JP5868683B2 - ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブ用シャフトに関する。
ゴルフクラブ用のシャフトは、ゴルファーのヘッドスピードに応じた曲げ剛性分布の設計が行われてきた。例えば、特開2008−212340号公報には、シャフトの先端側の曲げ剛性に対してシャフトの手元側の曲げ剛性の比を所定の範囲で高くすることで、比較的ヘッドスピードの遅いゴルファーでも打ち出し角が大きく、飛距離を増大させることができるシャフトが開示されている。
特開2008−212340号公報
シャフトの曲げ剛性分布の設計については、従来、数多くの研究、開発が行われてきたが、シャフトのねじり剛性(通常、トルクとして測定、評価される)については、シャフト全長におけるねじり剛性について言及するものはあっても、シャフトのねじり剛性分布については、ほとんど言及されていない。シャフトは、手元から先端へと向かって径が細くなる円筒形状を有していることから、通常、シャフトのねじり剛性分布は、曲げ剛性分布と同様の増減を示し、シャフトの手元から先端に向かって、ねじり剛性が漸次減少するようになっている。すなわち、ゴルフクラブをスイングすると、シャフトのねじれは、主にシャフトの先端側でねじれることとなる。プロゴルファであれば、このようなねじり剛性分布を有するシャフトで何ら問題はない。
本発明者は、シャフトのねじり剛性分布について研究した結果、アマチュアゴルファにとっては、シャフトのねじり剛性分布を曲げ剛性分布とは異なる分布にすることにより、インパクトのタイミングが取り易くなり、また、ボールの初速および飛距離も向上することがわかった。
すなわち、本発明は、アマチュアゴルファがインパクトのタイミングを取り易く、且つボールの初速および飛距離の向上も図ることができるゴルフクラブを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るゴルフクラブは、曲げ剛性分布およびねじり剛性分布を有し、この曲げ剛性分布およびねじり剛性分布は、(1)シャフト先端から400mmの位置から700mmの位置までの区間における曲げ剛性の平均傾斜をS1とし、シャフト先端から800mmの位置から950mmの位置までの区間における曲げ剛性の平均傾斜をS2とすると、S2/S1≧2.5、(2)前記シャフトのシャフト先端から300mmの位置から700mmの位置までの区間におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比の平均値をEI/GI(mid)とすると、1.0<EI/GI(mid)<1.5、(3)前記シャフトのシャフト先端から900mmの位置におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比をEI/GI(900)とすると、EI/GI(900)≧1.75の関係を満たすものである。
S2/S1の上限として、S2/S1≦4.5の関係を更に満たすことが好ましい。また、EI/GI(900)の上限として、EI/GI(900)≦2.00の関係を更に満たすことが好ましい。
このように本発明によれば、シャフトの中央部分における曲げ剛性の平均傾斜S1に対して、手元部分の曲げ剛性の平均傾斜S2を所定のように非常に高くすることで、中央部分から先端にかけてシャフトが大きくしなり、且つ手元部分でシャフトの硬さを感じることができる。一方、ねじり剛性分布は、通常、曲げ剛性分布と同様に増減する分布を示すものであるが、シャフトの中央部分と手元部分とでは、ねじり剛性に対する曲げ剛性の比EI/GI(mid)とEI/GI(900)とを、所定のように大きく変えることで、手元部分でシャフトが大きくねじれるようになる。よって、アマチュアゴルファは、ゴルフクラブをスイングする際に、シャフトの手元部分では硬さを感じることができる一方で、従来のシャフトよりもねじれ易くなることから、インパクトのタイミングが取り易く、且つボールの初速や飛距離の向上を図ることができる。
本発明に係るゴルフクラブ用シャフトの一例を示す模式図である。 ゴルフクラブ用シャフトのトルクを測定する方法を説明するための図であり、(a)はその平面図、(b)はその斜視図である。 ゴルフクラブ用シャフトの曲げ剛性を測定する方法を説明するための模式図である。 本発明に係るゴルフクラブ用シャフトの曲げ剛性EIとねじり剛性分布GIの一例を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るゴルフクラブ用シャフトの一実施の形態について説明する。図1に示すように、ゴルフクラブ用シャフト1は、手元1Bから先端1Tへと向かって径が細くなる円筒形状を有している。シャフト1の先端1Tにはヘッド2が取り付けられ、手元1Bにはグリップ8が取り付けられる。これによりゴルフクラブとなる。
