JP2000006929A - 特に煙草用包装機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】煙草用包装機 【解決手段】包装機の点検と保守に要する経費を低減す
るために、塵埃と材料の粒子が相当量発生する区域にお
ける処理プラクティスに、空気の吸引によってこれらを
一時的または恒常的に排出することを取り入れる。粒子
は、吸引によって移送される。更に、物品特に材料ウエ
ブに粘着する粒子を吸引によって分離し排出するため
に、粒子は機械的に、特に、ブラシによって処理され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、包装機、特に、
包装用材料と煙草を取り扱う複数のサブアセンブリーと
部材、特に、移送部材と切断サブアセンブリーと折り曲
げ部材等を有する煙草用包装機に関する。

【０００２】

【従来の技術】複雑な包装機は、機械を長期間に亘って
その能力を発揮させようと意図する場合には、高額の点
検費と保守費が必要になる。特に、高生産性を備える煙
草用包装機の場合は、点検や保守のために作業を中断す
ることが相当な損失となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、包
装機，特に、煙草産業における包装機において、点検や
保守のための費用の低減をもたらす方策を提案すること
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の包装機は、包装用材料および／または煙
草の粒子、材料屑等が除去、特に、これらの塵埃の粒子
が予測量に達するまで発生するまさにその区域における
処理または取り扱いを介して、吸引によって排出される
点に特徴を有する。

【０００５】この発明の流れの範囲内においては、吸引
サブアセンブリーが、特に、ブランク用マガジンの区
域、材料ウエブからブランクを切断するための切断およ
び打ち抜きサブアセンブリーの区域、そして、ブランク
と煙草が移送される区域に組み込まれる。包装材料から
作られるウエブを処理するために、この発明は、材料ウ
エブが案内される清掃サブアセンブリーを提供する。粒
子は、機械的作用を介して吸引によって分離され、排出
される。

【０００６】この発明の別の特徴は、装置の模範具体例
とその機能を参照しつつ以下に詳細に説明される。

【０００７】

【発明の実施の形態】添付図面は、煙草用包装機に関す
る好ましい模範具体例を示す。特定の用語を使用して言
えば、図面は、煙草１０のヒンジ蓋付きボックス用の包
装機のサブアセンブリーと部材を示す。図１、２は、そ
のような包装機の側面図および平面図を示す。

【０００８】ここでの関心事は、一方では、或るサブア
センブリーと包装材料を取り扱う部材の区域において、
他方では、煙草１０またはそのグループ１１の区域にお
いて塵埃または材料の粒子を除去することである。包装
材料の取り扱いは，ブランクマガジン１２、すなわち、
他の場所で製造され互いに上下に堆積される薄いカード
ボードのブランク１３の供給源である。同時にまた、ウ
エブ状の包装材料、すなわち、内部包装材用のブランク
を製造するための紙のウエブ１４(または錫箔ウエブ)を
処理する部材が設けられる。紙ウエブ１４は、リール１
５から連続して引出される。今の場合は、紙ウエブ１４
は、２倍幅の設計であり、ブランクが製造される前に、
ウエブ切断サブアセンブリー１６によって、長手方向に
切断されて２部分のウエブを形成する。

【０００９】更に、この発明は、カラー１８用のブラン
クを製造するためのカラー用サブアセンブリー１７用の
特別な設計を提供する。カラー１８は、ヒンジ蓋付きタ
イプの煙草パックの標準的なパーツを構成する。カラー
１８は同様に薄いカードボードからなる。

【００１０】この発明は、パックの内容物、すなわち、
煙草１０の処理に関する限り、煙草コンベヤー２０を伴
う煙草タレット１９の特別な設計を提供する。

【００１１】図３、４および５は、ブランクマガジン１
２のブランクの区域の細部を示す。このマガジン１２
は、知られた態様で設計される。個々のブランク１３
は、取り出し部材、すなわち取り出しローラー２２によ
ってマガジンの下側に次々に取り出されて、ブランクの
通路２３に移送される。この通路２３は、ブランク１３
を別の処理位置、すなわち、折り曲げタレット２１に移
送する。ブランク１３を取り出すために取り出しローラ
ー２２はホイール状の設計を備え、処理を行う間前進、
後退を繰り返し、同時にそれ自身の軸を中心に回転す
る。

