JP2000026416A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2000026416A5
JP2000026416A5 JP1999152400A JP15240099A JP2000026416A5 JP 2000026416 A5 JP2000026416 A5 JP 2000026416A5 JP 1999152400 A JP1999152400 A JP 1999152400A JP 15240099 A JP15240099 A JP 15240099A JP 2000026416 A5 JP2000026416 A5 JP 2000026416A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
alkyl
phenyl
oxyacetic acid
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1999152400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000026416A (ja
JP4435330B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JP2000026416A publication Critical patent/JP2000026416A/ja
Publication of JP2000026416A5 publication Critical patent/JP2000026416A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4435330B2 publication Critical patent/JP4435330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【特許請求の範囲】
【請求項1】 式(I):
【化1】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
20は以下の(a)、(b)および(c)の中から選ばれ:
(a)は、−(C−C20)アルキル、−(C−C20)アルケニル、−(C−C20)アルキニル、炭素環基、またはヘテロ環基であり、
(b)は、1つまたはそれ以上の独立して選択される非妨害性置換分によって置換されている(a)項記載の基であり、
(c)は、−(L)−R80、ここに(L)−は炭素、水素、酸素、窒素およびイオウの中から選ばれる1〜12個の原子からなる2価の連結基であり、−(L)−における原子の組合せは(i)炭素および水素のみ、(ii)1個のイオウのみ、(iii)1個の酸素のみ、(iv)1または2個の窒素および水素のみ、(v)炭素、水素および1個のイオウのみ、および(vi)炭素、水素および酸素のみ、からなる群から選択され、R80は(a)または(b)項の中から選ばれるものであり;
21は非妨害性置換分であり、fは1〜3であり;
は−NHNH、−NH、または−CONHであり;
’は−OH、および−O(CH)'[ここに、R’はH、−CN、−NH、−CONH、−CONR10、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニル、または−(La)−(酸性基)(ここに−(La)−は1〜7の酸リンカー長を有する酸リンカー)であり、tは1〜5である]であり;
’は非妨害性置換分、炭素環基、非妨害性置換分によって置換されている炭素環基、ヘテロ環基および非妨害性置換分によって置換されているヘテロ環基の中から選ばれる]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩。
【請求項2】 式(II):
【化2】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
21は非妨害性置換分であり;
は−NHNH、または−NHであり;
は−OH、および−O(CH)[ここに、RはH、−COH、−CONH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化3】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)で示される基、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mは1〜3である]の中から選ばれる基であり;
はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−CONH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
はH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルである]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩。
【請求項3】 式(II)中、Rが−NHであり、Zがフェニルである請求項2記載の化合物。
【請求項4】 RがH、NH、−CONH、−SOH、−SO(C−C)アルキル、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキル、−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルである請求項2または3記載の化合物。
【請求項5】 式(II)中、Rがハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロまたは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、または−(C−C)ヒドロキシアルキルである請求項2から4までのいずれかに記載の化合物。
【請求項6】 式(II)中、Rがピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、−CF、−OCF、−CN、−(C−C)アルキルフェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルである請求項2から5までのいずれかに記載の化合物。
【請求項7】 式(II)中、R21が水素、ハロ、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキル、−(C−C)シクロアルキル、−(C−C)シクロアルケニル、−O(C−C)アルキル、または−S(C−C)アルキルである請求項2から6までのいずれかに記載の化合物。
【請求項8】 式(II)中、Rが水素である請求項2から7までのいずれかに記載の化合物。
【請求項9】 式(II)中、Rが−NHであり;
が−O(CH)[ここに、Rは−H、−COH、または式:
【化4】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRは−OH)で示される基である]で示される基である請求項2から8までのいずれかに記載の化合物。
【請求項10】 式(II)中、Rが−O(CH)(ここに、RはH、−CO(C−Cアルキル)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−Cアルキル)によって置換されているフェニルである)で示される基である請求項2から8までのいずれかに記載の化合物。
【請求項11】 式(II)中、Rが−O(CH)[ここに、Rは式:
【化5】
Figure 2000026416
で示される基(ここに、RおよびRは−O(C−C)アルキルであるか、または一方が−O(C−C)アルキルである場合、他方は−OHである)である]で示される基である請求項2から8までのいずれかに記載の化合物。
【請求項12】 式(II)中、Rが−H、−O(C−C)アルキルまたは−(CH)[ここにnは2、RはHまたはフェニルである]で示される基である請求項2から11までのいずれかに記載の化合物。
【請求項13】 式(II)中、Rが−H、または−O(C−Cアルキル)である請求項2から11までのいずれかに記載の化合物。
【請求項14】 式(II)中、Rが−(CH)[ここに、Rは−NR10、式:
【化6】
Figure 2000026416
で示される基または−CN(ここに、RおよびR10は−(C−C)アルキルである)である]で示される基である請求項2から11までのいずれかに記載の化合物。
【請求項15】 式(II)中、Rがフェニルである請求項2から14までのいずれかに記載の化合物。
【請求項16】 式(II)中、Rが、フェニル環の2および6位が−(C−C)アルキル、−(C−C)アルコキシ、ハロまたはフェニルによって置換されているフェニルである請求項2から14までのいずれかに記載の化合物。
【請求項17】 式(II)中、Rが、フェニル環の3および5位が−(C−C)アルキル、−(C−C)アルコキシ、ハロまたはフェニルによって置換されているフェニルである請求項2から14までのいずれかに記載の化合物。
【請求項18】 式(II)中、Rが−(C−C14)アルキル、または−(C−C14)シクロアルキルである請求項2から14までのいずれかに記載の化合物。
【請求項19】 式(II)中、RがH、−COH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化7】
Figure 2000026416
で示される基、−NHSO(C−C)アルキル、−CONHSO(C−C)アルキル、テトラゾリル、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)、mが1〜3である請求項2から18までのいずれかに記載の化合物。
【請求項20】 式(II)中、RがH、−COH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化8】
Figure 2000026416
で示される基、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)、mが1〜3である請求項2から19までのいずれかに記載の化合物。
【請求項21】 式(II)中、RがH、−COH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化9】
Figure 2000026416
で示される基(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキル、または−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mが1〜3である請求項2から18までのいずれかに記載の化合物。
