JP2018171343A - パター用ゴルフシャフト - Google Patents

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Tomoji Shimono
智史 下野
譲 中澤
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Abstract

【課題】プレイヤーのパッティングの癖を矯正してボールを打ち出すことが可能なパター用ゴルフシャフトを提供する。【解決手段】複数の繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトであって、全長Lを915mmとしたときのパター用ゴルフシャフト10の換算質量をW(g)とし、パター用ゴルフシャフト10の細径端部11側から760mmの位置Aを下側から支持し、さらに、位置Aから太径端部12側に150mmの位置Bを上側から支持し、細径端部11側から10mmの位置に3.0kgfの荷重を加えて細径端部11側の変位量を測定する、片持ち曲げ試験による変位量を剛性F(mm)とした場合に、次式{120≦W≦160}及び次式{70≦F≦120}を満たす。これにより、左側に打球を外しやすい癖を有するプレイヤーがパッティングを行った場合に、打球方向が概略で真っ直ぐな方向に矯正される。【選択図】図2

Description

本発明は、パター用ゴルフシャフトに関する。
一般に、ゴルフにおけるパッティングは、パットイズマネーと言われる程、ゲームの勝負に大きな影響を及ぼす。このようなパッティングは、ボールの動きに対して、芝目や勾配の影響も複雑に絡むことから非常に難しい。また、パッティングにおいては、真の意味で、ボールを正確に真っ直ぐ打ち出すことは難しく、多くの場合は、僅かながら左右にずれてボールが打ち出される。一方、カップの正面からボールを打つような場合には、カップインすることも多いが、上記のように、複雑な芝目や勾配が絡むと、時として1mm程度のずれも許されないようなパット精度が要求される。
これまで、パター用ゴルフシャフトはスチールが主な素材であったが、近年、素材技術の発達に伴い、繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトが市場で多く見られるようになった。これに伴い、このような繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトに関する幾つかの先行研究も存在し、例えば、以下のような技術が提案されている。
まず、パッティングの物理的側面を考慮した、繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトに関する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1は、ボールへの順回転(転がり方向への回転、トップスピン)を付与するために、シャフトのしなり方に着目した技術に関するものである。通常、パターで打ち出されたボールは、地面から僅かに浮いた状態、且つ、逆回転(転がりと逆方向の回転、バックスピン)で打ち出される。その後、ボールが地面に着地した地点からは、芝との摩擦によって徐々に逆回転を減らしながら芝の上を滑るように進み、やがて回転のない局面を向かえ、順回転の局面に入ることで転がりが生じる。そして、上記のようにボールの回転の局面が変化する過程において、ランダムな芝の影響によって方向性が失われていく。特許文献1に記載された従来の技術によれば、ボールに対して最初から順回転を不要するため、(あるいは逆回転の量が少ないため)、ボールの方向性、即ちライン精度に優れたパター用ゴルフシャフトを提供できるとされている。
また、繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトに関し、パターの感覚的側面に着目して、特許文献1と同様の課題の解決を試みた技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特許文献2に記載の技術によれば、繊維強化樹脂層として、弾性率の高いピッチ系の炭素繊維を使用することで、プレイヤーの手に伝わる感触が従来とは異なるパター用ゴルフシャフトを提供できるとされている。
特開2003−190343号公報 特開2012−192074号公報
一方、ゴルフにおけるパッティングでは、一般的に、各プレイヤーに固有の癖等により、ボールの向きを左右の何れかに外しやすいという傾向が多く見られる。しかしながら、上記の特許文献1,2等に記載された従来の技術では、そのような各プレイヤーに固有の癖を矯正することは困難であった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、プレイヤーのパッティングの癖を矯正してボールを打ち出すことが可能なパター用ゴルフシャフトを提供することを目的とする。