【００１２】吸着サブアセンブリー２４が、ブランクマ
ガジン１２の下側または取り出しローラー２２の移動通
路の直ぐ下に配置される。前記吸着アセンブリーは、ハ
ウジング２５を備えており、このハウジングはブランク
マガジン１２または取り出しローラー２２に向く、その
上側に複数のスリット状吸着口２６を有する。これら
は、互いに平行して、ブランク１３または取り出しロー
ラー２２の移動方向に延出する。ハウジング２５の間隔
を隔てて配置された複数の板状体２７は、スリット状開
口部２６を区画する。ブランク１３は更に先へと移送さ
れるために板状体２７の上方またはそれらの面に接する
ことができる(図４参照)。吸着開口部２６によって形成
される吸着サブアセンブリーの吸着面は、ブランク１３
の幅よりも多少広いので、空気はあらゆる面から、すな
わち処理中に移送されるブランク１３を発生源とする紙
またはカードボードの粒子、塵埃なども取り出しローラ
ー２２の周囲からハウジング２５内に吸引される。

【００１３】ハウジング２５は、吸着スタブ２８と隣り
合う。この吸着スタブ２８と接続して、可撓性吸引管２
９が中央吸引サブアセンブリーおよび／または負圧源、
そして吸引によって排出された固体粒子の収集サブアセ
ンブリーに導かれる。

【００１４】清掃を施す目的で、ハウジング２５は、案
内部材３０(図５）を介して機械から完全に取り外され
て清掃が施される。このようにして、くっつきやすい塵
埃の粒子は追加的な作業や保守を殆ど付加することなく
除去される。

【００１５】図６，７は、連続材料ウエブ、特に紙製ウ
エブ１４のための清掃サブアセンブリー３１の構造と機
能を示す。この清掃サブアセンブリー３１は、(２倍幅
の)紙ウエブ１４に移送通路内の適当な位置に組み込ま
れる。この紙ウエブ１４は、連続する態様で清掃サブア
センブリー３１を目指してこれを通過する。

【００１６】この清掃サブアセンブリー３１は、直立す
る細長いハウジング３２を備える。材料ウエブすなわち
紙ウエブは、導入口３３を経てハウジング３２内を通過
する。この導入口は、ハウジングの高さ方向のほぼ中央
に配置され、紙ウエブは、第１転向ローラー３４によっ
て上方に転向される。別の２つの転向ローラー３５、３
６がハウジング３２内に互いに上下に配置される。紙ウ
エブ１４は、これらの転向ローラー３５、３６を周回し
てＳ字状の形態をなして案内され、更に別の転向ローラ
ー３７を周回して導出口３８を経て、水平方向にハウジ
ング３２を通過する。

【００１７】紙ウエブ１４によって供給される塵埃その
他の粒子は、ハウジング３２内において吸引によって排
出される。吸引スタブ３９、４０がハウジング３２の頂
部と底部の区域に隣り合って配置される。吸引による排
出は、紙ウエブ１４の幅全体に亘って積極的に作用す
る。吸引スタブ３９、４０は、横方向に導出され(図７
参照)、負圧源に接続される。

【００１８】吸引排出作用は、プロセスを付け加えるこ
とによって、正確に言えば、粘着性粒子を分離するため
の紙ウエブ１４との機械的な接触によって支援される。
この目的で、ハウジング３２の頂部と底部の区域に回転
ブラシ４１、４２が装着される。前記の両ブラシは、紙
ウエブ１４が転向する区域において、紙ウエブ１４を横
断して延出する。今の場合は、ブラシ４１、４２は転向
ローラー３５、３６の真上および真下に配置される。ブ
ラシ４１、４２は、紙ウエブ１４の移送方向とは逆の方
向に回転駆動されるので、径方向に突出する剛毛が前記
移動方向とは逆の方向にウエブの表面を処理する。先に
述べた紙ウエブ１４の転向のおかげで、ブラシ４１、４
２は、それらの剥離移動によって前記紙ウエブの表裏両
面を処理する。分離された粒子もまた、吸引によって排
出される。

