JP4492616B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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本発明は光ディスク装置に関し、デフォーカスの発生頻度を減少出来るように構成された光ディスク装置に関する。
近年において、光ディスクを高容量化するために複数の記録層を積層してなる光ディスクが提案されている。従来の光ディスクは、レーザを誘導するために透明基板上に同心円状又は螺旋状に溝のように刻まれているグルーブに情報信号を記録する。またこのグルーブは現在位置を知るためにウォブルと呼ばれるうねりが設けられている、溝が刻まれていない部分をランドといい、このランド部分に補助情報を記録するためのランドプリピットと呼ばれる情報記録部が形成されている。このランドプリピットを利用してアドレス情報を含む補助情報を記録できる。
このグルーブは、ディスク円周方向に一定周波数を持って連続してウォブルされが設けられ、複数のゾーンのそれぞれではディスク半径方向に隣接するウォブルの位相が常に同位相である。また、ウォブル周期毎に配置された複数のランドプリピットからなるプリピットグループが形成されている。このプリピットグループは、ディスク半径方向にグルーブを介して隣接するランド部間ではディスク円周方向の位相が異なる位置に記録されている。このランドプリピットを利用してアドレス情報を含む補助情報を記録できる。
特許文献1には、反射光を検出する複数の光ディテクタを有し、前記光ディテクタ出力信号の相対的なレベル差を基にS字カーブ内のフォーカシング制御可能範囲を示すフォーカスゲート信号を生成する手段を備え、S字カーブゼロクロス近傍でフォーカス和信号の信号レベルよりフォーカスループゲインを最適化する手段によって、フォーカシング制御可能範囲内のS字カーブゼロクロス近傍でフォーカス制御系を安定系にしてからフォーカスループを閉じフォーカス追従モードに移行することによって、反射率が異なる光ディスクまたは照射した光の熱により反射率が変化する相変化光ディスクにおいて、短時間に確実にフォーカス引き込み動作を行うフォーカス制御装置およびフォーカス引き込み方法が開示されている。
特開2002−342948
記録可能な光ディスクには、前述のとおりランドとグルーブによって構成される。このランドとグルーブによる構造が物理的に異なる複数種類の光ディスクが大別して3種類ある。一つはDVD−RAMで、ランドとグルーブの両方にデータを記録し、ランド上に予めアドレス情報が記録されたプリピットと呼ばれる孤立点を有し、ウォブルと共に正確に現在位置を把握することが出来る。次にDVD−RW/DVD+RWは、データはグルーブのみに記録され、ランド上にはプリピットが規則的に設けられ現在位置を把握できる。次にDVD−R/DVD+Rは、前記のDVD−RAM、DVD−RW/DVD+RWに比べ、ウォブルが高密度に設けられており、これによって現在位置を把握するためランドにプリピットは設けられていない。
前述のランドとグルーブはそれぞれレーザ光に対する反射率が異なり、グルーブの反射率に比べてランドの反射率は高い。対物レンズを焦点方向に移動させたときのフォーカスエラー信号は、反射率の違いによる受光量の影響を受けない場合には、図4に示すようなグランドレベルをセンターとして、対称型のS字波形が得られる。しかしながら前述のDVD−RAMの物理的構造は、プリピットを有するランド部分の面積が大きいため、反射率の違いによって受光量に影響を受けてしまう可能性が高くなる。図5〜7はDVD−RAMのように、物理的な構造によって受光量に影響を受けやすいディスクにおいて、対物レンズの合焦点付近でプリピット部が移動した場合のフォーカスエラー信号を表す。この場合、フォーカスエラー信号の振幅は、明らかに本来の振幅(溝状形状部の振幅)より大きな値になるため、フォーカスエラー振幅設定を実際に必要な振幅範囲より小さく設定してしまう可能性が生じる。
例えば、データ記録領域でのS字波形の振幅が1Vの光ディスクにおいて、フォーカスエラー信号がプリピット部の影響を受けて、そのS字状波形の振幅が2Vになったとする。この場合、回路等のゲインを振幅2Vで設定してしまう。一般的に、サーボはS字信号の真中にかける。この場合、振幅が1Vの場合は、両側0.5V相当の範囲がサーボ動作可能な範囲となる。
