WO2006101099A1 - 光ディスク装置、及び光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置、及び光ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Makoto Takashima
Takuo Hayashi
Akira Yoshikawa
Tomio Yamamoto
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Abstract

本願の光ディスク装置は、ターンテーブル30の中心近傍から放射状に延び、ターンテーブル30の外周縁部に開放部を持つ凹部としての複数の誘導溝31a~31hと、複数の誘導溝31a~31hの中心近傍側の底面33a~33hとターンテーブル30の上面とを貫通する複数の貫通孔32a~32hとを有するターンテーブル30と、側面の回転部に凸部として複数のフィン36a~36hを有するアウターロータ型のスピンドルモータ35とを備える。本願の光ディスク装置は、スピンドルモータ35の回転部と、それに伴うターンテーブル30の回転とにより発生する空気の流れを、対物レンズ側領域に付着した塵埃を除去するための塵埃除去風として利用する。

Description

明 細 書
光ディスク装置、及び光ディスク装置の制御方法
技術分野
[0001] 本発明は、光ディスク装置、及び光ディスク装置の制御方法に関する。
背景技術
[0002] デジタルバーサタイルディスク(以下、 DVDと!、う)は、デジタルデータをコンパクト ディスク(以下、 CDという)の約 6倍の記録密度で記録することが可能であり、画像な どの大容量データが形成されている ROMまたは記録可能な光ディスクとして知られ ている。
[0003] 近年は、高画質ィ匕などにより ROMとしても、また記録対象となる情報量が増加して V、るため、 DVDよりさらに容量の大き 、高記録密度の光ディスクが求められて!/、る。
[0004] 光ディスクの高記録密度化のためには、一般に、データの記録時および再生時に 光ディスクに放射されるレーザ光のスポット径を小さくすればよい。
[0005] レーザ光のスポット径を小さくするためには、レーザ光の波長をより短くするとともに 、光ディスク上に光スポットを形成するための対物レンズの開口数 (NA)を大きくすれ ばよい。例えば、 DVDの場合、波長 660nmの半導体レーザ光と、 NAO. 6の集光素 子 (対物レンズ)とが使用される。光ディスクの高記録密度化のために、波長 405nmの 青色レーザ光と、 NAO. 85の対物レンズとを使用した場合、 DVDの約 5倍の記録密 度の ROMや、記録可能な光ディスク(以下、高密度化光ディスクという)を得ることが できる。
[0006] しかしながら、対物レンズの外径サイズをあまり変えずに NAを大きくすると、対物レ ンズと光ディスクとの作動距離 (WD : Working Distance)が短くなる。具体的には 、上記の波長 405nmの青色レーザ光と NAO. 85の対物レンズとを用いた場合、 W Dが 0. 3mm程度となる。また、光ディスク(DVD)の面ぶれが 0. 3mm程度であるた め、高密度化光ディスクを記録再生する光ディスク装置は、フォーカスサーボが外れ た場合や、動作停止中に振動が加わった場合などに、対物レンズと光ディスクとの衝 突が起こりやすくなる。衝突によって対物レンズや光ディスクに衝突痕ゃ傷が発生す ると、光ディスクに記録された情報を正しく再生できない、もしくは光ディスクに情報を 正しく記録できない、という問題が発生する。
[0007] 上記の問題を解決するための手段として、一般的に用いられている従来の技術を 説明する。
[0008] 図 17は、例えば特開 2001— 319355号公報に掲載された、従来の光ディスク装 置の上面図であり、図 18は、図 17の X— X断面図である。
[0009] 図 17及び図 18に示す光ディスク装置 90は、光ヘッド 11と、信号処理回路 120と、 サーボ制御回路 130と、トラバースモータ 15と、ターンテーブル 16と、スピンドルモー タ 17とを備える。なお、説明の便宜のために、図 17には、光ディスク 14を示している 。光ヘッド 11は、光ディスク 14上に集光される光ビームを放射するとともに、光デイス ク 14からの反射光を検出して、反射光の検出位置と検出光量とに応じた電気信号( 光量信号)を出力する。信号処理回路 120は、光ヘッド 11が出力する光量信号に応 じて、光ディスク 14上の光スポットの合焦状態を示すフォーカスエラー (FE)信号や、 光スポットと光ディスク 14のトラックとの位置関係を示すトラッキングエラー (TE)信号 等を生成して出力する。 FE信号や TE信号は、サーボ信号と総称される。サーボ制 御回路 130は、信号処理回路 120が出力するサーボ信号に応じて駆動信号を生成 する。駆動信号は、対物レンズ 115の位置を調整するための、後述するァクチユエ一 タコイル 117に入力される信号である。駆動信号により、光ディスク 14上の光スポット は、光ディスク 14の記録層力も外れないように制御される。スピンドルモータ 17は、 記録 Z再生速度に応じた回転速度で、ターンテーブル 16に搭載された光ディスク 1 4を回転させる。トラバースモータ 15は、所望の記録 Z再生位置に光ヘッド 11を光デ イスク 14の半径方向に移動させる。
[0010] 光ヘッド 11は、半導体レーザ 111と、ビームスプリッタ 112と、コリメートレンズ 113と 、ミラー 114と、対物レンズ 115と、ァクチユエータコイル 117と、マルチレンズ 118と、 フォトダイオード 119と、ァクチユエ一タカバー 18と、対物レンズホルダ 19と、保護部 材 13a〜13cとを有する。光ヘッド 11において、半導体レーザ 111は、 GaN系の青 色発光する半導体レーザであり、青色の光ビームを放射する半導体レーザである。
[0011] ビームスプリッタ 112は、半導体レーザ 111から出射する光ビームを反射する。コリ メートレンズ 113は、ビームスプリッタ 112で反射した光ビームを平行光にするレンズ である。対物レンズ 115は、ミラー 114が反射した光ビームを集光して、光ディスク 14 上に光スポットを形成するレンズである。
[0012] ァクチユエータコイル 117は、印加される駆動信号のレベルに応じて、光ディスク 14 に対して垂直方向または平行方向に、対物レンズ 115が取り付けられた対物レンズ ホルダ 19を移動させる。
[0013] 光ディスク 14上に集光された光ビームは、対物レンズ 115、ミラー 114、コリメ一トレ ンズ 113及びビームスプリッタ 112を透過する。マルチレンズ 118は、ビームスプリツ タ 112を透過した光ビームをフォトダイオード 119に集光させる。フォトダイオード 119 は、入射した光ビームを光量信号に変換する。
[0014] 一般にフォトダイオード 119は、複数の受光領域を持つ。このため、信号処理回路 120は、光量信号を検出したフォトダイオード 119の受光領域の情報を利用して FE 信号および TE信号を生成する。
[0015] 光スポットが光ディスク 14の記録層に形成されるように、光ヘッド 11が制御されてい る状態において、信号処理回路 120は光量信号に基づいて光ディスク 14に書き込ま れた情報信号を再生する。また、光ビームの光パワーを再生時よりも大きくすることに より、光ディスク装置 90は、光ディスク 14の記録層にデータを記録することができる。
[0016] 従来の光ディスク装置 90において、光ヘッド 11には、対物レンズ 115の頂点よりも 光ディスク 14側に突出した保護部材 13a〜 13cが、対物レンズホルダ 19上の対物レ ンズ 115の近傍に、対物レンズ 115を取り囲むようにして設置される。保護部材 13a 〜13cには、光ディスク 14と接触しても光ディスク 14を傷付けにくい材料として、弾性 榭脂 (例えば、シリコン榭脂または POM (ポリオキシメチレン榭脂) )などが用いられる
[0017] したがって、光ヘッド 11のフォーカスサーボが外れた場合や、動作停止中に光ディ スク装置 90に振動が加わった場合などにおいても、保護部材 13a〜13cが光デイス ク 14に接触するため、対物レンズ 115と光ディスク 14とが直接衝突することを防ぐこと ができる。つまり、保護部材 13a〜13cにより、対物レンズ 115および光ディスク 14に 傷が発生することを防ぐことができる。 [0018] しかしながら、従来の光ディスク装置 90において、保護部材 13a〜 13cの表面また は光ディスク 14のデータ記録面に、ゴミまたは埃が付着する可能性がある。このよう な状態で、光ヘッド 11のフォーカスサーボが外れた場合や、動作停止中に光デイス ク装置 90に振動が加わった場合に、保護部材 13a〜13cと光ディスク 14とが衝突す ると、光ディスク 14のデータ記録面に傷が発生するという問題がある。光ディスク 14 のデータ記録面に傷が発生すると、光ディスク装置 90による光ディスク 14へのデー タの記録、または光ディスク 14に記録されたデータの再生が正しくなされないという 問題が発生する。
[0019] 故に本発明は、上記従来の課題を考慮し、光ディスク装置のフォーカスサーボが外 れた場合や、動作停止中に光ディスク装置に振動が加わった場合に、保護部材と光 ディスクとの衝突することによって、光ディスクのデータ記録面が傷つくという可能性 を低減する光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法、及び光ディスクカートリッジ を提供することを目的とする。
