JPH08315370A - 情報記録再生装置及び記録媒体 - Google Patents

情報記録再生装置及び記録媒体

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JPH08315370A
JPH08315370A JP7117469A JP11746995A JPH08315370A JP H08315370 A JPH08315370 A JP H08315370A JP 7117469 A JP7117469 A JP 7117469A JP 11746995 A JP11746995 A JP 11746995A JP H08315370 A JPH08315370 A JP H08315370A
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Japan
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recording
focus
recording layer
layer
substrate
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Application number
JP7117469A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Maekawa
博史 前川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層の記録媒体に対して各記録層毎にフォー
カス引込みを確実に行うことが可能な情報記録再生装
置、及び、多層の記録層を有する記録媒体を提供するこ
と。 【構成】 フォーカスエラー信号FeのS字曲線のP−
P(最大)振幅間の距離に相当するフォーカスずれ量が
中間層厚の1/4以下の距離となるようにフォーカス引
込み光学系を構成することによって、各記録層毎に独立
したフォーカスエラー信号Feの波形を作り、フォーカ
ス引込みを各記録層毎に確実に行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録再生装置及び
複数の記録層をもつ記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの大容量化が望まれて
おり、その目的を達成するための一手段として、光ディ
スクの記録層を複数化することが考えられている。例え
ば、NIKKEI ELECTRONICS 1995.2.27(no.630)では、2層
の記録層を有する2層記録メディアについて開示されて
いる。図12はその2層記録メディアの構造を示すもの
である。光ディスク1の基板2上には1層目の第一の記
録層3が形成され、中間層4を介して、2層目の第二の
記録層5が形成されている。この第二の記録層5のディ
スク表面側は保護層6により保護されている。このよう
な2層記録メディアを作ることによって、従来のCD
(120mm)と同じ大きさで、記録容量を6倍〜8倍
にまで高めることが可能となり、これにより、例えば映
画1本分の記録が行えるようになる。上述したような複
数の記録層をもつ光ディスクからピットに記録された情
報を再生する場合、集光された光スポットを各記録層に
焦点を合わせて照射することが必要となる。各記録層に
焦点を合わせるには、一般にフォーカスエラー信号検出
光学系によりフォーカスエラー信号を検出してフォーカ
ス引込みを行うことによって達成される。
【0003】図13は、フォーカスエラー信号検出光学
系の一部構成を示すものであり、フォーカスエラー信号
を周知のナイフエッジ法を用いて検出する場合の原理を
示したものである。この場合、フォーカスエラー信号の
検出は、光ディスク1からの反射光が対物レンズ7、検
出レンズ8を通過してナイフエッジプリズム9を介し
て、受光素子10の2分割された受光面a,b上でのビ
ーム形状の変化を観察することによって行われる。図1
3(b)は合焦時の様子を示すものであり、集光された
光スポットは光ディスク1の所望とする記録層に焦点が
合った状態で照射されている。このとき、受光面a,b
での受光量は共に等しくなり、差分値(a−b)で表わ
されるフォーカスエラー信号Feは0となる。これに対
して、図13(a)はディスク面が近焦点、図13
(c)はディスク面が遠焦点の場合であり、光スポット
は所望とする記録層の位置からずれた状態となってい
る。このとき、受光面a,bでの受光量はa>b又はa
<bとなり、フォーカスエラー信号Feが検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、例え
ばナイフエッジ法を用いてフォーカス引込みを行い所望
とする記録層に焦点を合わせた後、その記録層から情報
