JP2005193097A - 段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置 - Google Patents

段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、シート状の段ボール類又は紙製品類等の両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことができる紙粉除去装置を提供する
【解決手段】本発明の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置100は、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類C等を搬送する搬送コンベア群104と、この搬送コンベア群104の搬送面に臨ませた押さえローラ群106とを有する搬送手段107と、搬送手段107により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等に接触して紙粉を掃き集める紙粉除去用のブラシと、該ブラシにより除去される段ボール類又は紙製品類等の接触面及び打ち抜き部分の紙粉を吸引除去する吸引手段とを有する吸引除去手段1とを有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート状の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置に関し、詳しくは、シート状の段ボール類又は紙製品類等の片面又は両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面に付着している紙粉の除去を的確に行うことができる段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置に関するものである。
従来、段ボール製造装置により、所定の形状に成形裁断され、積層状態で積み上げられる組み立て前のシート状の段ボール類又は紙製品類等には、段ボール製造装置による製造段階で行われるカス取りだけでは除去し得ない紙粉が残存、付着している。
また、シート状の段ボール類又は紙製品類等の一面には製品名、会社名等の所要の文字等が印刷されているため、この印刷面を傷つけることなく段ボール類又は紙製品類等の全体から紙粉を確実に除去することが要請される。このような紙粉を除去するため、従来においても段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置が種々提案されている。
特許文献1には、段ボール板のブロック(多数の段ボール板を積層状態にしたもの)を搬送し、紙粉除去ブラシによりブロックの上面、側面に付着している紙粉を除去するとともに、空気噴出ノズルからブロックに空気を吹き付けて紙粉を吹き飛ばし、空気吸引装置により吸引除去する構成の紙粉除去装置が開示されている。
しかし、この特許文献1の紙粉除去装置の場合、段ボール板を積層状態としたブロックに対する紙粉除去を行うものであるから、個々の段ボール板、特に内部に積層される段ボール板の表面又は裏面、更には打ち抜き部分等に付着している紙粉を完全に除去することは難しいという問題がある。
特許文献2には、段ボール類を立てた状態で搬送し、振動を与えながら上方から空気を吹き付け、下方に設けた吸引手段により吸引除去するように段ボール類の塵埃除去装置が開示されている。
しかし、この特許文献2の紙粉除去装置の場合、段ボール類の表面、裏面等に対して直接ブラシッシングを行う構成でないために、段ボール類の表面又は裏面、更には打ち抜き部分等に付着している紙粉を完全に除去することは難しいという問題がある。
特開2003−164812号公報 特開2001−198539号公報
解決しようとする問題点は、シート状の段ボール類又は紙製品類等の両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことが困難である点である。
本発明の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置は、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して紙粉を掃き集める紙粉除去用のブラシと、該ブラシにより除去される段ボール類又は紙製品類等の接触面及び打ち抜き部分の紙粉を吸引除去する吸引手段とを有する吸引除去手段とを有することを最も主要な特徴とする。
請求項1、2記載の発明によれば、搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に対して、吸引除去手段の紙粉除去用のブラシによる接触面のブラッシング、打ち抜き部分の紙粉の掃き集め、吸引手段による吸引除去によって、段ボール類又は紙製品類等のブラシ接触面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことが可能となる。また、搬送コンベア群の途中に間隙を設けて、前記吸引除去手段を搬送面の両側に配置するようにすれば、段ボール類又は紙製品類等の両面のブラッシングを一挙に行い紙粉除去をより的確に行うことが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、複数分離構成のエアー吹き付け手段、複数分離構成の吸引除去手段を搬送面の両側に対向させた構成で、段ボール類又は紙製品類等のブラシによる接触面ブラッシングを行い、その周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、吸引除去手段の紙粉除去用のブラシの構成を単独配置又は間隔を有した複数個配置とすることで、段ボール類又は紙製品類等の装置構成の簡略化を図ったり、段ボール類又は紙製品類等からの紙粉除去効率を高めたりすることができる。
請求項5、6記載の発明によれば、円形配置の粘着ローラ群の各粘着ローラの段ボール類又は紙製品類等に対する順次接触による紙粉の粘着除去、各粘着ローラからの紙粉の吹き飛ばし、吹き飛ばされた紙粉の吸引除去によって、段ボール類又は紙製品類等の周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことが可能となる。また、このような円形配置の粘着ローラ群を含む構成を搬送されてくる前記段ボール類又は紙製品類等の搬送面両側に配置することで、段ボール類又は紙製品類等の表裏両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去をより的確に行うことが可能となる。
請求項7、8記載の発明によれば、段ボール類又は紙製品類等に接触してブラッシングするブラシ部分に対して固定軸、回転軸の肉厚部に設けた空気穴を経てエアーを吹き出しつつ前記段ボール類又は紙製品類等に付着している紙粉を吸引除去するものであるから、ブラシ部分の目詰まりを防止しつつ段ボール類又は紙製品類等の周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うことが可能となる。また、このような構成を段ボール類又は紙製品類等の搬送面両側に配置することで、ブラシ部分の目詰まりを防止しつつ段ボール類又は紙製品類等の表裏両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去をより的確に行うことが可能となる。
請求項9、10記載の発明によれば、エアーの導入下で行われる回転ブラシのブラッシングによって、段ボール類又は紙製品類等のブラシ接触面の紙粉類が的確に掃き払われ、且つ、吹き飛ばされ、更にこの紙粉類を外部に的確に吸引除去することができる。また、エアーの導入下で行われる回転ブラシのブラッシングを段ボール類又は紙製品類等の両面で行うことで、段ボール類又は紙製品類等の表裏両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去をより的確に行うことが可能となる。
請求項11、12記載の発明によれば、段ボール類又は紙製品類等の裏面又は表面側からエアーを吹き付け、段ボール類又は紙製品類等の外周部分や打ち抜き部分を経て、対向する筺体内にエアーを噴出させて紙粉類を筺体内に吹き飛ばし、更に回転ブラシによるブラッシングで段ボール類又は紙製品類等の表面側又は裏面側の紙粉類を掃き払い除去し、外部へ的確に吸引除去することができる。
