JP2003162836A - 光ディスク装置及びそのチルト調整方法 - Google Patents

光ディスク装置及びそのチルト調整方法

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JP2003162836A
JP2003162836A JP2001362247A JP2001362247A JP2003162836A JP 2003162836 A JP2003162836 A JP 2003162836A JP 2001362247 A JP2001362247 A JP 2001362247A JP 2001362247 A JP2001362247 A JP 2001362247A JP 2003162836 A JP2003162836 A JP 2003162836A
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disc
optical disc
optical
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Masamichi Ito
正道 伊藤
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Hitachi LG Data Storage Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ自身を傾ける方式は、チルト
に対する再生性能低下を極力防止できる方式である。し
かし、光ピック自身を傾けるためには装置サイズが増加
する問題がある。さらに、ディスク種類によりチルト検
出方式が多種多様の提案がある。そして、記録データの
ない未フォーマットディスクでは情報再生信号のパルス
幅変動で最適チルトにする方式が適用できない。このた
め、ディスク種類や記録データの有無で検出方式が異な
り、1つの方式にはできない問題がある。 【解決手段】 対物レンズを傾ける機能を有する対物レ
ンズアクチュエータを搭載した光ディスク装置におい
て、ディスクからの反射光の処理によって、媒体種類の
判別と記録データの有無を判別し、その判別結果からチ
ルト制御手段を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームを
微小な光スポットに集束して情報の記録媒体である光デ
ィスクに照射し、光学的に情報を記録し、または光学的
に情報を再生する光ディスク装置及びそのチルト調整方
法に係り、特に、各種の光ディスクの傾きに対して最適
な傾き補正を行うことによって、安定に情報の記録また
は再生が可能な光ディスク技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの性能向上は著し
く、テキストデータや音声データ、静止画像データ、動
画像データ、等の各種データを取り扱えるようになっ
た。それに伴い、コンピュータの用途や必要性能、取り
扱うデータの形態、等に合わせて各種仕様の光ディスク
が開発され、広く普及している。例えば、直径12cm
の光ディスクは、大別すると、当初音楽データの配布用
として開発されたCD(Compact Disk)や
各種データを統合的に扱えるように開発されたDVD
(Digital Versatile Disc/D
igital Video Disc)がある。さら
に、CDでもCD−ROM、CD−R及びCD−RWな
どがあり、また、DVDにもDVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−R及びDVD−RWなど、多数の種類
がある。
【0003】再生専用のCD−ROMやDVD−ROM
では、情報は、光スポットが走査するトラックに沿って
凹凸形状のピット列として記録されている。一方、CD
−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWなど記録
可能な光ディスクでは、トラックは溝(グルーブ)形状
に形成され、光スポットはトラックに沿って走査しなが
ら情報を記録し、または情報を再生する。DVD−RA
Mでは、溝(グルーブ)の幅とその間(ランド)の幅が
ほぼ等しく、グルーブとランドの両方をトラックとして
用いるランドグルーブ構造となっている。
【0004】DVDは、CDに比べてトラックピッチが
1.6μmから0.74μmに狭められ、さらに線密度
も高められて、面記録密度が約7倍高くなっている。D
VD用の光ディスク装置では、高密度のデータを記録/
再生するために、NA(開口数)をCDの0.45から
0.6に、レーザ波長λをCDの780nmから660
nmに変更し、光スポットサイズを小さくしている。
【0005】光ディスクの情報記録面は、傷やゴミなど
から保護するために透明基板で覆われている。DVDの
基板厚さは0.6mm、CDの基板厚さは1.2mmで
ある。レーザービームは、対物レンズによって基板を通
して集光され、情報記録面に微小スポットとして照射さ
れる。そのため、光ディスクが対物レンズに対して相対
的に傾くと、集束ビームにコマ収差が発生し、光スポッ
トが非対称に変形する。コマ収差は、NA(開口数)の
3乗に比例し、基板厚さとディスク傾き角に比例し、波