本発明者らが上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、パター用ゴルフシャフトの全体剛性がプレイヤーのパフォーマンスに影響を与えることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、以下の態様を包含する。
[1] 複数の繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトであって、全長Lを915mmとしたときの前記パター用ゴルフシャフトの換算質量をW(g)とし、前記パター用ゴルフシャフトの細径端部側から760mmの位置Aを下側から支持し、さらに、前記位置Aから太径端部側に150mmの位置Bを上側から支持し、細径端部側から10mmの位置に3.0kgfの荷重を加えて前記細径端部側の変位量を測定する、片持ち曲げ試験による変位量を剛性F(mm)とした場合に、下記式(1)及び式(2)を満たすパター用ゴルフシャフト。
120≦W≦160 ・・・・・(1)
70≦F≦120 ・・・・・(2)
[2] 前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向におけるバランスポイントが、前記細径端部から55%以内の位置である、上記[1]に記載のパター用ゴルフシャフト。
[3] 前記繊維強化樹脂層として、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が−10°〜+10°とされた繊維強化樹脂からなる剛性調整層を備え、且つ、該剛性調整層の全質量のうちの2/3以上が、強化繊維の引張弾性率が150GPa以下の繊維強化樹脂からなる、上記[1]又は[2]に記載のパター用ゴルフシャフト。
[4] さらに、前記繊維強化樹脂層として、前記剛性調整層よりも内層側に、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±75°とされた繊維強化樹脂からなるバイアス層を備え、且つ、前記パター用ゴルフシャフトの全質量に対する前記バイアス層の質量比率が50%以上である、上記[1]〜[3]の何れか一項に記載のパター用ゴルフシャフト。
[5] さらに、前記繊維強化樹脂層として、前記剛性調整層よりも内層側に、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±90°とされた繊維強化樹脂からなり、且つ、前記長手軸方向において前記太径端部近傍及び前記細径端部近傍を含まない位置に配置される質量・外径調整層を備え、前記細径端部における内径が3.0mm以上であるとともに外径が10.0mm以下であり、且つ、前記太径端部における内径が10.0mm以上であるとともに外径が16.0mm以下である中空状として形成されてなる、上記[3]又は[4]に記載のパター用ゴルフシャフト。
本発明に係るパター用ゴルフシャフトによれば、上記のように、全長Lに基づく換算質量W、及び剛性Fの範囲を最適化することにより、右利きのプレイヤーから見て、打球方向を右側に打ち出し易くなる。これにより、左側に打球を外しやすい癖を有するプレイヤーがパッティングを行った場合に、打球方向が概略で真っ直ぐな方向に矯正される。従って、特に、左側に打球を外しやすいプレイヤーにとって好適なものである。
本発明に係るパター用ゴルフシャフトの実施例において、パター用ゴルフシャフトを製造した手順について説明する模式図であり、マンドレルとプリプレグを示す図である。 本発明に係るパター用ゴルフシャフトの剛性Fを測定する方法について説明する模式図である。
以下、本発明に係るパター用ゴルフシャフトの実施の形態を挙げ、必要に応じて図1,2を適宜参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる各図面は、その特徴をわかりやすくするために、便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等は実際とは異なる場合がある。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
<パター用ゴルフシャフトの構成>
本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、複数の繊維強化樹脂層からなり、全長Lを915mmとしたときの前記パター用ゴルフシャフトの換算質量をW(g)とし、パター用ゴルフシャフトの細径端部側から760mmの位置Aを下側から支持し、さらに、位置Aから太径端部側に150mmの位置Bを上側から支持し、細径端部側から10mmの位置に3.0kgfの荷重を加えて細径端部側の変位量を測定する、片持ち曲げ試験による変位量を剛性F(mm)とした場合に、下記式(1)及び式(2)を満たすものである。