請求項13乃至15記載の発明によれば、処理すべき段ボール類又は紙製品類等の幅寸法の変更に柔軟に対応できるとともに、幅方向に変更位置決め可能な下紙粉除去手段群、上紙粉除去手段群の組み合わせからなる構成で、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等の表裏両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉類除去を確実に行うことができる。下紙粉除去手段群、上紙粉除去手段群を上下反転しても同様な効果を奏する。更に、仕上げ処理用のブラシユニットの付加により、紙粉類除去を一層確実に行うことができる。
シート状の段ボール類又は紙製品類等の両面、周囲及び打ち抜き部分の各側面等に付着している紙粉除去を的確に行うという目的を下記の構成で実現した。
すなわち、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送コンベア群により搬送し、搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に対して紙粉除去用のブラシを接触させてブラッシングしてブラシ接触面及び打ち抜き部分等の紙粉を掃き集めた後、更に吸引手段により掃き集め紙粉を吸引除去する。この場合、搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等の両面で上述したブラッシング、吸引除去を行うことで効率よく段ボール類又は紙製品類等から紙粉を除去することができる。
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
図1、図2は、本実施例1に係る段ボール類又は紙製品類C等の紙粉除去装置100を示すものである。
この紙粉除去装置100は、シート状の段ボール類又は紙製品類C等を搬送するとともに、搬送路の途中に搬送方向に対して直交する方向の間隙101を有する複数条構成の前段搬送コンベア群102及び複数条構成の後段搬送コンベア群103からなる搬送コンベア群104と、前記前段搬送コンベア群102、後段搬送コンベア群103の各搬送面に搬送方向と直交する配置で臨ませた所要個数の押さえローラ105からなる押さえローラ群106とを有する搬送手段107と、前記前段搬送コンベア群102、後段搬送コンベア群103が形成する間隙101の位置に配置され、前記段ボール類又は紙製品類C等の一面(表面)に接触して紙粉を掃き集め、吸引除去する吸引除去手段1とを箱型枠状の装置本体110上に有している。
前記段ボール類又は紙製品類C等の一面とは、シート状の段ボール類又は紙製品類C等の例えば文字等の印刷面(図3において表出している面)のことであり、また一面側とは当該シート状の段ボール類又は紙製品類C等を箱状に組み立てた際に箱の内面・裏面となる面のことを意味する。
前記搬送コンベア群104は、図2に示すように、矢印で示す搬送方向に沿って配列した途中に間隙101を形成した例えば6条構成の分割コンベア方式としている。
前記前段搬送コンベア群102は、図2に示すように、矢印で示す搬送方向に沿って配列した6条構成の分割コンベア方式としている。
すなわち、前段搬送コンベア群102は、全体として平面矩形状を呈する第1乃至第6の無端ベルト141a乃至141fを具備している。第1乃至第6の無端ベルト141a乃至141fの搬送方向手前側は、共通のプーリ151に架け渡されている。また、搬送方向奥側(間隙101側)は、共通のプーリ152に各々架け渡されている。
前記後段搬送コンベア群103は、全体として平面矩形状を呈する第7乃至第12の無端ベルト142a乃至142fを具備している。第7乃至第12の無端ベルト142a乃至142fの搬送方向手前側は、共通のプーリ161に架け渡されている。また、搬送方向奥側(間隙101側)は、共通のプーリ162に各々架け渡されている。
図1中、170は前記前段搬送コンベア群102、後段搬送コンベア群103のベルト駆動モータである。なお、前記押さえローラ群106の駆動用モータは図示省略する。
本実施例1に係る段ボール類又は紙製品類C等の紙粉除去装置100は、更に、図1、図2に示すように、段ボール類又は紙製品類C等の搬入系111及び搬出系121を備えている。
搬入系111は、例えば図2に示すように、段ボール類又は紙製品類C等を例えば500枚積層した第1の積層ステーション112、第2の積層ステーション113を交互入れ替え方式で紙粉除去装置100の前段に配置し、前段搬送コンベア群102に段ボール類又は紙製品類C等を毎分数百枚程度の速度をもって一枚ずつ順に送り込むようになっている。
前記搬出系121は、紙粉除去処理を終えた段ボール類又は紙製品類C等を搬出する搬出コンベア122と、段ボール類又は紙製品類C等を受け取るバランスベッド構造の受け取りストッカー123と、排出用ストッカー124とを具備している。受け取りストッカー123は、例えば、紙粉除去処理を終えた段ボール類又は紙製品類C等を一枚ずつ順に受け取り上から押さえ込むように構成している。
図3は段ボール類又は紙製品類C等の一例を示すものであり、段ボール類又は紙製品類C等の一面(表面)は図4に示すように梱包する商品名、会社名等からなる文字等(丸印、三角印で示す)の印刷面であり、他面(裏面)は非印刷面となっている。
段ボール類又は紙製品類C等は、前持って行われる成形裁断工程において、その表面、裏面、外周部、打ち抜き部分C1にはカス状の紙粉類(紙粉)Mが付着しており、ブラッシング等で除去される。
また、本実施例1で処理する段ボール類又は紙製品類C等の寸法例として、例えば、厚さ0.2mm乃至1.0mm、縦横寸法は最大で500×500mm程度としている。
次に、本実施例1の吸引除去手段1について、図4乃至図8を参照して詳述する。
図4は、本実施例1の吸引除去手段1の部分切欠概略正面図であり、図5は同吸引除去手段1の概略側面図であり、図6は同吸引除去手段1の概略底面図である。図7は図6のA−A線断面図、図8は図6のB−B線断面図である。
本実施例1の吸引除去手段1は、下側が開口した矩形枠状の本体2と、この本体2の下側の開口両側に本体2の長辺方向に沿って平行配置で臨ませた一対のブラシ4a、4bを有するブラシ式掃き集め機構部3と、ブラシ式掃き集め機構部3の一対のブラシ4a、4b間に配置され、ブラシ式掃き集め機構部3により掃き集める紙粉類Mを前記開口側から本体2の内方へ搬入するベルト式紙粉類搬送機構部5と、本体2に形成された前記ベルト式紙粉類搬送機構部5にて搬入する紙粉類Mを吸引し外部への搬出を可能とする吸引用流路であるダクト部6と、前記ブラシ式掃き集め機構部3の一対の螺旋形状のブラシ4a、4b及びベルト式紙粉類搬送機構部5に各々掃き集め力、搬送力を付与する駆動動力付与手段7とを有している。
本発明においては、前記ブラシ4a、4bを必ずしも一対構成に設ける必要はなく、一対構成の他、ブラシを1個の単独構成又は2個以上の複数個の設置構成としても良い。
本実施例1では、図7に示すように、前記一対のブラシ4a、4bの側面から見た形状を円形状としているが、本発明では当該ブラシの形状を図示例に限定するものではない。
前記一対のブラシ4a、4bの側面から見た形状を、例えば、四角形状、五角形状、六角形状等の多面形状(図示せず)にして構成しても良い。前記本体2の一部にはオペレータが手に持つための操作用把手41が設けられている。
前記駆動動力付与手段7は、駆動モータ10と、この駆動モータ10の原動軸11に取り付けた原動歯車12と、前記原動軸11と平行に、且つ、所定の間隔をもって配置した一対の上部ベルト軸13a、13bと、この上部ベルト軸13a、13bに各々取り付けられるとともに互いに噛合させた一対の上部ベルト用歯車14a、14bと、上部ベルト軸13a、13bの各々外側に平行配置した一対の伝達軸15a、15bと、伝達軸15a、15bに各々取り付けられるとともに各々上部ベルト用歯車14a、14bに噛合させた一対の伝達歯車16a、16bと、前記開口の両端側に平行して配置した一対のブラシ軸17a、17bと、このブラシ軸17a、17bに各々取り付けられるとともに各々伝達歯車16a、16bに噛合させた一対のブラシ用歯車19a、19bとを具備している。
駆動モータ10により回転駆動される原動歯車12は、前記上部ベルト用歯車14a、14bの内の一方の上部ベルト用歯車14aに噛合させている。
この結果、駆動モータ10により原動歯車12が図8に示す矢印方向に回転駆動される時、上部ベルト用歯車14aは図8において反時計方向に、上部ベルト用歯車14bは図8において時計方向に回転駆動される。
また、一対のブラシ用歯車19a、19bの内のブラシ用歯車19aは、図8において反時計方向に、ブラシ用歯車19bは、図8において時計方向に回転駆動される。
