WO2004086373A1

WO2004086373A1 - 情報記録方法、情報記録装置、情報記録用プログラム及び記憶媒体

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Publication number: WO2004086373A1
Application number: PCT/JP2004/003428
Authority: WO
Inventors: Yoshiyuki Sasaki
Original assignee: Ricoh Company Ltd.
Priority date: 2003-03-24
Filing date: 2004-03-15
Publication date: 2004-10-07
Also published as: US20090147644A1; US7508740B2; TW200425104A; CN100550141C; JP3710790B2; EP1607944A4; US20060209654A1; EP1607944A1; JP2004288308A; US7072255B2; US8009538B2; US20050030852A1; TWI289838B; CN1762002A

Abstract

複数の記録層を持つ情報記録媒体に対する記録動作において、データ領域の途中で記録が完了して未記録領域が生ずることに起因して、再生専用の情報記録媒体との互換性がなくなることを回避する。レイヤー１のデータ領域の途中Ｘでユーザデータの記録が完了した場合、そのレイヤー１に生じた未記録領域に対して、リードアウトやユーザデータ属性を有するダミーデータで記録する。レイヤー０のデータ領域途中Ｙでユーザデータの記録が完了した場合、レイヤー１における所定の未記録領域に対して、リードアウトやユーザデータ属性を有するダミーデータを記録する。このように未記録領域をデータで埋めることにより、複数の記録層を有する再生専用の情報記録媒体との互換性を維持する。

Description

明細書情報記録方法、情報記録装置、情報記録用プログラム及び記憶媒体技術分野

本発明は情報記録技術に係わり、より詳細には 2層 DVD + R (Digital Versatile Disc + Recordable) 等の記録可能な情報記録媒体を情報記録の対象とする情報記録方法、情報記^ ¾置、情報記録用プログラム及びそのようなプログラムを記録した記憶媒体に関する。背景技術

記録型 DVDディスクとして、追記型 DVDディスクである DVD + Rゃ書換え型 D VDディスクである DVD + R Wなどがある。これらのディスクは片面 1 層の再生専用 D VDディスクと高、再生互換性を持つ記録型 D VDディスクである。このような記録型ディスクに関して、高速化、大容量化のための技術の開発が進められている。

そのような技術を用いたディスクの一つに、片面 2層の再生専用 DVDデイスクとの再生互換性を持った片面 2層の DVD + Rディスク (以下、「2層 DVD + RJ という）がある。 2層 DVD + Rの記録容量は 8. 4 Gbyteであり、従来の 1層 DVD + Rのデータ容量 4. 7 Gbyteのほぼ 2倍の記録容量である。 2層 DVD + Rに記録されたデータは片面 2層の再生専用 D V Dディスクの再生が可能な DVDプレイヤ或いは DVD— ROMドライブで読み出すことができる。ここで、片面 2層の再生専用 DVDディスクには、 2層目のトラックが 1層目のトラックと同じように内周から外周に向かっているパラレルトラックパス方式 (Parallel Track Path方式 = PTP方式）と、 2層目のトラックが外周から内周に向かっているォポジットトラックパス方式 (Opposite Track Path方式： O PT方式）との 2種類のトラック方式がある。 P TP方式では 1層目と 2層目のデータ領域が始まるアドレスの半径位置が等しく、両方とも物理ァドレス 300 00Hから始まる。また、データ領域の後にはリードアウト（Lead- out) 領域が配置される。 O T P方式では 2層目のデータ領域が始まるァドレスの半径位置は 1層目データ領域が終了するァドレスの半径位置と等しい。 2層目のデータ領域開始位置の物理ァドレスは 1層目のデータ領域終了ァドレスをビット反転したァドレスである。 1層目と 2層目のデータ領域のサイズに差がある:^、その差分領域はリードアウト領域となる。例えば、 P T Pディスクにおいて 1層目のデータ領域の終了ァドレス D 1と 2層目のデータ領域終了ァドレス D 2が D 1 >D 2 という関係になる場合、差分領域 D 1— D 2はリードアウト領域となる。このように、片方の記録層にデータが記録されている領域は、 2層目の对応する領域にもデータが記録される。これは、例えばユーザが 1層目のデータを再生する際に、目的ァドレスへのシーク時にたまたま読み取りレーザの焦点が 2層目い合った場合に、同一位置の 2層目にデータが記録されていないとアドレス情報が取得できな！/、などの不具合が生じ、結果として 1層目のデータが再生できなヽといつた問題が生じることを避けるためである。

また、 2層 D VDにおける論理アドレスは、 1層目のデータ領域の開始アドレスから連続的に割り振られる。また、 1層目のデータ領域終了アドレスから 2層目のデータ領域開始ァドレスまでは論理ァドレスが連続している。つまり、 2層 DVDから再生を行う場合、ユーザは、論理アドレスを用いて再生領域を指定することで、記録層を意識することなく再生を行うことが可能である。

一方、 2層 D VD + Rを用いてデータ記録を行う^、再生処理と同様にユーザは論理アドレスを用いて記録領域を指定する。このため、ユーザが連続的にデータ記録を行う 1層目のデータ領域開始アドレスから記録が開始され、 1 層目のデータ領域終了アドレスまで記録が完了すると、引き続き、 2層目のデータ領域開始アドレスから記録が行われる。このように、 2層 DVD + R記録におレ、てもユーザは記録層を意識することなく記録を行うことが可能である。

このため、ユーザのデータ記録が 2層目のデータ領域の途中、或いは、 2層目を全く記録することなしに終了する場合が考えられる。例えば、 2層目のデータ領域の途中、即ち、' 2層目のデータ領域内に未記録領域が存在する状態でデータ記録が完了した場合、 2層目のデータ領域内に未記録領域が残ったままでは上述した再生専用の 2層 DVDディスクと非互換のデイスクレイアウトとなってしまう。また、例えば、 1層目のデータを再生する際に、目的アドレスへのシークでたまたま 2層目へ読み取りレーザの焦点が合った場合に、同一半径位置の 2層目にデータが記録されていないとアドレス情報が取得できないなどの不具合が生じ、結果として 1層目のデータが再生できない、といった問題が生じる。このような不具合は 2層目に全く記録することなしにユーザのデータ記録を終了する ^も同様に生じる。発明の概要

本発明の総括的な目的は、上述の問題を解決した有用で改良された情報記録技術を提供することである。

本発明のより詳細な目的は、複数の記録層を持つ情報記録媒体に対する記録動作において、記録層のデータ領域の途中で記録が完了して未記録領域が生ずることに起因して、再生専用の情報記録媒体との互換性がなくなることを回避することである。

