JP4626691B2 - 光ディスク装置及び光ディスクの判別方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスクの判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスクに記録される情報の再生や、光ディスクへの情報の記録を行うために使用される光ディスク装置に関し、特に光ディスク装置内に挿入された光ディスクの種類を判別する技術に関する。
光ディスクについては、従来、コンパクトディスク(CD)やデジタル多用途ディスク(DVD)といった光ディスクが普及しているが、最近では、ブルーレイディスク(BD)といった新しい規格の光ディスクも登場している。このブルーレイディスクは記録密度の高密度化が図られ、大容量の情報を記録することが可能となっており、今後益々普及するものと思われる。
ところで、ブルーレイディスクには、書き換え可能な光ディスク規格であるBD−REと、追記型光ディスク規格であるBD−Rと、再生専用光ディスク規格であるBD−ROMと、がある。そして、追記型光ディスク規格のBD−Rには、近年新たに採用された記録方式「Low To High」(LtH)に対応したBD−R LtHがある。
このBD−R LtHは記録膜に有機色素を使っており、記録光の照射により情報記録層の性質が変化する。具体的には、記録済み領域は未記録領域に比べて反射率が高くなる。なお、このLtHタイプ以外のブルーレイディスク(BD−RE、BD−R、BD−ROM)では、記録済み領域は未記録領域に比べて反射率が低くなる。BD−R LtHは、CD−RやDVD−Rの既存の製造設備が活用できるために、光ディスクの低価格化が見込めるという利点を有する。このため、今後、このLtHタイプに対応する光ディスク装置が増えるものと考えられる。
以上のように、ブルーレイディスクには様々な種類が存在するが、その種類によって再生や記録の設定条件が変わってくる。このため、ブルーレイディスクの再生や記録を光ディスク装置で行う場合、光ディスク装置に挿入されたブルーレイディスクの種類を先に判別してから情報の再生や記録を行う必要がある。すなわち、光ディスク装置に挿入されているブルーレイディスクが、BD−RE、BD−R、BD−ROM、及びBD−R LtHのいずれであるのかを、情報の再生や記録の前に判別する必要がある。
ブルーレイディスクがBD−RE、BD−R、BD−ROMのいずれであるかを判別する方法としては、例えば、その反射率の違いを利用する方法等、従来様々な方法があり、その研究は盛んに行われている。一方、BD−R LtHは近年採用された記録方式であり、BD−R LtHをLtHタイプではないBD−RE、BD−R及びBD−ROMと区別する方法については更に検討が望まれるところである。
なお、ブルーレイディスクに対するものではないが、データが記録された領域が未記録領域よりも光の反射率が高い特性を有する光ディスク(以下、LtHタイプの光ディスクという)と、データが記録された領域が未記録領域よりも光の反射率が低い特性を有する光ディスク(以下、HtLタイプの光ディスクという)と、の何れであるかを判別する手法については従来報告がある。
例えば、特許文献1には、光ディスクのBCA(Burst Cutting Area)やシステムリードインエリアに記憶されている情報に基づいて、LtHタイプの光ディスクかHtLタイプの光ディスクかを判別する手法が示されている。また、特許文献1には、他の判別手法も示されている。すなわち、トラッキングエラー信号のトラックを横切る際の振幅が記録済み領域と未記録領域で異なるために、この振幅の比較でLtHタイプかHtLタイプかを判別する手法が示されている。
また、特許文献2には、低い光反射率の領域に対応するレベルの再生信号が得られる割合と、高い反射率の領域に対応するレベルの再生信号が得られる割合とに基づいて、LtHタイプの光ディスクかHtLタイプの光ディスクかを判別する手法が示されている。
特開2007−317302号公報 特開2005−92964号公報
そこで、本発明の目的は、LtHタイプの光ディスクかHtLタイプの光ディスクかの判別をブルーレイディスクに対して好適に行える光ディスク装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、LtHタイプの光ディスクかHtLタイプの光ディスクかの判別をブルーレイディスクに対して好適に行える光ディスクの判別方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、光源からの光を対物レンズによって光ディスクの情報記録層に集光し、該情報記録層で反射された戻り光を光検出手段で検出する光ピックアップと、前記光検出手段の出力信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手段からの信号に基づいて、フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御とを行うサーボ手段と、を備える光ディスク装置であって、前記信号処理手段は、位相差検出方式(DPD方式)のトラッキングエラー信号(以下、DPD信号とする)を生成するように設けられ、
