WO2014034803A1 - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents
ゴルフクラブ用シャフト Download PDFInfo
- Publication number
- WO2014034803A1 WO2014034803A1 PCT/JP2013/073212 JP2013073212W WO2014034803A1 WO 2014034803 A1 WO2014034803 A1 WO 2014034803A1 JP 2013073212 W JP2013073212 W JP 2013073212W WO 2014034803 A1 WO2014034803 A1 WO 2014034803A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- shaft
- inner diameter
- weight
- layer
- golf club
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/10—Non-metallic shafts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/42—Devices for measuring, verifying, correcting or customising the inherent characteristics of golf clubs, bats, rackets or the like, e.g. measuring the maximum torque a batting shaft can withstand
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/0081—Substantially flexible shafts; Hinged shafts
Definitions
- the present inventors have found that the above problem can be solved by making both the high balance point and the high kick point compatible, and have completed the present invention. That is, the gist of the embodiment of the present invention is as follows [1] to [11].
- the tip side end of the weight layer W having a weight of 10 to 30% by weight with respect to the weight of the shaft is disposed at a position of 800 mm or more from the tip end of the shaft.
- L K and L B may be strictly defined as follows. L K : Connect both ends of the shaft when they are curved by applying a compressive load so that the linear distance between both ends of the shaft is 98.5 to 99.5% of the shaft length.
- the balance point is preferably 63% or less, and more preferably 61% or less. If the kick point is too large, the feeling (feeling when swinging the club) is uncomfortable. Therefore, the kick point is preferably 48% or less, more preferably 47.5% or less.
- the shaft 60 it is preferable to form the shaft 60 with a shaft weight satisfying 30 ⁇ M ⁇ (L S / 1168) ⁇ 80 based on this equation.
- the weight of the shaft is too light, the function as a shaft is lowered because the user feels uncomfortable during the swing. At the same time, the risk of breakage increases.
- the shaft weight is too heavy, the flight distance increase which is the original purpose cannot be expected. More preferably, 35 ⁇ M ⁇ (L S / 1168) ⁇ 75, and still more preferably 38 ⁇ M ⁇ (L S / 1168) ⁇ 70.
- the mandrel 10 After heat-curing, the mandrel 10 is pulled out, then the tip end is cut by 10 mm, the butt end is cut by 12 mm, and then polished, resulting in a total length L S 1168 mm, a small end outer diameter 8.50 mm, and a large diameter outer end A shaft having a diameter of 15.1 to 15.3 mm was obtained.
- the obtained shaft had a weight of 60 g and a vibration frequency of 250 cpm.
- the weight layer W was arranged from a position 800 mm from the tip end to the butt end. Further, the number of windings of the weight layer W was adjusted so that the ratio to the total shaft weight was 10%.
- Example 2 The procedure was the same as in Example 1 except for the following changes. -A prepreg W5 is laminated as the weight layer W.
- Example 19 was formed in the same manner as Example 1 except that the prepreg W2 was used for the weight layer W and the average thickness was adjusted to 0.25 mm. The balance point was 53.2% and the kick point was 44.6%.
- Example 19 was formed in the same manner as Example 1 except that the prepreg W3 was used for the weight layer W and the average thickness was adjusted to be 0.15 mm. The balance point was 53.2% and the kick point was 45.0%.
- the golf shaft of the present invention it is possible to reduce the head speed reduction rate when the head weight increases. As a result, the advantage of increasing the initial ball speed by increasing the head weight can be enjoyed to the maximum, and the flight distance can be improved.