上述の目的を達成するために、本発明の一つの面によればユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、各記録層におけるデータ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1の記録層と、第 1の記録層を除く第 2の記録層とを有する情報記録媒体に対して記録を行う情報記録方法であつて、ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了後、第 2の記録層における所定の未記^ I域に対して所定のデータを記録する情報記録方法が提供される。従って、例えば、第 2の記録層のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合、第 2の記録層に生じた未記録領域に対して所定のデータ（例えば、リードァゥトゃユーザデータ属性を有するダミーデータ等) で記録する。また、第 1の記録層のデータ領域途中でユーザデータの |B録が完了した場合、当該第 1 の記録層内のユーザデータ記讓域に続けてリードァゥト領域或いは中間領域が設定される。この結果、第 2の記録層におけるデータ領域は、第 1の記録層におけるデータ領域の各々開始、終了ァドレスに相当する^ g位置内の領域であることが決定する。つまり、第 1の記録層のデータ領域が決定することにより第 2の記録層のデータ領域の範囲が決定することになり、この第 2の記録層における所定の未記聽域、即ち、第 2の記纏におけるデータ領域以降の所定の未記録領域に対して所定のデータ（例えば、リードアウトやユーザデータ属性を有するダミーデータ等）を記録する。このような記録方法とすることにより、データ領域の途中でユーザデータの記録が完了し場合も、所定の未記録領域がデータで埋められるため、複数の記録層を有する再生専用の情報記録媒体との互換性を保つことができる。また、例えば、ユーザが第 1の記録層のデータを再生する際に、目的ァドレスへのシークでたまたま第 2の記録層へ読取りレーザの焦点が合った場合に、同一位置の第 2の記録層にデータが記録されていないことにより第

1の記^！のデータが再生できない、といった問題も回避される。

上述の本発明による情報記録方法において、所定の未記録領域に対して記録する所定のデータは、リードアウト (Lead-out) とすることが好ましい。この場合、所定の未記域を埋める所定のデータとして、本来的にデータ領域の後に記録されるリードァゥト (Lead-out)を拡大利用することにより、簡単に実現できる。上述の情報記録方法において、所定の未記録領域は、ユーザデータの記録を行つたユーザデータ記域以降の未記録領域であることが好ましい。この場合、その記録層の終了ァドレスを規定するために本来の目的で使用されるリードァゥト (Lead-out) 領域に逢するまでの全ての所定の未記録領域をこのリードアウト (Lead-out) で埋めることにより、簡単に実現できる。

上述の情報記録方法において、情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P ) 方式で記録される情報記録媒体であり、所定の未記,域は、ユーザデータ記録領域の終了ァドレスカら、第 1の記録層におけるリードァゥト領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であってもよい。この場合、 P T P方式のにリードアウト (Lead-out) を所定のデータとして埋め込むべき未記^ g域が明らかとなる。

また、上述の情報記録方法において、情報記録媒体はォポジットトラックパス (O T P ) 方式で記録される情報記録媒体であり、所定の未記録領域は、ユーザデータ記録領域の終了ァドレスから、第 1の記録層におけるリ一ドイン (Lead - in) 領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることとしてもよい。この場合、 OT P方式の;^ β·にリードアウト (Lead-out) を所定のデータとして埋め込むべき未記録領域が明らかとなる。本発明による情報記録方法にぉレヽて、所定の未記^^域に対して記録する所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータであることとしてもよい。この場合、所定の未記録領域を埋める所定のデータとして、ユーザデータ属'生を有するダミ一データを利用することにより、所定のデータとしてリードアウト

(Lead-out) 等に制限されることなく所定のデータとしての融通性を持たせ得る上に、リードアウト（Lead- out) 自体はその記録層の終了アドレスを規定するための本来の目的で使用することができ、ダミーデータを含めて通常のユーザデータ記録に近い状態にすることができる。

上述の情報記録方法において、前記所定の未記録領域は、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域であることが好ましい。この場合、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ュ一ザデータの記録を行つたユーザデータ記録領域を除く領域に対してダミーデータを記録することにより、リードアウト (Lead-out) 自体はその記録層の終了了ドレスを規定するための本来の目的で使用することができ、ダミーデータを含めて最も通常のユーザデータ記録に近い状態にすることができる。

上述の情報記録方法において、情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、所定の未記録領域は、ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、第 1の記録層におけるリードアウト領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることとしてもよい。この場合、 P T P方式の場合にダミーデータを所定のデータとして埋め込むべき未記録領域が明らかとなる。

上述の情報記録方法において、情報記録媒体はォポジットラックパス（O T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、所定の未記麵域は、ユーザデータ記録領域の終了ァドレス力ら、半径位置が第 1の記録層におけるリ一ドィン領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることとしてもよい。この場合、 O T P方式の場合にダミーデータを所定のデータとして埋め込むべき未記録領域が明らかとなる。上述の情報記録方法において、所定の未記録領域に続く領域に対してリ一ドアゥト（Lead - out) を記録することとしてもよい。この場合、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域に対してダミーデータを記録し、これに続く領域にリードアウト（Lead- out) を記録することにより、リードアウト自体はその記録層の終了アドレスを規定するための本来の目的での使用となり、ダミ一データを含めて最も通常のユーザデータ記録に近い状態にすることができる。

本発明による情報記録方法において、所定の未記,域に対して記録する所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミ一データ及ぴリードアウト

(Lead-out) であることが好ましい。この、所定の未記録領域を埋める所定のデータとして、ユーザデータ属性を有するダミーデータ及びリードアゥト

(Lead-out) を組み合わせて利用することにより、融通性の高レヽ対応が可能となる。

上述の情報記録方法において、ユーザデータ属性を有するダミーデータは、全て 0データであることとしてもよい。この場合、ダミーデータとして最も簡単かつ一般的な 0データを活用することができる。

上述の情報記録方法において、情報記録媒体は、 D VD + R規格に準拠した情報記録媒体であることとしてもよい。すなわち、本発明による情報記録方法は、未記^ IS域の存在が複数の記録層を有する再生専用情報記録媒体との互換性の点で問題となる D V D + R規格に準拠した情報記録媒体に対して好適である。上述の発明は、情報記録置、情報記録用プログラム、情報記録用プログラムを格納した記憶媒体にも適用することができ、同様な効果を得ることができる。本発明の他の目的、特徴及ひ点は添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより一層明瞭となるであろう。図面の簡単な説明

図 1は本発明の一実施例による光ディスク装置の概略構成を示すプロック図である。図 2A， 2B, 2 Cは、再生専用 DVDディスクのレイアウトを示す模式図である。

図 3 Aは未記録状態の P T P方式の 2層 DVD + Rのレイアウトを示す模式図である。

図 3 Bは 2眉目（レイヤー 1) のアドレス Xの位置でユーザデータの記録が完了した場合の P T P方式の 2層 DVD + Rのレイアウトを示す模式図である。図 3C， 3Dは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 1の途中でユーザデータの記録が完了した場合の P T P方式の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示す模式図である。

図 3Eは 1層目（レイヤー 0) のアドレス Yの位置でユーザデータの記録が完了した場合の P T P方式の 2層 DVD + Rのレイアウトを示す模式図である。図 3F， 3H， 3Gは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 0の途中でユーザデータの記録が完了した場合の PTP方式の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示す模式図である。