【請求項22】 式(II)中、Zがシクロヘキセニルである請求項2から21までのいずれかに記載の化合物。
【請求項23】 式(II)中、Zがフェニルである請求項2から21までのいずれかに記載の化合物。
【請求項24】 9−ベンジル−5,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボン酸ヒドラジド;
9−ベンジル−5,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸ナトリウム塩;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−7−メトキシカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−7−メトキシカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチル;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−シアノメチルオキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−(1H−テトラゾール−5−イル−メチル)オキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
{9−[(フェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(フェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
9−ベンジル−5−(2−メタンスルホンアミド)エチルオキシ−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−(2−メタンスルホンアミド)エチルオキシ−2−メトキシカルバゾール−5−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−(2−トリフルオロメタンスルホンアミド)エチルオキシ−2−メトキシカルバゾール−5−カルボキサミド;
9−ベンジル−5−メタンスルホンアミドイルメチルオキシ−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−メタンスルホンアミドイルメチルオキシ−カルバゾール−5−カルボキサミド;
[5−カルバモイル−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸
[5−カルバモイル−2−(4−クロロフェニル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−(2−フリル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸リチウム塩;
{9−[(2−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ベンジルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(1−ナフチル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−ヨードフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−クロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
{9−[(2−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−メチルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[[(プロペン−3−イル)オキシ]メチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(プロピルオキシ)メチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−((カルボキサミドメチル)オキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−シアノメチルオキシ−カルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−((1H−テトラゾール−5−イル−メチル)オキシ)−カルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−((カルボキサミドメチル)オキシ)−カルバゾール−4−カルボキサミド;および
[9−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
からなる群から選ばれる請求項2から23のいずれかに記載の化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩。
【請求項25】 {9−[(フェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−メチル−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(フェニル)メチル]−5−カルバモイル−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−カルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
9−ベンジル−5−(2−メタンスルホンアミド)エチルオキシ−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−(2−メタンスルホンアミド)エチルオキシ−2−メトキシカルバゾール−5−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−(2−トリフルオロメタンスルホンアミド)エチルオキシ−2−メトキシカルバゾール−5−カルボキサミド;
9−ベンジル−5−メタンスルホンアミドイルメチルオキシ−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−4−メタンスルホンアミドイルメチルオキシ−カルバゾール−5−カルボキサミド;
[5−カルバモイル−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸
[5−カルバモイル−2−(4−クロロフェニル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−2−(2−フリル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸リチウム塩;
{9−[(フェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−フェノキシフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ベンジルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(1−ナフチル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−ヨードフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−クロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−トリフルオロメトキシフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
{9−[(2−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
{9−[(3−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−メチルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−フルオロカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−クロロカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[9−[(シクロヘキシル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[9−[(シクロペンチル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[[(プロペン−3−イル)オキシ]メチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(プロピルオキシ)メチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸; 9−ベンジル−7−メトキシ−5−((カルボキサミドメチル)オキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−シアノメチルオキシ−カルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−((1H−テトラゾール−5−イル−メチル)オキシ)−カルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−7−メトキシ−5−((カルボキサミドメチル)オキシ)−カルバゾール−4−カルボキサミド;および
[9−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバオール−5−イル]オキシ酢酸
からなる群から選ばれる請求項2から23のいずれかに記載の化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩。
【請求項26】 プロドラッグ誘導体がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、モルホリノエチル、またはジエチルグリコールアミドエステル体である、請求項1から23までのいずれかに記載の化合物。
【請求項27】 請求項1から23までのいずれかに記載の化合物を製薬的に許容される担体または希釈剤とともに含有する医薬製剤。
【請求項28】 請求項1から23までのいずれかに記載の化合物を製薬的に許容される担体または希釈剤とともに含有する、sPLAに関連する症状の処置に適した医薬製剤。
【請求項29】 sPLAを阻害することが必要な哺乳動物におけるsPLAを選択的に阻害する方法であって、そのような哺乳動物に治療学的有効量の式(I):