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
Description
本願は、2012年8月31日に、日本に出願された特願2012-191090号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
バランスポイント(%)=(LG/LS)×100 ・・・ (式1)
LG:シャフトの重心からシャフトのチップ端部までの距離
LS:シャフトの全長
キックポイント(%)=(LK/LB)×100 ・・・ (式2)
LK:シャフトの両端に、該両端の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際の、該両端同士を結ぶ直線に、前記湾曲の頂点から垂線を引いた際の交点とシャフトのチップ端部との距離
LB:シャフトの両端に、該両端の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際のシャフトの両端同士の直線距離
30≦M×(LS/1168)≦80
である上記[1]~[3]のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。
Tm>Tb
である上記[1]~[4]のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。
Tt<Tm’
0.1/1000≦Tt≦5/1000
である上記[5]に記載のゴルフクラブ用シャフト。
本発明の一実施形態に係るゴルフシャフトは、繊維を一方向に引き揃えてなるシート状の強化繊維に樹脂を含浸させた繊維強化樹脂層を、マンドレル(芯金)に複数回(樹脂層の大きさにより異なるが、一般に2~4回)巻きつけて、これを加熱、成形するシートラッピング法により製造される。
バランスポイント(%)=(LG/LS)×100 ・・・(式1)
で求められる。バランスポイントは、重心位置を定量的に把握することができる値である。本実施形態では、例えばバランスポイントが50%未満のシャフトをロウバランスシャフト、バランスポイントが50%以上53%未満のシャフトをミドルバランスシャフト、バランスポイントが53%以上のシャフトをハイバランスシャフトと分類する。一般的に、シャフト60のチップ端部61の側を肉薄にし、シャフト60のバット端部62の側を肉厚にするほどバランスポイントの値を大きく、すなわちハイバランスシャフトにすることができる。
キックポイント(%)=(LK/LB)×100 ・・・(式2)
で求められる。本明細書中ではフォーティーン社製シャフトキックポイントゲージ「FG-105RM」を用いて測定した値を用いる。例えば、キックポイントが43.5%.未満のシャフトをロウキックポイントシャフト(先調子)、キックポイントが43.5%以上44.0%未満のシャフトをミドルキックポイントシャフト(中調子)、キックポイントが44.0%以上のシャフトをハイキックポイントシャフト(元調子)と分類できる。一般的に、シャフト60のチップ端部61側を硬く、バット端部62側を柔らかく形成するほど、キックポイントの値を大きく、すなわちハイキックポイントにすることができる。
また、LKとLBは以下のように厳密に定義される。
LK:前記シャフトの両端同士に、前記シャフトの両端の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際の、シャフト両端同士を結ぶ直線に前記湾曲の頂点から垂線を引いた際の交点とシャフトのチップ端部との距離
LB:前記シャフトの両端に、前記シャフトの両端同士の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際の、前記シャフトの両端同士の直線距離
換算後のシャフト重量=M×(LS/1168)
M=シャフト重量
LS=シャフト全長
同様に、上述の通りクラブに組み付ける際にはここからさらにシャフトをカットする。そのカット長は、ヘッドの差込長が異なるためヘッドによって異なる。こちらも明確な重量定義が困難となるため、上述の式で同様の換算を行う。
1.バランスポイントが53%未満の場合、ヘッド重量を十分に増加させることができず、ボールスピードを増加させることができない。
2.キックポイントが44%未満の場合、ヘッド重量を増加させたとしてもヘッドスピードが著しく低下してしまう。そのため、上記1.と同じくボールスピードを増加させることができない。
・重量層Wの重量が全シャフト重量の10%以上30%以下である。
・重量層Wがチップ側から800mm以上の位置に配置される。
・重量層Wのシャフト長手方向の曲げ弾性率が70GPa以下である。
Tm>Tb
となるようにテーパーの傾きを形成する。このように形成することで、キックポイントを手元側へ動かすことができ、さらなるハイキックポイントを達成できる。
・チップ側から40~140mmに位置する内径テーパー屈曲点Ptを有する
・チップ端部における内径と内径テーパー屈曲点Ptにおける内径との傾きを示す内径テーパー傾き値をTtとし、内径テーパー屈曲点Ptにおける内径と内径テーパー屈曲点Pmにおける内径との傾きを示す内径テーパー傾き値をTm’としたとき、
Tt<Tm’
0.1/1000≦Tt≦5/1000
とする。第3の構成にかかるシャフト60Aは、このように形成することで、打撃時に最も負荷のかかりやすい位置のみ肉厚に形成することができ、実打の際の折損を防ぐことができる。
A:シャフト60の全長に渡って1層以上フープ層90を配置する。
B:フープ層90の一端がチップ端部61から300mm以上離れた位置かつシャフト60の中央部よりはチップ端部61側に位置し、他端がバット端部62に位置するようにフープ層90を配置する。
C:フープ層90の一端がチップ端部61から300mm以上離れた位置かつシャフト60の中央部よりもチップ端部61側に位置し、他端がチップ端部61から700mm以上離れた位置に位置するようにフープ層90を配置する。
本発明における実施例1に関して図1を用いて説明する。図1のマンドレル10(チップ端部径=6.0mm、バット端部径13.3mm)に、アングル層20(プリプレグK:シャフトの長手方向に対して繊維方向が±45°となるように2枚のプリプレグKを積層)、重量層W(プリプレグW1:シャフトの長手方向に対して繊維方向が0°となるように積層)、第一ストレート層30(プリプレグD)、第二ストレート層40(プリプレグD)、チップ補強層50(プリプレグH:チップ先端から250mmの位置まで)を順次巻きつけた。加熱硬化後、マンドレル10を引き抜いてから、チップ端部を10mm、バット端部を12mmカットした後研磨することで、全長LS1168mm、細径端部外径8.50mm、太径端部外径15.1~15.3mmのシャフトを得た。得られたシャフトは重量60g、振動数250cpmであった。
