JP2000044830A - 反応染料組成物およびその適用 - Google Patents

反応染料組成物およびその適用

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JP2000044830A
JP2000044830A JP10350268A JP35026898A JP2000044830A JP 2000044830 A JP2000044830 A JP 2000044830A JP 10350268 A JP10350268 A JP 10350268A JP 35026898 A JP35026898 A JP 35026898A JP 2000044830 A JP2000044830 A JP 2000044830A
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JP10350268A
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Satoyuki Araki
聡之 荒木
Takeshi Washimi
武志 鷲見
Osayuki Katsuta
修之 勝田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
    • C09B67/0047Mixtures of two or more reactive azo dyes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルロース繊維等を染色するための三原色用
反応染料組成物を提供する。 【解決手段】 下記のa),b),c)及びd)の4つ
の反応染料群から選ばれる2つ以上を含有してなる反応
染料組成物。 a)下記式(I)の黄色染料の1種以上,b)式(II)
の赤色染料の1種以上,c)式(V)、(VII)及び(I
X)の3つの染料から選ばれる2つ以上の青色染料混合
物、d)C.I.Reactive Yellow 161,CAS No.1042
56-92-0等: 【化1】 (I) 【化2】 (II) 【化3】 (III) (IV) 【化4】 【化5】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、反応染料組成物及びそ
の適用に関する。
【0002】
【従来の技術】反応染料は、その優れた染料特性の故
に、繊維材料、とりわけ、セルロース系繊維の染色に多
用されている。反応染料を用いる繊維材料の染色におい
ては、黄色、赤色および青色の反応染料を三原色として
用いること、それらを、又は各色毎に適宜組み合わせて
染色又は捺染する方法が有用であることが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】三原色に使用される反
応染料に関しては、(i)各染料のヒ゛ルト゛アッフ゜性、均染
性、染色温度依存性及び浴比依存性が良好で染色の再現
性が優れていること、(ii)三原色の染料染着速度が等し
く、染色温度依存性が優れ、且つこれらの速度や依存性
が揃っており、相容性が良好であること、(iii)三原色
染料の耐光堅牢度や汗と日光との複合堅牢度、洗濯堅牢
度、塩素堅牢度など諸堅牢度が優れており、且つそれら
の堅牢度のレベルが揃っていることなどが好ましい。特
に、(i)項の均染性や染色の再現性については、近年、
素材の種類や形態の多様化及び工場の自動化、染色時間
の短縮化による操作の簡略化などに伴い、より均染性が
よく、染色の再現性のよい反応染料組成物が強く望まれ
ている。三原色の各染料のビルドアップ性が互いに異な
り、また、互いの染料を単独で用いて染色したときと適
宜組み合わせて染色したときにおいて染色性が一致しな
い場合は、近年多用されているコンピューターカラーマ
ッチングシステムによる色合わせが困難になり、上記(i
i)項の三原色染料の染着速度、染色温度依存性が互いに
異なる場合は、染色途中に斑染めが生じるという均染性
の問題や染色ロット間で色違いを生じる等の染色の再現
性が不良となる問題が生じる。また、(iii)項の三原色
各染料の堅牢度のレベルが揃っていない場合は、耐光堅
牢度や汗日光堅牢度、洗濯堅牢度及び塩素堅牢度の一部
や全てにおいて変色が目立ち、良好な染色物を得ること
が困難である等の問題が生じる。一方、各色毎又は三原
色用として反応染料を用いた染色、特に染色濃度が高い
染色の場合には、多量の無機中性塩を必要とするが、多
量の無機中性塩の添加は、多大な時間と労力を要するの
で、染色作業の操作性を著しく低下させる。また多量の
無機中性塩の添加は、染色排水への無機中性塩の含量を
増大させ、環境問題を考えると好ましくない。従って、
少量の無機中性塩の添加で高濃度の染色物が得られる反
応染料組成物が強く要望されている。また、近年の環境
問題への関心の高まりから、染色排水の着色負荷に対す
る規則も厳しくなる傾向にあり、固着率が高く、染色排
水の着色度の低い反応染料組成物が強く望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、各色毎又
は三原色染料を用いた反応染料組成物の染色及び捺染に
おける上記の問題点を解決すべく、鋭意検討した結果、
特定の組成物がこの目的を達成することを見出して、本
発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、下記のa)、b)、
c)及びd)の4つの反応染料の群から選ばれる2つ以
上の染料群を含有してなる反応染料組成物を提供する。
【0006】a)遊離酸の形で表すと、下記一般式
(I)で示される黄色反応染料の少なくとも1種、 b)遊離酸の形で表すと、下記一般式(II)で示され
る赤色反応染料の少なくとも1種、 c)遊離酸の形で表すと、下記式(V)で示される反応
染料、下記式(VII)で示される反応染料及び(I
X)で示される反応染料の3つから選ばれる2つ以上の
青色染料の混合物、 d) C.I.No.、CAS No.あるいは遊離酸の形で表す
と、下記一般式(XII)、(XIII)、(XI
V)、(XV)、(XVI)、(XVII)、(XVI
II)、(XIX)、(XX)、(XXI)、(XXI
I)、(XXIII)、CAS No.85765-41-9、 CAS N
o.183185-50-4、 CAS No.156291-01-9、 CASNo.1832
05-49-4、 CAS No.189574-45-6、CAS No.12226-52-
7、CAS No.12226-54-9、 CAS No.154603-22-2、 CA
S No.115682-10-5、C.I.Reactive Yellow 161、 C.
I.Reactive Yellow 175、 CAS No.104256-92-0、
C.I.Reactive Yellow 143、 CAS No.143804-55-1、
CAS No.107231-52-7、 CASNo.74388-34-4、 CAS
No.109736-54-1、 CAS No.88159-05-4、 CAS No.83
400-21-9、CAS No.72509-99-0、CAS No.63817-39-0、
C.I.Reactive Yellow163、 CAS No.140876-14-8、
C.I.Reactive Yellow 165、 CAS No.146548-74-5、
CAS No.146632-11-3、C.I.Reactive Yellow 136、
C.I.ReactiveYellow 137、CAS No.77907-38-1、CAS
No.178198-11-3、 CAS No.104981-57-9、 CAS N
o.195739-93-6、 CAS No.195876-25-6、 CAS No.85
765-41-9、 CAS No.183185-19-5、 CAS No.149850-
32-8、CAS No.61951-85-7、CASNo.96726-28-2、 CAS
No.149057-74-9、 CAS No.118578-13-5、 CAS N
o.169314-33-4、CAS No.130711-86-3、CAS No.71720-
86-0、 CAS No.68806-24-6、、CAS No.77365-64-1、
CAS No.83567-04-8、 CAS No.115682-40-1、CAS N
o.11209618-1、 CAS No.160306-24-1、 CAS No.801
62-04-5、 CASNo.11209618-1、 CAS No.160306-24-
1、 CAS No.121591-05-7、 CAS No.148159-34-6 C
AS No.114764-54-4、CAS No.70776-19-1、CAS No.80
019-42-7、CAS No.101200-49-1、 CAS No.173995-81
-8、 CAS No.181188-59-0、 CAS No.116912-36-8、
CAS No.106359-92-6、CAS No.149850-34-0、 CAS N
o.183185-18-4、 CAS No.149850-33-9、 CAS No.15
2397-21-2、 CAS No.157707-94-3、CAS No.68959-17
-1、CAS No.70833-38-4、CAS No.99441-48-2、CAS N
o.64104-00-3、CAS No.68413-52-5、 CAS No. 1072
31-93-6、 CAS No.74077-24-0、 CAS No.70817-81-
1、 CAS No.83763-62-6、 CAS No.146303-09-5、
CAS No.146632-12-4、 CAS No.70929-83-8、 CAS
No.73139-36-9、 CAS No.94158-79-9、CAS No.11857
8-11-3、 CAS No.190914-22-8、CASNo.68214-04-0、C
AS No.120265-14-7、CAS No.61931-52-0、CAS No.10
1698-02-6、CAS No.86422-60-8、CAS No.101453-62-
7、C.I.Reactive Red 229、CAS No.85605-32-9、 C
AS No.110493-61-3、 CAS No.149315-82-2、 CASN
o.128416-19-3、 CAS No.71872-76-9、 CAS No.131
257-18-6、 CAS No.132821-93-3、 CAS No.12225-6
3-7、C.I.Reactive Blue 237、 CAS No.183185-17-
3、 CAS No.93050-78-3、 CAS No.132174-48-2、
CAS No.87271-12-3、 CAS No.178938-07-3、 CAS
No.108624-00-6、 C.I.Reactive Black 5、 CAS N
o.116341-17-4、 CAS No.182755-42-6、 CAS No.11
1381-07-8、 CAS No.80315-16-8、 CAS No.125034-
70-0、 CAS No.178956-19-9、CAS No.182755-36-8、
CAS No.93912-64-2、 CAS No.182757-33-1、 CAS
No.80315-17-9、 CAS No.182970-42-9、 CAS No.
91667-03-7、 CAS No.172031-66-2、 CAS No.93951
-21-4、 CAS No.147826-71-9、 CAS No.81173-72-
0、 CAS No.81959-23-1、 CAS No.190914-23-9、
CAS No.186554-27-8、 CAS No.141250-43-3、 CAS
No.28731-57-9、 CAS No.198153-83-2、 CAS No.
149315-83-3、 CAS No.91254-17-0、 CAS No.14125
5-32-5、CAS No.136213-71-3、 CAS No.131257-19-
7、 CAS No.198153-84-3、 CASNo.198153-82-1、 C
AS No.81417-94-9、 CAS No.160306-13-8、 CAS N
o.68133-24-4、 CAS No.101362-38-3、 CAS No.198
153-85-4、 CAS No.161935-19-9、 CAS No.157707-
93-2、 CAS No.72847-56-4、 CAS No.124448-55-
1、 CAS No.186616-13-7、 CAS No.157245-95-9、
CAS No.151613-22-8、 CAS No.151594-21-7、 CA
S No.143341-04-2、 CAS No.77093-21-1、CAS No.1
07028-81-9、 CAS No.177772-87-1、 CAS No.12566
2-71-7、 CASNo.114616-00-1、 CAS No.122390-99-
2、 CAS No.105674-38-2、 CAS No.120583-77-9で
示される反応染料群から選ばれる1種以上:
【0007】
【化23】 (I)
【0008】[式中、m1は1〜3の整数を表し、R1、
R2及びR3は、互いに独立に、水素原子、置換されてい
てもよい低級アルキル基、置換されていてもよい低級ア
ルコキシ基、アルキルカルボニルアミノ基、置換されて
いてもよいフェニルカルボニルアミノ基又はウレイド基
を表し、R4は水素原子又は置換されていてもよい低級
アルキル基を表し、R5及びR6は、互いに独立に、水素
原子又は置換されていてもよい低級アルキル基を表し、
U1及びU2は、互いに独立して、置換されていてもよ
いフェニレン、置換されていてもよいナフチレン又は置
換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y1は
−SO2CH=CH2又は−SO2CH2CH2Z1を表
し、Y2は−SO2CH=CH2又は−SO2CH2CH2
Z2を表し、ここで、Z1およびZ2は、互いに独立に、
アルカリの作用で脱離する基を表す。]
【0009】
【化24】 (II)
【0010】[式中、m2及びm3は、互いに独立に、0
又は1を表し、R9、R7及びR8は、互いに独立に、
水素原子または置換されていてもよい低級アルキル基を
表し、Dは、置換されていてもよいフェニル基または置
換されていてもよいナフチル基を表し、A1は、下記一
般式(III)または(IV)
【0011】
【化25】 (III) (IV)
【0012】{ここで*印は、アゾ基に接続する結合を
表し、R12は水素原子、置換されていてもよい低級アル
キル基、置換されていてもよい低級アルコキシ基または
スルホ基を表し、pおよびqは、互いに独立に0または
1を表す。}で示される基を表し、Eは、下記一般式
(E1)、(E2)、(E3)または(E4)
【0013】
【化26】
【0014】{ここで、R13、R14およびR15は、互い
に独立に水素原子または置換されていてもよい低級アル
キル基を表し、U3は、置換されていてもよいフェニレ
ンまたは置換されていてもよいナフチレンを表し、U4
