻用断熱板31を前記布基礎12の立ち上がり部13の外側面13aに密着させる場合には、ステンレスメッシュ5等が地上の所定高さまであれば白アリ3はそれより上方へは登らないので、合成樹脂発泡板2の一側面2a全体を被覆しておかなくてもよい。
【0058】
図19及び図20に示すように、第3実施形態に係る防蟻用断熱板41は、合成樹脂発泡板2の一側面2a、上端面14c、他側面2b、下端面14dの4面をステンレスメッシュ5で被覆したものである。
【0059】
この場合も、ステンレスメッシュ5等の縁部5aを合成樹脂発泡板2の他端11bから突出するようにしておき、この突出する縁部5aを、隣接する防蟻用断熱板41のステンレスメッシュ5に重合できるようにしておくのが望ましい。なお、重合しにくい場合には、縁部5aの適当な位置に切り込み等を入れておいてもよい。
【0060】
このように、合成樹脂発泡板2の4面をステンレスメッシュ5で被覆しておいてもよいが、防蟻用断熱板41を前記立ち上がり部13の外側面13aに密着させる場合には、第2実施形態のように、合成樹脂発泡板2の一側面2aの下端14bから所定高さまでの範囲だけを被覆しておいてコストダウンを図ってもよい。
【0061】
図21に示すように、第4実施形態に係る防蟻用断熱板51は、第1実施形態において、ステンレスメッシュ5の縁部5aが合成樹脂発泡板2の他端11bと上端14aからのみ突出するように一体化したものである。
【0062】
このように、縁部5aを合成樹脂発泡板2の2辺から突出させておけば、図22及び図23に示すように、当該防蟻用断熱板51を断熱土間床に使用する場合において、防蟻用断熱板51を土間床52の下方に縦横に敷設する場合等に好適である。なお、周縁に敷設される場合等、敷設箇所に応じて、第1実施形態のステンレスメッシュ5の縁部5aが合成樹脂発泡板2の3辺から突出した防蟻用断熱板1や、4辺から突出したものも適宜に使用すればよい。
【0063】
前記布基礎12や、この布基礎12の内方に設けられた布基礎53等に接する防蟻用断熱板51,1等のステンレスメッシュ5等の縁部5aは、これら布基礎12,53や土間床52等に接着セメント等で接着したり、あるいは土間床52の打設時に一体化されるようにしたりしておけばよい。また、断熱基礎に使用される防蟻用断熱板1のステンレスメッシュ5等の上方の縁部5aは、前記受け材16や土台17等に釘18等で止着する他、図23に示すように、布基礎12と土台17の間に介在する気密パッキン54と布基礎12との間に挟むように固定してもよい。
【0064】
なお、以上の第1乃至第4実施形態において、図24に示すように、合成樹脂発泡板2の他側面2bに複数のV字溝55を互いに平行に所定間隔を開けて設けておけば、湾曲可能であるので、防蟻用断熱板1,31,41,51を平面だけでなく、曲面にも使用できるという利点がある。
【0065】
図25に示すように、第5実施形態に係る防蟻用断熱板61は、合成樹脂発泡板2の一側面2aと下端面14dの角部62をステンレスメッシュ5で横断面L字状に被覆したものである。
【0066】
この防蟻用断熱板61は、図26に示すように、基礎スラブ23と外周立ち上がり部24との間に打ち継ぎ部分63を有するべた基礎25等に使用することができる。即ち、この場合、前記角部62を被覆したステンレスメッシュ5によって前記打ち継ぎ部分63を閉塞するように防蟻用断熱板61を密着させればよい。なお、ステンレスメッシュ5又は打ち継ぎ部分63の内方には、あらかじめ接着セメント等を塗布しておいて、隙間なく接着されるようにするのが望ましい。
【0067】
このように、前記角部62をあらかじめステンレスメッシュ5等のシート材で被覆しておけば、シート材を別途取付ける場合に比べて施工の手間を省けるという利点がある。
【0068】
なお、以上の第1乃至第5実施形態において、図27に示すように、合成樹脂発泡板2の一端面11cに所定形状の嵌合部64を設けると共に、他端面11dに、この合成樹脂発泡板2に隣接する合成樹脂発泡板2の一端面11cに設けた嵌合部64が嵌合される被嵌合部65を設けておけば、隣接する防蟻用断熱板1,31,41,51,61同士の間の隙間が生じにくくなると共に、この防蟻用断熱板1,31,41,51,61を、布基礎12を施工する際のコンクリート型枠等としても使用できるという利点がある。
【0069】
図28に示すように、第6実施形態に係る防蟻用断熱板71は、合成樹脂発泡板2の全面2a,2b,14c,14d,11c,11dをステンレスメッシュ5で被覆したものである。