を得ている。図14は、フォーカス引込みを行う場合の
原理を示す。受光素子10の受光量a,bの和(a+
b)からフォーカス和信号Fsを求め、受光量a,bの
差(a−b)からフォーカスエラー信号FeのS字曲線
を得る。このS字曲線のP−P(Peak to Peak)振幅間
のフォーカスずれ量Δの範囲内でフォーカス引込みを行
っている。
【0005】しかし、このような従来のフォーカス引込
みを行うフォーカス引込み手段(フォーカス制御系)
は、光ディスクの記録層が1層であることが前提となっ
ている。これにより例えば2層記録メディアを用いてフ
ォーカス引込みを行った場合、1層目の記録層からの反
射信号(フォーカスエラー信号Fe、フォーカス和信号
Fs)と、2層目の記録層からの反射信号(Fe,F
s)とが加算された状態で合成信号が得られ、この合成
信号の波形は2つの記録層間の距離(中間層の厚さ)に
よって変形するため、正確なフォーカス引込みを行うた
めには、2つの記録層間の距離とフォーカスエラー信号
検出光学系(フォーカス引込み手段)との間で何らかの
規定が必要となる。しかし、従来のフォーカスエラー信
号検出光学系では、そのような多層の記録媒体に関する
規定が設けられていないため、1層目の記録層からの反
射信号か或いは2層目の記録層からの反射信号かを正確
に判別することができず、各記録層毎の情報を確実に再
生することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、少なくとも2つ以上の記録層と、それら記録層間に
形成された中間層と、表面の保護層とは反対側に設けら
れた基板とを有する記録媒体に対してフォーカス制御を
行う際に、フォーカスエラー信号のS字曲線の振幅間に
相当するフォーカスずれ量が前記中間層厚の1/4以下
の距離となるフォーカス引込み手段を設けた。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、基板に近い記録層へのフォーカス引込み
は前記基板側から前記記録層の方向に向かって行い、前
記基板から遠い記録層へのフォーカス引込みはその記録
層側から中間層の方向に向かって行うフォーカス引込み
方向制御手段を設けた。
【0008】請求項3記載の発明では、少なくとも2つ
以上の記録層と、それら記録層間に形成された中間層
と、表面の保護層とは反対側に設けられた基板とを有す
る前記記録媒体に対してフォーカス制御を行う際に、フ
ォーカスエラー信号のS字曲線の振幅間に相当するフォ
ーカスずれ量が前記中間層厚の略1/2の距離となるフ
ォーカス引込み手段を設けた。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、基板側から記録層の方向に移動させて所
定のスライスレベルで2値化したフォーカス和信号をフ
ォーカス引込みゲート信号とし、基板に近い記録層への
フォーカス引込みはフォーカス引込みゲート信号の期間
内で最初にフォーカスエラー信号が合焦する点で行い、
基板から遠い記録層へのフォーカス引込みは前記フォー
カス引込みゲート信号の期間内で2度目にフォーカスエ
ラー信号が合焦する点で行うフォーカス引込み方向制御
手段を設けた。
【0010】請求項5記載の発明では、少なくとも2つ
以上の記録層と、それら記録層間に形成された中間層
と、表面の保護層とは反対側に設けられた基板とを有す
る記録媒体に対してフォーカス制御を行う際に、基板に
近い記録層からの反射光量と、基板から遠い記録層から
の反射光量との大きさの違いによりフォーカス引込み状
態にある記録層を判別する記録層判別手段を設けた。
【0011】請求項6記載の発明では、少なくとも2つ
以上の記録層と、それら記録層間に形成された中間層
と、表面の保護層とは反対側に設けられた基板とを有
し、基板に近い記録層と基板から遠い記録層の半径位置
の少なくとも内周又は外周の一方をずらして形成した。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
発明において、少なくとも記録層の1つを再生専用の層
とし、その再生専用の記録層にフォーカス引込みを行う
半径位置に他の記録層を形成しないようにした。
【0013】請求項8記載の発明では、少なくとも2つ
以上の記録層と、それら記録層間に形成された中間層
と、表面の保護層とは反対側に設けられた基板とを有
し、トラック終了間際の位置に終了位置を示す第一のデ
ータと、トラック最初の位置に開始位置を示す第二のデ
ータとを記録層毎に交互に記録した。
【0014】請求項9記載の発明では、請求項6,7又
は8記載の発明において、記録層毎に交互に逆方向のス
パイラル状のトラック溝を形成した。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、フォーカスエ
