JP2002224256A - ゴルフシャフト及び、該ゴルフシャフトが組み付けられたゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフシャフト及び、該ゴルフシャフトが組み付けられたゴルフクラブ

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JP2002224256A
JP2002224256A JP2001367544A JP2001367544A JP2002224256A JP 2002224256 A JP2002224256 A JP 2002224256A JP 2001367544 A JP2001367544 A JP 2001367544A JP 2001367544 A JP2001367544 A JP 2001367544A JP 2002224256 A JP2002224256 A JP 2002224256A
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golf
golf shaft
shaft
tip
grip
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JP2001367544A
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Goro Hisamatsu
久松  吾郎
Hironori Ashida
蘆田  浩規
Yasushi Matsui
泰志 松井
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Original Assignee
Mizuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイング中のゴルフシャフトのたわみ形状を
改良することにより、万人に好まれるEI分布を有する
ゴルフシャフトを提供しようとするものである。 【解決手段】 ゴルフシャフトは、先端からグリップ端
側へ300mmまでの先端部側補強部と、前記グリップ
端から前記先端側へ100mmまでの手元部側把持部
と、先端部側補強部と手元部側把持部との間の中央部と
を有する。ゴルフシャフトは、中央部において、EI=
α・X(式中、EI(Nm2)は曲げ剛性、X(mm)
はゴルフシャフトの前記先端からの距離、αは任意の定
数)で表される式を満たす。実施例1〜3のゴルフシャ
フトのα値はそれぞれ0.12、0.09、0.06で
ある。これにより、ダウンスイング中のゴルフシャフト
のたわみが改良された、大多数のプレイヤーに好まれる
ゴルフシャフト及び該ゴルフシャフトが組み付けられた
ゴルフクラブが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダウンスイング中
のゴルフシャフトのたわみ形状を改良することにより、
しなり感覚を向上させたゴルフシャフト及び、該ゴルフ
シャフトが組み付けられたゴルフクラブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばウッド型のゴルフクラブの
特徴は、ゴルフシャフトの曲げ剛性(EI)分布に関し
て、一般的に「先調子」「中調子」「手元調子」という
名称で表現されている。
【0003】すなわち、従来のゴルフシャフトでは、ゴ
ルフシャフトの何れかの部位のEIを相対的に低くして
(あるいはその他の部位のEI値を高くして)、その部
位のたわみ曲率半径を小さくすることにより、スイング
時のゴルフシャフトのしなりを調整している。
【0004】「先調子」のゴルフシャフトは、一般に、
ゴルフシャフトの先端部に近い部分のEI値を低くした
ゴルフシャフトを指す。「先調子」のゴルフシャフト
は、通常は打球の打ち上げ角度が大きくなるので、初心
者向けに良いとされている。「手元調子」のゴルフシャ
フトは、一般に、前記「先調子」のゴルフシャフトより
グリップに近い部分のEI値を低くしたゴルフシャフト
を指す。「手元調子」のゴルフシャフトは、打球の吹き
上がりが少ないので、上級者に良いとされている。両者
の中間にあるものが「中調子」のゴルフシャフトとされ
ている。
【0005】図1は、従来のゴルフシャフトのEI値を
示すグラフである。従来例1は「手元調子」のゴルフシ
ャフト、従来例2は「先調子」のゴルフシャフト、従来
例3は「中調子」のゴルフシャフトである。横軸は、ゴ
ルフシャフトの長さ方向における先端からの距離を示
す。一般的にこのような傾向に設計されている。
【0006】即ち、「先調子」のゴルフシャフトは、先
端部で小さいEI値の範囲が長く続き、そこから手元部
にかけてEI値が急激に増加する。「手元調子」のゴル
フシャフトは、先端部から手元部にかけてEI値の増加
率が小さく、結果的に手元部のEI値が小さい。「中調
子」のゴルフシャフトは、先端部と手元部のEI値は大
きいが、中間部でEI値が小さい。この様に、いわゆる
「調子」によって、ゴルフシャフトのEI分布はそれぞ
れ大きく異なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ゴルフシャフトの前記
したそれぞれの調子には、確固たるEI分布の定義があ
るわけではなく、調子は、製造者の設計理論により異な
る。また、それらゴルフシャフトの性能も、前記の調子
の名称通りに評価されないことが少なくない。例えば、
打球の飛出し角度と先端部のEI値との間に、その他の
部位のEI値以上に強い相関関係があるわけではない。
また、初級者、上級者によらず、調子の好みはプレイヤ
ーによって様々である。この様に、各メーカーの懸命な