は、置換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、
Q1は、−O−、−S−または−NR16−を表し、ここ
に、R16は水素原子、置換されていてもよい低級アルキ
ル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、r
およびsは、互いに独立に、2,3または4を表し、t
は1〜6の整数を表し、**印はY3に接続する結合を
意味する}で示される連結基を表し、Y3は、−SO2C
H=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z3を表し、こ
こでZ3はアルカリの作用で脱離する基を表し、R10お
よびR11は、互いに独立にハロゲン原子、置換されてい
てもよいピリジニオ基、或いは下記一般式(G1)、
(G2)、(G3)または(G4)
【0015】
【化27】
【0016】{ここで、R17、R18、R19およびR20
は、互いに独立に、水素原子、置換されていてもよい低
級アルキル基、置換されていてもよいシクロヘキシル
基、置換されていてもよいフェニル基または置換されて
いてもよいナフチル基であり、Q2は、−CH2−、−
O−,−S−、−SO2−または−NR21−を表し、
ここにR21は水素原子または置換されていてもよい低
級アルキル基を表し、uは1,2または3である}]で
示される基を表す。
【0017】
【化28】
【0018】[式中、R22は水素原子、置換されていて
もよい低級アルキル基、ニトロ基、スルホ基または−S
O2C2H4Clを表し、R25は、水素原子又は置換さ
れていてもよい低級アルキル基を表し、Meは原子番号
27〜29の金属イオンを表し、R23及びR24は、互い
に独立に、ハロゲン原子、置換されていてもよいフェニ
ルアミノ基または下記一般式(VI)
【0019】
【化29】 (VI)
【0020】{ここで、R26は水素原子又は置換されて
いてもよい低級アルキル基を表し、U5は置換されてい
てもよいフェニレン、置換されていてもよいナフチレン
又は置換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表
し、Y4は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2C
H2Z4を表し、ここで、Z4はアルカリの作用で脱離す
る基である。}で示される基を表すが、R23及びR24の
少なくとも一方は、ハロゲン原子或いは一般式(VI)
で示される基である。]
【0021】
【化30】 (VII)
【0022】[式中、Y5は−SO2CH=CH2あるいは
−SO2CH2CH2Z5を表し、ここで、Z5はアルカ
リの作用で脱離する基を表し、R27及びR28は、互いに
独立に、ハロゲン原子、置換されていてもよいフェニル
アミノ基または下記一般式(VIII)
【0023】
【化31】 (VIII)
【0024】{ここで、R29は水素原子又は置換されて
いてもよい低級アルキル基を表し、U6は置換されてい
てもよいフェニレン、置換されていてもよいナフチレン
又は置換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表
し、Y6は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2C
H2Z6を表し、Z6はアルカリの作用で脱離する基を表
す。}で示される基を表すが、R27及びR28の少なくと
も一方は、ハロゲン原子または一般式(VIII)で示
される基である。]
【0025】
【化32】 (IX)
【0026】[式中、W1及びW2は、互いに独立に、水
素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基または置換基を有していてもよいアリールオキシ基
を表し、X1およびX2は、互いに独立に、水素原子、ハ
ロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基または
カルボキシル基を表し、R30は水素原子または置換され
ていてもよい低級アルキル基を表し、R31は、ハロゲン
原子、置換基を有していてもよい低級アルコキシ基、ヒ
ドロキシル基、置換基を有していてもよいアミノ基また
は下記一般式(X) −N(R33)−U7−Y7 (X) {式中、R33は水素原子または置換基を有していても
よい低級アルキル基を表し、U7は置換されていてもよ
いフェニレン、置換されていてもよいナフチレン又は置
換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y7
は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z7
を表し、Z7はアルカリの作用で脱離する基を表す。}
で示される基を表し、R32は、ハロゲン原子、置換基を
有していてもよい低級アルコキシ基、ヒドロキシル基、
置換基を有していてもよいアミノ基または下記一般式
(XI) −N(R34)−U8−Y8 (XI) {式中、R34は、水素原子または置換基を有していて
もよい低級アルキル基を表し、U8は置換されていても
よいフェニレン、置換されていてもよいナフチレン又は
置換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y
8は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z
8を表し、Z8は、アルカリの作用で脱離する基を表
す。}で示される基を表すが、R31及びR32の少な
くとも一方は、ハロゲン原子、式(X)で示される基お
よび式(XI)で示される基から群より選ばれる1つで
ある。]
【0027】
【化33】 (XII)
【0028】
【化34】 (XIII)
【0029】
【化35】 (XIV)
【0030】
【化36】 (XV)
【0031】
【化37】 (XVI)
【0032】
【化38】 (XVII)
【0033】
【化39】
【0034】
【化40】
【0035】
【化41】
【0036】
【化42】
【0037】
【化43】 (XXII)
【0038】
【化44】 (XXIII)
【0039】又、本発明は、上記反応染料組成物を用い
てセルロース繊維材料を染色又は捺染する方法をも提供
する。以下、本発明を詳細に説明する。
【0040】
【発明の実施の形態】前記一般式(I)、(II)、
(III)、(E1)、(E2)、(E3)、(G1)、
(G3)、(G4)、(V)、(VI)、(VII
I)、(IX)、(X)、(XI)、(XI)、(XVI
I)、(XLII)、(XLVIII)及び(XLIX)において、R
4、R5、R6、R7、R8、R9、R12、R13、R14、R1
5、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R25、R2
6、R29、R30、R33、R34、R35、R36、R38及びR3
9で表されるアルキル基としてはメチル、エチル、n−
プロピル、イソブチル等の直鎖もしくは分岐状の炭素数
1〜4のアルキル基を挙げることが出来る。また、アル
コキシ基としてはメトキシ、エトキシ、iso−プロポ
キシなどの直鎖もしくは分岐状の炭素数1〜4のアルコ
キシ基を挙げることができる。また置換基としては、ヒ
ドロキシ、シアノ、アルコキシ、ハロゲン、カルバモイ
ル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アルキルカル
ボニルオキシ、スルホ及びスルファモイル等を挙げるこ
とができる。これらの置換された低級アルキル基とし
て、具体的には、例えば、2−ヒドロキシエチル、2−
ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、3−ヒ
ドロキシブチル、4−ヒドロキシブチル、2,3−ジヒ
ドロキシプロピル、3,4−ジヒドロキシブチル、シア
ノメチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、メ
トキシエチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、
2−エトキシエチル、3−メトキシプロピル、3−エト
キシプロピル、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピ
ル、クロロメチル、ブロモメチル、2−クロロエチル、
2−ブロモエチル、3−クロロプロピル、3−ブロモプ
ロピル、4−クロロブチル、4−ブロモブチル、カルボ
キシメチル、2−カルボキシエチル、3−カルボキシプ
ロピル、4−カルボキシブチル、1,2−ジカルボキシ
エチル、カルバモイルエチル、2−カルバモイルエチ
ル、3−カルバモイルプロピル、4−カルバモイルブチ
ル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメ
チル、2−メトキシカルボニルエチル、2−エトキシカ
ルボニルエチル、3−メトキシカルボニルプロピル、3
−エトキシカルボニルプロピル、4−メトキシカルボニ
ルブチル、4−エトキシカルボニルブチル、メチルカル
ボニルオキシメチル、エチルカルボニルオキシメチル、
2−メチルカルボニルオキシエチル、2−エチルカルボ
ニルオキシエチル、3−エチルカルボニルオキシプロピ
ル、4−メチルカルボニルオキシブチル、4−エチルカ
ルボニルオキシブチル、スルホメチル、2−スルホエチ
ル、3−スルホプロピル、4−スルホブチル、スルファ
モイルメチル、2−スルファモイルエチル、3−スルフ
ァモイルプロピル及び4−スルファモイルブチル等が挙
げられる。
【0041】本発明の組成物における各染料を表す前記
一般式(I)、(E1)、(VI)、(VIII)、
(X)及び(XI)において、U1、U2、U3、U
5、U6、U7及びU8で表される置換されていてもよ
いフェニレンとしては、好ましくは、互いに独立に、メ
チル基、エチル基等のC1〜C4アルキル基、メトキシ、
エトキシ等のC1〜C4アルコキシ基、塩素、臭素等のハ
ロゲン及びスルホ基の群から選ばれる、1又は2個の置
換基により置換されていてもよいフェニレンであり、例
えば、
【0042】
【化45】
【0043】(式中、星印で示した結合は、−Y1、−
Y2、−Y3、−Y4、−Y6、−Y7又は−Y8に通じて
いる結合を意味する。)等を挙げることができる。前記
一般式(I)、(E1)、(VI)、(VIII)、
(X)、(XI)において、U1、U2、U3、U5〜
U8で表される置換されていてもよいナフチレンとして
は、好ましくはスルホ基1個で置換されていてもよいナ
フチレンが挙げられる。これらの具体例としては、例え
ば、
【0044】
【化46】
【0045】(式中、星印で示した結合は、−Y1、−
Y2、−Y3、−Y4、−Y6、−Y7又は−Y8に通じて
いる結合を意味する。)等を挙げることができる。
【0046】前記一般式(I)、(E2)、(VI)、
(VIII)、(X)、(XI)において、U1、U
2、U4、U5〜U8で表される置換されていてもよい
C2〜C6アルキレンとしては、たとえば、−(CH2)
2−、−(CH2)3−および−CH(CH3)CH2
−等のアルキレン基が挙げられる。殊にC2〜C4アル
キレンが好ましい。
【0047】前記一般式(I)、(II)、(VI)、
(VII)、(VIII)、(X)、(XI)におい
て、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7およびY8は、
繊維反応性基を表す。又、アルカリの作用で脱離する基
であるZ1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7及びZ8とし
ては、例えばフルオロ、クロロ、ブロム等のハロゲン原
子、スルファート、チオスルファート、フォスファート
およびアセチルオキシ等を挙げることが出来、とくにス
ルファートが好ましい。
【0048】式(I)におけるR1、R2およびR3とし
ては、これらのうち少なくとも一つがウレイド、低級ア
ルキル基、アルキルカルボニルアミノ基または置換され
ていてもよいフェニルカルボニルアミノ基であり、その
他は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基であ
ることが好ましい。ここで、フェニルカルボニルアミノ
基が置換されている場合、置換基としては、例えば、ス
ルホ、カルボキシ、メチルもしくはハロゲン原子等が挙
げられ、該置換基は、フェニルに置換されている。
【0049】式(II)におけるDで表されるナフチル
として、好ましくは、無置換のナフチル、或いは、Q
(ここでQは、−SO2CH=CH2、−SO2CH2CH
2Z9(Z9は、前記のZ1〜Z8と同様の意味を有す
る。)を表す)及びスルホの群から選ばれる1、2もし
くは3個の置換基により置換されたナフチルが挙げられ
る。これらの中でも、遊離酸の形が、下記式(D3)又は
(D4)で示される基が、好ましい。
【0050】
【化47】
【0051】〔式中、wは、1又は2を表し、xは、0
又は1を表し、Qは、前記の意味を表す。〕
【0052】ここで、一般式(D3)で示される基として
は、以下のものが例示される。
【0053】
【化48】
【0054】又、一般式(D4)で示される基としては、
以下のものが例示される。
【0055】
【化49】
【0056】〔Qは、前記の意味を表す。〕
【0057】一般式(D4)で示される基としては、これ
らの例示のナフチル基の中でも、Qが−SO2CH2CH
2OSO3Hであり、且つ、スルホで置換されていてもよ
い、ナフチルが、特に好ましい。
【0058】又、前記一般式(II)において、A1
は、前記一般式(III)又は(IV)で示される基を
表し、p及びqは互いに独立に0又は1を表し、*印は
アゾ基に接続する結合を表し、R12は水素原子、置換さ
れていてもよい低級アルキル基、置換されていてもよい
低級アルコキシ又はスルホを表す。ここで、上記低級ア
ルキル基や低級アルコキシとしては、例えば、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−プ
ロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキ
シやsec−ブトキシ等が、挙げられる。
【0059】上記A1の具体例としては、例えば、
【0060】
【化50】
【0061】〔式中、*印は、アゾ基に接続する結合を
表す。〕等の基を挙げることができる。
【0062】中でも、2−スルホ−1,5−フェニレン
(この場合、1−位で、アゾ基に結合している)等が、
特に好ましい。
【0063】一般式(II)において、Eは、前記式
(E1)、(E2)、(E3)又は(E4)で示される
連結基を表し、R13、R14及びR15は、互いに独立に、
水素原子又は置換されていてもよいアルキルを表すが、
当該アルキルとしては、前記R4等で例示したものと同
様の基が挙げられる。R13、R14及びR15としては、好
ましくは、水素原子、メチル及びエチルである。この場
合、R13、R14及びR15が、水素原子であるときが、特
に好ましい。
【0064】Eにおける前記式(E1)中、U3は置換
されていてもよいフェニレン又は置換されていてもよい
ナフチレンを表す。かかる置換されていてもよいフェニ
レンとしては、例えば、炭素数1〜4個のアルキル、炭