ラー信号のS字曲線のP−P振幅間に相当するフォーカ
スずれ量を中間層厚の1/4以下の距離とし、記録層間
の距離(中間層の厚さ)とフォーカスエラー信号検出光
学系との間に一定の規定を設定したことによって、各記
録層から検出されるフォーカス和信号及びフォーカスエ
ラー信号を記録層に対応して独立した波形を作ることが
できる。
【0016】請求項2記載の発明においては、基板側の
記録層の方向から光ビームを移動させて基板に近い側へ
の記録層へのフォーカス引込みを行い、表面の記録層側
から中間層の方向に移動させて基板から遠い記録層への
フォーカス引込みを行うことによって、従来のフォーカ
ス引込み用プログラム処理(アルゴリズム)の変更を最
小限に抑えてフォーカス引込みを行うことができる。
【0017】請求項3記載の発明においては、フォーカ
スエラー信号のS字曲線の振幅間に相当するフォーカス
ずれ量を中間層厚の略1/2の距離としたことによっ
て、記録層間の距離(中間層の厚さ)とフォーカスエラ
ー信号検出光学系との間に一定の規定を設定でき、これ
により、単一の山波形のフォーカス和信号から所定のス
ライスレベルを超える区間を算出することにより、記録
層に対応した独立したフォーカスエラー信号を得ること
ができる。
【0018】請求項4記載の発明においては、所定のス
ライスレベルで2値化したフォーカス和信号をフォーカ
ス引込みゲート信号とし、フォーカス引込みゲート信号
の期間内で最初にフォーカスエラー信号が合焦する点で
基板に近い側の記録層へのフォーカス引込みを行い、フ
ォーカス引込みゲート信号の期間内で2度目にフォーカ
スエラー信号が合焦する点で基板から遠い記録層へのフ
ォーカス引込みを行うことによって、従来のフォーカス
引込み用プログラム処理(アルゴリズム)の変更を最小
限に抑えてフォーカス引込みを行うことができる。
【0019】請求項5記載の発明においては、基板に近
い記録層からの反射光量と、基板から遠い記録層からの
反射光量との大きさの違いによりフォーカス引込み状態
にある記録層を判別することによって、各記録層からの
反射光量の変化量に比例して独立したフォーカスエラー
信号を容易に作ることができる。
【0020】請求項6記載の発明においては、第一の記
録層と第二の記録層の半径位置の少なくとも内周又は外
周の一方をずらして形成したことによって、フォーカス
エラー信号の検出処理の際に、多層の記録媒体を単層の
記録媒体と同様な取扱いにより行うことが可能となる。
【0021】請求項7記載の発明においては、再生専用
の記録層にフォーカス引込みを行う半径位置に他の記録
層が存在しないことによって、多層用の特別なフォーカ
ス引込み手段を用いることなく、従来のフォーカス引込
み手段を用いてフォーカス引込み処理を行うことが可能
となる。
【0022】請求項8記載の発明においては、トラック
終了間際の位置に終了位置を示す第一のデータと、トラ
ック最初の位置に開始位置を示す第二のデータとを記録
層毎に記録することによって、一方の記録層の走査終了
の判別が容易に行えると同時に、他方の記録層への移動
終了の判別も容易に行えるようになる。
【0023】請求項9記載の発明においては、記録層毎
に交互に逆方向のスパイラル状のトラック溝を形成した
ことによって、一方の記録層でトラック溝に沿って最後
まで走査した後、略同一の半径位置から他方の記録層に
フォーカス引込みを行うことができ、これにより、記録
媒体の回転方向を変えることなく記録層の走査をスムー
ズに行える。
【0024】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する(請求項1,2記載の発明に対応する)。な
お、従来例(図12〜図14参照)と同一部分について
の説明は省略し、その同一部分については同一符号を用
いる。
【0025】本装置のフォーカスエラー信号検出光学系
は、フォーカス引込み手段と、フォーカス引込み方向制
御手段とを備えている。この場合、フォーカス引込み手
段は、フォーカス制御の際に検出されるフォーカスエラ
ー信号FeのS字曲線のP−P(Peak to Peak)振幅間
に相当するフォーカスずれ量が、記録媒体の中間層厚の
1/4以下の距離となるように構成されている。なお、
記録媒体としては、少なくとも2つの記録層を有するも
のであり、ここでは、基板2上に設けられた第一の記録
層3と、中間層4と、第二の記録層5と、保護層6とか
ら構成される2層構造の光ディスク1(図12参照)を
用いる。
【0026】この場合、フォーカスエラー信号FeのS
字曲線のP−P振幅間の距離に相当するフォーカスずれ
量をΔとし、中間層4の厚さをdとするとき、 Δ≦(1/4)・d …(1) の関係として表わされる。この(1)式のフォーカスず
れ量Δ(=P−P振幅間の距離)は、フォーカスエラー
信号検出光学系(フォーカス引込み手段)を構成する検