発明の開示
[0020] 上記課題を解決するために、第 1の本発明は、
光ディスクにデータを記録するための、及び Z又は前記光ディスクに記録されたデ ータを再生するための、対物レンズを含む光ヘッドと、
光ディスクを搭載するターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転させる駆動用モータと、
前記対物レンズと前記光ディスクとの衝突を防ぐために、前記光ヘッドに設けられた 保護部材とを備え、
前記ターンテーブルと、前記駆動用モータの回転部との少なくとも一方の表面に、 前記保護部材への空気の流れを発生させるための凹部及び Zまたは凸部を設けた 、光ディスク装置である。
[0021] また、第 2の本発明は、
前記凹部は、前記ターンテーブルの中心近傍カゝら放射状に又は弧を描くように形 成され、前記ターンテーブルの外周縁部に開放部を有する複数の溝である、第 1の 本発明の光ディスク装置である。 [0022] また、第 3の本発明は、
前記溝は、前記ターンテーブルが前記光ディスクと接する面の反対側の面に設け られている、第 2の本発明の光ディスク装置である。
[0023] また、第 4の本発明は、
前記溝は、前記ターンテーブルが前記光ディスクと接する面に設けられており、 前記ターンテーブルに、前記溝の前記中心近傍側の底面と、前記ターンテーブル の前記光ディスクと接する面の反対側の面とを貫通する複数の孔が設けられている、 第 2の本発明の光ディスク装置である。
[0024] また、第 5の本発明は、
前記凸部は、前記ターンテーブルの外周縁部に設けられた板状突起である、第 1 の本発明の光ディスク装置である。
[0025] また、第 6の本発明は、
前記駆動用モータはアウターロータ型のモータであり、
前記凹部は、前記駆動用モータの回転部の外周表面に、前記ターンテーブルに対 して所定の角度で設けられた複数の溝である、第 1の本発明の光ディスク装置である
[0026] また、第 7の本発明は、
前記駆動用モータはアウターロータ型のモータであり、
前記凸部は、前記駆動用モータの回転部の外周表面に設けられた、板状突起であ る、第 1の本発明の光ディスク装置である。
[0027] また、第 8の本発明は、
前記ターンテーブルと、前記駆動用モータの回転部との少なくとも一方の外周を取 り囲み、前記保護部材の方向に開口部を有し、前記空気の流れを誘導する誘導板を 備えた、第 1の本発明の光ディスク装置である。
[0028] また、第 9の本発明は、
前記光ヘッドの前記光ディスクの半径方向の中心側への移動において、所定の限 界値を超えることを阻止するストツバを備えた、第 1の本発明の光ディスク装置である [0029] また、第 10の本発明は、
第 1の本発明の光ディスク装置における前記保護部材側への空気の流れの発生を 制御するための光ディスク装置の制御方法であって、
前記ターンテーブルに前記光ディスクが搭載されて ヽるか否かに応じて、所定のタ イミングで前記駆動用モータを所定期間駆動させる工程を備えた、光ディスク装置の 制御方法である。
[0030] また、第 11の本発明は、
前記光ディスクが前記ターンテーブルに搭載されるタイミングを検知する工程と、 前記検知結果に基づ ヽて、前記光ディスクが前記ターンテーブルに搭載される前 に、前記駆動用モータを駆動させる工程とを備えた、第 10の本発明の光ディスク装 置の制御方法である。
[0031] また、第 12の本発明は、
前記駆動用モータを駆動させる工程にぉ 、て、前記光ディスクが前記ターンテープ ルに搭載される前に前記駆動用モータを逆方向に駆動させた場合、その後、引き続 き、前記駆動用モータを正方向に駆動させる工程を備えた、第 11の本発明の光ディ スク装置の制御方法である。
[0032] また、第 13の本発明は、
前記所定のタイミングで前記駆動用モータを所定期間駆動させる際に、前記前記 光ヘッドを前記光ディスクの半径方向の最内周位置に光ヘッドを移動させる工程を 備えた、第 10の本発明の光ディスク装置の制御方法である。
[0033] また、第 14の本発明は、
前記空気の流れの向きを変化させるための前記駆動用モータの回転方向の切り替 え及び Zまたは前記空気の流れの強さを変化させるための前記駆動用モータの回 転速度の変化させる工程を備えた、第 10の本発明の光ディスク装置の制御方法で ある。
[0034] 次に、上記本発明に関連する発明として、第 15〜第 26の本発明を列挙する。
即ち、第 15の本発明は、
光ディスクにデータを記録するための、及び Z又は前記光ディスクに記録されたデ ータを再生するための、対物レンズを含む光ヘッドと、
前記対物レンズと前記光ディスクとの衝突を防ぐために、前記光ヘッドに設けられた 保護部材とを備え、
前記光ディスクの回転によって発生する空気の流れを前記保護部材に導くための 導風部を設けた、光ディスク装置である。
[0035] また、第 16の本発明は、
前記保護部材は、前記対物レンズの周囲に設けられており、
前記導風部は、ァクチユエ一タカバーの前記光ディスクに対向する面に、前記対物 レンズを中心として前記光ディスクの円周方向の一方側及び他方側に向けて形成さ れ、前記ァクチユエ一タカバーの側面に開放部を有する二つの溝である、第 15の本 発明の光ディスク装置である。
[0036] また、第 17の本発明は、
前記保護部材は、前記対物レンズの周囲に設けられており、
前記導風部は、対物レンズホルダの前記光ディスクに対向する面に、前記対物レン ズを中心として前記光ディスクの円周方向の一方側及び他方側に向けて形成され、 前記対物レンズホルダの側面に開放部を有する二つの溝である、第 15の本発明の 光ディスク装置である。
[0037] また、第 18の本発明は、
前記二本の溝の底面に、前記空気の流れを変化させるための凸部を設けた、第 16 または第 17の本発明の光ディスク装置である。
[0038] また、第 19の本発明は、
前記光ヘッドに近づくにつれて前記二本の溝の幅が狭くなる、第 16または第 17の 本発明の光ディスク装置である。
[0039] また、第 20の本発明は、
前記光ヘッドに近づくにつれて前記二本の溝の深さが小さくなる、第 16または第 1 7の本発明の光ディスク装置である。
[0040] また、第 21の本発明は、
前記導風部は、(i)前記光ディスクに対向する面に底部と、(ii)前記底部から前記 光ディスクの円周方向に沿って形成され、前記光ディスク側に延びる側壁とを有し、 ァクチユエ一タカバーまたは対物レンズホルダの円周方向側に配置された導風板で ある、第 15の本発明の光ディスク装置である。
[0041] また、第 22の本発明は、
前記導風板において、内周側と外周側との幅が、前記光ヘッドに近づくにつれて 小さくなつている、第 21の本発明の光ディスク装置である。
[0042] また、第 23の本発明は、
前記導風板は、前記光ヘッド側に近づくにつれて、前記誘導板と前記光ディスクと の距離が小さくなる角度で、前記光ディスクに対して傾いている、第 21の本発明の光 ディスク装置である。
[0043] また、第 24の本発明は、
上側本体と下側本体との間に、光ディスクを収納するための空間を有するディスク カートリッジであって、
前記上側本体は、 ( 前記光ヘッドのァクチユエ一タカバー及びターンテーブルを 前記上側本体の内部に侵入させるための開口部と、(ii)前記光ディスクに対向する 面に、前記開口部の縁部から円周方向に向けて設けられた、前記光ディスクの回転 によって発生する空気の流れを導くための二つの溝とを有する、ディスクカートリッジ である。
[0044] また、第 25の本発明は、
前記二本の溝の幅は、前記開口部の縁部に近づくにつれて徐々に狭くなる、第 24 の本発明のディスクカートリッジである。
[0045] また、第 26の本発明は、
前記二本の溝の深さを、前記開口部の縁部に近づくにつれて徐々に浅くするための テーパ部が設けられている、第 24の本発明のディスクカートリッジである。
図面の簡単な説明
[0046] [図 1]実施の形態 1に係る光ディスク装置 71の構成を示すブロック断面図
[図 2]光ディスク装置 71のターンテーブル 20付近を拡大した図
[図 3] (a)実施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 20の上面図、(b) 実施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 20の A— A断面図、(c)実 施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 20の裏面図、(d)実施の形態 1に係る光ディスク装置 71の L—L断面図
[図 4] (a)実施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 25の上面図、(b) 実施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 25の B—B断面図、(c)実 施の形態 1に係る光ディスク装置 71のターンテーブル 25の裏面図
[図 5] (a)実施の形態 2に係る光ディスク装置のターンテーブル 30の上面図、(b)実 施の形態 2に係る光ディスク装置のターンテーブル 30の C— C断面図、(c)実施の形 態 2に係る光ディスク装置のターンテーブル 30の裏面図