シャフト1の長さは、ウッドクラブ用シャフトの一般的な長さでよく、具体的には、42.5〜46.0インチ(1080〜1168mm)が好ましい。シャフト1の太さもウッドクラブ用シャフトの一般的な太さでよい。具体的には、手元側の外径は14.0〜16.0mmが好ましく、先端側の外径は8.5〜9.5mmが好ましい。シャフト1の重量は、ウッドクラブ用シャフトにおいて30〜65gの傾向のものが好ましく、具体的には、40〜60gが好ましい。
シャフト1は、所定の曲げ剛性分布と所定のねじり剛性分布を有するものである。先ず、曲げ剛性およびねじり剛性についてそれぞれ説明する。
シャフト1の曲げ剛性は、本発明では、ヤング率Eと断面2次モーメントIとの積であるEIで表す。EIの値は、3点曲げ試験を行って、以下の式1により算出することができる。シャフトの3点曲げ試験は、図2に示すように、先ず、一定間隔Dで離れた一対の支持具20によってシャフト1を水平に支持する。そして、この一対の支持具20の間の真ん中の位置、すなわち、EIの測定点において、シャフト1に垂直に荷重Pを加える。この測定点でのシャフト1の歪み量σを測定し、EI(単位:kgf・m)の値を求める。通常、支持具20間の距離Dは0.3mとし、荷重Pは20kgとする。EIの測定点は、シャフトの先端Tからの長さLで表す。
EI=(D/48)・(P/σ)・・・(式1)
D:一対の支持具間の距離[m]
P:シャフトに加えた荷重[kg]
σ:荷重を加えたときのシャフトの歪み量[m]
シャフト1のねじり剛性はGIで表す。GIの値は、シャフト1のトルクを測定することによって、以下の式2により算出することができる。トルクの測定試験は、図3(a)及び(b)に示すように、先ず、シャフト1の先端1TからLm以降の部分を固定部材40で固定し(すなわち、GIの測定点は、シャフトの先端Tからの長さLである)、先端1Tから50mmまでの部分に、長さ50mmの治具30を取り付ける。治具30には、その中央の位置、すなわち、シャフト1の先端1Tから25mmの位置に1フィートの長さのアーム31がシャフトの長さ方向と交差する方向に設けられており、アーム31の先端には1ポンドの重さの重り32が設けられている。よって、シャフト1は、その先端1Tから25mmの位置に1フィートポンド(0.1383kgf・m)の力が加えられてねじられる。そして、このシャフト1のねじれた角度θを測定し、GI(単位:kgf・m/rad)の値を求める。なお、この角度θはトルクとも呼ばれる。
GI=Mt/Φ・・・(式2)
Φ=θ/L
Mt:荷重(kgf・m)
θ:ねじれ角度(rad)
L:シャフト先端から固定部材までの長さ(m)
このようにして測定点(すなわちシャフト先端からの長さL)をシャフト1全体にわたって変えて測定することで、シャフト1の曲げ剛性分布およびねじり剛性分布が得られる。シャフト1の曲げ剛性分布およびねじり剛性分布の一例を図4に示す。
曲げ剛性分布において、シャフト先端からの長さLが400mmから700mmの区間では、曲げ剛性EIが単調に増加することが好ましい。この区間は、シャフト1のほぼ中央部分にあたり、このような中央部分における曲げ剛性EIの平均傾斜をS1と呼ぶ。また、シャフト先端からの長さLが800mmから950mmの区間でも、曲げ剛性EIが単調に増加することが好ましく、このシャフトの手元部分における曲げ剛性EIの平均傾斜をS2と呼ぶ。そして、シャフト1は、この2つの平均傾斜S1、S2の関係がS2/S1≧2.5となる曲げ剛性分布を有する。平均傾斜S1、S2は、回帰直線法により求めることができる。
曲げ剛性分布とねじり剛性分布の関係について、シャフト先端からの長さLが300mmから700mmの区間におけるねじり剛性GIに対する曲げ剛性EIの比の平均値をEI/GI(mid)と呼ぶと、シャフト1は、1.0<EI/GI(mid)<1.5の関係を満たす曲げ剛性分布およびねじり剛性分布を有する。
また、曲げ剛性分布とねじり剛性分布の関係について、シャフト先端からの長さLが900mmの位置におけるねじり剛性GIに対する曲げ剛性EIの比をEI/GI(900)と呼ぶと、シャフト1は、EI/GI(900)≧1.75の関係を満たす曲げ剛性分布およびねじり剛性分布を有する。