素数1〜4個のアルコキシ、スルホ及びハロゲノの群か
ら選ばれる1又は2個の置換基により置換されていても
よいフェニレン等を挙げることができる。好ましいフェ
ニレンとしては、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、クロロ、ブロモ及びスルホの群から選ばれる1又は
2個の置換基により置換されていてもよいフェニレンが
挙げられる。
【0065】かかるフェニレンの具体例としては、例え
ば、
【0066】
【化51】
【0067】〔式中、*印で示した結合は−NR13−
(R13は前記の意味を有する。)に接続する結合を意味
する。〕等を挙げることができる。とりわけ、メチル又
はメトキシから選ばれる1または2個の基で置換されて
いてもよいフェニレンが特に好ましい。
【0068】前記一般式(E1)中の、U3で表される
置換基されていてもよいナフチレンとしては、例えば、
炭素数1〜4個のアルキル、炭素数1〜4個のアルコキ
シ、スルホ及びハロゲノの群から選ばれる1又は2個の
置換基により置換されていてもよいナフチレン等を挙げ
ることができる。U3で表される置換されていてもよい
ナフチレンとしては、好ましくは、1又は2個のスルホ
により置換されていてもよいナフチレンである。かかる
ナフチレンの具体例としては、例えば、
【0069】
【化52】
【0070】〔式中、*で示した結合は、−NR13−
(R13は前記の意味を有する。)に接続する結合を意味
する。〕等を挙げることができる。
【0071】U3は、好ましくは、置換されていてもよ
いフェニレンであり、とりわけ、メチル及びメトキシか
ら選ばれる1又は2個の基で置換されていてもよいフェ
ニレンが好ましい。
【0072】また、前記式(E2)中、U4は置換され
ていてもよいC2〜C6アルキレンを表すが、かかるア
ルキレンとしては、好ましくは、炭素数1〜4個のアル
キル、ハロゲノ、ヒドロキシ、スルホ、シアノ、炭素数
1〜4個のアルコキシ、炭素数1〜4個のアルコキシカ
ルボニル、炭素数1〜4個のアルキルカルボニルオキシ
及びカルバモイルの群から選ばれる置換基により置換さ
れていてもよい炭素数2〜4個のアルキレン等が挙げら
れる。U4で表される置換されていてもよいアルキレン
としては、好ましくは、無置換の炭素数2〜4個のアル
キレンが挙げられ、中でも、エチレン及びトリメチレン
が、特に好ましい。
【0073】前記式(E3)中、Q1は−O−、−S−又
は−NR16−を表し、ここでR16は水素原子、置換され
ていてもよい低級アルキル又は置換されていてもよいフ
ェニルを表す。またR16で表される置換されていてもよ
いフェニルとしては、例えば、スルホで置換されていて
もよいフェニルを挙げることができる。R16は、好まし
くは、水素原子、メチル及びエチルである。
【0074】前記一般式(E3)中、r及びsは、互い
に独立に2、3又は4である。一般式(E3)で示され
る基としては、Q1が−O−であり、且つ、r及びs
が、互いに独立に、2又は3であるものが好ましく、具
体的には、
【0075】#−CH2CH2−O−CH2CH2− #−CH2CH2−O−CH2CH2CH2− #−CH2CH2CH2−O−CH2CH2− #−CH2CH2CH2−O−CH2CH2CH2
【0076】〔式中、#で示した結合は、−NR15−
(R15は前記の意味を有する。)に接続する結合を意味
する。〕である基が好ましい。
【0077】とりわけ、 #−CH2CH2−O−CH2CH2− 〔式中、#は前記の意味を有する。〕である基が、特に
好ましい。
【0078】前記式(E4)中、tは1〜6の整数を表
すが、中でも、2、3又は4であるものが、好ましい。
【0079】このようなEで示される連結基としては、
前記一般式(E1)又は(E2)で示される連結基が好ま
しく、中でも、一般式(E2)で示される基が、特に好
ましい。
【0080】更に、Eが前記式(E1)で示される基で
ある場合、U3が、置換されていてもよいフェニレン、
特にメチル又はメトキシから選ばれる1又は2個の基で
置換されていてもよいフェニレンであり、且つ、R13
が、水素原子、メチル又はエチルであるものが好まし
い。
【0081】また、Eが前記一般式(E2)で示される
基である場合、U4が、エチレン又はトリメチレンであ
り、且つ、R14が、水素原子、メチル又はエチル、特に
水素原子であるものが好ましい。
【0082】前記一般式(II)において、R10及びR
11は互いに独立に、ハロゲノ、置換されていてもよいピ
リジニオ、或いは式(G1)、式(G2)、式(G3)
又は式(G4)で示される基を表す。ここで、ハロゲノ
としては、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ等を挙げ
ることができる。
【0083】また、置換されていてもよいピリジニオと
しては、例えば、カルボキシ、カルバモイル、スルホ、
ハロゲノ及び置換されていてもよい炭素数1〜4のアル
キルの群から選ばれる基で置換されていてもよいピリジ
ニオ等が挙げられる。ここで、置換されていてもよい炭
素数1〜4のアルキルとしては、2−ヒドロキシエチ
ル、2−スルホエチル等を挙げることができる。
【0084】かかるピリジニオの具体例としては、ピリ
ジニオ、2−、3−又は4−カルボキシピリジニオ、2
−、3−又は4−カルバモイルピリジニオ、3−スルホ
ピリジニオ、4−(2−スルホエチル)ピリジニオ、3
−(2−ヒドロキシエチル)ピリジニオ、4−クロロピ
リジニオ、3−メチルピリジニオ、3,5−ジカルボキ
シピリジニオ等を挙げることができる。好ましくはカル
ボキシ又はカルバモイルで置換されているピリジニオで
あり、とりわけ、3−又は4−カルボキシピリジニオが
特に好ましい。
【0085】前記一般式(G1)、(G3)又は(G
4)で示される基中、R17、R18、R19及びR20は互い
に独立に、水素原子、置換されていてもよい低級アルキ
ル、置換されていてもよいシクロへキシル、置換されて
いてもよいフェニル又は置換されていてもよいナフチル
を表す。かかるアルキルとしては、前記R4等で例示し
たアルキルと同様のものが挙げられ、置換されていても
よいシクロヘキシルとしては、例えば、未置換のシクロ
ヘキシルや、メチル及び水酸基等で置換されたシクロヘ
キシル等を挙げることができる。置換されていてもよい
フェニルとしては、例えば、炭素数1〜4個のアルキ
ル、炭素数1〜4個のアルコキシ、スルホ及びハロゲノ
の群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されて
いてもよいフェニル等を挙げることができる。
【0086】R17〜R20で示される置換されていて
もよい低級アルキルとしては、好ましくは、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチル、2−ヒドロキシエチル、、2−
スルホエチル、2−メトキシエチル、2−カルボキシエ
チル、2−カルバモイルエチル、2−スルファモイルエ
チル、ベンジル、2−、3−又は4−スルホベンジル等
である。
【0087】前記一般式(G1)、(G3)又は(G
4)で示される基中、R17、R18、R19及びR20におけ
る置換されていてもよいフェニルとしては、例えば、炭
素数1〜4個のアルキル、炭素数1〜4個のアルコキ
シ、スルホ、カルボキシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シア
ノ、カルバモイル、スルファモイル、カルボン酸エステ
ル、2−ヒドロキシエチルスルホニル、アミノ、アルキ
ルカルボニルアミノやフェニルカルボニルアミノ等のア
シルアミノ及び炭素数1〜4個のアルキルにより置換さ
れたアミノの群から選ばれる1又は2個の置換基により
置換されていてもよいフェニル等を挙げることができ
る。
【0088】かかるフェニルの具体例としては、例え
ば、フェニル、2−、3−又は4−メチルフェニル、2
−、3−又は4−メトキシフェニル、2−、3−又は4
−エチルフェニル、2−、3−又は4−エトキシフェニ
ル、2−、3−又は4−カルボキシフェニル、2−、3
−又は4−クロロフェニル、2−、3−又は4−スルホ
フェニル、2−スルホ−4−メトキシフェニル、2−、
3−又は4−ヒドロキシフェニル等が、好ましいものと
して挙げられる。
【0089】前記一般式(G1)、(G3)又は(G
4)で示される基中、R17、R18、R19及びR20におけ
る置換されていてもよいナフチルとしては、例えば、炭
素数1〜4個のアルキル、炭素数1〜4個のアルコキ
シ、スルホ、カルボキシ、ハロゲノ及びヒドロキシの群
から選ばれる1、2又は3個の置換基により置換されて
いてもよいナフチル等を挙げることができる。
【0090】かかるナフチルの具体例としては、例え
ば、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−スル
ホ−1−ナフチル、1−、5−、6−、7−又は8−ス
ルホ−2−ナフチル、1,5−、5,7−、6,8−、4,
8−、4,7−、3,8−、4,6−、3,7−又は3,6
−ジスルホ−2−ナフチル、4,6,8−、2,4,7−又
は3,6,8−トリスルホ−1−ナフチル、1,5,7−、
4,6,8−又は3,6,8−トリスルホ−2−ナフチル等
が、好ましいものとして挙げられる。
【0091】前記一般式(G2)で示される基中、Q2
は−CH2−、−O−、−S−、−SO2−又は−NR
21−を表す。R21としては、水素原子、メチル、エチル
が、特に好ましい。
【0092】又、前記一般式(G2)中、uは1、2又
は3の整数を意味する。
【0093】前記式(G2)で示される基の具体例とし
ては、例えば、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、
n−アルキルピペラジノ及びモルホリノ等を挙げること
ができる。中でも、Q2が−CH2−又は−O−であ
り、かつ、uが2である場合、つまり、ピペリジノ又は
モルホリノが特に好ましい。
【0094】前記一般式(II)において、R10及び/
又はR11が、−NR17R18で示される前記式(G1)で
示される基である場合、このような基 (G1)を形成す
るのに用いられるアミン化合物(HNR17R18)として
は、例えば次のようなものを挙げることが出来る。
【0095】イ)アンモニア; ロ)下記の芳香族アミン類 1−アミノベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−
4−メチルベンゼン、1−アミノ−2,4−、−3,4−
又は−3,5−ジメチルベンゼン、1−アミノ−2−、
−3−又は−4−エチルベンゼン、1−アミノ−2−、
−3−又は−4−メトキシベンゼン、1−アミノ−2
−、−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−アミノ−
2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−アミノ−
2−、−3−又は−4−ブロモベンゼン、1−アミノ−
2−、−3−又は−4−フルオロベンゼン、3−又は4
−アミノフェニルメタンスルホン酸、2−、3−又は4
−アミノベンゼンスルホン酸、3−又は4−メチルアミ
ノベンゼンスルホン酸、3−又は4−エチルアミノベン
ゼンスルホン酸、5−アミノベンゼン−1,3−ジスル
ホン酸、6−アミノベンゼン−1,3−又は−1,4−ジ
スルホン酸、4−アミノベンゼン−1,2−ジスルホン
酸、4−アミノ−5−メチルベンゼン−1,2−ジスル
ホン酸、2−、3−又は4−アミノ安息香酸、5−アミ
ノベンゼン−1,3−ジカルボン酸、5−アミノ−2−
ヒドロキシベンゼンスルホン酸、4−アミノ−2−ヒド
ロキシベンゼンスルホン酸、5−アミノ−2−エトキシ
ベンゼンスルホン酸、N−メチルアミノベンゼン、N−
エチルアミノベンゼン、1−メチルアミノ−3−又は−
4−メチルベンゼン、1−エチルアミノ−3−又は−4
−メチルベンゼン、1−メチルアミノ−2−、−3−又
は−4−クロロベンゼン、1−エチルアミノ−2−、−
3−又は−4−クロロベンゼン、1−(2−ヒロドキシ
エチル)アミノ−3−メチルベンゼン、3−又は4−メ
チルアミノ安息香酸、1−アミノ−2−メトキシ−5−
メチルベンゼン、1−アミノ−2,5−ジメトキシベン
ゼン、2−、3−又は4−アミノフェノール、1−アミ
ノ−3−又は−4−アセチルアミノベンゼン、2,4−
又は2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸、1−アミノ
ベンゼン−3−又は−4−(β−ヒドロキシエチルスル
ホン)、2−、4−、5−、6−、7−又は8−アミノ
ナフタレン−1−スルホン酸、1−、4−、5−、6
−、7−又は8−アミノナフタレン−2−スルホン酸、
7−メチルアミノナフタレン−2−スルホン酸、7−エ
チルアミノナフタレン−2−スルホン酸、7−ブチルア
ミノナフタレン−2−スルホン酸、7−イソブチルアミ
ノナフタレン−2−スルホン酸、4−、5−、6−、7
−又は8−アミノナフタレン−1,3−ジスルホン酸、
2−、3−又は4−アミノナフタレン−1,5−ジスル
ホン酸、4−又は8−アミノナフタレン−1,6−ジス
ルホン酸、4−アミノナフタレン−1,7−ジスルホン
酸、3−又は4−アミノナフタレン−2,6−ジスルホ
ン酸、3−又は4−アミノナフタレン−2,7−ジスル
ホン酸、6−又は7−アミノナフタレン−1,3,5−ト
リスルホン酸、4−、7−又は8−アミノナフタレン−
1,3,6−トリスルホン酸、4−アミノナフタレン−
1,3,7−トリスルホン酸等;
【0096】ハ)下記の脂肪族アミン類 メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イ
ソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イソブチルアミ
ン、sec−ブチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、メチルエチルアミン、アリルアミン、2−クロロ
エチルアミン、2−メトキシエチルアミン、2−アミノ
エタノール、2−メチルアミノエタノール、ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミン、2−アセチルアミノエチル
アミン、1−アミノ−2−プロパノール、3−メトキシ
プロピルアミン、1−アミノ−3−ジメチルアミノプロ
パン、2−アミノエタンスルホン酸アミド、2−アミノ
エタンスルホン酸、アミノメタンスルホン酸、2−メチ
ルアミノエタンスルホン酸アミド、2−メチルアミノエ
タンスルホン酸、3−アミノ−1−プロパンスルホン
酸、2−スルファートエチルアミン、アミノ酢酸、メチ
ルアミノ酢酸、3−アミノプロピオン酸、3−アミノプ
ロピオン酸アミド、3−メチルアミノプロピオン酸、3
−メチルアミノプロピオン酸アミド、ε−アミノカプロ
ン酸、ベンジルアミン、2−、3−又は4−スルホベン
ジルアミン、2−、3−又は4−クロロベンジルアミ
ン、2−、3−又は4−メチルベンジルアミン、N−メ
チルベンジルアミン、1−フェニルエチルアミン、2−
フェニルエチルアミン、1−フェニル−2−プロピルア
ミン等。
【0097】かかる式 HNR17R18で示されるアミン
化合物として、特に好ましいものとしては、例えば、ア