【化10】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
20は以下の(a)、(b)および(c)の中から選ばれ:
(a)は、−(C−C20)アルキル、−(C−C20)アルケニル、−(C−C20)アルキニル、炭素環基、またはヘテロ環基であり、
(b)は、1つまたはそれ以上の独立して選択される非妨害性置換分によって置換されている(a)項記載の基であり、
(c)は、−(L)−R80、ここに(L)−は炭素、水素、酸素、窒素およびイオウの中から選ばれる1〜12個の原子からなる2価の連結基であり、−(L)−における原子の組合せは(i)炭素および水素のみ、(ii)1個のイオウのみ、(iii)1個の酸素のみ、(iv)1または2個の窒素および水素のみ、(v)炭素、水素および1個のイオウのみ、および(vi)炭素、水素および酸素のみ、からなる群から選択され、R80は(a)または(b)項の中から選ばれるものであり;
21は非妨害性置換分であり、fは1〜3であり;
は−NHNH、−NH、または−CONHであり;
’は−OH、および−O(CH)'[ここに、R’はH、−CN、−NH、−CONH、−CONR10、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニル、または−(La)−(酸性基)(ここに−(La)−は1〜7の酸リンカー長を有する酸リンカー)であり、tは1〜5である]であり;
’は非妨害性置換分、炭素環基、非妨害性置換分によって置換されている炭素環基、ヘテロ環基および非妨害性置換分によって置換されているヘテロ環基の中から選ばれる]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩を投与することを特徴とする方法。
【請求項30】 sPLAを阻害することが必要な哺乳動物におけるsPLAを選択的に阻害する方法であって、そのような哺乳動物に治療学的有効量の式(II):
【化11】
Figure 2000026416
[式中、Rは−NHNH、または−NHであり;
は−OH、および−O(CH)[ここに、RはH、−COH、−CONH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化12】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)で示される基、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mは1〜3である]の中から選ばれる基であり;
はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−CONH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
はH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルであり;
Zはシクロヘキセニルまたはフェニルである]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩を投与することを特徴とする方法。
【請求項31】 sPLAに関連する疾患の病的作用を軽減する方法であって、sPLA媒介性の脂肪酸放出を阻害することによりアラキドン酸カスケードおよびその有害産物を阻害または予防するに充分な量の請求項1から23までのいずれかに記載の化合物をそのような処置を必要としている哺乳動物に投与することを特徴とする方法。
【請求項32】 哺乳動物に請求項1から23までのいずれかに記載の化合物を投与してsPLAに関連する疾患の病的作用を軽減するための医薬の製造における、請求項1から23までのいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項33】 請求項1から23までのいずれかに記載の化合物をsPLAに接触させることを特徴とする、sPLAを阻害する方法。
【請求項34】 敗血症、敗血症ショック、慢性関節リウマチ、変形性関節症、発作、アポトーシス、喘息、慢性気管支炎、急性気管支炎、嚢胞性線維症、炎症性腸疾患または膵臓炎を処置する方法であって、そのような処置を必要としている患者に治療学的有効量の式(I):
【化13】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
20は以下の(a)、(b)および(c)の中から選ばれ:
(a)は、−(C−C20)アルキル、−(C−C20)アルケニル、−(C−C20)アルキニル、炭素環基、またはヘテロ環基であり、
(b)は、1つまたはそれ以上の独立して選択される非妨害性置換分によって置換されている(a)項記載の基であり、
(c)は、−(L)−R80、ここに(L)−は炭素、水素、酸素、窒素およびイオウの中から選ばれる1〜12個の原子からなる2価の連結基であり、−(L)−における原子の組合せは(i)炭素および水素のみ、(ii)1個のイオウのみ、(iii)1個の酸素のみ、(iv)1または2個の窒素および水素のみ、(v)炭素、水素および1個のイオウのみ、および(vi)炭素、水素および酸素のみ、からなる群から選択され、R80は(a)または(b)項の中から選ばれるものであり;
21は非妨害性置換分であり、fは1〜3であり;
は−NHNH、−NH、または−CONHであり;
’は−OH、および−O(CH)'[ここに、R’はH、−CN、−NH、−CONH、−CONR10、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニル、または−(La)−(酸性基)(ここに−(La)−は1〜7の酸リンカー長を有する酸リンカー)であり、tは1〜5である]であり;
’は非妨害性置換分、炭素環基、非妨害性置換分によって置換されている炭素環基、ヘテロ環基および非妨害性置換分によって置換されているヘテロ環基の中から選ばれる]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩を投与することを特徴とする方法。
【請求項35】 敗血症、敗血症ショック、慢性関節リウマチ、変形性関節症、発作、アポトーシス、喘息、慢性気管支炎、急性気管支炎、嚢胞性線維症、炎症性腸疾患または膵臓炎を処置する方法であって、そのような処置を必要としている患者に治療学的有効量の式(II):
【化14】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
21は非妨害性置換分であり;
は−NHNH、または−NHであり;
は−OH、および−O(CH)[ここに、RはH、−COH、−CONH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化15】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)で示される基、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mは1〜3である]の中から選ばれる基であり;
はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−CONH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
はH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルである]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩を投与することを特徴とする方法。
【請求項36】 敗血症、敗血症ショック、成人呼吸困難症候群、膵臓炎、トラウマ(外傷)誘発性ショック、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、慢性関節リウマチ、嚢胞性線維症、発作、急性気管支炎、慢性気管支炎、急性細気管支炎、慢性細気管支炎、変形性関節症、痛風、脊椎関節症(spondylarthropathris)、強直性脊椎炎、ライター症候群、乾癬性関節炎、腸疾患性脊椎炎(enterapathric spondylitis)、若年性関節症または若年性強直性脊椎炎、反応性関節症、感染または感染後関節炎、淋菌性関節炎、結核性関節炎、ウイルス性関節炎、真菌性関節炎、梅毒性関節炎、ライム病、「脈管症候群」に付随する関節炎、結節性多発性動脈炎、高感受性脈管炎、Luegenec's 肉芽腫症、リウマチ性多発性筋痛、側頭動脈炎(joint cell arteritis)、カルシウム結晶沈着関節症、偽痛風、関節外リウマチ、滑液包炎、腱鞘炎、外上顆炎(テニス肘)、手根管圧迫症候群、反復利用性損傷(タイピング)、種々の形態の関節症、神経障害性関節疾患(シャルコおよび関節)、関節血症(関節血症性)、ヘノッホ-シェーンライン紫斑病、肥厚性骨関節症、多中心性網組織球症、特定の疾患に付随する関節炎、サルコイロシス(surcoilosis)、血色素症、鎌状赤血球病および他の異常血色素症、高リポ蛋白血症、低γ-グロブリン血症、副甲状腺機能亢進症、先端肥大症、家族性地中海熱、ベハット(Behat)病、全身性エリテマトーデス、または再発性多発性軟骨炎、および関連疾患を処置する方法であって、そのような処置を必要としている患者に治療学的有効量の請求項1から23までのいずれかに記載の化合物を投与することを特徴とする方法。
【請求項37】 式(III):
【化16】
Figure 2000026416
[式中、PGは酸保護基であり;
21は非妨害性置換分であり;
12はHまたはCHであり、
ここに、RはH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニル、または、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシ、−OR(ここにRおよびR10は独立して水素、−CF、フェニル、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニルまたは−フェニル(C−C)アルキルである);テトラゾール;−(C−C)アルキルもしくは−(C−C)アルキルフェニルによって置換されているテトラゾール;またはナフチルの中から選ばれる1〜5個の置換分によって置換されているフェニルであり;
(a)はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルケニル;または−(CH)(ここに、RはH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して水素、−CF、フェニル、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