長に反比例する。よって、ディスク傾き角が同じであれ
ば、DVDで発生するコマ収差は、CDに比べて4割ほ
ど大きい。さらに、DVDは、CDに比べてトラックピ
ッチが狭いので、光ディスクと対物レンズの相対傾きに
よって、情報の再生性能が急激に劣化する。
【0006】ディスクの傾きによる再生性能の劣化を低
減するために、装置製造時のレンズチルト調整はもちろ
ん、光ディスク装着ごとにチルトの影響を低減する各種
の技術が提案されている。例えば、ディスク角度を測定
するチルトセンサを光ピックアップに装着し光ピックア
ップ全体を傾けるチルトアクチュエータを用いた光ディ
スク装置が、特開平09−190639号公報に記載さ
れている。また、DVD−RAMの4.7GBディスク
は、トラック溝領域を断続的に形成しその間にプリピッ
ト領域を配置した構造となっていて、チルト検出がしや
すい。特開2000−242951号公報には、この構
造を利用してチルト誤差を検出する技術が記載されてい
る。また、光ピックアップにより得られる情報再生信号
のパルス幅の変動が最小となるようにチルト調整を行う
方法が、特開平08−293126号公報に記載されて
いる。また、直線状のストレートグルーブと蛇行したウ
ォブルグルーブからなる光ディスクにおいて、ディスク
の内周と外周におけるウォブル信号の振幅の差をチルト
誤差信号とする方法が、特開2001−118274号
公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術として示
した光ピックアップ全体を傾ける方式は、光学系のずれ
が生じることなく、ディスクチルトによる再生性能の低
下を防止できる、安定な方式である。しかし、光ピック
アップ全体を傾ける機構は、装置サイズを増加させると
いう問題があった。
【0008】また、上述したような多種類の光ディスク
のそれぞれに対応して専用のディスクチルト低減技術
と、それを用いた専用の光ディスク装置が同時に開発さ
れている。しかし、これら複数のチルト低減技術を用い
た光ディスク装置を用意したり、チルト低減技術別の光
ディスク装置を用意したりすることは、多額な費用がか
かる。また、チルト低減技術別の光ディスク装置を用い
ると、コンピュータに接続するための外部装置の数が増
えることになるので、ノートブックタイプのパーソナル
コンピュータ等には不向きである。よって、多種類の光
ディスクに対応したディスクチルト低減技術と、それを
用いた光ディスク装置が必要である。しかし、上記の従
来のディスクチルト低減技術は、それぞれが個々の光デ
ィスクに対応した技術であって、多種類の光ディスクに
対応したものではない。よって、多種類の光ディスクに
対応したディスクチルト低減技術の工夫がなされていな
い、という問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解決し、レ
ーザービームを微小な光スポットに集束して情報の記録
媒体である光ディスクに照射し、光学的に情報を記録
し、または光学的に情報を再生する光ディスク装置にお
いて、各種の光ディスクの傾きに対して最適な傾き補正
を行うことができるチルト低減技術を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、光ディスク装置は、レーザービー
ムを集束して光ディスクに照射する対物レンズと、該光
ディスクの種類または記録データの有無を判別する光デ
ィスク判別手段と、該光ディスク判別手段の判別結果に
応じた複数の異なるチルト検出手段と、該対物レンズを
傾けるレンズチルト手段と、該チルト検出手段によって
得られる傾き検出結果に基づいて該レンズチルト手段を
駆動するチルト制御手段とを備え、該光ディスク判別手
段によって得られた光ディスク判別結果によって該複数
の異なるチルト検出手段から一つのチルト検出手段を選
択するように構成される。
【0011】第2の発明では、光ディスク装置は、レー
ザービームを集束して光ディスクに照射する対物レンズ
と、該対物レンズと光ディスクの相対的な傾きを検出す
る複数の異なるチルト検出手段と、該対物レンズを傾け
るレンズチルト手段と、該チルト検出手段によって得ら
れる傾き検出結果に基づいて該レンズチルト手段を駆動
するチルト制御手段と、光ディスクの種類または記録デ
ータの有無を判別する光ディスク判別手段とを備え、該
複数の異なるチルト検出手段の中から該光ディスク判別
手段によって得られた光ディスク判別結果によってチル
ト検出手段を選択するように構成される。
【0012】第3の発明では、第1又は第2の発明にお
いて、該複数の異なるチルト検出手段の一つは、トラッ
クずれ検出信号またはウォブル信号の振幅を検出するト
ラッキング信号振幅検出手段を有し、該トラッキング信
号振幅検出手段によって得られた振幅検出信号をもとに
該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算す
る。また、第4の発明では、第1又は第2の発明におい
て、該複数の異なるチルト検出手段の一つは、光ディス
クに記録されている情報の再生信号の振幅を検出する再
生信号振幅検出手段を有し、該再生信号振幅検出手段に
よって得られた振幅検出信号をもとに該対物レンズと該
光ディスクの相対的な傾きを演算する。第5の発明で
は、第4の発明において、該光ディスク判別手段によっ