図 4 Aは未記録状態の OTP方式の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示す模式図図 4 Βは 2層目 (レイヤー 1) のアドレス Xの位置でユーザデータの記録が完了した場合の OTP方式の 2層 DVD + Rのレイアウトを示す模式図である。図 4C， 4Dは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 1の途中でユーザデータの記録が完了した場合の OTP方式の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示す模式図である。 · 図 4Eは 1層目 (レイヤー 0) のァドレス Yの位置でユーザデータの記録が完了した場合の OTP方式の 2層 DVD+Rのレイァゥトを示す模式図である。図 4F， 4H, 4 Gは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 0の途中でユーザデータの記録が完了した場合の OTP方式の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示す模式図である。

図 5は所定のデータをリードアウトとする場合の記録処理のフロ一チャートであ。図 6は所定のデータをダミーデータとする場合の記録処理のフローチヤ一トであ発明を実施十るための最良の形態

本発明による情報記録装置について図面を参照しながら説明する。図 1は本発明の一実施例による情報記録装置としての光ディスク装置 1の概略構成を示すブロック図である。

光ディスク装置 1は、情報記録媒体としての光ディスク 2を回転駆動するためのスピンドルモータ 3、光ピックアップ装置 4、レーザコントロール回路 5、モータドライバ 6、再生信号処理回路 7、サーポコントローラ 8、バッファ RAM 9、バッファマネージャ 1 0、インターフェース 1 1、 ROM 1 2、 C P U 1 3 及び RAM I 4を備えている。なお、図 1に示す矢印は信号や情報の流れの一部を示すものであり、各プロックの接続関係の全てを表すものではない。

本実施例における光ディスク 2は、 D VD + Rの規格に準拠する 2層 D VD + Rである。

光ピックアツプ装置 4は、光源としての半導体レーザ、この半導体レーザから出射されるレーザ光を光ディスク 2の記録面に導くとともに記録面で反射された戻り光を所定の受光位置まで導く対物レンズ等を含む光学系、受光位置に配置されて戻り光を受光する受光器、及び、駆動系 (フォーカシングァクチユエータ、トラッキングァクチユエータ、シークモータ等) (何れも図示せず) を有している。受光器は、受光量に応じた電流（電流信号）を再生信号処理回路 7に出力する。

サーボコントローラ 8は、フォーカスエラ一信号に基づいて光ピックァップ装置 4のフォーカシングァクチユエータを制御する制御信号を生成するとともに、トラックエラ一信号に基づいて光ピックァップ装置 4のトラッキングァクチユエータを制御する制御信号を生成する。サーポコントローラ 8は、これらの制御信号をモータドライバ 6に出力する。

モータドライバ 6は、サーボコントローラ 8からの制御信号に基づ、て光ピックアップ装置 4のフォーカシングァクチユエータ及びトラッキングァクチユエ一タを駆動する。また、モータドライバ 6は、 CPU 13の指示に基づいて、光デイスク 2の線速度が一定となるようにスピンドルモータ 3を制御する。さらに、モータドライバ 6は、 CPU 13の指示に基づいて、光ピックアップ装置 4用のシークモータを駆動し、光ピックアップ装置 4を光ディスク 2の目標トラックに向けて半径方向に移動させる。

インターフェース 11は、外部装置となるホスト（例えば、パーソナルコンビユータ PC) との双方向の通信インターフェースである。

CPU 13は、 ROM12、 R AM 14とともに光ディスク装置 1が備えるマイク口コンピュータ（コンピュータ）を構成している。記憶媒体としても機能する ROM12には、 CPU13により解読可能なコ一ドで記述された後述するような情報記録用プログラムを含むプログラムが格納されている。 CPU13は、 ROM12に格納されているプログラムに従つて上述の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的に RAM 14に保存する。なお、光ディスク装置 1の電源、が投入されると、 ROM12に格納されているプログラムは、 CPU 13のメインメモリ (図示せず) にロード（インストール）される。

本実施例は、対象としてレ、る光ディスク 2である 2層 DVD + Rが光ディスク装置 1にマウントされホスト側からのユーザデータの記録要求があった場合の記録処理制御に関連している。その記録処理制御の説明に先立ち、 DVD + Rの規格の前提となる再生専用 DVDディスクのレイァゥト等について説明する。

図 2A， 2B, 2 Cは再生専用 DVDディスクのレイァゥト例を示す図である。図 2 A は片面 1層 (Single Layer) のディスク (以下、「1層ディスク」という) を示し、図 2Bは PTP方式の片面 2層 (Dual Layer) のディスク（以下、「PT Ρディスク」という）を示し、図 2 Cは OTP方式の片面 2層のディスク（以下、「OTPディスク」という）を示す。

DVDディスクは、基本的に、リードイン領域 (Lead-in Area)、データ領域、リードアウト領域 (Lead-out Area) からなるインフォメーション領域

(Information Area) を有する。 1層ディスク及ぴ PTPディスクは、記録層毎にインフォメーション領域を有する。 OTPディスクは、 1つのインフォメーション領域からなり、各記録層のデータ領域の後方に中間領域 (Middle Area) を有する。 1層ディスク及ぴ P T Pディスクのレイヤー 0， 1及び OT Pディスクのレイヤー 0は内周から外周に向けてデータの再生が行われ、 OT Pディスクのレィヤー 1は外周から内周に向けてデータの再生が行われる。 1層ディスク及び P T Pディスクの各記録層には、リ一ドィン領域からリードァゥト領域まで連続した物理アドレス（Physical Sector Number) が割り振られる。 OT Pディスクでも、リードィン領域からレイヤー 0の中間領域まで連続した物理ァドレスが割り振られるが、レイヤー 1の物理ァドレスはレイヤー 0の物理ァドレスをビット反転したァドレスが割り振られ、中間領域からリードァゥト領域まで物理ァドレスが増加していく。つまり、レイヤー 1におけるデータ領域の開始アドレスはレイヤー 0における終了ァドレスをビット反転したァドレスとなる。

図 2 Bに示すように、 P T Pディスクにおけるリードィン領域開始及ぴ終了ァドレス、データ領域の開始ァドレス、及び、リードァゥト領域の終了ァドレスは同一半径位置にあり、リードアウト領域の開始アドレス、即ち、データ領域の終了ァドレスは記録層毎に異なる場合がある。データ領域の終了ァドレスが異なる場合、その差分の镇域はリードアゥトが記録されている。

一方、図 2 Cに示すように、 O T Pディスクの場合はリードイン領域の開始ァドレスとリードアゥト領域の終了ァドレス、レイヤー 0のデータ領域終了ァドレスとレイヤー 1のデータ領域開始ァドレス、及び、各記録層の中間領域の開始及ぴ終了ァドレスは同一半径位置にあり、レイヤー 0のデータ領域開始ァドレスとレイヤー 1のデータ領域終了アドレスは必ずしも一致しない。 OT Pディスクの場合もその差域にはリードァゥトが記録されている。

このような再生専用 D VDディスクのレイアウトに準拠する P.T P方式による 2層 D VD + R (光ディスク 2 ) に対する本発明による情報記録方法について図 3 A〜 3 Hを参照しながら説明する。