研究にも拘わらず、依然として大多数のプレイヤーに好
まれるEI分布を確定するには至っていない。
【0008】本発明の目的は、スイング中のゴルフシャ
フトのたわみ形状を改良することにより、万人に好まれ
るEI分布を有するゴルフシャフト及び該ゴルフシャフ
トが組み付けられたゴルフクラブを提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達するため
に、本発明の請求項1記載のゴルフシャフトは、ゴルフ
シャフトであって、先端部側補強部と、手元部側把持部
と、前記先端部側補強部と前記手元部側把持部との間の
中央部とを有し、前記中央部の概ね全長において、曲げ
剛性(EI)とゴルフシャフトの先端からの距離とがほ
ぼ正比例の関係にあることを特徴とするゴルフシャフト
である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のゴルフ
シャフトにおいて、前記中央部が、その概ね全長におい
て、EI=α・X(式中、EI(Nm2)は曲げ剛性、
X(mm)はゴルフシャフトの前記先端からの距離、α
は任意の定数、αの偏差は、α±0.003の範囲内)
で表される式を満たすことを特徴とするゴルフシャフト
である。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
ゴルフシャフトにおいて、先端部側補強部が、先端から
手元部側把持部のグリップ端側へ300mmまでの範囲
であり、前記手元部側把持部が、前記グリップ端から前
記先端側へ100mmまでの範囲であることを特徴とす
るゴルフシャフトである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1記載のゴルフ
シャフトにおいて、前記中央部の全長の90%以上にお
いて、曲げ剛性(EI)とゴルフシャフトの前記先端か
らの距離とがほぼ正比例の関係にあることを特徴とする
ゴルフシャフトである。
【0013】請求項5の発明は、請求項2記載のゴルフ
シャフトにおいて、前記中央部が、その全長の90%以
上において、前記式を満たすことを特徴とするゴルフシ
ャフトである。
【0014】請求項6の発明は、請求項2記載のゴルフ
シャフトにおいて、前記定数αは、0.015≦α≦
0.3の範囲内にあることを特徴とするゴルフシャフト
である。
【0015】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れか一項に記載のゴルフシャフトにおいて、記ゴルフシ
ャフトは、3軸ブレーディング製法にて形成されること
を特徴とするゴルフシャフトである。
【0016】請求項8の発明は、請求項1乃至6のいず
れか一項に記載のゴルフシャフトにおいて、前記ゴルフ
シャフトは、シートワインディング製法にて形成された
ことを特徴とするゴルフシャフトである。
【0017】請求項9の発明は、ゴルフクラブであっ
て、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のゴルフシャ
フトと、ゴルフシャフトの先端に組み付けられるゴルフ
ヘッドと、ゴルフシャフトのグリップ端に組み付けられ
るグリップとを有し、ゴルフシャフトは、ゴルフシャフ
トの先端が、ゴルフヘッドの重心位置を前記ゴルフシャ
フト軸線上に垂直に投影した時の投影点からグリップ端
側に50mmの点までの範囲内に位置するように、ゴル
フヘッドに組み付けられたことを特徴とするゴルフクラ
ブである。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、ゴルフシャフト1を備え
たゴルフクラブ10を示す。本発明者は、ゴルフクラブ
10をスイングした時、ゴルフシャフト1がスイング中
にどのように変形しているのかを把握しようと試みた。
そのために、予備テストとして、従来からあるゴルフク
ラブのいくつかを採用して、それらでスイングした時
の、ダウンスイング中にシャフト1に加わる曲げモーメ
ントMを測定した。それらの曲げモーメントMの分布と
曲げ剛性EIの分布が判明すれば、曲げ剛性EIを曲げ
モーメントMで除することにより、たわみ曲率半径ρ
(m)の分布が算出される(式1)。
【0019】
【数1】ρ=EI/M … 式1
【0020】曲げモーメントMの分布は、以下の様に測
定した。シャフト曲げ剛性EIの分布が既知である一般
的なゴルフクラブのうち、ドライバー(1W)・3番ア
イアン(3I)・6番アイアン(6I)・9番アイアン
(9I)のクラブを選択した。それぞれのゴルフシャフ
ト1上の表1に示す4ヶ所に、歪みゲージを取り付け
た。被験者A、B、Cの3名は、前記4本のゴルフクラ
ブをスイングした。図3にスイングの概念図として示
す、切り返し(i)からインパクト(vii)までの時間につい
て、前記4ヶ所の歪み量を、歪みゲージにより測定し
た。
【0021】なお、図2に示すように、1Wの場合、ヘ
ッド重心Gの位置のシャフト軸Pへの投影点からグリッ
プ端5側へ30mmの位置が、3I・6I・9Iではグ
リップ端5側へ20mmの位置が、ゴルフシャフト1の
先端4にそれぞれ対応するように、ゴルフシャフト1は
ゴルフヘッド6に組みつけられている。
【0022】
【表1】
【0023】また次式により、歪み量から曲げモーメン
トを算出した。
【0024】
【数2】M=(ε/d)×EI … 式2 式中、Mは曲げモーメント(Nm)、dは断面外径
(m)、εは歪み量(−)、EIは曲げ剛性(Nm2
である。
【0025】図4〜図15は、インパクトの0.15秒
前(−0.15s)、0.20秒前(−0.2s)、
0.25秒前(−0.25s)、0.30秒前(−0.