てDVD−RAMディスクと判別された場合は、該再生
信号振幅検出手段によって該DVD−RAMディスクの
ヘッダ領域で得られた振幅検出信号をもとに該対物レン
ズと該光ディスクの相対的な傾きを演算する。第6の発
明では、第4の発明において、該光ディスク判別手段に
よってDVD−ROMディスクまたは情報記録済みDV
Dディスクと判別された場合は、該再生信号振幅検出手
段によって該DVD−ROMディスクまたは該情報記録
済みDVDディスクの情報記録領域で得られた振幅検出
信号をもとに該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾
きを演算する。第7の発明では、第1又は第2の発明に
おいて、該光ディスク判別手段は、光ディスクの基板の
厚みを検出して光ディスクの種別を判別する基板厚み判
別手段を有する。第8の発明では、第1又は第2の発明
において、該光ディスク判別手段は、光ピックアップの
位置情報と、該光ピックアップの位置におけるトラック
ずれ検出信号とから光ディスクの種別を判別する溝領域
判別手段を有する。
【0013】第9の発明では、チルト調整方法は、対物
レンズでレーザービームを集束して光ディスクに照射す
るステップと、該光ディスクの種類または記録データの
有無を判別するステップと、該判別ステップの結果によ
って異なる複数のチルト検出ステップと、該チルト検出
ステップによって得られる傾き検出結果に基づいて該対
物レンズを傾けてレンズチルトを調整するステップとを
備え、該光ディスク判別ステップによって得られた光デ
ィスク判別結果によって該複数のチルト検出ステップか
ら一つのチルト検出ステップを選択する。
【0014】第10の発明では、第9の発明において、
該チルト検出ステップは、トラックずれ検出信号または
ウォブル信号の振幅を検出するステップを有し、該振幅
検出ステップによって得られた振幅検出信号をもとに該
対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算するス
テップを備える。
【0015】第11の発明では、第9の発明において、
該チルト検出ステップは、光ディスクに記録されている
情報の再生信号の振幅を検出するステップを有し、該再
生信号振幅検出ステップによって得られた振幅検出信号
をもとに該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを
演算するステップを備える。
【0016】第12の発明では、第11の発明におい
て、該光ディスク判別ステップによってDVD−RAM
ディスクと判別された場合は、該再生信号振幅検出ステ
ップによって得られた該DVD−RAMディスクのヘッ
ダ領域の振幅検出信号をもとに該対物レンズと該光ディ
スクの相対的な傾きを演算するステップを備える。
【0017】第13の発明では、第11の発明におい
て、該光ディスク判別ステップによってDVD−ROM
ディスクまたは情報記録済みDVDディスクと判別され
た場合、該再生信号振幅検出ステップによって得られた
該DVD−ROMディスクまたは該情報記録済みDVD
ディスクの情報記録領域で得られる振幅検出信号をもと
に該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算す
るステップを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、実
施例を用い、図を参照して説明する。図1は本発明によ
る光ディスク装置の一実施例を示す概略のブロック図で
ある。図において、10は光ディスク、11はスピンド
ルモータである。光ディスク10は、スピンドルモータ
11に装着され、回転される。12はディスク上の情報
を記録再生する光ピックアップである。19はステッピ
ングモータ、20は光ピックアップ12に固定されたピ
ン、21は螺旋上の溝が形成されたステッピングモータ
19のシャフトである。ステッピングモータ19とピン
20とシャフト21は、光ピックアップ12の送り機構
を構成する。シャフト21の溝にピン20が挿入され、
溝に沿って移動できる。ステッピングモータ19の回転
でシャフト21が回転し、シャフト21の回転に伴い溝
の位置がディスク半径方向へ移動する。このため、ピン
20が半径方向に押されて、光ピックアップ12が移動
する。この送り機構により、光ピックアップ12を光デ
ィスク10の任意の半径位置に移動させることができ
る。光ピップアップ12が光ディスク10の最内周位置
に到達すると、光ピックアップ12はスイッチ18を押
し、スイッチ18の出力信号をDSP(デジタルシグナ
ルプロセッサ)55で検出し、DSP55はステッピン
グモータ19の回転を止める。以上の動作により、光ピ
ップアップ12を光ディスク10の最内周位置に位置決
めすることができる。また、ステッピングモータ19に
は、DSP55から伝送され、AMP38で増幅された
パルス信号が供給されるため、ステッピングモータ19
はDSP55から送信されるパルス信号のパルス数に応
じて精度良く回転するので、光ピップアップ12を光デ
ィスク10の任意の半径位置に精度良く位置決めするこ
とができる。
【0019】光ピックアップ12は、半導体レーザー1
7、対物レンズ15、光検出器13、等で構成される。