図 3 Aは全く記録してない未記録状態における 2層 D VD + Rのレイアウトを示している。第 1の記録層であるレイヤー 0及び第 2の記録層であるレイヤー 1 なる各記録層には各々、リードイン領域、データ領域 (Data Area) 、及ぴ、リードアウト領域が存在する。図 3 Aにおいて、 Aはリードイン開始アドレス、 Bはデータ領域の開始ァドレス、 Cはリードアゥト領域の開始ァドレス、 Dはリードアウト領域の終了アドレスの位置を示している。各記録層（レイヤー 0， 1 ) におけるァドレス A~Dは光ディスク 2の同一半径位置に位置している。

図 3 Bは 2層目（レイヤー 1 ) のアドレス Xの位置でユーザデータの記録が完了した場合の 2層 D VD + Rのレイアウトを示している。図 3 C， 3 Dは、本発明の記録方法による記録において、レイヤー 1の途中でユーザデータの記録が完了した場合の 2層 D VD + Rのレイアウトを示している。

図 3 Cに示すように 2層目（レイヤー 1 ) の途中でユーザデータの記録が完了する場合、本発明の一実施例では、図 3 Cに示すように、ユーザデータ記録領域以降の未記,域をリードアウトで記録する。つまり、レイヤー 1のアドレス X からアドレス Dまでの領域が所定の未記^ IS域として所定のデータ =リードァゥトで記録される。従って、レイヤー 0において、アドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Cがデータ領域、アドレス Cから Dがリードアウト領域であるのに対し、レイヤー 1においてはアドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Xがデータ領域、アドレス Xから Dがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 D VD- R OMと同じディスクレイアウトとなる。したがって、 2層目 (レイヤー 1 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合も、問題なく、片面 2層の再生専用 D VD-R OMとの互換性を保つことができる。

また、 2層目（レイヤー 1 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了する場合、他の実施例では、図 3 Dに示すように、当該第 2の記録層 (レイヤー 1 ) のデータ領域のうち、ユーザデータ記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域に対し、データ属性を有するダミーデータ (Dummy Data) 、例えば、全て 0データで記録する。つまり、レイヤー 1のアドレス Xからアドレス Cまでの領域が所定の未記^ S域として所定のデータ =データ属性のダミーデータで記録される。このとき、レイヤー 1のリードアウト領域（アドレス Cから D) に対し、リードアウトを記録してもよい。従って、レイヤー 0 , 1ともにアドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Cがデータ領域、アドレス Cから Dがリードアゥト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 D VD- R OMと同じディスクレイアウトとなる。したがって、 2層目（レイヤー 1 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合も、問題なく、片面 2層め再生専用 D VD- R OMとの互換性を保つことができる。

次に、レイヤー 0のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合について説明する。

図 3 Eは、レイヤー 0のァドレス Yの位置でユーザデータの記録が完了した場合の 2層 DVD + Rのレイアウトを示している。図 3 F， 3 H， 3 Gは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 0の途中でユーザデータの記録が完了した場合の 2層 DVD + Rのレイァゥトを示している。

1層目（レイヤー 0 ) の記録中にユーザデータの記録が完了した場合、リードァゥト領域は図中 Yから Eまでの領域となる。この結果、レイヤー 1のデータ領域は Bから Y、リードアウト領域は Υから Εまでとなる。つまり、レイヤー 0がデータ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる記録層であり、このレィヤー。のデータ領域を決定することによりレイヤー 1のデータ領域の範囲が決定される。

このようにユーザデータの記録が完了する場合、本発明の一実施例として、図 3 Fに示すように、ユーザデータ記録領域以降の未記録領域をリードアウトで記録する。この例では、レイヤー 1のデータ領域にはユーザデータが全く記録されていないため、レイヤー 1のデータ領域の開始ァドレス Βからアドレス Εまでの領域を所定の未記録領域として所定のデータ =リードアウトで記録する。従つて、レイヤー 0において、アドレス Αから Βがリードィン領域、アドレス Bから Yがデータ領域、アドレス Yから Eがリードァゥト領域である。これに対し、レイヤ一 1では、アドレス Aから Bがリードイン領域、了ドレス Bから Eがリードァゥト領域となる。この結果、レイヤー 1にユーザデータを記録せずにユーザデータの記録が完了した場合も、リードアウトとしてデータが記録される。したがって、 1層目（レイヤー 0 ) のデータを再生する際に、目的アドレスへのシークでたまたま 2層目（レイヤー 1 ) へ読取りレーザの焦点が合った場合であっても、同一半径位置の 2層目にユーザデータが記録されていないため、 1層目のデータが再生できないといった問題を回避することができる。図 3 Gは本発明の他の実施例による記録方法を示す。図 3 Gに示す記録方法では、所定の未記録領域に対してユーザデータ属性のダミーデータとリードアウトとを記録する。図 3 Gに示すように、 2層目にユーザデータが全く記録されていない場合は、未記録領域の一部をユーザデータ属性のダミーデータで記録した後にリードアウトを記録しても良い。ここで、アドレス Fまでユーザデータ属 1"生のダミ一データを記録する:^、リードアウトがアドレス Fから Eまで記録される。従って、レイヤー 0では、アドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Yがデータ領域、アドレス Yから Eがリードアウト領域である。これに対し、レィヤー 1のでは、アドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Fがデータ領域、アドレス Fから Eがリードアウト領域である。この結果、片面 2層の再生専用 DVD— ROMと同じディスクレイアウトとなり、 2層目のデータ領域の途中でユーザデータ記録が完了した場合も 2層 DVD— ROM (P T P) との互換性を保つことができる。

また、このようにユーザデータの記録が完了する場合、さらに別の実施例では、図 3 Hに示すように、当該記録層のデータ領域のうちユーザデータの記録を行つたユーザデータ記録領域を除く領域に対し、データ属性を有するダミーデータで記録する。本例ではレイヤー 1のデータ領域にユーザデータは全く記録されていないため、レイヤー 1のデータ領域の開始ァドレス Bからァドレス Yまでの領域が所定の未記録領域として所定のデータ =データ属性のダミーデータで記録される。このとき、レイヤー 1のリードアウト領域 (アドレス Yから E) に対し、リードアウトを記録しても良い。従って、レイヤー 0， 1ともにアドレス Aから B がリードィン領域、アドレス Bから Yがデータ領域、アドレス Yから Eがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 D VD— ROMと同じディスクレイアウトとなり、 1層目（レイヤー 0 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合も 2層 DVD— ROMとの互換性を保つことができる。次に、再生専用 D VDディスクのレイァゥトに準拠する O T P方式による 2層 D VD + R (光ディスク 2 ) に対して適用可能な本発明の情報記録方法について図 4 A〜 4 Hを参照しながら説明する。図 4 Aは全く記録してない未記録状態における O T P方式の 2層 D VD + Rのレイアウトを示している。第 1の記録層であるレイヤー 0では、ディスク內周からリードイン領域、データ領域、中間領域が存在する。レイヤー 1では、デイスク外周から中間領域、データ領域、リードアウト領域が存在する。図中、 Aはリードイン領域の開始アドレス、 Bはレイヤー 0のデータ領域の開始アドレス、 C はレイヤー 0の中間領域の開台ァドレス、 Dはレイヤー 0の中間領域の終了ァドレスである。また、図中、 D' はレイヤー 1の中間領域の開始アドレス、 C' はレイヤー 1のデータ領域の開始ァドレス、 B ' はリードアゥト領域の開始ァドレス、 A' はリードアウト領域の終了アドレスの位置を示している。 Aと A' 、 B と B' 、 Cと、 Dと D' は各々ビット反転した値であり、光ディスク 2の同ー位置に位置している。

