JP6334651B2 - 埃等除去装置 - Google Patents
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Description
特許文献1〜3には、搬送される段ボールシートにブラシを接触させて、ブラシの回転力によって紙粉などを除去する装置が開示されている。そして、ブラシを覆うフードを設けてそのフード内の空気を吸引することによって、除去された紙粉などを回収している。
第2発明の埃等除去装置は、第1発明において、前記ブラシは、前記駆動部に連結された軸部と、該軸部の周囲に設けられた刷毛部材と、を有しており、該刷毛部材は、前記軸部の軸方向に沿って隣接する刷毛部材間に隙間が形成されるように配設されており、前記ブラシ部は、隣接するブラシにおける一のブラシの刷毛部材の先端部が他のブラシの刷毛部材間の隙間に位置するように前記複数本のブラシが配設されていることを特徴とする。
第3発明の埃等除去装置は、第1または第2発明において、前記ブラシの刷毛部材は、前記軸部の軸方向に沿って螺旋状に配設されており、前記吸引部は、前記フード内の空気を吸引する吸引口が前記ブラシの軸端近傍に設けられていることを特徴とする。
第4発明の埃等除去装置は、第3発明において、前記ブラシの刷毛部材は二重螺旋構造を有していることを特徴とする。
第5発明の埃等除去装置は、第1、第2、第3または第4発明において、前記複数のブラシが、導電性素材からなる刷毛部材を有するブラシを備えていることを特徴とする。
第6発明の埃等除去装置は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記フードの開口が対向するように配置された一対の前記埃等除去部と、該一対の埃等除去部を互いに接近離間させる移動機構と、を備えていることを特徴とする。
第2発明によれば、ブラシ間を通って、フード内に取り込まれた埃等が物体に向かって移動することを防止することができる。
第3発明によれば、物体表面から除去された埃等をブラシの軸方向に搬送することができるので、吸引部の吸引力をそれほど強くしなくても、埃等を吸引部によって吸引口からフード外に除去しやすくなる。
第4発明によれば、埃等をブラシの軸方向に搬送する機能を高くすることができる。
第5発明によれば、埃等から静電気を除去しやすくなるので、埃等がブラシの刷毛部材に付着することを防止できる。
第6発明によれば、移動機構によって一対の埃等除去部を接近離間させれば、物体を挟んで埃等を除去することができる。
まず、本実施形態の埃等除去装置1を説明する前に、本実施形態の埃等除去装置1が使用される設備、つまり、段ボール搬送設備Bを説明する。
図1および図2において、符号2は本実施形態の埃等除去装置1のフレームを示している。このフレーム2の上面には一対のレール3,3が設置されている。この一対のレール3,3には、後述する一対の埃等除去部10,10が設置されている。具体的には、一対の埃等除去部10,10が、一対のレール3,3に沿って互いに接近離間するように設けられている。
図1および図2に示すように、本実施形態の埃等除去装置1は、一対の埃等除去部10,10を備えている。この一対の埃等除去部10,10は実質的に同じ構造を有している。
図3(B)に示すように、ベースフレーム11の上面には、ブラシ部20が設けられている。このブラシ部20は、実質的に同じ構造を有する3本のブラシ21を備えている。
図3(B)に示すように、3本のブラシ21の下端部はベースフレーム11の上壁から下方に突出している。この3本のブラシ21の下端部には従動プーリ21pが設けられており(図5参照)、このプーリ21pを介して、駆動部25に接続されている(図6参照)。
図1および図3に示すように、ベースフレーム11の上面には、フード30が設けられている。このフード30は一端面が開口した中空な箱状の部材であり、開口30aが前面側に位置するように配設されている。このフード30は、その内部にブラシ部20を収容するように設けられており、その開口30aからブラシ21の刷毛部材21bの先端が突出した状態となるように配置されている(図1参照)。
上述した構造を有する本実施形態の埃等除去装置1では、以下のようにすれば、段ボール搬送設備Bにおいて積層体Dの側面の埃等を除去することができる。
上述したような埃等除去装置1では、埃等除去部10のブラシ部20のブラシ21が鉛直に配置されている場合を説明した。しかし、埃等除去部10は、ブラシ21の回転軸が水平に配置されていてもよいし、ブラシ21の回転軸が鉛直方向に対して傾いた状態になるように設けてもよい。例えば、ブラシ21の回転軸が鉛直方向に対して傾いていれば、ブラシ21を積層体Dに接触させた際に、ブラシ21と積層体Dとの接触時間を長くできるので、ブラシ21による埃等を除去する効果を高くすることができる。また、ブラシ21と積層体Dとの接触時間を長くできるので、上述したブラシ21の回転力によるベルトコンベア機構の搬送力を補助する効果を高めることができる等の利点も得られる。