【００１９】吸引によって排出される空気は、一方にお
いては、間隙部を備える空気導入口４５を経て、他方に
おいては、転向ローラー３４、３７の回転に追随してハ
ウジング３２内に導入される。

【００２０】更に、紙ウエブ１４は、静電気の放出によ
って処理される。この目的で、知られた設計のイオン噴
霧ノズルが紙ウエブ１４の両面側においてハウジング３
２内部に設けられる。イオン噴霧ノズル４３、４４は、
紙ウエブ１４の表裏両面側において、紙ウエブ１４の移
送方向を横断して延出するので、紙ウエブ１４は、その
両側面にイオン化された空気の作用を受ける。イオン噴
霧ノズル４３、４４は、イオン化された空気がブロワー
によって、すなわち圧縮されてウエブ面に向けられるよ
うに作用する。イオン噴霧ノズル４３、４４は静電荷に
起因して材料または紙ウエブ１４に付着した粒子が容易
に分離することを可能にする。イオン噴霧ノズルは、し
たがって、機械的手段の上流側すなわち紙ウエブ１４の
移送方向に見られるように、ブラシ４１、４２の上流側
において作用する。イオン噴霧ノズル４３、４４は、電
気的接続部４７と圧縮空気接続部４８を備える負荷支持
壁４６の一方の側に装着される。転向ローラー３４…３
７およびブラシ４１、４２もまた、一方に突出する部材
のように負荷支持壁４６に装着される。

【００２１】図８、９は、連続材料ウエブ、今の場合
は、紙ウエブ１４を処理するサブアセンブリーを示す。
紙ウエブ１４は、２倍幅の設計であり、ブランクが製造
される前にウエブ切断サブアセンブリー１６の区域にお
いて切断されるので、結果として２つの別々のウエブ４
９、５０が生じる。この目的で、材料ウエブまたは紙ウ
エブ１４は、それが一方の側に突出するように配置され
た転向ローラー５１を越える方向に向けられる。前記ロ
ーラーの区域においては、連続する切断による切れ目５
２がホイール状またはディスク状の切断刀５３によって
付与される。この目的で、切断刀５３が転向ローラー５
１の外周面に方向に延出する溝５４内を通過する。この
切断刀５３は、軸５５によって駆動され、回転される。

【００２２】材料の粒子すなわち特に、紙の粒子は、切
断区域において、切断刀５３を介して相当な量が発生す
るので、ウエブ切断サブアセンブリー１６には、吸引部
材５６が専用に設けられる。この吸引部材５６は、ウエ
ブ切断区域、すなわち、特に切断刀５３の区域を囲むハ
ウジング５７を備える。ハウジング５７は、転向ローラ
ー５１のシリンダー状の外形と向き合って密接してフィ
ットする。空気は、吸引排出作用が行なわれる間、間隙
部５８を介してハウジング５７内を通過する。軸５５
は、ハウジング５７内に導かれる。ハウジング５７と接
する吸引スタブ５９は、可撓性吸引管６０を接続する機
能を有する。

【００２３】図１０〜図１６は、カラーのサブアセンブ
リー１７を取り扱う。図１０、１１および１２に示され
る細部は、薄いカードボード製の連続材料ウエブ６２か
ら、カラー１８のブランクを切断するための切断サブア
センブリー６１に関連する。この切断サブアセンブリー
６１は、必須の要件として切断部材、すなわち、切断ロ
ーラー６３と、これと対をなすローラー６４とを備え
る。切断ローラーには、材料ウエブ６２から切断される
対象であるカラー１８の外形に対応する突出する切断縁
が設けられる。