半導体レーザ17から出射された光ビームは、対物レン
ズ15で集束され、光スポット16となって光ディスク
10の情報記録面に照射される。情報記録面で反射され
た光ビームは、再度対物レンズ15で集光され、光検出
器13で受光される。光検出器13で受光される反射光
の光量変化から光ディスク10上のデータを読取り、反
射光の光量分布変化からトラック方向の誤差を検出し、
反射光のビームの広がり状態からフォーカス誤差を検出
する。
【0020】光検出器から出力された信号はそれぞれ、
和信号検出総合回路36、PP信号検出総合回路37、
DPD信号検出回路56に供給され、それぞれ、振幅検
出信号等、PP信号、DPD信号が出力される。また、
DSP55からPWM(Pulse Width Mo
duration)駆動する信号が発生すると、AMP
54で電力増幅されて、チルト調整用のコイル14a、
14bに供給され、コイル14a、14bに電流が流れ
る。これらについての詳細は後述する。
【0021】図2は本発明による光ディスク装置の信号
処理部の一実施例を示すブロック図である。図におい
て、75は光ディスクアセンブリであり、光ピックアッ
プ12を備えている。光ピックアップ12には4分割デ
ィテクタを有する光検出器13が設けられ、4分割ディ
テクタの各光検出素子から電圧が取り出される。演算器
40で各電圧は加算され、LPF52を通して光ディス
クからの戻光量が得られる。この信号80はフォーカス
サーボが掛かったか否かを検出するのに用いることがで
きDSP55のADC(アナログデジタルコンバータ)
76に入力される。更に演算器40の出力は振幅検出器
53に入力され、その出力に記録データの振幅が検出さ
れ、記録データの振幅はDSP55のADC76に入力
される。また、ボトム検出器50a、50bにより、D
VD−RAMディスクのVFO領域の前半と後半のボト
ム値を取得し、差動アンプ81で差電圧を演算したディ
スクチルト検出信号を、ADC76を通してDSP55
に取り込む。
【0022】4つの光検出素子からの電圧は演算器41
の各端子に供給され、演算器41で演算され、PP(プ
ッシュプル)方式のトラック誤差信号、即ちPP信号4
3が出力され、スイッチ46に入力される。光ディスク
アセンブリ75からの出力がウォブル信号の場合も演算
器41の演算で検出できる。溝が単一周波数で蛇行して
いるので、ウォブル信号は単一周波数であり、このウォ
ブル信号をBPF(バンドパスフィルタ)44を通して
ノイズを低減した後、ウォブル振幅検出器49に供給
し、その出力をDSP55のADC(アナログデジタル
コンバータ)76に入力することにより、DSP55で
最大振幅が検出できる。4つの光検出素子からの電圧は
DPD信号検出回路56に供給される。DPD信号検出
回路56では、これら電圧の位相ずれをトラック誤差信
号として検出し、スイッチ46に供給される。DSP5
5は、信号45でスイッチ46を切り替えてDPD信号
42とPP信号43のいずれかをADC76で読み込
む。チルトアクチュエータの駆動力は、図1の永久磁石
の磁場とコイル14aおよび14bに電流を流すことに
よって発生する。DSP55からPWM(Pulse
Width Moduration)信号が発生する
と、AMP54で電力増幅されて、コイルに14a14
bに電流を流すために光ディスクアセンブリ75に供給
される。
【0023】次に、図3と図4を用いて、トラック誤差
の検出方法について説明する。図3はプッシュプル検出
方法を用いたトラック誤差検出方法を説明するための図
であり、図3(a)はDVD−RAMディスクのデータ
ゾーンのディスク溝と光スポットの関係を示し、図3
(b)は光検出器の構成を示す図である。図3(a)は
光ディスクとして、DVD−RAMを例に取った場合の
ディスク溝と光スポット16の関係を示しており、DV
D−RAMのディスク溝はランドトラック70とグルー
ブトラック71から構成されている。グルーブトラック
71とランドトラック70の幅が等しいのはDVD−R
AM特有の構造である。しかし、溝の物理的な寸法が異
なるでだけで、DVD−RディスクとDVD−RWディ
スクは同様に溝がある構造である。このためプシュプル
検出方法が、DVD−RAMディスク、DVD−Rディ
スク及びDVD−RWディスクのデータゾーンで検出可
能な方法である。ディスク上の溝構造が回折格子の働き
をし、ディスクからの反射光は、回折作用により0次光
16a、+1次光16b、−1次光16cに分かれる。
+1次光16bと−1次光16cはディスクから反射さ
れて再び対物レンズに入射されるが、対物レンズからは
み出す部分は欠落する。0次光16aとこの0次光に重
なった+1次光16b及び−1次光16c領域の光が4
分割ディテクタ62に入射される。
【0024】図3(b)に示す光検出器13において、
0次光と+1次光が重なった部分61b(上半分の光ス
ポット)と、0次光と−1次光が重なった部分61c
(下半分のスポット)が、0次光との干渉により光量が
変化する。干渉作用により、溝中央に光スポットが位置
する場合は61bと61cの光量は一致し、溝からのず
れ量が発生するとずれ量に比例して光量が変動する。ま
た、逆方向にずれると大小関係が反転する。この原理を
利用して、受光した光量を電流に変換する4分割フォト