ニリン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、2
−、3−又は4−クロロアニリン、N−メチル−2−、
−3−又は−4−クロロアニリン、N−エチル−2−、
−3−又は−4−クロロアニリン、2−、3−又は4−
メチルアニリン、2−、3−又は4−エチルアニリン、
2−、3−又は4−メトキシアニリン、2−、3−又は
4−エトキシアニリン、2−、3−又は4−ヒドロキシ
アニリン、アニリン−2−、−3−又は−4−スルホン
酸、3−又は4−メチルアミノベンゼンスルホン酸、3
−又は4−エチルアミノベンゼンスルホン酸、2−、3
−又は4−カルボキシアニリン、アンモニア、メチルア
ミン、エチルアミン、ジメチルアミン、タウリン、N−
メチルタウリン、モノ−又はジ−エタノールアミン、2
−スルファモイルエチルアミン、2−カルバモイルエチ
ルアミンを挙げることができる。これらの中でも、とり
わけ、、アニリン、N−メチルアニリン、N−エチルア
ニリン、2−、3−又は4−クロロアニリン、N−メチ
ル−2−、−3−又は−4−クロロアニリン、N−エチ
ル−2−、−3−又は−4−クロロアニリン、2−、3
−又は4−メチルアニリン、2−、3−又は4−エチル
アニリン、2−、3−又は4−メトキシアニリン、2
−、3−又は4−エトキシアニリン、2−、3−又は4
−ヒドロキシアニリン、アニリン−2−、−3−又は−
4−スルホン酸、3−又は4−メチルアミノベンゼンス
ルホン酸、3−又は4−エチルアミノベンゼンスルホン
酸、2−、3−又は4−カルボキシアニリン等が、特に
好ましい。
【0098】更に、R10及び/又はR11が前記一般式
(G1)で示される基である場合、R17及びR18で示さ
れる基は、一方が置換されていてもよいフェニルである
ことが好ましく、より好ましくは、R17が、水素原子、
メチル又はエチルであり、かつ、R18が炭素数1〜4の
アルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボ
キシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ及びアルキルカル
ボニルアミノやフェニルカルボニルアミノ等のアシルア
ミノの群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニ
ルである場合が、特に好ましい。
【0099】R10及び/又はR11が、−OR19で示され
る前記一般式(G3)である場合、−OR19基を形成す
るのに用いられる化合物(即ち、HOR19)としては、
例えば、次のようなものを挙げることができる。
【0100】ニ)下記のフェノール類やナフトール類 フェノール、1−ヒドロキシ−2−、−3−又は−4−
メチルベンゼン、1−ヒドロキシ−3,4−又は−3,
5−ジメチルベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−3−
又は−4−エチルベンゼン、1−ヒドロキシ−2−、−
3−又は−4−メトキシベンゼン、1−ヒドロキシ−2
−、−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−ヒドロキ
シ−2−、−3−又は−4−クロロベンゼン、3−又は
4−ヒドロキシフェニルメタンスルホン酸、3−又は4
−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、5−ヒドロキシベン
ゼン−1,3−ジスルホン酸、2−ヒドロキシベンゼン
−1,4−ジスルホン酸、4−ヒドロキシベンゼン−
1,2−ジスルホン酸、4−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンゼン−1,2−ジスルホン酸、3−又は4−ヒドロキ
シ安息香酸、5−ヒドロキシベンゼン−1,3−ジカル
ボン酸、5−ヒドロキシ−2−エトキシベンゼンスルホ
ン酸;
【0101】2−、4−、5−、6−、7−又は8−ヒ
ドロキシナフタレン−1−スルホン酸、1−、4−、5
−、6−、7−又は8−ヒドロキシナフタレン−2−ス
ルホン酸、4−、5−、6−、7−又は8−ヒドロキシ
ナフタレン−1,3−ジスルホン酸、2−、3−又は4
−ヒドロキシナフタレン−1,5−ジスルホン酸、4−
又は8−ヒドロキシナフタレン−1,6−ジスルホン
酸、4−ヒドロキシナフタレン−1,7−ジスルホン
酸、3−又は4−ヒドロキシナフタレン−2,6−ジス
ルホン酸、3−又は4−ヒドロキシナフタレン−2,7
−ジスルホン酸、6−又は7−ヒドロキシナフタレン−
1,3,5−トリスルホン酸、4−、7−又は8−ヒドロ
キシナフタレン−1,3,6−トリスルホン酸、4−ヒド
ロキシナフタレン−1,3,7−トリスルホン酸;
【0102】ホ)下記の脂肪族アルコール類 メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブ
タノール、2−クロロエタノール、2−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、3−メトキシプロパノ
ール、3−エトキシプロパノール、2−ヒドロキシエタ
ンスルホン酸、3−ヒドロキシ−1−プロパンスルホン
酸、2−シアノエタノール、2−スルファートエタノー
ル、グリコール酸、3−ヒドロキシプロピオン酸、ベン
ジルアルコール、2−、3−又は4−クロロベンジルア
ルコール、4−メチルベンジルアルコール、2−、3−
又は4−スルホベンジルアルコール、2−フェニルエタ
ノール、1−フェニル−2−プロパノール。
【0103】R10及び/又はR11が、−SR20で示され
る前記一般式(G4)である場合、−SR20基を形成す
るのに用いられる化合物(HSR20)としては、例え
ば、式(G3)を形成するのに用いられる化合物として
先に例示した、フェノール類、ナフトール類、脂肪族ア
ルコール類における水酸基を、それぞれメルカプト基に
変更した化合物等を挙げることができる。
【0104】前記一般式(II)において、R11は、ハ
ロゲノ、置換されていてもよいピリジニオ、式(G1)
又は式(G3)であるものが好ましい。 これらの中で
も、フルオロ、クロロ、3−カルボキシピリジニオ、式
(G1)又は式(G3)が、R11として好ましい。R11
が式(G1)で示される基である場合は、R17及びR18
の一方が水素原子、メチル又はエチルであって、他方が
置換されていてもよいフェニル、特に炭素数1〜4のア
ルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキ
シ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ及びアルキルカルボ
ニルアミノやフェニルカルボニルアミノ等のアシルアミ
ノの群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル
であるものが好ましい。又、R11が式(G3)で示され
る基である場合は、R19が水素原子、メチル又はエチル
であるものが好ましい。中でも、R11としては、前記式
(G1)であり、R17及びR18の一方が水素原子、メチ
ル又はエチルであって、他方が炭素数1〜4のアルキ
ル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボキシ、
ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ及びアシルアミノの群か
ら選ばれる基で置換されていてもよいフェニルであるも
のが、特に好ましい。
【0105】また、R10としては、ハロゲノ、置換され
ていてもよいピリジニオ又は前記式(G1)であるもの
が好ましい。これらの中でも、フルオロ、クロロ、3−
カルボキシピリジニオ又は式(G1)が、R10として好
ましい。R10が、式(G1)である場合は、R17及びR
18の一方が水素原子、メチル又はエチルであって、他方
が置換されていてもよいフェニル、特に炭素数1〜4の
アルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、スルホ、カルボ
キシ、ハロゲノ、ヒドロキシ、シアノ及びアシルアミノ
の群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニルで
ある場合が好ましい。中でも、R10としては、フルオロ
又はクロロが、特に好ましい。
【0106】前記一般式(II)において、D又はA1
とアゾ基を介して連結しているアミノナフトールスルホ
ン酸類としては、例えば、H酸、K酸、J酸、γ酸、ス
ルホJ酸及びN−メチルJ酸等を挙げることができる。
これらの中でも、H酸、K酸、J酸が特に好ましい。
【0107】前記一般式(V)で示す化合物において、
R22は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル
基、ニトロ基、スルホ基または−SO2C2H4Clを
表すが、なかでも水素原子が特に好ましい。
【0108】前記一般式(V)においてMeで表される
原子番号27〜29の金属イオンのうち、好ましい金属
イオンは銅イオンである。
【0109】前記一般式(V)で示す化合物において、
R23及びR24は互いに独立にハロゲン原子、置換されて
いてもよいフェニルアミノ基または前記一般式(VI)
を表すが、好ましくは一方がフルオロまたはクロロであ
り、他方が前記一般式(VI)で示される基である。ま
た、一般式(VI)におけるR26は水素原子が好まし
い。
【0110】前記一般式(V)で示す化合物において、
R23及びR24で示される置換されていてもよいフェニル
アミノ基を形成するアミノ化合物としては、例えば、1
−アミノベンゼン、1−アミノ−2−、−3−又は−4
−メチルベンゼン、1−アミノ−2,4−、−3,4−又
は−3,5−ジメチルベンゼン、1−アミノ−2−、−
3−又は−4−エチルベンゼン、1−アミノ−2−、−
3−又は−4−メトキシベンゼン、1−アミノ−2−、
−3−又は−4−エトキシベンゼン、1−アミノ−2
−、−3−又は−4−クロロベンゼン、1−アミノ−2
−、−3−又は−4−ブロモベンゼン、1−アミノ−2
−、−3−又は−4−フルオロベンゼン、3−又は4−
アミノフェニルメタンスルホン酸、2−、3−又は4−
アミノベンゼンスルホン酸、3−又は4−メチルアミノ
ベンゼンスルホン酸、3−又は4−エチルアミノベンゼ
ンスルホン酸、5−アミノベンゼン−1,3−ジスルホ
ン酸、6−アミノベンゼン−1,3−又は−1,4−ジス
ルホン酸、4−アミノベンゼン−1,2−ジスルホン
酸、4−アミノ−5−メチルベンゼン−1,2−ジスル
ホン酸、2−、3−又は4−アミノ安息香酸、5−アミ
ノベンゼン−1,3−ジカルボン酸、5−アミノ−2−
ヒドロキシベンゼンスルホン酸、4−アミノ−2−ヒド
ロキシベンゼンスルホン酸、5−アミノ−2−エトキシ
ベンゼンスルホン酸、N−メチルアミノベンゼン、N−
エチルアミノベンゼン、1−メチルアミノ−3−又は−
4−メチルベンゼン、1−エチルアミノ−3−又は−4
−メチルベンゼン、1−メチルアミノ−2−、−3−又
は−4−クロロベンゼン、1−エチルアミノ−2−、−
3−又は−4−クロロベンゼン、1−(2−ヒロドキシ
エチル)アミノ−3−メチルベンゼン、3−又は4−メ
チルアミノ安息香酸、1−アミノ−2−メトキシ−5−
メチルベンゼン、1−アミノ−2,5−ジメトキシベン
ゼン、2−、3−又は4−アミノフェノール、1−アミ
ノ−3−又は−4−アセチルアミノベンゼン、2,4−
又は2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸、1−アミノ
ベンゼン−3−又は−4−(β−ヒドロキシエチルスル
ホン)等を挙げることができる。
【0111】前記一般式(V)で示す化合物において、
R25は、水素原子又は置換されていてもよい低級アルキ
ル基を表すが、好ましくは水素原子、メチル基およびエ
チル基である。
【0112】前記一般式(VII)において、R27及び
R28は互いに独立に、ハロゲン原子、置換されていても
よいフェニルアミノ基または前記一般式(VIII)で
示される基を表すが、好ましくは一方が置換されていて
いてもよいフェニルアミノ基であり、他方が前記一般式
(VIII)で示される基である。また、一般式(VI
II)におけるR29は水素原子が好ましい。
【0113】前記一般式(VII)において、R27及び
R28で示される置換されていてもよいフェニルアミノ基
を形成するアミノ化合物としては、R23、R24で例示し
たものと同様のものが挙げられる。
【0114】前記一般式(IX)において、W1及びW2
は、互いに独立に、水素原子、クロルやブロム等のハロ
ゲン原子、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル及びsec−ブチルなどの
直鎖もしくは分岐状の炭素数1〜4の低級アルキル基、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ及びイソプロポキ
シなどの直鎖もしくは分岐状の炭素数1〜4の低級アル
コキシ基、または、フェノキシ、p−メトキシフェニル
オキシ及びp−メチルフェノキシなどの置換基を有して
いてもよいアリールオキシ基を表す。W1及びW2は、好
ましくは、クロルである。
【0115】X1及びX2は、互いに独立に、水素原子、
クロルやブロム等のハロゲン原子、メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル及
びsec−ブチルなどの直鎖もしくは分岐状の炭素数1
〜4の低級アルキル基、メトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ及びイソプロポキシなどの直鎖もしくは分岐状の
炭素数1〜4の低級アルコキシ基またはカルボキシル基
を表す。X1及びX2は、互いに独立に、好ましくは、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、メトキシ基、エト
キシ基又はn−プロポキシ基である。
【0116】R31は、フルオル、クロル及びブロムなど
のハロゲン原子、置換基を有していてもよい低級アルコ
キシ基、ヒドロキシル基、置換基を有していてもよいア
ミノ基、または、前記一般式(X)で示される基を表す
が、式(X)中、R33は水素原子または置換基を有して
いてもよい低級アルキル基を表し、当該置換基を有して
いてもよいアルキル基の具体例としては、先にR4等で
挙げたものと同様の基等を挙げることができる。なかで
も、R33としては水素原子、メチル基、エチル基が好
ましい。
【0117】また、一般式(IX)において、R32はハ
ロゲン原子、置換基を有していてもよい低級アルコキシ
基、ヒドロキシル基、置換基を有していてもよいアミノ
基または前記一般式(XI)で示される基を表す。かか
るハロゲン原子としては、R31で挙げたものと同様のも
の等を挙げることができる。一般式(XI)で示される
基において、R34は水素原子または置換基を有していて
もよい低級アルキル基を表すが、当該アルキル基として
は、先に挙げたものと同様の置換基を有していてもよ
い、直鎖もしくは分岐状の炭素数1〜4の低級アルキル
基を表す。なかでも水素原子、メチル基、エチル基が好
ましい。
【0118】また、R31及びR32における置換基を有し