120≦W≦160 ・・・・・(1)
70≦F≦120 ・・・・・(2)
本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、図1に例示するように、繊維を一方向に引き揃えてなるシート状の強化繊維に樹脂を含浸させた繊維強化樹脂層(プリプレグ)を、マンドレル1に複数回巻きつけて、これを加熱硬化させて成形した後、マンドレル1を引き抜くシートラッピング法により製造される。
また、上記方法によって得られる、本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、例えば、図2の剛性Fの測定方法を説明する模式図中に示したパター用ゴルフシャフト10のように、長手軸方向で、太径端部から細径端部に向かって漸次縮径するテーパ形状とされる。
[複数の繊維強化樹脂層]
本発明において、複数の繊維強化樹脂層(図1中の符号2参照)の各々に使用される繊維としては、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、又はスチール繊維等が挙げられる。特に、ポリアクリロニトリル系の炭素繊維は、機械的特性に優れた繊維強化プラスチック層を構成できることから、最も好適である。なお、繊維強化樹脂層に用いられる強化繊維としては、単一種類のものを使用してもよいし、あるいは、2種類以上のものを併用してもよい。
繊維強化樹脂層に使用されるマトリックス樹脂としては、特に限定されないが、通常、エポキシ樹脂が用いられる。このようなエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、イソシアネート変性エポキシ樹脂、又は脂環式エポキシ樹脂等が挙げられる。
上記のエポキシ樹脂は、液状のものから固体状のものまで、特に制限されることなく使用することができる。さらに、単一種類のエポキシ樹脂又は2種類以上のエポキシ樹脂をブレンドして使用することも可能である。また、エポキシ樹脂には、硬化剤を配合して用いることがより好ましい。
複数の繊維強化樹脂層における繊維目付や樹脂含有率等は、特に限定されず、例えば、各層の必要な厚み、巻き径に応じて適宜選択できる。
(バイアス層)
本発明に係るパター用ゴルフシャフトにおいては、最内層として設けられる繊維強化樹脂層として、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±75°とされた繊維強化樹脂からなるバイアス層21が設けられていることが好ましい。即ち、バイアス層21は、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する配向角度が+15°〜+75°で配向した強化繊維と、−15°〜−75°で配向した強化繊維とを含有する。通常、バイアス層21における正の配向角度及び負の配向角度の絶対値は同一である。バイアス層21における強化繊維の配向角度が小さすぎると、パター用ゴルフシャフトの曲げ剛性は高められるものの、ねじり剛性が小さくなり過ぎてしまう。一方、バイアス層21における強化繊維の配向角度が大きすぎると、シャフトの潰し剛性は高められるものの、ねじり剛性が小さくなり過ぎてしまう。
バイアス層21の厚さとしては、特に限定されないが、例えば、0.25〜0.80mmとすることができる。バイアス層21が上記範囲の下限よりも薄い場合、巻き付け回数が多くなり過ぎたり、巻き付ける時に皺が生じたりする可能性がある。一方、バイアス層21が上記範囲の上限よりも厚い場合、パター用ゴルフシャフトの軽量化を図るためには巻き数を減らす必要があることから、巻き数不足となって捻り強度不足が生じる可能性がある。
なお、図示例においては、バイアス層21は1層だけ設けられた構成とされているが、例えば、2層以上で設けられた構造とすることも可能である。このように、バイアス層21を複数層構造とする場合には、例えば、上記の正負それぞれの層をずらして巻き付けた構成とすることも可能である。
また、バイアス層21は、パター用ゴルフシャフトの全質量に対する質量比率が50%以上であることが好ましい。パター用ゴルフシャフトにおけるバイアス層21の質量比率が50%未満だと、剛性が高くなりすぎて硬いパター用ゴルフシャフトとなるおそれがある。また、バイアス層21のパター用ゴルフシャフトの全質量に対する質量比率は、55%以上がより好ましく、60%以上が最も好ましい。
(剛性調整層)
本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、図1の模式図中に示すように、繊維強化樹脂層2として、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が−10°〜+10°とされた繊維強化樹脂からなる剛性調整層24を備えることが好ましい。図1中に例示した剛性調整層24は、パター用ゴルフシャフトの最外層として配置されている。また、剛性調整層24は、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向で、概ね全体にわたるように設けられることが好ましい。