ダイオードと電流を電圧に変換するIVアンプ63によ
り、光量を電圧30、電圧31、電圧32、電圧33に
変換し、図2の演算器41で(電圧30+電圧31)−
(電圧32+電圧33)を演算して、トラック誤差信号
(PP信号)を算出する。
【0025】ウォブル信号について述べると、ウォブル
は溝が蛇行しているため、プシュプル検出方法でトラッ
クが外れたときと同様である。よって、図2の演算器4
1の演算でウォブル信号も検出できる。溝が単一周波数
で蛇行しているので、ウォブル信号は単一周波数であ
り、図2のBPF(バンドパスフィルタ)44を通して
ノイズを低減する。ウォブル信号振幅が最大になるよう
に行うチルト調整では、ウォブル信号振幅検出が必要で
ある。これを実行するために、BPF44の出力信号を
ウォブル信号振幅検出回路49(図2参照)に入力し、
その出力をDSP55のADC76に入力する。これに
より、DSP55で振幅が検出できる。
【0026】全反射光量は(電圧30+電圧31+電圧
32+電圧33)で求められるので、演算器40で検出
する。DSP55で検出できるように、LPF(ローパ
スフィルタ)52を通してADCに入力する。
【0027】次に、検出光量変化の位相差を用いでトラ
ック誤差を検出するDPD検出方法について、図4を用
いて説明する。図4はDPD検出方法を用いたトラック
誤差検出方法を説明するための図であり、図4(a)は
光スポットがピットの真上を操作する場合の光検出素子
のスポット状態を示す図であり、図4(a)は光スポッ
トがピット中心から外れた位置を操作する場合の光検出
素子のスポット状態を示す図である。図4(a)、
(b)では、ピット64に照射する光スポット60の3
種類の位置関係に分けて、ディテクタ62面上の光の光
量分布を示す。また、光検出器のディテクタ62の4つ
の光検出素子の検出信号を、それぞれ62a、62b、
62c、62dとする。図4(a)に示すように、光ス
ポット60がピット64aの真上を光スポット60a、
60b、60cのように走査する場合は、ディテクタ6
2の分割線70に対して線対称の光量分布となる。この
ためディテクタ検出信号の和(62a+62c)とディ
テクタ検出信号の和(62b+62d)は同一位相とな
る。図4(b)に示すように、光スポット60がピット
64bの中心からずれた位置を光スポット60a、60
b、60cのように走査する場合、特に、光スポット6
0aまたは60cのようにピットのエッジ部分では分割
線70に対して線対称の光量分布にならない。このため
ディテクタ検出信号の和(62a+62c)とディテク
タ検出信号の和(62b+62d)は位相が異なる。図
2で示すDPD信号検出回路56では、(電圧30+電
圧32)と(電圧31+電圧33)の位相ずれをトラッ
ク誤差信号として検出する。図2のDSP55は、信号
45でスイッチ46を切り替えて、DPD信号42とP
P信号43の一方をADC76で読み込む。
【0028】図1において、チルトアクチュエータの駆
動力は、永久磁石の磁場とコイル14a、14bに流す
電流で発生する。コイル14aとコイル14bは、対物
レンズと結合している。DSP55からPWM(Pul
se Width Moduration)駆動する信
号が発生すると、AMP54で電力増幅されて、コイル
14a、14bに電流が流れる。コイル14aとコイル
14bに流す電流はDSP55内の設定レジスタで制御
し、またはADC76からの読取信号にフィルタ処理を
してPWMの出力に変換する。コイル14aと14bに
電流が流れると、永久磁石の磁場により矢印で示す力が
コイルに発生する。コイル14aにディスク側に近づく
方向の力が発生すると、コイル14bにはディスク側か
ら遠ざかる方向の力が発生する。すなわち、偶力が発生
して対物レンズが傾く。
【0029】次に、本実施例の動作を、図5を用いて説
明する。図5は本発明による光ディスク装置の処理動作
の一実施例を示すフローチャートである。本実施例によ
る光ディスク装置がサポートするディスクには、CD系
ディスクとDVD系ディスクがある。チルト誤差が問題
になるのはDVD系ディスクなので、まず、ステップ1
でCD系ディスクかDVD系ディスクかを判別をする。
CD系と判断した場合は、ステップ2に移行してDSP
55からチルト用PWM出力をオフする。ステップ1で
DVD系のディスクと判断されら場合は、ステップ3
で、DVD−ROM/DVD−RAM/DVD−R、R
Wの判別を行い、DVD−R、RWと判断した場合はス
テップ5に移行して、記録部のチェックを行う。ステッ
プ5で、DVD−ROMまたはDVD−R、RWに記録
部がある場合、即ちフォーマット化後の状態の場合は、
ステップ8に移行して、データの振幅が最大になるよう
にチルト調整を実施しする。ステップ5でDVD−R、
RWで記録部がないと判断された場合は、ステップ6で
ウォブル信号振幅が最大になるように、チルト調整を実
施する。ステップ3でDVD−RAMと判断された場合
はステップ4に移行して、データゾーン内のプリピット
部で傾き検出を行い、傾き誤差がゼロになるようにチル
ト調整を実施する。データの振幅が最大になるように調
整する理由は、傾き誤差によるコマ収差により読取り分
解能が低下していると考えるからである。このため、デ
ータ振幅が最大となるように、レンズの角度を調整する