ていてもよいアミノ基としては、例えば、アルキル、シ
クロアルキル、アラルキル、アリール、複素環式基等の
置換基で置換されていてもよいアミノ基、及びアミノ窒
素原子がN−複素環式の環員であるようなアミノ基など
が挙げられる。
【0119】かかるアミノ基における置換基において、
アルキル基は直鎖状でも分枝状でもよいが、好ましく
は、X1及びX2で挙げたものと同様の炭素数が1〜4個
のアルキル基である。シクロアルキルとしては、シクロ
ヘキシル基等を、アラルキルとしては、ベンジルやフェ
ネチル等を、またアリールとしては、フェニルやナフチ
ル等を挙げることができる。複素環式基の例としてはフ
ラン、チオフェン、ピラゾール、ピリジン、ピリミジ
ン、キノリン、ベンズイミダゾール、ベンズチアゾール
及びベンズオキサゾール等を挙げることができる。
【0120】アミノ窒素原子が、N−複素環式環の環員
であるアミノ基としては、好ましくは6員のNー複素環
式環化合物であり、これは更にヘテロ原子として窒素、
酸素及び硫黄を含有していてもよい。
【0121】また、かかるアミノ基における置換基及び
アミノ窒素原子がN−複素環式の環員であるようなアミ
ノ基は、更に、フルオル、クロル、ブロム、ニトロ、シ
アノ、トリフルオロメチル、スルファモイル、カルバモ
イル、アシルアミノ、ウレイド、ヒドロキシ、カルボキ
シ、スルホメチル及びスルホ等の置換基の他、例えば、
炭素数が1〜4個のアルキル及びアルコキシ等で置換さ
れていてもよい。
【0122】R31及びR32で示される置換基を有してい
てもよいアミノ基の具体例としては、例えば、アミノ;
メチルアミノ、ヒドロキシメチルアミノ、エチルアミ
ノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブ
チルアミノ、イソブチルアミノ、sec−ブチルアミ
ノ、β−メトキシエチルアミノ、β−エトキシエチルア
ミノ、γ−メトキシプロピルアミノ、β−ヒドロキシエ
チルアミノ、β−スルファ−トエチルアミノ、γ−ヒド
ロキシプロピルアミノ、 N−β−スルホエチル−N−
メチルアミノ、β−カルボキシエチルアミノ、β−クロ
ロメチルアミノ、β−シアノエチルアミノ、β−スルホ
エチルアミノ等のモノアルキル置換アミノ;
【0123】N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジヒド
ロキシメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N
−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ等のN,N−ジアル
キルアミノ;シクロヘキシルアミノ等のシクロアルキル
アミノ;ベンジルアミノ、フェネチルアミノ等のアラル
キルアミノ;
【0124】アニリノ、2−,3−または4−トルイジ
ノ、キシリジノ、2−,3−,または4−クロルアニリ
ノ、2−,3−,または4−アニシジノ、2−,3−ま
たは4−エチルアニリノ、2−,3−または4−スルホ
アニリノ、2,4−または2,5−ジスルホアニリノ、
スルホメチルアニリノ、N−スルホメチルアニリノ、3
−または4−カルボキシアニリノ、2−カルボキシ−5
−スルホアニリノ、2−カルボキシ−4−スルホアニリ
ノ、2−メトキシ−5−スルホアニリノ、2−メチル−
5−スルホアニリノ、2−メチル−4−スルホアニリ
ノ、2−メトキシ−4−スルホアニリノ、3−メトキシ
−4−スルホアニリノ、2,4−ジメトキシアニリノ、
2,4−ジメトキ−5−スルホアニリノ、2−,3−,
4−,5−,6−,7−または8−スルホナフチル−
(1)−アミノ、1−,5−,6−,7−または8−ス
ルホナフチル−(2)−アミノ、5,7−,6,8−,
4,8−,4,7−,3,8−,4,6−,3,7−ま
たは3,6−ジスルホナフチル−(1)−アミノ、3,
6,8−トリスルホナフチル−(1)−アミノ、4,
6,8−トリスルホナフチル−(1)−アミノ、6−ス
ルホナフチル−(2)−アミノ、4,8−ジスルホナフ
チル−(2)−アミノ、3,6,8−トリスルホナフチ
ル−(2)−アミノ、4,6,8−トリスルホナフチル
−(2)−アミノ等のアリール置換アミノ;
【0125】N−メチル−N−フェニルアミノ、N−エ
チル−N−フェニルアミノ、N−プロピル−N−フェニ
ルアミノ、N−プロピル−N−フェニルアミノ、N−ブ
チル−N−フェニルアミノ、N−β−シアノエチル−N
−フェニルアミノ、N−エチル−2−メチルアニリノ、
N−エチル−4−メチルアニリノ、N−エチル−3−ス
ルホアニリノ、N−エチル−4−スルホアニリノ等の混
合置換されたアミノ;
【0126】フラル−(2)−アミノ、チオフェニル−
(2)−アミノ、ピラゾール−(2)−アミノ、ピリジ
ル−(2)−アミノ、ピリミジル−(2)−アミノ、キ
ノリル−(2)−アミノ、ベンズイミダゾール−(2)
−アミノ、ベンズチアゾール−(2)−アミノ、ベンズ
オキサゾール−(2)−アミノ等の複素環式基で置換さ
れたアミノ基を挙げることができる。
【0127】R31及びR32におけるアミノ窒素原子がN
−複素環式環の環員であるようなアミノ基の具体例とし
ては、例えば、モルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ及
びニコチン酸等が挙げられる。
【0128】かかるR31及びR32における置換基を有し
ていてもよいアミノ基は、好ましくは、アミノ 、メチ
ルアミノ、ヒドロキシメチルアミノ、エチルアミノ、β
−ヒドロキシエチルアミノ、β−カルボキシエチルアミ
ノ、β−スルホエチルアミノ、N,N−ジ−β−ヒドロ
キシエチルアミノ、 N−メチル−N−フェニルアミ
ノ、 N−β−スルホエチル−N−メチルアミノ、シク
ロヘキシルアミノ、アニリノ、トルイジノ、キシリジ
ノ、2−,3−,または4−クロルアニリノ、2−,3
−,または4−アニシジノ、2−,3−または4−スル
ホアニリノ、2−,3−,または4−エチルアニリノ、
フェネチジノ、2,4−および2,5−ジスルホアニリ
ノ、2−メトキシ−5−スルホアニリノ、2−メチル−
5−スルホアニリノ、3,6−ジスルホナフチル−
(1)−アミノ、3,6,8,−トリスルホナフチル−
(1)−アミノ、4,8−ジスルホナフチル−(2)−
アミノ、3,6,8−トリスルホナフチル−(2)−ア
ミノ、N−エチル−N−フェニルアミノ、N−エチル−
2−メチルアニリノ、N−エチル−4−メチルアニリ
ノ、N−エチル−3−スルホアニリノ、N−エチル−4
−スルホアニリノ、ピリジル−(2)−アミノ、モルホ
リノ、ピペリジノ及びピペラジノ等である。
【0129】一般式(I)で示される化合物は、公知の
方法で例えば、特開昭63-225664号公報に記載
の方法に準拠して製造することができ、一般式(V)で
示される化合物は、公知の方法で例えば、特公平3−1
0669号公報に記載の方法に準拠して製造することが
でき、一般式(VII)で示される化合物は、公知の方
法で例えば、特開平6−287463号公報や特開昭5
6−128380号公報に記載の方法に準拠して製造す
ることができ、一般式(IX)で示される反応染料は、
公知の方法で例えば、特開平9−202788号公報に
記載の方法に準拠して製造することができる。一般式
(II)で示される化合物の製造方法も特に限定されな
いが、例えば次のようにして製造することができる。先
ず、一般式(II)において、R10及びR11が共に
ハロゲノである場合、例えば、以下の方法を例示するこ
とができる。
【0130】遊離酸の形が、下記一般式(CXX)
【0131】
【化53】 (CXX)
【0132】(式中、m2、m3、R7、R8、R9、
D及びA1は、前記の意味を有する。Tはハロゲノを意
味する。)で示されるビスアゾ中間化合物と、下記一般
式(CXXI) H−E−Y3 (CXXI) (式中、E及びY3は、前記の意味を有する。)で示され
るアミン化合物を、2,4,6−トリハロゲノ−s−ト
リアジンと任意の順序で縮合させることにより、R10
及びR11が共にハロゲノである前記一般式(II)で
示される化合物を得ることができる。なお、一般式(C
XX)において、Tで表されるハロゲノとしては、先
に、R10及びR11において例示したものと同様のハ
ロゲノを挙げることができる。
【0133】又、かかる製造方法において、原料となる
一般式(CXX)で示される化合物は、例えば、下記一
般式(CXXII)
【0134】
【化54】 (CXXII)
【0135】(式中、m2、m3、R7、R8、R9、
A1及びTは、前記の意味を有する。)で示される化合
物に、下記一般式(CXXIII) D−NH2 (CXXIII) (式中、Dは前記の意味を有する。)で示される化合物を
常法によりジアゾ化したジアゾ化物を、常法に従って、
カップリング反応させることにより、製造することがで
きる。
【0136】又、一般式(CXX)で示される化合物
は、下記一般式(CXXIV)
【0137】
【化55】 (CXXIV)
【0138】(式中、m2、m3、R7、R8、D及び
Tは、前記の意味を有する。)で示される化合物に、下
記一般式(CXXV)
【0139】
【化56】 (CXXV)
【0140】(式中、A1及びR9は、前記の意味を有
する。)で示される化合物を常法にしたがってジアゾ化
したジアゾ化物を、カップリングさせることにより、製
造することができる。
【0141】請求項1のa)、b)、c)およびd)に
記載の反応染料は、遊離酸の形で又はその塩の形で存在
し、特にアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩が好まし
く、とりわけ、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩
が好ましい。
【0142】本発明において用いられる反応染料の混合
方法は、特に限定されるものではないが、染色に用いら
れる前に予め混合しておいてもよいし、又は、染色時に
混合して使用しても差し支えない。
【0143】本発明は、前記a)、b)、c)及びd)
の反応染料の群から選ばれる2つ以上の染料群を含有し
てなる反応染料組成物であるが、a)とb)、a)と
c)、a)とd)、b)とc)、b)とd)、c)と
d)、a)とb)とc)、a)とb)とd)、a)と
c)とd)、b)とc)とd)、a)とb)とc)と
d)の11種類の組合わせがある。これらの組合わせにお
いて、各反応染料の混合割合は特に限定されるものでは
ないが、d)の反応染料を含まない組成物においては、
a)、b)及びc)の反応染料の群のいずれか1つが、
他の反応染料の1つの100重量部、又は、他の反応染料
の2つの合計量100重量部に対して、1〜10000重量部で
あることが好ましく、10〜1000重量部であることがより
好ましい。又、d)の染料を含む組成物において、該組
成物中のd)の染料の混合割合は、a)、b)及びc)
の反応染料の群のいずれか1つの量、該染料群の2つの
合計量、又は、該染料群の3つの合計量の100重量部に
対して、9900重量部以下であることが好ましく、900重
量部未満であることがより好ましい。なお、d)の染料
において、前記式(XII)〜(XXXIX)及び(X
L)〜(XLVI)のものは黄色染料であり、前記式
(XLVII)〜(XLIX)及び(L)〜(LXX
I)のものは赤色染料であり、前記式(LXXII)〜
(LXXXIX)、(XC)〜(XCIX)及び(C)
〜(CXVI)のものは青色染料である。さらに、c)
の反応染料を含む組成物の場合、該染料c)が、一般式
(V)、(VII)及び(IX)で示される青色反応染
料からなる混合物であるとき、これらの混合割合は、好
ましくは、一般式(V)の染料の100重量部に対して、
式(VII)の染料が10〜900重量部であり、式(I
X)の染料が10〜900重量部の範囲である。同様に、染
料c)が、一般式(V)及び(VII)で示される青色
反応染料からなる混合物であるとき、これらの混合割合
は、好ましくは、一般式(V)の染料の100重量部に対
して、式(VII)の染料が10〜800重量部の範囲であ
る。又、染料c)が、一般式(V)及び(IX)で示さ
れる青色反応染料からなる混合物であるとき、これらの
混合割合は、好ましくは、式(V)の染料100重量部に
対して、式(IX)の染料が、10〜900重量部の範囲で
ある。本発明においては、染料c)を含む場合、該染料
c)が一般式(V)で示される染料の2種以上を含む混
合物であるか、染料c)が式(VII)で示される染料
の2種以上を含む混合物であるか、又は、染料c)が式
(IX)で示される染料の2種以上を含む混合物である
ような反応染料組成物が好ましい。
【0144】本発明の反応染料組成物は、必要に応じ、
芒硝や食塩等の無機塩、β−ナフタレンスルホン酸ソー
ダ/ホルマリン縮合物、メチルナフタレンスルホン酸ソ
ーダ/ホルマリン縮合物、アセチルアミノナフトール系
化合物等の分散剤、ジ−2−エチルヘキシルテレフタレ
ート系等の粉塵飛散防止剤、酢酸ナトリウム塩、燐酸ナ
トリウム塩等のpH緩衝剤、ポリ燐酸塩等の硬水軟化剤
等の公知の染色助剤、そのほかの染料等を含有すること
ができる。
【0145】本発明の反応染料組成物は、その形態にお
いて特に限定されるものではなく、例えば、粉末状であ
っても顆粒状であっても、又、液体状であっても差し支
えない。
【0146】本発明の反応染料組成物は、繊維材料、特
にセルロース系繊維材料及びそれを含有する繊維材料の
染色または捺染に有用である。セルロース系繊維材料は
特に限定されるものではないが、木綿、リネン、麻、ジ
ュード、ラミー繊維、ビスコース人絹、ベンベルグ等の
天然あるいは再生セルロース繊維及びこれらの混交品が
例示される。又、セルロース系繊維を含有する繊維材料
としては、木綿/ポリエステル、木綿/ナイロン、木綿
/アクリル混交品等が例示される。
【0147】本発明における染色及び捺染方法として
は、公知のいずれの方法でもよい。吸尽染色方法では、
無水芒硝や食塩等の公知の無機中性塩、及び、炭酸ソー
ダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ、第三燐酸ソーダ等の公
知の酸結合剤を単独に、あるいは併用して染色する方法
が例示される。この際に用いる無機中性塩や酸結合剤の
使用量についても制約はないが、少なくとも1g/L以
上が好ましく、又、100g/L以上用いてもよい。
又、これらの無機中性塩や酸結合剤の染浴への投入は一
度に行ってもよいし、又、常法により分割して投入して
もよい。又、その他、均染剤、緩染剤、浴中柔軟剤等の
染色助剤を公知の方法で併用してもよいが、染色助剤と
しては特にこれらのものに限定されない。又、染色温度
は通常40〜90℃であるが、好ましくは50〜90℃
である。コールドバッチアップ染色法では無水芒硝や食
塩等の公知の無機中性塩及び、苛性ソーダや珪酸ソーダ
等の公知の酸結合剤を用いてパジング後、密閉包装材料
中に0〜90℃の温度で好ましくは10〜40℃の温度
で放置して染色する方法が例示される。連続染色方法で
は炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ等の公知の酸
結合剤を染料パジング液に混合し、公知の方法でパジン
グ後、乾熱または蒸熱により染色する一浴パジング法及
び、染料パジング後、無水芒硝や食塩等の公知の無機中
性塩及び、苛性ソーダや珪酸ソーダ等の公知の酸結合剤
をパジングし、公知の方法で乾熱または蒸熱により染色