【００２４】切断サブアセンブリー６１は、吸引サブア
センブリーを備える。この目的で、フック状のカバー部
材、すなわち、吸引用鐘状体６６が切断ローラー６３の
区域に配置され材料ウエブ６２の上に設けられる。この
吸引用鐘状体６６は、底部すなわち材料ウエブ６２に向
かう側が開いているので空気が通過することができる。
吸引用鐘状体６６は、その頂部中央ににおいて吸引用鐘
状体を通過する少なくとも１つの吸引スタブ６７と接す
る。吸引用スタブ６７は、横断方向すなわち水平な吸引
管６８を介して接続スタブ６９と接続する。前記接続ス
タブは、可撓性管７０と接する。吸引用空気は、吸引用
鐘状体６６を介して導かれ、塵埃と紙の粒子はこの通路
に沿って運搬される。

【００２５】特徴とするところは、吸引用鐘状体６６が
起立できる点である。図示の具体例においては、１つの
偏心回動軸受け７１が一方の側に形成される。鐘状体６
６は、前記の回動軸受け７１(図１０の点線参照)を中心
として上方へ回動されることができる。吸引用スタブ６
７、吸引管６８および接続スタブ６９は持ち上げること
ができる(図１２参照)。この場合は、接続スタブ６９
が、これに吸引管７０が接続された固定された支持部材
７２から、持ち上げることができる。この作用位置(図
１１)においては、接続スタブ６９はシールする態様で
前記支持部材７２と向き合って接する。

【００２６】この場合も、カラー１８が一旦材料ウエブ
６２から切断されると、特に、カラー１８の移送中に発
生する別の塵埃と材料の粒子を取り除くことが目的とさ
れる。図１３によれば、カラー１８は、横断方向の通路
７３を備える通路に沿って移送される。この横断方向通
路の区域において、カラー１８は、エンドレスコンベヤ
ーすなわち歯付きベルトとして設計された移送ベルト７
４により、これに沿って移送される。この歯付きベルト
は、複数の連行運搬部材７５を備える。移送ベルト７４
の底部ストランドは移送ストランド７６として機能す
る。前記移送ストランドの区域において下側を向く連行
運搬部材７５は、その各々がその側面において１つのカ
ラー１８をグリップする。カラー１８は、移送プレート
７７の面をスライドする態様で移送される。

【００２７】横断方向の移送通路７３の少なくとも１つ
のサブ区域に、１つの排出部材が設けられる。現模範具
体例においては、移送プレート７７がサブ区域において
空気と親和するので、空気は、吸引によって下方に排出
され、粒子はこのプロセスに沿って運搬される。

【００２８】特に図１４から明らかなように、移送プレ
ート７７は、その中央区域、正確には、長手方向に延出
する溝状の凹部または長手方向の溝７８の区域に、一列
の吸引孔７９、９０を有する。列をなして配置されるこ
れらの多数の吸引孔７９は、図１４における矢印にした
がって外側、すなわち吸引によって排出される空気を下
側から供給するように機能する。この目的で、これらの
吸引孔８０の区域において、漏斗状の吸引カバー体８１
が移送プレート７７の下側に設けられる。可撓性の吸引
管８３が１つのスタブを介して吸引カバー体８１に接続
されるので粒子を含む空気は吸引によってこの区域から
排出される。

【００２９】この吸引作用を改善するために、カラー１
８の移送区域に別の供給手段が設けられる。これらは、
空気用チャンネル８４、８５であり、これらは、長手方
向の溝７８に沿って横に移送プレート７７内に設けら
れ、吸引排出の目的で吸引孔８０の区域にもっぱら設け
られる。空気チャンネル８４、８５は、カラー１８(図
１３)横部分の通路内に配置される。空気は下側から上
方に向かって、すなわち、移送プレート７７の真下の区
域から供給され、吸引孔８０を経て他の空気と一緒に排
出される。

【００３０】集中的な空気流が供給されるにもかかわら
ず、カラー１８の信頼できる移送を可能にするために、
移送プレート７７は、カラー１８の横断方向の寸法と対
応するフラットな凹部８６を有する。カラー１８は、こ
の凹部８６内を移送される。頂部側においては，頂部案
内体８７が両側に設けられる。カラー１８は、好ましい
連続した態様でパックまたは折り曲げタレット２１に２
倍幅で供給される。

