JP2002170266A - チルトサーボ制御装置及び方法 - Google Patents

チルトサーボ制御装置及び方法

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JP2002170266A
JP2002170266A JP2000367305A JP2000367305A JP2002170266A JP 2002170266 A JP2002170266 A JP 2002170266A JP 2000367305 A JP2000367305 A JP 2000367305A JP 2000367305 A JP2000367305 A JP 2000367305A JP 2002170266 A JP2002170266 A JP 2002170266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類の異なるいずれの光記録媒体に対しても
適切なチルトサーボ制御を行うことができるチルトサー
ボ制御装置及び方法を提供する。 【解決手段】 光源から発射されたレーザビームをセッ
トされた光記録媒体の記録面に導くとともに光記録媒体
の記録面で反射されたレーザビームを光検出器に導く光
学系と、光検出器の出力信号に応じて読取信号を生成す
る読取信号生成手段と、光記録媒体記録再生装置にセッ
トされた光記録媒体の種類を判別する記録媒体判別手段
と、記録媒体判別手段によって判別された種類に対応し
たチルト駆動信号生成方法にて光記録媒体の記録面のレ
ーザビームの照射位置における法線とレーサビームの光
軸方向とのなすチルト角を減少させるチルト駆動信号を
生成するチルト駆動信号生成手段と、チルト角を調整す
るためのアクチュエータと、チルト駆動信号に応じてア
クチュエータを駆動する駆動手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光記録媒体の記録
面の光ビームの照射位置における法線と光ビームの光軸
方向とのなすチルト角を補償するチルトサーボ制御装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD等の光ディスクから記録情報を正
確に読み取るためには、光ディスクの記録面に対して垂
直に読取ビームを照射する必要がある。しかしながら、
光ディスク自体に反りが生じていたり、機構系の誤差が
大きいと、光ディスクの記録面に対して垂直に読取ビー
ムを照射することができなくなり、情報読取精度が低下
してしまう。
【0003】そこで、光ディスクから記録情報の再生を
行う記録情報再生装置においては、情報読取手段として
のピックアップと光ディスクとの間に生じている傾き
(チルト)を検出し、検出した傾きに応じた分だけピッ
クアップ全体を傾けたり、或いはピックアップによって
読み取られた読取信号に対してこの傾きに応じたチルト
補正処理を施すことにより、情報読取精度の低下を抑え
るチルトサーボ制御装置が備えられている。
【0004】また、チルトサーボ制御装置としては、チ
ルト補正を施すために光軸上に挿入された液晶パネルを
用いる装置が公知である(例えば、特開平11−353
1号公報)。この装置の場合には、液晶パネルを複数の
領域に分割し、ピックアップによる記録媒体からの読取
信号(RF信号)のレベルが最大になるように液晶パネ
ルの各領域を通過する光線に位相差を与えることが行わ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光記録媒体として例え
ば、CD−ROMやDVD−ROMの如き再生専用の光
ディスクだけでなく、例えば、DVD−R、DVD−R
WやDVD−RAMの如き書き込み可能な光ディスクが
ある。よって、単一の光記録媒体記録再生装置によって
複数の種類の光記録媒体に対応して記録又は再生できる
ことが好ましいので、光記録媒体記録再生装置は複数の
種類の光記録媒体に対しても適切なチルトサーボ制御を
行うことができるチルトサーボ制御装置を搭載すること
が望まれる。
【0006】そこで、本発明の目的は、種類の異なるい
ずれの光記録媒体に対しても適切なチルトサーボ制御を
行うことができるチルトサーボ制御装置及び方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のチルトサーボ制
御装置は、光源から発射されたレーザビームをセットさ
れた光記録媒体の記録面に導くとともに光記録媒体の記
録面で反射されたレーザビームを光検出器に導く光学系
と、光検出器の出力信号に応じて読取信号を生成する読
取信号生成手段と、を備えた光記録媒体記録再生装置の
チルトサーボ制御装置であって、光記録媒体記録再生装
置にセットされた光記録媒体の種類を判別する記録媒体
判別手段と、記録媒体判別手段によって判別された種類
に対応したチルト駆動信号生成方法にて光記録媒体の記
録面のレーザビームの照射位置における法線とレーサビ
ームの光軸方向とのなすチルト角を減少させるチルト駆
動信号を生成するチルト駆動信号生成手段と、チルト角
を調整するためのチルト角調整手段と、チルト駆動信号
に応じてチルト角調整手段を駆動する駆動手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0008】本発明のチルトサーボ制御方法は、光源か
ら発射されたレーザビームをセットされた光記録媒体の
記録面に導くとともに光記録媒体の記録面で反射された
レーザビームを光検出器に導く光学系と、光検出器の出
力信号に応じて読取信号を生成する読取信号生成手段
と、を備えた光記録媒体記録再生装置のチルトサーボ制
御方法であって、光記録媒体記録再生装置にセットされ
た光記録媒体の種類を判別し、光記録媒体の種類に対応
したチルト駆動信号生成方法にて光記録媒体の記録面の
レーザビームの照射位置における法線とレーサビームの
光軸方向とのなすチルト角を減少させるチルト駆動信号
を生成し、チルト角を調整するためのチルト角調整手段
をチルト駆動信号に応じて駆動することを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明が適用された光
ディスクプレーヤを示している。この光ディスクプレー
ヤにおいて、ピックアップ10はレーザ光を光ディスク
12に照射し、光ディスク12からのその反射光を受光
して受光強度に応じた信号を発生する。光ディスク12
はモータ14によって回転駆動される。光ディスク12
としては、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RA
M及びDVD−RWのDVD系のディスクと、CD−R
OM及びCD−RのCD系のディスクとを用いることが
できる。DVD−RAMには記録層の1層ディスクと2
層ディスクとがある。
【0010】DVD−RWは、図2に示すように、ディ
スク内周側から外周側に向けて、PCA(Power Calibra
tion Area)、RMA(Recording Management Area)、リ
ードインエリア、データ、リードアウトエリアからなる
データ構造を有している。PCAはレーザビームの記録
パワーを決定するときの試し書きを行うエリアであり、
RMAは記録に関する管理情報を書き込むエリアであ
る。リードインエリアの一部にはエンボス部が形成され
ている。エンボス部はディスクに予め形成された位相ピ
ットであり、エンボス部にはコピー防止等に関する情報
が記録されている。
【0011】DVD−Rには、General用とAuthoring用
とがある。General用のDVD−Rは、図3に示すよう
に、ディスク内周側から外周側に向けて、PCA、RM
A、リードインエリア、データ、リードアウトエリアか
らなるデータ構造を有している。リードインエリアの一
部にはプリライト部が形成されている。プリライト部は
DVD−RWのエンボス部と同じ位置に、エンボス部の
同様の情報を予め備えている。Authoring用のDVD−
Rは、図2におけるエンボス部や図3におけるプリライ
ト部に相当する部分がない。
【0012】DVD−RW及びDVD−Rの記録面の物
理構造は、図4に示すように、ディスク基板101上の
ランド102間に形成された記録用のトラックであるグ
ルーブ103を一定した周期で蛇行(ウォブリング)さ
せたグルーブウォブル方式に、ランド102の領域にグ
ルーブ103間を繋ぐランドプリピット(LPP)10
4を組み合わせた構造になっている。情報はグルーブ1
03にのみ記録される。また、記録面はポリカーボネイ
ト等の保護層105で覆われている。グルーブウォブル