Xはハロである]
で示される化合物。
【請求項38】 式(XVIII):
【化17】
Figure 2000026416
[式中、PGは酸保護基であり;
21は非妨害性置換分であり;
(a)はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルケニル;または−(CH)(ここに、RはH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して水素、−CF、フェニル、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)である]
で示される化合物。
【請求項39】 式(IV):
【化18】
Figure 2000026416
[式中、PGは酸保護基であり;
21は非妨害性置換分であり;
12はHまたはCHであり、
ここに、RはH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシ、−OR(ここにRおよびR10は独立して水素、−CF、フェニル、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニルもしくは−フェニル(C−C)アルキルである);テトラゾール;−(C−C)アルキルもしくは−(C−C)アルキルフェニルによって置換されているテトラゾール;またはナフチルの中から選ばれる1〜5個の置換分によって置換されているフェニルであり;
(a)はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルキル、−(C−C)アルコキシ(C−C)アルケニル;または−(CH)(ここに、RはH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して水素、−CF、フェニル、−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
11は−OH、=O、−O(C−C)アルキルまたは−O(CH)R15(ここにR15は−CO16、SO16、P(O)(OR16)、または−P(O)(OR16)H(ここにR16は酸保護基)であり;
AおよびZはそれぞれ独立してシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
ただし、AおよびZは同時にフェニルになることはできない]
で示される化合物。
【請求項40】 式(II):
【化19】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
21は非妨害性置換分であり;
は−NHNH、または−NHであり;
は−OH、および−O(CH)[ここに、RはH、−COH、−CONH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化20】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)で示される基、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mは1〜3である]の中から選ばれる基であり;
はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−CONH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
はH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルである]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩の製造方法であって、
a) 式(XVI):
【化21】
Figure 2000026416
[式中、Xはハロである]
で示される化合物をエステル化して式(XV):
【化22】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
b) この式(XV)の化合物を還元して式(XIV):
【化23】
Figure 2000026416
[式中、PGは酸保護基である]
で示される化合物を製造し、
c) 式(XIV)の化合物を式(XIII):
【化24】
Figure 2000026416
[式中、R(a)はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)である]
で示される化合物と縮合させて式(XII)
【化25】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
d) 式(XII)の化合物を環化して、式(XI):
【化26】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
e) 式(XI)の化合物を、式:XCH(ここに、Xはハロ)で示されるアルキル化剤を用いてアルキル化し、式(X):
【化27】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
f) この式(X)の化合物を脱水素し、式(IX):
【化28】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
g) 式(IX)の化合物をアミノ化して式(VIII):
【化29】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
h) 式(VIII)の化合物を、式:XCH15[ここに、Xはハロであり、R15は−CO16、SO16、P(O)(OR16)、または−P(O)(OR16)H(ここにR16は酸保護基)である]で示されるアルキル化剤を用いてアルキル化し、式(VII):
【化30】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
i) 要すれば、式(VII)の化合物を加水分解して、式(I)の化合物を製造し、要すれば式(I)の化合物を塩にする、
工程からなることを特徴とする方法。
【請求項41】 式(II):
【化31】
Figure 2000026416
[式中、Zはシクロヘキセニルまたはフェニルであり;
21は非妨害性置換分であり;
は−NHNH、または−NHであり;
は−OH、および−O(CH)[ここに、RはH、−COH、−CONH、−CO(C−Cアルキル)、式:
【化32】
Figure 2000026416
(ここに、RおよびRはそれぞれ独立して−OHまたは−O(C−C)アルキルである)で示される基、−SOH、−SO(C−Cアルキル)、テトラゾリル、−CN、−NH、−NHSO15、−CONHSO15(ここにR15は−(C−C)アルキルまたは−CF)、フェニル、または−COHもしくは−CO(C−C)アルキルによって置換されているフェニルであり、mは1〜3である]の中から選ばれる基であり;
はH、−O(C−C)アルキル、ハロ、−(C−C)アルキル、フェニル、−(C−C)アルキルフェニル;−(C−C)アルキル、ハロもしくは−CFによって置換されているフェニル;−CHOSi(C−C)アルキル、フリル、チオフェニル、−(C−C)ヒドロキシアルキル;または−(CH)(ここに、RはH、−CONH、−NR10、−CNまたはフェニルであり、ここにRおよびR10は独立して−(C−C)アルキルまたは−フェニル(C−C)アルキルであり、nは1〜8である)であり;
はH、−(C−C14)アルキル、−(C−C14)シクロアルキル、ピリジル、フェニルまたは、−(C−C)アルキル、ハロ、−CF、−OCF、−(C−C)アルコキシ、−CN、−(C−C)アルキルチオ、フェニル(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルフェニル、フェニル、フェノキシまたはナフチルによって置換されているフェニルである]
で示される化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩の製造方法であって、
a) 式(XVI):
【化33】
Figure 2000026416
[式中、Xはハロである]
で示される化合物をエステル化して式(XV):
【化34】
Figure 2000026416
[式中、PGは酸保護基である]
で示される化合物を製造し、
b) この式(XV)の化合物を式(XVII):
【化35】
Figure 2000026416
で示される化合物と縮合して、式(XVIII):
【化36】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
c) 式(XVIII)の化合物を環化して、式(XIX):
【化37】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
d) 式(XIX)の化合物を、式:XCH(ここに、Xはハロ)で示されるアルキル化剤を用いてアルキル化し、式(XX):
【化38】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
e) この式(XX)の化合物を脱アルキル化し、式(IX):
【化39】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
f) 式(IX)の化合物をアミノ化して式(VIII):
【化40】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
g) 式(VIII)の化合物を、式:XCH15[ここに、Xはハロであり、R15は−CO16、SO16、P(O)(OR16)、または−P(O)(OR16)H(ここにR16は酸保護基)である]で示されるアルキル化剤を用いてアルキル化し、式(VII):
【化41】
Figure 2000026416
で示される化合物を製造し、
h) 要すれば、式(VII)の化合物を加水分解して、式(I)の化合物を製造し、要すれば式(I)の化合物を塩にする、
工程からなることを特徴とする方法。
【請求項42】 (3−カルボメトキシ−2−ブロモアニリノ)−5−メチル−シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−メチル−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
9−ベンジル−5,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−5−ヒドロキシ−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸エチルエステル;
9−ベンジル−4−カルバモイル−5,7−ジメトキシカルバゾール;