前記フォーカスサーボ制御を行い、前記トラッキングサーボ制御を行わない状態で、前記光ピックアップの光が前記光ディスクの複数のトラックを一定の向きに横切るようにして前記DPD信号を取得するDPD信号取得手段と、前記DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間を比較して、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別するディスク種判別手段と、を設けたことを特徴としている。
LtHタイプの光ディスクとHtLタイプの光ディスクとでは、トラッキングエラー信号の極性が異なる。この点を利用して、本構成のようにDPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間を比較して、LtHタイプの光ディスクか否かを判別することが可能である。そして、本構成ではトラッキングエラー信号の極性の違いに基づく時間差を利用するので、高い判別精度を得ることが可能である。すなわち、従来においては、光反射率の大きさの違いを利用(振幅の大きさを比較する場合が該当)してLtHタイプか否かの判別を行っていたために、光ディスクの反射率の個体間ばらつきの影響で誤判別を起こす場合があった。しかし、本構成によれば、このような光ディスクの個体間ばらつきの影響を受けないので高い判別精度を得ることができる。そして、この場合、判別のやり直しといった無駄な時間を低減でき、光ディスクの判別に要する時間の短縮も可能となる。
上記構成の光ディスク装置において、前記1周期は、信号レベルが最小となってから次に信号レベルが最小となるまでの期間であって、前記2つの時間は、信号レベルが最小値から最大値となるまでに要する第1の時間と、信号レベルが最大値から最小値となるまでの第2の時間であることとしてもよい。そして、本構成の更に具体的な構成として、前記一定の向きが、前記光ディスクの内周側から外周側へと向かう方向であって、前記ディスク種判別手段は、前記第1の時間が、前記第2の時間に比べて小さい場合に、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであると判別することとしてもよい。
上記構成の光ディスク装置において、前記対物レンズ或いは前記光ピックアップの位置を移動することによって、前記光ピックアップの光が前記複数のトラックを一定の向きに横切るようにするのが好ましい。この構成によれば、光ピックアップの光が光ディスクの複数のトラックを一定の向きに横切るようにする構成を容易に実現できる。
上記構成の光ディスク装置において、記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かの判別が行われる前記光ディスクが、ブルーレイディスクであることとしてもよい。
また、上記目的を達成するために本発明は、記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かの判別を行う光ディスクの判別方法であって、トラッキングサーボ制御を行わないでフォーカスサーボ制御のみを開始するステップと、光ピックアップの光が前記光ディスクの複数のトラックを一定の向きに横切るようにして、位相差検出方式(DPD方式)のトラッキングエラー信号(以下、DPD信号とする)を取得するステップと、前記DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間から、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別するステップと、を具備することを特徴としている。
この構成によれば、トラッキングエラー信号の極性の違いに基づく時間差を利用するので高い判別精度を得ることが可能である。すなわち、従来においては、光反射率の大きさの違いを利用(振幅の大きさを比較する場合が該当)してLtHタイプか否かの判別を行っていたために、光ディスクの反射率の個体間ばらつきの影響で誤判別を起こす場合があった。しかし、本構成によれば、このような光ディスクの個体間ばらつきの影響を受けないので高い判別精度を得ることができる。そして、この場合、判別のやり直しといった無駄な時間を低減でき、光ディスクの判別に要する時間の短縮も可能となる。