これに対して、振幅を2Vとした場合は、両側1V相当の範囲がサーボ動作可能な範囲となる。サーボの異常を片側の振幅の1/2で判別する場合、S字状波形を測定した時にプリピットの影響で振幅が2Vと測定された場合の異常検出は0.5Vで行うことになり、本来の振幅1Vでは、サーボ外れが発生するまで異常が検出できないことになる。
また、光ディスクにごみが付着したり、光ディスクに傷が付いているような場合に、その部分で対物レンズを駆動すると、フォーカス差信号の振幅は、反射率の低下により本来の振幅より小さくなるため、このフォーカス差信号の振幅にて回路ゲイン設定してフォーカス動作を行ったりすると、フォーカス外れ等の不具合が生じることになる。前述のように従来技術によるフォーカス装置によるフォーカス引込み方法は、フォーカス引込みが不安定で成功率が低い上、フォーカス引込みリトライ動作をいれた行なった場合でもフォーカスを引込むまで長時間費やしてしまうと言う不具合があった。
特許文献1に記載では、複数回S字信号振幅を測定し、それら複数回の測定結果の中間値を採用することにより、プリピットの影響や、光ディスクのゴミや傷の影響を受けることなくサーボ制御を行なう技術が開示されているが、複数回の測定結果の中間値を採用してもその複数回全てがプリピットの影響や光ディスクのゴミや傷の影響を受けた測定結果であった場合には、適切なフォーカス差信号振幅を設定できず、フォーカス外れを引き起こす可能性が依然として存在するという課題が残る。
本発明の目的は、前述の従来技術における不具合を削減することであり、反射率が状態により異なる光ディスク又は、照射した光の熱により反射率が変化する相変化光ディスクにおいて、プリピットの影響や、光ディスクのゴミや傷の影響を最小限にして短時間に確実にフォーカス引き込み動作を行うフォーカス制御装置を提供することである。
光ディスク装置において、4つに分割された受光領域を有する光検出器が内蔵され、記録領域中にプリピットでデータが記録された領域が存在する光ディスクに対し情報の記録及び記録情報の再生を行う光ピックアップと、前記光検出器の4つの受光領域からそれぞれ出力される受光量に基づいて光ビームスポットと光ディスクの位置ずれを非点収差法により算出するフォーカス差信号算出手段と、前記光検出器の4つの受光領域からそれぞれ出力される受光量の和を算出するフォーカス和信号算出手段と、フォーカスサーボ引き込み開始の条件データを一時的に記憶する記憶手段と、前記光ピックアップのフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、前記フォーカス制御手段により第一のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス和信号算出手段から出力されたフォーカス和信号の最大値に第一の係数を乗算して当該最大値よりも小さい第一の閾値を算出し、この第一の閾値を記憶手段に記憶する第1の制御機能と、前記第一のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス差信号算出手段から出力されたフォーカス差信号の最大値に第二の係数を乗算して第二の閾値を算出し、且つフォーカス差信号の最小値に第三の係数を乗算して当該最小値よりも大きい第三の閾値を算出し、その第二および第三の閾値をそれぞれ前記記憶手段に記憶する第2の制御機能と、前記フォーカス制御手段により前記第一のフォーカスサーチに続いて第二のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス和信号算出手段から出力するフォーカス和信号が前記記憶手段から読み出された前記第一の閾値を超えたか否かを判別し、且つ前記フォーカス差信号算出手段から出力するフォーカス差信号が前記記憶手段から読み出された前記第二の閾値を超えたか否かを判別する第3の制御機能と、前記第3の制御機能においてフォーカス和信号およびフォーカス差信号が第一の閾値および第二の閾値をそれぞれ超えたと判別されたときに、フォーカス差信号前記記憶手段から読み出された前記第三の閾値よりも小さくなったか否かを判別する第4の制御機能と、前記第4の制御機能においてフォーカス差信号前記第三の閾値以下になったと判別した時点でフォーカスサーボ引き込み動作を開始する第5の制御機能と、前記第3の制御機能においてフォーカス和信号およびフォーカス差信号が前記第一の閾値および前記第二の閾値をそれぞれ超えなかったと判別されたとき、または前記第4の制御機能においてフォーカス差信号が前記第三の閾値以下にならなかったと判別されたときのいずれか一方の場合に、前記フォーカス制御手段によりフォーカスリトライを繰り返して、そのフォーカスリトライが所定回数だけ実行されたと判別した時点で、前記フォーカス和信号算出手段から出力されたフォーカス和信号の最大値に第四の係数を乗算して前記第一の閾値よりも小さい第四の閾値に算出し、前記記憶手段に記憶されている前記第一の閾値を前記第四の閾値に変更してフォーカスサーボ引き込み動作を開始する第6の制御機能とを有している。