ベルト式紙粉類搬送機構部5は、図6、図7に示すように一対の上部ベルト軸13a、13bにより支持した一対の上部ベルト用プーリ21a、21bと、前記一対のブラシ軸17a、17bの間に平行配置した一対の下部ベルトプーリ22a、22bと、上部ベルト用プーリ21a、下部ベルト用プーリ22aに所定間隔で掛け回した小幅の第1搬送ベルト23aと、上部ベルト用プーリ21a、下部ベルト用プーリ22bに所定間隔で掛け回した小幅の第2搬送ベルト23bとを具備し、前記第1搬送ベルト23aと第2搬送ベルト23bとが本体2の開口中央部から本体内方に向かう位置で互いに接触するように配置している。
第1搬送ベルト23a、第2搬送ベルト23bの設置個数は、本実施例1では各々20本としている。
そして、一対の上部ベルト軸13a、13bの図8に矢印で示す方向の転とともに上部ベルト用プーリ21a、21bも図4の矢印で示す方向に回転し、これにより第1搬送ベルト23aと第2搬送ベルト23bとの接触部分で開口領域に集められる紙粉を挟み込み本体内方に搬入するようになっている。
前記ブラシ式掃き集め機構部3は、図7に示すように、一対のブラシ軸17a、17bに各々取り付けたブラシ4a、4bを具備し、このブラシ軸17a、17bの図8に示す矢印方向の回転に連動して図7に示す矢印方向に回転し、前記本体2の開口領域で紙粉を開口中央側に掃き集めるようになっている。
前記ダクト部6は、本体2において前記上部ベルト用プーリ21a、21bの近傍に一端を臨ませて配置され、他端側をL状に屈曲して形成され、ベルト式紙粉類搬送機構部5によって開口領域に集められる紙粉を挟み込み本体内方に搬入される紙粉を外部に搬出するように構成している。
前記ダクト部6による紙粉の搬出は、このダクト部6に図示しない吸引手段を構成する配管及びブロアーを連結することにより行う。
次に、本実施例1の紙粉除去装置100の作用を説明する。本実施例1に係る段ボール類又は紙製品類C等の紙粉除去装置100によれば、交互入れ替え方式の第1の積層ステーション112又は第2の積層ステーション113から送り込まれる段ボール類又は紙製品類C等は、押さえローラ群106により押さえられつつ前記前段搬送コンベア群102、後段搬送コンベア群103の順に搬送される。
前記間隙101の位置で搬送面に臨ませて配置した吸引除去手段1の駆動モータ10を始動させる。これにより、本体2の下側の開口両側に臨ませて配置され、駆動モータ10により駆動されるブラシ式掃き集め機構部3の一対のブラシ4a、4bにより、段ボール類又は紙製品類C等に付着しているカス状の紙粉類Mを開口内中央部に掃き集める。
この場合に、一対のブラシ4a、4bは螺旋状に形成されて螺旋部分の間に隙間があるために、紙粉類Mを効率良く開口内中央部に掃き集めることができる。
このようにして駆動モータ10より駆動されるベルト式紙粉類搬送機構部5の一対のブラシ4a、4bにより掃き集めた紙粉類Mを、駆動モータ10により駆動される第1搬送ベルト23aと第2搬送ベルト23bとの接触部分で開口領域に集められる紙粉類Mを挟み込み本体内方に搬入する。
この場合、第1搬送ベルト23aと第2搬送ベルト23bとは、所定の間隔で多数配置されているので隣り合う第1搬送ベルト23a、第2搬送ベルト23bの間に隙間があるため、紙粉類Mを効率良く本体内方に搬入することができる。
前記開口側から本体2の内方へ搬入された紙粉類Mは、前記ダクト部6及び図示しない配管及びブロアーを利用して吸引し外部への搬出する。
この結果、段ボール類又は紙製品類C等に付着しているカス状の紙粉類Mの掃き集め、吸引除去作業を簡略、且つ、短時間に能率良く実行することが可能となる。
紙粉類Mが除去された段ボール類又は紙製品類C等は、搬出系121の搬出コンベア122、受け取りストッカー123、排出用ストッカー124へと搬送される。
前記吸引除去手段1は、上述した場合の他、間隙101の位置で段ボール類又は紙製品類C等の搬送面の両側に配置する構成としたり、搬送面の下側のみに配置する構成とすることもできる。
(実施例2)
次に図9、図10を参照して本発明の実施例2について説明する。
本実施例2は、基本的構成は実施例1と略同様であるが、前記吸引除去手段1に替えて、前記間隙101の位置に搬送面に臨ませて複数分離構成のエアー吹き付け手段52と、複数分離構成の吸引除去手段51とを配置したことが特徴である。
すなわち、本実施例2においては、エアー吹き付け手段52は、共通のエアー供給口53から分岐管54を経て導入されるエアーを、前記間隙101の位置に搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等の裏面に対して吹き付ける3個分離構成のエアーノズル部55a、55b、55cを具備している。
吸引除去手段51は、前記間隙101の位置でエアー吹き付け手段52に対向配置され、搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触して前記エアー吹き付け手段52によるエアー吹き付け状態下で前記段ボール類又は紙製品類C等に付着している紙粉類Mを各々掃き集め、エアー吹き付け手段52からのエアーとともに共通の排出分岐ダクト56を経て外部に吸引除去する各々前記吸引除去手段1と同様な構造で、且つ、長さ寸法が例えば前記吸引除去手段1の1/3程度に構成した3個分離構成からなる吸引除去手段51a、51b、51cとを有している。
本実施例2の場合、前記エアーノズル部55a、55b、55c、前記吸引除去手段51a、51b、51cの個々の長さ寸法は、各々前記搬送コンベア群104の幅寸法(搬送方向と直交する方向の寸法)を略3分割する程度に設定し、搬送面の幅方向全体をカバーし得るように構成している。
このような本実施例2によれば、前記間隙101の位置で前記エアーノズル部55a、55b、55cから吹き付けられるエアーにより段ボール類又は紙製品類C等の外周部や打ち抜き部分C1から吹き飛ばされるカス状の紙粉類Mは、段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触している吸引除去手段51a、51b、51c内に至り、吸引除去手段51a、51b、51cにより表面側からの紙粉類Mとともに掃き集められ、共通の排出分岐ダクト56を経て外部に吸引除去することができる。
この他の作用、効果は実施例1の場合と同様である。
本実施例2において、前記エアーノズル部55a、55b、55c、前記吸引除去手段51a、51b、51cは、上下反転した構成でもよく、また、エアーノズル部、吸引除去手段の分離個数は、2個、4個等とする構成とすることも可能である。
なお、前記間隙101の位置において、エアーノズル部を上下に各々配置し、紙粉類Mを吹き飛ばすのみ構成とすることもできる。
(実施例3)
次に図11、図12を参照して本発明の実施例3について説明する。
本実施例3は、基本的構成は実施例1と略同様であるが、図11、図12に示すように、前記吸引除去手段1に替えて、円周方向に間隔を隔てた配置した4個の粘着ローラ61からなる粘着ローラ群60と、粘着ローラ60に粘着している紙粉類Mを吹き飛ばすエアー吹き付け手段63と、エアー吹き付け手段63により吹き飛ばされた紙粉類Mを吸引除去する吸引手段65とを備えたことが特徴である。前記粘着ローラ61の外周部には、例えば布状又は繊維状の粘着剤が貼着されている。
前記粘着ローラ群60は、共通の駆動機構66により円軌跡を描くように回転駆動され、順に段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触するようになっている。駆動機構66は、例えば前記搬送コンベア群104の幅寸法と同程度の間隔で平行配置した一対の太陽歯車67と、一対の太陽歯車67を連結する駆動軸67aと、駆動軸67aにクラッチ68を介して回転力を付与するモータ69とを具備している。
前記4個の粘着ローラ61の両端には各々太陽歯車67と噛合するギヤ62が取り付けられ、一対の太陽歯車67を回転駆動すると、前記4個の粘着ローラ61は一定の間隔を保持したまま駆動軸67aを中心として円形に移動し、順に段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触するように構成している。
また、一つの粘着ローラ61が、前記段ボール類又は紙製品類C等に接触した状態で、前記クラッチ68によってモータ69から駆動軸67aへの回転力の伝達を断つことで、一対の太陽歯車67は空回りの状態になり、これにより、粘着ローラ61は段ボール類又は紙製品類C等の図12に示す矢印方向への搬送とともに回転し(一対の太陽歯車67は空回りし)、段ボール類又は紙製品類C等の表面等に付着している紙粉類Mを粘着力によって外周に付着させるようになっている。このようなモータ69、クラッチ68の動作を一定のタイミングで行うことで、前記4個の粘着ローラ61の外周に順に段ボール類又は紙製品類C等の表面等に付着している紙粉類Mを付着させ、除去する。