[図 6] (a)実施の形態 3に係る光ディスク装置のスピンドルモータ 35の側面図、(b)実 施の形態 3に係る光ディスク装置のスピンドルモータ 35の D— D断面図
[図 7] (a)実施の形態 4に係る光ディスク装置のターンテーブル 30及びスピンドルモ ータ 35の裏面図、(b)実施の形態 4に係る光ディスク装置のターンテーブル 30及び スピンドルモータ 35の側面図、(c)実施の形態 4に係る光ディスク装置のターンテー ブル 30及びスピンドルモータ 35の E— E断面図
[図 8] (a)実施の形態 5に係る光ディスク装置の断面図、(b)実施の形態 5に係る光デ イスク装置の F— F断面図
圆 9]実施の形態 6に係る光ディスク装置の光ヘッドの位置を説明する図
[図 10A]実施の形態 9に係る光ディスク装置の上面図
[図 10B]実施の形態 9に係る光ディスク装置の G— G断面図
[図 11]ァクチユエ一タカバー 50付近を拡大した図
[図 12A]実施の形態 11に係る光ディスク装置 81の上面図
[図 12B]実施の形態 11に係る光ディスク装置 81の H—H断面図
[図 13A]実施の形態 12に係る光ディスク装置 82の上面図
[図 13B]実施の形態 12に係る光ディスク装置 82の I—I断面図
[図 14A]実施の形態 13に係る光ディスク装置 83の上面図
[図 14B]実施の形態 13に係る光ディスク装置 83の J -J断面図
[図 15A]実施の形態 14に係るディスクカートリッジ 84を、光ディスク装置が搭載したと きの上面図
[図 15B]実施の形態 14に係るディスクカートリッジ 84を光ディスク装置に設置したとき の K K断面図
[図 16]実施の形態 14に係るディスクカートリッジ 84を光ディスク装置に設置したときの 断面図
[図 17]従来の光ディスク装置の上面図
[図 18]従来の光ディスク装置の X— X断面図
符号の説明
10、 71、 75、 78、 79、 80、 81、 82、 83 光ディスク装置
11 光ヘッド、
13a〜13c 保護部材
14 光ディスク
15 トラバースモータ
16、 20、 25、 30 ターンテーブル
17、 35 スピンドノレモータ
18、 50、 55 ァクチユエ一タカバー
19、 60 対物レンズホルダ
22a〜22h、 26a〜26h、 31a〜31h 誘導溝
23a〜23h、 36a〜36h フィン
24a〜24h 開放部
32a〜32h 貫通孔
33a〜33h 底部
24, 34 外周縁部
34a〜34h 開放部
40 誘導板
1 ス卜ッノヽ0
51a, 51b、 56a, 56b、 61a, 61b、 85、 86 溝部
52、 52a, 52b、 58、 58a, 58b、 62、 62a, 62b、 68、 68a, 68b、 88、 88a, 88b、 8 9、 89a, 89b 空気の流れ
53、 67、 85c、 86c 開放部
54a 溝部の幅
54a 底面
57a〜57c 凸部
65 導風板
66a, 66b、 85a, 85b、 86a, 86b 側壁
84 ディスクカートリッジ
84a 上側本体
84b 下側本体
85d、 86d テーノ部
87 開口部
11 1 半導体レーザ
112 ビームスプリッタ
113 コリメートレンズ
114 ミラー
115 対物レンズ
117 了クチユエ一タコィノレ
118 マルチレンズ
119 フォトダイオード
120 信号処理回路
130 サーボ制御回路
691 シャーシ
692 ガイドシャフト
693 ステー
694 リードスクリュー
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する [0049] (実施の形態 1)
図 1は、本発明の実施の形態 1に係る光ディスク装置 71の構成において、光デイス ク装置 71を機能的に説明するための略示ブロック図である。以下の説明において、 図 1の光ディスク装置 71を構成するブロック力 図 17及び図 18の従来の光ディスク 装置 90を構成するブロックと同じ動作をするものについては、従来の光ディスク装置 90を構成するブロックと同じ参照符号を付し、その説明を省略する。
[0050] 本実施の形態に係る光ディスク装置 71を、図 2及び図 3 (a)〜(d)を用いて詳しく説 明する。
[0051] 図 2は、図 1に示す光ディスク装置 71において、ターンテーブル 20及びスピンドル モータ 17付近を拡大した図である。図 2に示すように、ターンテーブル 20の駆動用 モータとしてのスピンドルモータ 17に固定されたターンテーブル 20は、光ディスク 14 を搭載して回転する。光ヘッド 11は、光ディスク 14の半径方向の最内周側に位置さ せてもよい。半径方向の最内周側の位置とは、光ヘッド 11が半径方向に移動可能な 領域の中で、内周側へ移動可能な機械的な限界位置を意味する。
[0052] 図 2の矢印 21は、塵埃除去風を示す。塵埃除去風は、保護部材 13a〜13cを含む 対物レンズ 115の周辺の領域、または対物レンズ 115側の光ディスクの表面(以下、 対物レンズ側領域という)に付着した塵埃を除去する空気の流れをいう。光ディスク装 置 71が塵埃除去風を発生させる動作については後述する。
[0053] ターンテーブル 20の詳細な構造について、図 3 (a)〜(d)を用いて説明する。
[0054] 図 3 (a)は、ターンテーブル 20の上面(光ディスク 14側の面)図である。図 3 (b)は、 ターンテーブル 20の A— A断面図である。図 3 (c)は、ターンテーブル 20の裏面(ス ピンドルモータ 17側の面)図である。
図 3 (a)〜(d)に示すように、ターンテーブル 20の表面には、凹部及び凸部が設けら れている。
[0055] ターンテーブル 20の裏面に、本発明の凹部としての複数の誘導溝 22a〜22hが設 けられている。複数の誘導溝 22a〜22hは、ターンテーブル 20の中心近傍力も放射 状に延び、ターンテーブル 20の外周縁部 24に、それぞれ開放部 24a〜24hを有す る溝である。また、ターンテーブル 20の外周縁部 24に、本発明の凸部としてのフィン 23a〜23hが設けられている。フィン 23a〜23hは、一定の厚さを有した板状突起で ある。誘導溝 22cの断面を、図 3 (b)の L—L断面図である図 3 (d)に示した。
[0056] 次に、光ディスク装置 71が塵埃除去風を発生させる基本的な動作について説明す る。
[0057] ここでは一例として、光ディスク装置 71に光ディスク 14が搭載されているものとする 。スピンドルモータ 17の駆動に伴い、光ディスク 14が搭載されたターンテーブル 20 が回転すると、複数の誘導溝 22a〜22h及びフィン 23a〜23hによって、空気の流れ が発生する。この空気の流れは、ターンテーブル 20の半径方向に向力つて流れる。 半径方向とは、光ディスク 14の中心カゝら外周縁部に向カゝぅ方向をいう。また、この空 気の流れは、対物レンズ側領域に達するとともに、塵埃除去風として、対物レンズ側 領域に付着した塵埃を除去する。
[0058] これにより、光ディスク装置 71は、保護部材 13a〜13cや、光ディスク 14の表面など に付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13a〜 13cと光デイス ク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減するこ とが可能となる。
[0059] なお、本実施の形態において、複数の誘導溝 22a〜22hは、図 4 (a)〜(c)に示す ターンテーブル 25のように、ターンテーブル 25の中心近傍から放射状に形成され、 弧を描くように形成された複数の誘導溝 26a〜26hとしてもよ 、。
[0060] また、複数のフィン 23a〜23hは、例えば弾性体で形成されてもょ 、し、ターンテー ブルと一体形成されてもょ ヽ。
[0061] また、スピンドルモータ 17は、インナーロータ型またはアウターロータ型のどちらでも よい。
[0062] また、上記実施の形態では、便宜上、光ディスク装置 71に光ディスク 14が搭載され ている場合について説明した力 これに限らず、光ディスク 14が搭載されていなくて もよい。その場合は、保護部材 13a〜13cの表面などに付着したゴミゃ埃などを除去 することができるため、保護部材 13a〜13cと光ディスク 14とが衝突したとしても、光 ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減することが可能となる。
[0063] 尚、スピンドルモータを駆動させるタイミングや、駆動期間については、実施の形態 6以降において詳細に説明する。
[0064] (実施の形態 2)
図 5 (a)は、本発明の実施の形態 2に係る光ディスク装置のターンテーブル 30の上 面(光ディスク 14側の面)図である。図 5 (b)は、ターンテーブル 30の C C断面図で ある。図 5 (c)は、ターンテーブル 30の裏面(スピンドルモータ 17側の面)図である。
[0065] 以下、図 5 (a)〜(c)を用いて、本発明の実施の形態 2に係る光ディスク装置につい て説明する。
[0066] なお、実施の形態 2の光ディスク装置と、実施の形態 1の光ディスク装置 71とは、タ ーンテーブルの構造のみが異なる。このため、本実施の形態では、主としてターンテ 一ブル 30の構造につ!、て説明する。