3s)、0.35秒前(−0.35s)、0.40秒前
(−0.4s)前の時の、算出した曲げモーメントM
を、被験者ごと、番手ごとにグラフに表したものであ
る。横軸は、ゴルフシャフトの長さ方向における先端か
らの距離を示す。
【0026】図3に示すように、インパクト前の0.4
0(s)〜0.15(s)の期間はダウンスイング時間
に当たり、バックスイングの切り返し(i)からコック開
放直前(vi)の間であり、この期間は、被験者の腕の角速
度が増加し続ける。
【0027】ダウンスイング時間以後は、被験者の腕の
角速度は減少し、同時にコックが開放され、そしてボー
ルを打撃(インパクト(vii))する。この打撃直前のコ
ック開放時には、ヘッド重心Gの位置がゴルフシャフト
の軌道から外れるので、ゴルフヘッドがトウダウン方向
に回転するモーメントなどの複雑な曲げモーメントがゴ
ルフシャフトに加わる。しかし、そのような曲げモーメ
ントの付加は非常に短い時間であるため、その曲げモー
メントへの対応は除外する。
【0028】図4〜図15からわかるように、インパク
ト前の0.40(s)〜0.15(s)の間は、先端4
をゼロとして、該先端4からグリップ端5側への距離に
比例した曲げモーメント(正比例曲げモーメント)Mが
ゴルフシャフト1に加わっていた。曲げモーメントMの
分布は極めて単純であり、また、インパクト前の時間に
かかわらず、安定して正比例関係を示している。ただ
し、その曲げモーメントMの傾きは、被験者や時間によ
って大きく変化している。
【0029】前記測定結果の中でも、被験者Aが3I
(シャフト長さ960mm)をスイングした時のインパ
クト前0.2(s)、0.35(s)における曲げモー
メントM(図7参照)について、正比例直線近似したグ
ラフを、正比例曲げモーメントMの代表例として図16
に示す。図16において、縦軸は曲げモーメントM(N
m)、横軸は先端4からの距離X(mm)である。図1
6中の2つのグラフはM=0.020X(−0.2
s)、M=0.008X(−0.35s)で表される。
【0030】大きな曲げモーメントの代表例をM=0.
020X、小さな曲げモーメントの代表例をM=0.0
08Xとして、前述した正比例曲げモーメントMを、曲
げ剛性EIの分布が既知である図1の従来例1〜3のゴ
ルフシャフトに加え、上記式1より、ゴルフシャフトの
たわみ曲率半径ρ(m)を求める。その結果をゴルフシ
ャフトの長さを横軸として図17に示す。
【0031】図17に示すように、インパクトの0.2
秒前のグラフ(実線)、0.35秒前のグラフ(破線)
ともに、従来例1〜3のゴルフシャフトでは、たわみ曲
率半径ρがゴルフシャフト全長で大きく変化している。
【0032】先端部2は補強の為に例外的にたわみ曲率
半径ρが大きくなることを別にして、特に従来例2のク
ラブは、インパクトの0.2秒前の曲げモーメントM
で、先端4から350mmと900mmの位置では曲率
半径ρに約2.2倍もの差が生じている。つまり、ゴル
フシャフトのたわみ形状がイビツになっていることが分
かる。
【0033】本発明者は、従来例1〜3のクラブが特定
のプレイヤーにしか支持されない理由は、このイビツさ
にあり、たわみ曲率半径ρがゴルフシャフト1の全長に
わたり一定であれば、大多数のプレイヤーに好まれる、
いわゆるクセの無いゴルフシャフトを実現することがで
きることを見出した。
【0034】ダウンスイング時にゴルフシャフトに加わ
る曲げモーメントMは、前記予備テスト結果の通り、先
端4からの距離と正比例関係にある。従って、たわみ曲
率半径ρを一定にするには、前記式1の変形である次式
より、EI分布も先端4からの距離に対して正比例の関
係にすればよい。
【数3】EI=ρM … 式3
【0035】ダウンスイング中に曲げモーメントMの分
布が正比例関係から外れて、異なる分布に変化している
とすると、シャフト曲げ剛性EI分布は時間的に変化す
ることができないので、たとえ曲げ剛性EI分布が正比