する二浴パジング法が例示されるが、染色方法としては
これらに限定されない。捺染方法では、炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダ等の公知の酸結合剤を含む捺染ペーストを印
捺後、乾燥後蒸熱して捺染する一相捺染法、及び捺染ペ
ーストを印捺後、無水芒硝や食塩等の公知の無機中性
塩、及び苛性ソーダや珪酸ソーダ等の公知の酸結合剤溶
液の80℃以上の高温中に投入して捺染する二相捺染法
等で捺染する公知の方法が例示される。又、染色又は捺
染においては公知の均染剤、緩染剤、浴中柔軟剤を公知
の方法で併用してもよい。
【0148】セルロース繊維上に本発明の反応染料組成
物を固定させるのに適した酸結合剤は、例えばアルカリ
金属又はアルカリ土類金属と無機塩又は有機酸あるいは
加熱状態でアルカリを遊離する化合物との水溶性塩基性
塩である。特に、アルカリ金属の水酸化物及び弱ないし
中程度の強さの無機又は有機酸のアルカリ金属が挙げら
れ、そのうち、特にソーダ塩及びカリウム塩が好まし
い。この様な酸結合剤として、例えば、苛性ソーダ、苛
性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第
一、第二又は第三燐酸ソーダ、珪酸ソーダ、トリクロロ
酢酸ソーダ等が挙げられる。
【0149】
【発明の効果】本発明の反応染料組成物は、繊維材料の
染色及び捺染において相容性、均染性及び再現性が極め
て良好であり、ビルドアップ性も良好であるなど、各種
染料特性に優れ、且つ汗−日光の複合作用に対する堅牢
度、塩素堅牢度、酸化性ガスに対する堅牢度をはじめ、
諸堅牢度の良好な染色物及び捺染物を与える。特に、吸
尽染色において染色温度依存性及び浴比依存性が小さく
再現性に優れ、しかも、高い染色濃度でも少ない中性無
機塩の添加で十分なカラーイールドが得られ、固着率が
高いので、染色排水の着色負荷が小さい。
【0150】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中、%及び部は特記しない限り互いに重量
%及び重量部を表す。
【0151】実施例1 予め溶解させた、遊離酸の形で式(1)
【0152】
【化57】
【0153】(1)
【0154】で示される染料2.0部、予め溶解させた
遊離酸の形で式(2)
【0155】
【化58】
【0156】(2)
【0157】で示される染料1.5部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(3)
【0158】
【化59】
【0159】(3)
【0160】で示される染料1.5部を混合すると、緑
色の組成物が得られる。このようにして得られる組成物
及び無水芒硝50部を、例えば、綿繊維からなる編み物
100部をセットした低浴比型液流染色装置(浴比=
1:10、水温=60℃)中に公知の方法で投入し、投
入後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、炭酸
ソーダ20部を浴中に投入し、更に、この温度で60分
間編み物を染色及び洗浄すると、耐光、塩素及び洗濯堅
牢度の良好な、斑のない均一で濃い緑色の染色物が得ら
れる。又、上記染色の再現性も良好である。
【0161】実施例2 予め溶解させた遊離酸の形で表すと、下式(4)
【0162】
【化60】
【0163】(4)
【0164】で示される染料2.5部、、及び、予め溶
解させた遊離酸の形で表すと、下式(5)
【0165】
【化61】
【0166】(5)
【0167】で示される染料1.5部を混合すると、黄
色の組成物が得られる。この組成物及び無水芒硝40部
の混合物を、実施例1と同様に、綿繊維からなる編み物
100部をセットした低浴比型液流染色装置(浴比=
1:6、水温=60℃)中に公知の方法で投入し、投入
後60℃で約20分間編み物を処理し、次いで、38度
ボーメの苛性ソーダ0.4容量部を浴中に投入し、更
に、この温度で50分間編み物を染色及び洗浄すると、
耐光、汗日光、塩素及び洗濯堅牢度の良好な、斑のない
均一な黄色の染色物が得られる。又、上記染色の再現性
も良好である。
【0168】実施例3 予め溶解させた遊離酸の形で表すと下式(6)
【0169】
【化62】
【0170】(6)
【0171】で示される染料0.1部、及び予め溶解さ
せた遊離酸の形で表すと下式(7)
【0172】
【化63】
【0173】(7)
【0174】で示される染料5.0部を混合すると、赤
色の組成物が得られる。この組成物と食塩50部の混合
物を、綿繊維からなる糸100部をセットしたチーズ染
色装置(浴比=1:10、水温=60℃)にセットし、
60℃で20分間処理後、炭酸ソーダ15部を浴中に投
入し、次いで、この温度で60分間染色及び洗浄する
と、耐光、汗日光、塩素及び洗濯堅牢度が良好な、チー
ズの内外層間で濃度差のない均一な赤色の染色糸が得ら
れる。又、このチーズ染色の再現性も良好である。
【0175】実施例4 予め溶解させた遊離酸の形で表すと前記式(7)で示さ
れる染料3.0部、及び、予め溶解させた遊離酸の形で
表すと下式(9)
【0176】
【化64】
【0177】(9)で示される染料2.0部を混合する
と、反応染料組成物が得られる。
【0178】綿繊維60%とポリエステル繊維40%か
らなる混交編み物150部をセットした高圧型液流染色
装置(浴比=1:10、水温=70℃で、酢酸を用いて
pHを5に調整)中に、予め水に十分、分散させた下式
(8)
【0179】
【化65】
【0180】(8)
【0181】で示される分散染料5.0部と分散剤スミ
ポンTF(住友化学社製)2部とを含む分散染料組成物
を加えて、ポリエステル側を染色(40分で130℃ま
で昇温し、該温度で40分間保持)し、次いで染液を排
水後、給水(浴比=1:10、水温=60℃)して、前
記反応染料組成物及び無水芒硝60部をこの浴中に投入
し、60℃で20分間編み物を処理し、更にエスポロン
A−171(株式会社一方社製)を15部浴中に投入
後、60℃で60分間編み物を染色及び洗浄すると、斑
の無い均一で赤色の、耐光、汗日光、塩素及び洗濯堅牢
度が良好な染色物が得られる。又、上記の染色を繰り返
しても、再現性が良好である。
【0182】実施例5 予め溶解させた遊離酸の形で表すと下式(10)
【0183】
【化66】
【0184】(10)
【0185】で示される染料1.0部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(11)
【0186】
【化67】
【0187】(11)
【0188】で示される染料1.0部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(12)
【0189】
【化68】
【0190】(12)
【0191】で示される染料0.7部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で表すと式(13)
【0192】
【化69】
【0193】(13)
【0194】で示される染料0.3部を混合すると、茶
色の反応染料組成物が得られる。レーヨンからなる編み
物200部をセットしたウィンス染色装置(浴比=1:
15、水温=60℃)中に、上記組成物及び無水芒硝7
5部を投入し、60℃で20分間編み物を処理し、炭酸
ソーダ30部を投入後、この温度で60分間染色及び洗
浄すると、斑の無い均一で濃い茶色の、耐光、汗日光、
塩素及び洗濯堅牢度が良好な染色物が得られる。又、上
記染色を繰り返しても、再現性は良好である。
【0195】実施例6 レーヨンからなる編み物200部をウィンス染色装置に
セットし、浴比1:15、水温を60℃にした。予め溶
解させた遊離酸の形で表すと前記式(1)で示される染
料2.0部、予め溶解させた遊離酸の形で表すと下記式
(14)
【0196】
【化70】
【0197】(14)
【0198】で示される染料2.0部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(15)
【0199】
【化71】
【0200】(15)
【0201】で示される染料0.7部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(16)
【0202】
【化72】
【0203】(16)
【0204】で示される染料0.7部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(17)
【0205】
【化73】
【0206】(17)
【0207】で示される染料0.6部、及び、無水芒硝
75部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ30部
を浴中に投入した。次いで、この温度で60分間編み物
を処理し、染色を終了した。得られた染色物は常法で洗
浄して仕上げた。得られた染色物は斑の無い均一で濃い
茶色であった。得られた染色物の耐光、汗日光、塩素、
洗濯堅牢度はいずれも良好であった。又、上記染色を繰
り返し行ったが、いずれも染色の再現性が良好であっ
た。
【0208】実施例7 遊離酸の形で表すと下式(18)
【0209】
【化74】
【0210】(18)
【0211】で示される染料20部、遊離酸の形で表す
と前記式(9)で示される染料20部、遊離酸の形で表
すと前記式(15)で示される染料180部、遊離酸の形で
表すと前記式(16)で示される染料60部、及び、遊離
酸の形で表すと下式(19)
【0212】
【化75】
【0213】(19)
【0214】で示される染料60部を十分混合すると、
青色の染料組成物が得られる。この染料組成物200部
を熱水で溶解後、25℃に冷却し、アルギン酸ソーダ1
部、メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ10部、及
び、炭酸水素ナトリウム20部を添加し、更に水を加え
て全量を25℃で1000容量部とし、この液をパジン
グ液として用いて木綿織物をパジングし、織物を120
℃で2分間乾燥し、次いで100℃で5分間スチーミン
グして染料を固着させると、均一な青色であり、耐光、
汗日光、塩素及び洗濯堅牢度が良好な染色物が得られ
る。又、上記染色を繰り返しても、染色の再現性は良好
である。
【0215】実施例8 遊離酸の形で表すと下式(20)
【0216】
【化76】
【0217】(20)
【0218】で示される染料20部、遊離酸の形で表す
と下式(21)
【0219】
【化77】
【0220】(21)
【0221】で示される染料40部、及び、遊離酸の形
で表すと下式(22)
【0222】
【化78】
【0223】(22)
【0224】で示される染料40部を十分混合し、得ら
れる反応染料組成物60部を熱水で溶解し、次いでこれ
にアルギン酸ソーダ20部、メタニトロベンゼンスルホ
ン酸ソーダ10部及び炭酸水素ナトリウム20部を添加
し、更に水を加えて全量を20℃で1000部とし、こ
れを捺染ペーストとして用いて木綿織物を印捺し、次い
で乾燥、スチーミング(100℃で5分間)を行なって
染料を固着させ、更に洗浄、乾燥すると、濃い橙色の均
一な捺染物が得られる。又、上記捺染を繰り返しても、
捺染の再現性は良好である。
【0225】実施例9 遊離酸の形で表すと下式(23)
【0226】
【化79】
【0227】(23)
【0228】で示される染料0.8部、予め溶解させた
遊離酸の形で表すと下式(24)
【0229】
【化80】
【0230】(24)
【0231】で示される染料2部、及び、予め溶解させ
た遊離酸の形で表すと下式(25)
【0232】
【化81】
【0233】(25)
【0234】で示される染料1部を混合すると、反応染
料組成物が得られる。綿繊維からなる編み物100部を
セットした低浴比型液流染色装置(浴比1:6、水温6
0℃)中に、上記染料組成物及び無水芒硝50部を投入
し、60℃で20分間処理後、炭酸ソーダ2.5部、3
8度ボーメの苛性ソーダ0.4容量部を投入し、この温
度で50分間編み物を染色及び洗浄すると、耐光、汗日
光、塩素及び洗濯堅牢度が良好であり、斑の無い均一な
朱色の染色物が得られる。又、上記染色を繰り返して
も、再現性は良好である。
【0235】実施例10 下記に示す反応染料組成物を用いて実施例1と同様の方
法により染色すると、耐光、汗日光、洗濯及び塩素堅牢
度が良好であり、均一な青色の染色物が得られる。又、
該染色を繰り返し行っても、再現性は良好である。
【0236】
【化82】
【0237】1.2部
【0238】
【化83】
【0239】0.8部
【0240】
【化84】
【0241】2.0部
【0242】実施例11 下記に示す反応染料組成物を用いて実施例1と同様の方
法により染色を行なうと、耐光、汗日光、洗濯及び塩素
堅牢度の良好な、均一な緑色の染色物が得られる。又、
染色を繰り返しても、再現性は良好である。
【0243】
【化85】
【0244】3.0部
【0245】
【化86】
【0246】0.5部
【0247】
【化87】
【0248】2.5部
【0249】
【化88】
【0250】0.5部
【0251】実施例12 下記の赤色染料2種と、青色染料1種を記載の部数の割
合で混合すると、赤味の紫色の組成物が得られる。
【0252】
【化89】
【0253】3.0部
【0254】
【化90】
【0255】0.8部
【0256】
【化91】
【0257】1.0部
【0258】実施例13
【0259】下記の染料2種を記載の部数の割合で混合
すると、黄色の組成物が得られる。
【0260】
【化92】
【0261】1.0部
【0262】
【化93】
【0263】1.0部
【0264】実施例14
【0265】下記の染料3種を記載の部数の割合で混合
すると、紫色の組成物が得られる。
【0266】
【化94】
【0267】3.0部
【0268】
【化95】
【0269】0.8部
【0270】
【化96】
【0271】2.2部
【0272】実施例15
【0273】下記の3種の染料を記載の部数の割合で混
合すると、青色の染料組成物が得られる。
【0274】
【化97】
【0275】1.0部
【0276】
【化98】
【0277】0.2部
【0278】
【化99】
【0279】3.4部
【0280】実施例16
【0281】下記の黄色染料、赤色染料及び青色染料の
計4種を記載の部数の割合で混合すると、灰色の組成物
が得られる。
【0282】
【化100】
【0283】0.5部
【0284】
【化101】
【0285】0.1部
【0286】
【化102】
【0287】0.2部
【0288】
【化103】
【0289】1.0部
【0290】実施例17
【0291】下記の4種の染料を記載の部数の割合で混
合すると、青色の染料組成物が得られる。
【0292】
【化104】
【0293】0.6部
【0294】
【化105】
【0295】1.0部
【0296】
【化106】
【0297】1.0部
【0298】
【化107】
【0299】1.0部
【0300】実施例18
【0301】下記の3種の染料を記載の部数の割合で混
合すると、柿色の染料組成物が得られる。
【0302】
【化108】
【0303】3.2部
【0304】
【化109】
【0305】0.2部
【0306】
【化110】
【0307】2.0部
【0308】実施例19
【0309】下記の6種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、茶色の染料組成物が得られる。