9−ベンジル−4−カルバモイル−5−ヒドロキシ−7−メトキシカルバゾール;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−7−メトキシカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
[(2,9−ビス−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロ−β−カルバゾール−5−イル)オキシ]酢酸エチルエステル;
(3−カルボメトキシ−2−ブロモアニリノ)−5−メチル−シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−メチル−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
[(フェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−2−メチル−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(フェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(フェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(フェニル)メチル]−2−メチル−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−2−メチル−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−2−メチル−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−2−メチル−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−メチルフェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−メチルフェニル)メチル]−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−メチルフェニル)メチル]−2−メチル−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
(3−カルボメトキシ−2−ブロモアニリノ)−5−(4−トリフルオロメチルフェニル−シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
[(フェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(フェニル)メチル]−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(フェニル)メチル]−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(フェニル)メチル]−2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−ペンチルシクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−ペンチル−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−4−ヒドロキシ−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
[5−カルバモイル−2−ペンチル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−[(1−メチル)エチル]シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(1−メチルエチル)−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−4−ヒドロキシ−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
[5−カルバモイル−2−(1−メチルエチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(ヒドロキシメチル)−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(ヒドロキシメチル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−フェニルシクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−フェニル−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−4−ヒドロキシ−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
[5−カルバモイル−2−フェニル−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−(4−クロロフェニル)シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(4−クロロフェニル)−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(4−クロロフェニル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−2−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
5−カルバモイル−2−(4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
[5−カルバモイル−2−(4−クロロフェニル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(2−ブロモ−3−カルボメトキシアニリノ)−5−(2−フリル)シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(2−フリル)−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−2−(2−フリル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−2−(2−フリル)−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
5−カルバモイル−2−(2−フリル)−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)カルバゾール;
[5−カルバモイル−2−(2−フリル)−9−(フェニルメチル)カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4(3H)−オン;
5−カルボメトキシ−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール;
5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール;
[5−カルバモイル−9−(フェニルメチル)−2−[(トリ(−1−メチルエチル)シリル)オキシメチル]カルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
(3−カルボメトキシ−2−クロロアニリノ)シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロ−9H−カルバゾール−4(3H)−オン;
(3−カルボメトキシ−2−ブロモアニリノ)シクロヘキサン−2−エン−1−オン;
[(フェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン; [(フェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール
[(フェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(フェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(3−クロロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−クロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−クロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−クロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(3−フェノキシフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−フェノキシフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−フェノキシフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイル カルバゾール;
[(3−フェノキシフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(2−フルオロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−フルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−フルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−フルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2−ベンジルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−ベンジルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−ベンジルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−ベンジルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル
[(3−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−トリフルオロメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(1−ナフチル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(1−ナフチル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(1−ナフチル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイル;
[(1−ナフチル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2−シアノフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−シアノフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−シアノフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−シアノフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−シアノフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−シアノフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−シアノフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(2−メチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−メチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−メチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−メチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−メチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−メチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイル;
[(3,5−ジメチルフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−ヨードフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−ヨードフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−ヨードフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−ヨードフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2−クロロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−クロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−クロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−クロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2,3−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン
[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイル;
[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2,6−ジクロロフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−トリフルオロメトキシフェニル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−トリフルオロメトキシフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−トリフルオロメトキシフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−トリフルオロメトキシフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
2−カルボメトキシ−6−ニトロ−2’−メトキシ−ビフェニル;
9H−4−メトキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−ビフェニル)メチル]−4−メトキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−ビフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−ビフェニル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸t−ブチルエステル;
[(2−ビフェニル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
9−ベンジル−4−カルボキシ−5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール・エチルエステル;
9−ベンジル−4−カルバモイル−5−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール;
9−ベンジル−4−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール・エチルエステル;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
[(2−ピリジル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(2−ピリジル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(2−ピリジル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(2−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
[(3−ピリジル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(3−ピリジル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(3−ピリジル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(3−ピリジル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル}オキシ酢酸メチルエステル;
5−メトキシ−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボン酸エチル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボン酸エチル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド; 9−ベンジル−5−ヒドロキシ−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチル;
5−カルバモイル−4−メトキシ−1−メチルカルバゾール;
9−ベンジル−5−カルバモイル−4−メトキシ−1−メチルカルバゾール;
9−ベンジル−5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−1−メチルカルバゾール;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−メチルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボン酸エチル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−5−ヒドロキシ−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
9−ベンジル−5−カルバモイル−4−メトキシ−1−フルオロカルバゾール;
9−ベンジル−5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−1−フルオロカルバゾール;
[9−ベンジル−5−カルバモイル−1−フルオロカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボン酸エチル;
9−ベンジル−5−メトキシ−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
9−ベンジル−5−ヒドロキシ−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−4−カルボキサミド;
[9−ベンジル−4−カルバモイル−8−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾール−5−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
9−ベンジル−5−カルバモイル−4−メトキシ−1−クロロカルバゾール;
5−カルバモイル−4−ヒドロキシ−1−クロロカルバゾール;
[5−カルバモイル−1−クロロカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル [9−ベンジル−5−カルバモイル−1−クロロカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
[(シクロヘキシル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(シクロヘキシル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルボメトキシカルバゾール;
[(シクロヘキシル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(シクロヘキシル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