なお、前記一対の太陽歯車67の駆動軸67a、4個の粘着ローラ61等は、詳細構造は省略するが図12に示す側枠70及び前記クラッチ68側の側枠(図示せず)により回転可能に支持されている。
エアー吹き付け手段63は、円形配置の4個の粘着ローラ61のうちの最も段ボール類又は紙製品類C等の搬送面から遠い位置の粘着ローラ61に近接する位置に配置され、粘着ローラ61の外周にエアーを吹き付けてその外周に付着した紙粉類Mを吹き飛ばすようになっている。
また、吸引手段65は、粘着ローラ61を挟んでエアー吹き付け手段63と対向配置され、エアー吹き付け手段63により吹き飛ばされた紙粉類Mを吸引除去するようになっている。この他の構成は実施例1と同様である。
なお、前記粘着ローラ群60、エアー吹き付け手段63、吸引手段65を含む本実施例3の構成は、段ボール類又は紙製品類C等の表面側のみ、又は前記間隙101の位置で段ボール類又は紙製品類C等の裏面側のみ又は図11に示す表面側と裏面側の双方というように任意の設置態様とすることができる。
本実施例3によれば、円形配置の4個の粘着ローラ61の段ボール類又は紙製品類C等の表面、裏面の一方又は双方への順次接触による紙粉類Mの粘着除去、エアー吹き付け手段63による吹き飛ばし、吸引手段65による紙粉類Mの吸引除去により、段ボール類又は紙製品類C等から効率よく紙粉類Mを吸引除去することができる。紙粉類Mが除去された段ボール類又は紙製品類C等は、実施例1の場合と同様にして搬送され処理される。
(実施例4)
次に図13を参照して本発明の実施例4について説明する。
本実施例4は、基本的構成は実施例1と略同様であるが、図13に示すように、前記吸引除去手段1に替えて、段ボール類又は紙製品類C等の搬送面に臨ませて配置した肉厚部に多数の空気穴72を穿設した筒状で他端が閉塞し、一対の側板79により固定支持された固定軸71と、この固定軸71と同軸で駆動機構73により回転駆動される肉厚部に多数の空気穴75を穿設した回転軸74と、回転軸74の外周全体に多数設けられ、搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等に接触して紙粉を掃き払い除去する多数のブラシ76と、前記固定軸71の一端側から内部にエアーを供給するエアー供給手段77と、前記固定軸71、回転軸74の肉厚部に設けた空気穴72、75を経てブラシ76の部分に吹き出されるエアーの作用下で前記ブラシ76により掃き払い除去される紙粉類Mを吸引除去する吸引手段78とを設けたことが特徴である。
前記駆動機構73は、前記一方の側板79に取り付けたモータ80と、回転軸74の上方に配置されモータ80の原動軸に連結した原動プーリ81と、回転軸74に連結した回転軸74と同軸の従動プーリ82と、原動プーリ81、従動プーリ82間に架け渡したベルト83とを有し、モータ80の回転力を原動プーリ81、ベルト83、従動プーリ82を介して回転軸74に伝達し、回転軸74を回転させることで段ボール類又は紙製品類C等にブラシ76を接触させ、段ボール類又は紙製品類C等に付着している紙粉類Mを吹き払うようになっている。
なお、図13中、84は軸受であり、前記固定軸71に取り付けられ、回転軸74を回転可能に支持するようになっている。
前記吸引手段78は、従動プーリ82の近傍からから他方の側板79の近傍に至る範囲で段ボール類又は紙製品類C等の搬送面側を除いてブラシ76の外側を覆うように配置したカバー体85に排出ダクト86を設け、排出ダクト86にエアー吸引用のブロワー87を連結することにより構成している。
本実施例4の上述した固定軸71、駆動機構73、回転軸74、ブラシ76エアー供給手段77、吸引手段78を含む構成は、図13に示すように、前記間隙101の位置で段ボール類又は紙製品類C等の搬送面の両側(上下)に対称配置する他、搬送面の上側又は下側の一方の側のみに配置する構成とすることもできる。
本実施例4によれば、前記駆動機構73により回転軸74を回転させることで、段ボール類又は紙製品類C等の両面又は表面又は裏面の一方の側にブラシ76を接触させ、段ボール類又は紙製品類C等に付着している紙粉類Mを掃き払うことができ、この際、エアー供給手段77から前記固定軸71、回転軸74の肉厚部に設けた空気穴72、75を経てブラシ76の部分にエアーが吹き出されるので、ブラシ76の目詰まりを防止しつつ段ボール類又は紙製品類C等に付着している紙粉類Mを効率よく掃き払うことができる。掃き払われた紙粉類Mはブロワー87の動作でカバー体85内から排出ダクト86を経て吸引除去される。
紙粉類Mが除去された段ボール類又は紙製品類C等は、実施例1の場合と同様にして搬送され処理される。
(実施例5)
次に図14を参照して本発明の実施例5について説明する。
本実施例5は、基本的構成は実施例1と略同様であるが、図14に示すように、前記吸引除去手段1に替えて、段ボール類又は紙製品類C等の搬送面に臨ませた箱型状で搬送面側を開口させた筺体90と、この筺体90により段ボール類又は紙製品類C等の搬送方向と直交する配置で回転可能に保持され、搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等に接触して紙粉類Mを掃き払い除去する回転ブラシ91と、筺体90の側方から開口90a経て筺体90内にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段92と、回転ブラシ91により掃き払い除去され、エアーにより吹き飛ばされる紙粉類Mを排出ダクト93を経て吸引除去する吸引手段94とを設けたことが特徴である。前記筺体90内には段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触させる一対のゴムローラ95を搬送方向と直交する方向に配置している。
本実施例5の上述した筺体90、エアー吹き付け手段92、吸引手段94を含む構成は、図14に示すように、前記搬送面の上側(又は下側)の一方の側のみに配置する構成とする他、前記間隙101の位置で段ボール類又は紙製品類C等の搬送面の両側(上下)に対称配置する構成とすることもできる。
本実施例5によれば、筺体90内においてエアー吹き付け手段92からのエアーの導入下で行われる回転ブラシ91のブラッシングによって、段ボール類又は紙製品類C等の表面若しくは裏面の一方の側(又は両面)に付着している紙粉類Mが的確に掃き払われ、且つ、吹き飛ばされ、更にこの紙粉類Mは吸引手段94の動作で筺体90内から外部に吸引除去される。紙粉類Mが除去された段ボール類又は紙製品類C等は、実施例1の場合と同様にして搬送され処理される。
(実施例6)
次に図15を参照して本発明の実施例6について説明する。
本実施例6は、基本的構成は実施例1と略同様であるが、図15に示すように、前記吸引除去手段1に替えて、前記間隙101の位置で段ボール類又は紙製品類C等の搬送面に上部から臨ませた箱型状で搬送面側を開口させた筺体90と、この筺体90により段ボール類又は紙製品類C等の搬送方向と直交する配置で回転可能に保持され、搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等に接触して紙粉類Mを掃き払い除去する回転ブラシ91及び筺体90に取り付けた排出ダクト93を経て紙粉類Mを吸引除去する吸引手段94と、前記搬送面の下部から筺体90に対して対向配置され段ボール類又は紙製品類C等の打ち抜き部分C1を経て前記筺体90内に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段96とを設けたことが特徴である。
前記筺体90内には、段ボール類又は紙製品類C等の表面に接触させる一対のゴムローラ95を搬送方向と直交する方向に配置している。前記エアー吹き付け手段96は、前記搬送面の下部において、段ボール類又は紙製品類C等の搬送方向(図15において矢印で示す)と反対方向に移動可能に構成している
本実施例6において、前記回転ブラシ91を含む筺体90及び吸引手段94と、前記エアー吹き付け手段96とは、前記段ボール類又は紙製品類C等の搬送面に関して上下反転した対称配置とする構成も可能である。
本実施例6によれば、図15において矢印方向に搬送されてくる段ボール類又は紙製品類C等に対して、裏面側からエアー吹き付け手段96によりエアーを吹き付け、段ボール類又は紙製品類C等の外周部分や打ち抜き部分C1を経て前記筺体90内にエアーを噴出させて紙粉類Mを筺体90内に吹き飛ばし、更に回転ブラシ91によるブラッシングで段ボール類又は紙製品類C等の表面側の紙粉類Mを掃き払い除去し、更に吸引手段94により筺体90内の紙粉類Mを排出ダクト93を経て外部吸引除去することができる。