によって得られる信号は主に記録時のディスクの回転制
御や記録用マスタークロックの生成に用いられ、LPP
はビット単位の正確な記録位置の決定や、プリアドレス
等のディスクの各種情報の取得に用いられる。例えば、
後述する乗算器44の出力信号(プッシュプル信号)の
低域成分がグルーブウォブルによって得られる信号(グ
ルーブウォブル信号)であり、図5に示す如きサイン波
形となる。このサイン波形に部分的に生じた短い幅のパ
ルスがLPP成分に相当し、閾値THとの比較によってL
PP成分を判別することができる。
【0013】DVD−RAMの場合には、図6に概略的
に示すように螺旋状のトラックが形成されており、トラ
ックは図7に拡大して示すようにうねり(ウォブリン
グ)を生じたものとなっている。更に、そのトラックは
1周毎にランド(land)131とグルーブ(groove)132
とが交互に出現するように形成されている。ディスクの
同一半径方向にランド131とグルーブ132との切換
ポイント133が存在する。各トラックにはセクタとい
う記録単位でデータが記録される。セクタはヘッダ部と
データ部とを備えている。ヘッダ部は物理的な凹凸によ
るエンボスドピット(embossed pit)134から形成さ
れ、エンボスドピット134はトラック中心線からずれ
ており、隣接トラックとの境に位置している。データ部
は、ディスク表面に光ビームを照射した部分が相変化に
よって反射率に変化を生じることで形成した相変化ピッ
トによってデータが記録されている。ディスクからの読
取信号のレベルは、これら記録原理や記録条件等によっ
て影響される。
【0014】図8は切換ポイント133のセクタのヘッ
ダ部を概略的に示しており、図9は先頭が切換ポイント
でないセクタのヘッダ部を概略的に示している。図8及
び図9の両方のセクタにおいてヘッダ部は4つのヘッダ
フィールドを有し、そのヘッダ部に続いて鏡面部、そし
てランド又はグルーブ構造のデータ部が位置している。
各ヘッダフィールドには図8及び図9では具体的に示し
ていないが上記したエンボスドピットが形成されてい
る。ランドセクタの4つのヘッダフィールドの最初の第
1及び第2ヘッダフィールドはトラック中心線からディ
スク半径方向に(トラックピッチ/2)だけ内周側にずれ
ており、残りの第3及び第4ヘッダフィールドはトラッ
ク中心線から第1及び第2ヘッダフィールドとは反対方
向に(トラックピッチ/2)だけ外周側にずれている。一
方、グルーブセクタの4つのヘッダフィールドについて
は各々逆側にずれたものとなる。
【0015】各セクタ内のヘッダ部及びデータ部にはV
FO(Variable Frequency Oscillator)と呼ばれる固定
データ部分が図10に示すように配置されている。VF
Oデータは4T(Tは情報データ系列のビット間隔を示
す)毎に“0”と“1”とを繰り返す予め定められたデ
ータパターンを有している。セクタ内のヘッダ部の第1
〜第4ヘッダフィールド各々の最初にはVFOが配置さ
れている。第1及び第3フィールドの第1VFOデータ
は576クロック分の長さを有し、第2及び第4フィー
ルドの第2VFOデータは128クロック分の長さを有
している。また、データ部にも560クロック分の長さ
のVFOデータが配置されている。これらVFOデータ
は例えば、DVD−RAMには固定データ部分として必
ず存在しているである。
【0016】ピックアップ10においては、光ビームの
光軸にディスク半径方向の収差補正用の液晶パネル13
が配置され、光学系の波面収差が補正可能にされてい
る。液晶パネル13は例えば、図11に示すように半径
方向において内周側、中間、外周側の3つの領域13a
〜13cに分割されている。これら3つの領域13a〜
13cは後述のチルトサーボ回路51から駆動回路28
を介して出力される個別の駆動電圧により各領域13a
〜13c毎に可変制御される。これにより各領域13a
〜13cを通過する光の位相差を個別に変えることがで
きるので、ディスク半径方向に発生するチルトにより生
ずるコマ収差等の波面収差の補正が可能となる。
【0017】ピックアップ10の光学系においては、図
12に示すように、DVD用の650nmの波長のレー
ザビームを発する半導体レーザ素子21と、CD用の7
80nmの波長のレーザビームを発する半導体レーザ素
子22とが備えられている。半導体レーザ素子21,2
2はそれらの発射レーザビームの中心が互いに垂直にな
るように配置されている。半導体レーザ素子21,22
のレーザビームの発射方向には合流プリズム23が配置
され、半導体レーザ素子21から発せられたレーザビー
ムは合流プリズム23を通過し、半導体レーザ素子22
から発せられたレーザビームは合流プリズム23によっ
て反射され、半導体レーザ素子21の通過レーザビーム
と同一方向に出射する。
【0018】半導体レーザ素子21は駆動回路18によ
って駆動され、半導体レーザ素子22は駆動回路19に
よって駆動される。合流プリズム23から出射されたレ
ーザビームはコリメータレンズ24、グレーティング2
5を介して偏光板26a付きの偏光ビームスプリッタ2
6に達するようになっている。グレーティング25はレ
ーザビームを複数の光束(0次光、±1次光)に分離さ
せるために備えられている。すなわち、主ビームと2つ
の副ビームが形成される。偏光ビームスプリッタ26は
入射したレーザビームの大部分(例えば、90%)を通
過させ、偏光板26aは通過したレーザビームの直線偏
光を円偏光に変換する。
【0019】偏光板26a付きの偏光ビームスプリッタ
26を通過したレーザビームは上記の液晶パネル13、
そして対物レンズ27を介してディスク12に達してそ
の記録面で反射される。ディスク12の記録面で反射さ
れたレーザビームは、対物レンズ27、液晶パネル13
及び偏光板26aを介して偏光ビームスプリッタ26ま
で戻る。偏光板26aはディスク12で反射された戻り
のレーザビームの円偏光を直線偏光に変換する。偏光ビ
ームスプリッタ26は戻りのレーザビームを偏光分離面
26bで反射し、その反射レーザビームは集光レンズ2
8、マルチレンズ29を介して光検出器30の受光面に
到達する。
【0020】ピックアップ10には、更に、対物レンズ
27を光軸方向に移動させるフォーカシング部分と、対
物レンズ27を光軸に垂直なディスク半径方向に移動さ
せるトラッキング部分とからなるアクチュエータ34が
備えられている。ディスク12上においては、ピックア
ップ10によるレーザビームの照射によって、図13に
示すように、主ビーム及び副ビームによるスポットM
S,SS1,SS2が形成される。主ビームスポットM
Sに対して2つの副ビームスポットSS1,SS2はデ
ィスク半径方向にトラックピッチPの半分だけずらした
位置に形成される。これは、トラッキングエラー検出に
差動プッシュプル法を採用するためである。
【0021】光検出器30は、図13及び図14に示す
ように主ビーム受光用の受光部31と、受光部31を挟
むように配置された副ビーム受光用の受光部32,33
とからなる。受光部31は4分割の受光面を有し、その
各々が光検出素子31a〜31dからなる。受光部3
2,33各々は2分割の受光面を有し、その各々が光検
出素子32a,32b及び33a,33bからなる。
【0022】ピックアップ10は、図14に示すよう
に、光検出素子31aの出力信号aと光検出素子31c
の出力信号cとを加算する加算器35と、光検出素子3
1bの出力信号bと光検出素子31dの出力信号dとを
加算する加算器36と、加算器35,36の各出力信号
を加算してRF信号(読取信号)を出力する加算器37
とを備えている。加算器37の出力には図示しない再生
処理部の他にサーボ回路5のチルトサーボ回路51及び
ディスク判別回路52が接続されている。加算器35,
36の出力にはフォーカスサーボ回路53が接続されて
いる。
【0023】フォーカスサーボ回路53は、図15に示
すように、加算器35の出力信号を増幅する増幅器61
と、加算器36の出力信号を増幅する増幅器62と、増
幅器61の出力信号から増幅器62の出力信号を差し引
いてフォーカスエラー信号FEを生成する減算器63
と、減算器63の出力信号であるフォーカスエラー信号
FEに応じてフォーカス駆動信号FDを発生するイコラ
イザ64と、スイッチ65と、加算器66と、可変電圧
を発生する電圧印加回路67と、を備えている。イコラ
イザ64から出力されるフォーカス駆動信号FDはスイ
ッチ65のオン時にはスイッチ65及び加算器66を介
して駆動回路68に供給される。駆動回路68はフォー
カス駆動信号FDに応じてアクチュエータ34のフォー