[(シクロペンチル)メチル]−5−カルボメトキシ−1,2−ジヒドロカルバゾール−4(3H)−オン;
[(シクロペンチル)メチル]−4−ヒドロキシ−5−カルバモイルカルバゾール;
[(シクロペンチル)メチル]−5−カルバモイルカルバゾール−4−イル]オキシ酢酸メチルエステル;
からなる群から選ばれる化合物、またはそれらの製薬的に許容されるラセミ体、溶媒和物、互変異性体、光学異性体、プロドラッグ誘導体または塩。
【請求項43】 敗血症、敗血症ショック、成人呼吸困難症候群、膵臓炎、トラウマ(外傷)誘発性ショック、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、慢性関節リウマチ、嚢胞性線維症、発作、急性気管支炎、慢性気管支炎、急性細気管支炎、慢性細気管支炎、変形性関節症、痛風、脊椎関節症(spondylarthropathris)、強直性脊椎炎、ライター症候群、乾癬性関節炎、腸疾患性脊椎炎(enterapathric spondylitis)、若年性関節症または若年性強直性脊椎炎、反応性関節症、感染または感染後関節炎、淋菌性関節炎、結核性関節炎、ウイルス性関節炎、真菌性関節炎、梅毒性関節炎、ライム病、「脈管症候群」に付随する関節炎、結節性多発性動脈炎、高感受性脈管炎、Luegenec's 肉芽腫症、リウマチ性多発性筋痛、側頭動脈炎(joint cell arteritis)、カルシウム結晶沈着関節症、偽痛風、関節外リウマチ、滑液包炎、腱鞘炎、外上顆炎(テニス肘)、手根管圧迫症候群、反復利用性損傷(タイピング)、種々の形態の関節症、神経障害性関節疾患(シャルコおよび関節)、関節血症(関節血症性)、ヘノッホ-シェーンライン紫斑病、肥厚性骨関節症、多中心性網組織球症、特定の疾患に付随する関節炎、サルコイロシス(surcoilosis)、血色素症、鎌状赤血球病および他の異常血色素症、高リポ蛋白血症、低γ-グロブリン血症、副甲状腺機能亢進症、先端肥大症、家族性地中海熱、ベハット(Behat)病、全身性エリテマトーデス、または再発性多発性軟骨炎、および関連疾患を処置するための医薬の製造における、そのような処置を必要としている哺乳動物に治療学的有効量の請求項1から23までのいずれかに記載の化合物を投与することを特徴とする、請求項1から23までのいずれかに記載の化合物の使用。
JP15240099A 1998-04-17 1999-04-16 置換された三環式化合物 Expired - Fee Related JP4435330B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US6232898A 1998-04-17 1998-04-17
US09/062328 1998-04-17

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000026416A JP2000026416A (ja) 2000-01-25
JP2000026416A5 true JP2000026416A5 (ja) 2007-04-05
JP4435330B2 JP4435330B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=22041763

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15240099A Expired - Fee Related JP4435330B2 (ja) 1998-04-17 1999-04-16 置換された三環式化合物
JP11109629A Withdrawn JPH11322713A (ja) 1998-04-17 1999-04-16 置換三環式化合物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11109629A Withdrawn JPH11322713A (ja) 1998-04-17 1999-04-16 置換三環式化合物

Country Status (30)

Country Link
EP (2) EP0952149B1 (ja)
JP (2) JP4435330B2 (ja)
KR (2) KR100586761B1 (ja)
CN (1) CN1149193C (ja)
AR (2) AR018186A1 (ja)
AT (2) ATE268756T1 (ja)
AU (2) AU753547B2 (ja)
BR (2) BR9901279A (ja)
CA (2) CA2269246C (ja)
CO (2) CO5011054A1 (ja)
CZ (2) CZ137099A3 (ja)
DE (2) DE69917833T2 (ja)
DK (1) DK0950657T3 (ja)
DZ (1) DZ2769A1 (ja)
EA (2) EA002816B1 (ja)
ES (2) ES2222663T3 (ja)
HU (2) HUP9901221A3 (ja)
ID (2) ID23761A (ja)
IL (2) IL129485A0 (ja)
NO (2) NO314400B1 (ja)
NZ (3) NZ335253A (ja)
PE (2) PE20000476A1 (ja)
PL (2) PL332566A1 (ja)
PT (1) PT950657E (ja)
SG (2) SG81977A1 (ja)
SI (1) SI0950657T1 (ja)
TR (2) TR199900843A2 (ja)
TW (1) TWI238160B (ja)
YU (2) YU19199A (ja)
ZA (2) ZA992771B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1011670A4 (en) * 1997-08-28 2004-10-27 Lilly Co Eli PROCESS FOR TREATING NON-RHUMATOID POLYARTHRITIS
DZ2769A1 (fr) * 1998-04-17 2003-12-01 Lilly Co Eli Composés tricycliques substitués.
CA2358492A1 (en) * 1998-12-21 2000-06-29 Eli Lilly And Company Combination therapy for the treatment of sepsis
JP2003505372A (ja) * 1999-07-19 2003-02-12 イーライ・リリー・アンド・カンパニー sPLA2インヒビター
US6706752B1 (en) 1999-07-19 2004-03-16 Eli Lilly And Company sPLA2 inhibitors
AU2001267825A1 (en) * 2000-06-29 2002-01-08 Shionogi And Co., Ltd. Remedies for cirrhosis
WO2002000255A1 (fr) * 2000-06-29 2002-01-03 Shionogi & Co., Ltd. Remedes contre le cancer
AU2001267826A1 (en) * 2000-06-29 2002-01-08 Shionogi And Co., Ltd. Remedies for alzheimer's disease
CN1450893A (zh) * 2000-07-14 2003-10-22 伊莱利利公司 治疗脓毒症的方法
WO2002050034A2 (en) * 2000-12-18 2002-06-27 Eli Lilly And Company Tetracyclic carbazole derivates and their use as spla2 inhibitors
CA2441077A1 (en) * 2001-03-28 2002-10-10 Eli Lilly And Company Substituted carbazoles as inhibitors of spla2
AUPS282602A0 (en) 2002-06-07 2002-06-27 Garvan Institute Of Medical Research Method of inhibiting cell proliferation
DE10249055A1 (de) 2002-10-22 2004-05-06 Bayer Cropscience Ag 2-Phenyl-2-substituierte-1,3-diketone
JO3598B1 (ar) 2006-10-10 2020-07-05 Infinity Discovery Inc الاحماض والاسترات البورونية كمثبطات اميد هيدروليز الحامض الدهني
EP1988098A1 (en) * 2007-04-27 2008-11-05 AEterna Zentaris GmbH Novel Tetrahydrocarbazole Derivatives as Ligands of G-protein Coupled Receptors
BRPI0913986A2 (pt) 2008-03-26 2015-10-20 Daiichi Sankyo Co Ltd composto, composição farmacêutica, e, uso de um composto
EP2282742A1 (en) 2008-04-09 2011-02-16 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Inhibitors of fatty acid amide hydrolase
EP2379538A4 (en) 2009-01-22 2013-01-02 Orchid Res Lab Ltd HETEROCYCLIC COMPOUNDS AS A PHOSOPHODIESTERASE HEMMER
CA2757622A1 (en) 2009-04-07 2010-10-14 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Inhibitors of fatty acid amide hydrolase
WO2010118155A1 (en) 2009-04-07 2010-10-14 Infinity Pharmaceuticals, Inc. Inhibitors of fatty acid amide hydrolase
MX336742B (es) 2010-02-03 2016-01-29 Infinity Pharmaceuticals Inc Inhibidores de amida hidrolasa de acido graso.