本発明においては、パター用ゴルフシャフトの硬さを一定上で確保する観点から、剛性調整層24の全質量のうちの2/3以上が、弾性率が150GPa以下の繊維強化樹脂からなることがより好ましい。また、剛性調整層24の全質量のうちの2/3以上が、上記範囲の弾性率を有する繊維強化樹脂からなることがさらに好ましく、4/5以上が上記範囲の弾性率を有することが特に好ましく、剛性調整層24全体が上記繊維強化樹脂からなることが最も好ましい。このように、剛性調整層24の少なくとも2/3以上が上記範囲の弾性率を有する繊維強化樹脂からなることで、プレイヤーの手に伝わる感触が良好なものとなる。
また、剛性調整層24の弾性率は、100GPa以下がより好ましく、50GPa以下がさらに好ましい。
なお、剛性調整層24の積層角度は、強度を確保する観点からは−5°〜+5°であることが好ましいが、パター用ゴルフシャフトの剛性を確保する観点からは、±15°〜±90°の角度等を適宜選択できる。
(質量・外径調整層)
本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、繊維強化樹脂層2として、さらに、剛性調整層24よりも内層側に、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±90°とされた繊維強化樹脂からなり、且つ、長手軸方向において太径端部12近傍及び細径端部11近傍を含まない位置に配置される質量・外径調整層22を備えることが好ましい。図1の模式図に示す例では、質量・外径調整層22は、マンドレル1の長手軸方向に沿った方向において中間部にのみ配置されている。
質量・外径調整層22は、上記のように、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±90°とされた繊維強化樹脂、即ち、上記の長手軸方向に対する配向角度が+15°〜+90°で配向した強化繊維と、−15°〜−90°で配向した強化繊維とを含有する繊維強化樹脂からなる。
また、本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、このような質量・外径調整層22を備えた構成において、細径端部11における内径が3.0mm以上であるとともに外径が10.0mm以下であり、且つ、太径端部12における内径が10.0mm以上であるとともに外径が16.0mm以下である中空状として形成されてなることが好ましい。
通常、パター用ゴルフシャフトは、先端となる細径端部の外径が9.0〜10.0mm程度とされる。これは、この先端部に差し込むヘッドの規格に基づくものである。
また、グリップ部分となる太径端部は、通常、15.0〜16.0mmである。これは、プレイヤーによる握りやすさを確保する観点から決定されたものである。
一方、例えば、120g程度の重い質量とされたパター用ゴルフシャフトを構成する場合、上記のように外径の上限が決まっているときは、内径側を小さくすることで質量を確保するのが一般的である。ここで、パター用ゴルフシャフトにおいては、オーバーホーゼルタイプと呼ばれる、シャフトの内部に突起物を挿入することでヘッドを装着する構造のものも存在する。このようなタイプのヘッドを用いる場合、先端の細径端部におけるシャフト内径は3.0〜6.0mmが必要となる。しかしながら、120g程度のパター用ゴルフシャフトにおいては、内部にヘッドを装着するための十分なスペースを確保することができないことから、上記構造を採用することは困難であった。
そこで、本発明に係るパター用ゴルフシャフトにおいては、上述のように、質量・外径調整層22を、細径端部11側には配置しない構成とすることが好ましい。この場合、把持部となる後端の太径端部12側においては、内径に留意する必要はなく、120g程度のものであれば、問題無くパター用ゴルフシャフトを製造できる。しかしながら、この場合には、詳細を後述するバランスポイントが後端の太径端部12側に大きく移動することになる。このように、バランスポイントが太径端部12側に大きく移動した場合、パターのスイング感としては軽いものとなり、安定性に欠けるという問題がある。そこで、本発明においては、質量・外径調整層22を太径端部12側においても配置せず、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向における中間部にのみ配置することが好ましい。これにより、後述するように、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向において、細径端部11から55%以内の位置にバランスポイントを設定することが可能になる。