例関係であっても、ダウンスイング中のある特定の時間
には、たわみ曲率半径ρが一定になるものの、別の時間
には、たわみ曲率半径ρを一定に維持できない。
【0036】しかし、前述したように、ダウンスイング
時の曲げモーメントMの分布を示す直線の傾き(比例定
数)は時間的に、あるいはプレイヤーによって大きく変
化するものの、先端4からの距離との正比例関係は維持
されていることが確認できている。よって、曲げ剛性E
I分布が正比例関係であれば、ダウンスイング中の何時
であれ、どのプレイヤーであれ、その絶対値は変化する
ものの、たわみ曲率半径ρは全長にわたり一定になる。
たわみ曲率半径ρが一定であることは、ダウンスイング
中のゴルフシャフトのしなり形状が近似円弧状であるこ
とを指す。円弧状のしなりには、部分的なしなり具合の
変化である「調子」が無い。よって、いわゆるクセが無
く、しなやかな感触を持ったゴルフシャフト1を実現す
ることができ、大多数のプレイヤーに好評が得られる。
【0037】以上の検討結果により、本発明のゴルフシ
ャフト1は、各位置の曲げ剛性EI値とゴルフシャフト
1の先端4からの距離とが正比例関係となる曲げ剛性E
I分布を呈する。但し、正比例関係を呈する範囲は、先
端部2側補強部と、手元部3側把持部とを除くゴルフシ
ャフトの中央部の概ね全長とする。
【0038】先端部2側補強部は、先端4にゴルフヘッ
ド6を装着したり、そのゴルフヘッド6でボールを打撃
したりする為、強度設計上ゼロに近い低いEI値とする
ことはできない。そのため、本発明の正比例関係の曲げ
剛性EI分布の範囲に含めない。先端部2側補強部は、
好ましくは先端4からグリップ端5側へ300mmまで
の範囲である。
【0039】手元部3側把持部は、グリップ端5の付近
の曲げモーメントMがグリップとして握る強さなどによ
って大きく変化している為、本発明の正比例関係の曲げ
剛性EI分布の範囲に含めない。手元部3側把持部は、
好ましくはグリップ端5から先端4側へ100mmまで
の範囲である。
【0040】ここで、正比例の関係とは、前記中央部の
概ね全長において、先端4からの距離Xとその位置の曲
げ剛性EI値との関係を示すグラフが、1次曲線(比例
定数が一定)即ち直線で、かつ、その直線をゴルフシャ
フトの先端4方向に延長させた時、X=0で曲げ剛性E
Iが‘およそゼロ’になる関係を意味する。すなわち、
EI(Nm2)は、先端4からの距離をX(mm)、α
を任意の定数とした時に、次式を満たす(図18参照)
【0041】
【数4】EI=α・X … 式4
【0042】式4においてαは、好ましくは0.015
≦α≦0.300の範囲内にある。αが0.015未満
ではやわらかすぎてゴルフシャフトの機能をなさない
し、αが0.300を超えると、スイング中のしなり量
自体が極小であり、曲率半径分布の意味が無いからであ
る。また、αの偏差は、α±0.003の範囲内にあ
る。α±0.003とすれば、本発明の効果を達成でき
る。
【0043】好ましいゴルフシャフト1は、先端4から
300mmとグリップ端5から100mmの範囲を除い
た中央部を有し、該中央部のうちの90%以上の長さに
ついて、前記式3を満たす。少なくとも90%以上の範
囲を満たせば、本発明の効果を達成できる。
【0044】本発明においてEI値の測定法を以下に示
す。ゴルフシャフト1をグリップ端5から30mmの位
置で片持ち支持し、先端4から20(mm)の位置に、
ゴルフシャフト1の長手方向軸、すなわちシャフト軸P
に垂直に約20(N)の荷重を加える。この時、支持端
から該シャフト軸Pに沿って20(mm)毎の部位につ
いて、荷重付加の前後におけるシャフト軸Pに対して垂
直方向のゴルフシャフト1の移動距離(変形)を測定す
る。次に測定した各部位について、その部位を中心にと
なり合う5点の移動距離から、たわみ曲線を最小2乗法
で円近似する。この円の半径を求めて、これをその部位
の曲率半径ρとする。各部位に加わる曲げモーメントM