また、前記エアー吹き付け手段96を、前記搬送面の下部において、段ボール類又は紙製品類C等の搬送方向と反対方向に移動させることで、打ち抜き部分C1に付着している紙粉類Mを筺体90内により迅速に吹き飛ばし除去することができる。
(実施例7)
次に図16を参照して本発明の実施例7について説明する。
本実施例7においては、実施例1の吸引除去手段1と同様な構成からなり、更に、本体2に掃き集め対象物の面に沿って走行させる走行ローラ31を付加した構成の吸引除去手段1Aを用いて、成形裁断、成形され積層状態とされる段ボール類又は紙製品類Cの積層ブロックC0の外面等に沿って操作用把手41を手に持ち、本体2を走行ローラ31を利用して図16に示す矢印方向に走行させるようにしたものである。
これにより、本体2の下側の開口両側に臨ませて配置され、駆動モータ10により駆動されるブラシ式掃き集め機構部3の一対のブラシ4a、4bにより、成形裁断、成形され積層状態とされる積層ブロックC0に残存、付着等しているカス状の紙粉類Mを開口内中央部に掃き集め、駆動モータ10により駆動される第1搬送ベルト23aと第2搬送ベルト23bとの接触部分で開口領域に集められる紙粉類Mを挟み込み本体内方に搬入し、前記ダクト部6及び図示しない配管及びブロアーを利用して吸引し外部への搬出することができる。
すなわち、本実施例7では、手作業によって吸引除去手段1Aを既述した紙粉除去手段1の場合と同様に動作させ、積層ブロックC0の外面等に付着している紙粉類Mの掃き集め除去作業を簡略、且つ、短時間に能率良く実行するようにしたものである。
なお、実施例1の走行ローラ31の無い吸引除去手段1の場合も、操作用把手41を手に持って吸引除去手段1Aと同様にして積層ブロックC0に付着しているカス状の紙粉類Mを除去することもできる。
(実施例8)
次に、図17乃至図19を参照して本発明の実施例8について説明する。
本実施例8においては、紙粉除去装置171の前段に供給装置170を、紙粉除去装置171の後段に送り出し装置172を組み合わせた構成としている。
供給装置170は、成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cを多数枚積層し、一枚ずつ紙粉除去装置171に送り出すように構成している。供給装置170は、図17、図18に示すように、段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向両側部に平行配置した側枠173、174の間に、段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向に沿って平行配置の一対の供給搬送コンベア175、176を有している。供給搬送コンベア175を構成する供給搬送ベルト177は、供給搬送コンベア175の下部に配置した供給搬送ベルト駆動モータ179に取り付けたプーリ180にガイドプーリ191、192を介して掛け渡され、供給搬送ベルト駆動モータ179により図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。供給搬送コンベア176を構成する供給搬送ベルト178も同様に図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。
供給装置170は、更に供給搬送コンベア175の下部に前記供給搬送コンベア175、176の幅(供給搬送ベルト177、178間の幅)を、成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更位置決めする供給搬送コンベア位置決めモータユニット181を備えている。また、供給装置170の入口側には、受け入れユニット182を、出口側には段ボール類又は紙製品類Cを一枚ずつ送り出す送り出しユニット183を配置している。図17中、184は供給装置170の脚体、185は受け入れユニット182のキャスタである。
前記紙粉除去装置171は、図17、図18、図19に示すように、段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向の両側部に平行配置した側枠201、202の間に、前記段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向に沿って平行配置の一対の下搬送コンベア203、204及び一対の上搬送コンベア205、206を有している。
下搬送コンベア203を構成する搬送ベルト211は、下搬送コンベア203の下部に配置した下搬送ベルト駆動モータ213に取り付けたプーリ214にガイドプーリ215、216を介して掛け渡され、下搬送ベルト駆動モータ213により図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。下供給コンベア204を構成する他方の搬送ベルトも同様に図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。
上搬送コンベア205を構成する搬送ベルト221は、上搬送コンベア205の上部に配置した上搬送ベルト駆動モータ223に取り付けたプーリ224にガイドプーリ225、226を介して掛け渡され、上搬送ベルト駆動モータ223により図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。上搬送コンベア206を構成する搬送ベルト222も同様に図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。
紙粉除去装置171は、更に上搬送コンベア205、206に沿って一対のサイドガイド227、228を配置している。
前記下搬送コンベア203、204は、これらの搬送方向の幅を成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更位置決めする搬送コンベア位置決めモータユニット231、232を備えている。
搬送コンベア位置決めモータユニット231、232は、側枠201、202の間に回転可能に架設したネジ体241、242と、ネジ体241、242に各々ネジ結合した位置決めプーリ243、244と、位置決めプーリ243(2段プーリ)、244間に架け渡した連動ベルト245と、位置決めプーリ243の下部に配置した位置決めモータ246と、位置決めモータ246に取り付けたモータプーリ247と前記位置決めプーリ243とに架け渡した駆動ベルト248とを、前記下搬送コンベア203、204の近傍に対称配置し、位置決めモータ246の駆動力により前記位置決めプーリ243、244を連動して回転させ、これにより、位置決めプーリ243、244の幅方向の位置をネジ体241、242の軸方向に変位させつつ前記下搬送コンベア203、204に伝達し、これらの間の搬送方向の幅を前記成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更し位置決め可能としている。
前記下搬送コンベア203、204と、これらに対向する上搬送コンベア205、206とが形成する成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cの搬送面に対して、3組、すなわち第1乃至第3の紙粉除去手段を各々段ボール類又は紙製品類Cの幅方向に変位可能に、且つ、上下対向配置に臨ませている。第1の紙粉除去手段を構成する第1の下紙粉除去手段270Aは、前記側枠201、202の間に回転可能に架設した第1下ネジ体251にユニット本体260に備えた下プーリ261をネジ結合するとともに、ユニット本体260の下部に配置した下駆動モータ262に取り付けたプーリ263と下プーリ261とに下駆動ベルト264を掛け渡し、下駆動モータ262の駆動力により下プーリ261を回転させることで、前記ユニット本体260を第1下ネジ体251の軸方向に変位させるようになっている。
第1の下紙粉除去手段270Aのユニット本体260は、更に前記搬送面に臨ませたプーリを含む下回転ブラシ271と、プーリを備える下回転ブラシ駆動モータ272と、下回転ブラシ271、下回転ブラシ駆動モータ272の各プーリ間に架け渡したブラシ用ベルト273とを具備し、下回転ブラシ駆動モータ272の回転力により下回転ブラシ271を回転させるようになっている。
前記第2、第3の紙粉除去手段を構成する第2、第3の下紙粉除去手段270B、270Cも、第1の下紙粉除去手段270Aと同様に構成されていて、前記側枠201、202の間に回転可能に架設した第2、第3下ネジ体252、253に各々第1の下紙粉除去手段270Aと同様に配置されている。