シャフト総重量を調節するためにアングル層の巻き数を調節し、下記を変更した以外は実施例1と同様にした。アングル層の巻き数は本実施例に限らず各実施例にて適宜調節したが記載は省略する。
・重量層Wの重量%を13.5%とした。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層Wの重量%を17.0%とした。
下記を変更した以外は実施例3と同様にした。
・重量層WとしてプリプレグW5を、シャフトの長手方向に対して繊維方向が±45°となるよう2枚貼り合せて積層。
下記を変更した以外は実施例3と同様にした。
・重量層WをプリプレグW3に変更。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層Wの位置をチップ端から900mmの位置からバット端部までに配置。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層WとしてプリプレグW8を、シャフトの長手方向に対して繊維方向が±45°となるよう2枚貼り合せて積層。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層WとしてプリプレグW5を積層。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層Wの重量%を6.5%とした。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層Wの重量%を3.0%とした。
下記を変更した以外は実施例1と同様にした。
・重量層Wの位置をチップ端から700mmの位置からバット端まで配置。
上記の実施例および比較例で製造したシャフトを用いてクラブを組み立て、下記の条件でロボット試験を行った。
上述の通りクラブ長は46インチに設定し、クラブバランスはD0とした。ヘッドはTalorMade社製R9 Loft:9.5°を用いた。
ゴルフクラブを組み立てる際には、クラブバランスを測定する。クラブバランスは、クラブのスイング方向の慣性モーメントを近似的に測定できるものである。クラブのスイング方向の慣性モーメントは、スイング時に感じる「重さ」であるため、クラブバランスが同じならばスイング時に感じる重さは同一とみなされる。本実験ではクラブバランスがD1となるようにヘッド重量を調節した。クラブバランスはKenneth Smith社製クラブバランス計「Golf Club Scale」を用いた。
ロボット試験にはミヤマエ社製スイングロボット「ROVO IV」を用いた。各シャフトについて5球ずつ試打した。弾道計測には、TrackMan社製弾道計測器「TrackMan」を用いた。
上述の効果(原理)をより明確にするために、FEMを用いたシミュレーションを実施した。シミュレーションにはSIMULIA社製汎用解析ソフト「ABAQUS」を用いた。結果を表4、図6に示す。シミュレーションでは、ロウキックポイント(キックポイント=42%)とハイキックポイント(キックポイント=44%)について、それぞれ重心を50%~59%まで1%刻みで変動させ、重心に対応してヘッド重量を変化させた。
次に他の実施例を述べる。
実施例7は、図2に記載のマンドレル(チップ端部径=4.2mm、Pm径=11.0mm,バット端部径=13.1mm)を使用した。実施例7では内径テーパー屈曲点Pmをチップ側から650mmの位置に形成した。また、Tb=4.0/1000、Tm=10.5・1000となるように設定した。その他は、実施例1と同様に形成した。また、表5にその構成を示してあるが、実施例1と同様の項目は省略した。
実施例8は、内径テーパー屈曲点Pmの位置をチップ側から550mmにした以外は実施例7と同様に形成した。
実施例9は、内径テーパー屈曲点Pmの位置をチップ側から750mmにした以外は実施例7と同様に形成した。
実施例10は、Tm/Tbを1.5とした以外は実施例7と同様に形成した。
実施例11は、Tm/Tbを5.5とした以外は実施例7と同様に形成した。
実施例12は図3に記載のマンドレル(チップ端部径=5.1mm、Pt径=5.3mm、Pm径=11.0mm,バット端部径=13.1mm)を使用した。実施例12は、90mmの位置に内径テーパー屈曲点Ptを形成した。また、Tt=2.5/1000、Tm’=12.0/1000に設定し、Tt<Tm’とした以外は、実施例7と同様に形成した。
実施例13は、Ptの位置を40mmとした以外は実施例12と同様に形成した。
実施例14は、Ptの位置を140mmとした以外は実施例12と同様に形成した。
実施例15は、Tt=0.1/1000とした以外は実施例12と同様に形成した。
実施例16は、Tt=5/1000とした以外は実施例12と同様に形成した。
実施例17は、フープ層(プリプレグP)を全長に追加した以外は実施例12と同様に形成した。これにより折損の危険率を軽減することができる。
実施例18は、チップ補強層をチップ先端から400mmの位置までとした以外は実施例12と同様に形成した。これにより折損の危険率を軽減することができる。
実施例19は、重量層WにプリプレグW1を用いて、その平均厚さを0.45mmとなるように調節した以外は実施例1と同一に形成した。バランスポイントは53.2%、キックポイントは44.2%であった。
実施例19は、重量層WにプリプレグW2を用いて、その平均厚さを0.25mmとなるように調節した以外は実施例1と同一に形成した。バランスポイントは53.2%、キックポイントは44.6%であった。
実施例19は、重量層WにプリプレグW3を用いて、その平均厚さを0.15mmとなるように調節した以外は実施例1と同一に形成した。バランスポイントは53.2%、キックポイントは45.0%であった。
比較例6は重量層WにプリプレグW5を用いて、その平均厚さを0.55mmとなるように調節した以外は実施例1と同一に形成した。バランスポイントは53.2%、キックポイントは43.8%であった。
20 アングル層
20A 第1の繊維材料
20B 第2の繊維材料
30 第一ストレート層
40 第二ストレート層
50 チップ補強層
60、60A、60C シャフト
61 チップ端部
62 バット端
63 圧縮したシャフト
70 シャフトの重心
80 キックポイント位置
81 固定ジグ
90 フープ層
LS シャフトの全長
LG、LK、LB、LD 長さ
P 荷重
W 重量層
Claims (11)
- 繊維強化樹脂を積層してなるゴルフクラブ用シャフトであって、下記式1で表されるバランスポイントが53%以上、かつ下記式2で表されるキックポイントが44%以上であるゴルフクラブ用シャフト。