(その他の繊維強化樹脂層)
本発明に係るパター用ゴルフシャフトにおいては、上記のバイアス層、質量・外径調整層、剛性調整層等に加えて、さらに、その他の機能を有する繊維強化樹脂層を積層した構成としてもよい。このような、その他の繊維強化樹脂層としても、上述したような繊維強化樹脂を何ら制限無く用いることができる。
(繊維強化樹脂の種類)
上記のような複数の繊維強化樹脂層には、各条件を満たすものであれば、如何なる樹脂であっても使用することができ、例えば、後述の実施例に示すようなカーボンプリプレグ(三菱レイヨン株式会社製)を使用することができる。
[換算質量W]
上述したように、本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、全長Lを915mmとしたときの換算質量W(g)が、次式{120≦W≦150}(式(1))を満たすものである。
本発明においては、あらゆる長さを有するパター用ゴルフシャフトの質量に対応するため、換算質量Wとして、パター用ゴルフシャフトの全長Lを915mmとした場合の換算質量を採用している。なお、この全長は、パター用ゴルフシャフトの一般的な全長の範囲に含まれるものである。
パター用ゴルフシャフトの換算質量Wは120〜160gの範囲であることが好ましい。換算質量Wが120g未満だと、パター用ゴルフシャフトとして軽すぎることから、プレー上の安定性に欠けるものとなる。また、換算質量Wが160gを超えると、パター用ゴルフシャフトとしては非常に重いものとなることから、プレーの際の操作性が低下してしまう。
ここで、上記の安定性の観点からは、パター用ゴルフシャフトの換算質量Wは130g以上がより好ましく、140g以上がより好ましく、150g以上が最も好ましい。一方、上記の操作性の観点からは、パター用ゴルフシャフトの換算質量Wは150g以下がより好ましく、140g以下がさらに好ましく、130g以下が最も好ましい。従って、パター用ゴルフシャフトの換算質量Wは、上記の120〜160gの範囲において、安定性と操作性とのバランスを勘案しながら設定することが好ましい。
なお、パター用ゴルフシャフトの全長が915mmでない場合には、換算質量Wは、単純比率で915mmに換算した場合の質量とすればよい。
[剛性F]
上述したように、本発明に係るパター用ゴルフシャフトは、剛性F(mm)が、次式{70≦F≦120}(式(2))を満たすものである。
パター用ゴルフシャフトの剛性Fは、例えば、図2に示すような方法によって測定することができる。図2中に示すように、剛性Fの測定にあたっては、パター用ゴルフシャフト10の細径端部11から760mmの位置Aを下側から支持し、さらに、位置Aから太径端部12側に150mmの位置Bを上側から支持する。そして、細径端部11から10mmの位置Cに3.0kgfの荷重を加えたときの、細径端部11における変位量を剛性Fとする。即ち、剛性Fが小さな値であるほど、パター用ゴルフシャフトが硬いものとなり、剛性Fが大きな値であるほど、パター用ゴルフシャフトが柔らかいものとなる。
パター用ゴルフシャフトの剛性Fは、70〜120mmの範囲であることが好ましい。剛性Fが120mmを超えると、パター用ゴルフシャフトの剛性として低すぎ、柔らかいものとなることから、パッティング時のパターヘッドの挙動の安定性が失われる。一方、剛性Fが70mm未満だと、剛性が高すぎて硬いものとなり、しなりが全く得られず、プレイヤーにとって良好なフィーリングが得られにくく、従来品との差異が小さく優位性が失われる。
ここで、プレイヤーにとって良好なフィーリングを確保し、従来品との差別化を図る観点からは、剛性Fは80mm以上がより好ましく、90mm以上がさらに好ましく、100mm以上が特に好ましく、110mm以上が最も好ましい。一方、上記のようなパターヘッドの挙動安定性を確保する観点からは、剛性Fは110mm以下がより好ましく、100mm以下がさらに好ましく、90mm以下が特に好ましく、80mm以下が最も好ましい。従って、パター用ゴルフシャフトの剛性Fは、上記の70〜120mmの範囲において、フィーリングとパターヘッドの挙動安定性とのバランスを勘案しながら設定することが好ましい。
[バランスポイント]
本発明に係るパター用ゴルフシャフトにおいては、長手軸方向におけるバランスポイントが、細径端部11から55%以内の位置であることが好ましい。バランスポイントが細径端部11から55%以内の位置であれば、パター用ゴルフシャフトとしての優れた安定性が得られる。バランスポイントが上記の範囲外である場合、即ち、バランスポイントが太径端部12寄りの位置であると、上述したように、パターのスイング感としては軽いものとなり、安定しない。