第1乃至第3の紙粉除去手段を構成する第1乃至第3の上紙粉除去手段280A、280B、280Cは、前記側枠201、202の間に幅方向に架設した軸体281、282、283に各々移動可能に取り付けられ、前記第1乃至第3の下紙粉除去手段270A、270B、270Cと各々対向配置されるようになっている。第1の上紙粉除去手段280Aは、前記軸体281に嵌装した移動体291に対してユニット本体290を楔状の結合部292により取り付けている。また、ユニット本体290は、前記搬送面に上方から臨ませた成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cの紙粉等を掃き集める回転ブラシ、ユニット本体290内の紙粉等を吸引除去し、外部に排出するための排出ダクト293を備えている。第2、第3の下紙粉除去手段280B、280Cも、第1の上紙粉除去手段280Aと同様な構成となっている。
前記紙粉除去装置171と、送り出し装置172との間には、紙粉除去装置171から搬出される段ボール類又は紙製品類Cに対する仕上げ処理用の下ブラシユニット301、上ブラシユニット302を搬送面に臨ませて対向配置している。下ブラシユニット301の回転ブラシ303、上ブラシユニット302の回転ブラシ304は、図18に示すように、前記側枠201、202間の幅(間隔)よりも若干少ない程度の長さのブラシ部を備えている。
また、前記回転ブラシ303は送り出し装置172側に配置した仕上げ用モータ305、この仕上げ用モータ305に取り付けたモータプーリ306、回転ブラシ303と同軸のブラシプーリ307、モータプーリ306、ブラシプーリ307間に架け渡した仕上げ用ベルト308からなる駆動機構により回転駆動されるようになっている。上ブラシユニット302の回転ブラシ304は、下ブラシユニット301の回転ブラシ303と連動して回転駆動されるようになっている。図17中、309は脚部である。
前記送り出し装置172は、図17、図18に示すように、段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向両側部に平行配置した側枠311、312の間に、前記段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向に沿って平行配置の一対の下送り出し搬送コンベア321、322及び一対の上送り出し搬送コンベア331、332を有している。
下送り出し搬送コンベア321を構成する搬送ベルト323は、下送り出し搬送コンベア321の下部に配置した下搬送ベルト駆動モータ324に取り付けたプーリ325にガイドプーリ326、327を介して掛け渡され、下搬送ベルト駆動モータ324により図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。下送り出し供給搬送コンベア322を構成する他方の搬送ベルトも同様に図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。
上送り出し搬送コンベア331を構成する搬送ベルト333は、上送り出し搬送コンベア331の上部に配置した上搬送ベルト駆動モータ334に取り付けたプーリ335にガイドプーリ336、337を介して掛け渡され、上搬送ベルト駆動モータ334により図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。上送り出し搬送コンベア332を構成する搬送ベルト340も同様に図17、図18に示す矢印方向に駆動されるようになっている。
送り出し装置172は、更に上送り出し搬送コンベア331、332に沿って一対のサイドガイド328、329を配置している。
一対の下送り出し搬送コンベア321、322及び一対の上送り出し搬送コンベア331、332は、これらの搬送方向の幅を紙粉除去装置171から搬出されてくる仕上げ処理済みの段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更位置決めする一対の下搬送コンベア位置決めモータユニット341、一対の上搬送コンベア位置決めモータユニット342を備えている。
下搬送コンベア位置決めモータユニット341は、送り出し装置172の側枠311、312の間に回転可能に架設したネジ体361、362と、ネジ体361、362に各々ネジ結合した位置決めプーリ363、364と、位置決めプーリ363、364間に架け渡した伝達ベルト369と、位置決めプーリ363の下部に配置した位置決めモータ366と、位置決めモータ366に取り付けたモータプーリ367と前記位置決めプーリ363とに架け渡した駆動ベルト368とを、前記下送り出し搬送コンベア321、322の近傍に対称配置し、位置決めモータ366の駆動力により前記位置決めプーリ363、364を連動して回転させ、これにより、位置決めプーリ363、364の幅方向の位置をネジ体361、362の軸方向に変位させつつ前記下送り出し搬送コンベア321、322に各々変位力を伝達し、これらの間の搬送方向の幅を前記段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更し位置決め可能としている。
上搬送コンベア位置決めモータユニット342は、送り出し装置172の側枠311、312の間に回転可能に架設したネジ体371、372と、ネジ体371、372に各々ネジ結合した位置決めプーリ373(2段プーリ)、374と、位置決めプーリ373、374に架け渡した伝達ベルト379と、位置決めプーリ373の上部に配置した位置決めモータ376と、位置決めモータ376に取り付けたモータプーリ377と前記位置決めプーリ373とに架け渡した駆動ベルト378とを、前記上送り出し搬送コンベア331、332の近傍に対称配置し、位置決めモータ376の駆動力により前記位置決めプーリ373、374を連動して回転させ、これにより、位置決めプーリ373、374の幅方向の位置をネジ体371、372の軸方向に変位させつつ前記上送り出し搬送コンベア331、332に各々変位力を伝達し、これらの間の搬送方向の幅を前記段ボール類又は紙製品類Cの幅に応じて変更し位置決め可能としている。図17中、381は脚部である。
本実施例8の第1の下紙粉除去手段270Aとしては、上述した構成とする他、図20に示すように、ケース400内に回転駆動される一対の回転ブラシ401、402を配置するともに、ケース400に紙粉吹き飛ばし用の空気を送り込む空気供給部403を付加したものを採用することもできる。第2、第3の下紙粉除去手段270B、270Cについても同様である。また、前記第1の上紙粉除去手段280Aとしては、上述した構成とする他、図20に示すように、実施例1で示した吸引除去手段1を採用した構成とすることもできる。第2、第3の上紙粉除去手段280B、280Cについても同様である。このよように構成した場合には、空気供給部403からの空気はケース400内から経て段ボール類又は紙製品類Cの穴部、溝部を経て紙粉類Mとともに吸引除去手段1内に至った後、外部に吸引除去することが可能となる。
また、本実施例8において、第1乃至第3の下紙粉除去手段270A乃至270C、第1乃至第3の上紙粉除去手段280A乃至280Cの配置は、図17に示す場合と上下反転した構成としても勿論実施可能である。更に、これらのうち、1組のみ、2組のみというように任意の組み合わせの上下反転構成とすることもできる。
本実施例8においては、紙粉除去装置171の前段に供給装置170を、紙粉除去装置171の後段に送り出し装置172を組み合わせた構成としているので、成形裁断された段ボール類又は紙製品類Cを供給装置170に積層した後、一枚ずつ紙粉除去装置171に送り込み、段ボール類又は紙製品類Cに付着している紙粉類Mを吸引除去し、送り出し装置172を経て次工程に搬出することができる。この場合、供給装置170、紙粉除去装置171及び送り出し装置172は、いずれも段ボール類又は紙製品類Cの搬送方向と直交する幅方向に位置調整可能なサイドガイド機構を含むコンベア系を備えているので、段ボール類又は紙製品類Cの幅寸法の変更に柔軟に対応しつつ一連の処理を効率よく実行できる。
また、特に紙粉除去装置171においては、一対の下搬送コンベア203、204、一対の上搬送コンベア205、206及びサイドガイド227、228を、幅方向に変更位置決めして処理すべき段ボール類又は紙製品類Cの幅寸法に柔軟に対応させて搬送路を構成できる。