[0067] ターンテーブル 30の外周縁部 34には、実施の形態 1に記載したターンテーブル 2 0と同様の、凸部としての複数のフィン 23a〜23hが形成される。
[0068] 図 5 (b)及び(c)〖こ示すように、ターンテーブル 30の上面に、本発明の凹部としての 複数の誘導溝 31a〜31hが設けられている。複数の誘導溝 31a〜31hは、ターンテ 一ブル 30の中心近傍から放射状に延び、ターンテーブル 30の外周縁部 34に、それ ぞれ開放部 34a〜34hを有する溝である。また、ターンテーブル 30には、複数の誘 導溝 31a〜31hの中心近傍側のそれぞれの底面 33a〜33hとターンテーブル 30の 裏面とを貫通する複数の貫通孔 32a〜32hが設けられて 、る。図 5 (a)〜(c)では、 複数の誘導溝 31a〜31hと複数の貫通孔 32a〜32hとが 1対 1で対応している。しか し、一つの誘導溝に複数の貫通孔が設けられること、また、複数の誘導溝で一つの 貫通孔を共有することを妨げるものではな 、。
[0069] 次に、実施の形態 2に係る光ディスク装置が、塵埃除去風を発生させる基本的な動 作について説明する。
[0070] スピンドルモータ 17の駆動に伴い、光ディスク 14が搭載されたターンテーブル 30 が回転すると、複数の貫通孔 32a〜32hに空気が流入する。流入した空気は、光デ イスク 14と複数の誘導溝 31a〜31hとの間の空間を通り、開放部 34a〜34hから、タ ーンテーブル 30の半径方向へ放出される。放出された空気は、塵埃除去風として、 対物レンズ側領域に達するとともに、対物レンズ側領域に付着した塵埃を除去する。 また、光ディスク 14の表面を塵埃除去風が流れることにより、光ディスク 14の表面に 付着した塵埃も除去される。
[0071] これにより、実施の形態 2に係る光ディスク装置は、保護部材 13a〜13cや、光ディ スク 14の表面などに付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13 a〜 13cと光ディスク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可 能性を低減することが可能となる。
[0072] ターンテーブル 30の回転によって発生する塵埃除去風の風量は、実施の形態 1の ターンテーブル 20の回転によって発生する塵埃除去風の風量よりも大きくなる。従つ て、実施の形態 2に係る光ディスク装置は、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71より も、塵埃を除去する効果を大きくすることができる。
[0073] なお、ターンテーブル 30に設けられた複数の誘導溝 31a〜31hは、ターンテープ ル 30の中心近傍力も外周縁部に向けて放射状に設けられるとした力 図 4 (a)〜(c) に示すように、ターンテーブル 30の中心近傍力も放射状に、かつ、弧を描くように形 成されてもよい。
[0074] (実施の形態 3)
図 6 (a)は、本発明の実施の形態 3に係る光ディスク装置のスピンドルモータ 35及 びターンテーブル 16の側面図である。図 6 (b)は、図 6 (a)の D— D断面図である。す なわち、図 6 (b)は、スピンドルモータ 35をターンテーブル 16側から見た図である。以 下、本発明の実施の形態 3に係る光ディスク装置について説明する。
[0075] 実施の形態 3に係る光ディスク装置は、図 2に示す光ディスク装置 71のターンテー ブル 20を、従来のターンテーブル 16に置き換えるとともに、スピンドルモータ 17をス ピンドルモータ 35に置き換えている。実施の形態 3に係る光ディスク装置のその他の 構成は、実施の形態 1で説明した光ディスク装置 71の構成と同様であるため、説明を 省略する。
[0076] まず、スピンドルモータ 35の構造を説明する。
[0077] スピンドルモータ 35は、アウターロータ型のスピンドルモータであり、側面の回転部 に凸部が設けられている。図 6 (a)に示すように、スピンドルモータ 35は、回転部に凸 部として複数のフィン 36a〜36hが設けられる。複数のフィン 36a〜36hは、ターンテ 一ブル 16に対して、垂直に設けられる。なお、複数のフィン 36a〜36hは、送風機能 を有するものでありさえすればよぐターンテーブル 16に対して垂直である必要はな い。
[0078] スピンドルモータ 35は、複数のフィン 36a〜36hを設けるための空間を確保する必 要がある。このため、スピンドルモータ 35の回転部の直径は、図 6 (a)に示すように、 ターンテーブル 16に近づくに従って小さくなる。
[0079] また、スピンドルモータ 35には、凹部として複数の溝を設けてもよ!、。このとき、複数 の誘導溝は、ターンテーブル 16に対して、送風機能を発揮する程度に傾斜して設け られる。
[0080] 次に、実施の形態 3に係る光ディスク装置が、塵埃除去風を発生させる基本的な動 作について説明する。
[0081] スピンドルモータ 35の回転部が回転すると、複数のフィン 36a〜36hによって、光 ディスク 14が搭載されたターンテーブル 16の半径方向に空気の流れが発生する。こ の空気の流れは、対物レンズ側領域に達するとともに、塵埃除去風として、対物レン ズ側領域および光ディスク 14の表面に付着した塵埃を除去する。
[0082] これにより、実施の形態 3に係る光ディスク装置は、保護部材 13a〜13cや、光ディ スク 14の表面などに付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13 a〜 13cと光ディスク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可 能性を低減することが可能となる。
[0083] なお、複数のフィン 36a〜36hは、例えばゴムなどの弾性体で形成されて 、てもよ いし、ターンテーブルと一体形成されていてもよい。
[0084] (実施の形態 4)
図 7 (a)は、本発明の実施の形態 4に係る光ディスク装置のスピンドルモータ 35及 びターンテーブル 30を、光ディスク 14の搭載面側力も見た図である。図 7 (b)は、実 施の形態 4に係る光ディスク装置のスピンドルモータ 35及びターンテーブル 30の一 部断面を含む側面図である。図 7 (c)は、図 7 (b)の E— E断面図である。
[0085] 実施の形態 4に係る光ディスク装置は、実施の形態 2に係るターンテーブル 30と、 実施の形態 4に係るスピンドルモータ 35とを組み合わせた構成である。実施の形態 4 に係る光ディスク装置のその他の構成は、実施の形態 1に記載した光ディスク装置 7 1の構成と同様であるため、説明を省略する。
[0086] 次に、実施の形態 4に係る光ディスク装置が、塵埃除去風を発生させる基本的な動 作について説明する。
[0087] スピンドルモータ 35の駆動に伴い、光ディスク 14が搭載されたターンテーブル 30、 及びスピンドルモータ 35によって、ターンテーブル 30の半径方向に空気の流れが発 生する。この空気の流れは、対物レンズ側領域に達するとともに、塵埃除去風として、 対物レンズ側領域及び光ディスク 14の表面に付着した塵埃を除去する。
[0088] このように、ターンテーブル 30及びスピンドルモータ 35を用いて塵埃除去風を発生 させるため、実施の形態 4に係る光ディスク装置は、実施の形態 1〜3に係る光デイス ク装置より、風量の大きい塵埃除去風を発生させることができる。従って、実施の形態 4に係る光ディスク装置は、保護部材 13a〜13cや、光ディスク 14の表面などに付着 したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13a〜 13cと光ディスク 14と が衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減することが可 能となる。
[0089] なお、実施の形態 4に係る光ディスク装置は、ターンテーブル 30に代えて、ターン テーブル 20または 25を用いてもよ!、。
[0090] (実施の形態 5)
図 8 (a)は、本発明の実施の形態 5に係る光ディスク装置 75のスピンドルモータ 17 及びターンテーブル 20付近を示す図である。図 8 (b)は、光ディスク装置 75の、図 8 ( a)の F— F方向から見た図である。
[0091] 光ディスク装置 75は、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71が更に誘導板 40を備 えた構成である。このため、光ディスク装置 75の誘導板 40以外の構成は、説明を省 略する。
[0092] まず、誘導板 40の構造にっ 、て、図 8 (a)及び (b)を用いて説明する。
[0093] 誘導板 40は、スピンドルモータ 17の回転部及びターンテーブル 20の双方の外周 を取り囲むとともに、光ヘッド 11の保護部材 13a〜13dの方向に開口部を有する。誘 導板 40は、スピンドルモータ 17とターンテーブル 20とに対して独立に設置される。 [0094] 次に、光ディスク装置 75が、塵埃除去風を発生させる基本的な動作について説明 する。