カシング部分を駆動する。スイッチ65のオンオフはシ
ステム制御回路1によって制御される。電圧印加回路6
7はシステム制御回路6からのフォーカスジャンプ指令
に応じて可変電圧を発生する。電圧印加回路67から可
変電圧が発生されると、加算器66で加算され、加算器
66の出力信号がフォーカス駆動信号FDとなる。
【0024】また、ピックアップ10は、光検出素子3
1aの出力信号aと光検出素子31dの出力信号dとを
加算する加算器38と、光検出素子31bの出力信号b
と光検出素子31cの出力信号cとを加算する加算器3
9と、加算器38の出力信号から加算器39の出力信号
を差し引く減算器40とを備えている。減算器40の出
力にはディスク判別回路52及びサーボ回路5のトラッ
キングサーボ回路54が接続されている。減算器40の
出力信号はプッシュプル信号である。
【0025】また、ピックアップ10は、図14に示す
ように、光検出素子32aの出力信号から光検出素子3
2bの出力信号を差し引く減算器41と、光検出素子3
3aの出力信号から光検出素子33bの出力信号を差し
引く減算器42とを備えている。減算器41,42の出
力にはトラッキングサーボ回路54が接続されている。
【0026】トラッキングサーボ回路54は、図14に
示すように、減算器41,42の各出力信号を加算する
加算器43と、加算器43の出力信号に係数αを乗算す
る乗算器44と、減算器40の出力信号(プッシュプル
信号)から乗算器44の出力信号を差し引いて差動プッ
シュプルのトラッキングエラー信号TEを生成する減算
器45と、減算器45の出力信号であるトラッキングエ
ラー信号TEに応じてトラッキング駆動信号TDを発生
するイコライザ46と、スイッチ47とを備えている。
【0027】乗算器44の係数αは、減算器40の出力
信号(主ビームのプッシュプル)と乗算器44の出力信
号(副ビームのプッシュプル)の大きさがほぼ等しくな
るように設定される。なお、それぞれの出力信号は、A
C成分の極性が逆でDC成分の極性は等しくなる。イコ
ライザ46はトラッキングエラー信号TEが減少するよ
うにトラッキング駆動信号TDを生成する。イコライザ
46から出力されるトラッキング駆動信号はスイッチ4
7のオン時にはスイッチ47を介して駆動回路48に供
給される。駆動回路48はトラッキング駆動信号TDに
応じてアクチュエータ34のトラッキング部分を駆動す
る。スイッチ47のオンオフはシステム制御回路1によ
って制御される。
【0028】チルトサーボ回路51は、上記した液晶パ
ネル13を駆動するためのチルト駆動信号TIDを生成
する部分であり、ディスク12の種類に応じた3つの第
1〜第3チルトサーボ部が備えられている。先ず、DV
D−R及びDVD−RW用の第1チルトサーボ部は、図
14に示すように、加算器69と、ローパスフィルタ7
3と、切換スイッチ70と、基準メモリ71と、減算器
72と、A/D変換器74と、チルト補正ROM75と
を備えている。加算器69はピックアップ10内の減算
器40の出力信号とトラッキングサーボ回路54内の乗
算器44の出力信号とを加算する。
【0029】乗算器44の係数αが上述した値に設定さ
れていることから加算器69の出力はプッシュプル成分
がキャンセルされDC成分のみが残る。加算器69の出
力信号はローパスフィルタ73に入力されることにより
信号の平滑化がなされディスクの偏芯成分などが除去さ
れる。ローパスフィルタ73の出力信号は、情報記録前
にはディスク12にチルトがない状態で切換スイッチ7
0を介して基準メモリ71に供給され、基準メモリ71
は供給された信号レベルを基準信号として記憶する。切
換スイッチ70は記録時にはローパスフィルタ73の出
力信号を減算器72に中継する。記録時にはローパスフ
ィルタ73の出力信号はディスク12の傾きに応じたオ
フセット成分を含むプッシュプル信号、すなわちプッシ
ュプルオフセット信号である。減算器72は加算器69
の出力信号から基準メモリ71に記憶された基準信号を
差し引いてディスク12の傾きを示す第1チルトエラー
信号を生成する。
【0030】記録時において、乗算器44の出力信号と
減算器40の出力信号はディスク12の傾きを示すオフ
セット分を含むトラッキングエラー信号である。この2
つの信号を加算器69で加算した信号中のオフセット成
分を除く信号分は基準信号として基準メモリ71に記憶
されているので、加算器69の出力信号から基準信号を
減算器72において差し引くことにより減算器72から
出力される信号はほぼオフセット成分のみとなり、第1
チルトエラー信号を得ることができる。
【0031】第1チルトエラー信号はA/D変換器74
によってディジタル化された後、チルト補正ROM75
に供給される。チルト補正ROM75は複数のチルト補
正値を記憶し、第1チルトエラー信号によって指定され
るアドレスに記憶された3つの補正値を出力する。3つ
の補正値は液晶パネル13の3つの領域13a〜13c
に対応している。
【0032】なお、この実施例ではローパスフィルタ7
3を設けているが、ディスクの偏芯成分が少ない場合に
はローパスフィルタ73を設けなくて減算器72から第
1チルトエラー信号を得ても良い。また、この実施例で
は減算器40の出力信号と乗算器44の出力信号とが加
算器70によって加算されるが、減算器40の出力信号
(主プッシュプル信号)及び乗算器44の出力信号(副
プッシュプル信号)のうちのいずれか一方だけをローパ
スフィルタで平滑化して切換スイッチ70を介して基準
メモリ71に供給しても良い。
【0033】DVD−RAM用の第2チルトサーボ部
は、図14に示すように、遅延回路76と、減算器77
と、ローパスフィルタ78と、A/D変換器79と、チ
ルト補正ROM80とを備えている。遅延回路76は加
算器37から出力されるRF信号を遅延させて減算器7
7に供給する。このRF信号は上述したDVD−RAM
のヘッダフォーマットに示された第1及び第3ヘッダフ
ィールド内の第1VFOデータ(64バイト分のデー
タ)に対応する信号である。遅延回路76による遅延時
間はそのヘッダ部の第1ヘッダフィールド及び第2ヘッ
ダフィールドを通過する時間に相当する。よって、遅延
回路76から第1ヘッダフィールドの第1VFOデータ
が減算器77の一方の入力端(非反転入力端)に供給さ
れているときには減算器77の他方の入力端(反転入力
端)には第3ヘッダフィールドの第1VFOデータが供
給される。減算器77は第1ヘッダフィールドの第1V
FOデータから第3ヘッダフィールドの第1VFOデー
タを差し引してローパスフィルタ78に供給する。ロー
パスフィルタ78はその差し引いた結果の信号に対する
平滑化を行って第2チルトエラー信号を発生する。第2
チルトエラー信号はA/D変換器79によってディジタ
ル化された後、チルト補正ROM80に供給される。チ
ルト補正ROM80は複数のチルト補正値を記憶し、第
2チルトエラー信号によって指定されるアドレスに記憶
された3つの補正値を出力する。このチルト補正ROM
80から出力される3つの補正値は液晶パネル13の3
つの領域13a〜13cに対応している。なお、DVD
−RAM用のチルトサーボ部におけるチルトエラー信号
の生成の詳細については特開2000−137923号
公報に開示されている。
【0034】DVD−ROM用の第3チルトサーボ部
は、RF信号の最大値となるように補正値を生成する、
いわゆる山登り制御を行うための構成されており、図1
4に示すように、RF振幅レベル検出器81と、Lレジ
スタ82と、Hレジスタ83と、コンパレータ84と、
アップダウンカウンタ85と、加算器86と、チルト補
正ROM87とを備えている。RF振幅レベル検出器8
1はRF信号の振幅レベルを検出する。Lレジスタ82
はアップダウンカウンタ85の現在の出力値をそのまま
チルト補正ROM87のアドレス値とした場合に得られ
るRF信号の振幅レベルを保持する。Hレジスタ83は
アップダウンカウンタ85の出力値に加算器86により
1を加算した値をチルト補正ROM87のアドレス値と
した場合に得られるRF信号の振幅レベルを保持する。
加算器86はこの1だけの加算をシステム制御回路1か
らの指示によって行う。コンパレータ84はLレジスタ
82及びHレジスタ83各々に保持された振幅レベルを
互いに比較する。アップダウンカウンタ85はコンパレ
ータ84の比較結果によりLレジスタ82の保持値がH
レジスタ83の保持値より大であれば、1だけアップ計
数し、Lレジスタ82の保持値がHレジスタ83の保持
値より小であれば、1だけダウン計数する。チルト補正
ROM87は加算器86の出力値によって指定されるア
ドレスに記憶された補正値を出力する。このチルト補正