上記構成の光ディスクの判別方法において、前記フォーカスサーボ制御を開始するステップと、前記DPD信号を取得するステップとの間に、前記光ディスクに情報が記録されているか否かを判断するステップを有し、情報が記録されている場合にのみ、前記DPD信号を取得して、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別するのが好ましい。情報が未記録の光ディスクの場合、DPD信号が得られない。この点、本構成では、未記録の光ディスクについてはLhHタイプか否かは判断しない構成としているので、無駄な判別動作をなくすことができる。
本発明によれば、LtHタイプの光ディスクかHtLタイプの光ディスクかの判別を高い精度で行える光ディスク装置及び光ディスクの判別方法を提供できる。そして、本発明はブルーレイディスクに対して好適に適用できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(光ディスク装置の構成)
まず、本実施形態の光ディスク装置の構成について説明する。図1は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態の光ディスク装置1は、ブルーレイディスク(この言葉は、本実施形態ではBD−RE、BD−R、BD−ROM及びBD−R HtLを特に区別しない場合の表現として使用している)の再生と記録を可能に設けられている。また、ブルーレイディスクは、本発明における光ディスクの下位概念である。
スピンドルモータ2はターンテーブル21(後述の図2参照)に連結され、ターンテーブル21はスピンドルモータ2の回転によって回転する。ブルーレイディスク50は、このターンテーブル21に着脱自在に保持される。したがって、スピンドルモータ2を回転させることにより、ターンテーブル21に保持されるブルーレイディスク50を回転させることができる。スピンドルモータ2の回転の制御はスピンドルモータ駆動回路4によって行われる。
光ピックアップ3は、ブルーレイディスク50に記録される情報を読み取ったり、ブルーレイディスク50に情報を書き込んだりするために用いられる装置である。光ピックアップ3の構成は公知の光ピックアップと同様の構成であるが、図2を参照しながら簡単に説明する。
なお、図2は、本実施形態の光ディスク装置1に備えられる光ピックアップ3について説明するための平面図である。また、図2においては、ブルーレイディスク50を破線で示しているが、ブルーレイディスク50は、光ピックアップ3の上部(図2において、紙面手前側)に位置している。
光ピックアップ3は、波長405nm帯のレーザ光を出射するレーザダイオード(図示せず;レーザダイオードは光源の一例である)と、レーザダイオードから出射されたレーザ光をブルーレイディスク50の情報記録層50a(図1参照)に集光する対物レンズ31と、情報記録層50aで反射した反射光を受光する光検出器32(後述の図3参照)と、を備える。対物レンズ31は、アクチュエータ(図示せず)に搭載された状態となっており、このアクチュエータの作用によって、少なくともフォーカス方向とトラッキング方向とに移動可能となっている。
なお、フォーカス方向とは、ブルーレイディスク50のディスク表面に対して直交する方向であり、トラッキング方向とは、ブルーレイディスクの半径方向(ラジアル方向)と平行な方向である。
また、光ピックアップ3は、図示しない駆動機構によって、ラジアル方向と平行な方向に延びる2本のガイドレール20に沿って摺動可能となっている。これにより、光ピックアップ3は、ラジアル方向に自在に移動し、ブルーレイディスク50の任意のアドレスに適宜アクセスすることができる。
なお、本実施形態では、光ピックアップ3を駆動する駆動機構の一実施例として次のような構成を採用している。すなわち、本実施形態の光ピックアップ3の駆動機構は、光ピックアップ3に形成されるラックと、スライドモータと、スライドモータによって回転されるピニオンとから成り、ラックとピニオンの関係を利用して光ピックアップ3を移動する。また、ガイドレール20は、光ディスク装置1の内部に形成されている。
図1に戻って、スライドモータ駆動回路5は、光ピックアップ3を駆動する駆動機構に設けられるスライドモータの駆動を制御する。本実施形態においては、スライドモータはステッピングモータで形成されている。このために、駆動パルスの数に基づいて、スライドモータ駆動回路5は光ピックアップ3の半径方向の位置について把握することが可能である。
なお、駆動パルスの数に基づいて光ピックアップ3の位置を検出するにあたって、光ピックアップ3の基準位置を検出する手段が必要となるが、これは、例えばフォトインタラプタを配置する等すればよい。