[0095] スピンドルモータ 17の駆動に伴い、光ディスク 14を搭載したターンテーブル 20の 回転によって、ターンテーブル 20の半径方向に、空気の流れが発生する。誘導板 4 0は、ターンテーブル 20の全ての半径方向に発生する空気の流れを、光ヘッド 11の 方向へと誘導する。誘導された空気の流れは、対物レンズ側領域に達し、塵埃除去 風として、対物レンズ側領域に付着した塵埃を除去する。
[0096] このように、光ディスク装置 75は、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71より、非常 に風量の大きい塵埃除去風を発生させることができる。従って、実施の形態 1に係る 光ディスク装置 71と比較して、光ディスク装置 75は、塵埃を除去する可能性を大きく することができる。
[0097] なお、誘導板 40は、スピンドルモータ 17の回転部及びターンテーブル 20の少なく とも一方を取り囲むように設けられて 、てもよ 、。
[0098] また、上記の実施の形態 2〜4に係る光ディスク装置が、上記の誘導板 40を備えて ちょい。
[0099] (実施の形態 6)
ここでは、本発明に係る光ディスク装置の制御方法の一例として、スピンドルモータ の駆動方法について説明する。
[0100] 本発明の実施の形態 6に係る光ディスク装置は、上記の実施の形態 1に係る光ディ スク装置 71と同じ構成を有する。従って、実施の形態 6に係る光ディスク装置の構成 の説明を省略し、実施の形態 6に係る光ディスク装置の、塵埃除去風を発生させるた めのスピンドルモータの具体的な駆動方法について説明する。
[0101] まず、スピンドルモータの基本的な駆動方法 (第 1の駆動方法)について説明する。
[0102] 実施の形態 6に係る光ディスク装置は、ターンテーブル 20に光ディスク 14が搭載さ れている力否かに応じて、所定のタイミングで、スピンドルモータ 17を所定の期間駆 動させる。
すなわち、実施の形態 6に係る光ディスク装置は、光ディスク 14が搭載されている 場合であって、記録 Z再生動作をしていない状況下であっても、塵埃除去風を発生 させるためにスピンドルモータ 17を、予め定められたタイミングで駆動させる。これに より、光ディスク 14の表面や、対物レンズの周辺に付着した塵埃を除去することがで きる。ここで、所定のタイミングとは、例えば、 1時間毎に一定時間駆動させることが考 えられる。
[0103] また、光ディスク装置に光ディスク 14が搭載されて ヽな 、場合でも、スピンドルモー タ 17を、例えば、 1時間毎又は数時間毎、あるいは、 1日おき又は数日おきに一定時 間駆 'BR〉3させることによって、対物レンズの周辺に付着した塵埃を除去することが できる。ここで、スピンドルモータ 17を駆動させるタイミングは、光ディスク 14が搭載さ れている場合と、搭載されていない場合とにより、区別しても良いし、同じにしても良 い。
[0104] これにより、塵埃によって光ディスクの表面に傷が発生する可能性を低減することが できる。
[0105] 次に、スピンドルモータの別の駆動方法 (第 2の駆動方法)について説明する。
実施の形態 6に係る光ディスク装置は、上記の第 1の駆動方法を適用する構成とは 別に、例えば、ユーザが光ディスク装置の蓋を開けるなどの、ユーザによる光ディスク 14の搭載動作を検知できる検知センサ(図示省略)を有するものとする。その場合、 検知センサでの検知信号により、ターンテーブル 20に光ディスク 14が搭載される直 前に予め、光ディスクの正回転方向又は逆回転方向にスピンドルモータ 17を、短時 間だけ駆動させることが出来る。これにより、対物レンズの周辺領域に付着した塵埃 を、光ディスク 14が搭載される前に予め除去できるため、光ディスク 14に傷が発生す る可能性を低減することができる。
[0106] なお、上記第 2の駆動方法において、実施の形態 6に係る光ディスク装置は、ター ンテーブル 20の逆回転方向に回転させた場合、引き続き、正回転方向にモードを切 り替えた上で回転を停止させる。このとき、ターンテーブル 20の回転を完全に停止さ せてもよいし、させなくてもよい。
[0107] これは、実施の形態 6に係る光ディスク装置を、ユーザがすぐに使用可能な状態と するためである。このように回転制御することにより、搭載された光ディスク 14の回転 の立ち上がり時間を短縮できるので、光ディスク 14のデータを直ちに取得することが 可能となり、ユーザの利便性を損なうことなぐ対物レンズの周辺領域の塵埃を除去 することが可能となる。
[0108] 尚、上記第 2の駆動方法は、上記第 1の駆動方法と組み合わせても勿論良い。
[0109] 次に、スピンドルモータの更に別の駆動方法 (第 3の駆動方法)について説明する。
実施の形態 6に係る光ディスク装置は、スピンドルモータ 17を駆動させる際に、ター ンテーブル 20の回転方向を変化させる。例えば、実施の形態 6に係る光ディスク装 置は、ターンテーブル 20の正回転方向及び逆回転方向の向きにスピンドルモータ 1 7を交互に駆動させることによって、塵埃除去風の風向を変化させる。正回転方向と は、光ディスク装置が光ディスクの記録 Z再生動作を行う際に光ディスク回転させる 方向のことをいい、逆回転方向とは、正回転方向の逆方向のこという。塵埃除去風の 風向を変化させることによって、対物レンズ 115や、光ディスク表面に付着した塵埃を 除去することが可能となる。
[0110] 次に、スピンドルモータのまた更に別の駆動方法 (第 4の駆動方法)について説明 する。実施の形態 6に係る光ディスク装置は、スピンドルモータ 17を駆動させる際に、 ターンテーブル 20の回転速度を変化させることによって、塵埃除去風の風速を変化 させる。
[0111] 上記スピンドルモータ 17の第 2及び第 3の駆動方法のように、実施の形態 6に係る 光ディスク装置は、塵埃除去風の風速または風向を変化させることによって、塵埃除 去風を乱流とすることができる。これにより、対物レンズの周辺や、光ディスク表面に 付着した塵埃を除去する効果が、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71より大きくな る。
[0112] 尚、上記第 3又は、第 4の駆動方法を、上記第 1及び Z又は第 2の駆動方法と組み 合わせても良い。
[0113] また、上記実施の形態 1〜5に係る光ディスク装置に、本実施の形態のスピンドルモ ータの駆動方法を用いても、同様の効果が得られることは 、うまでもな!/、。
[0114] (実施の形態 7)
ここでは、本発明の光ディスク装置の制御方法の一例として、光ヘッドの制御方法 について説明する。 [0115] 本発明の実施の形態 7に係る光ディスク装置は、上記の実施の形態 1に係る光ディ スク装置 71と同じ構成を有する。従って、実施の形態 7に係る光ディスク装置の構成 の説明を省略し、実施の液体 7に係る光ディスク装置の、光ヘッド 11の制御方法に ついて、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71と異なる点を中心に、図 2を用いて説 明する。なお、基本的な動作は、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71と同じである
[0116] 図 2に示す矢印 F、矢印 Tまたは矢印 Rの方向は、光ヘッド 11が移動可能な方向を 示す。サーボ制御回路 130は、光ヘッド 11を矢印 F、矢印 Tまたは矢印 Rの方向に 移動させることによって、対物レンズ側領域に対する塵埃除去風の風速、または風向 を変化させる。
[0117] 矢印 Fは、光ディスク 14の表面に対して垂直な方向を示す。サーボ制御回路 130 は、光ヘッド 11を矢印 Fの方向に往復運動させ、対物レンズ 115と光ディスク 14との 距離を変化させる。矢印 Tは、光ディスク 14の表面と平行な方向を示す。サーボ制御 回路 130は、光ヘッド 11を、矢印 Tの方向に往復運動させることによって、対物レン ズ 115と、スピンドルモータ 17及びターンテーブル 20との距離を変化させる。
[0118] 本実施の形態の光ディスク装置は、光ヘッド 11を矢印 F及び矢印 Tの方向に往復 運動させることによって、対物レンズ側領域に対する塵埃除去風の風速を変化させる
[0119] 矢印 Rは、光ディスク 14の表面に対して、傾斜する方向を示す。サーボ制御回路 1
30は、光ヘッド 11を矢印 Rの方向に回転運動させることによって、光ディスク 14の表 面に対する光ヘッド 11の傾きを変化させる。
[0120] 本実施の形態 7の光ディスク装置は、光ヘッド 11を矢印 Rの方向に運動させること によって、光ヘッドに対する塵埃除去風の風向を変化し、塵埃除去風を乱流とするこ とがでさる。
[0121] したがって、保護部材 13a〜 13cを含む対物レンズ周辺の領域と光ディスク 14の対 物レンズ側の表面とに付着した塵埃を除去する効果を、実施の形態 1の光ディスク装 置 71と比較して、さらに大きくすることができる。また、矢印 F、矢印 T、及び矢印尺の それぞれの方向の往復運動を組み合わせてもよ 、。 [0122] なお、上記実施の形態 2〜5に係る光ディスク装置に、本実施の形態の光ヘッドの 駆動方法を用いても、同様の効果が得られることは 、うまでもな!/、。
[0123] (実施の形態 8)
ここでは、本発明の光ディスク装置の制御方法の一例として、光ヘッドの制御方法 について説明する。