は、荷重量×荷重点までの距離で求めることができる。
最後に、前述の式3EI=ρMに従い、各点の曲率半径
ρと曲げモーメントMを掛算することにより、各部位の
EI値が求まる。
【0045】次に、本発明を3I(シャフト長さ960
mm)のゴルフシャフト1に実施した場合で具体的に説
明する。例えば、図18に示す実施例1〜3のゴルフシ
ャフト1では、その曲げ剛性をEI(Nm2)、先端4
からの距離をX(mm)、αは任意の定数(比例定数)
とした時に、式4EI=α・Xを満たす。この時、αの
偏差は、α±0.003の範囲に設定してある。
【0046】実施例1〜3は、上記式4を満たす範囲に
おいて、例えば相対的に硬いゴルフシャフト1、軟らか
いゴルフシャフト1、それらの中間のゴルフシャフト1
をそれぞれ示す。実施例1〜3の比例式はそれぞれ、先
端4側補強部、すなわち先端4からグリップ端5側へ3
00mmまでと、手元部3側把持部、すなわちグリップ
端5から先端4側へ100mmまでを除き、EI=0.
12X(実施例1)、EI=0.09X(実施例2)、
EI=0.06X(実施例3)である。
【0047】勿論これは一例で、Xが先端4より300
mm〜860mmの範囲で比例定数αが一定であり、E
I分布を表すグラフの直線部分をゴルフシャフトの先端
方向に延長した時の、仮想延長線が先端X=0で曲げ剛
性EI=0の正比例関係であれば、αの値はゴルフシャ
フトの特性の設計に応じて変更すれば良い。現実に、α
は、0.015≦α≦0.300の範囲内にあることが
好ましい。
【0048】図16に示した正比例曲げモーメントM
を、実施例1〜3のゴルフシャフトに付加した場合の前
記シャフトのたわみ曲率半径ρ(m)が、図18に示す
結果と上記式1とにより求められる。図19は、そのた
わみ曲率半径ρ(m)のグラフである。実施例1〜3の
各々は、Xが300mm〜960mmでρが一定とな
る。
【0049】この事例から分かるように、従来例は、い
ずれも重要なゴルフシャフトの中央部分でたわみ曲率半
径ρに偏りがあり(図17参照)、被験者は部分的にた
わみ差を感じることとなっていたが、実施例では、一定
にたわむ部位が長いので(図19参照)、部分的なたわ
み差による好き嫌いが生じず、大多数のプレイヤーから
好評を得ることができる。
【0050】また、図1及び図18、図17及び図19
を比較すると、従来例1と実施例3、従来例2と実施例
1は、似通ったEI分布で一見して同じような、たわみ
(たわみ曲率半径ρ)を呈するように思われるが、現実
には大きく異なる。
【0051】即ち、EI値と先端からの距離が比例関係
であるだけでは十分ではなく、曲げ剛性EI分布を表す
グラフにおいて、ゴルフシャフトの中央部に対応する直
線をゴルフシャフトの先端方向に延長した時、仮想先端
部で先端X=0で、EIがゼロの正比例関係を満たして
いるかどうかが重要であることがわかる。
【0052】前記したようなEI分布を有するゴルフシ
ャフトを成形するには、3軸ブレイディング製法、シー
トワインディング製法などの種々の方法が挙げられる。
【0053】3軸ブレイディング製法では、炭素繊維等
の連続繊維トウに樹脂を含浸してなるトウプリプレグに
より、ゴルフシャフト長手方向軸に平行な概ね0度の配
向角度を有する中央糸と、前記ゴルフシャフト長手方向
軸に対して対称な配向角度を有する左右の組糸とから3
軸を形成し、この3つの組糸をマンドレル上に編み組み
して、ゴルフシャフトを成形する。この製法では、例え
ば、ゴルフシャフトの外径及び内径、すなわち断面2次
モーメント:I、を決定し、また、ゴルフシャフト長手
方向の弾性率Eを、前記左右の組糸の配向角度を変化さ
せることにより決定する。それぞれの値を調整すること
により、断面2次モーメントと弾性率の積であるEI値
を正比例関係にすることができる。
【0054】シートワインディング製法では、補強繊維
にマトリックス樹脂を含浸させてなるプリプレグを所定