RFアンプ6は、光ピックアップ3の光検出器32から電気信号を供給されて、RF信号、フォーカスエラー信号(FE信号)、トラッキングエラー信号(TE信号)等の生成を行う。図3は、本実施形態の光ピックアップ装置1が備えるRFアンプ6の一部構成を示すブロック図である。なお、RFアンプ6は、本発明の信号処理手段の一実施例である。
加算器61は、光検出器32が備える4分割の受光領域A〜Dのうち、受光領域Aからの出力(以下では、単にAとする)と受光領域Cからの出力(以下では、単にCとする)とを加算する。加算器62は、受光領域Bからの出力(以下では、単にBとする)と受光領域Dからの出力(以下では、単にDとする)とを加算する。
加算器63は、加算器61の出力(A+C)と、加算器62の出力(B+D)とを加算することによって、RF信号(A+B+C+D)を生成する。減算器64は、加算器61の出力(A+C)から加算器62の出力(B+D)を減算することによって、FE信号を生成する。ローパスフィルタ69は、減算器64から出力されるFE信号から不要な高周波成分を除去したFE信号を出力する。
2値化回路65は、加算器61の出力を所定のレベルと比較することにより、加算器61の出力を2値化する。2値化回路66は、加算器62の出力を所定のレベルと比較することにより、加算器62の出力を2値化する。位相比較回路67は、2値化回路65の出力の位相と2値化回路66の出力の位相との比較を行うことによって位相差検出方式(DPD方式)のTE信号を生成する。ローパスフィルタ68は、位相比較回路67より出力されるTE信号から不要な高周波成分を除去したTE信号を出力する。
なお、BD−ROMについては、DPD方式によって得たTE信号を用いてトラッキングサーボ制御を行う。しかし、BD−R(LtHタイプ含む)、BD−REは、差動プッシュプル方式(DPP方式)でトラッキングサーボ制御を行う。このために、RFアンプ6には、DPP方式のTE信号を得るための演算回路も備えられている。また、光検出器32には4分割の受光領域A〜Dとは別のサブ領域が形成される。ただし、DPP方式でTE信号を得る場合の受光領域の構成や演算回路の構成は公知であり、更に本発明とは直接関係ないために、その詳細な説明はここでは省略する。
図1に戻って、RFアンプ6で生成されたRF信号は、後述の再生信号処理部7へと出力される。FE信号及びTE信号は後述のサーボ回路8へと出力される。
再生信号処理部7は、RFアンプ6より供給されたRF信号に対し波形等化処理を行う。そして、PLL(Phase Locked Loop)と言われる回路構成を持つ同期信号発生回路のクロックにタイミングを合わせる形で、波形等化処理が行われたRF信号をA/D変換する。A/D変換された信号は、デコーダによってデータの復調処理及びエラー訂正処理が施され、再生データとして出力される。
サーボ回路8は、FE信号やTE信号に基づいて、フォーカシング駆動信号やトラッキング駆動信号の生成等を行う。これらの信号によりフォーカスサーボ制御及びトラッキングサーボ制御が実行されることになる。すなわち、サーボ回路8はフォーカスサーボ制御及びトラッキングサーボ制御を行うサーボ手段の一実施例である。サーボ回路8で生成されたフォーカシング駆動信号やトラッキング駆動信号はアクチュエータ駆動回路9に送られる。
なお、フォーカスサーボ制御とは、対物レンズ31の焦点が常に情報記録層50aに合うように行われる制御であり、トラッキングサーボ制御とは、対物レンズ31によって集光された光スポットの位置が常にブルーレイディスク50に形成されるトラックに追随するように行われる制御である。
アクチュエータ駆動回路9は、サーボ回路8からフォーカシング駆動信号やトラッキング駆動信号等を受け取って、対物レンズ31(図2参照)が搭載されるアクチュエータの駆動を制御する。
記録信号処理部10は、外部からブルーレイディスク50に記録する記録データを受け取り、誤り訂正符号(ECC;error correcting code)の付加を行う。そして、誤り訂正符号が付加されたデータについて所定の記録符号化方式によって符号化を行う。記録符号化された信号と、所定のライトストラテジとに従って記録パルスが生成される。なお、ライトストラテジとは、記録パルスに対する制御規則のことを指している。
レーザ駆動回路11は、記録信号処理部10によって形成されたパルス波形にしたがって、光ピックアップ3が備えるレーザダイオードを発振させる。
コントローラ12は、マイクロコンピュータを備えて、光ディスク装置1を構成する各部と接続されており、各部が実行すべき動作に応じて適宜制御処理を実行する。なお、コントローラ12には、メモリ13が備えられている。メモリ13には、コントローラ12が各種処理を行う上で必要となる各種のパラメータや動作プログラム等が記憶される。