ここで、本発明において説明する「バランスポイント」とは、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向における一点を支持した際に、パター用ゴルフシャフトが水平状態を保つことが可能な支持点のことを言う。
なお、バランスポイントは、細径端部11から54%以内の位置にあることが好ましく、53%以内の位置にあることがより好ましい。
また、本発明に係るパター用ゴルフシャフトのバランスポイントは、上述したような、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向における質量・外径調整層22の位置や大きさを調整することで最適化できる。
<作用効果>
以上説明したように、本発明に係るパター用ゴルフシャフトによれば、全長Lに基づく換算質量W、及び剛性Fの範囲を最適化することにより、右利きのプレイヤーから見て、打球方向を右側に打ち出し易くなる。これにより、左側に打球を外しやすい癖を有するプレイヤーがパッティングを行った場合に、打球方向が概略で真っ直ぐな方向に矯正される。従って、特に、左側に打球を外しやすいプレイヤーにとって好適なものである。
<その他>
以上、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述したが、本実施形態で説明する各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は本実施形態によって限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
以下、実施例、比較例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
[パター用ゴルフシャフトの作製]
実施例1においては、まず、下記表1に示したような、繊維強化樹脂からなるプリプレグ(カーボンプリプレグ:三菱レイヨン株式会社製)を準備した。
また、マンドレルとして、先端の外径が3.3mm、先端から長手軸方向で150mmの位置まではテーパ無し、150mmの位置から後端までは9/1000のテーパで漸次拡径し、後端の外径が10.36mmとされたものを準備した。
そして、図1に示すように、マンドレル1の外周面に、最内層としてバイアス層21(表1中に示すプリプレグC:9ply(積層枚数9枚))、その外側に中間部のみに巻き付けられる質量・外径調整層22(表1中に示すプリプレグC:2ply)、さらに、その外側に剛性調整層24(表1中に示すプリプレグZ:6PLY、プリプレグC:3ply)を配置し、順次巻き付けた。
次いで、各プリプレグを加熱硬化させた後、マンドレル1を引き抜いて、細径端部11を10mm、太径端部12側を10mmカットし、さらに、このカット部を研磨することにより、パター用ゴルフシャフトの全長Lを915mmとした。
上記条件及び手順により、下記表2に示すような仕様とされた実施例1のパター用ゴルフシャフトを得た。
得られた実施例1のパター用ゴルフシャフトは、先端となる細径端部の外径が9.1mm、後端となる太径端部の外径が15.5mmであった。
なお、以下に説明する全ての実施例及び比較例において、パター用ゴルフシャフトの長手軸方向における寸法については、全てカット後の構成を基準とする。
[パター用ゴルフシャフトの評価]
次に、本実施例において実施した、パター用ゴルフシャフトのサンプルを用いた評価試験について説明する。
(全長Lを915mmとしたときの換算質量Wの測定)
本実施例においては、後述の各実施例及び比較例も含めて、パター用ゴルフシャフトの全長Lを915mmに統一して作製しているため、換算質量Wについては、各サンプルの質量を単純測定したうえで、結果を下記表2中に示した。
(剛性Fの測定)
図2に示すように、パター用ゴルフシャフトの細径端部11から760mmの位置Aを下側から支持し、さらに、位置Aから太径端部12側に150mmの位置Bを上側から支持した状態で、細径端部11から10mmの位置Cに3.0kgfの荷重を加えたときの、細径端部11における変位量を測定し、これを剛性Fとして下記表2中に示した。
(被験者によるパッティングの評価)
以下に、本実施例において実施した、パター用ゴルフシャフトのサンプルを用いたパッティングの評価について説明する。
本評価試験においては、まず、細径端部にパターヘッドが取り付けられたパター用ゴルフシャフトのサンプルを用いて、被検者10名(右利き)による試打実験(各5球)を行った。この実験は室内で行い、7m先のカップをめがけて打つという条件とし、結果を「左右ズレ(mm)」として下記表1中に示した。
なお、本評価試験においては、後述する比較例1で作製したパター用ゴルフシャフトによる計5球の左右到達点を、各被検者ごとに「0(mm)の位置」として設定し、この位置から左右にどのぐらいずれたかを「左右ズレ(mm)」として測定したうえで、被験者10名の平均値を下記表1に示した。下記表1中の「左右ズレ(mm)」の値は、負の値である場合は左側にずれた距離、正の値である場合は右にずれた距離を示す。