の大きさに切断し、前記補強繊維の配向角度が所定の配
向角度となるようにプリプレグを配設して、ゴルフシャ
フトを形成する。
【0055】一般的なシートワインディング製法では、
中空のゴルフシャフトの先端部及び手元部を除く主要部
分で、内径のテーパー形状は単純に一様であり、またゴ
ルフシャフトの肉厚も一定である。この場合、ゴルフシ
ャフトの断面2次モーメントIは、次式、即ち、
【0056】
【数5】 I=π/64×{(外径)−(内径)} … 式5 である。
【0057】従って、長手方向にわたって同一の材料が
使用されている場合、EI値はゴルフシャフトの先端か
らの距離に対し、グリップ端の方向へ指数的に増加す
る。これを修正するためには、ゴルフシャフト材料の長
手方向の弾性率Eを手元部側ほど低くする。該弾性率E
は、部分的に低弾性率の材料を使用することで低くする
ことができる。たとえば、前記補強繊維の配向角度が、
ゴルフシャフト長手方向軸に平行に向いた弾性率の高い
プリプレグを長手方向の途中で切断し、手元部側を弾性
率の低い補強繊維プリプレグに差し替える。これによ
り、曲げ剛性EIと先端からの距離との間に正比例関係
を達成することができる。
【0058】本発明のゴルフシャフトは、ゴルフヘッド
へ組み付けられて、ゴルフクラブが作製される。該ゴル
フシャフトのゴルフヘッドへの組み付けは、好ましく
は、前記ゴルフシャフトの先端が、ヘッドの重心Gをシ
ャフト軸P線上に垂直に投影した時の投影点からグリッ
プ端側に50mmまでの範囲内にあるように行われる。
これにより、本発明のゴルフシャフトの性能が効果的に
発現した、部分的にしなり具合が変化する「調子」が無
いゴルフクラブが作製される。
【0059】ゴルフシャフト1に概略正比例状の曲げモ
ーメントMが加わるのは、把持したグリップ7に対し、
ゴルフヘッド6の質量の慣性力が一つの集中荷重として
加わるためである。前記慣性力の方向は、スイング中の
ゴルフクラブ10の進行方向によって決定される。ダウ
ンスイング中は、図3のようにシャフト軸4の斜め方向
にゴルフヘッド6が進行するので、ヘッド重心Gに加わ
る慣性力は、ゴルフヘッド6の進行方向とは逆方向を向
いている。この慣性力がゴルフシャフト1に加わる作用
点は、ヘッド重心Gに加わる慣性力のベクトルとシャフ
ト軸Pとの交点である。この交点は、ヘッド重心Gの位
置をシャフト軸P線上に垂直に投影した時の投影点から
グリップ端5側50mmまでの範囲内に位置する。この
交点は、個人によって、あるいはスイング中で微妙に変
化するため、上記範囲内にゴルフシャフト1の先端4を
位置させることが必要不可欠になる。
【0060】ゴルフシャフト1の先端4がヘッド重心G
の位置(より正確にはヘッド重心Gに加わる慣性ベクト
ルとシャフト軸Pとの交点)に対し、大きく離れている
と、ダウンスイング中にゴルフシャフト1に加わる曲げ
モーメントMが、ゴルフシャフト1の先端4以外の部位
からの距離に対し正比例関係になる。このような場合、
ダウンスイング中のゴルフシャフト1のたわみ曲率半径
ρは一定にならない。
【0061】
【実施例】実施例1 3軸ブレイディング製法によるゴルフシャフトの一例を
示す。ゴルフシャフトは、長さ1000mm、質量10
0gのロングアイアン用である。
【0062】このゴルフシャフトは4層(最内層が第1
層)から構成されている。弾性率240GPa・密度
1.8g/cm・繊度800g/kmの炭素繊維を、
12000本収束してトウをなし、該トウにエポキシ樹
脂を含浸させてトウプリプレグを形成する。該トウプリ
プレグを組糸としてゴルフシャフト成形用のマンドレル
に編み組みし、4層を形成する。第1・3・4層は、長
手方向に対して角度をなして対称な2方向の組糸8本づ
つ、計16本で編み組みした組物層である。第2層は、
長手方向に対する角度0°の全長にわたって延びる組糸
8本と、長手方向に対して角度をなして対称な2方向の