バランスポイント(%)=(LG/LS)×100 ・・・ (式1)
LG:シャフトの重心からシャフトのチップ端部までの距離
LS:シャフトの全長
キックポイント(%)=(LK/LB)×100 ・・・ (式2)
LK:シャフトの両端に、該両端の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際の、該両端同士を結ぶ直線に、前記湾曲の頂点から垂線を引いた際の交点とシャフトのチップ端部との距離
LB:シャフトの両端に、該両端の直線距離がシャフト長の98.5~99.5%となるように圧縮荷重をかけることで湾曲させた際のシャフトの両端同士の直線距離 - 前記シャフトの重量に対して10~30重量%の重量を有する重量層Wのチップ側端部が、該シャフトのチップ端部から800mm以上の位置に配置され、該重量層Wはシャフト長手方向の曲げ弾性率が70GPa以下である請求項1記載のゴルフクラブ用シャフト。
- 前記重量層Wの平均厚さが、0.5mm以下である請求項1または2記載のゴルフクラブ用シャフト。
- 前記シャフトの質量をM[g]、全長をLS[mm]としたとき、
30≦M×(LS/1168)≦80
である請求項1~3のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。 - 前記シャフトは、筒状に形成されており、該シャフトの内径はチップ端部からバット端部に向かうに従って暫時拡径するように内径テーパーを備え、該内径テーパーが屈曲する内径テーパー屈曲点Pmを備え、該内径テーパー屈曲点Pmがシャフトのチップ端部から550~750mmに位置し、チップ端部と該内径テーパー屈曲点Pmとの内径の傾きを示す内径テーパー傾き値をTm、前記内径テーパー屈曲点Pmとバット端部における内径の傾きを示す内径テーパー傾き値をTbとしたとき、
Tm>Tb
である請求項1~4のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。 - 前記シャフトのチップ端部側から40~140mmに位置する内径テーパー屈曲点Ptを有し、該チップ端部と該内径テーパー屈曲点Ptにおける内径との傾きを示す内径テーパー傾き値をTtとし、該内径テーパー屈曲点Ptと前記内径テーパー屈曲点Pmにおける内径との傾きを示す内径テーパー傾き値をTm’としたとき、
Tt<Tm’
0.1/1000≦Tt≦5/1000
である請求項5に記載のゴルフクラブ用シャフト。 - 前記Tm及びTbが1.5≦Tm/Tb≦5.5を満たす請求項5または6に記載のゴルフクラブ用シャフト。
- チップ端部の外径が8.5mm~9.3mm、バット端部の外径が14.0mm~16.5mmである請求項1~7のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。
- 前記シャフトの長手方向に対して斜め方向に繊維が配向された繊維強化樹脂からなるアングル層と、前記重量層Wと、シャフトの長手方向に平行に繊維が配向された繊維強化樹脂からなるストレート層と、シャフトの長手方向に対して垂直に繊維が配向されたフープ層とをさらに備えてを備えてなる請求項1~8のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフト。
- 前記シャフトのチップ側から400mm以内の距離にて該シャフトの長手方向に対して平行に繊維が配向された繊維強化樹脂からなる補強層をさらに備えてなる請求項9に記載のゴルフクラブ用シャフト。
- 請求項1から10のいずれかに記載のゴルフクラブ用シャフトを用いたゴルフクラブ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013541125A JP5633654B2 (ja) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | ゴルフクラブ用シャフト |
EP13833534.4A EP2891508B1 (en) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | Golf club shaft |
CN201380044902.9A CN104582800B (zh) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | 高尔夫球杆用杆身 |
US14/423,470 US20150297963A1 (en) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | Golf club shaft |
KR1020157005814A KR101557615B1 (ko) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | 골프 클럽용 샤프트 |
US15/716,438 US20180015339A1 (en) | 2012-08-31 | 2017-09-26 | Golf club shaft |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012-191090 | 2012-08-31 | ||
JP2012191090 | 2012-08-31 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
US14/423,470 A-371-Of-International US20150297963A1 (en) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | Golf club shaft |
US15/716,438 Division US20180015339A1 (en) | 2012-08-31 | 2017-09-26 | Golf club shaft |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2014034803A1 true WO2014034803A1 (ja) | 2014-03-06 |
Family
ID=50183608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2013/073212 WO2014034803A1 (ja) | 2012-08-31 | 2013-08-29 | ゴルフクラブ用シャフト |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20150297963A1 (ja) |