(バランスポイントの測定)
まず、得られたパター用ゴルフシャフトを輪ゴムに通し、長手軸方向の一点を支持した状態において、パター用ゴルフシャフトが水平状態を保つことが可能な支持点を割り出し、この位置と細径端部11との間の距離を測定し、全長との比率で示したものをバランスポイントとし、結果を下記表2に示した。
下記表1に、本実施例において使用した、繊維強化樹脂からなるプリプレグの一覧を示す(全て、三菱レイヨン株式会社製)。
また、下記表2に、本実施例で作製したパター用ゴルフシャフトの各サンプルの仕様及び評価結果の一覧を示す。なお、下記表2において、全長L、換算質量W、剛性F及びバランスポイントははn=1、左右ズレはn=10の平均値である。
Figure 2018171343
Figure 2018171343
<実施例2>
実施例2においては、実施例1の剛性調整層24に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例1と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・プリプレグZ:7ply
・プリプレグC:2ply
<実施例3>
実施例3においては、実施例1の剛性調整層24に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例1と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・プリプレグZ:8ply
・プリプレグC:1ply
<実施例4>
実施例4においては、実施例1の剛性調整層24に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例1と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・プリプレグZ:9ply
・プリプレグC:0ply(実施例1では使用したが実施例4では不使用)
<実施例5>
実施例5においては、実施例4のバイアス層21及び剛性調整層24に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例4と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・バイアス層21;プリプレグC:10ply
・剛性調整層24;プリプレグZ:7ply
<実施例6>
実施例6においては、実施例5の剛性調整層24に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例5と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・剛性調整層24;プリプレグZ:(7plyのうちの4plyを配向角度±45°のものに変更)
<実施例7>
実施例7においては、実施例4の重量・外径調整層22に用いるプリプレグを、表1中に示した以下のものに変更した点を除き、実施例4と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
・プリプレグC:4ply
<比較例1〜11>
比較例1〜11においては、換算質量W及び剛性Fが表2中に示した値となるように、剛性調整層又はバイアス層に用いるプリプレグを、表1中に記載の各プリプレグの中から適宜選択して調整した点を除き、実施例1と同様にパター用ゴルフシャフトを作製して、同様に評価した。
<評価結果>
表2に示すように、全長Lを915mmとしたときの換算質量W(g)、剛性F(mm)の何れもが本発明で規定する範囲とされた実施例1〜7のパター用ゴルフシャフトは、左右ズレが+2〜+13mmの範囲であり、比較例1に対して、右側の方向に2〜13mmの範囲でずれる結果となった。
本実施例の結果より、剛性Fの値が大きく、柔らかいパター用ゴルフシャフトは、打球が右側にずれやすい傾向が見られる一方、剛性Fの値が小さく、硬めのパター用ゴルフシャフトは、打球が左側にずれやすいことがわかる。即ち、打球が左側に外れやすい癖を有するプレイヤーは、剛性Fの値が大きく柔らかめである、本発明に係るパター用ゴルフシャフトを使用することで、パッティング時のカップイン率を高めることが可能となることが明らかである。
一方、比較例1〜11は、換算質量W(g)又は剛性F(mm)の少なくとも何れかが本発明で規定する範囲外である例である。
比較例1は、上述したように、被験者によるパッティングの評価の基準として設定した例であり、剛性Fが本発明で規定する下限未満の例である。