光ディスク装置において、前記第一の係数は1/2である。
光ディスク装置において、前記第二の係数は1/2である。
光ディスク装置において、前記第三の係数は1/15である。
光ディスク装置において、前記第四の係数は1/4である。
前述のとおり構成することにより、フォーカスサーチを開始する判断条件を変更してCAPAの影響を受けた場合でも最適にフォーカスサーチを行なえるよう作用する。
請求項1に記載の発明によれば、DVD−RAMなどの反射率が極端に異なる部分であるプリピットを有するディスクであっても、フォーカスリトライ回数をカウントして、3回目の場合には前記光検出器の分割領域がCAPAの影響を受けていると判断して、フォーカスオン開始するための条件を変更してフォーカスオン開始することによって、フォーカスリトライの回数を減らし、かつフォーカス外れも削減することを可能と出来るので、フォーカスサーチからフォーカスオンまでにかかる時間を削減することが可能となる。これはユーザーから見れば、トレークローズから映像信号が出力されるまでの時間、いわゆる出画時間を短縮することができ、ユーザーが操作してからの絵が出るまでの間の待ち時間を短縮することで、ストレスを削減することが出来る。
請求項に記載の発明によれば、フワーカス和信号の最大値を元に第一の閾値を算出するための値を1/2とすることで、フォーカスオン開始するための条件を最適にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、フォーカス差信号の最大値を元に第二の閾値を算出するための値を1/2とするこことで、フォーカスオン開始するための条件を最適にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、フォーカス差信号の最小値を元に第三の閾値を算出するための値を1/15とするこことで、フォーカスオン開始するための条件を最適にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、DVD−RAMなどの反射率が極端に異なる部分であるプリピットを有するディスクであっても、フォーカスリトライ回数をカウントして、3回目の場合には前記光検出器の4つの受光領域がCAPAの影響を受けていると判断して、フォーカスオン開始することによって、フォーカスリトライの回数を減らし、かつフォーカス外れも削減することを可能と出来るので、フォーカスサーチからフォーカスオンまでにかかる時間を削減することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、DVD−RAMなどの反射率が極端に異なる部分であるプリピットを有するディスクであっても、フォーカスリトライ回数をカウントして、3回目の場合には前記光検出器の4つの受光領域がCAPAの影響を受けていると判断して、フォーカスオン開始する条件の一つである第一の閾値を第四の係数によって新たに算出して、フォーカスオン開始することによって、フォーカスリトライの回数を減らし、かつフォーカス外れも削減することを可能と出来るので、フォーカスサーチからフォーカスオンまでにかかる時間を削減することが可能となる。