出レンズ等の性質(NA等)を変えることによって、そ
のずれ量の値を変化させることができる。これにより、
中間層4の厚さdとフォーカスエラー信号検出光学系と
の関係が規定される。
【0027】また、フォーカス引込み方向制御手段は、
基板2側から第一の記録層3の方向に移動することによ
って第一の記録層3へのフォーカス引込みを行い、第二
の記録層5側から中間層4の方向に移動することによっ
て第二の記録層5へのフォーカス引込みを行うように設
定されている。
【0028】このような構成において、本装置の動作に
ついて述べる。図1は、本フォーカスエラー信号検出光
学系によって検出された信号波形(Fe,Fs)を示
す。第一の記録層3から検出される信号波形と、第二の
記録層5から検出される信号波形とは独立した波形とな
っている。このような独立した波形となるのは、d=4
0μmとすると、(1)式からフォーカスエラー信号F
eのS字曲線のP−P振幅間の距離Δ=10μmとなる
ように、フォーカスエラー信号検出光学系が規定されて
いるからである。このような独立したフォーカスエラー
信号Feの波形を用いてフォーカス引込みを容易に行う
ことができる。
【0029】図3の信号波形は、図1の信号波形に比較
して示す例である。この場合、フォーカスエラー信号検
出光学系は、フォーカスエラー信号FeのS字曲線のP
−P振幅間の距離に相当するフォーカスずれ量Δが中間
層4の厚さdと等しくなる(Δ≒d)ように構成されて
いる。このため、独立したフォーカスエラー信号Feが
得られず、第一の記録層3と、第二の記録層5とを区別
することができず、これによりフォーカス引込みを行う
ことができない。
【0030】図2は、各記録層3,5へのフォーカスを
引き込む方向を規定した例を示す。この場合、第一の記
録層3にフォーカスを引き込む際には、の矢印方向に
示すように、基板2側から第一の記録層3の方向に光ス
ポットを移動させていき、最初に現われるフォーカス和
信号Fsに対して、フォーカスエラー信号Feが最初に
ゼロクロスするA点を第二の記録層5の合焦点としてフ
ォーカス制御が行われる。また、第二の記録層5にフォ
ーカスを引き込む際には、の矢印方向に示すように、
第二の記録層5から中間層4の方向に移動させていき、
最初に現われるフォーカス和信号Fsに対して、フォー
カスエラー信号Feが最初にゼロクロスするB点を第二
の記録層5の合焦点としてフォーカス制御が行われる。
【0031】上述したように、フォーカスエラー信号F
eのS字曲線のP−P振幅間の距離に相当するフォーカ
スずれ量Δが中間層4の厚さdの1/4以下の距離とな
る(1)式を満足するようにフォーカスエラー信号検出
光学系を設定することによって、各記録層3,5毎に独
立したフォーカス和信号Fs及びフォーカスエラー信号
Feを作ることができ、各記録層3,5毎にフォーカス
引込みを確実に行うことができる。従って、このように
光ディスク1の記録層3,5間の距離(中間層4の厚さ
d)と、フォーカスエラー信号検出光学系との間に一定
の規定を設けることによって、多層の記録層をもつ記録
媒体に対応させることが可能となる。
【0032】また、基板2側から第一の記録層3の方向
に、又は、第二の記録層5側から中間層4の方向にそれ
ぞれ光スポットを移動させてフォーカス引込みを行う方
向を予め規定することによって、従来のフォーカス引込
用のプログラムの変更を最小限にして、各記録層3,5
へのフォーカス引込みを自在に行うことができる。
【0033】次に、本発明の第二の実施例を図4及び図
5に基づいて説明する(請求項3,4記載の発明に対応
する)。なお、第一の実施例と同一部分については同一
符号を用いる。
【0034】本実施例におけるフォーカスエラー信号検
出光学系(フォーカス引込み手段、フォーカス引込み方
向制御手段)は、前記第一の実施例とは異なる構成とさ
れている。すなわち、フォーカス引込み手段は、フォー
カスエラー信号のS字曲線のP−P振幅間に相当するフ
ォーカスずれ量Δと、中間層4の厚さdとの間で、 Δ≒(1/2)・d …(2) の条件を満足するように構成されている。
【0035】また、フォーカス引込み方向制御手段は、
フォーカス和信号Fsからフォーカス引込みゲート信号
Fgを作成し、第一の記録層3へのフォーカス引込み方
向と、第二の記録層5へのフォーカス引込み方向とを規
定している。
【0036】このような構成において、本装置の動作に
ついて述べる。図4は、本フォーカスエラー信号検出光
学系によって検出された信号波形(Fe,Fs)を示
す。第一の記録層3から検出されるフォーカス和信号波
形と、第二の記録層5から検出されるフォーカス和信号
波形とは一部が合成され、一山形のフォーカス和信号F
sとなっている。このような一山形の波形となるのは、
d=40μmとすると、(2)式からフォーカスエラー