図 4 Bは 2層目（レイヤー 1 ) のアドレス Xの位置でユーザデータの記録が完了した場合の O T P方式の 2層 DVD + Rのレイアウトを示している。また、図 4 C， 4 Dは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 1のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合の OT P方式の 2層 D V D + R のレイァゥトを示している。

図 4 Bに示すように、レイヤー 1のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了する場合、本発明の一つの実施例では、図 4 Cに示すように、ユーザデータ記域以降の未記,域をリードアウトで記録する。つまり、アドレス Xからドレス A' までの領域が所定の未記録領域として所定のデータ=リードアウトで記録される。従って、アドレス Aから Bがリードィン領域、アドレス Bから C までがレイヤー 0のデータ領域、アドレス Cから Dまでがレイヤー 0の中間領域、アドレス D' から C' までがレイヤー 1の中間領域、アドレス C' から Xまでがレイヤ一 1のデータ領域、アドレス Xからまでがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 DVD— ROMと同じディスクレイアウトとなる。したがって、 2層目（レイヤー 1 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合も、問題なく、片面 2層の再生専用 D VD— ROMとの互換性.を保つことができる。また、レイヤー 1のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了する場合、他の実施例では、図 4 Dに示すように、第 2の記録層（レイヤー 1 ) のデータ領域のうち、ユーザがデータ記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域に対し、データ属性を有するダミーデータ（Dummy Data) 、例えば、全て 0データで記録する。つまり、アドレス Xからアドレス B' までの領域が所定の未記^!域として所定のデータ =データ属性のダミーデータで記録される。このとき、リードアゥト領域（アドレス Β' から Α' ) に対し、リードアウトを記録しても良い。従つて、アドレス Αから Βがリードイン領域、アドレス Bから Cまでがレイヤー 0 のデータ領域、アドレス Cから Dまでがレイヤー 0の中間領域、アドレス D' から C' までがレイヤー 1の中間領域、アドレス C' 力ら Β' までがレイヤー 1のデータ領域、アドレスから A' までがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 D VD— R OMと同じディスクレイァゥトとなる。したがつて、 2眉目 (レイヤー 1 ) のデータ領域の途中でユーザデータの記録が完了した場合も、片面 2層の再生専用 D V D— R OMとの互換性を保つことができる。図 4 Eは、 1層目（レイヤー 0 ) のアドレス Yの位置でユーザデータの記録が完了した場合の O T P方式の 2層 D VD + Rのレイァゥトを示している。また、図 4 E〜4 Hは、本発明による記録方法による記録において、レイヤー 0 (第 1 の記録層）の途中でユーザデータの記録が完了した場合の O T P方式の 2層 D V D + Rのレイァゥトを示している。

図 4 Eに示すように 1層目（レイヤー 0 ) の記録中にユーザデータの記録が完 7した場合、図中、ァドレス Yから Eまでの領域がレイヤー 0の中間領域となる。この結果、 2層目 (レイヤー 1 ) の中間領域は、図中、 E' から Y' 、レイヤー 1のデータ領域は図中 Y' から B' となる。つまり、レイヤー 0のデータ領域を決定することによりレイヤー 1のデータ領域の範囲が決定される。

このようにユーザデータの記録が完了する場合、本発明の一実施例では、図 4 Fに示すように、ユーザデータ記録領域以降の未記録領域をリードァゥトで記録する。この例では、レイヤー 1のデータ領域にはユーザデータが全く記録されていないため、レイヤー 1のデータ領域の開始アドレス Y' からアドレス A' までの領域を所定の未記^ S域として所定のデータ =リ一ドアゥトで記録する。従つて、アドレス Aから Bがリードイン領域、アドレス Bから Yまでがレイヤー 0のデータ領域、アドレス Yから Eまでがレイヤー 0の中間領域、アドレス E' から Y' までがレイヤー 1の中間領域、アドレスから A までがリードアウト領域となる。この結果、 2層目（レイヤー 1 ) にユーザデータを全く記 «ずにュ一ザデータの記録が完了するような場合も、その未記^ g域にはリードアウトとしてデータが記録される。したがって、 1層目（レイヤー 0 ) のデータを再生する際に、目的ァドレスへのシークでたまたま 2層目へ読取りレーザの焦点が合つた場合でも、同一半径位置の 2層目にデータが記録されていないために 1層目のデータが再生できない、といった問題を回避することができる。

図 4 Gは本発明の他の実施例による記録方法を示す。図 4に示す記録方法では、所定の未記録領域に対してユーザデータ属性のダミーデータとリードアウトとを記録する。 2層目にユーザデータが全く記録されていない場合は、図 4 Gに示すように、未記域の一部をユーザデータ属性のダミーデータで記録した後、残りの領域部分にリードァゥトを記録しても良い。ここで、アドレス F, までユーザデータ属性のダミーデータを記録するとした場合、リードァゥトがァドレス F' から Α' まで記録される。従って、アドレス Αから Βがリードイン領域、ァドレス Bから Yまでがレイヤー 0のデータ領域、了ドレス Yから Eまでがレイヤ一 0の中間領域、アドレス Ε' からまでがレイヤー 1の中間領域、アドレス Υ' からまでがレイヤー 1のデータ領域、アドレスからまでがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 D VD— ROMと同じディスクレイアウトとなる。したがって、 2層目のデータ領域の途中でユーザデータ記録が完了した場合でも、問題なく、片面 2層の再生専用 2層 D VD— R OMとの互換性を保つことができる。

また、このようにユーザデータの記録が完了する場合、さらに別の実施例では、図 4 Hに示すように、当該記録層のデータ領域のうちユーザデータの記録を行つたユーザデータ記録領域を除く領域を所定の未記録領域とし、この領域に対し、所定のデータ =データ属性を有するダミーデータで記録する。この例では、レイヤー 1のデータ領域にユーザデータは全く記録されていないため、レイヤー 1のデータ領域の開始アドレス Y' 力アドレス B' までの領域が所定の未記^ S域としてデータ属性のダミーデータで記録される。このとき、リードァゥト領域（ァドレス B' から A' ) に対し、リードアウトを記録しても良い。従って、ァドレス Aから Bがリードィン領域、アドレス Bから Yまでがレイヤー 0のデータ領域、アドレス Yから Eまでがレイヤー 0の中間領域、アドレスから Y' までがレィヤー 1の中間領域、アドレス Y' からまでがレイヤー 1のデータ領域、了ドレス B' から A' までがリードアウト領域となる。この結果、片面 2層の再生専用 DVD— ROMと同じディスクレイアウトとなる。したがって、 1層目のデータ領域の途中でユーザデータ記録が完了した場合でも、問題なく、片面 2層の再生専用 DVD— ROMとの互換性を保つことができる。