【0070】
このように、合成樹脂発泡板2の全面2a,2b,14c,14d,11c,11dを被覆しておけば、白アリ3はどこからも合成樹脂発泡板2の内部へは侵入できないので、断熱基礎や断熱土間床の他、建物の壁や床等に施工される断熱板等、種々の用途に使用できるという利点がある。
【0071】
図29に示すように、第7実施形態に係る防蟻用断熱板81は、第1実施形態において、ステンレスメッシュ5をその一側面2aに一体化した合成樹脂発泡板2の厚さを薄く形成したものである。
【0072】
この防蟻用断熱板81は、図30に示すように、断熱基礎等に使用することができ、この場合、前記布基礎12の立ち上がり部13の外側面13a等にステンレスメッシュ5を外側に向けて密着させた後、薄く形成した合成樹脂発泡板2を取付けるか、あるいは薄く形成した合成樹脂発泡板2を密着させた後、ステンレスメッシュ5を内側に向けて防蟻用断熱板81を取付ければよい。防蟻用断熱板81と合成樹脂発泡板2とは、接着剤等で接着すればよい。
【0073】
あるいは、図31に示すように、上記の防蟻用断熱板81と合成樹脂発泡板2とを、ステンレスメッシュ5を挟むようにして積層した防蟻用断熱板91をあらかじめ用意しておけば、施工の手間を省けるという利点がある。
【0074】
このような防蟻用断熱板91を配置する際にステンレスメッシュ5等の縁部5aが邪魔になる場合には、適当な位置に切り込み92や切り欠き等を入れておけばよい。
【0075】
図32に示すように、第8実施形態に係る防蟻用断熱板101は、例えば、高さを低く形成した合成樹脂発泡板2の上端14aをステンレスメッシュ5で横断面コ字状に被覆したものである。
【0076】
この防蟻用断熱板101は、図33に示すように、断熱基礎等に使用することができ、この場合、前記布基礎12の立ち上がり部13の外側面13a等にステンレスメッシュ5を上方に向けて密着させた後、低く形成した合成樹脂発泡板2を取付けるか、あるいは薄く形成した合成樹脂発泡板2を密着させた後、ステンレスメッシュ5を下方に向けて防蟻用断熱板101を取付ければよい。防蟻用断熱板101と合成樹脂発泡板2とは、接着剤等で接着すればよい。このように、上下2段の合成樹脂発泡板2の間にステンレスメッシュ5等のシート材が介在するようにしておけば、このシート材により白アリ3が上段の合成樹脂発泡板2の内部へ侵入するのを防止することができる。また、シート材だけで合成樹脂発泡板2を被覆しておくことによりコストダウンを図ることができると共に、あらかじめ一体化しておくことにより施工の合理化を図ることもできる。
【0077】
あるいは、図34に示すように、上記の防蟻用断熱板101と合成樹脂発泡板2とを、ステンレスメッシュ5を挟むようにして一体化した防蟻用断熱板111をあらかじめ用意しておけば、施工の手間を省けるという利点がある。
【0078】
このような防蟻用断熱板111を配置する際にステンレスメッシュ5等の縁部5aが邪魔になる場合には、適当な位置に切り込みや切り欠き等を入れておけばよい。
【0079】
なお、上下2段の合成樹脂発泡板2の間にステンレスメッシュ5等のシート材が介在していればよいので、シート材を横断面コ字状にしておかなくてもよいが、この実施形態のように横断面コ字状等にしておけば、上段の合成樹脂発泡板2への白アリ3の侵入をより確実に防止できるという利点がある。また、下段の合成樹脂発泡板2の高さ、即ち、ステンレスメッシュ5等の水平部分の位置は、地盤112中から上段の合成樹脂発泡板2への白アリ3の侵入を防止するために、図33のように地盤面112aよりも高くなるようにしておくのが望ましい。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、請求項の発明によれば、合成樹脂発泡板の上端面に前記シート材を介して更に合成樹脂発泡板の下端面を取付けているので、施工の手間を省けるという利点がある。また、前記シート材が複数のアンカー孔を有するので、アンカー効果により合成樹脂発泡板とシート材とをより強固に一体化できるという利点がある。
【0087】
請求項の発明によれば、前記シート材の縁部の少なくとも一部が合成樹脂発泡板から突出しているので、防蟻用断熱板の周囲に生じる隙間等を閉塞することができ、そのため白アリの侵入をより効果的に防止できるという利点がある。
【0089】