【0310】
【化111】
【0311】1.0部
【0312】
【化112】
【0313】1.0部
【0314】
【化113】
【0315】0.15部
【0316】
【化114】
【0317】0.15部
【0318】
【化115】
【0319】0.15部
【0320】
【化116】
【0321】0.15部
【0322】実施例20
【0323】下記の赤色染料2種を記載の部数の割合で
混合すると、赤色の染料組成物が得られる。
【0324】
【化117】
【0325】5.0部
【0326】
【化118】
【0327】2.0部
【0328】実施例21
【0329】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、紺色の染料組成物が得られる。
【0330】
【化119】
【0331】0.1部
【0332】
【化120】
【0333】0.1部
【0334】
【化121】
【0335】3.0部
【0336】実施例22
【0337】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、青紫色の染料組成物が得られる。
【0338】
【化122】
【0339】2.0部
【0340】
【化123】
【0341】3.5部
【0342】
【化124】
【0343】1.5部
【0344】実施例23
【0345】下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で
混合すると、赤色の組成物が得られる。
【0346】
【化125】
【0347】5.0部
【0348】
【化126】
【0349】2.0部
【0350】実施例24
【0351】下記の反応染料2種を記載の部数の割合で
混合すると、黄色の染料組成物が得られる。
【0352】
【化127】
【0353】4.0部
【0354】
【化128】
【0355】2.0部
【0356】実施例25
【0357】下記の反応染料の3種を記載の部数の割合
で混合すると、茶色の組成物が得られる。
【0358】
【化129】
【0359】3.0
【0360】
【化130】
【0361】2.0
【0362】
【化131】
【0363】1.0
【0364】実施例26
【0365】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、青色の組成物が得られる。
【0366】
【化132】
【0367】1.0
【0368】
【化133】
【0369】1.0部
【0370】
【化134】
【0371】2.0部
【0372】実施例27
【0373】下記の4種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、茶色の組成物が得られる。
【0374】
【化135】
【0375】2.0部
【0376】
【化136】
【0377】2.0部
【0378】
【化137】
【0379】0.6部
【0380】
【化138】
【0381】0.7部
【0382】実施例28
【0383】下記の6種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、オリーブ色の組成物が得られる。
【0384】
【化139】
【0385】2.4部
【0386】
【化140】
【0387】0.8部
【0388】
【化141】
【0389】0.2部
【0390】
【化142】
【0391】0.4部
【0392】
【化143】
【0393】0.4部
【0394】
【化144】
【0395】0.2部
【0396】実施例29
【0397】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、紺色の組成物が得られる。
【0398】
【化145】
【0399】1.0部
【0400】
【化146】
【0401】1.0部
【0402】
【化147】
【0403】6.0部
【0404】実施例30
【0405】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、紫色の組成物が得られる。
【0406】
【化148】
【0407】2.0部
【0408】
【化149】
【0409】0.5部
【0410】
【化150】
【0411】0.5部
【0412】実施例31
【0413】下記の6種の染料を記載の部数の割合で混
合すると、茶色の組成物が得られる。
【0414】
【化151】
【0415】2.0
【0416】
【化152】
【0417】1.0部
【0418】
【化153】
【0419】0.2部
【0420】
【化154】
【0421】0.35部
【0422】
【化155】
【0423】0.35部
【0424】
【化156】
【0425】0.3部
【0426】実施例32
【0427】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、茶色の染料組成物が得られる。
【0428】
【化157】
【0429】2.0部
【0430】
【化158】
【0431】3.0部
【0432】
【化159】
【0433】2.0部
【0434】実施例33
【0435】下記の3種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、紫色の組成物が得られる。
【0436】
【化160】
【0437】0.2部
【0438】
【化161】
【0439】4.0部
【0440】
【化162】
【0441】2.0部
【0442】実施例34
【0443】下記の4種の反応染料を記載の部数の割合
で混合すると、赤色の組成物が得られる。
【0444】
【化163】
【0445】5.0部
【0446】
【化164】
【0447】0.2部
【0448】
【化165】
【0449】0.2部
【0450】
【化166】 0.5部 実施例35 下記の3種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、紫色の組成物が得られる。
【化167】 2.0部
【化168】 2.0部
【化169】 1.0部 実施例36 下記の6種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、茶色の組成物が得られる。
【化170】 0.2部
【化171】 0.8部
【化172】 2.2部
【化173】 0.3部
【化174】 0.3部
【化175】 0.4部 実施例37 下記の2種の染料を記載の部数の割合で混合すると、朱
色の組成物が得られる。
【化176】 4.0部
【化177】 5.0部 実施例38 下記の2種の染料を記載の部数の割合で混合すると、赤
色の染料組成物が得られる。
【化178】 2.0部
【化179】 0.2部 実施例39 下記の2種の染料を記載の部数の割合で混合すると、柿
色の組成物が得られる。
【化180】 5.0部
【化181】 3.0部 実施例40 下記の6種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、茶色の染料組成物が得られる。
【化182】 3.0部
【化183】 2.0部
【化184】 0.5部
【化185】 0.2部
【化186】 0.4部
【化187】 0.4部 実施例41 下記の2種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、朱色の染料組成物が得られる。
【化188】 2.0部
【化189】 5.0部 実施例42 下記の3種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、緑色の染料組成物が得られる。
【化190】 3.0部
【化191】 2.0部
【化192】 3.0部 実施例43 下記の3種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、紫色の染料組成物が得られる。
【化193】 4.0部
【化194】 1.0部
【化195】 1.0部 実施例44 下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で混合すると、
赤色の組成物が得られる。
【化196】 5.0部
【化197】 5.0部 実施例45 下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で混合すると、
赤色の組成物が得られる。
【化198】 4.0部
【化199】 6.0部 実施例46 下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で混合すると、
赤色の組成物が得られる。
【化200】 7.0部
【化201】 3.0部 実施例47 下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で混合すると、
赤色の組成物が得られる。
【化202】 3.0部
【化203】 7.0部 実施例48 下記の赤色反応染料を記載の部数の割合で混合すると、
赤色の組成物が得られる。
【化204】 8.0部00
【化205】 2.0部 実施例49 レーヨンからなる編み物200部をウィンス染色装置に
セットし、浴比1:15、水温を60℃にした。予め溶
解させた、遊離酸の形で表すと、前記式(14)で示さ
れる染料2.0部、予め溶解させた遊離酸の形で表す
と、下記式
【化206】 で示される染料0.6部、予め溶解させた遊離酸の形で
表すと、前記式(15)で示される染料0.7部、予め溶
解させた遊離酸の形で表すと、前記式(16)で示される
染料0.7部、予め溶解させた遊離酸の形で表すと、前
記式(17)で示される染料0.6部、及び、無水芒硝7
5部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で20
分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ30部を
浴中に投入した。次いで、この温度で60分間編み物を
処理し、染色を終了した。得られた染色物は常法で洗浄
して仕上げた。得られた染色物は斑の無い均一で濃い紫
色であった。得られた染色物の耐光、汗日光、塩素、洗
濯堅牢度はいずれも良好であった。又、上記の染色を繰
り返し行ったが、いずれも染色の再現性が良好であっ
た。 実施例50 下記の6種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、茶色の組成物が得られた。
【化207】 0.2部
【化208】 0.8部
【化209】 0.3部
【化210】 0.3部
【化211】 0.3部
【化212】 0.4部 実施例51 下記の4種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、茶色の組成物が得られる。
【化213】 0.2部
【化214】 0.3部
【化215】 0.3部
【化216】 0.4部 実施例52 下記の4種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、茶色の組成物が得られた。
【化217】 0.2部
【化218】 0.3部
【化219】 0.3部
【化220】 0.4部 実施例53 下記の2種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、朱色の組成物が得られる。
【化221】 0.2部
【化222】 0.3部 実施例54 下記の3種の反応染料を記載の部数の割合で混合する
と、朱色の組成物が得られる。
【化223】 0.2部
【化224】 0.5部
【化225】 0.15部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝田 修之 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友化学工業株式会社内 Fターム(参考) 4H057 AA01 AA02 BA02 BA07 BA24 BA25 DA01 DA24 DA34 GA10

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のa)、b)、c)及びd)の4つの
    反応染料の群から選ばれる2つ以上の染料群を含有して
    なる反応染料組成物。 a)遊離酸の形で表すと、下記一般式(I)で示される
    黄色反応染料の少なくとも1種、 b)遊離酸の形で表すと、下記一般式(II)で示され
    る赤色反応染料の少なくとも1種、 c)遊離酸の形で表すと、下記式(V)で示される反応
    染料、下記式(VII)で示される反応染料及び下記式
    (IX)で示される反応染料の3つから選ばれる2つ以
    上の青色染料の混合物、 d) C.I.No.(カラー インデックス番号、以下同
    じ)、CAS No.(ケミカルアブストラクト サービス
    登録番号、以下同じ)、あるいは、遊離酸の形で表す
    と、下記一般式(XII)、(XIII)、(XI
    V)、(XV)、(XVI)、(XVII)、(XVI
    II)、(XIX)、(XX)、(XXI)、(XXI
    I)、(XXIII)、CAS No.85765-41-9、 CAS N
    o.183185-50-4、CAS No.156291-01-9、 CAS No.1832
    05-49-4、 CAS No.189574-45-6、CASNo.12226-52-7、
    CAS No.12226-54-9、 CAS No.154603-22-2、 CAS
    No.115682-10-5、C.I.Reactive Yellow 161、 C.I.R
    eactive Yellow 175、 CASNo.104256-92-0、 C.I.R
    eactive Yellow 143、 CAS No.143804-55-1、CAS
    No.107231-52-7、 CAS No.74388-34-4、 CAS No.10
    9736-54-1、 CASNo.88159-05-4、 CAS No.83400-21-
    9、CAS No.72509-99-0、CAS No.63817-39-0、C.I.Rea
    ctive Yellow 163、 CAS No.140876-14-8、 C.I.R
    eactiveYellow 165、 CAS No.146548-74-5、 CAS
    No.146632-11-3、C.I.Reactive Yellow 136、 C.I.R
    eactive Yellow 137、CAS No.77907-38-1、CAS No.
    178198-11-3、 CAS No.104981-57-9、 CAS No.1957
    39-93-6、 CAS No.195876-25-6、 CAS No.85765-41
    -9、 CAS No.183185-19-5、 CAS No.149850-32-8、
    CAS No.61951-85-7、CAS No.96726-28-2、 CAS No.
    149057-74-9、CAS No.118578-13-5、 CAS No.169314
    -33-4、CAS No.130711-86-3、CAS No.71720-86-0、
    CAS No.68806-24-6、、CAS No.77365-64-1、CAS No.