このようにシャフト1の中央部分における曲げ剛性の平均傾斜S1に対して、手元部分の曲げ剛性の平均傾斜S2を非常に高くすることで、シャフトの中央部分よりも手元部分での曲げ剛性が顕著に高くなり、ゴルフクラブをダウンスイングする際に、シャフト1の中央部分から先端にかけて大きくしなるようになる。一方、ねじり剛性分布は、通常、曲げ剛性分布と同様に増減する分布を示すものであるが、図4に示すように、シャフトの中央部分においては、曲げ剛性分布と同程度ないし若干低くするものの、シャフトの手元部分では、曲げ剛性分布のような大幅な増加はせずに、低く維持することで、ゴルフクラブをスイングする際に、手元部分で従来のシャフトよりもねじれ易くなる。よって、アマチュアゴルファは、ゴルフクラブをスイングする際に、シャフトの手元部分では硬さを感じることができる一方で、シャフトは大きくねじれることから、インパクトのタイミングが取り易く、且つボールの初速や飛距離の向上を図ることができる。
曲げ剛性の平均傾斜S1、S2の関係は、S2/S1≧2.7がより好ましく、S2/S1≧3.0が更に好ましい。S2/S1の上限は、特に限定されないが、S2/S1≦4.5が好ましく、S2/S1≦4.0がより好ましい。また、シャフトの中央部分における曲げ剛性とねじり剛性の関係は、1.0<EI/GI(mid)<1.3がより好ましく、1.1<EI/GI(mid)<1.3が更に好ましい。シャフトの手元部分における曲げ剛性とねじり剛性の関係であるEI/GI(900)の上限は、特に限定されないが、EI/GI(900)≦2.00が好ましく、EI/GI(900)≦1.90がより好ましい。
曲げ剛性分布において、シャフト先端からの長さLが900mmの位置における曲げ剛性は、4.5kgf・m以上が好ましく、5.0kgf・m以上がより好ましく、5.5kgf・m以上が更に好ましい。また、シャフト先端からの長さLが300mmの位置における曲げ剛性は、2.0kgf・m以下が好ましく、1.8kgf・m以下がより好ましく、1.7kgf・m以上が更に好ましい。
なお、曲げ剛性およびねじり剛性の測定において、シャフト1の全長における測定箇所の数が多い程、より正確な曲げ剛性分布およびねじり剛性分布が得られるが、例えば、曲げ剛性分布は、シャフト先端からの長さLが150mm、300mm、400mm、500mm、700mm、800mm、900mm、950mmの8つの位置で十分に正確な曲げ剛性分布が得られる。また、ねじり剛性分布は、シャフト先端からの長さLが150mm、300mm、500mm、700mm、900mmの5つの位置で十分に正確なねじり剛性分布が得られる。
シャフト1はシートワインディング製法により製造する。詳細には、シャフト1は、繊維強化樹脂(FRP)のプリプレグシートをマンドレル(図示省略)に巻き付け、熱を加えて硬化させた後、マンドレルを抜き取って製造する。繊維強化樹脂の強化繊維としては、カーボン繊維のみや、カーボン繊維とその他の材料の繊維とからなる複合繊維、金属繊維などを用いることができる。また、マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることできる。
プリプレグシートは、繊維が概ね一方向に配向したものが使用されており、この繊維の方向がシャフトの軸線に対して平行に配置されるとストレート層となり、繊維の方向が斜めに配置されるとバイヤス層となる。バイヤス層用のプリプレグシートは、例えば、シャフト軸線に対して繊維の配向角度が45°となっている。また、バイヤス層用のプリプレグシートは、通常、繊維の配向角度が逆の傾きの2層のプリプレグシートを半周分ずらして巻き付ける。
プリプレグシートは、シャフト1の全長と同じ長さを有するメインシートの他、シャフト全長よりも短い補強シートがある。メインシートは、マンドレルが先端から手元に向かって太くなるテーパー形状であることから、マンドレルの周囲に均等に所定の周が巻き付くように、手元側の辺が長い台形の形状となっている。ストレート層のメインシートは、先端側よりも手元側の巻き数を減らすために、台形の一辺を途中で切除した五角形の形状にしてもよい。補強シートも同様に台形の形状にしてよいが、所定の曲げ剛性分布を得るために、台形の手元側の辺を斜めにした矩形や、三角形の形状にしてもよい。補強シートは、通常、ストレート層用である。