ことでチルトを最適にすることができる。
【0030】先ずはCD系ディスクとDVD系ディスク
の判別について、図6を用いて説明する。図6はCDデ
ィスクとDVDディスクの判別方法を説明するための図
であり、図6(a)はレンズ変位を、図6(b)はレー
ザの発光タイミングを、図6(c)はDVDディスクか
らの全反射光量信号を、図6(d)はCDディスクから
の全反射光量信号を示す。図6(a)〜(d)におい
て、横軸は時間tを示す。CD系ディスクかDVD系デ
ィスクかの判別は、ディスクの板厚を測定する方法を用
いた。CD系の板厚は1.2mm、DVD系は0.6m
mである。このため、検出した板厚が薄い場合は、DV
D系ディスクであると判断する。光ディスクの板厚は、
対物レンズを一定速度で移動させた条件で、ディスク表
面と記録面反射で反射する全反射光量の時間間隔を測定
し判定する。
【0031】そのためには、まず、図6(a)に示すよ
うに、時刻t1において、光ピックアップのレンズを合
焦点近傍から光ディスクとは反対方向に移動させ、図6
(b)に示すように、レンズを下げた位置、即ち時刻t
2でレーザをオンさせて発光させる。図6(b)に示す
ように時刻t2でレンズを等速で光ディスクの方に近づ
け、DSP55で全反射光量信号80(図2参照)の読
取を開始し、レンズが上限に達するまでサンプル周期の
毎に全反射光量信号80を読取る。DVDディスクの場
合、図6(c)に示すように、時刻t5において、ディ
スク表面からの反射があるため、電圧はE1より大きく
なるため、DSP55で読取られ、時刻t6で記録面か
らの全反射光量信号80が読取られる。CDディスクの
場合、図6(d)に示すように、時刻t4と時刻t6で
全反射光量信号が読取られる。DSP55は読取った全
反射光量データを処理し、スライス電圧E1以上となる
時間間隔Tを測定する。予めこの時間間隔を測定してお
き、DVD系ディスクでは時間T1(t6-t5)、C
D系ディスクで時間T2(t6-t4)として、判定基
準時間を(T1+T2)/2に設定しておく。装置に挿
入された光ディスクによる測定時間Tが判定基準時間よ
り短い場合はDVD系ディスクであると判断し、長い場
合はCD系ディスクであると判断する。
【0032】次に、DVD−ROM/DVD−RAM/
DVD−R、RWの判別について説明する。図7はDV
D系ディスクにおける半径位置と溝構造を示す図であ
る。DVD−RAMディスクは、半径24mm以下(以
下管理領域という)がプリピットで構成されており、D
PD信号が検出できる領域である。半径24mm以上
(以下情報記録領域という)ではトラック溝がある領域
であり、PP信号が検出できる領域である。DVD−R
OMディスクは全領域にプリピットで構成されており、
管理領域及び情報記録領域共にDPD信号が検出でき
る。DVD−RおよびRWディスクは全領域にトラック
溝がある領域であるので、情報管理領域が未記録の場
合、管理領域及び情報記録領域共にPP信号が検出でき
る。ただし、記録済みのDVD−RおよびRWディスク
では、情報記録領域でDPD信号も発生する。そこで、
DVD系ディスクのこれらの特徴を用いて、半径24m
m以内の領域(管理領域)と半径24mmを超える領域
(情報記録領域)の2つの領域で、PP信号の有無によ
ってDVD系のディスクを判別することができる。図1
に示すように、光ピックアップ12は、スイッチ18で
スタート位置を補正した後に、ステッピングモータ19
で精度よくディスク半径方向に移動できるので、上記2
つの領域に正確に移動することができる。図2で、PP
信号をADC76から読取るために、信号45でスイッ
チ46を切替え、演算器41の出力であるPP信号を選
択する。PP信号の有無判断は、ADC76で信号を複
数回読取り、最大値と最小値から平均の振幅を取得し、
目標振幅以上の値が得られればPP信号ありと判断す
る。
【0033】次に、DVD−RAMのチルト補正につい
て説明する。DVD−RAMは半径24mm以上がデー
タゾーンであり、データの記録再生にはこの領域が主に
使用される。この領域はトラック溝の領域であるが、D
VD−RAMのフォーマッでは溝が断続しており、その
間にアドレスを示すヘッダと呼ばれるプリピット部が配
置されている。そのデータゾーンのプリピット部を図8
に示す。図8はDVD−RAMディスクのチルト検出方
法を説明するための図であり、図8(a)はVFOのピ
ットを、図8(b)はチルトが無い場合のプリピッと部
の電圧を、図8(c)はチルト誤差がある場合のプリピ
ッと電圧を示す図である。このプリピット部の電圧は図
2の演算器40の出力電圧82である。プリピット部
は、大きく分けて同期をとるためのVFO部とアドレス
情報を示す2つの部分からなる。図8ではVFOのピッ
トのみを図示してある。ピットはグルーブとランドの境
界上に配置されており、プリピット部領域の前半85と
後半86で1トラックずらして配置されている。ディス
クチルトがない場合は、図8(b)に示すように、プリ
ピット部分の前半85と後半86の電圧E12aと電圧
E34aが等しい。ディスクチルトが生じると、図8
(c)に示すように、電圧E12bと電圧E34bに差
が生じる。E12−E43を演算することでディスクチ
ルトが検出できる。ヘッダ部分は、DVD−RAM4.