組糸8本づつ、計24本で編み組みした組物層である。
【0063】前記マンドレルは長さ1200mmでその
外径は、チップ先端(0mm)から150mmまでの範
囲で4.0mm、チップ先端から300mmの位置で
5.2mm、チップ先端から900mm〜バット端(1
200mm)の範囲で12.1mmである。マンドレル
は、チップ先端から150mm〜300mm、300m
m〜900mmの間で、それぞれテーパー形状である。
このマンドレルに、前記構成でトウプリプレグの組糸を
編み組みする。
【0064】組糸の長手方向に対する配向角度は、以下
の通りである。第1層の2方向の組糸8本ずつは、チッ
プ端からバット端まで、±35°から±55°までの範
囲で漸次変化している。第2層の2方向の組糸8本ずつ
は、チップ端からチップ端の300mmの位置までは、
±20°から±35°まで漸次変化し、さらにチップ端
の300mmの位置からバット端までは±35°から±
50°まで漸次変化している。第3・4層の2方向の組
糸8本ずつは、チップ端からチップ端の300mmの位
置までは±10°から±20°まで漸次変化し、チップ
端の300mmの位置からバット端までは±20°から
±10°まで漸次変化している。
【0065】編組後、編組層上にラッピングテープをス
パイラル状に巻きつけることで編組層を加圧する。その
加圧下で、編組層を加熱硬化し、ゴルフシャフトがチッ
プ端(0mm)から160mmで9.8mmの一定の外
径、900mm〜1000mmで15.2mmの一定の
外径、160mm〜900mmでテーパー形状を有する
ように、ゴルフシャフトに研磨する。これにより、ゴル
フシャフトの先端から300mmの位置で28.0Nm
、900mmの位置で84.0Nm、その間が正比
例のEI分布を達成することができる。
【0066】実施例2 シートワインディング製法によるゴルフシャフトの一例
を示す。ゴルフシャフトは、長さ1100mm、質量5
0gのドライバー用である。
【0067】ゴルフシャフト成形用のマンドレルは、全
長1300mmで、その外径は、チップ端(0mm)の
位置で6.3mm、チップ端から740mmの位置で1
2.6mm、バット端で13.8mmである。マンドレ
ルは、チップ端〜740mm、740mm〜バット端ま
での間で、それぞれテーパー形状である。このマンドレ
ル上に、炭素繊維から成る繊維強化樹脂プリプレグのシ
ートを7枚分(最内層が第1層)巻きつける。
【0068】7枚のシート内、最も内側の第1層のみを
長手方向で2分割し、炭素繊維繊維の種類を変えてい
る。つまり、第1層は、チップ端(0mm)から700
mmまでは引張り弾性率400GPaの炭素繊維を長手
方向0°に配向させたプリプレグシートと、700mm
からバット端までは引張り弾性率50GPaの炭素繊維
を同じく0°に配向させたプリプレグシートとから成
る。チップ端から700mmの位置での応力集中を防
ぎ、曲げ剛性EIの変化を滑らかにするために、斜めに
カットして突き合わしている。第2層は、引張り弾性率
460GPaの炭素繊維を長手方向に対して+45°に
配向させた1枚のプリプレグシートである。第3層は、
引張り弾性率460GPaの炭素繊維を長手方向に対し
て−45°に配向させた1枚のプリプレグシートであ
る。第4層は、引っ張り弾性率400GPaの炭素繊維
を長手方向に対して90°に配向させた1枚のプリプレ
グシートである。第5・6・7層は、引張り弾性率24
0GPaの炭素繊維を長手方向に対して0°に配向した
1枚のプリプレグシートである。チップ端から300m
mまでは、補強のため別途プリプレグを巻きつけてい
る。
【0069】前記したプリプレグシートを巻き付け後、
積層したプリプレグシート上にラッピングテープをスパ
イラル状に巻きつけることでプリプレグシートを加圧す
る。その加圧下で、プリプレグシートを加熱硬化する。
このように形成することにより、チップ端から300m
mの位置で20.0Nm、900mmの位置で66.