AR088377A1 (es) 2011-10-20 2014-05-28 Siena Biotech Spa Proceso para la preparacion de 6-cloro-2,3,4,9-tetrahidro-1h-carbazol-1-carboxamida y compuestos intermedios de esta
CN102816107B (zh) * 2012-08-20 2015-06-03 东南大学 咔唑衍生物及其制备方法与用途
MX2015006871A (es) 2012-11-30 2015-09-16 Ge Healthcare Ltd Proceso de cristalizacion de derivados de indoles triciclicos.
EP2925723A1 (en) * 2012-11-30 2015-10-07 GE Healthcare Limited Zinc halide mediated cyclization process leading to tricyclic indoles
EP3248230B1 (de) * 2015-01-20 2020-05-06 cynora GmbH Verwendung organischer moleküle in optoelektronischen bauelementen
CN108707104A (zh) * 2018-08-07 2018-10-26 北京恒信卓元科技有限公司 2-氯-1h-咔唑-1,4(9h)-二酮的合成方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3579534A (en) * 1969-05-09 1971-05-18 American Cyanamid Co Tetrahydrocarbazolecarboxylates
US3979391A (en) * 1972-11-22 1976-09-07 Sterling Drug Inc. 1,2,3,4-Tetrahydrocarbazoles
US3939177A (en) * 1972-11-22 1976-02-17 Sterling Drug Inc. 4-Aminomethyl-9-benzyl-1,2,3,4-tetrahydrocarbazoles
PT95692A (pt) * 1989-10-27 1991-09-13 American Home Prod Processo para a preparacao de derivados de acidos indole-,indeno-,piranoindole- e tetra-hidrocarbazole-alcanoicos, ou quais sao uteis como inibidores de pla2 e da lipoxigenase
US5420289A (en) * 1989-10-27 1995-05-30 American Home Products Corporation Substituted indole-, indene-, pyranoindole- and tetrahydrocarbazole-alkanoic acid derivatives as inhibitors of PLA2 and lipoxygenase
WO1993001169A2 (en) * 1991-07-05 1993-01-21 Merck Sharp & Dohme Limited Aromatic compounds, pharmaceutical compositions containing them and their use in therapy
MY110227A (en) * 1991-08-12 1998-03-31 Ciba Geigy Ag 1-acylpiperindine compounds.
IL109311A0 (en) * 1993-04-16 1994-07-31 Lilly Co Eli 1H-indole-3-acetamide sPla2 inhibitors
IL109309A (en) * 1993-04-16 2000-06-29 Lilly Co Eli 1-H-indole-3-acetic acid hydrazide SPLA2 inhibitors and pharmaceutical compositions containing them
EP0749962B1 (en) * 1995-06-23 2000-11-02 Eli Lilly And Company 6-substituted-1,2,3,4-tetrahydro-9H-carbazoles and 7-substituted-10H-cyclohepta(7,6-B)indoles
AU1289797A (en) * 1995-12-13 1997-07-03 Eli Lilly And Company Naphthyl acetamides as spla2 inhibitors
KR20000049210A (ko) * 1996-10-30 2000-07-25 피터 지. 스트링거 치환된 트리시클릭류
JP2001517707A (ja) * 1997-09-26 2001-10-09 イーライ・リリー・アンド・カンパニー 嚢胞性繊維症の処置方法
AU1407399A (en) * 1997-11-14 1999-06-07 Eli Lilly And Company Treatment for alzheimer's disease
DZ2769A1 (fr) * 1998-04-17 2003-12-01 Lilly Co Eli Composés tricycliques substitués.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000026416A5 (ja)
JP2003519154A5 (ja)
KR920002622A (ko) 9-푸리닐 포스폰산 유도체
CA2495060A1 (en) Derivatives of pyrrolo-pyrazines having a kinase inhibitory activity and their biological applications
RU2005137276A (ru) Замещенные дигидрохиназолины с противовирусными свойствами
JP2011520967A5 (ja)
KR950704228A (ko) 선택적 포스포디에스테르가수분해효소 iv형(pde_iv) 저해제로서의 카테콜 디에테르(catecol diethers as selective pde_iv inhibitors)
JP2008523098A5 (ja)
JP2001526276A5 (ja)
KR900701815A (ko) 피리미딘 유도체
RU2007126746A (ru) Новые производные гидантоина в качестве ингибиторов металлопротеиназ
JPWO2020094104A5 (ja)
JP2009525976A (ja) ビスホスホネート及び葉酸代謝拮抗剤を含む組成物
JP2005539045A5 (ja)
WO2020018551A1 (en) Certain (2s)- n-[(1s)-1-cyano-2-phenylethyl]-1,4- oxazepane-2-carboxamides for treating inflammatory bowel disease
RU2011111117A (ru) Лечение аутоиммунных заболеваний
RU2006140989A (ru) 2-пиридилзамещенные имидазолы как ингибиторы рецепторов alk4
JP2003515523A5 (ja)
JP2015526472A5 (ja)
JP2002521334A5 (ja)
CA2430508A1 (en) Condensed purine derivatives as a1 adenosine receptor antagonists
RU2005137571A (ru) Новые производные диазабициклононена
JP2007501800A5 (ja)
EA200501104A1 (ru) Производные пиридина, пригодные для ингибирования системы обмена натрия/кальция
RU2005137155A (ru) Производные 9-азабицикло [3.3.1] нон-6-ена с гетероатомом на позиции 3 как ингибиторы ренина