比較例2は、換算質量Wが本発明で規定する下限未満の例であるが、この比較例2は、左右ズレが+2mmであった。このように、比較例2においては、被験者10名の平均値では、左右ズレが+2mmと右側にずれる結果となったものの、バラつきが非常に大きく、この平均値は信頼できるものではなかった。
比較例3は、剛性Fが本発明で規定する上限を超えている例であるが、この比較例3は、左右ズレが−18mmと左側に大きくずれる結果となり、打球が左側に外れやすい癖を有するプレイヤーにとって有効とは言い難いものであった。これは、換算質量Wが大きすぎ、パター用ゴルフシャフトの操作性が低下したためと考えられる。
比較例4は、剛性Fが本発明で規定する上限を超えている例であるが、この比較例4は、左右ズレが+27mmと右側に大きくずれる結果となった。
比較例5は、換算質量W及び剛性Fの何れもが本発明で規定する範囲を満たしているが、バランスポイントが細径端部から56%の位置とであったため、操作性に劣り、左右ズレが−8mmと左側にずれる結果となり、上記同様、本発明の課題を解決できるものではなかった。
比較例6〜11は、剛性Fが本発明で規定する下限未満の例であるが、これら比較例6〜11は、左右ズレが−1〜−15と左側にずれる結果となり、何れも、打球が左側に外れやすい癖を有するプレイヤーにとって有効とは言い難いものであった。これは、剛性Fの値が小さいことから、パター用ゴルフシャフトが硬過ぎるものとなり、しなりが全く得られず、被験者にとって良好なフィーリングが得られにくかったためと考えられる。
以上説明した実施例の結果より、本発明に係るパター用ゴルフシャフトを用いることで、プレイヤーのパッティングの癖を矯正してボールを打ち出すことが可能になることが明らかである。
本発明のパター用ゴルフシャフトは、左側に打球を外しやすい癖を有するプレイヤーがパッティングを行った場合に、打球方向が概略で真っ直ぐな方向に矯正される。これにより、特に、左側に打球を外しやすいプレイヤーにとって好適なものとなり、極めて有用なものである。
1…マンドレル、
2…繊維強化樹脂層、
21…バイアス層、
22…質量・外径調整層、
24…剛性調整層、
10…パター用ゴルフシャフト、
11…細径端部、
12…太径端部。

Claims (5)

  1. 複数の繊維強化樹脂層からなるパター用ゴルフシャフトであって、
    全長Lを915mmとしたときの前記パター用ゴルフシャフトの換算質量をW(g)とし、
    前記パター用ゴルフシャフトの細径端部側から760mmの位置Aを下側から支持し、
    さらに、前記位置Aから太径端部側に150mmの位置Bを上側から支持し、
    細径端部側から10mmの位置に3.0kgfの荷重を加えて前記細径端部側の変位量を測定する、片持ち曲げ試験による変位量を剛性F(mm)とした場合に、
    下記式(1)及び式(2)を満たすパター用ゴルフシャフト。
    120≦W≦160 ・・・・・(1)
    70≦F≦120 ・・・・・(2)
  2. 前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向におけるバランスポイントが、前記細径端部から55%以内の位置である、請求項1に記載のパター用ゴルフシャフト。
  3. 前記繊維強化樹脂層として、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が−10°〜+10°とされた繊維強化樹脂からなる剛性調整層を備え、且つ、該剛性調整層の全質量のうちの2/3以上が、強化繊維の引張弾性率が150GPa以下の繊維強化樹脂からなる、請求項1又は請求項2に記載のパター用ゴルフシャフト。
  4. さらに、前記繊維強化樹脂層として、前記剛性調整層よりも内層側に、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±75°とされた繊維強化樹脂からなるバイアス層を備え、且つ、前記パター用ゴルフシャフトの全質量に対する前記バイアス層の質量比率が50%以上である、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のパター用ゴルフシャフト。
  5. さらに、前記繊維強化樹脂層として、前記剛性調整層よりも内層側に、前記パター用ゴルフシャフトの長手軸方向に対する強化繊維の配向方向が±15°〜±90°とされた繊維強化樹脂からなり、且つ、前記長手軸方向において前記太径端部近傍及び前記細径端部近傍を含まない位置に配置される質量・外径調整層を備え、
    前記細径端部における内径が3.0mm以上であるとともに外径が10.0mm以下であり、且つ、前記太径端部における内径が10.0mm以上であるとともに外径が16.0mm以下である中空状として形成されてなる、請求項3又は請求項4に記載のパター用ゴルフシャフト。
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