請求項の発明によれば、前記シート材が可撓性を有するので、このシート材を取扱い易く、そのため防蟻用断熱板をより簡単に製造できるという利点がある。
【0091】
請求項の発明によれば、前記シート材に、少なくともセメントと細骨材とを含有する表面材が塗布されているので、前記細骨材等により白アリの侵入を防止することができる。また、前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の3倍以下の寸法であり、アンカー孔の寸法を比較的大きくできるので、シート材の材料コストを低減化できると共に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単であるという利点がある。
【0092】
請求項の発明によれば、前記表面材にポリマーを添加しているので、表面材の強度、耐クラック性、接着性、水密性、耐摩耗性等が向上するという利点がある。
【0093】
請求項の発明によれば、前記表面材に白アリ忌避剤を添加しているので、この表面材が白アリによって噛み破られる可能性をより低下させることができるという利点がある。
【0094】
請求項の発明によれば、前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法、即ち、白アリの柔らかい体部等がアンカー孔に接触するような寸法であるので、白アリがそれを嫌い、そのためシート材から合成樹脂発泡板の内部へ白アリが侵入するのを防止することができる。また、アンカー孔の寸法を比較的大きくできるので、シート材の材料コストを低減化できると共に、寸法精度も低くてよいために製造も簡単であるという利点がある。
【0095】
請求項の発明によれば、前記シート材がメッシュ状部材からなるので、その繊維、フィラメント、又はストランド等の数を少なくでき、そのためコストダウンをより効果的に図ることができるという利点がある。
【0096】
請求項の発明によれば、前記合成樹脂発泡板にシート材が熱溶着され、合成樹脂発泡板のこの熱溶着部分が樹脂化してスキン層が形成されていると共に、このスキン層が前記アンカー孔内でそれぞれ外側に膨出しているので、スキン層の補強作用により全体の強度が向上すると共に、必要に応じてシート材に塗布されるモルタル等を、スキン層の膨出部分のアンカー効果によってより強固に係止できるという利点がある。
【0097】
請求項10の発明によれば、前記シート材が少なくとも約70のショア硬度を有するので、白アリは確実にこのシート材を噛み砕くことができず、そのため白アリの侵入をより効果的に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図2】ステンレスメッシュの要部拡大平面図。
【図3】 (a) は白アリの平面図、(b) は(a) のY−Y線断面図。
【図4】パンチングメタルの要部拡大平面図。
【図5】複数のシャーリング溝を形成した金属シートの要部拡大断面図。
【図6】図1の防蟻用断熱板の使用例を示す側面図。
【図7】図1の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図8】合成樹脂発泡板とシート材とを熱溶着した場合の防蟻用断熱板の要部拡大断面図。
【図9】シート材に表面材を塗布した防蟻用断熱板の要部拡大断面図。
【図10】防蟻用断熱板を連続的に製造する方法の一例を示す説明図。
【図11】防蟻用断熱板を切り離す様子を示す平面図。
【図12】防蟻用断熱板を連続的に製造する方法の他の例を示す説明図。
【図13】図1の防蟻用断熱板の他の使用例を示す断面図。
【図14】図1の防蟻用断熱板の他の使用例を示す断面図。
【図15】図1の防蟻用断熱板の他の使用例を示す断面図。
【図16】図1の防蟻用断熱板の他の使用例を示す断面図。
【図17】第2実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図18】図17の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図19】第3実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図20】図19の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図21】第4実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図22】図21の防蟻用断熱板を縦横に敷設する様子を示す斜視図。