信号FeのS字曲線のP−P振幅間の距離Δ=20μm
となるように、フォーカスエラー信号検出光学系が規定
されているからである。このフォーカス和信号Fsがス
ライスレベルLを超えている期間中に、第一の記録層3
と第二の記録層5との合焦点A,Bが現われるため、フ
ォーカス引込みを確実に行うことができる。
【0037】図5は、各記録層3,5へのフォーカスを
引き込む方向を規定した例を示す。第一の記録層3、第
二の記録層5へのフォーカス引き込みを行う際には、
,の矢印方向に示すように、基板2側から第一の記
録層3、第二の記録層5へと光スポットを移動させて行
う。この場合、フォーカス和信号Fsがスライスレベル
Lを超える期間中にフォーカス引込みゲート信号Fgが
アクティブとなる。このアクティブ期間中において、フ
ォーカスエラー信号Feの最初にゼロクロスするA点を
第一の記録層3の合焦点としてフォーカス引き込みを行
い、フォーカスエラー信号Feの2度目に現われるゼロ
クロスするB点を第二の記録層5の合焦点としてフォー
カス引き込みを行う。
【0038】上述したように、フォーカスエラー信号F
eのS字曲線のP−P振幅間の距離に相当するフォーカ
スずれ量Δが中間層4の厚さdの略1/2の距離となる
ようにフォーカスエラー信号検出光学系を設定すること
によって、単一の山波形のフォーカス和信号Fsが作成
され、その波形が所定のスライスレベルLを超えるアク
ティブ区間(フォーカス引込みゲート信号Fg)内に各
記録層3,5の合焦点A,Bが存在することになり、こ
れにより記録層3,5毎にフォーカス引込みを確実に行
うことができる。
【0039】また、基板2側から各記録層3,5へのフ
ォーカス引込みを順次行ってフォーカス引込み方向を規
定したので、従来のフォーカス引込用のプログラムの変
更を最小限にして、各記録層3,5へのフォーカス引込
みを自由に行うことが可能となる。
【0040】次に、本発明の第三の実施例を図6及び図
7に基づいて説明する(請求項5記載の発明に対応す
る)。なお、前記各実施例と同一部分については同一符
号を用いる。
【0041】本実施例におけるフォーカスエラー信号検
出光学系内には、光ディスク1(図12参照)の第一の
記録層3からの反射光量と、第二の記録層5からの反射
光量との大きさの違いを求めることによってフォーカス
引込み状態にある記録層を判別する記録層判別手段が設
けられている。以下、この記録層判別手段の具体的な動
作例について説明する。
【0042】図6は、2層の記録層3,5をもつ光ディ
スク1の一般的な構造を示す。この場合、第一の記録層
3の反射膜による反射率が33%に設定され、第二の記
録層5の反射膜による反射率が100%に設定されてい
るものとする。なお、基板2の表面の反射率は5%とす
る。今、光ビーム11を基板2側から入射させると、1
00%の入射光量に対して、第一の記録層3からの反射
光量は30%となり、第二の記録層5からの反射光量は
40%となる。ただし、薄膜による反射や吸収は考えな
い。そして、このような各記録層3,5からの反射光量
をフォーカスエラー信号検出光学系の光検出器(前記図
13の受光素子10等)に検出すると、再生される信号
の振幅レベルは、反射光量に比例して異なって検出され
る。
【0043】図7は、反射光量に比例して得られるフォ
ーカス和信号Fsとフォーカスエラー信号Feとの波形
を示す。基板2の表面からの深さ120μmの位置で得
られるフォーカス和信号Fsは第一の記録層3からの反
射光量に対応して小さな波形となり、一方、深さ160
μmの位置で得られるフォーカス和信号Fsは第二の記
録層5からの反射光量に対応して大きな波形となる。こ
のフォーカス和信号Fsの波形の大きさに比例して、フ
ォーカスエラー信号Feの振幅も変化する。これによ
り、各合焦点A,Bの時に、フォーカス和信号Fsがス
ライスレベルLを超えているか否かを判定することによ
って、フォーカス引込み状態にある記録層がどちらの層
であるかを容易に判別することができる。なお、このよ
うな判定に用いられる信号は、AGC(Auto Gain C
ontrol)処理が行われていないことが前提である。
【0044】上述したように、第一の記録層3からの反
射光量と、第二の記録層5からの反射光量との差分値に
よりフォーカス引込み状態にある記録層を判別すること
によって、フォーカス引込み状態にある記録層を容易に
かつ正確に判別することができる。
【0045】次に、本発明の第四の実施例を図8及び図
9に基づいて説明する(請求項6,7記載の発明に対応
する)。なお、前記各実施例と同一部分については同一
符号を用いる。
【0046】本実施例では、少なくとも2つの記録層を
もつ記録媒体において、それら記録層の半径位置の少な
くとも内周又は外周の一方をずらして形成した場合の例