また、コントローラ12には、DPD信号取得部121及びディスク種判別部122が備えられ、これにより、ブルーレイディスク50がLtHタイプか否かを判別することが可能となっている。これらの機能については後述する。
(光ディスクの判別)
本実施形態の光ディスク装置1において、ブルーレイディスク50がLtHタイプか否かを判別する原理について、図4を参照しながら説明する。
図4(a)に示すように、対物レンズ31によって集光されて出来る光スポットSPが、ブルーレイディスク50のトラックTR1〜TR3を順に横切る場合を考える。なお、図4(a)においては、トラッキングサーボ制御は行われていない。また、トラックTR1からトラックTR3へと横切る場合、光スポットSPはブルーレイディスク50の内周側から外周側へと移動することになる。
図4(b)及び図4(c)は、図4(a)に示すような状態で光スポットSPが移動した場合に得られるDPD方式のTE信号(以下では、単にDPD信号と表現する)の時間変化を模式的に示している。ただし、図4(b)は、HtLタイプのブルーレイディスク(BD−ROM、BD−R、BD−RE)の場合の信号を示し、図4(c)は、LtHタイプのブルーレイディスク(BD−R LtH)の場合の信号を示している。
HtLタイプとLtHタイプとでは、情報記録による反射率の変化の仕方が逆であるために、図4(b)と図4(c)とに示すように、得られるDPD信号の極性が逆となる。そして、図4(b)と図4(c)とからわかるように、DPD信号の1周期(1T)当りについて、最小値から最大値となるまでの第1の時間aと最大値から最小値となるまでの第2の時間bとの関係が、HtLタイプとLtHタイプとで逆となることがわかる。すなわち、DPD信号からの関係が得られれば、ブルーレイディスク50がLtHタイプであると判別し、a>bの関係が得られればLtHタイプでない(すなわちHtLタイプである)と判別することができる。
なお、本実施形態では、1周期(1T)は、信号レベルが最小となってから次に信号レベルが最小となるまでの期間のことを指している。また、光スポットSPを動かす方向が逆となると、上述の第1の時間aと第2の時間bとの関係が逆となる。このために、得られたDPD信号が、いずれの方向に光スポットSPを動かした場合のものかは把握しておく必要がある。更に、DPD信号は、ブルーレイディスク50に情報(データ)が記録されていない場合(すなわち未記録のディスクである場合)には得られない。このために、未記録のディスクの場合は、上述の判別は行えない。
次に、光ディスク装置1において、装置内に挿入されているブルーレイディスク50がLtHタイプかHtLタイプかの判別を行う手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
LtHタイプかHtLタイプかの判別を行う指令が出されると、DPD信号取得部121は、サーボ回路8に命令を出してフォーカスサーボ制御を開始(フォーカスON)させる(ステップS1)。なお、フォーカスサーボ制御が開始される場合の光ピックアップ3の位置は、ブルーレイディスク50のデータエリアの内周側が好ましい。
フォーカスサーボ制御が開始されると、DPD信号取得部121は装置内にあるディスクが記録済みディスク(情報が記録されているディスク)であるか否かを確認する処理を実行させる(ステップS2)。記録済みディスクであるか否かは、例えばRF信号の振幅によって判断できる。すなわち、未記録のディスクにおいてはRF信号の振幅が小さい。このため、予め基準値を設けて、RF信号の振幅が基準値を超えるか否かで記録済みか否かを判断すれば良い。なお、記録済みのディスクであるか否かの判断は、他の方法を使用することも可能である。
装置内のディスクが未記録のディスクであると判断された場合には、本発明の方法ではLtHタイプかHtLタイプかの判断ができない。このため、本発明方法による判別は終了して、別の判別処理を行うことになる。
装置内にあるディスクが記録済みディスクである場合には、DPD信号取得部121はTE信号を得る方式をDPD方式に設定する。そして、フォーカスサーボ制御を行い、トラッキングサーボ制御を行わない状態で、光ピックアップ3をブルーレイディスク50の内周側から外周側へと向かう方向に移動させ、この際に得られるDPD信号を取得する(ステップS3)。なお、この際、光ピックアップ3からの光が複数のトラックを横切るようにする。
DPD信号が取得されると、ディスク種判別部122によって、得られたDPD信号の解析が行われる。具体的には、DPD信号の1周期(1T)において、最小値から最大値となるまでの第1の時間aと、最大値から最小値となるまでの第2の時間bとが算出される(ステップS4)。そして、第1の時間aと第2の時間bとを比較し、a<bか否かの確認が行われる(ステップS5)。