【図23】図21の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図24】合成樹脂発泡板の他側面に複数のV字溝を設けた防蟻用断熱板の要部拡大断面図。
【図25】第5実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図26】図25の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図27】合成樹脂発泡板の一端面に嵌合部を設け、他端面に被嵌合部を設けた防蟻用断熱板の断面図。
【図28】第6実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図29】第7実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図30】図29の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図31】図29の防蟻用断熱板と合成樹脂発泡板とを積層した防蟻用断熱板の斜視図。
【図32】第8実施形態に係る防蟻用断熱板の斜視図。
【図33】図32の防蟻用断熱板の使用例を示す断面図。
【図34】図32の防蟻用断熱板と合成樹脂発泡板とを一体化した防蟻用断熱板の斜視図。
【符号の説明】
1,31,41,51,61,71,81,91,101,111 防蟻用断熱板
2 合成樹脂発泡板
2a 一側面
2b 他側面
3 白アリ
3a 頭部
4 編み目(アンカー孔)
5 ステンレスメッシュ(シート材)
5a 縁部
6 アンカー孔
7 パンチングメタル(シート材)
9 アンカー孔
10 金属シート(シート材)
11a 一端
11b 他端
11c 一端面
11d 他端面
14a 上端
14b 下端
14c 上端面
14d 下端面
21 表面材
55 V字溝
62 角部
64 嵌合部
65 被嵌合部

Claims (10)

  1. 合成樹脂発泡板の上端面に、白アリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成されたシート材を介して更に合成樹脂発泡板の下端面を取付けた防蟻用断熱板であって、
    前記シート材が複数のアンカー孔を有することを特徴とする防蟻用断熱板。
  2. 前記シート材の縁部の少なくとも一部が合成樹脂発泡板から突出していることを特徴とする請求項1記載の防蟻用断熱板。
  3. 前記シート材が可撓性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の防蟻用断熱板。
  4. 前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の3倍以下の寸法であると共に、前記シート材に、少なくともセメントと細骨材とを含有する表面材が塗布されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の防蟻用断熱板。
  5. 前記表面材にポリマーを添加したことを特徴とする請求項4記載の防蟻用断熱板。
  6. 前記表面材に白アリ忌避剤を添加したことを特徴とする請求項4又は5記載の防蟻用断熱板。
  7. 前記アンカー孔が、前記白アリの頭部横断面の最大寸法の2倍以下の寸法であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の防蟻用断熱板。
  8. 前記シート材がメッシュ状部材からなることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか記載の防蟻用断熱板。
  9. 前記合成樹脂発泡板にシート材が熱溶着され、合成樹脂発泡板のこの熱溶着部分が樹脂化してスキン層が形成されていると共に、このスキン層が前記アンカー孔内でそれぞれ外側に膨出していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の防蟻用断熱板。
  10. 前記シート材が少なくとも約70のショア硬度を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の防蟻用断熱板。
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