である。図8は、その記録媒体として2つの記録層3,
5をもつ光ディスク1の構造を示す。この場合、第一の
記録層3と第二の記録層5の内周の位置R1 及び外周の
位置R2 がずらして形成されている。
【0047】これにより、例えば、第一の記録層3の内
周の位置R1 から外周の位置R2 (記録層がなくなる最
外周の位置)まで記録又は再生を行った後、その外周の
位置R2 の半径位置でフォーカス引込みの層を変える。
そして、今度は、第二の記録層5の外周の位置R2 から
内周の位置R1 まで記録又は再生を行う。このようにデ
ィスクの外周の位置R2 (又は内周の位置R1 )で各記
録層3,5間の移動が行われるときには、その移動位置
では層がずれており、一見一層記録メディアと同じ状態
として取扱うことができるため、第一の記録層3から第
二の記録層5(又は第二の記録層5から第一の記録層
3)へのフォーカス引込みを容易に行うことができる。
【0048】また、図9は変形例を示す。複数の記録層
のうち少なくとも一つの記録層、ここでは第一の記録層
3を再生専用の記録層とし、そのフォーカス引込みを行
う最内周の位置R1 (通常の場合)には、他の記録層
(ここでは第二の記録層5)が形成されていない。
【0049】これにより、再生専用のフォーカス引込み
を行う最内周の位置R1 に第二の記録層5が存在しない
ため、従来のフォーカス引込み手段を用いてフォーカス
引込みを行うことができる。このようなことから、2層
記録メディア用の特別なフォーカス引込み手段を持たな
い装置でも、容易にフォーカス引込みが行えるようにな
る。
【0050】次に、本発明の第五の実施例を図10及び
図11に基づいて説明する(請求項8,9記載の発明に
対応する)。なお、前記第四の実施例と同一部分につい
ては同一符号を用いる。
【0051】図10は、2つの記録層3,5をもつ光デ
ィスク1の平面図を示す。図11は、その光ディスク1
の断面構造を示す。第一の記録層3に設けられたスパイ
ラル状のトラック溝12(実線で示す)と、第二の記録
層5に設けられたスパイラル状のトラック溝13(破線
で示す)とは、互いに逆方向とされている。すなわち、
第一の記録層3のトラック溝12は、内周のS1 点に始
まり、外周のS2 点で終わる。これに対して、第二の記
録層5のトラック溝13は、外周のS3 点に始まり、内
周のS4 点で終わる。この場合、外周のS2 点と、外周
のS3 点とは、近接した位置にある。
【0052】これにより、例えば、第一の記録層3を、
内周のS1 点から外周のS2 点まで走査し、トラック溝
12がなくなった時点で、フォーカスエラーを検知して
同じ外周の半径位置の同一回転方向の位置から第二の記
録層5に対するフォーカス引込み処理を行うことによっ
て、第二の記録層5における外周のS3 点から内周のS
4 点に向かって走査することができる。したがって、第
一の記録層3から第二の記録層5への移動をスムーズに
行えるようになる。
【0053】また、図10に示すように、第一の記録層
3の終了間際の位置となるS2 点の付近には、終了位置
を示す第一のデータD1 が記録され、また、これに続く
第二の記録層5の最初の位置となるS3 点の付近には、
開始位置を示す第二のデータD2 が記録されている。
【0054】これにより、第一の記録層3から第二の記
録層5への移動の際、記録されたデータの内容によって
移動が完了したか否かを容易に確認することができる。
なお、本実施例では、外周のS2 の位置とS3 の位置と
を同一半径位置としたが、これに限るものではなく、異
なる半径位置に形成しても同様な効果を得ることができ
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、フォーカス引込
み手段を用いて、フォーカスエラー信号のS字曲線のP
−P振幅間に相当するフォーカスずれ量を中間層厚の1
/4以下の距離に設定したので、各記録層毎に独立した
フォーカス和信号及びフォーカスエラー信号を作成する
ことができ、これにより、各記録層毎にフォーカス引込
みを確実に行うことができ、多層の記録層を有する記録
媒体に対応させることができる。
【0056】請求項2記載の発明は、フォーカス引込み
方向制御手段を用いて、基板側から第一の記録層の方向
に移動させて第一の記録層へのフォーカス引込みを行
い、その第二の記録層側から中間層の方向に移動させて
第二の記録層へのフォーカス引込みを行うようにしたの
で、従来のフォーカス引込用のアルゴリズムの変更を最
小限に抑えて、多層の記録媒体に対するフォーカス引込
みを自在に行うことができる。
【0057】請求項3記載の発明は、フォーカス引込み
手段を用いて、フォーカスエラー信号のS字曲線のP−
P振幅間に相当するフォーカスずれ量を中間層厚の略1
/2の距離に設定したので、一山波形のフォーカス和信