[0124] 図 9は、本発明の実施の形態 8に係る光ディスク装置 78の動作を説明する図である 。光ディスク装置 78の構成は、図 1〜図 3に示す実施の形態 1の光ディスク装置 71の 構成に、さらにストッパ 41を備える構成である。このため、光ディスク装置 78のストツ パ 41以外の構成の説明を省略し、光ディスク装置 78の光ヘッド 11の制御方法につ いて、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71と異なる点を中心に、図 9を用いて説明 する。なお、基本的な動作は、実施の形態 1に係る光ディスク装置 71と同じである。
[0125] 光ディスク装置 78において、サーボ制御回路 130は、スピンドルモータ 17を駆動 する前に、光ヘッド 11を所定の位置に移動させる。図 9に示すように、光ヘッド 11の 所定の位置とは、光ヘッドの機械的限界位置 M、または光ヘッド最内周位置 Sである
[0126] 光ヘッド 11の機械的限界位置 Mとは、その位置力 さらに、光ヘッド 11の半径方 向の内周側への移動が、物理的に不可能な限界位置のことをいう。光ヘッド 11の機 械的限界位置 Mを決定するために、図 9に示すように、光ディスク 14の半径方向の 内周方向への、光ヘッド 11の移動を阻止するストッパ 41を設置した。
なお、ストッパ 41に代えて、光ヘッドの位置検出用のセンサ(図示省略)を予め設け た構成でも良い。その場合、その位置検出用センサが光ヘッド 11を、例えば機械的 限界位置 Mにおいて検出した時点で、サーボ制御回路 130が、光ヘッド 11の移動を 停止させる構成としてもよい。
[0127] また、光ディスクの最内周位置 Sとは、光ディスク 14の半径方向における最も内周 側にある、データの記録または再生可能な位置のことである。光ヘッドの最内周位置 Sは、上記光ディスクの最内周位置に光スポットを形成するための光ヘッド 11の位置 のことである。すなわち、光ヘッドの機械的限界位置 Mは、光ディスクの最内周位置 よりスピンドルモータ 17に近!、ことになる。 [0128] このように、光ディスク装置 78は、光ヘッド 11をターンテーブル 20及びスピンドルモ ータ 17に近づけることによって、対物レンズ側領域に対する塵埃除去風の風速を増 すことができる。これにより、光ディスク装置 78は、対物レンズ側領域に付着した塵埃 を除去する効果を、上記の実施の形態 1に係る光ディスク装置 71と比較して大きくす ることがでさる。
[0129] なお、本実施の形態において、ターンテーブル 20に代えてターンテーブル 25また はターンテーブル 30を、またスピンドルモータ 17に代えてスピンドルモータ 35を用い ることができることは、言うまでもな!/、。
[0130] また、上記実施の形態 1〜8では、便宜上、光ディスク装置 71に光ディスク 14が搭 載された状態の例を説明したが、これに限らず、光ディスク 14が搭載されていなくて も、上記と同様の効果を発揮し得る。
[0131] また、上記実施の形態 1〜5に係る光ディスク装置に、本実施の形態 6〜8の光ディ スクの駆動方法を適用しても良い。その場合でも、上記と同様に、光ディスクの周辺 又は、対物レンズの周辺に付着した塵埃を効果的に除去することが出来る。
[0132] (実施の形態 9)
ここでは、本発明の光ディスク装置の一実施の形態について、図 10Aおよび図 10
Bを用いて説明する。
[0133] 図 10Aは、本発明の実施の形態 9に係る光ディスク装置 79の上面図である。図 10 Bは、図 10Aに示す光ディスク装置 79の G— G断面図である。
[0134] 図 10A及び図 10Bに示す光ディスク装置 79を構成するブロック力 従来の光ディ スク装置 90を構成するブロックと同じ動作をするものについては、従来の光ディスク 装置 90を構成するブロックと同じ参照符号を付し、その説明を省略する。
[0135] 以下の説明では、光ディスク装置 79に光ディスク 14が搭載されていることが前提と なる。これは、光ディスク装置 79が、光ディスク 14の回転と空気の粘性とによって発 生する空気の流れを、塵埃除去風として利用するためである。
[0136] 以下、光ディスク装置 79の構成について説明する。
[0137] 光ディスク装置 79は、ァクチユエ一タカバー 18に代えて、ァクチユエ一タカバー 50 を備える。ァクチユエ一タカバー 50は、光ディスク 14に対向する面に、導風部として の、第 1の溝部 51a及び第 2の溝部 51bを有する。第 1の溝部 51aと第 2の溝部 51bと は、対物レンズ 115を中心として、ァクチユエ一タカバー 50の光ディスク 14の円周方 向にそれぞれ設けられる。なお、溝部は、二つである必要はなぐ光ディスク 14の円 周方向のどちらか一方に設けられていればよい。
[0138] 続いて、第 1の溝部 51a及び第 2の溝部 51bについて説明する。
[0139] 第 1の溝部 51aは、ァクチユエ一タカバー 50の一方の円周方向側の側面に開放部 53を有する。第 1の溝部 51aの幅 54は、開放部 53から対物レンズ 115に向力 に従 い、徐々に狭くなり、対物レンズ 115側で最小となる。図 10Aに示すように、第 1の溝 部 51aを形成する二つの側面のなす角度が α ( αく 90° )となるように、第 1の溝部 51aが形成されていればよい。また、第 1の溝部 51aの深さは、開放部 53から対物レ ンズ 115に向力 に従い、徐々に小さくなり、対物レンズ 115側で最小となる。図 10B に示すように、第 1の溝部 51aの底面 54aと、光ディスク 14との角度が く 90° ) となるように、第 1の溝部 51aが形成されていればよい。
[0140] 第 2の溝部 51bの形状は、第 1の溝部 51aと同様であるため、その説明を省略する 。なお、第 1の溝部 51aの形状と第 2の溝部 51bの形状とが同一である必要はない。
[0141] 次に、光ディスク装置 79が、塵埃除去風を発生させる基本的な動作について説明 する。
[0142] 空気には粘性があるため、光ディスク 14が回転すると、光ディスク 14の表面の空気 は光ディスク 14の円周方向に引っ張られ、空気の流れ 52aが発生する。また、光ディ スク 14が回転すると、遠心力によって、光ディスク 14の表面の半径方向に、空気の 流れ 52bが発生する。この結果、空気の流れ 52a及び 52bが合成された空気の流れ 52が発生する。
[0143] 第 1の溝部 51aは、空気の流れ 52を対物レンズ 115の方向に導く。この結果、空気 の流れ 52は、塵埃除去風として、保護部材 13a〜 13cを含む対物レンズ 115の周辺 領域 (以下、対物レンズ周辺領域という)に付着した塵埃を除去する。また、第 2の溝 部 51bは、光ディスク 14が逆回転方向に回転することによって発生する空気の流れ を、塵埃除去風として対物レンズ周辺領域に導き、塵埃を除去する。
[0144] これにより、光ディスク装置 79は、保護部材 13a〜13cや、光ディスク 14の表面など に付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13a〜 13cと光デイス ク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減するこ とが可能となる。
[0145] (実施の形態 10)
ここでは、本発明の光ディスク装置の一実施の形態について、図 11を用いて説明 する。
[0146] 本発明の実施の形態 10に係る光ディスク装置 80の構成は、実施の形態 9に係る光 ディスク装置 79の構成と同じであるため、その説明を省略し、実施の形態 9に係る光 ディスク装置 79と異なる動作のみを説明する。なお、基本的な動作は、実施の形態 7 に係る光ディスク装置 79と同じである。
[0147] 図 11は、図 10Bのァクチユエ一タカバー 50付近を拡大した図である。サーボ制御 回路 130は、ァクチユエータコイル 117にフォーカス方向に電圧を加えることによって 、対物レンズホルダ 19をァクチユエ一タカバー 50に接触するまで移動させる。対物レ ンズホルダ 19がァクチユエ一タカバー 50に接触しても、保護部材 13a〜13cは、光 ディスク 14に接触しない。
[0148] 対物レンズホルダ 19をァクチユエ一タカバー 50に接触させるまで移動させることに よって、対物レンズ 115及び保護部材 13a〜 13cと、光ディスク 14とが接近する。この 結果、光ディスク装置 80は、対物レンズ側領域に対する塵埃除去風の風速を、光デ イスク装置 79より大きくすることができる。
[0149] 従って、実施の形態 10に係る光ディスク装置 80は、実施の形態 9に係る光ディスク 装置 79よりも、塵埃を除去する効果を大きくすることができる。
[0150] (実施の形態 11)
ここでは、本発明の光ディスク装置の一実施の形態について、図 12Aおよび図 12 Bを用いて説明する。
[0151] 図 12Aは、本発明の実施の形態 11に係る光ディスク装置 81の上面図である。図 1 2Bは、図 12Aに示す光ディスク装置 81の H—H断面図である。本実施の形態の光 ディスク装置 81は、実施の形態 9の光ディスク装置 79のァクチユエ一タカバー 50に 代えて、ァクチユエ一タカバー 55を備える構成である。 [0152] このため、光ディスク装置 81のァクチユエ一タカバー 55以外の構成は、説明を省 略し、光ディスク装置 81について、実施の形態 9に係る光ディスク装置 79と異なる点 を中心に、図 12Aおよび図 12Bを用いて説明する。なお、基本的な動作は、光ディ スク装置 79と同じである。