EP (1) | EP2891508B1 (ja) |
JP (1) | JP5633654B2 (ja) |
KR (1) | KR101557615B1 (ja) |
CN (1) | CN104582800B (ja) |
WO (1) | WO2014034803A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150352416A1 (en) * | 2014-06-09 | 2015-12-10 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft |
WO2016056624A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト |
JPWO2015105021A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2017-03-23 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト及びゴルフクラブ |
JP2017123889A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 三菱ケミカル株式会社 | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法 |
WO2020129114A1 (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 藤倉コンポジット株式会社 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6729075B2 (ja) * | 2016-06-30 | 2020-07-22 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブ |
JP6822023B2 (ja) * | 2016-09-09 | 2021-01-27 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
US10272304B2 (en) | 2016-10-28 | 2019-04-30 | Karsten Manufacturing Corporation | Diameter profiled golf club shaft to reduce drag |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09239082A (ja) | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JPH11216206A (ja) * | 1997-11-26 | 1999-08-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JPH11319170A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-24 | Fujikura Rubber Ltd | ゴルフクラブ用シャフトおよびゴルフクラブ |
JP2001137404A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-22 | Honma Golf Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JP2001161872A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト |
JP2001346925A (ja) * | 2001-04-20 | 2001-12-18 | Daiwa Seiko Inc | ゴルフクラブ用シャフト |
JP2002052103A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
JP2005131838A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 管状体の製造方法および管状体 |
JP2009219652A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Daiwa Seiko Inc | ゴルフクラブのシャフト |
JP2011182950A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブシャフトの製造方法 |
US20120071266A1 (en) | 2008-08-12 | 2012-03-22 | Rice Scott A | Golf club shaft with high balance point and golf club including same |
JP2012239574A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブシャフト |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261537A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-01 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴルフシャフトの試験装置 |
US5018735A (en) * | 1989-11-09 | 1991-05-28 | Sandvik Special Metals Corporation | Low kick point golf club shaft |
JP2576013B2 (ja) * | 1993-03-31 | 1997-01-29 | ソマール株式会社 | ゴルフクラブ及びゴルフクラブセット |
JPH0898906A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-16 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JPH08126724A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-21 | Fujikura Rubber Ltd | ゴルフクラブシャフトおよびその製造方法 |
US5551691A (en) * | 1995-06-07 | 1996-09-03 | Somar Corporation | Golf club shaft |