次に、図 3 C， 3 D, 3 F， 3 G, 3 H及ぴ図 4 C， 4 D， 4 F， 4 G， 4 H に示すような未記録領域に対する記録方法において、例えば、ユーザデータ記録領域以降の領域を未記録領域として、所定のデータ =リードァゥトを記録する場合において、 C PU 1 3により実行される記録処理について、図 5に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、アドレスとしては、図 3 A〜3 H及ぴ図 4 A〜4 Hに示した値を用いるものとする。即ち、対象となる 2層 DVD + Rが P T P方式である場合、レイヤー 0、レイヤー 1ともに、リ一ドィン開始ァドレス =A、データ領域の開始ァドレス = B、リ一ドアゥト領域の開始アドレス = C、リードアウト領域の終了アドレス =Dである。また、対象となる 2層 DVD + Rが OT P方式である場合、リードイン領域の開始ァドレス =A、レイヤー 0のデータ領域の開始ァドレス = B、レイヤー 0の中間領域の開始アドレス = C、レイヤー 0の中間領域の終了アドレス =D、レイヤー 1の中間領域の開始アドレス =D' 、レイヤー 1のデータ領域の開始ァドレス = C 、リードアウト領域の開始アドレス = Β' 、リードアウト領域の終了アドレス =Α' とする。また、」はビット反転した値を示すものとする。

この処理は、ホストを通じてユーザからユーザデータの記録要求があった場合 (ステップ S 1の Υ) の一つの処理として行われるものであり、その要求に基づき要求アドレス分の記録を行った後（ステップ S 2 ) 、他の記録要求があるか否かを確認する（ステップ S 3 ) 。データ記録要求があった場合は（ステップ S 3 の Υ) 、引き続き、要求されたデータ記録を行う（ステップ S 2 ) 。一方、ユーザデータの記録が完了した場合には（ステップ S3の N) 、ユーザデータの記録が完了した物理アドレス Xを取得する（S4) 。ステップ S 3の Nの処理及ぴステツプ S 4の処理が、データ記録完了時点の記録完了ァドレス情報を取得するァドレス情報取得手段又はァドレス情報取得機能として実行される。

このようにして、ユーザデータの記録完了アドレス Xを取得した後、揷入されている 2層 DVD + R (光ディスク 2) が PTP方式のディスクであるか OTP 方式のディスクである力否かが判定される（ステップ S 5) 。これらの方式の違いは、光ディスク 2の所定領域に予め記録されているので、その情報に基づき判定すればよい。 DVD + Rが OTP方式のディスクの場合であれば (ステップ S 5の Y) 、ユーザデータ記録完了アドレス Xがレイヤー 0内のアドレスであるか否かが判定される (ステップ S 6) 。アドレス Xがレイヤー 0内のアドレスであれば (ステップ S 6の Y) 、リードアウト記録開始アドレス Υ = Χ' となる（ステツプ S 7) 。 —方、アドレス Xがレイヤー 1内のアドレスである場合（ステツプ S6の Ν) 、リードァゥト記録開始ァドレス Υ = Χとなる (ステップ S 8) 。次に、リードアウト記録終了アドレス Ζ=Α' を取得する（ステップ S 9) 。ステツプ S6〜S 9の処理が、レイヤー 1における未記域の範囲を認定する未記^！漏.定手段又は未記録領^.^ i能として実行される。その後、アドレス Y〜 Z間を未記録領域として、リードアウトが記録され（ステップ S 10) 、処理は終了する（S 11) 。ステップ S 10の処理が記録処理手段又は記録処理機能として実行される。

一方、挿入されている 2層 DVD + Rが P TP方式のディスクである場合には (ステップ S 5の N) 、ユーザデータ記録完了ァドレス Xがレイヤー 0内のァドレスである力否かが判定される (ステップ S 12) o 了ドレス Xがレイヤー 0内のアドレスである場合 (ステップ S 12の Y) 、リードアウト記録開始アドレス Y = Bとなる（ステップ S 13) 。アドレス Xがレイヤー 1内のアドレスである場合（S 12の N) 、リードアウト記録開始アドレス Y = Xとなる（ステップ S 14) 。次に、リードアウト記録終了アドレス Z=Dを取得する（ステップ S 1 5) 。上述のステップ S 12~S 15の処理が、レイヤー 1における未記域の範囲を認定する未記定手段又は未記録領 ¾¾定機能として実行される。その後、アドレス Y〜Z間を未記^ s域として、リードアウトが記録され（ステップ S 10) 、処理は終了する（ステップ S 11) 。ステップ S 10の処理が記録処理手段又は記録処理機能として実行される。また、上述のステップ S 3〜S 10の処理が未記録領域データ埋込手段又は未記^ II域データ埋込処理として実行される。

なお、図 5に示すフローチャートによる処理では、リードイン領域、レイヤー 0内のリードァゥト領域或いは中間領域の記録については説明していないが、ュ一ザデータの記録が完了して光ディスク 2が排出されるまでの間に所定の領域に記録されていれば良い。また、アドレス Xがレイヤー 0内のアドレスであった場合、即ち、レイヤー 1にユーザデータが全く記録されていない場合は、前述したように、未記録領域の一部をユーザデータ属性のダミーデータで記録した後にリ一ドアゥトを記録するようにしても良い。

次に、図 3C， 3D, 3 F, 3G, 3H及び図 4C， 4D， 4F， 4 G， 4H に示すような未記録領域に対する記録方法のうち、例えば、当該記録層のデータ領域のうちユーザがデータ記録を行ったユーザデータ記,域を除く領域を所定の未記,域として、所定のデータ =データ属性を有するダミーデータで記録するにおいて、 CPU 13により実行される記録処理について、図 6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、アドレスとしては、前述の場合と同様に、図 3 A〜 3 H及ぴ図 4 A〜 4 Hに示した値を用いるものとする。

ステップ S 1〜S 5の処理は図 5に示す処理と同様に行われる。そして、 DV D + Rが O T P方式のデイスクの場合であれば (ステップ S 5の Y) 、ユーザデータ記録完了ァドレス Xがレイヤー 0内のァドレスであるか否かが判定される (ステップ S 6) 。ァドレス Xがレイヤー 0内のァドレスであれば (ステップ S 6の Y) 、ダミーデータ記録開始アドレス Υ = Χ' となる（ステップ S 21) 。 —方、アドレス Xがレイヤー 1内のアドレスである場合（ステップ S 6の Ν) 、ダミーデータ記録開始アドレス Υ = Χとなる（ステップ S 22) 。次に、ダミーデータ記録終了アドレス Ζ = Β' が取得される（ステップ S 23) 。上述のステップ S 6， S21〜S 23の処理が、レイヤー 1における未記擁域の範囲を認定する未記^ 、定手段又は未記録領 ¾定機能として実行される。その後、これらのアドレス Υ〜Ζ間を未記 l域として、ダミーデータが記録され（ステップ S 2 4 ) 、引き続き、リードアウト領域にリードアウトが記録され（ステツプ S 2 5 ) 、処理は終了する（S 2 6 ) 。ステップ S 2 4の処理が記録処理手段又は記録処理機能として実行される。