次に図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態における光ディスク装置を示すブロック図である。本発明の光ディスク装置について図1を用いて説明する。図1に示すように、本発明の光ディスク装置は、光ディスク101を回転させるためのスピンドルモータ103と、光ディスク101上に光ビームスポットを照射し、反射した情報光を検出する光検出器105を有する光ピックアップ107と、位置ずれが無い場合の情報光の量を基準として光ビームスポットとトラック(ここでは、グルーブ)との位置ずれを情報光の量の変化によって内周外周方向へ補正するプッシュプル法により検出してトラッキング信号を出力するトラッキングエラー検出算出手段109と、このトラッキングエラー検出算出手段109から出力されたトラッキングエラー検出信号に応じて光ビームスポットがトラックに光ビームスポットの位置を制御するトラッキング制御手段111と、光検出器105の出力から光ビームスポットとディスクの位置ずれをいわゆる非点収差法で検出するフォーカス差信号算出手段113と、光検出器105の4分割された領域の受光量の和を算出するためのフォーカス和信号算出手段115と、フォーカス差信号算出手段113によって算出されたフォーカス差信号FEの最大値FE_topおよび最小値FE_btmと、フォーカス和信号算出手段115によって算出されたフォーカス和信号FAの最大値FS_topを一時的に記憶するための記憶手段118と、光検出器105の出力信号からウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段121と、ウォブル信号を2値化する2二値化手段123と、フォーカス動作を制御するためのフォーカス制御手段125と、二値化手段117123から出力されるウォブル信号の周波数および基準クロック発生手段121の出力をもとにスピンドルモータ103を回転制御するモータ制御手段129と、2値化ウォブル信号から記録時のビットクロックを生成するクロック生成手段131と、このクロック生成手段131から出力されるビットクロックに基づいて、映像データや音声データなどの記録データを所定のフォーマットに変換する記録処理手段133と、この記録処理手段133から出力されるフォーマット変換信号に基づいて、所定の記録波形に変換する記録手段135と、を有している。
なお、トラッキング制御手段111の出力信号によって光ピックアップ107のディスクの内周外周方向の動きを制御し、フォーカス制御手段119の出力信号によって、光ピックアップ107の上下方向の動きを制御している。また記録手段129から出力される記録波形信号に従って、光ピックアップ107がディスク101に映像データや音声データなどの記録データを記録する。
ここで非点収差法を説明する。図3に示す光検出器105の分割された受光領域で受光される受光量をそれぞれa、b、c、dとしたとき、受光領域全体に入射した光の像を表す手段として縦横比Hの計算式で表すと、H=((a+c)−(b+d))/(a+b+c+d)となる。縦横比Hの値が、H<0の時は横長の楕円となり、H>0の時は縦長の楕円となり、Hの値がゼロになるように制御を行なうことである。
光ピックアップ107は、光ビームスポットを照射するための半導体レーザ等の光源137、光ビームスポットを光ディスク101に集光する対物レンズ133、及び光ディスク101のグルーブの接線方向とこれに直交する方向の分割線によって分割された4分割受光部a、b、c、dを有し、光ディスク101に照射された反射光を検出する光検出器105及びこの光源131から出射された光を光ディスク101に集光または光検出器105に導く光学系とを一体化したものである。光検出器105の4分割受光部A、B、C、Dのうち、分割受光部Aと分割受光部Cとは互いに対角位置関係にあり、分割受光部Bと分割受光部Dとも互いに対角位置関係にある。ここで、a、b、c、dは、4分割受光部の受光量を表わすものとする。
次に図2を用いて、図1の光ピックアップ107をより詳細に説明する。図2の構成例において、光ピックアップ107には、光源137を構成するレーザダイオード203、205、回折格子207、ビームスプリッタ209、対物レンズ211、光ディスク213からの反射光を受光する光検出器105等が備えられ、さらに対物レンズ211の光軸方向(矢印m)の位置を制御する図示しない対物レンズ駆動装置が備えられている。この例では、2つのレーザダイオード203、205は、それぞれCD用レーザダイオードとDVD用レーザダイオードである。
光ビームスポットを照射するための半導体レーザ等の光源131、光ビームスポットを光ディスク101に集光する対物レンズ133、光ディスク101に照射された反射光を検出する光検出器105及びこの光源131から出射された光を光ディスク101に集光または光検出器105に導く光学系とを一体化したものである。