号が所定のスライスレベルを超える区間内に各記録層毎
に独立したP−P振幅の幅が広いフォーカスエラー信号
を作ることができ、これにより、フォーカスずれに強く
各記録層毎にフォーカス引込みを確実に行うことがで
き、多層の記録層を有する記録媒体に対応させることが
できる。
【0058】請求項4記載の発明は、フォーカス引込み
方向制御手段を用いて、所定のスライスレベルで2値化
して得られたフォーカス引込みゲート信号の期間内で最
初にフォーカスエラー信号が合焦する点で第一の記録層
へのフォーカス引込みを行い、その期間内で2度目にフ
ォーカスエラー信号が合焦する点で第二の記録層へのフ
ォーカス引込みを行うようにしたので、従来のフォーカ
ス引込用のアルゴリズムの変更を最小限に抑えて、多層
の記録媒体へのフォーカス引込みを自在に行うことがで
きる。
【0059】請求項5記載の発明は、記録層判別手段を
用いて、第一の記録層からの反射光量と、第二の記録層
からの反射光量との大きさの違いによりフォーカス引込
み状態にある記録層を判別するようにしたので、各記録
層の反射光量に比例した波形のフォーカスエラー信号を
簡単に作成することができ、これにより、記録データの
読込みを行うことなくフォーカス引込み状態にある記録
層を容易にかつ正確に判別することができる。
【0060】請求項6記載の発明は、第一の記録層と第
二の記録層の半径位置の少なくとも内周又は外周の一方
をずらして形成したので、その形成半径位置のずれた領
域を利用して、単層の記録媒体と同様にしてフォーカス
引込み処理を行うことができる。
【0061】請求項7記載の発明は、少なくとも記録層
の一つを再生専用とし、その再生専用の記録層にフォー
カス引込みを行う半径位置には他の記録層を形成しない
ようにしたので、従来の単一記録層用のフォーカス引込
み手段を用いてフォーカス引込みを簡単に行うことがで
き、これにより、多記録層用の特別なフォーカス引込み
手段を用いることなく装置を構成することができる。
【0062】請求項8記載の発明は、トラック終了間際
の位置に終了位置を示す第一のデータと、トラック最初
の位置に開始位置を示す第二のデータとを記録層毎に交
互に記録したので、その記録されたデータの内容を判別
するだけで、一方の記録層から他方の記録層への光スポ
ットの移動の完了を容易に確認することができ、作業性
を高めることができる。
【0063】請求項9記載の発明は、記録層毎に交互に
逆方向のスパイラル状のトラック溝を形成したので、記
録媒体の回転方向を変えることなく異なる記録層への移
動を速やかに行うことができ、これにより高速処理が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すものであり、各記
録層に対応して得られる独立した波形を示す波形図であ
る。
【図2】図1に対応する光ディスクへのフォーカス引込
み方向を示す断面図である。
【図3】フォーカス引込みが行えない場合の例を示す波
形図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示すものであり、単一
の波形から各記録層に対応して得られる独立した波形を
示す波形図である。
【図5】図4に対応する光ディスクへのフォーカス引込
み方向を示す断面図である。
【図6】本発明の第三の実施例を示すものであり、各記
録層に対する反射光量の変化を示す断面図である。
【図7】反射光量に対応して検出される各種信号波形を
示す波形図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示すものであり、記録
層の半径位置をずらして形成した場合の光ディスクの断
面図である。
【図9】図8の変形例を示す光ディスクの断面図であ
る。
【図10】本発明の第五の実施例を示すものであり、各
記録層に逆方向のスパイラル状のトラック溝を形成した
場合の平面図である。
【図11】図10の光ディスクに対応する断面図であ
る。
【図12】従来の2層記録メディアの構造を示す断面図
である。
【図13】ナイフエッジ法を用いてフォーカスエラー信
号を検出する原理を示す動作説明図である。
【図14】フォーカスエラー信号のS字曲線及びフォー
カス和信号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 基板 3 記録層 4 中間層 5 記録層 6 保護層 12,13 トラック溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に形成された記録層に光ビーム
    を照射して情報の記録、再生を行う情報記録再生装置に
    おいて、少なくとも2つ以上の記録層と、それら記録層
    間に形成された中間層と、表面の保護層とは反対側に設
    けられた基板とを有する前記記録媒体に対してフォーカ