一方、揷入されている 2層 DVD + Rが P T P方式のディスクである;^には (ステップ S 5の N) 、ユーザデータ記録完了アドレス Xがレイヤー 0内のアドレスである力否かが判定される (ステップ S 2 7 ) 。アドレス Xがレイヤー 0内のアドレスである場合（ステップ S 2 7の Y) 、ダミーデータ記録開始アドレス Y = Bとなる (ステップ S 2 8 ) 。アドレス Xがレイヤー 1内のアドレスである場合 (ステップ S 2 7の N) 、ダミーデータ記録開始アドレス Y = Xとなる ( S ステップ 2 9 ) 。次に、ダミーデータ記録終了アドレス Z = Cが取得される（ステツプ S 3 0 ) 。上述のステップ S 2 7〜S 3 0の処理が、レイヤー 1における未記麵域の範囲を認定する未記纖定手段又は未記録領 ¾¾定機能として実行される。その後、これらのアドレス Y〜 Z間を未記録領域として、ダミーデータが記録され（ステップ S 2 4 ) 、引き続き、リードアウト領域にリードァゥトが記録され (ステップ S 2 5 ) 、処理は終了する (ステップ S 2 6 ) 。ステツプ S 2 4の処理が記録処理手段又は記録処理機能として実行される。また、上述のステップ S 3〜S 2 5の処理が未記域データ埋込手段又は未記域データ埋込処理として実行される。

なお、このフローチャートによる処理制御例の場合も、リードイン領域、レイヤー 0内のリードァゥト領域或いは中間領域の記録については特に記述していないが、ユーザデータの記録が完了して光ディスク 2が排出されるまでの間に所定の領域に記録されていれば良、。

なお、上述の説明では、第 2の記録層が 1層の場合であるが、第 2の記録層が複数の記録層の場合であっても本発明による記録方法を同様に適用することがでさる。

また、上述の実施例は、情報記録媒体が 2層 DVD + Rである場合への適用例であるが、本発明は、 2層 D VD + Rに対する適用に限られない。すなわち、本発明は、ユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、各記録層におけるデータ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1 の記録層と、この第 1の記録層を除く第 2の記録層とを持つ情報記録媒体に対しても、同様に適用することができる。

上述の情報記録方法は、コンピュータにより実行可能なプログラムとして記述して ROM 1 2に格納しておき、 C PU 1 3により実行することができる。また、そのようなプログラムを光ディスク 2に記録しておき、これを読み取って RAM 1 4に格納して、 CU P 1 3により実行することもできる。

本発明は上述の具体的に開示された実施例に限られず、本発明の範囲内において様々な変形例及び改良例がなされるであろう。

Claims

請求の範囲

1 . ユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、前記各記録層における ΙϋΙ己データ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1の記録層と、第 1の記録層を除く第 2の記録層とを持つ情報記録媒体に対して記録を行う情報記録方法であって、

ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了後、前記第 2の記録層における所定の未記^ g域に対して所定のデータを記録することを特徴とする情報記録方 ' 法。

2. ΙίΙΙΒ所定の未記録領域に対して記録する前記所定のデータは、リードァゥト（Lead- out) であることを特徴とする請求項 1記載の情報記録方法。

3. 編己所定の未記録領域は、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域以降の未記^ S域であることを特徴とする請求項 2記載の情報記録方法。

4. ΙίίΙΒ前記情報記録媒体はパラレルトラックパス (Ρ Τ Ρ) 方式で記録される情報記録媒体であり、

編己所定の未記擁域は、 Ιίίΐ己ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードアウト領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3 記載の情報記録方法。

5. 爾己情報記録媒体はォポジットトラックパス（OT P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

tfilB所定の未記録領域は、 ItlBユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードイン（Lead- in)領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3記載の情報記録方法。

6 . 前記所定の未記録領域に対して記録する鍵己所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータであることを特徴とする請求項 1記載の情報記録方法。

7. 前記所定の未記録領域は、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記 ^l域を除く領域であることを特徴とする請求項 6記載の情報記録方法。

8. Ι ΐΕ情報記録媒体はパラレルトラックパス（Ρ Τ Ρ) 方式で記録される情報記録媒体であり、

tiil5所定の未記録領域は、前記ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の開始ァドレスと同一^ 位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 7 記載の情報記録方法。

9. 編己情報記録媒体はォポジットラックパス（O T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記録領域は、編己ユーザデータ記麵域の終了アドレスから、半径位置が前記第 1の記録層におけるリ一ドィン領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 7記載の情報記録方法。

1 0. 前記所定の未記録領域に続く領域に対してリードアウト (Lead-out) を記録することを特徴とする請求項 6記載の情報記録方法。

1 1 . 前記所定の未記録領域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータ及ぴリードアウト（Lead- out) であることを特徴とする請求項 1記載の情報記録方法。

1 2. ユーザデータ属性を有する前記ダミーデータは、全て 0データであることを特徴とする請求項 6記載の情報記録方法。

1 3. 前記情報記録媒体は、 DVD + R規格に準拠した情報記録媒体であることを特徴とする請求項 1記載の情報記録方法。

1 4. ユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、前記各記録層における前記データ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1の記録層と、第 1の記録層を除く第 2の記録層とを持つ情報記録媒体に対して記録を行う情報記録装置であって、

ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了後、前記第 2の記録層における所定の未記聽域に対して所定のデータを記録する未記,域データ埋込手段を備えることを特徴とする情報記録装置。

1 5 . 前記未記録領域データ埋込手段は、

ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了時点の記録完了ァドレス情報を取得するァドレス情報取得手段と、

取得された前記記録完了ァドレス情報に基づき前記第 2の記^！における所定の未記域の範囲を認定する未記録領域認定手段と、

認定された前記第 2の記録層における所定の未記,域に対して所定のデータを記録する記録処理手段と、

を備えることを特徴とする請求項 1 4記載の情報記録装置。

1 6 . 前記所定の未記録領域に対して記録する前記所定のデータは、リードアゥト（Lead- out) であることを特徴とする請求項 1 4記載の情報記録装置。

1 7. 前記所定の未記擁域は、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域以降の未記録領域であることを特徴とする請求項 1 6記載の情報記録装置。 1 8 · 前記情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

ΙίίΙ己所定の未記録領域は、前記ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の終了ァドレスと同一^^位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 1 7記載の情報記録装置。

1 9 · 前記情報記録媒体はォポジットトラックパス（OT P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

ftit己所定の未記録領域は、編己ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードイン（Lead - in)領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 1 7記载の情報記置。 2 0. 前記所定の未記域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミ一データであることを特徴とする請求項 14記載の情報記

2 1 . 前記所定の未記,域は、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域であることを特徴とする請求項 2 0記載の情報記録装置。

2 2. 前記情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記麵域は、前記ユーザデータ記纖域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 2 1記載の情報記離置。

2 3 . 前記情報記録媒体はォポジットラックパス（O T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記録領域は、 tiilBユーザデータ記麵域の終了アドレスから、半径位置が前記第 1の記録層におけるリ一ドィン領域の終了ァドレスと同一位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 2 1記載の情報記^^置。