段ボール類又は紙製品類Cの下面側から、これらに対向する第1乃至第3の上紙粉除去手段280A、280B、280Cも段ボール類又は紙製品類Cの上面側から各々段ボール類又は紙製品類Cの幅方向に移動させつつ接触させて、段ボール類又は紙製品類Cの下面、上面、周囲、穴部、溝部等に付着している紙粉類Mを掃き集め、外部に吸引除去することが可能となる。
第1乃至第3の下紙粉除去手段270A乃至270Cと、第1乃至第3の上紙粉除去手段280A乃至280Cとを上下反転して配置した構成を採用した場合についても同様である。
加えて、第1乃至第3の下紙粉除去手段270A、270B、270Cをも同様である。更に、第1乃至第3の下紙粉除去手段270A乃至270C、第1乃至第3の上紙粉除去手段280A乃至280Cとして図20に示す構成を採用した場合についても同様である。
更に、本実施例8においては、前記紙粉除去装置171と、送り出し装置172との間に仕上げ処理用の下ブラシユニット301、上ブラシユニット302を配置し、前記回転ブラシ303、回転ブラシ304によって紙粉除去装置171にて紙粉類Mが除去された段ボール類又は紙製品類Cに対して更なるブラッシングによる仕上げ処理を行うので、送り出し装置172を経て搬出させる段ボール類又は紙製品類Cにおける紙粉類Mの除去率を極めて高いものとすることかできる。
本発明は、上述した段ボール類又は紙製品類等の紙粉類除去に適用する他、打ち抜き成形されるシート状のプラスチック板等の塵埃等の除去用としても適用可能である。
本発明の実施例1に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置の概略正面図である。 本発明の実施例1に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置の概略平面図である。 本発明の実施例1に係る段ボール類又は紙製品類等の一例を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る吸引除去手段の部分切欠概略正面図である。 本発明の実施例1に係る吸引除去手段の概略側面図である。 本発明の実施例1に係る吸引除去手段の概略底面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 本発明の実施例2に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における段ボール類又は紙製品類等の搬送面に臨ませた複数分離構成の吸引除去手段を示す概略平面図である。 本発明の実施例2に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における段ボール類又は紙製品類等の搬送面に臨ませた複数分離構成のエアー吹き付け手段及び吸引除去手段を示す概略構成図である。 本発明の実施例3に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における搬送面に臨ませた粘着ローラ群、エアー吹き付け手段、吸引手段を示す概略構成図である。 本発明の実施例3に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における搬送面に臨ませた粘着ローラ群及びその駆動機構の概略斜視図である。 本発明の実施例4に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における固定軸、回転軸、ブラシの構成を示す概略断面図である。 本発明の実施例5に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における回転ブラシを含む筺体、エアー吹き付け手段、吸引手段を示す概略断面図である。 本発明の実施例6に係る段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置における回転ブラシを含む筺体、エアー吹き付け手段、吸引手段を示す概略断面図である。 本発明の実施例7における吸引除去手段の使用状態を示す概略斜視図である。 本発明の実施例8における供給装置、紙粉除去装置、送り出し装置の概略断面図である。 本発明の実施例8における供給装置、紙粉除去装置、送り出し装置の概略平面図である。 図17のC−C線断面図である。 本発明の実施例8における下紙粉除去手段、上紙粉除去手段の別の構成例を示す概略図である。
符号の説明
1 吸引除去手段
1A 吸引除去手段
2 本体
3 ブラシ式掃き集め機構部
4a、4b ブラシ
5 ベルト式紙粉類搬送機構部
6 ダクト部
7 駆動動力付与手段
10 駆動モータ
11 原動軸
12 原動歯車
13a、13b 上部ベルト軸
14a、14b 上部ベルト用歯車
15a、15b 伝達軸
16a、16b 伝達歯車
17a、17b ブラシ軸
19a、19b ブラシ用歯車
21a、21b 上部ベルト用プーリ
22a、22b 下部ベルトプーリ
23a 第1搬送ベルト
23b 第2搬送ベルト
31 走行ローラ
41 操作用把手
51 吸引除去手段
51a、51b、51c 吸引除去手段
52 エアー吹き付け手段
53 エアー供給口
54 分岐管
55a、55b、55c エアーノズル部
56 排出分岐ダクト
60 粘着ローラ群
61 粘着ローラ
62 ギヤ
63 エアー吹き付け手段
65 吸引手段
66 駆動機構
67 太陽歯車
67a 駆動軸
68 クラッチ
69 モータ
70 側枠
71 固定軸
72 空気穴
73 駆動機構
74 回転軸
75 空気穴
76 ブラシ
77 エアー供給手段
78 吸引手段
79 側板
80 モータ
81 原動プーリ
82 従動プーリ
83 ベルト
85 カバー体
86 排出ダクト
87 ブロワー
90 筺体
90a 開口
91 回転ブラシ
92 エアー吹き付け手段
93 排出ダクト
94 吸引手段
95 ゴムローラ
96 エアー吹き付け手段
100 紙粉除去装置
101 間隙
102 前段搬送コンベア群
103 後段搬送コンベア群
104 搬送コンベア群
105 押さえローラ
106 押さえローラ群
107 搬送手段
110 装置本体
111 搬入系
112 第1の積層ステーション
113 第2の積層ステーション
121 搬出系
122 搬出コンベア
123 受け取りストッカー
124 排出用ストッカー
141a〜141f 無端ベルト
142a〜142f 無端ベルト
151 プーリ
152 プーリ
161 プーリ
162 プーリ
170 供給装置
171 紙粉除去装置
172 送り出し装置
173、174 側枠
175、176 供給搬送コンベア
177、178 供給搬送ベルト
179 供給搬送ベルト駆動モータ
180 プーリ
181 供給搬送コンベア位置決めモータユニット
182 受け入れユニット
183 送り出しユニット
184 脚体
185 キャスタ
191、192 ガイドプーリ
201、202 側枠
203、204 下搬送コンベア
205、206 上搬送コンベア
211 搬送ベルト
213 下搬送ベルト駆動モータ
214 プーリ
215、216 ガイドプーリ
221 搬送ベルト
222 搬送ベルト
223 上搬送ベルト駆動モータ
224 プーリ
225、226 ガイドプーリ
227、228 サイドガイド
231、232 モータユニット
241、242 ネジ体
243、244 位置決めプーリ
245 連動ベルト
246 位置決めモータ
247 モータプーリ
248 駆動ベルト
251 第1下ネジ体
260 ユニット本体
261 下プーリ
262 下駆動モータ
263 プーリ
264 下駆動ベルト
270A〜270C 下紙粉除去手段
271 下回転ブラシ
272 下回転ブラシ駆動モータ
273 ブラシ用ベルト
280A〜280C 上紙粉除去手段
281 軸体
290 ユニット本体
291 移動体
292 結合部
293 排出ダクト
301 下ブラシユニット
302 上ブラシユニット
303 回転ブラシ
304 回転ブラシ
305 仕上げ用用モータ
306 モータプーリ
307 ブラシプーリ
308 仕上げ用ベルト
311、312 側枠
321 搬送コンベア
321、322 搬送コンベア
322 供給搬送コンベア
323 搬送ベルト
324 下搬送ベルト駆動モータ
325 プーリ
326、327 ガイドプーリ
328、329 サイドガイド
331、332 搬送コンベア
333 搬送ベルト
334 上搬送ベルト駆動モータ
335 プーリ
336、337 ガイドプーリ
340 搬送ベルト
341 モータユニット
342 モータユニット
361、362 ネジ体
363、364 位置決めプーリ
366 位置決めモータ
367 モータプーリ
368 駆動ベルト
369 伝達ベルト
371、372 ネジ体
373、374 位置決めプーリ
376 位置決めモータ