7GB仕様によれば0.74msの周期で検出できる。
図2に示したボトム検出器50a、50bにより、VF
O領域の前半85と後半86のボトム値を取得し、差動
アンプ81で差電圧を演算したディスクチルト検出信号
を、ADC76を通してDSP55に取り込む。ディス
クチルト検出データは、DSP55内でサーボを安定す
るための位相進み用デジタルフィルタで処理した後にP
WM出力し、対物レンズのチルト駆動を行う。
【0034】次に、記録データ振幅最大及びウォブル振
幅最大によるチルト補正を、図9を用いて説明する。図
9は振幅最大値を求める方法を説明するための図であ
り、横軸にレンズの角度を、縦軸にADCからの読み取
り値を示す。図2で示したウォブル振幅検出器49の出
力がウォブル振幅値を示し、この値がDSP55のAD
C76に入力される。また、振幅検出器53は記録デー
タの振幅を検出してADC76に入力する。DSP55
のADC76から振幅検出器53の出力とウォブル振幅
検出器49の出力を取得する。記録データ振幅とウォブ
ル信号振幅は対物レンズのチルトに対して上に凸の放物
線になる。図9の横軸は、チルト角度(レンズ角度)に
対応したDSP55の設定値であり、チルトアクチュエ
ータの感度があらかじめ分かっているので、DSP55
のチルト設定値と対物レンズの角度の関係を求めること
ができる。ADC76から読取った信号処理は記録デー
タ振幅とウォブル信号振幅で違いがないので、以下の説
明では、ADC76から読取った値の極大を検出する処
理を説明する。
【0035】図9はチルト誤差が+0.35度で極大値
となる場合を示している。目的は、早く0.05度の精
度で極大値を示すチルト設定値を見つけることである。
本実施例で用いた方法は、0.2度間隔で極大値a3、
a4、a5を検索し、その後0.1度間隔で極大値a
3、a6、a4、a7を検索し、さらに0.05度間隔
で極大値、a6、a8、a4を検索して、最大のチルト
角度0.35を検出する方式である。このフォローチャ
ートを図10に示す。
【0036】図10はDPD検出方法における最大振幅
値を得るための処理動作を示すフローチャートである。
始めに、ステップ90で、−0.2度設定で平均値a1
を取得し、0度設定で平均値a2を取得し、+0.2度
設定で平均値a3を取得する。ステップ91で極大値を
探す。図9の例ではa3が極大値であるので、ステップ
92を実行する。a1が極大である場合には、本実施例
とは逆に振幅最大値がマイナスのチルト角度の場合であ
るので、ステップ97において、ステップ92とは逆の
ことを行えばよい。ステップ92で、+0.4度設定で
平均値a4を取得し、+0.6度設定で平均値a5を取
得する。平均値a5測定で、平均値a4が極大値である
ことがわかる。(i=5、m=4)ここで、i=4〜m+
1とすると、iは測定順番を示す整数値、mは極大値の
測定順番値である。次にステップ93を実施する。+
0.4度設定から0.1の前後である、+0.3度(=
0.4−0.1)設定で平均値a6、+0.5度(=
0.4+0.1)設定で平均値a7を取得する。ステッ
プ94で平均値a4、平均値a6、平均値a7の中から
極大値を選択する。この例では平均値a4である。ステ
ップ95で+0.4度設定から0.05の前後である、
+0.35度(=0.4−0.05)設定で平均値a
8、+0.45度(=0.4+0.05)設定で平均値
a9を取得する。ステップ96で平均値a4、平均値a
8、平均値a9から極大値を選択し、その極大値である
平均値a8に設定したチルト角度0.35度を最適チル
ト角度と決定する。この設定方法は、放物線の極大値を
探す制御となるために、チルトが変動する度に再度調整
する必要が生じる。ウォブル信号はプシュプル信号と同
等なので、ウォブル信号の極大値を求めるチルト調整の
替わりに、プシュプル信号の極大値を求めるチルト調整
にしても問題はない。
【0037】以上述べたように、本発明によれば、レー
ザービームを微小な光スポットに集束して情報の記録媒
体である光ディスクに照射し、光学的に情報を記録し、
または光学的に情報を再生する光ディスク装置におい
て、各種の光ディスクの傾きに対して最適な傾き補正を
行うことによって、安定に情報の記録または再生が可能
な光ディスク装置を実現できる。
【0038】また、本発明によれば、レンンズを傾ける
方式によって、装置のサイズの増加を防止することがで
きる。ディスクの種類と記録データの有無判定によっ
て、チルト検出方式が切替る。このため、ディスクの種
類と記録データの有無に応じて、最適なチルト制御を選
択できる。よって、チルトに対する再生性能の低下を防
止できる効果がある。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
種の光ディスクの傾きに対して改善された傾き補正を行
うことができるので、、安定に情報の記録または再生が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置の一実施例を示す
概略のブロック図である。
【図2】本発明による光ディスク装置の信号処理部の一
実施例を示すブロック図である。
【図3】プッシュプル検出方法を用いたトラック誤差検
出方法を説明するための図である。
【図4】DPD検出方法を用いたトラック誤差検出方法
を説明するための図である。
【図5】本発明による光ディスク装置の処理動作の一実
施例を示すフローチャートである。
【図6】CDディスクとDVDディスクの判別方法を説
明するための図である。
【図7】DVD系ディスクにおける半径位置と溝構造を
示す図である。
【図8】DVD−RAMディスクのチルト検出方法を説
明するための図である。
【図9】振幅最大値を求める方法を説明するための図で
ある。
【図10】DPD検出方法における最大振幅値を得るた
めの処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…光ディスク、11…スピンドルモータ、12…光
ピックアップ、13…光検出器、14a、14b…コイ
ル、15…対物レンズ、16…光スポット、17…半導
体レーザ、19…ステッピングモータ、40…演算器、
41…演算器、44…BPF(バンドパスフィルタ)、
46…スイッチ、49…ウォブル信号振幅検出回路、5
0…ボトム検出回路、53…記録信号振幅検出回路、5
5…DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、56…D
PD信号検出回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザービームを集束して光ディスクに照
    射する対物レンズと、該光ディスクの種類または記録デ
    ータの有無を判別する光ディスク判別手段と、該光ディ
    スク判別手段の判別結果に応じた複数の異なるチルト検
    出手段と、該対物レンズを傾けるレンズチルト手段と、