【００３１】図１７、１８、１９は、煙草１０または煙
草のグループ１１が処理される区域において、固体の粒
子を取り除く具体例を示す。

【００３２】図１７は、煙草１０の移送装置、すなわ
ち、１パックに適当な煙草のグループ１１の移送装置を
示す。前記移送装置は、多角形の設計にかかる煙草タレ
ット１９であり、直線状断面の区域毎に２つの分割ポケ
ット８８を有し、それぞれが煙草のグループを収容す
る。煙草タレット１９は、回転する態様で駆動される。
底部区域に位置する(２つの)ポケット８８は、（２つ
の）煙草グループ１１が、煙草の長手方向に押出される
ことによって毎回空にされる。

【００３３】移送装置の区域、すなわち、煙草タレット
１９の区域においては、煙草粒子が相当量発生する。こ
れらは特定の態様で捕捉されて運び去られる。現行の模
範具体例においては、煙草タレット１９には、シュート
のシステムが専用に設けられるとともに、２つの移送シ
ュート８９および９０が互いに鋭角をなして設けられ
る。捕捉或いは収容された粒子は、前記の両シュートに
よって、自重の下に下方に向かう。煙草は、移送シュー
ト８９、９０の端部の真下において適当な容器内に収容
され、煙草１０の製造プロセスに再度模範的に供給され
る。

【００３４】移送シュート８９、９０は煙草タレット１
９に対して軸方向にオフセットされてＶ字状をなして配
置され、煙草タレット１９のすべてのポケット８８から
の粒子が、捕捉されるような大きさに決められる。軸方
向において煙草タレット１９に近い側においては、移送
シュート８９、９０がそれぞれシュートの底部９１、９
２を形成する。頂部区域において、これらは互いに向き
合って接触し屋根状を呈する。軸方向において煙草タレ
ット１９から遠い側においては、これらが傾斜、すなわ
ち、漏斗状の側部壁９３、９４がシュートの底部９１、
９２に設けられる。このことは、ランダムに落下する粒
子であってもこれらを確実に収容できることを意味す
る。

【００３５】また同時に、中央部がポット状に陥没した
形状に設計され、煙草タレット１９内に延出する内側シ
ュート９５が設けられる。この内側シュート９５は、移
送シュート８９と接して下方外側に向かう。このこと
は、煙草タレット１９の内部で捕捉された粒子も捕捉、
収容されて運び去られることを意味する。この内側シュ
ートは、移送シュート８９、９０と同様に設計される。
図１８からわかるように、煙草グループ１１は、煙草タ
レット１９の頂部において、シュートシステムの反対側
にある押し部材９６により、ポケット８８内に組をなし
て押しこまれる。

【００３６】煙草グループ１１は、エンドレスコンベヤ
ーによって煙草タレット１９のポケット８８から押出さ
れる。この目的で、連行運搬部材９７が後側から関連す
るポケット８８内に進入し、(連続する)移送運動に基づ
いて、煙草グループ１１をポケット８８の外に押出す。
煙草グループ１１は、(組をなして)煙草通路９８の面に
沿って更に移送される。

【００３７】連行運搬部材９７は、横方向のエンドレス
コンベヤーすなわち移送チェーン１００に、接続ロッド
９９を介して接続される。前記移送チェーンは、適当な
態様で駆動される。

【００３８】煙草グループ１１が煙草通路９８に移送さ
れる区域において、またもしも適当な場合は、更に先の
移送区域において、煙草その他の粒子は同様にして除去
される。正確に言えば、吸引によって排出される。吸引
排出ユニット１０１が、まさに煙草タレット１９の区
域、すなわち、煙草グループ１１がポケット８８から押
出される区域に配置される。前記ユニットは、煙草通路
９８の区域を上方から囲むフード状のハウジング１０２
を備える。今の場合は、ハウジング１０２が、同時に移
送される煙草グループ１１(図１７)の間の中央仕切り壁
１０３を有する。こうして形成される底部と頂部が開放
された室から、空気が‐粒子と一緒に‐図示の矢印にし
たがって吸引によって排出される。この目的で、ハウジ
ング１０２は、吸引スタブ１０４と横方向に接する。吸
引スタブ１０４は、負圧源に至る(可撓性を備える)吸引
管と接続される。