ROM87から出力される3つの補正値は液晶パネル1
3の3つの領域13a〜13cに対応している。
【0035】かかるDVD−ROM用のチルトサーボ部
に対するチルトサーボ開始指令が発生されると、アップ
ダウンカウンタ85の現在の出力値が加算器86を介し
てアドレス値としてチルト補正ROM87にセットさ
れ、それによって後述のチルトサーボ駆動系を介して液
晶パネル13が駆動される。RF振幅レベル検出器81
によって検出されたRF信号の振幅レベルはLレジスタ
82に保持される。次に、アップダウンカウンタ85の
現在の出力値に加算器86で1が加算され、その加算さ
れた値がアドレス値としてチルト補正ROM87にセッ
トされ、それによってチルトサーボ駆動系を介して液晶
パネル13が駆動される。RF振幅レベル検出器81に
よって検出されたRF信号の振幅レベルはHレジスタ8
3に保持される。コンパレータ84はLレジスタ82及
びHレジスタ83の保持値を比較し、Lレジスタ82の
保持値がHレジスタ83の保持値より大であれば、1だ
けアップ計数し、Lレジスタ82の保持値がHレジスタ
83の保持値より小であれば、1だけダウン計数する。
そして、この動作を繰り返すことが行われる。なお、D
VD−ROM用のチルトサーボ部の詳細については特開
平11−3531号公報に開示されている。
【0036】上記の3つのチルト補正ROM75,8
0,87各々の出力にはセレクタ88、レジスタ96a
〜96c、PWM部97a〜97c及び駆動回路28か
らなるチルトサーボ駆動系が接続されている。セレクタ
88、レジスタ96a〜96c及びPWM部97a〜9
7cはサーボ回路5内に含まれている。セレクタ88は
チルト補正ROM75,80,87のうちのいずれか1
の各出力補正値を中継出力する。セレクタ88の出力に
は補正値を保持するレジスタ96a〜96cが接続され
ている。レジスタ96aの出力にはPWM(パルス幅変
調)部97aが接続され、レジスタ96bの出力にはP
WM部97bが接続され、レジスタ96cの出力にはP
WM部97cが接続されている。PWM部97a〜97
c各々はレジスタ96a〜96cの出力値に応じてパル
ス幅変調し、変調後の各信号をチルト駆動信号TIDと
して駆動回路28に供給する。
【0037】かかるチルトサーボ駆動系においては、チ
ルト補正ROM75,80,87のいずれからレジスタ
96a〜96cに補正値がセレクタ88を介して供給さ
れる場合にも、レジスタ96aに保持された補正値とレ
ジスタ96cに保持された補正値とは、レジスタ96b
に保持された補正値について互いに対称となる値であ
る。レジスタ96aに保持された補正値に応じたパルス
幅の駆動信号がPWM部97aにて生成され、レジスタ
96bに保持された補正値に応じたパルス幅の駆動信号
がPWM部97bにて生成され、レジスタ96cに保持
された補正値に応じたパルス幅の駆動信号がPWM部9
7cにて生成される。駆動回路28はその各駆動信号レ
ベルに応じて領域13a〜13cに電圧を個別に印加さ
せる。電圧印加の結果、領域13a〜13cの液晶分子
の複屈折効果により光路差Δn・d(Δnは屈折率の変
化分、dは液晶のセル厚)が与えられる。すなわち、液
晶を通過する光線の波長をλとすると、その光線に位相
差Δn・d(2π/λ)を与えることができる。これによ
り、ディスク半径方向に発生する傾きにより生ずるコマ
収差等の収差の補正が可能となる。
【0038】サーボ回路5においては、図15に示すよ
うに、回転数検出部89、回転数エラー生成部90、イ
コライザ91及びスイッチ92を有するスピンドルサー
ボ回路93が備えられている。光ディスク12をターン
テーブルを介して回転させるスピンドルモータ14の現
回転周波数を示す交流信号である周波数信号FGが回転
数検出部89に供給される。回転数検出部89は周波数
信号FGに対応するスピンドル回転数を示す回転数信号
を生成し、その回転数信号はシステム制御回路1に供給
されると共に回転数エラー生成部90に供給される。回
転数エラー生成部90は回転数信号とシステム制御回路
1から供給される基準回転数信号との差を示す回転数エ
ラー信号を生成し、その回転数エラー信号をイコライザ
91に供給する。回転数エラー信号によってイコライザ
91からはスピンドル駆動信号SPDが発生され、スピ
ンドル駆動信号SPDはスイッチ92のオン時には駆動
回路83を介してスピンドルモータ14に供給される。
スピンドルモータ14は、上記スピンドル駆動信号SP
Dに応じた回転数にて光ディスク12を回転駆動する。
この際、スピンドルモータ14に設けられた交流発生器
(図示せず)は、現時点での回転周波数に対応した上記
周波数信号FGをサーボ回路5に供給する。かかる構成
のスピンドルサーボ系により、スピンドルモータ14が
システム制御回路1から供給される基準回転数信号が示
す回転数にて回転駆動されることになる。
【0039】更に、図に示していないが、サーボ回路5
は、上記トラッキングエラー信号TEに基づいてスライ
ダ駆動信号SDを発生し、これを駆動回路8を介してス
ライダ100に供給する。これにより、スライダ100
は、そのスライダ駆動信号SDによる駆動電流に応じた
回転数でピックアップ10をディスク半径方向に移送せ
しめる。
【0040】ディスク判別回路52は、ターンテーブル
に搭載されたディスク12の種類を判別する。ディスク
12としては、上記したように、CD、CD−ROM、
CD−RのCD系と、DVD、DVD−ROM、DVD
−R、DVD−RAM、DVD−RWのDVD系とが用
いられる。次に、ディスク判別回路52の動作について
図17及び図18のフローチャートを用いて説明する。
【0041】ディスク判別回路52は、図17に示すよ
うにシステム制御回路1から記録指令が発生したか否か
を判別する(ステップS1)。記録指令が発生した場合
には、ディスク12がCD系とDVD系とのいずれであ
るかを判別する(ステップS2)。CD系のディスクは
CD、CD−ROM、CD−Rであり、DVD系のディ
スクはDVD−ROM、DVD−R、DVD−RAM、
DVD−RWである。ステップS2の判別においては、
CD用の半導体レーザ素子22の駆動により780nm
の波長のレーザビームが再生パワーで発射され、スイッ
チ92のオンによりディスク12が回転駆動され、電圧
印加回路67から駆動回路68に加算器66を介して可
変電圧を供給することにより、フォーカスアクチュエー
タ部が強制的に駆動されてディスク12上のフォーカス
位置が連続的に移動される。その移動中のフォーカスエ
ラー信号FEに生じるS字特性を観測することが行われ
る。図19に示すようにS字特性はフォーカス位置がデ
ィスクの表面にあるとき及びピット形成面にあるときの
各々で生じる。このディスク表面によるS字からピット
形成面によるS字までの時間的な間隔が測定される。図
19に示すようにDVD系のディスクの場合のディスク
表面によるS字からピット形成面によるS字までの間隔
Aは、CD系のディスクの場合のその間隔Bよりも短
い。よって、測定した間隔が予め定められた時間閾値よ
り大であれば、CD系のディスクと判別され、測定した
間隔が時間閾値以下であれば、DVD系のディスクと判
別される。
【0042】ステップS2においてDVD系のディスク
と判別した場合には、ディスク判別回路52は、ディス
クの種類をDVD−ROMの1層ディスク及びDVD−
Rの第1種類ディスクと、DVD−ROMの2層ディス
ク、DVD−RAM及びDVD−RWの第2種類ディス
クとに分けた場合にディスク12がいずれの種類に属す
るかを判別する(ステップS3)。ステップS3の判別
においては、DVD用の半導体レーザ素子21の駆動に
より650nmの波長のレーザビームが再生パワーで発
射され、スイッチ92のオンによりディスク12が回転
駆動され、電圧印加回路67から駆動回路68に加算器
66を介して可変電圧を供給することにより、フォーカ
スアクチュエータ部が強制的に駆動されてディスク12
上のフォーカス位置が連続的に移動される。その移動中
にピット形成面に対応してフォーカスエラー信号FEに
生じるS字特性を観測することが行われる。DVD−R
OMの1層ディスク及びDVD−Rの場合にはピット形
成面によるS字の振幅値が、DVD−ROMの2層ディ
スク、DVD−RAM及びDVD−RWの場合のそのS
字の振幅値より大となる。一般に、書き換え可能ディス
クであるDVD−RAM及びDVD−RWの場合には、
相変化材料を使用しているので、反射率が低くなり、D
VD−ROMの2層ディスクの場合には、ピット形成面
が半透明であるので、反射率が低くなる。反射率が低い