    83567-04-8、 CAS No.115682-40-1、 CAS No.11209
    618-1、 CAS No.160306-24-1、 CAS No.80162-04-
    5、 CAS No.11209618-1、 CAS No.160306-24-1、
    CAS No.121591-05-7、 CAS No.148159-34-6 CAS N
    o.114764-54-4、CAS No.70776-19-1、CAS No.80019-4
    2-7、CAS No.101200-49-1、 CAS No.173995-81-8、
    CAS No.181188-59-0、 CAS No.116912-36-8、CAS
    No.106359-92-6、CAS No.149850-34-0、 CAS No.1
    83185-18-4、 CAS No.149850-33-9、 CASNo.152397-
    21-2、 CAS No.157707-94-3、CAS No.68959-17-1、C
    AS No.70833-38-4、CAS No.99441-48-2、CAS No.641
    04-00-3、CAS No.68413-52-5、 CAS No. 107231-93
    -6、 CAS No.74077-24-0、 CAS No.70817-81-1、
    CASNo.83763-62-6、 CAS No.146303-09-5、 CAS N
    o.146632-12-4、 CAS No.70929-83-8、 CAS No.731
    39-36-9、 CAS No.94158-79-9、CAS No.118578-11-
    3、 CAS No.190914-22-8、CAS No.68214-04-0、CAS
    No.120265-14-7、CAS No.61931-52-0、CAS No.1016
    98-02-6、CAS No.86422-60-8、CAS No.101453-62-7、
    C.I.Reactive Red 229、CAS No.85605-32-9、 CAS
    No.110493-61-3、 CAS No.149315-82-2、 CAS N
    o.128416-19-3、 CAS No.71872-76-9、CAS No.13125
    7-18-6、 CAS No.132821-93-3、 CAS No.12225-63-
    7、C.I.Reactive Blue 237、 CAS No.183185-17-
    3、 CAS No.93050-78-3、 CASNo.132174-48-2、 CA
    S No.87271-12-3、 CAS No.178938-07-3、 CAS N
    o.108624-00-6、 C.I.Reactive Black 5、 CAS N
    o.116341-17-4、 CAS No.182755-42-6、 CAS No.11
    1381-07-8、 CAS No.80315-16-8、 CAS No.125034-
    70-0、 CAS No.178956-19-9、 CAS No.182755-36-
    8、 CAS No.93912-64-2、 CAS No.182757-33-1、
    CAS No.80315-17-9、 CAS No.182970-42-9、 CAS
    No.91667-03-7、 CAS No.172031-66-2、 CAS No.93
    951-21-4、 CAS No.147826-71-9、 CAS No.81173-7
    2-0、 CAS No.81959-23-1、 CAS No.190914-23-9、
    CAS No.186554-27-8、 CAS No.141250-43-3、 CA
    S No.28731-57-9、 CAS No.198153-83-2、 CAS N
    o.149315-83-3、 CAS No.91254-17-0、 CAS No.141
    255-32-5、CAS No.136213-71-3、 CAS No.131257-19
    -7、 CAS No.198153-84-3、 CAS No.198153-82-1、
    CAS No.81417-94-9、CAS No.160306-13-8、 CAS
    No.68133-24-4、 CAS No.101362-38-3、 CASNo.1981
    53-85-4、 CAS No.161935-19-9、 CAS No.157707-9
    3-2、 CAS No.72847-56-4、 CAS No.124448-55-1、
    CAS No.186616-13-7、 CAS No.157245-95-9、 CA
    S No.151613-22-8、 CAS No.151594-21-7、 CAS N
    o.143341-04-2、 CAS No.77093-21-1、 CAS No.107
    028-81-9、 CAS No.177772-87-1、 CAS No.125662-
    71-7、 CAS No.114616-00-1、 CAS No.122390-99-
    2、 CAS No.105674-38-2、 CAS No.120583-77-9で
    示される反応染料群から選ばれる1種以上: 【化1】 (I) [式中、m1は1〜3の整数を表し、R1、R2及びR3
    は、互いに独立に、水素原子、置換されていてもよい低
    級アルキル基、置換されていてもよい低級アルコキシ
    基、アルキルカルボニルアミノ基、置換されていてもよ
    いフェニルカルボニルアミノ基又はウレイド基を表し、
    R4は水素原子又は置換されていてもよい低級アルキル
    基を表し、R5及びR6は、互いに独立に、水素原子又は
    置換されていてもよい低級アルキル基を表し、U1及び
    U2は、互いに独立に、置換されていてもよいフェニレ
    ン、置換されていてもよいナフチレン又は置換されてい
    てもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y1は−SO2CH
    =CH2又は−SO2CH2CH2Z1を表し、Y2は−S
    O2CH=CH2又は−SO2CH2CH2Z2を表し、こ
    こで、Z1およびZ2は、互いに独立に、アルカリの作用
    で脱離する基を表す。] 【化2】 (II) [式中、m2及びm3は、互いに独立に、0又は1を表
    し、R9、R7及びR8は、互いに独立に、水素原子ま
    たは置換されていてもよい低級アルキル基を表し、D
    は、置換されていてもよいフェニル基または置換されて
    いてもよいナフチル基を表し、A1は、下記一般式(I
    II)または(IV) 【化3】 (III) (IV) {ここで*印は、アゾ基に接続する結合を表し、R12は
    水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、置換
    されていてもよい低級アルコキシ基またはスルホ基を表
    し、pおよびqは、互いに独立に0または1を表す。}
    で示される基を表し、 Eは、下記一般式(E1)、(E2)、(E3)または
    (E4) 【化4】 {ここで、R13、R14およびR15は、互いに独立に水素
    原子または置換されていてもよい低級アルキル基を表
    し、U3は、置換されていてもよいフェニレンまたは置
    換されていてもよいナフチレンを表し、U4は、置換さ
    れていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Q1は、−
    O−、−S−または−NR16−を表し、ここに、R16は
    水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基または
    置換されていてもよいフェニル基を表し、rおよびs
    は、互いに独立に、2,3または4を表し、tは1〜6
    の整数を表し、**印はY3に接続する結合を意味す
    る。}で示される連結基を表し、 Y3は、−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH
    2Z3を表し、ここでZ3はアルカリの作用で脱離する基
    を表し、R10およびR11は、互いに独立にハロゲン原
    子、置換されていてもよいピリジニオ基、或いは下記一
    般式(G1)、(G2)、(G3)または(G4) 【化5】 {ここで、R17、R18、R19およびR20は、互いに独立
    に、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、
    置換されていてもよいシクロヘキシル基、置換されてい
    てもよいフェニル基または置換されていてもよいナフチ
    ル基であり、Q2は、−CH2−、−O−,−S−、−
    SO2−または−NR21−を表し、ここにR21は水
    素原子または置換されていてもよい低級アルキル基を表
    し、uは1,2または3である。}で示される基を表
    す。] 【化6】 [式中、R22は水素原子、置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、ニトロ基、スルホ基または−SO2C2H4
    Clを表し、R25は、水素原子又は置換されていてもよ
    い低級アルキル基を表し、Meは原子番号27〜29の
    金属イオンを表し、R23及びR24は、互いに独立に、ハ
    ロゲン原子、置換されていてもよいフェニルアミノ基ま
    たは下記一般式(VI) 【化7】 (VI) {ここで、R26は水素原子又は置換されていてもよい低
    級アルキル基を表し、U5は置換されていてもよいフェ
    ニレン、置換されていてもよいナフチレン又は置換され
    ていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y4は−S
    O2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z4を表
    し、ここで、Z4はアルカリの作用で脱離する基であ
    る。}で示される基を表すが、R23及びR24の少なくと
    も一方は、ハロゲン原子あるいは一般式(VI)で示さ
    れる基である。] 【化8】 (VII) [式中、Y5は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH
    2CH2Z5を表し、ここで、Z5はアルカリの作用で脱
    離する基を表し、R27及びR28は、互いに独立に、ハロ
    ゲン原子、置換されていてもよいフェニルアミノ基また
    は下記一般式(VIII) 【化9】 (VIII) {ここで、R29は水素原子又は置換されていてもよい低
    級アルキル基を表し、U6は置換されていてもよいフェ
    ニレン、置換されていてもよいナフチレン又は置換され
    ていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y6は−S
    O2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z6を表
    し、Z6はアルカリの作用で脱離する基を表す。}で示
    される基を表すが、R27及びR28の少なくとも一方は、
    ハロゲン原子または一般式(VIII)で示される基で
    ある。] 【化10】 (IX) [式中、W1及びW2は、互いに独立に、水素原子、ハロ
    ゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基または置
    換基を有していてもよいアリールオキシ基を表し、X1
    およびX2は、互いに独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、低級アルキル基、低級アルコキシ基またはカルボキ
    シル基を表し、R30は水素原子または置換されていても
    よい低級アルキル基を表し、R31は、ハロゲン原子、置
    換基を有していてもよい低級アルコキシ基、ヒドロキシ
    ル基、置換基を有していてもよいアミノ基または下記一
    般式(X) −N(R33)−U7−Y7 (X) {式中、R33は水素原子または置換基を有していても
    よい低級アルキル基を表し、U7は置換されていてもよ
    いフェニレン、置換されていてもよいナフチレン又は置
    換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y7
    は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z7
    を表し、Z7はアルカリの作用で脱離する基を表す。}
    で示される基を表し、R32は、ハロゲン原子、置換基を
    有していてもよい低級アルコキシ基、ヒドロキシル基、
    置換基を有していてもよいアミノ基または下記一般式
    (XI) −N(R34)−U8−Y8 (XI) {式中、R34は、水素原子または置換基を有していて
    もよい低級アルキル基を表し、U8は置換されていても
    よいフェニレン、置換されていてもよいナフチレン又は
    置換されていてもよいC2〜C6アルキレンを表し、Y
    8は−SO2CH=CH2あるいは−SO2CH2CH2Z
    8を表し、Z8は、アルカリの作用で脱離する基を表
    す。}で示される基を表すが、R31及びR32の少な
    くとも一方は、ハロゲン原子、式(X)で示される基お
    よび式(XI)で示される基からなる群より選ばれる1
    つである。] 【化11】 (XII) 【化12】 (XIII) 【化13】 (XIV) 【化14】 (XV) 【化15】 (XVI) 【化16】 (XVII) 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 (XXII) 【化22】 (XXIII)
  2. 【請求項2】一般式(I)において、m1が、2または
    3であり、U1及びU2が、互いに独立に、置換されて
    いてもよいフェニレン又は置換されていてもよいC2〜
    C6アルキレンである請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】一般式(II)において、R11及びR10の
    少なくとも一方が、置換されていてもよいピリジニオ
    基、或いは式(G1)、式(G2)、式(G3)または
    式(G4)で示される基である請求項1又は2に記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】一般式(II)において、Dが、−SO2
    CH=CH2又は−SO2CH2CH2Z9{ここでZ9は
    アルカリの作用で脱離する基を表す}で置換されてお
    り、更に、別の置換基で置換されていてもよいフェニル
    またはナフチル基である請求項1〜3のいずれかに記載
    の組成物。
  5. 【請求項5】一般式(II)において、R11が、式(G
    1)で示される基であり、かつ、R17及びR18の一方が
    水素原子、メチル基またはエチル基であり、他方が置換
    されていてもよいフェニル基である請求項1〜4のいず
    れかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】一般式(II)において、R11が、式(G
    3)で示される基であり、かつ、R19が水素原子、メチ
    ルまたはエチル基である請求項1〜4のいずれかに記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】一般式(II)において、R10が、フルオ
    ロ又はクロロであるか、或いはカルボキシ又はカルバモ
    イルで置換されたピリジニオである請求項1〜6のいず
    れかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】一般式(II)において、R10が、式(G
    1)で示される基であり、かつ、R17およびR18の一方
    が水素原子、メチルまたはエチル基であり、他方が置換
    されていてもよいフェニルである請求項1〜6のいずれ
    かに記載の組成物。
  9. 【請求項9】一般式(II)において、Eが、式(E
    1)または式(E2)で示される基である請求項1〜8
    のいずれかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】一般式(II)において、Eが、式(E
    2)で示される基である請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】一般式(II)において、Eが、式(E
    2)で示される基であり、かつ、U4が、エチレンまた
    はトリメチレンであり、R14が、水素原子である請求項
    1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】一般式(II)において、A1が一般式
    (III)で示される基であり、R12が水素原子であ
    り、かつ、pが0である請求項1〜11のいずれかに記
    載の組成物。
  13. 【請求項13】一般式(II)において、R7、R8およ
    びR9が、互いに独立に、水素原子、メチルまたはエチ
    ル基である請求項1〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 【請求項14】一般式(II)において、Y3が−SO
    2CH2CH2Z3であり、且つ、Z3が−OSO3H
    である請求項1〜13のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(V)、(VII)及び(IX)で示される青色反応
    染料からなる混合物であり、上記式(V)の染料の100
    重量部に対して、式(VII)の染料が10〜900重量
    部、式(IX)の染料が10〜900重量部含まれる、請
    求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(V)及び(VII)で示される青色反応染料からな
    る混合物であり、上記式(V)の染料の100重量部に対
    して、式(VII)の染料が10〜800重量部含まれ
    る、請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  17. 【請求項17】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(V)及び(IX)で示される青色反応染料からなる
    混合物であり、上記式(V)の染料の100重量部に対し
    て、式(IX)の染料が10〜900重量部含まれる、請
    求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  18. 【請求項18】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(VII)及び(IX)で示される青色反応染料から
    なる混合物であり、一般式(VII)の染料の100重量
    部に対して、一般式(IX)の染料が10〜900重量部
    含まれる、請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  19. 【請求項19】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(V)で示される染料の2種以上を含む青色染料混合
    物である請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  20. 【請求項20】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(VII)で示される染料の2種以上を含む青色染料混
    合物である請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  21. 【請求項21】c)の反応染料を含み、該染料が、一般
    式(IX)で示される染料の2種以上を含む青色染料混
    合物である請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
  22. 【請求項22】一般式(V)において、R22が水素原子
    であり、R23およびR24のいずれか一方がフルオロまた
    はクロロ、他方が一般式(VI)で示される基であり、
    かつU5が置換されていてもよいフェニレン基である請
    求項1〜17及び19のいずれかに記載の組成物。
  23. 【請求項23】一般式(VII)において、R27および
    R28のいずれか一方が一般式(VIII)で示される基
    であり、かつ、R29が水素原子である請求項1〜16、
    18及び22のいずれかに記載の組成物。
  24. 【請求項24】一般式(IX)において、X1が水素原
    子であり、W1およびW2がクロロである請求項1〜1
    5、17、18及び21〜23のいずれかに記載の組成
    物。
  25. 【請求項25】一般式(IX)において、X2が低級ア
    ルコキシ基である請求項1〜15、17、18及び21
    〜24のいずれかに記載の組成物。
  26. 【請求項26】一般式(IX)において、R31およびR
    32のいずれか一方が一般式(X)または(XI)で示さ
    れる基であり、かつ、R33またはR34が水素原子である
    請求項1〜15、17、18及び21〜25のいずれか
    に記載の組成物。
  27. 【請求項27】請求項1〜26のいずれかに記載の組成
    物を用いることを特徴とする繊維材料の染色又は捺染方
    法。
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