2 4. 前記所定の未記擁域に続く領域に対してリードアウト（Lead- out) を記録することを特徴とする請求項 2 0記載の情報記録装置。

2 5. 前記所定の未記聽域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミ一データ及びリードアウト (Lead-out) であることを特徴とする請求項 1 4記載の情報記録装置。 2 6 . ユーザデータ属性を有する前記ダミーデータは、全て 0データであることを特徴とする請求項 2 0記載の情報記録装置。

2 7. 前記情報記録媒体は、 DVD + R規格に準拠した情報記録媒体であることを特徴とする請求項 1 4記載の情報記録装置。

2 8 . ユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、前記各記録層における前記データ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1の記録層と、この第 1の記録層を除く第 2の記録層とを持つ情報記録媒体に対して記録を行う情報記鐘置が備えるコンピュータにインストールされる情報記録用プログラムであって、

jf己コンピュータに、ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了後、嫌己第 2の記録層における所定の未記,域に対して所定のデータを記録する未記録領域データ埋能を実行させることを特徴とする情報記録用プログラム。

2 9. 前記未記録領域データ埋込機能は、ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了時点の記録完了ァドレス情報を取得するァドレス情報取得機能と、取得された前記記録完了ァドレス情報に基づき前記第 2の記録層における所定の未記^ I域の範囲を認定する未記録領定機能と、

認定された前記第 2の記録層における所定の未記,域に対して所定のデータを記録する記録処理機能と、

を firtaコンピュータに実行させることを特徴とする請求項 2 8記載の情報記録用プログラム。 3 0. 前記所定の未記,域に対して記録する前記所定のデータは、リードアゥト（Lead - out) であることを特徴とする請求項 2 8記載の情報記録用プロダラム。

3 1 . 前記所定の未記録領域は、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域以降の未記録領域であることを特徴とする請求項 3 0記載の情報記録用プログラム。

3 2. 前記情報記録媒体はパラレルトラックパス (P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記聽域は、 tinsユーザデータ記聽域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3 1記載の情報記録用プロダラム。 3 3 . 前記情報記録媒体はォポジットトラックパス（OT P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記録領域は、 tfif己ユーザデータ記^ g域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードイン（Lead- in)領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3 1記載の情報記録用プログラム。

3 4. 前記所定の未記麵域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータであることを特徴とする請求項 2 8記載の情報記録用プログラム。

3 5. 前記所定の未記域は、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記 «域を除く領域であることを特徴とする請求項 3 4記載の情報記録用プログラム。

3 6 . 前記情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記,域は、 t&ISユーザデータ記 ^fg域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の開始アドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3 5記載の情報記録用プロダラム。

3 7. .前記情報記録媒体はォポジットラックパス (O T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記纖域は、 HUBユーザデータ記麵域の終了アドレスから、半径位置が前記第 1の記録層におけるリ一ドィン領域の終了ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 3 5記載の情報記録用プログラム。

3 8 . 前記所定の未記域に続く領域に対してリードアウト（Lead- out) を記録することを特徴とする請求項 3 4記載の情報記録用プログラム。

3 9 . 前記所定の未記^ S域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータ及ぴリードアウト（Lead - out) であることを特徴とする請求項 2 8記載の情報記録用プログラム。 4 0 . ユーザデータ属性を有する前記ダミ一データは、全て 0データであることを特徴とする請求項 3 4記载の情報記録用プログラム。

4 1 . 前記情報記録媒体は、 D VD + R規格に準拠した情報記録媒体であることを特徴とする請求項 2 8記載の情報記録用プログラム。

4 2 . ユーザデータを記録するデータ領域を各々有する複数の記録層を持ち、前記各記録層における前記データ領域の位置に関してその範囲を決定する基準となる第 1の記録層と、この第 1の記録層を除く第 2の記録層とを持つ情報記録媒体に対して記録を行う情報記録装置が備えるコンピュータにインストールされる情報記録用プログラムが格納されたコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、 tin己情報記録用プログラムは、嫌己コンピュータに、ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了後、前記第 2の記録層における所定の未記録領域に対して所定のデータを記録する未記,域データ埋込機能を実行させることを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

4 3 . 前記未記録領域データ埋込機能は、ユーザデータの記録要求に伴うデータ記録完了時点の記録完了ァドレス情報を取得するァドレス' ι·青報取得機倉 gと、取得された前記記録完了アドレス情報に基づき前記第 2の記録層における所定の未記^！域の範囲を認定する未記録領能と、

を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項 4 2記載のコンビュ一タ読取り可能な記憶媒体。

4 4. 前記所定の未記^ g域に対して記録する前記所定のデータは、リードアゥト（Lead - out) であることを特徴とする請求項 4 2記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。 4 5 . 前記所定の未記録領域は、ユーザデータの記録を亍ったユーザデータ記録領域以降の未記^ IS域であることを特徴とする請求項 4 4記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

4 6 . 編己情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

tfriB所定の未記域は、 tin己ユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の終了ァドレスと同一雜位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 4 5記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

4 7. 前記情報記録媒体はォポジットトラックパス（O T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

編己所定の未記録領域は、 ffflEユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードイン（Lead-in)領域の開始ァドレスと同一半径位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 4 5記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

4 8. tin己所定の未記域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミーデータであることを特徴とする請求項 4 2記載のコンビユータ読取り可能な記憶媒体。

4 9. 前記所定の未記鐘域は、当該第 2の記録層のデータ領域のうち、ユーザデータの記録を行ったユーザデータ記録領域を除く領域であることを特徴とする請求項 4 8記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。 5 0 , 前記情報記録媒体はパラレルトラックパス（P T P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

前記所定の未記録領域は、 ΙίίΙΒユーザデータ記録領域の終了アドレスから、前記第 1の記録層におけるリードァゥト領域の開始ァドレスと同一位置に相当する当該第 2の記録層内のァドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 4 9記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

5 1 . 前記情報記録媒体はォポジットラックパス（OT P) 方式で記録される情報記録媒体であり、

ΙίίΐΒ所定の未記録領域は、 ΙίΐΐΞユーザデータ記録領域の終了アドレスから、半径位置が前記第 1の記録層におけるリ一ドィン領域の終了ァドレスと同一半径位 ■ 置に相当する当該第 2の記録層内のアドレスまでの領域であることを特徴とする請求項 4 9記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。 5 2. 前記所定の未記纏域に続く領域に対してリードアゥト（Lead- out) を記録することを特徴とする請求項 4 8記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

5 3 . 前記所定の未記,域に対して記録する前記所定のデータは、ユーザデータ属性を有するダミ一データ及ぴリードアウト（Lead - out) であることを特徴とする請求項 4 2記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。

5 4. ユーザデータ属性を有する前記ダミーデータは、全て 0データであることを特徴とする請求項 4 8記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。 5 5 . 前記情報記録媒体は、 DVD + R規格に準拠した情報記録媒体であることを特徴とする請求項 4 2記載のコンピュータ読取り可能な記憶媒体。