[0153] まず、ァクチユエ一タカバー 55の構造を説明する。
[0154] ァクチユエ一タカバー 50とァクチユエ一タカバー 55との差異は、ァクチユエ一タカ バー 55の第 1の溝部 56aの底面に、複数の凸部 57a〜57cが設けられている点であ る。
[0155] 複数の凸部 57a〜57cは、空気の流れ 58が通過する位置に設けられている。この ため、複数の凸部 57a〜57cは、空気の流れ 58が第 1の溝部 56aを通過する際に、 空気の流れ 58の流れを乱す。この結果、塵埃除去風は乱流となるため、光ディスク 装置 81は、対物レンズ周辺領域に付着した塵埃を除去する効果を、光ディスク装置
79と比較して、大きくすることができる。
[0156] なお、図 12A及び図 12Bには、 3個の凸部 57a〜57cが図示されている力 凸部の 数はこれに限られるものではない。また、複数の凸部 57a〜57cは、第 2の溝部 56b に設けられていてもよい。
[0157] (実施の形態 12)
ここでは、本発明の光ディスク装置の一実施の形態について説明する。
[0158] 図 13Aは、本発明の実施の形態 12に係る光ディスク装置 82の上面図である。図 1
3Bは、図 13Aに示す光ディスク装置 82の I—I断面図である。
[0159] 図 13A及び図 13Bに示す光ディスク装置 82を構成するブロック力 従来の光ディ スク装置 90を構成するブロックと同じ動作をするものについては、同じ参照符号を付 し、その説明を省略する。
[0160] 以下の説明では、実施の形態 9に係る光ディスク装置 79と同様に、光ディスク装置
82に光ディスク 14が搭載されて 、ることが前提となる。
[0161] まず、光ディスク装置 82の構成について説明する。
[0162] 光ディスク装置 82は、従来の光ディスク装置 90と異なり、ァクチユエ一タカバー 18 を備えない。また、光ディスク装置 82は、従来の光ディスク装置 90の対物レンズホル ダ 19に代えて、対物レンズホルダ 60を備える。
[0163] 対物レンズホルダ 60は、光ディスク 14に対向する面に、導風部としての、第 1の溝 部 61a及び第 2の溝部 61bを有する。第 1の溝部 61aと第 2の溝部 61bとは、対物レン ズ 115を中心として、光ディスク 14の円周方向にそれぞれ設けられる。なお、溝部は 、二つである必要はなぐ光ディスク 14の円周方向のどちらか一方に設けられていれ ばよい。
[0164] 続いて、第 1の溝部 61a及び第 2の溝部 61bについて説明する。
[0165] 第 1の溝部 61aは、対物レンズホルダ 60の一方の円周方向側の側面に、開放部を 有する。第 1の溝部 61aの幅は、開放部力 対物レンズ 115に向力 に従い、徐々に 狭くなり、対物レンズ 115側で最小となる。図 13Aに示すように、第 1の溝部 61aを形 成する二つの側面のなす角度が α ( αく 90° )となればよい。また、第 1の溝部 61a の深さは、開放部から対物レンズ 115に向力うに従い、徐々に小さくなり、対物レンズ 115側で最小となる。図 13Bに示すように、第 1の溝部 61aの底面と、光ディスク 14と の角度が j8 ( j8く 90° )となればょ 、。
[0166] 第 2の溝部 61bの形状は、第 1の溝部 61aと同じであるため、その説明を省略する。
なお、第 1の溝部 61aと第 2の溝部 61bとの形状が同一である必要はない。
[0167] 次に、光ディスク装置 82が、塵埃除去風を発生させる基本的な動作について説明 する。
[0168] 実施の形態 9で説明したように、光ディスク 14が回転すると、光ディスク 14の表面上 に、光ディスク 14の円周方向に流れる空気の流れ 62aと、光ディスク 14の半径方向 に流れる空気の流れ 62bが発生する。この結果、空気の流れ 62a及び 62bが合成さ れた空気の流れ 62が発生する。
[0169] 第 1の溝部 61aは、空気の流れ 62を対物レンズ周辺領域に導く。この結果、空気の 流れ 62は、塵埃除去風として、対物レンズ周辺領域に付着した塵埃を除去する。ま た、第 2の溝部 61bは、光ディスク 14が逆回転方向に回転することによって発生する 空気の流れを、塵埃除去風として対物レンズ周辺領域に導き、塵埃を除去する。
[0170] これにより、光ディスク装置 82は、保護部材 13a〜13cや、光ディスク 14の表面など に付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13a〜 13cと光デイス ク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減するこ とが可能となる。
[0171] (実施の形態 13)
ここでは、本発明の光ディスク装置の一実施の形態について説明する。
[0172] 図 14Aは、本発明の実施の形態 13に係る光ディスク装置 83の断面図である。図 1
4Bは、図 14Aに示す光ディスク装置 83の J J断面図である。
[0173] 光ディスク装置 83の構成は、従来の光ディスク装置 90に、さらに導風板 65を備え る構成である。このため、光ディスク装置 83の導風板 65以外の構成は、説明を省略 し、光ディスク装置 83について、従来の光ディスク装置 90と異なる点を中心に、図 14
Aおよび図 14Bを用いて説明する。なお、基本的な動作は、従来の光ディスク装置 9
0と同じである。
[0174] 以下の説明では、実施の形態 9に係る光ディスク装置 79と同様に、光ディスク装置
83に光ディスク 14が搭載されていることが前提となる。
[0175] まず、導風板 65について説明する。
[0176] 導風板 65は、光ディスク 14の回転に伴い発生する空気の流れ 68を、塵埃除去風 として対物レンズ周辺領域に導く導風板である。図 14Aでは、導風板 65を光ヘッド 1 1の円周方向の一方のみに位置する状態で図示している。しかし、導風板 65を、光 ヘッド 11の円周方向の両方向に配置してもよい。
[0177] 導風板 65は、ステー 693を介してシャーシ 691に固定される。シャーシ 691は、光 ヘッド 11の一端をガイドするガイドシャフト 692と、光ヘッド 11を光ディスク 14の半径 方向に送るリードスクリュー 694とを固定するためのシャーシである。
[0178] 次に、導風板 65の構造について説明する。
[0179] 導風板 65の光ディスク 14に対向する面を底部 69とした場合、導風板 65は、底部 6 9から光ディスク 14の円周方向に沿って形成され、底部 69から光ディスク側に延びる 二つの側壁 66a及び 66bを有する。側壁 66aは、底部 69の内周側に形成され、側壁 66bは、底部 69の外周側に形成される。すなわち、導風板 65は、光ヘッド 11側に開 放部 67を有する溝状の形状となる。図 14Bに示すように、導風板 65の底部 69が、光 ディスク 14の記録面に対して、開放部 67側が光ディスク 14側に傾いている。また、 図 14Aに示すように、導風板 65の底部 69は、側壁 66aと側壁 66bとの間隔力 光へ ッド 11に近づくに従い、狭くなつている。
[0180] 続 、て、光ディスク装置 83が塵埃除去風を発生させる基本的な動作を説明する。
[0181] 光ディスク 14の回転に伴い発生する空気の流れ 68は、導風板 65に取り込まれる。
空気の流れ 68は、導風板 65の底部の傾き、及び側壁 66aと側壁 66bとの間隔が狭く なるために圧縮される。圧縮された空気の流れ 68は、風速が増した状態で開放部 67 力も塵埃除去風として放出される。このように、導風板 65は、空気の流れ 68を、塵埃 除去風として効率良ぐ対物レンズ周辺領域へ導き、対物レンズ周辺領域に付着し た塵埃を除去する。
[0182] これにより、光ディスク装置 83は、保護部材 13a〜13cや、光ディスク 14の表面など に付着したゴミゃ埃などを除去することができるため、保護部材 13a〜 13cと光デイス ク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減するこ とが可能となる。
[0183] なお、本実施の形態において、ァクチユエ一タカバー 18に代えて、ァクチユエータ カバー 50または 55を用いてもよい。これにより、塵埃を除去する効果を、導風板 65 のみを用いた場合より大きくすることができる。また、光ヘッド 11を、光ディスク 14の半 径方向に往復運動させてもよい。これにより、対物レンズ周辺領域に対する塵埃除去 風の風向が変わるため、対物レンズ周辺領域に乱流を発生することができる。従って 、塵埃を除去する効果を大きくすることができる。
[0184] また、本実施の形態において、ァクチユエ一タカバー 18を取り外し、対物レンズホ ルダ 60を用いても良い。
[0185] (実施の形態 14)
ここでは、本発明に係るディスクカートリッジの一実施の形態について説明する。
[0186] 図 15Aは、従来の光ディスク装置 90が、本発明に係る実施の形態 14のディスク力 ートリッジ 84を搭載した状態を示す上面図である。図 15Bは、図 15Aの K— K断面図 である。なお、図 15Bは、光ヘッド 11を図 15Aに示す K—K線上に移動した状態を 示している。
[0187] 以下、図 15A及び図 15Bを用いて、実施の形態 14のディスクカートリッジ 84につい て説明する。