ディスクの場合にはS字の振幅が小さくなる。よって、
S字の振幅値が予め定められた振幅閾値より大であれ
ば、第1種類ディスクでありDVD−ROMの1層ディ
スク又はDVD−Rと判別され、S字の振幅値が振幅閾
値以下であれば、第2種類ディスクでありDVD−RO
Mの2層ディスク、DVD−RAM及びDVD−RWの
うちのいずれか1のディスクと判別される。
【0043】ステップS3においてDVD−ROMの1
層ディスク及びDVD−Rの第1種類ディスクと判別し
た場合には、ディスク12がDVD−ROMの1層ディ
スク及びDVD−Rのうちのいずれのディスクであるか
を判別する(ステップS4)。ステップS4の判別にお
いては、DVD用の半導体レーザ素子21の駆動により
650nmの波長のレーザビームが再生パワーで発射さ
れ、スイッチ92のオンによりディスク12が回転駆動
されることはステップS3と同様であるが、電圧印加回
路67による可変電圧の供給は停止される。更に、スイ
ッチ65がオンされてフォーカスサーボ回路53による
フォーカシングが行われ、スイッチ47がオンさせてト
ラッキングサーボ回路54によるトラッキングが行われ
る。この状態で読み取られるRF信号或いはトラッキン
グエラー信号中にグルーブウォブル信号成分があるか否
かで判別される。すなわち、グルーブウォブル信号成分
があれば、DVD−Rと判別され、グルーブウォブル信
号成分がなければ、DVD−ROMの1層ディスクと判
別される。
【0044】図4に示したように、DVD−R及びDV
D−RWの場合には、ピット形成面にはグルーブウォブ
ル103が形成されている。また、グルーブウォブル1
03間にはLPP(ランドプリピット)104が形成さ
れている。LPP104はビット単位の正確な記録位置
の決定や、プリアドレス等のディスクの各種情報の取得
に用いられる。
【0045】ステップS4においてDVD−Rと判別し
た場合には、そのDVD−RがGeneral用とAuthoring用
とのいずれのディスクであるかを判別する(ステップS
5)。ステップS4の判別の状態でLPPの情報を読み
取り、そのLPPの情報の内容からDVD−RがGenera
l用とAuthoring用とのいずれのディスクであるかが判別
される。
【0046】ステップS5においてディスク12がAuth
oring用のDVD−Rと判別した場合には、システム制
御回路1がAuthoring用のDVD−Rの記録制御を行
う。一方、ディスク12がGeneral用のDVD−Rと判
別した場合には、システム制御回路1はGeneral用のD
VD−R及びDVD−RWの記録制御を行う。Authorin
g用のDVD−Rの記録制御及びGeneral用のDVD−R
及びDVD−RWの記録制御ではチルトサーボのために
DVD−R及びDVD−RW用の第1チルトサーボ部が
用いられる。すなわち、システム制御回路1の指令に応
じてセレクタ88はチルト補正ROM75の各出力値を
レジスタ96a〜96cに中継する。
【0047】ステップS4においてディスク12がDV
D−ROMの1層ディスクと判別した場合には、図示な
しい表示器に記録不可を文字表示させる(ステップS
6)。ステップS3においてDVD−ROMの2層ディ
スク、DVD−RAM及びDVD−RWの第2種類ディ
スクと判別した場合には、ディスク12の種類がDVD
−ROMの2層ディスクとそれ以外のDVD−RW又は
DVD−RAMのディスクとを判別する(ステップS
7)。ステップS7の判別においては、DVD用の半導
体レーザ素子21の駆動により650nmの波長のレー
ザビームが再生パワーで発射され、スイッチ92のオン
によりディスク12が回転駆動されることはステップS
3と同様であるが、電圧印加回路67による可変電圧の
供給は停止される。更にスイッチ65がオンされてフォ
ーカスサーボ回路53によるフォーカシングが行われ、
スイッチ47がオンさせてトラッキングサーボ回路54
によるトラッキングが行われる。この状態で読み取られ
るRF信号或いはトラッキングエラー信号中にグルーブ
ウォブル信号成分があるか否かで判別される。すなわ
ち、グルーブウォブル信号成分があれば、DVD−RW
又はDVD−RAMと判別され、グルーブウォブル信号
成分がなければ、DVD−ROMの2層ディスクと判別
される。
【0048】ステップS7においてディスク12がDV
D−ROMの2層ディスクと判別した場合には、ステッ
プS6に進んで表示器に記録不可を文字表示させる。ス
テップS7においてディスク12がDVD−RW又はD
VD−RAMと判別した場合には、ディスク12がDV
D−RW及びDVD−RAMのうちのいずれのディスク
であるか否かを判別する(ステップS8)。このステッ
プS8の判別ではステップS6の判別におけるプレーヤ
動作状態が継続され、LPPに対応したLPP信号成分
がトラッキングエラー信号TE等のプッシュプル信号中
に含まれるているか否かが判別される。すなわち、プッ
シュプル信号中にLPP信号成が含まれるているなら
ば、ディスク12はDVD−RWと判別され、プッシュ
プル信号中にLPP信号成分が含まれないならば、ディ
スク12はDVD−RAMと判別される。
【0049】ステップS8においてディスク12がDV
D−RWと判別した場合には、システム制御回路1はGe
neral用のDVD−R及びDVD−RWの記録制御を行
う。一方、ディスク12がDVD−RAMと判別した場
合には、システム制御回路1はDVD−RAMの記録制
御を行う。DVD−RAMの記録制御ではチルトサーボ
のためにDVD−RAM用の第2チルトサーボ部が用い
られる。すなわち、システム制御回路1の指令に応じて
セレクタ88はチルト補正ROM80の各出力値をレジ
スタ96a〜96cに中継する。
【0050】ステップS2においてCD系のディスクで
あるとする判別が行われた場合には、ディスク12がC
D−ROM及びCD−Rのうちのいずれのディスクであ
るか判別する(ステップS9)。ステップS9の判別に
おいては、CD用の半導体レーザ素子22の駆動により
780nmの波長のレーザビームが再生パワーで発射さ
れ、スイッチ92のオンによりディスク12が回転駆動
されることはステップS2と同様であるが、電圧印加回
路67による可変電圧の供給は停止される。更にスイッ
チ65がオンされてフォーカスサーボ回路53によるフ
ォーカシングが行われ、スイッチ47がオンさせてトラ
ッキングサーボ回路54によるトラッキングが行われ
る。この状態で読み取られるRF信号或いはトラッキン
グエラー信号TE中にグルーブウォブル信号成分がある
か否かで判別される。すなわち、グルーブウォブル信号
成分があれば、CD−Rと判別され、グルーブウォブル
信号成分がなければ、CD−ROMと判別される。
【0051】ステップS9においてディスク12がCD
−ROMであると判別した場合には、ステップS6と同
様に表示器に記録不可を文字表示させる(ステップS1
0)。一方、ディスク12がCD−Rであると判別した
場合には、システム制御回路1がCD−Rの記録制御を
行う。このCD−Rの記録制御ではチルトサーボ制御は
行われない。
【0052】ステップS1において記録指令が発生して
ないと判別した場合には、システム制御回路1から再生
指令が発生したか否かを判別する(ステップS11)。
再生指令が発生した場合には、ディスク12がCD系と
DVD系とのいずれであるかを判別する(ステップS1
2)。ステップS12においては、ステップS2と同様
の判別が行われる。
【0053】ステップS12においてCD系のディスク
と判別した場合には、システム制御回路1はCD系ディ
スクの再生制御を行う。このCD系の再生制御ではチル
トサーボ制御は行われない。ステップS12においてD
VD系のディスクと判別した場合には、ディスク12が
DVD−RAMであるか否かを判別する(ステップS1
3)。ステップS13の判別においては、DVD用の半
導体レーザ素子21の駆動により650nmの波長のレ
ーザビームが再生パワーで発射され、スイッチ92のオ
ンによりディスク12が回転駆動され、電圧印加回路6
7から駆動回路68に加算器66を介して可変電圧を供
給することにより、フォーカスアクチュエータ部が強制
的に駆動されてディスク12上のフォーカス位置が連続
的に移動される。その移動中にピット形成面に対応して
フォーカスエラー信号FEに生じるS字特性を観測する
ことが行われる。また、電圧印加回路67による可変電
圧の供給を停止した後、スイッチ65がオンされてフォ
ーカスサーボ回路53によるフォーカシングが行われ
る。また、スイッチ47がオンさせてトラッキングサー