JPH09206413A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-12 | Daiwa Seiko Inc | ゴルフクラブシャフト |
US6273830B1 (en) * | 1996-04-19 | 2001-08-14 | Nippon Mitsubishi Oil Corporation | Tapered hollow shaft |
US5820480A (en) * | 1997-01-22 | 1998-10-13 | Harrison Sports Inc. | Golf club shaft and method of making the same |
JP2946331B1 (ja) * | 1998-09-07 | 1999-09-06 | 日本シャフト株式会社 | ゴルフクラブシャフト |
JP2003190341A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
US20040142760A1 (en) * | 2003-01-22 | 2004-07-22 | Neal Haas | Low torque composite golf shaft |
US20120149490A1 (en) * | 2010-12-08 | 2012-06-14 | Jason Swist | Golf club shaft |
-
2013
- 2013-08-29 KR KR1020157005814A patent/KR101557615B1/ko active IP Right Grant
- 2013-08-29 EP EP13833534.4A patent/EP2891508B1/en active Active
- 2013-08-29 WO PCT/JP2013/073212 patent/WO2014034803A1/ja active Application Filing
- 2013-08-29 US US14/423,470 patent/US20150297963A1/en not_active Abandoned
- 2013-08-29 JP JP2013541125A patent/JP5633654B2/ja active Active
- 2013-08-29 CN CN201380044902.9A patent/CN104582800B/zh active Active
-
2017
- 2017-09-26 US US15/716,438 patent/US20180015339A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09239082A (ja) | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JPH11216206A (ja) * | 1997-11-26 | 1999-08-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JPH11319170A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-11-24 | Fujikura Rubber Ltd | ゴルフクラブ用シャフトおよびゴルフクラブ |
JP2001137404A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-22 | Honma Golf Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法 |
JP2001161872A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト |
JP2002052103A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
JP2001346925A (ja) * | 2001-04-20 | 2001-12-18 | Daiwa Seiko Inc | ゴルフクラブ用シャフト |
JP2005131838A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 管状体の製造方法および管状体 |
JP2009219652A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Daiwa Seiko Inc | ゴルフクラブのシャフト |
US20120071266A1 (en) | 2008-08-12 | 2012-03-22 | Rice Scott A | Golf club shaft with high balance point and golf club including same |
JP2011182950A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブシャフトの製造方法 |
JP2012239574A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブシャフト |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
See also references of EP2891508A4 * |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015105021A1 (ja) * | 2014-01-08 | 2017-03-23 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト及びゴルフクラブ |
US20150352416A1 (en) * | 2014-06-09 | 2015-12-10 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft |
US9463362B2 (en) * | 2014-06-09 | 2016-10-11 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf club and shaft |
CN106999754A (zh) * | 2014-10-08 | 2017-08-01 | 三菱化学株式会社 | 高尔夫球杆用杆身 |
JPWO2016056624A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2017-04-27 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト |
WO2016056624A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 三菱レイヨン株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト |
JP2018020206A (ja) * | 2014-10-08 | 2018-02-08 | 三菱ケミカル株式会社 | ゴルフクラブ用シャフト |
US10384104B2 (en) | 2014-10-08 | 2019-08-20 | Mitsubishi Chemical Corporation | Golf club shaft |
JP2017123889A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 三菱ケミカル株式会社 | ゴルフクラブ用シャフトの製造方法 |
WO2020129114A1 (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 藤倉コンポジット株式会社 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
CN113195063A (zh) * | 2018-12-17 | 2021-07-30 | 藤仓复合材料科技株式会社 | 高尔夫球杆杆身以及高尔夫球杆 |
JPWO2020129114A1 (ja) * | 2018-12-17 | 2021-11-04 | 藤倉コンポジット株式会社 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
JP7091478B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-06-27 | 藤倉コンポジット株式会社 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2891508B1 (en) | 2018-04-25 |
US20180015339A1 (en) | 2018-01-18 |
EP2891508A4 (en) | 2015-08-05 |
JPWO2014034803A1 (ja) | 2016-08-08 |
JP5633654B2 (ja) | 2014-12-03 |
EP2891508A1 (en) | 2015-07-08 |
KR101557615B1 (ko) | 2015-10-05 |
US20150297963A1 (en) | 2015-10-22 |
CN104582800B (zh) | 2016-05-11 |
CN104582800A (zh) | 2015-04-29 |
KR20150034295A (ko) | 2015-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5633654B2 (ja) | ゴルフクラブ用シャフト | |
JP4980831B2 (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP6020647B2 (ja) | ゴルフシャフト | |
JP2017000266A (ja) | ゴルフクラブ | |
JP2010063778A (ja) | ゴルフクラブ用シャフトおよびその製造方法 | |
JP6729075B2 (ja) | ゴルフクラブ | |
JP5356265B2 (ja) | ゴルフクラブ用シャフトおよびその製造方法 | |
JP6375704B2 (ja) | ゴルフクラブ及びシャフト | |
US10213668B2 (en) | Golf club shaft | |
JP2012143515A (ja) | ゴルフクラブシャフト、および、ゴルフクラブ | |
JP5291356B2 (ja) | ゴルフクラブ用シャフト | |
JP2015070888A (ja) | ゴルフクラブ用シャフト | |
WO2016056624A1 (ja) | ゴルフクラブ用シャフト | |
JP3666613B2 (ja) | テーパ付き中空シャフト | |
JP2001204865A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2023031935A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2024119267A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2022068723A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2024119264A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2007117730A (ja) | ゴルフシャフト | |
JP2018171343A (ja) | パター用ゴルフシャフト | |
JP2005160700A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2004215894A (ja) | ゴルフシャフト | |
JP2000014844A (ja) | ゴルフクラブシャフト | |
JP2016120070A (ja) | ゴルフクラブ及びシャフト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 201380044902.9 Country of ref document: CN |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 2013541125 Country of ref document: JP Kind code of ref document: A |
|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 13833534 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 14423470 Country of ref document: US |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 20157005814 Country of ref document: KR Kind code of ref document: A |