377 モータプーリ
378 駆動ベルト
379 伝達ベルト
400 ケース
401、402 回転ブラシ
403 空気供給部
C 段ボール類又は紙製品類
C0 積層ブロック
C1 打ち抜き部分
M 紙粉類

Claims (15)

  1. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して紙粉を掃き集める紙粉除去用のブラシと、該ブラシにより除去される段ボール類又は紙製品類等の接触面及び打ち抜き部分の紙粉を吸引除去する吸引手段とを有する吸引除去手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  2. 前記搬送コンベア群は途中に間隙を有し、前記吸引除去手段は間隙の位置で搬送面の両側に配置したものであることを特徴とする請求項1記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  3. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する途中に間隙を有する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    共通のエアー供給管から導入されるエアーを搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等の一方の面に対して前記間隙の位置でエアーを吹き付ける複数分離構成のエアー吹き付け手段と、
    前記間隙の位置でエアー吹き付け手段に対向配置され、搬送手段により搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して前記エアー吹き付け手段によるエアー吹き付け状態下で前記段ボール類又は紙製品類等に付着している紙粉を掃き集める紙粉除去用のブラシと、該ブラシにより除去される段ボール類又は紙製品類等の接触面、打ち抜き部分の紙粉及びエアーによる吹き飛んだ紙粉をエアーとともに共通のダクト部から吸引除去する複数分離構成の吸引除去手段とを有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  4. 前記ブラシは、搬送面に対して単独配置又は間隔を有した複数個配置であることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかに記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  5. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    円周方向に間隔を隔てた配置した複数個構成で、共通の駆動機構により回転駆動されて順に搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して前記段ボール類又は紙製品類等に付着している紙粉を粘着力により各々除去する粘着ローラ群と、
    粘着ローラ群を構成する粘着ローラに対して特定位置でエアー吹き付けを行い、粘着ローラに粘着している紙粉を吹き飛ばすエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段により吹き飛ばされた紙粉を吸引除去する吸引手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  6. 前記搬送コンベア群は途中に間隙を有し、前記粘着ローラ群は搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等の両面に各々接触するように配置され、前記吸引手段、エアー吹き付け手段も搬送されてくる前記段ボール類又は紙製品類等の搬送面両側に配置されていることを特徴とする請求項5記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  7. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    搬送面に臨ませて配置した肉厚部に多数の空気穴を穿設した筒状で他端が閉塞した固定軸と、この固定軸と同軸で駆動機構により回転駆動される肉厚部に多数の空気穴を穿設した回転軸と、
    回転軸の外周に設けられ搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して紙粉を除去するブラシと、
    前記固定軸の一端側から内部にエアーを供給するエアー供給手段と、
    前記固定軸、回転軸の肉厚部に設けた空気穴を経てブラシ部分に吹き出されるエアーの作用下で前記ブラシにより除去される紙粉を吸引除去する吸引手段と、 を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  8. 前記搬送コンベア群は途中に間隙を有し、固定軸、回転軸、ブラシ及び吸引手段は、前記段ボール類又は紙製品類等の搬送面両側に配置されていることを特徴とする請求項7記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  9. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    搬送面に臨ませた筺体により保持され搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して紙粉を除去する回転ブラシと、
    筺体の側方から筺体内にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    回転ブラシにより除去されエアーにより吹き飛ばされる紙粉を吸引除去する吸引手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  10. 前記搬送コンベア群は途中に間隙を有し、前記筺体、エアー吹き付け手段、吸引手段は、前記段ボール類又は紙製品類等の搬送面両側に配置されていることを特徴とする請求項9記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  11. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する途中に間隙を有する搬送コンベア群と、この搬送コンベア群の搬送面に臨ませた押さえローラ群とを有する搬送手段と、
    搬送面に臨ませた筺体により保持され搬送されてくる段ボール類又は紙製品類等に接触して紙粉を除去する回転ブラシと、
    前記間隙の位置で段ボール類又は紙製品類等の開口部分を経て前記筺体に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記回転ブラシにより除去されエアーにより吹き飛ばされる紙粉を吸引除去する吸引手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  12. 前記筺体により保持された回転ブラシ及び吸引手段と、エアー吹き付け手段とは、上下反転配置可能であることを特徴とする請求項11記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  13. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等を搬送する複数条の上下対向配置で搬送方向と直交する幅方向に変更位置決め可能な搬送コンベア群と、 前記搬送コンベア群が形成する搬送面に臨ませた回転ブラシを備えるとともに、前記幅方向に変更位置決め可能な下紙粉除去手段群と、
    前記紙粉除去手段群と対向配置し各々連動させる回転ブラシ及びエアー吸引機能を有する上紙粉除去手段群と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  14. 下紙粉除去手段群、上紙粉除去手段群の配置は、上下反転配置可能であることを特徴とする請求項13記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
  15. 前記下紙粉除去手段群、上紙粉除去手段群にて紙粉類が除去された段ボール類又は紙製品類等に対して、更にブラシッシングによる紙粉類除去を行う仕上げ処理用のブラシユニットを更に有することを特徴とする請求項13又は14記載の段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置。
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