ボ回路54によるトラッキングが行われる。この状態で
LPPに対応したLPP信号成分がトラッキングエラー
信号TE等のプッシュプル信号中に含まれるているか否
かが判別される。S字の振幅値が振幅閾値以下でかつL
PP信号成分がプッシュプル信号中に含まれていないな
らば、DVD−RAMと判別される。
【0054】ステップS13においてディスク12がD
VD−RAMであると判別した場合には、システム制御
回路1がDVD−RAMの再生制御を行う。一方、ディ
スク12がDVD−RAM以外のDVD系ディスクであ
ると判別した場合には、システム制御回路1はDVD−
ROMの再生制御を行う。このDVD−ROMの再生制
御ではチルトサーボのためにDVD−ROM用のチルト
サーボ部が用いられる。すなわち、システム制御回路1
の指令に応じてセレクタ88はチルト補正ROM87の
各出力値をレジスタ96a〜96cに中継する。
【0055】なお、上記したディスク判別方法に限ら
ず、光ディスクのTOCの内容を検出する等の他のディ
スク判別方法を用いても良い。次に、ディスク12がD
VD−R又はDVD−RWの場合の第1チルトサーボ部
の制御動作について説明する。先ず、General用のDV
D−R及びDVD−RWの記録制御において、システム
制御回路1は、図20に示すように、駆動回路8によっ
てスライダ100を強制的に駆動してピックアップ10
をディスク12のエンボス部(プリライト部)へ移動さ
せディスク12を強制的に回転駆動させる(ステップS
21)。この強制的な回転駆動は、例えば、図示しない
回路から所定回転数のスピンドル駆動信号SPDを駆動
回路83に供給することにより行われる。更に、DVD
用の半導体レーザ素子21の駆動を駆動回路18に指示
して650nmの波長のレーザビームを再生パワーで発
射させ(ステップS22)、スイッチ92のオンにより
ディスク12を回転駆動させてスピンドルサーボ回路9
3によるスピンドル回転制御が行われ、更にスイッチ6
5のオンによりフォーカスサーボ回路回路53によるフ
ォーカシングが行われ、スイッチ47がオンさせてトラ
ッキングサーボ回路54によるトラッキングが行われる
(ステップS23)。同様に、トラッキングエラー信号
に可変バイアス電圧を重畳してRF信号レベルが最大と
なるバイアス電圧を検出しても良い。
【0056】フォーカスサーボ回路53においてオフセ
ット調整によってRF信号の最適なレベルを検出する
(ステップS24)。すなわち、フォーカスサーボ回路
53においてフォーカスエラー信号に図示しないバイア
ス回路からのバイアス電圧を重畳して、そのバイアス電
圧を変化させてRF信号レベルが最大となるバイアス電
圧を検出することが行われる。次いで、チルトサーボ系
において液晶パネル13の各領域13a〜13cを駆動
してRF信号の最適なレベルを検出する(ステップS2
5)。すなわち、チルト補正ROM75の各アドレスに
対応して領域13a〜13c毎の補正値を読み出し、そ
れら補正値をセレクタ88を介してレジスタ96a〜9
6cに順次供給し、PWM部97a〜97cによってチ
ルト駆動信号TIDを生成させて駆動回路28を介して
液晶パネル13の各領域13a〜13cを駆動し、その
中でRF信号レベルが最大となるアドレス値又は3つの
補正値を検出することが行われる。
【0057】このようにして最適なRF信号レベルを検
出した状態において、加算器69の出力信号のレベルを
基準メモリ71に基準信号として記憶させる(ステップ
S26)。切換スイッチ72はステップS26の実行中
には加算器69の出力信号を基準メモリ71に中継する
が、ステップS26の終了によって切り換わって加算器
69の出力信号、プッシュプルオフセット信号を減算器
72に中継する。そして、ディスクのPCAエリアで試
し書きを行ってレーザビームの最適記録パワーを設定す
る(ステップS27)。記録動作を開始し(ステップS
28)、DVD−R及びDVD−RW用の第1チルトサ
ーボ部において算出されたチルトエラー信号に応じた液
晶パネル13の各領域13a〜13cの駆動を行う(ス
テップS29)。すなわち、加算器69の出力信号と基
準メモリ71に記憶された基準信号とのレベル差信号が
減算器72において得られ、そのレベル差信号はローパ
スフィルタ73を介してチルトエラー信号としてA/D
変換器74に供給される。A/D変換器74の出力信号
がチルト補正ROM75のアドレス値となり、チルト補
正ROM75からはそのアドレス値に対応する3つの補
正値が読み出される。3つの補正値はセレクタ88を介
して対応するレジスタ96a〜96cに供給され、PW
M部97a〜97cによってチルト駆動信号TIDが各
々生成され、そのチルト駆動信号TIDに応じてて駆動
回路28が液晶パネル13の各領域13a〜13cを駆
動する。このステップS29の動作は記録動作の終了ま
で行われる。
【0058】Authoring用のDVD−Rの記録制御にお
いて、システム制御回路1は、図21に示すように、駆
動回路8によってスライダ100を強制的に駆動してピ
ックアップ10をディスク12のPCAエリアへ移動さ
せディスク12を強制的に回転駆動し(ステップS3
1)、DVD用の半導体レーザ素子21の駆動を指示し
て650nmの波長のレーザビームを記録パワーで発射
させ(ステップS32)、スイッチ92のオンによりデ
ィスク12を回転駆動させてスピンドルサーボ回路93
によるスピンドル回転制御が行われ、更にスイッチ65
のオンによりフォーカスサーボ回路53によるフォーカ
シングが行われ、スイッチ47がオンさせてトラッキン
グサーボ回路54によるトラッキングが行われる(ステ
ップS33)。そして、ディスクのPCAエリアで試し
書きを行ってレーザビームの最適仮記録パワーを設定す
る(ステップS34)。記録パワーを段階的に変化させ
て最適仮記録パワーを設定することが行われる。
【0059】システム制御回路1は、ステップS27の
実行後、試し書きしたピットに対してDVD用の半導体
レーザ素子21の駆動を指示して650nmの波長のレ
ーザビームを再生パワーで発射させ(ステップS3
5)、フォーカスサーボ回路53においてオフセット調
整によってRF信号の最適なレベルを検出する(ステッ
プS36)。すなわち、フォーカスサーボ回路53にお
いてフォーカスエラー信号に図示しないバイアス回路か
らのバイアス電圧を重畳して、そのバイアス電圧を変化
させてRF信号レベルが最大となるバイアス電圧を検出
することが行われる。なお、これと同時にトラッキング
サーボ回路54においても同様のオフセット調整を行っ
てRF信号の最適レベルを検出するようにしても良い。
次いで、チルトサーボ系において液晶パネル13の各領
域13a〜13cを駆動してRF信号の最適なレベルを
検出する(ステップS37)。すなわち、チルト補正R
OM75の各アドレスに対応して領域13a〜13c毎
の補正値を読み出し、それら補正値をセレクタ88を介
してレジスタ96a〜96cに順次供給し、PWM部9
7a〜97cによってチルト駆動信号TIDを生成させ
て駆動回路28を介して液晶パネル13の各領域13a
〜13cを駆動し、その中でRF信号レベルが最大とな
るアドレス値又は3つの補正値を検出することが行われ
る。
【0060】このようにして最適なRF信号レベルを検
出した状態において、加算器69の出力信号のレベルを
基準メモリ71に基準信号として記憶させる(ステップ
S38)。切換スイッチ70はステップS38の実行中
には加算器69の出力信号を基準メモリ71に中継する
が、ステップS38の終了によって切り換わって加算器
69の出力信号、プッシュプルオフセット信号を減算器
72に中継する。そして、ディスクのPCAエリアで試
し書きを再び行ってレーザビームの最適記録パワーを設
定する(ステップS39)。記録動作を開始し(ステッ
プS40)、ステップS29と同様に、DVD−R及び
DVD−RW用のチルトサーボ部において算出されたチ
ルトエラー信号に応じた液晶パネル13の各領域13a
〜13cの駆動を行う(ステップS41)。このステッ
プS41の動作は記録動作の終了まで行われる。
【0061】Authoring用のDVD−Rにはユーザが管
理情報等を予め書き込む(プリライト)ことができる。
そこで、Authoring用のDVD−Rの記録制御の場合に
かかるプリライトを利用すると、図22のように制御す
ることもできる。すなわち、システム制御回路1は、ス
テップS31〜S34の実行後、駆動回路8によってス
ライダ100を強制的に駆動してピックアップ10をデ
ィスク12のプリライト可能なプリライト領域(Genera
l用のDVDのプリライト部に対応する領域)へ移動さ