そして、a<bである場合には、ディスク種判別部122は装置内にあるブルーレイディスク50がLtHタイプであると判断する(ステップS6)。一方、a>bである場合には、ディスク種判別部122は装置内にあるブルーレイディスク50がHtLタイプであると判断する(ステップS7)。これにより、ブルーレイディスク50がLtHタイプであるか、HtLタイプであるかの判別は終了する。
なお、装置内にあるブルーレイディスク50がHtLタイプであると判断された場合には、これらの中に、BD−ROM、BD−R、BD−REが含まれるので、その後、これらのいずれであるかの判別が行われる。これらの判別は、これらのディスク間で反射率が異なるために、この反射率の差を利用した判別が実行される。
以上のように、本実施形態の光ディスク装置1では、ブルーレイディスク50について、TE信号の極性がHtLタイプとLtHタイプで異なることを利用して、両者の判別を行う構成となっている。具体的には、本実施形態では、DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間(第1の時間aと第2の時間b)を比較してHtLタイプとLtHタイプの判別を行う。したがって、反射率の差を利用する方法に比べてディスク1つ1つの製造ばらつきの影響を受け難く、精度の高い判別が可能となる。
(その他)
なお、以上に示した実施形態は本発明の実施形態の一例であり、本発明は、以上に示した実施形態に限定される趣旨ではない。すなわち、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、以上に示した実施形態においては、光ディスク装置1内にあるブルーレイディスク50がLtHタイプであるか否かの判別を行う際に、光ピックアップ3を動かしてDPD方式のTE信号(DPD信号)を得る構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、例えば光ピックアップ3を動かす代わりに、アクチュエータによって対物レンズ31を動かしてDPD信号を得る構成としても構わない。
また、他の方法として次のような構成としても良い。すなわち、ブルーレイディスク50を1回転させた場合に偏芯で光ピックアップ3からの光(光スポット)が複数のトラックを横切る場合には、それにより得られるDPD信号によって、ブルーレイディスクがLtHタイプであるか否かを判別しても良い。
また、以上に示した実施形態では、1周期を信号レベルが最小となってから次に信号レベル最小となるまでの期間とし、1周期の信号パターンについて、信号レベルが最小値から最大値となるまでに要する第1の時間と信号レベルが最大値から最小値となるまでの第2の時間とを比較して、LtHタイプか否かの判別を行う構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、本発明における、「DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間」は、本実施形態の構成に限定されない。例えば、1周期の定義は本実施形態と同一として、その1周期の信号パターンにおいて、信号レベルがゼロから最大となる時間を第1の時間、信号レベルが最大からゼロとなるまでの時間を第2の時間として、この両者の比較で目的の判別を行ってもよい。
また、以上に示した実施形態では、光ピックアップからの光が内周側から外周側に向かう方向に移動した場合に得られるDPD信号を用いてブルーレイディスクがLtHタイプであるか否かを判別した。しかし、勿論、光ピックアップからの光が外周側から内周側に向かう方向に移動した場合に得られるDPD信号を用いてブルーレイディスクがLtHタイプであるか否かを判別しても良い。
また、以上に示した実施形態では、光ディスク装置がブルーレイディスクのみについて、情報の再生や記録を行える構成を示した。しかし、この構成に限定される趣旨ではない。すなわち、光ディスク装置1がブルーレイディスクに加えて、例えばDVDやCDに対応する構成であっても本発明は適用できる。このような装置の場合には、判別にあたって、先に、BD、DVD、CDについて大別し、その後BDについてLtHか否かの判別を行うことになる。
その他、以上では、LtHタイプか否かの判別が行われる対象がブルーレイディスクである場合を示した。しかし、これに限定されず、同様の方式でLtHタイプか否かの判別が行える光ディスクに対して、本発明は広く適用できるのは言うまでもない。