[0188] 図 15Bに示すディスクカートリッジ 84は、上側本体 84aと下側本体 84bとを備える。
上側本体 84aは、ディスクカートリッジ 84の光ヘッド 11側の筐体である。上側本体 84 aには、ァクチユエ一タカバー 18と、ターンテーブル 16とを上側本体 84aの内部にま で侵入させるための開口部 87が設けられている。下側本体 84bは、ディスクカートリツ ジ 84の光ヘッド 11と反対側の筐体である。尚、開口部 87には、スライド式のシャツタ 一(図示省略)が設けられて!/ヽる。
[0189] 次に、上側本体 84aの構造について説明する。
[0190] 上側本体 84aは、光ディスク 14に対向する面に、第 1の溝 85と第 2の溝 86とを有す る。第 1の溝 85及び第 2の溝 86は、光ディスク 14の円周方向に沿って設けられてお り、開口部 87の縁部にそれぞれ開放部 85c及び 86cを有する。
[0191] 第 1の溝 85は、ディスクカートリッジ 84の開口部 87から円周方向に沿って延びる第 1の側壁 85a及び第 2の側壁 85bによって形成される。第 1の側壁 85aは、光ディスク 14の外周側に設けられ、第 2の側壁 85bは、内周側に設けられる。第 1の側壁 85aと 第 2の側壁 85bとの間隔は、開口部 87に近づくに従い、小さくなる。
[0192] 第 2の溝 86は、開口部 87を挟んで、第 1の溝 85と反対側の位置に設けられる。第 2 の溝 86は、ディスクカートリッジ 84の開口部 87から円周方向に沿って延びる第 3の 側壁 86a及び第 4の側壁 86bによって形成される。第 3の側壁 86aは、光ディスク 14 の外周側に設けられ、第 4の側壁 86bは、内周側に設けられる。第 3の側壁 86aと第 4の側壁 86bとの間隔は、開口部 87に近づくに従い、小さくなる。
[0193] 続いて、ディスクカートリッジ 84が塵埃除去風を導く原理について説明する。
[0194] 光ディスク 14が正回転方向に回転すると、円周方向の空気の流れ 88aと、半径方 向の空気の流れ 88bとが合成された、空気の流れ 88が発生する。空気の流れ 88は 、第 1の溝 85に取り込まれる。空気の流れ 88は、開口部 87に近づくに従い圧縮され る。圧縮された空気の流れ 88は、開放部 85cから塵埃除去風として放出される。開 放部 85cから放出された塵埃除去風は、対物レンズ周辺領域に付着した塵埃を除去 する。
[0195] 一方、光ディスク 14が逆回転方向に回転すると、円周方向の空気の流れ 89aと、半 径方向の空気の流れ 89bとが合成された、空気の流れ 89が発生する。空気の流れ 8 9は、第 2の溝 86に取り込まれる。このため、空気の流れ 89は、開口部 87に近づくに 従い圧縮される。圧縮された空気の流れ 89は、開放部 86cから塵埃除去風として放 出される。開放部 86cから放出された塵埃除去風は、対物レンズ周辺領域に付着し た塵埃を除去する。
[0196] これにより、本実施の形態のディスクカートリッジは、光ディスク装置に搭載されるこ とによって、光ディスク装置 90の保護部材 13a〜 13cや、光ディスク 14の表面などに 付着したゴミゃ埃などを除去することができる。このため、保護部材 13a〜13cと光デ イスク 14とが衝突したとしても、光ディスク 14の表面に傷が発生する可能性を低減す ることが可能となる。
[0197] 図 16は、第 1の溝 85及び第 2の溝 86の底面にテーパ部を設けたディスクカートリツ ジ 841の断面図である。図 16に示すディスクカートリッジ 841には、第 1の溝 85及び 第 2の溝 86の底部に、開口部 87に近づくに従って溝の深さが小さくなるテーパ部 85 d及び 86dがそれぞれ設けられている。ディスクカートリッジ 841がテーパ部 85d及び 86dを有することによって、空気の流れ 88及び 89を更に圧縮することが可能となり、 図 15A及び図 15Bに示すディスクカートリッジ 84を用いた場合より、塵埃除去風の風 速を早くすることができる。
[0198] なお、本実施の形態に係るディスクカートリッジは、従来の光ディスク装置 90に搭載 されるものとして説明した力 実施の形態 1〜 13の光ディスク装置に本実施の形態に 係るディスクカートリッジを搭載してもよ 、ことは、言うまでもな 、。
[0199] なお、誘導溝が形成されたターンテーブルを用いるタイプの上記の実施の形態に おいて、誘導溝の断面は、図 3 (b)の L L断面図である図 3 (d)により示した力 これ に限らず、ターンテーブルの回転に伴って、塵埃除去風を発生することができれば、 どのような形状でもよい。例えば、断面形状は、半円形状、 U字型形状、または V字 型形状とすることなどが考えられる。
[0200] なお、誘導溝が形成されたターンテーブルを用いるタイプの上記の実施の形態に ぉ ヽて説明したターンテーブルは、複数の誘導溝及びフィンをそれぞれ 8個ずつ有 するものとして説明した力 誘導溝及びフィンの数は、これに限られるものではない。 また、上記の実施の形態においてターンテーブルには、誘導溝またはフィンの何れ か一方が設けられて 、てもよ 、。
産業上の利用可能性
本発明にかかる光ディスク装置、及び光ディスク装置の制御方法は、光ディスクの データ記録面が傷つくという可能性を低減する効果を有し、光ディスク装置、及び光 ディスク装置の制御方法等として有用である。

Claims

請求の範囲
[1] 光ディスクにデータを記録するための、及び Z又は前記光ディスクに記録されたデ ータを再生するための、対物レンズを含む光ヘッドと、
前記光ディスクを搭載するターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転させる駆動用モータと、
前記対物レンズと前記光ディスクとの衝突を防ぐために、前記光ヘッドに設けられた 保護部材とを備え、
前記ターンテーブルと、前記駆動用モータの回転部との少なくとも一方の表面に、 前記保護部材側への空気の流れを発生させるための凹部及び Zまたは凸部を設け た、光ディスク装置。
[2] 前記凹部は、前記ターンテーブルの中心近傍力 放射状に又は弧を描くように形 成され、前記ターンテーブルの外周縁部に開放部を有する複数の溝である、請求の 範囲第 1項に記載の光ディスク装置。
[3] 前記溝は、前記ターンテーブルが前記光ディスクと接する面の反対側の面に設け られて 、る、請求の範囲第 2項に記載の光ディスク装置。
[4] 前記溝は、前記ターンテーブルが前記光ディスクと接する面に設けられており、 前記ターンテーブルに、前記溝の前記中心近傍側の底面と、前記ターンテーブル の前記光ディスクと接する面の反対側の面とを貫通する複数の孔が設けられている、 請求の範囲第 2項に記載の光ディスク装置。
[5] 前記凸部は、前記ターンテーブルの外周縁部に設けられた板状突起である、請求 の範囲第 1項に記載の光ディスク装置。
[6] 前記駆動用モータはアウターロータ型のモータであり、
前記凹部は、前記駆動用モータの回転部の外周表面に、前記ターンテーブルに対 して所定の角度で設けられた複数の溝である、請求の範囲第 1項に記載の光デイス ク装置。
[7] 前記駆動用モータはアウターロータ型のモータであり、
前記凸部は、前記駆動用モータの回転部の外周表面に設けられた、板状突起であ る、請求の範囲第 1項に記載の光ディスク装置。
[8] 前記ターンテーブルと、前記駆動用モータの回転部との少なくとも一方の外周を取 り囲み、前記保護部材の方向に開口部を有し、前記空気の流れを誘導する誘導板を 備えた、請求の範囲第 1項に記載の光ディスク装置。
[9] 前記光ヘッドの前記光ディスクの半径方向の中心側への移動にぉ 、て、所定の限 界値を超えることを阻止するストツバを備えた、請求の範囲第 1項に記載の光ディスク 装置。
[10] 請求の範囲第 1記載の光ディスク装置における前記保護部材側への空気の流れの 発生を制御するための光ディスク装置の制御方法であって、
前記ターンテーブルに前記光ディスクが搭載されて ヽるか否かに応じて、所定のタ イミングで前記駆動用モータを所定期間駆動させる工程を備えた、光ディスク装置の 制御方法。
[11] 前記光ディスクが前記ターンテーブルに搭載されるタイミングを検知する工程と、 前記検知結果に基づ ヽて、前記光ディスクが前記ターンテーブルに搭載される前 に、前記駆動用モータを駆動させる工程とを備えた、請求の範囲第 10項に記載の光 ディスク装置の制御方法。
[12] 前記駆動用モータを駆動させる工程において、前記光ディスクが前記ターンテープ ルに搭載される前に前記駆動用モータを逆方向に駆動させた場合、その後、引き続 き、前記駆動用モータを正方向に駆動させる工程を備えた、請求の範囲第 11項に 記載の光ディスク装置の制御方法。
[13] 前記所定のタイミングで前記駆動用モータを所定期間駆動させる際に、前記前記 光ヘッドを前記光ディスクの半径方向の最内周位置に光ヘッドを移動させる工程を 備えた、請求の範囲第 10項に記載の光ディスク装置の制御方法。
[14] 前記空気の流れの向きを変化させるための前記駆動用モータの回転方向を切り替 える工程、及び Zまたは前記空気の流れの強さを変化させるための前記駆動用モー タの回転速度を変化させる工程を備えた、請求の範囲第 10項に記載の光ディスク装 置の制御方法。
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