光源137から出射したレーザ光は、回折格子207を通過した後、ビームスプリッタ209によって対物レンズ211側に反射し、対物レンズ211によって光ディスク213に光スポットを結像する。光ディスク213で反射した光は、対物レンズ211とビームスプリッタ209を通過して光検出器105に入射し、電気信号に変換される。
図3は光ピックアップ107の光検出器105の詳細図面を表す。受光部A、B、C、Dは、光ビームスポットを照射するための半導体レーザ等の光源131、光ビームスポットを光ディスク101に集光する対物レンズ133、光ディスク101のグルーブの接線方向とこれに直交する方向の分割線によって4つに分割されているた4分割。受光部A、B、C、Dを有し、光ディスク101に照射された反射光を検出する光検出器105及びこの光源131から出射された光を光ディスク101に集光または光検出器105に導く光学系とを一体化したものである。光検出器105の4分割受光部A、B、C、Dのうち、分割受光部Aと分割受光部Cとは互いに対角位置関係にあり、分割受光部Bと分割受光部Dとも互いに対角位置関係にある。また、A、B、C、Dの4分割受光領域で受光された受光量をそれぞれa、b、c、dと表わすものとする。
次に、図4および図5を参照してプリピットによる受光量の影響について説明する。フォーカス差信号算出手段113から検出されたフォーカス差信号の最大値および最小値をそれぞれ、FE_topおよびFE_btmとする。図4および図5のそれぞれにプリピットを有する光ディスクDが図面上方に記載されている。内周から外周方向に向かって放射直線状に記載される点線がプリピットPを表す。
光ピックアップの対物レンズの上下移動に伴って、光ディスクDの表面及び記録面の反射によってフォーカス差信号は図4のようにS字状波形を描く。図4ではフォーカス差信号ピーク信号FE_topとフォーカス差信号ボトム信号FE_btmがA、Bいずれも光ディスクDのプリピットPの存在しない箇所で検出されている。
DVDメディアには、前述のとおりDVD−RAM、DVD−R、DVD−RW等のように様々な種類の光ディスクが普及しており、対物レンズを駆動することにより得られるフォーカスエラー信号のS字状波形の振幅は、光ディスクの反射率の変動等によるばらつき範囲に収まるので、図4のようなS字波形が検出できる。
しかしながら、DVD−RAMは、ディスクID情報が記録されたプリピットが多く構成されている。このようなDVD−RAMディスクに対して対物レンズを駆動させたとき、得られるフォーカスエラー信号のS字状波形の発生部分に上記のプリピット部が存在した場合は、そのS字状波形の振幅が他のデータ記録領域部分の振幅より大きくなる。すなわち、前述したように、プリピット以外の部分で得られるフォーカスエラー信号は、図3に示すようなS字状の波形となる。
図5ではAがプリピットの影響を受けており、フォーカス差信号振幅は図4に比べてプラス方向の振幅が大きくなっている。
次に本発明の動作を、図9のフローチャートを元に図1および図6も含めて参照しながら説明する。
図6はプリピットの影響を受けない場合のフォーカスサーチからフォーカスオンまでの各信号を表している。モーター制御手段129によってスピンドルモータ103を回転させてディスク101を回転させる。フォーカス制御手段125によって光ピックアップ107を上下させ、フォーカスサーチを行なう(ステップS901)。n回目のフォーカスサーチによって、光検出器105の4分割された受光部の各受光量a、b、c、dを測定しフォーカス和信号算出手段115によってフォーカス和信号の最大値FS(n)_topに第一の係数である1/2を乗じて第一の閾値を算出し(ステップS902)、記憶手段118に記憶する(ステップS903)。これと同時に、フォーカス差信号算出手段113によって、フォーカス差信号の最大値FE(n)_topおよび最小値FE(n)_btmを算出する(ステップS904)。FE(n)_topに第二の係数である1/2を乗じて第二の閾値を算出し、またFE(n)_btmに第三の係数である1/15を乗じて第三の閾値を算出して記憶手段135に記憶する(ステップS905)。次にn+1回目のフォーカスサーチを行ない(ステップS906)、フォーカス和信号算出手段115によって算出されるフォーカス差信号によって図6のFS(n+1)波形を得る。同様に、フォーカス差信号算出手段113によって、図5のFE(n+1)波形を得る。