【００３９】同様に設計される吸引排出ユニットは煙草
グループ１１の残余の移送通路にも配置することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】煙草用包装機の概略側面図。

【図２】図１の包装機の概略平面図。

【図３】包装機の細部すなわち除去部材を備えるブラン
クマガジンの側面図。

【図４】異なった位置における図３の細部を示す図。

【図５】図３のＶ−Ｖ面に沿う断面図。

【図６】材料ウエブの処理副アセンブリーの垂直断面
図。

【図７】ＶＩＩ−ＶＩＩ線に沿う図６の装置の部分的断
面図。

【図８】包装機の別の細部、すなわち、材料ウエブをそ
の長さ方向に切断するための切断副アセンブリーを示す
図。

【図９】図８の装置のＩＸ−ＩＸ線に沿う錘壁方向断面
図。

【図１０】図１１のＸ−Ｘ線に沿う、ブランクすなわち
ブランクを材料ウエブから切断する切断ステーションの
断面図。

【図１１】図１０の切断ステーションの横断面図。

【図１２】であるが１つの細部が異なる位置にある図１
１に類似する図。

【図１３】ブランクすなわちカラーのブランクのコンベ
ヤーの図１４のＸＩＩＩ−ＸＩＩＩ線に沿う概略平面図
または水平方向断面図。

【図１４】ブランク用コンベヤーの側面図または長手方
向断面図。

【図１５】図１３に類似するがブランクを伴わない平面
図。

【図１６】図１４のＸＶＩ−ＸＶＩ線に沿う垂直断面に
示す装置の細部を拡大規模で示す。

【図１７】煙草用コンベヤーすなわち煙草用タレットの
一部を断面で示す軸線方向図。

【図１８】煙草用タレットの断面、正確には、図１７の
ＸＶＩＩＩ−ＸＶＩＩＩ面に沿う断面図。

【図１９】煙草グループの移送に関する細部の拡大図。

【符号の説明】

１０…煙草，１２…ブランクマガジン，１３…ブラン
ク，１４…紙ウエブ，１８…カラー，１９…煙草タレッ
ト，２３…ブランクの通路，２４…吸引サブアセンブリ
ー，２５，３２…ハウジング，３１…清掃サブアセンブ
リー，３３…導入口，２６…吸引口，３８…導出口，４
１，４２…ブラシ，４３，４４…噴霧ノズル，５３…切
断刀，５６…吸引部材，６１…切断サブアセンブリー，
６２…材料ウエブ，６３…切断ローラー，６６…吸引用
鐘状体，７７…移送プレート，８０…吸引孔，８９，９
０…シュート，９５…内側シュート，９８…煙草通路，
１０１…吸引排出ユニット。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン・シュティラー ドイツ連邦共和国、27283 フェルデン、 デールベルガー・シュトラーセ 35