    ス制御を行う際に、フォーカスエラー信号のS字曲線の
    振幅間に相当するフォーカスずれ量が前記中間層厚の1
    /4以下の距離となるフォーカス引込み手段を設けたこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 基板に近い記録層へのフォーカス引込み
    は前記基板側から前記記録層の方向に向かって行い、前
    記基板から遠い記録層へのフォーカス引込みはその記録
    層側から中間層の方向に向かって行うフォーカス引込み
    方向制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に形成された記録層に光ビーム
    を照射して情報の記録、再生を行う情報記録再生装置に
    おいて、少なくとも2つ以上の記録層と、それら記録層
    間に形成された中間層と、表面の保護層とは反対側に設
    けられた基板とを有する前記記録媒体に対してフォーカ
    ス制御を行う際に、フォーカスエラー信号のS字曲線の
    振幅間に相当するフォーカスずれ量が前記中間層厚の略
    1/2の距離となるフォーカス引込み手段を設けたこと
    を特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 基板側から記録層の方向に移動させて所
    定のスライスレベルで2値化したフォーカス和信号をフ
    ォーカス引込みゲート信号とし、基板に近い記録層への
    フォーカス引込みは前記フォーカス引込みゲート信号の
    期間内で最初にフォーカスエラー信号が合焦する点で行
    い、前記基板から遠い記録層へのフォーカス引込みは前
    記フォーカス引込みゲート信号の期間内で2度目にフォ
    ーカスエラー信号が合焦する点で行うフォーカス引込み
    方向制御手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の
    情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に形成された記録層に光ビーム
    を照射して情報の記録、再生を行う情報記録再生装置に
    おいて、少なくとも2つ以上の記録層と、それら記録層
    間に形成された中間層と、表面の保護層とは反対側に設
    けられた基板とを有する前記記録媒体に対してフォーカ
    ス制御を行う際に、前記基板に近い記録層からの反射光
    量と、前記基板から遠い記録層からの反射光量との大き
    さの違いによりフォーカス引込み状態にある記録層を判
    別する記録層判別手段を設けたことを特徴とする情報記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも2つ以上の記録層と、それら
    記録層間に形成された中間層と、表面の保護層とは反対
    側に設けられた基板とを有し、前記基板に近い記録層と
    前記基板から遠い記録層の半径位置の少なくとも内周又
    は外周の一方をずらして形成したことを特徴とする記録
    媒体。
  7. 【請求項7】 少なくとも記録層の1つを再生専用の層
    とし、その再生専用の記録層にフォーカス引込みを行う
    半径位置には他の記録層が形成されていないことを特徴
    とする請求項6記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 少なくとも2つ以上の記録層と、それら
    記録層間に形成された中間層と、表面の保護層とは反対
    側に設けられた基板とを有し、トラック終了間際の位置
    に終了位置を示す第一のデータと、トラック最初の位置
    に開始位置を示す第二のデータとを記録層毎に交互に記
    録したことを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 記録層毎に逆方向のスパイラル状のトラ
    ック溝を形成したことを特徴とする請求項6,7又は8
    記載の記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7072255B2 (en) 2003-03-24 2006-07-04 Ricoh Company, Ltd. Information recording method, information recording apparatus, information recording program and recording medium storing information recording program
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