    該チルト検出手段によって得られる傾き検出結果に基づ
    いて該レンズチルト手段を駆動するチルト制御手段とを
    備え、該光ディスク判別手段によって得られた光ディス
    ク判別結果によって該複数の異なるチルト検出手段から
    一つのチルト検出手段を選択することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】レーザービームを集束して光ディスクに照
    射する対物レンズと、該対物レンズと光ディスクの相対
    的な傾きを検出する複数の異なるチルト検出手段と、該
    対物レンズを傾けるレンズチルト手段と、該チルト検出
    手段によって得られる傾き検出結果に基づいて該レンズ
    チルト手段を駆動するチルト制御手段と、光ディスクの
    種類または記録データの有無を判別する光ディスク判別
    手段とを備え、該複数の異なるチルト検出手段の中から
    該光ディスク判別手段によって得られた光ディスク判別
    結果によってチルト検出手段を選択することを特徴とす
    る光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の光ディスク装置に
    おいて、該複数の異なるチルト検出手段の一つは、トラ
    ックずれ検出信号またはウォブル信号の振幅を検出する
    トラッキング信号振幅検出手段を有し、該トラッキング
    信号振幅検出手段によって得られた振幅検出信号をもと
    に該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算す
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の光ディスク装置に
    おいて、該複数の異なるチルト検出手段の一つは、光デ
    ィスクに記録されている情報の再生信号の振幅を検出す
    る再生信号振幅検出手段を有し、該再生信号振幅検出手
    段によって得られた振幅検出信号をもとに該対物レンズ
    と該光ディスクの相対的な傾きを演算することを特徴と
    する光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の光ディスク装置におい
    て、該光ディスク判別手段によってDVD−RAMディ
    スクと判別された場合は、該再生信号振幅検出手段によ
    って該DVD−RAMディスクのヘッダ領域で得られた
    振幅検出信号をもとに該対物レンズと該光ディスクの相
    対的な傾きを演算することを特徴とする光ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の光ディスク装置におい
    て、該光ディスク判別手段によってDVD−ROMディ
    スクまたは情報記録済みDVDディスクと判別された場
    合は、該再生信号振幅検出手段によって該DVD−RO
    Mディスクまたは該情報記録済みDVDディスクの情報
    記録領域で得られた振幅検出信号をもとに該対物レンズ
    と該光ディスクの相対的な傾きを演算することを特徴と
    する光ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は2に記載の光ディスク装置に
    おいて、該光ディスク判別手段は、光ディスクの基板の
    厚みを検出して光ディスクの種別を判別する基板厚み判
    別手段を有することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は2に記載の光ディスク装置に
    おいて、該光ディスク判別手段は、光ピックアップの位
    置情報と、該光ピックアップの位置におけるトラックず
    れ検出信号とから光ディスクの種別を判別する溝領域判
    別手段を有することを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】対物レンズでレーザービームを集束して光
    ディスクに照射するステップと、該光ディスクの種類ま
    たは記録データの有無を判別するステップと、該判別ス
    テップの結果によって異なる複数のチルト検出ステップ
    と、該チルト検出ステップによって得られる傾き検出結
    果に基づいて該対物レンズを傾けてレンズチルトを調整
    するステップとを備え、該光ディスク判別ステップによ
    って得られた光ディスク判別結果によって該複数のチル
    ト検出ステップから一つのチルト検出ステップを選択す
    ることを特徴とするチルト調整方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のチルト調整方法におい
    て、該チルト検出ステップは、トラックずれ検出信号ま
    たはウォブル信号の振幅を検出するステップを有し、該
    振幅検出ステップによって得られた振幅検出信号をもと
    に該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算す
    るステップを備えることを特徴とするチルト調整方法。
  11. 【請求項11】請求項9に記載のチルト調整方法におい
    て、該チルト検出ステップは、光ディスクに記録されて
    いる情報の再生信号の振幅を検出するステップを有し、
    該再生信号振幅検出ステップによって得られた振幅検出
    信号をもとに該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾
    きを演算するステップを備えることを特徴とするチルト
    調整方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のチルト調整方法にお
    いて、該光ディスク判別ステップによってDVD−RA
    Mディスクと判別された場合は、該再生信号振幅検出ス
    テップによって得られた該DVD−RAMディスクのヘ
    ッダ領域の振幅検出信号をもとに該対物レンズと該光デ
    ィスクの相対的な傾きを演算するステップを備えること
    を特徴とするチルト調整方法。
  13. 【請求項13】請求項11に記載のチルト調整方法にお
    いて、該光ディスク判別ステップによってDVD−RO
    Mディスクまたは情報記録済みDVDディスクと判別さ
    れた場合、該再生信号振幅検出ステップによって得られ
    た該DVD−ROMディスクまたは該情報記録済みDV
    Dディスクの情報記録領域で得られる振幅検出信号をも
    とに該対物レンズと該光ディスクの相対的な傾きを演算
    するステップを備えることを特徴とするチルト調整方
    法。
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