まず、前記FS(n+1)波形が第一の閾値であるFS(n)_top/2およびFE(n)_top/2を超えたかどうかをフォーカス制御手段125によって判断する(ステップS907)。ステップS907において、前記FS(n+1)波形が第一の閾値であるFS(n)_top/2およびFE(n)_top/2を超えたとフォーカス制御手段125が判断した場合、次にFE(n+1)波形が第三の閾値であるFE(n)_btm/15より小さくなったかを、フォーカス制御手段125が判断する(ステップS908)。
ステップS908においてフォーカス制御手段125が、FE(n+1)波形が第三の閾値であるFE(n)_btm/15より小さくなったと判断した場合には、フォーカスオンを開始し、図5のフォーカスオン信号を出力する(ステップS911)。この場合、フォーカスオン信号はアクティブハイとなっている。次にフォーカスオン完了して(ステップS911)処理を終える。
次に本発明の動作を図9のフローチャートを元に図1および図7も含めて参照しながら説明する。図7はプリピットの影響を受けている場合のフォーカスサーチ処理の各信号を表している。
モータ制御手段129によってスピンドルモータ103を回転させてディスク101を回転させる。フォーカス制御手段125によって光ピックアップ107を上下させ、フォーカスサーチを行なう(ステップS901)。n回目のフォーカスサーチによって、光検出器105の4分割された受光部の各受光量a,b,c,dを測定する。このとき、光検出器105が反射率の高いプリピット部分の影響を受けたフォーカス和信号の最大値FS(n)capa_topはプリピットの影響を受けないときよりも大きくなる。
次にフローチャートに従ってフォーカス和信号算出手段115によってフォーカス和信号の最大値FS(n)capa_topに第一の係数である1/2を乗じて第一の閾値を算出し(ステップS902)、記憶手段118に記憶する(ステップS903)。
同様にフォーカス差信号算出手段113によって、プリピットの影響を受けたフォーカス差信号の最大値FE(n)capa_topおよび最小値FE(n)capa_btmを算出する(ステップS904)。FE(n)capa_topに第二の係数である1/2を乗じて第二の閾値を算出し、またFE(n)capa_btmに第三の係数である1/15を乗じて第三の閾値を算出して記憶手段135に記憶する(ステップS905)。
次にn+1回目のフォーカスサーチを行ない(ステップS906)、フォーカス和信号算出手段115によって算出されるフォーカス差信号によって図7のFS(n+1)波形を得る。n+1回目のフォーカスサーチはプリピットの影響を受けていないものとする。同様に、フォーカス差信号算出手段113によって、図7のFE(n+1)波形を得る。
まず、前記FS(n+1)波形が第一の閾値であるFS(n)capa_top/2およびFE(n)capa_top/2を超えたかどうかをフォーカス制御手段125によって判断する(ステップS907)。前記n回目のフォーカスサーチで得られたFS(n)capa_topはプリピットの影響を受けているため図7のとおり、プリピットの影響を受けないn+1回目のフォーカスサーチで得られるFS(n+1)_topよりも大きくなり、FS(n+1)_topが第一の閾値であるFS(n)capa_top/2を超えない。
このため、次のステップには進まないため、フォーカスオン開始せず、フォーカスオンは図7のとおり、ローのままである。
次に本発明の動作を図9のフローチャートを元に図1および図8も含めて参照しながら説明する。図8は図7同様に、プリピットの影響を受けている場合のフォーカスサーチ処理の各信号を表している。
モータ制御手段129によってスピンドルモータ103を回転させてディスク101を回転させる。フォーカス制御手段125によって光ピックアップ107を上下させ、フォーカスサーチを行なう(ステップS901)。n回目のフォーカスサーチによって、光検出器105の4分割された受光部の各受光量a、b、c、dを測定する。このとき、光検出器105が反射率の高いプリピット部分の影響を受けたフォーカス和信号の最大値FS(n)capa_topはプリピットの影響を受けないときよりも大きくなる。
次にフローチャートに従ってフォーカス和信号算出手段115によってフォーカス和信号の最大値FS(n)capa_topに第一の係数である1/2を乗じて第一の閾値を算出し(ステップS902)、記憶手段118に記憶する(ステップS903)。