シャフトの中央部分よりも手元部分において顕著に高くなる曲げ剛性分布とは独立して、本発明のねじり剛性分布となるようにシャフトを製造するには、バイヤス層のメインシートを、先端側よりも手元側の巻き数が漸次減少することとなるように、通常の台形の形状よりも手元側の辺を短くした台形の形状にする。このような形状をプリプレグシートを用いることで、シャフト1のバイヤス層が手元側に向かって漸次薄くなるので、シャフトの手元部分において曲げ剛性を高くする一方、ねじり剛性を小さくすることができる。
表1に示す曲げ剛性分布および表2に示すねじり剛性分布を有する実施例1〜4および比較例1〜4のシャフトを作製して、試打を行った。その際のボールの飛距離と試打者の感応評価を表3に示す。表3には、表1および表2の曲げ剛性分布およびねじり剛性分布から算出したS1(シャフト先端からの長さLが400〜700mmの区間における曲げ剛性の平均傾斜)、S2(シャフト先端からの長さLが800〜950mmの区間における曲げ剛性の平均傾斜)、S2/S1、EI/GI(mid)(シャフト先端から300mm、500mm、700mmの各位置におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比の平均値)、EI/GI(900)(シャフト先端から900mmの位置におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比)を併記した。なお、シャフトには、全て同一のヘッドを組み合わせた。
Figure 0005868683
Figure 0005868683
Figure 0005868683
なお、表3中の飛距離は、5が最高、1が最低という5段階で評価した。また、試打者の感応評価は、インパクトのタイミングの取り易さに関し、5が最高、1が最低という5段階で評価した。
表3に示すように、実施例1〜4のクラブでは、飛距離および感応試験において、いずれも評価が4以上と高かった。特に、実施例1は、試打者から、シャフトのしなり感が強く、頼りなさを感じることなくクラブを振ることができるとの評価があった。
一方、実施例よりもS2/S1が低く、EI/GI(mid)が高い比較例1では、飛距離が全く伸びず、また、感応試験でも、試打者から、シャフト全体が硬く感じ、インパクトのタイミングが取りづらいとの評価であった。曲げ剛性分布のS2/S1の値がほぼ1と更に低く、EI/GI(mid)よりもEI/GI(900)の方が低い比較例2では、試打者から、実施例1よりもシャフトがやや軟らく、頼りなさを感じるものの、タイミング良く打てると感応試験では良好に評価されたものの、飛距離はほとんど伸びなかった。曲げ剛性分布のS2/S1が比較例2よりも更により低く、EI/GI(mid)よりもEI/GI(900)の方が低い比較例3では、飛距離は若干伸びたものの、感応試験では、シャフトの手元部分でのしなりが大きく、インパクトのタイミングが取りづらいとの評価であった。また、EI/GI(mid)よりもEI/GI(900)の方が高かったものの、S2/S1が十分に高くなかった比較例4では、飛距離に向上がみられたものの、感応試験では、試打者から、スイング全体においてヘッドの挙動を大きく感じ、インパクトのタイミングが取りづらいとの評価であった。
1 シャフト
2 ヘッド
3 フェース
5 ホゼル
8 グリップ

Claims (3)

  1. 曲げ剛性分布およびねじり剛性分布を有するゴルフクラブ用シャフトであって、この曲げ剛性分布およびねじり剛性分布が、
    シャフト先端から400mmの位置から700mmの位置までの区間における曲げ剛性の平均傾斜をS1とし、シャフト先端から800mmの位置から950mmの位置までの区間における曲げ剛性の平均傾斜をS2とすると、S2/S1≧2.5、
    前記シャフトのシャフト先端から300mmの位置から700mmの位置までの区間におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比の平均値をEI/GI(mid)とすると、1.0<EI/GI(mid)<1.5、
    前記シャフトのシャフト先端から900mmの位置におけるねじり剛性に対する曲げ剛性の比をEI/GI(900)とすると、EI/GI(900)≧1.75
    の関係を満たすゴルフクラブ用シャフト。
  2. S2/S1≦4.5の関係を更に満たす請求項1に記載のゴルフクラブ用シャフト。
  3. EI/GI(900)≦2.00の関係を更に満たす請求項1に記載のゴルフクラブ用シャフト。
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