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 下記の(a)(b)(c)に特徴を有する、包装
   材料と煙草(１０)を取り扱うサブアセンブリーと部材、
   特に、移送部材と、切断サブアセンブリーと、折り曲げ
   部材等を備える煙草(１０)の包装機。 (a)包装材料および／または煙草の粒子，材料屑等およ
   び塵埃が除去、すなわち、これらの汚染粒子が相当量発
   生する中間区域において処理され或いは取り扱われる結
   果、吸引によって排出される、(b)この吸引排出区域
   は、吸引排出スタブ、吸引排出管等を介して負圧源に接
   続された吸引排出ハウジングによって、少なくとも部分
   的に包囲される、(c)煙草および／または包装材料が、
   吸引排出ハウジングを通過して、または、吸引排出ハウ
   ジングの開放側を越えて移送されることができる、
2. 【請求項２】 粒子は、吸引排出区域において、包装材
   料特に材料ウエブの機械的および／または静電気処理を
   介して、吸引によって分離され、排出される点に特徴を
   有する請求項１記載の包装機。
3. 【請求項３】 固定吸引サブアセンブリー(２４)が、ブ
   ランク(１３)の取り出し部材の区域および取り出された
   ブランク(１３)を移送するブランクの通路(２３)の面に
   おいて、ブランクマガジン(１２)の下側に配置される
   点、および、吸引アセンブリー(２４)が、頂部に設けら
   れた(スリット状の)吸引口(２６)を備えるハウジング
   (２５)を有する点に特徴を有する請求項１または２記載
   の包装機。
4. 【請求項４】 下記の(a)(b)(c)に特徴を有する請求項
   １または２記載の包装機。 (a)包装材料で作られる材料ウエブ、特に、紙ウエブ(１
   ４)は、清掃サブアセンブリー(３１)に付設され、導入
   口(３３)と、導出口(３８)を有する閉じたハウジング
   (３２)内を通過案内されることができる、(b)粒子は、
   ハウジング(３２)内において吸引によって排出されるこ
   とができる、(c)材料ウエブは、粒子が吸引によって排
   出される区域またはその上流側において、機械的に、特
   に、材料ウエブの表面に作用する、好ましくはハウジン
   グ(３２）内にある、ブラシ(４１、４２)によって処理
   される、
5. 【請求項５】 材料ウエブ、特に紙ウエブ(１４)は、吸
   引排出区域において、特に材料ウエブの表裏両側に位置
   し、材料ウエブの移送方向においてブラシ(４１，４２)
   の上流側に設けられたイオン噴霧ノズル(４３，４４)に
   よる静電荷の除去を経て処理される点に特徴を有する請
   求項４記載の包装機。
6. 【請求項６】 材料ウエブ特に紙ウエブ（１４）のため
   の切断用デバイスの区域に吸引部材(５６)が設けられ、 紙ウエブ(１４)の長手方向に延出する切れ目を付与する
   目的で、切断刀（５３）が、前記吸引部材(５６)のハウ
   ジング（５７）内に設けられる点に特徴を有する請求項
   １記載の包装機。
7. 【請求項７】 材料ウエブ(６２)から、ブランク、特に
   カラー(１８)を切断するための切断サブアセンブリー
   が、 好ましくは、材料ウエブ(６２)の上部に配置される切断
   ローラー（６３）が、底部が開放された吸引鐘状体(６
   ６)内に装着され、吸引鐘状体(６６)が負圧源に接続さ
   れるように、ハウジングすなわち吸引鐘状体(６６)によ
   って少なくとも部分的に包囲される点に特徴を有する請
   求項１記載の包装機。
8. 【請求項８】 ブランク特にカラー(１８)の移送通路
   に、吸引排出サブアセンブリーが、 好ましくは、ブランクの支持体、特に移送プレート(７
   ７)が、空気用開口部、特に吸引孔(８０)を有し、移送
   プレート（７７）の真下に設けられた吸引サブアセンブ
   リーが吸引によって、前記の吸引孔（８０）を通して、
   空気を含む粒子を排出することができるように、ブラン
   クまたはカラー(１８)の通路の真下に設けられる点に特
   徴を有する請求項１記載の包装機。
9. 【請求項９】 （煙草）粒子のための先導部材が、煙草
   のグループへの適用を意図して、直立面内で回転するコ
   ンベヤー、特に煙草タレット(１９)の区域に設けられ、 これらの先導部材は、好ましくは、移送シュート（８
   ９，９０）および／または部分的に煙草タレット(１９)
   内に設けられた内側シュート(９５)であり、煙草の粒子
   が、前記のシュートを経て、自重で運び去られる点に特
   徴を有する請求項１記載の包装機。
10. 【請求項１０】 吸引排出ユニット（１０１）が、煙草
    グループ(１１)の移動通路の上方、特に煙草通路(９８)
    の上方に設けられ、 煙草グループ(１１)が前記の吸引排出ユニットを通過し
    て移送され、 前記吸引排出ユニットがが負圧源に接続される点に特徴
    を有する請求項１記載の包装機。