せ(ステップS61)、DVD用の半導体レーザ素子2
1の駆動を指示して650nmの波長のレーザビームを
上記の最適仮記録パワーで発射させ(ステップS6
2)、ディスクのプリライト領域で最適仮記録パワーで
書き込みを行う(ステップS63)。システム制御回路
1は、ステップS63の実行後、プリライト領域の書き
込みしたピットに対してDVD用の半導体レーザ素子2
1の駆動を指示して650nmの波長のレーザビームを
再生パワーで発射させ(ステップS64)、ステップS
36に進んでフォーカスサーボ回路53においてオフセ
ット調整によってRF信号の最適なレベルを検出する。
以下、ステップS37〜S41が行われる。なお、シス
テム制御回路1は、ステップS39の実行前に駆動回路
8によってスライダ100を強制的に駆動してピックア
ップ10をディスク12のPCAエリアへ移動させる
(ステップS65)。
【0062】なお、上記した実施例においては、チルト
角を補償するためのチルト角調整手段として液晶パネル
13を用いたチルトサーボ制御装置を示したが、光ディ
スクに対するピックアップ又は対物レンズの傾きを機械
的に調整するアクチュエータを設けて、チルトエラー信
号に応じてそのアクチュエータを駆動する構成を用いて
も良い。
【0063】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、セットさ
れた光記録媒体の種類を判別し、その判別結果に対応し
たチルト駆動信号生成方法を選択するので、種類の異な
るいずれの光記録媒体に対しても適切なチルトサーボ制
御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチルトサーボ制御装置を適用した
ディスクプレーヤの構成を示すブロック図である。
【図2】DVD−RWの記録フォーマットを示す図であ
る。
【図3】General用DVD−Rの記録フォーマットを示
す図である。
【図4】DVD−RW及びDVD−Rの記録面の物理構
造を示す図である。
【図5】LLP成分を含むグルーブウォブル信号を示す
波形図である。
【図6】DVD−RAMのトラック形成状態を示す図で
ある。
【図7】図6のDVD−RAMの記録面の拡大図であ
る。
【図8】切換ポイントのセクタのヘッダ部の記録フォー
マットを概略的に示す図である。
【図9】切換ポイントを含まないセクタのヘッダ部の記
録フォーマットを概略的に示す図である。
【図10】ヘッダ部及びデータ部のVFOデータを示す
図である。
【図11】図1のピックアップ内に備えられた液晶パネ
ルの各領域を示す図である。
【図12】図1のピックアップの光学系の構造を示す図
である。
【図13】ディスクに形成されるビームスポットを示す
図である。
【図14】ピックアップ、トラッキングサーボ回路及び
チルトサーボ回路各々の構成を示すブロック図である。
【図15】フォーカスサーボ回路及びスピンドルサーボ
回路を示すブロック図である。
【図16】チルトサーボ駆動系を示すブロック図であ
る。
【図17】ディスク判別回路の動作を示すフローチャー
トである。
【図18】図17のディスク判別回路の動作の続き部分
を示すフローチャートである。
【図19】CD系ディスク及びDVD系ディスク各々の
S字特性を示す図である。
【図20】General用のDVD−R又はDVD−RWの
場合の第1チルトサーボ部を用いたチルトサーボ制御動
作を示すフローチャートである。
【図21】Authoring用のDVD−Rの場合の第1チル
トサーボ部を用いたチルトサーボ制御動作を示すフロー
チャートである。
【図22】Authoring用のDVD−Rの場合の第1チル
トサーボ部を用いた他のチルトサーボ制御動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 システム制御回路 5 サーボ回路 12 光ディスク 13 液晶パネル 14 スピンドルモータ 30 光検出器 51 チルトサーボ回路 52 ディスク判別回路 53 フォーカスサーボ回路 54 トラッキングサーボ回路 93 スピンドルサーボ回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB02 BB04 CC09 DD03 FF01 FF15 FF26 GG09 JJ11 5D118 AA26 BA01 BB01 BB05 BC08 BC09 BC12 BF02 CA11 CC12 CD02 CD04 CD14 CF03 CF06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から発射されたレーザビームをセッ
    トされた光記録媒体の記録面に導くとともに前記光記録
    媒体の記録面で反射されたレーザビームを光検出器に導
    く光学系と、前記光検出器の出力信号に応じて読取信号
    を生成する読取信号生成手段と、を備えた光記録媒体記
    録再生装置のチルトサーボ制御装置であって、 前記光記録媒体記録再生装置にセットされた前記光記録
    媒体の種類を判別する記録媒体判別手段と、 前記記録媒体判別手段によって判別された種類に対応し
    たチルト駆動信号生成方法にて前記光記録媒体の記録面
    の前記レーザビームの照射位置における法線と前記レー
    サビームの光軸方向とのなすチルト角を減少させるチル
    ト駆動信号を生成するチルト駆動信号生成手段と、 前記チルト角を調整するためのチルト角調整手段と、 前記チルト駆動信号に応じて前記チルト角調整手段を駆
    動する駆動手段と、を備えたことを特徴とするチルトサ
    ーボ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記チルト角調整手段は、前記光学系に
    設けられ複数の領域を有する液晶パネルからなり、前記
    駆動手段は、前記チルト駆動信号に応じて前記液晶パネ
    ルを前記複数の領域毎に駆動することを特徴とする請求
    項1記載のチルトサーボ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体判別手段は、情報記録の際
    にセットされた前記光記録媒体が少なくともCD−RO
    M、CD−R、DVD−ROMの1層ディスク、DVD
    −ROMの2層ディスク、DVD−RW、General用D
    VD−R、Authering用DVD−R及びDVD−RAM
    のうちのいずれの光ディスクであるか判別することを特
    徴とする請求項1記載のチルトサーボ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体判別手段は、情報再生の際
    にセットされた前記光記録媒体がCD−ROM及びCD
    −RからなるCD系ディスクと、DVD−ROM、DV
    D−RW、DVD−R及びDVD−RAMからなるDV
    D系ディスクとのうちのいずれの光ディスクであるか判
    別することを特徴とする請求項1記載のチルトサーボ制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体判別手段は、前記光記録媒
    体上の焦点位置を調整するためのフォーカスアクチュエ
    ータをその焦点位置が定速度で連続的に移動するように
    駆動するフォーカス連続駆動手段と、 前記フォーカス連続駆動手段の作動中にフォーカスエラ
    ー信号生成回路から得られるフォーカスエラー信号に生
    じるS字特性を観測する手段と、 前記S字特性の時間的な発生間隔に応じて前記光記録媒
    体の種類を判別する第1種類判別手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1、3又は4記載のチルトサーボ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記第1種類判別手段は、前記S字特性
    の時間的な発生間隔が時間閾値より大であれば、前記光
    記録媒体がCD−ROM及びCD−RからなるCD系デ
    ィスクであると判別し、前記S字特性の時間的な発生間
    隔が前記時間閾値以下であれば、前記光記録媒体がDV
    D−ROM、DVD−RW、DVD−R及びDVD−R
    AMからなるDVD系ディスクであるとを判別すること
    を特徴とする請求項5記載のチルトサーボ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体判別手段は、前記S字特性