同様にフォーカス差信号算出手段113によって、プリピットの影響を受けたフォーカス差信号の最大値FE(n)capa_topおよび最小値FE(n)capa_btmを算出する(ステップS904)。FE(n)capa_topに第二の係数である1/2を乗じて第二の閾値を算出し、またFE(n)capa_btmに第三の係数である1/15を乗じて第三の閾値を算出して記憶手段135に記憶する(ステップS905)。
次にn+1回目のフォーカスサーチを行ない(ステップS906)、フォーカス和信号算出手段115によって算出されるフォーカス差信号によって図7のFS(n+1)波形を得る。n+1回目のフォーカスサーチはプリピットの影響を受けていないものとする。同様に、フォーカス差信号算出手段113によって、図7のFE(n+1)波形を得る。
まず、前記FS(n+1)波形が第一の閾値であるFS(n)capa_top/2およびFE(n)capa_top/2を超えたかどうかをフォーカス制御手段125によって判断する(ステップS907)。前記n回目のフォーカスサーチで得られたFS(n)capa_topはプリピットの影響を受けているため図7のとおり、プリピットの影響を受けないn+1回目のフォーカスサーチで得られるFS(n+1)_topよりも大きくなり、FS(n+1)_topが第一の閾値であるFS(n)capa_top/2を超えない。
このため、再びフォーカスサーチを行なうフォーカスリトライを行なう。このときのフォーカスリトライの回数をフォーカス制御手段125によってカウントし、3回目になったかどうかを判断する(ステップS909)。
フォーカスリトライ回数が3回になったと判断すると、第一の閾値をFS(n)capa_topの1/4に変更して(ステップS910)、フォーカスオン開始する(ステップS912)。つまり図8において、FS(n+1)波形が、2回繰り返して第一の閾値であるFS(n)capa_topの1/2を超えない場合には、プリピットの影響を受けて閾値が大きくなっていると判断できるので、第一の係数の1/2を第四の係数の1/4に変更してフォーカス制御を行なう。
次に、図10は本発明に係る閾値の検証データである。サンプル#1及び2の2台のDVDプレーヤを用いて、第一の閾値を1/2から1/4に変更した場合のデフォーカス、すなわちフォーカス外れの回数を検討している。ここでスピンナップ時間とは、ディスクチャッキング後にスピンドルモータが回転し、つまりディスクが回転し始めてから、フォーカスオンするまでの時間を表している。スピンナップ時間を計測する目的は、この時間を短縮すべく設計を行なうことで、DVDプレーヤがトレークローズしてから映像が出力するまでの時間、いわゆる出画時間を短縮するためである。
サンプル#1においては、第一の閾値が1/2の場合には、50回のフォーカス動作で9回デフォーカスが発生しているが、第一の閾値を1/4に変更してフォーカス動作を行なった場合にはデフォーカス回数はゼロになっている。同様に、サンプル#2においても。3回がゼロ回になっている。また、デフォーカスが発生したフォーカス動作におけるスピンナップ時間を閾値変更の前後で見ると、変更後のほうがスピンナップ時間が短縮されていることがわかる。
上述より、本発明によれば、光ディスクの物理的構造の違い、特にプリピット部による影響を受けても、予め設定された複数回のフォーカスリトライ動作によってプリピットの影響を受けていると判断し、最適な状態でフォーカスオン動作に移行することが可能となる。更には、光ディスクの物理的構造に左右されず、フォーカス処理時間を短縮することが可能となり、出画時間短縮によってユーザーに対して、製品の反応の遅さによる煩わしさをのストレスを削減することにも貢献できるする。なお、本願の実施形態における係数の値は一例であって、これに限るものではない。
本発明に係るブロック図を表す。 本発明に係る光ピックアップを表す。 本発明に係る光検出器を表す。 本発明に係る第1のフォーカスエラー信号波形を表す。 本発明に係る第2のフォーカスエラー信号波形を表す。 本発明に係る第1の各フォーカス動作波形を表す。 本発明に係る第2の各フォーカス動作波形を表す。 本発明に係る第1の各フォーカス動作波形を表す。 本発明に係る動作処理のフローチャートを表す。 本発明に係る閾値検証データを表す。
符号の説明
101 光ディスク
105 光検出器
107 光ピックアップ