上述した例では、ブラシ21の刷毛部材21bは、軸部21aの軸方向に沿って螺旋状に配設されている場合を説明した。しかし、刷毛部材21bは、軸部21aの軸方向に沿って隣接する刷毛部材21b間に隙間が形成されるように配設されていればよい。つまり、隣接するブラシ21において、一方のブラシ21の刷毛部材21bの先端部が他方のブラシ21の刷毛部材21b間の隙間に配置した状態となっていればよい。例えば、軸部21aの軸方向と直交する略ドーナッツ状の刷毛部材21bを、軸方向に沿って間隔を空けて設けてもよい。この場合でも、隣接するブラシ21において、軸部21aの軸方向における刷毛部材21bの位置を調整すれば、一方のブラシ21の刷毛部材21bの先端部を、他方のブラシ21の刷毛部材21b間の隙間に配置することができる。
また、ブラシ21が回転した際に埃等をブラシ21の軸方向に移動させる場合には、埃等を迅速に吸引口30hに向かって移動させることが望ましい。例えば、ブラシ21の刷毛部材21bの螺旋ピッチpを長くすれば埃等の移動速度を速くすることはできる。一方、螺旋ピッチpを長くすれば、ブラシ21の軸方向における刷毛部材21b間の隙間が大きくなる。この隙間は隣接するブラシ21の刷毛部材21bが配置されているため完全な空間ではないが、埃等は漏れやすくなる。
また、埃等は、ブラシ21の刷毛部材21bが積層体Dの表面をこすることによって積層体Dの表面から除去されている。この際に、ブラシ21の刷毛部材21bと積層体Dとの摩擦によって、埃等や刷毛部材21bが帯電してしまう可能性がある。埃等や刷毛部材21bの帯電が発生すると、埃等が刷毛部材21bに付着して刷毛部材21bが汚れて埃等を除去する効果が低下する可能性がある。また、帯電した埃等が積層体Dに引き寄せられて積層体Dに再付着する可能性がある。
上述したような埃等除去装置1では、搬送される積層体Dの側面全面の埃等を除去できる。例えば、積層体Dの左右の側面は一対の埃等除去部10によって除去できるし、積層体Dを鉛直な軸周りに90度回転させてもう一度埃等除去装置1を通せば、前後の側面の埃等を除去できる。また、埃等除去装置1を2基設けておけば、一の埃等除去装置1を通したのち積層体Dを90度回転させて他の埃等除去装置1に積層体Dを通せば、前後左右の側面の埃等を除去できる。
上記例では、ベルト機構によって駆動部25が3本のブラシ21を回転させる場合を説明した。しかし、駆動部25が3本のブラシ21を回転させる機構、つまり、モータ26の回転力を3本のブラシ21に伝達する方法はとくに限定されない。3本のブラシ21のうち、隣接するブラシ21同士が逆方向に回転するようにモータ26の回転力を3本のブラシ21に伝達できればよい。例えば、3本のブラシ21の下端に従動歯車を設けて、隣接するブラシ21に設けられている従動歯車同士が噛み合うようにする。そして、モータ26の主軸に駆動歯車を設けて、この3本のブラシ21に設けられている従動歯車のうち、いずれか一つの従動歯車に噛み合うように設置する。すると、モータ26によって3本のブラシ21を回転させることができ、しかも、3本のブラシ21のうち、隣接するブラシ21同士が逆方向に回転させることができる。
10 埃等除去部
20 ブラシ部
21 ブラシ
21a 軸部
21b 刷毛部材
25 駆動部
30 フード
30h 吸引口
32 吸引部
D 積層体
Claims (6)
- 移動する物体の埃等を除去する装置であって、
一端が開口したフードと、
該フード内に配置された、複数本のブラシを有するブラシ部と、
該ブラシ部の複数本のブラシを回転させる駆動部と、
前記フード内の空気を吸引する吸引部と、を有する埃等除去部を備えており、
前記ブラシ部は、
隣接するブラシの刷毛部材の先端部同士が入れ子状態となるように前記複数本のブラシが配設されており、
該ブラシの本数が奇数本であって、かつ、刷毛部材の先端の移動方向が物体の移動方向と一致する前記ブラシの本数が刷毛部材の先端の移動方向が物体の移動方向と逆方向である前記ブラシの本数よりも多い
ことを特徴とする埃等除去装置。 - 前記ブラシは、
前記駆動部に連結された軸部と、該軸部の周囲に設けられた刷毛部材と、を有しており、
該刷毛部材は、
前記軸部の軸方向に沿って隣接する刷毛部材間に隙間が形成されるように配設されており、
前記ブラシ部は、
隣接するブラシにおける一のブラシの刷毛部材の先端部が他のブラシの刷毛部材間の隙間に位置するように前記複数本のブラシが配設されている
ことを特徴とする請求項1記載の埃等除去装置。 - 前記ブラシの刷毛部材は、
前記軸部の軸方向に沿って螺旋状に配設されており、
前記吸引部は、
前記フード内の空気を吸引する吸引口が前記ブラシの軸端近傍に設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載の埃等除去装置。 - 前記ブラシの刷毛部材は二重螺旋構造を有している
ことを特徴とする請求項3記載の埃等除去装置。 - 前記複数のブラシが、
導電性素材からなる刷毛部材を有するブラシを備えている
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の埃等除去装置。 - 前記フードの開口が対向するように配置された一対の前記埃等除去部と、
該一対の埃等除去部を互いに接近離間させる移動機構と、を備えている
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の埃等除去装置。
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