    の振幅に応じて前記光記録媒体の種類を判別する第2種
    類判別手段と、を有することを特徴とする請求項5記載
    のチルトサーボ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記第2種類判別手段は、前記S字特性
    の振幅値が振幅閾値より大であれば、前記光記録媒体が
    DVD−ROMの1層ディスク及びDVD−Rからなる
    第1種類ディスクであると判別し、前記S字特性の振幅
    値が前記振幅閾値以下であれば、前記光記録媒体がDV
    D−ROMの2層ディスク、DVD−RW及びDVD−
    RAMからなる第2種類ディスクであるとを判別するこ
    とを特徴とする請求項7記載のチルトサーボ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体判別手段は、前記読取信号
    又はトラッキングエラー信号生成回路から得られるトラ
    ッキングエラー信号中にグルーブウォブル成分信号が含
    まれるか否かに応じて前記光記録媒体の種類を判別する
    第3種類判別手段と、を有することを特徴とする請求項
    5記載のチルトサーボ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第3種類判別手段は、前記グルー
    ブウォブル成分信号が含まれる場合には前記光記録媒体
    がDVD−Rであると判別し、前記グルーブウォブル成
    分信号が含まれない場合には前記光記録媒体がDVD−
    ROMの1層ディスクであると判別することを特徴とす
    る請求項9記載のチルトサーボ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第3種類判別手段は、前記グルー
    ブウォブル成分信号が含まれる場合には前記光記録媒体
    がDVD−RW又はDVD−RAMであると判別し、前
    記グルーブウォブル成分信号が含まれない場合には前記
    光記録媒体がDVD−ROMの2層ディスクであると判
    別することを特徴とする請求項9記載のチルトサーボ制
    御装置。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体判別手段は、前記読取信
    号から得られる前記光記録媒体のランドプリピットの情
    報内容に応じて前記光記録媒体の種類を判別する第4種
    類判別手段と、を有することを特徴とする請求項5記載
    のチルトサーボ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記第4種類判別手段は、前記ランド
    プリピットの情報内容に応じてGeneral用DVD−RとA
    uthoring用DVD−Rとを判別することを特徴とする請
    求項12記載のチルトサーボ制御装置。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体判別手段は、前記光記録
    媒体のランドプリピットの有無に応じて前記光記録媒体
    の種類を判別する第5種類判別手段と、を有することを
    特徴とする請求項5記載のチルトサーボ制御装置。
  15. 【請求項15】 前記第5種類判別手段は、前記ランド
    プリピットがある場合には前記光記録媒体がDVD−R
    Wであると判別し、前記ランドプリピットがない場合に
    は前記光記録媒体がDVD−RAMであると判別するこ
    とを特徴とする請求項14記載のチルトサーボ制御装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第5種類判別手段は、前記ランド
    プリピットがある場合には前記光記録媒体がDVD−R
    AM以外のDVD系ディスクであると判別し、前記ラン
    ドプリピットがない場合には前記光記録媒体がDVD−
    RAMであると判別することを特徴とする請求項14記
    載のチルトサーボ制御装置。
  17. 【請求項17】 前記チルト駆動信号生成手段は、前記
    光検出器の各分割部の出力信号の差成分を含むプッシュ
    プル成分信号を算出するプッシュプル成分生成手段と、
    前記プッシュプル成分信号に基づいて前記光記録媒体の
    記録面の前記レーザビームの照射位置における法線と前
    記レーサビームの光軸方向とのなすチルト角を示す第1
    チルトエラー信号を生成する第1チルトエラー信号生成
    手段と、前記第1チルトエラー信号に対応して前記複数
    の領域毎の補正値を示す信号を生成する手段と、からな
    る第1チルトサーボ部と、 前記読取信号を所定時間だけ遅延させる遅延手段と、前
    記遅延手段の出力信号から前記読取信号を差し引いて第
    2チルトエラー信号を生成する第2チルトエラー信号生
    成手段と、前記第2チルトエラー信号に対応して前記複
    数の領域毎の補正値を示す信号を生成する手段と、から
    なる第2チルトサーボ部と、 前記読取信号のレベルが最大となるように前記複数の領
    域毎の補正値を示す信号を生成する第3チルトサーボ部
    と、 前記記録媒体判別手段によって判別された種類に応じて
    前記第1、第2及び第3チルトサーボ部のいずれか1の
    チルトサーボ部を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記1のチルトサーボ
    部から出力される前記補正値を示す信号に応じて前記チ
    ルト駆動信号を生成する手段と、を含むことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のチルトサーボ制御装置。
  18. 【請求項18】 前記選択手段は、前記記録媒体判別手
    段によって情報記録の際にセットされた前記光記録媒体
    がDVD−RW又はGeneral用DVD−Rであると判別
    されたときには前記第1チルトサーボ部を選択し、 前記記録媒体判別手段によって情報記録の際にセットさ
    れた前記光記録媒体がDVD−RAMであると判別され
    たときには前記第2チルトサーボ部を選択することを特
    徴とする請求項3又は17記載のチルトサーボ制御装
    置。
  19. 【請求項19】 前記選択手段は、前記記録媒体判別手
    段によって情報再生の際にセットされた前記光記録媒体
    がDVD−RAMであると判別されたときには前記第2
    チルトサーボ部を選択し、 前記記録媒体判別手段によって情報再生の際にセットさ
    れた前記光記録媒体がDVD−RAM以外のDVD系の
    光ディスクであると判別されたときには前記第3チルト
    サーボ部を選択することを特徴とする請求項4又は17
    記載のチルトサーボ制御装置。
  20. 【請求項20】 前記記録媒体判別手段によって情報記
    録又は情報再生の際にセットされた前記光記録媒体がC
    D系の光ディスクであると判別されたときには前記チル
    ト角調整手段によるチルト調整を停止することを特徴と
    する請求項1、3又は4記載のチルトサーボ制御装置。
  21. 【請求項21】 前記所定時間は、レーザビームの照射
    位置がDVD−RAMのヘッダ部の第1ヘッダフィール
    ド及び第2ヘッダフィールドを通過する時間に相当する
    請求項17記載のチルトサーボ制御装置。
  22. 【請求項22】 光源から発射されたレーザビームをセ
    ットされた光記録媒体の記録面に導くとともに前記光記
    録媒体の記録面で反射されたレーザビームを光検出器に
    導く光学系と、前記光検出器の出力信号に応じて読取信
    号を生成する読取信号生成手段と、を備えた光記録媒体
    記録再生装置のチルトサーボ制御方法であって、 前記光記録媒体記録再生装置にセットされた前記光記録
    媒体の種類を判別し、前記光記録媒体の種類に対応した
    チルト駆動信号生成方法にて前記光記録媒体の記録面の
    前記レーザビームの照射位置における法線と前記レーサ
    ビームの光軸方向とのなすチルト角を減少させるチルト
    駆動信号を生成し、前記チルト角を調整するためのチル
    ト角調整手段を前記チルト駆動信号に応じて駆動するこ
    とを特徴とするチルトサーボ制御方法。
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