6Nm、その間が正比例のEI分布を達成することが
できる。
【0070】
【発明の効果】ゴルフシャフトのEI分布を、該ゴルフ
シャフトの先端からの距離に正比例の関係となるように
することにより、ダウンスイング中のゴルフシャフトの
しなり形状を近似円弧状にすることができ、前記円弧状
のしなりは、部分的にしなり具合が変化する「調子」が
無い。よって、くせが無く、しなやかなゴルフシャフト
の感触を得ることができる。大多数のプレイヤーに好評
が得られる(好き嫌いが少ない)。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゴルフシャフトのEI分布を示すグラ
フ。
【図2】ゴルフクラブ全体の略図。
【図3】切り返しからインパクトまでのゴルフクラブの
スイングを説明する概念図。
【図4】被験者Aが1番ウッド(1W)をスイングした
時のゴルフシャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図5】被験者Bが1Wをスイングした時のゴルフシャ
フトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図6】被験者Cが1Wをスイングした時のゴルフシャ
フトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図7】被験者Aが3番アイアン(3I)をスイングし
た時のゴルフシャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図8】被験者Bが3Iをスイングした時のゴルフシャ
フトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図9】被験者Cが3Iをスイングした時のゴルフシャ
フトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図10】被験者Aが6番アイアン(6I)をスイング
した時のゴルフシャフトの曲げモーメントを示すグラ
フ。
【図11】被験者Bが6Iをスイングした時のゴルフシ
ャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図12】被験者Cが6Iをスイングした時のゴルフシ
ャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図13】被験者Aが9番アイアン(9I)をスイング
した時のゴルフシャフトの曲げモーメントを示すグラ
フ。
【図14】被験者Bが9Iをスイングした時のゴルフシ
ャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図15】被験者Cが9Iをスイングした時のゴルフシ
ャフトの曲げモーメントを示すグラフ。
【図16】図7の被験者Aが3Iをスイングした時の曲
げモーメントについて、正比例直線近似したグラフ。
【図17】正比例曲げモーメントを従来のゴルフシャフ
トに加えた時のゴルフシャフトのたわみ曲率半径を示す
グラフ。
【図18】本発明の実施例のゴルフシャフトのEI分布
を表すグラフ。
【図19】正比例曲げモーメントを図18の実施例のゴ
ルフシャフトに加えた時のゴルフシャフトのたわみ曲率
半径を示すグラフ。
【符号の説明】
1 ゴルフシャフト 2 先端部 3 手元部 4 先端 5 グリップ端 6 ゴルフヘッド 7 グリップ 10 ゴルフクラブ G ヘッド重心 P シャフト軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフシャフトであって、先端部側補強
    部と、手元部側把持部と、前記先端部側補強部と前記手
    元部側把持部との間の中央部とを有し、前記中央部の概
    ね全長において、曲げ剛性(EI)とゴルフシャフトの
    先端からの距離とがほぼ正比例の関係にあることを特徴
    とするゴルフシャフト。
  2. 【請求項2】 前記中央部が、その概ね全長において、
    EI=α・X(式中、EI(Nm2)は曲げ剛性、X
    (mm)はゴルフシャフトの前記先端からの距離、αは
    任意の定数、αの偏差は、α±0.003の範囲内)で
    表される式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の
    ゴルフシャフト。
  3. 【請求項3】 先端部側補強部が、先端から手元部側把
    持部のグリップ端側へ300mmまでの範囲であり、前
    記手元部側把持部が、前記グリップ端から前記先端側へ
    100mmまでの範囲であることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のゴルフシャフト。
  4. 【請求項4】 前記中央部の全長の90%以上におい
    て、曲げ剛性(EI)とゴルフシャフトの前記先端から
    の距離とがほぼ正比例の関係にあることを特徴とする請
    求項1に記載のゴルフシャフト。
  5. 【請求項5】 前記中央部が、その全長の90%以上に
    おいて、前記式を満たすことを特徴とする請求項2に記
    載のゴルフシャフト。
  6. 【請求項6】 前記定数αは、0.015≦α≦0.3
    の範囲内にあることを特徴とする請求項2に記載のゴル
    フシャフト。
  7. 【請求項7】 前記ゴルフシャフトは、3軸ブレーディ
    ング製法にて形成されたことを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか一項に記載のゴルフシャフト。
  8. 【請求項8】 前記ゴルフシャフトは、シートワインデ
    ィング製法にて形成されたことを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか一項に記載のゴルフシャフト。
  9. 【請求項9】 ゴルフクラブであって、請求項1乃至9
    のいずれか一項に記載のゴルフシャフトと、前記ゴルフ
    シャフトの先端に組み付けられるゴルフヘッドと、前記
    ゴルフシャフトのグリップ端に組み付けられるグリップ
    とを有し、前記ゴルフシャフトは、該ゴルフシャフトの
    先端が、前記ゴルフヘッドの重心位置を前記ゴルフシャ
    フト軸線上に垂直に投影した時の投影点からグリップ端
    側に50mmの点までの範囲内に位置するように、ゴル
    フヘッドに組み付けられたことを特徴とするゴルフクラ
    ブ。
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