113 フォーカス差信号算出手段
115 フォーカス和信号算出手段
118 記憶手段
125 フォーカス制御手段















Claims (6)

  1. 4つに分割された受光領域を有する光検出器が内蔵され、記録領域中にプリピットでデータが記録された領域が存在する光ディスクに対し情報の記録及び記録情報の再生を行う光ピックアップと、
    前記光検出器の4つの受光領域からそれぞれ出力される受光量に基づいて光ビームスポットと光ディスクの位置ずれを非点収差法により算出するフォーカス差信号算出手段と、 前記光検出器の4つの受光領域からそれぞれ出力される受光量の和を算出するフォーカス和信号算出手段と、
    フォーカスサーボ引き込み開始の条件データを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記光ピックアップのフォーカス制御を行うフォーカス制御手段と、
    前記フォーカス制御手段により第一のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス和信号算出手段から出力されたフォーカス和信号の最大値に第一の係数を乗算して当該最大値よりも小さい第一の閾値を算出し、この第一の閾値を記憶手段に記憶する第1の制御機能と、
    前記第一のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス差信号算出手段から出力されたフォーカス差信号の最大値に第二の係数を乗算して第二の閾値を算出し、且つフォーカス差信号の最小値に第三の係数を乗算して当該最小値よりも大きい第三の閾値を算出し、その第二および第三の閾値をそれぞれ前記記憶手段に記憶する第2の制御機能と、
    前記フォーカス制御手段により前記第一のフォーカスサーチに続いて第二のフォーカスサーチを行なうことによって前記フォーカス和信号算出手段から出力するフォーカス和信号が前記記憶手段から読み出された前記第一の閾値を超えたか否かを判別し、且つ前記フォーカス差信号算出手段から出力するフォーカス差信号が前記記憶手段から読み出された前記第二の閾値を超えたか否かを判別する第3の制御機能と、
    前記第3の制御機能においてフォーカス和信号およびフォーカス差信号が第一の閾値および第二の閾値をそれぞれ超えたと判別されたときに、フォーカス差信号前記記憶手段から読み出された前記第三の閾値よりも小さくなったか否かを判別する第4の制御機能と、
    前記第4の制御機能においてフォーカス差信号前記第三の閾値以下になったと判別した時点でフォーカスサーボ引き込み動作を開始する第5の制御機能と
    前記第3の制御機能においてフォーカス和信号およびフォーカス差信号が前記第一の閾値および前記第二の閾値をそれぞれ超えなかったと判別されたとき、または前記第4の制御機能においてフォーカス差信号が前記第三の閾値以下にならなかったと判別されたときのいずれか一方の場合に、前記フォーカス制御手段によりフォーカスリトライを繰り返して、そのフォーカスリトライが所定回数だけ実行されたと判別した時点で、前記フォーカス和信号算出手段から出力されたフォーカス和信号の最大値に第四の係数を乗算して前記第一の閾値よりも小さい第四の閾値に算出し、前記記憶手段に記憶されている前記第一の閾値を前記第四の閾値に変更してフォーカスサーボ引き込み動作を開始する第6の制御機能とを有していることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記第一の係数は1/2である請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記第二の係数は1/2である請求項1または2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記第三の係数は1/15である請求項1乃至3のいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. フォーカスリトライを実行する前記所定回数は3回に設定されている請求項1乃至4のいずれかに記載の光ディスク装置。
  6. 前記第四の係数は1/4である請求項1乃至5のいずれかに記載の光ディスク装置。
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