本発明は、ブルーレイディスクがLtHタイプか否かの判別を行うために好適に適用できる。このために、本発明は光ディスクの判別を行う技術として有用である。
は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 は、本実施形態の光ディスク装置に備えられる光ピックアップについて説明するための平面図である。 は、本実施形態の光ディスク装置が備えるRFアンプの一部構成を示すブロック図である。 は、本実施形態の光ディスク装置において、ブルーレイディスクがLtHタイプか否かを判別する原理を説明するための説明図である。 は、本実施形態の光ディスク装置において、装置内に挿入されているブルーレイディスクがLtHタイプかHtLタイプかの判別を行う手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク装置
3 光ピックアップ
6 RFアンプ(信号処理手段)
8 サーボ回路(サーボ手段)
12 コントローラ
31 対物レンズ
32 光検出器
50 ブルーレイディスク(光ディスク)
50a 情報記録層
121 DPD信号取得部
122 ディスク種判別部

Claims (6)

  1. 光源からの光を対物レンズによって光ディスクの情報記録層に集光し、該情報記録層で反射された戻り光を光検出手段で検出する光ピックアップと、
    前記光検出手段の出力信号を処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段からの信号に基づいて、フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御とを行うサーボ手段と、を備える光ディスク装置であって、
    前記信号処理手段は、位相差検出方式(DPD方式)のトラッキングエラー信号(以下、DPD信号とする)を生成するように設けられ、
    前記フォーカスサーボ制御を行い、前記トラッキングサーボ制御を行わない状態で、前記光ピックアップの光が前記光ディスクの複数のトラックを一定の向きに横切るようにして前記DPD信号を取得するDPD信号取得手段と、
    前記DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間を比較して、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別するディスク種判別手段と、を設け
    前記1周期は、信号レベルが最小となってから次に信号レベルが最小となるまでの期間であって、前記2つの時間は、信号レベルが最小値から最大値となるまでに要する第1の時間と、信号レベルが最大値から最小値となるまでの第2の時間であることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記一定の向きが、前記光ディスクの内周側から外周側へと向かう方向であって、前記ディスク種判別手段は、前記第1の時間が、前記第2の時間に比べて小さい場合に、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであると判別することを特徴とする請求項に記載の光ディスク装置。
  3. 前記DPD信号取得手段は、前記対物レンズ或いは前記光ピックアップの位置を移動することによって、前記光ピックアップの光が前記複数のトラックを一定の向きに横切るようにすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かの判別が行われる前記光ディスクが、ブルーレイディスクであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かの判別を行う光ディスクの判別方法であって、
    トラッキングサーボ制御を行わないでフォーカスサーボ制御のみを開始するステップと、
    光ピックアップの光が前記光ディスクの複数のトラックを一定の向きに横切るようにして、位相差検出方式(DPD方式)のトラッキングエラー信号(以下、DPD信号とする)を取得するステップと、
    前記DPD信号の1周期の信号パターンに基づいて得られる2つの時間から、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別するステップと、を具備し、
    前記1周期は、信号レベルが最小となってから次に信号レベルが最小となるまでの期間であって、前記2つの時間は、信号レベルが最小値から最大値となるまでに要する第1の時間と、信号レベルが最大値から最小値となるまでの第2の時間であることを特徴とする光ディスクの判別方法。
  6. 前記フォーカスサーボ制御を開始するステップと、前記DPD信号を取得するステップとの間に、前記光ディスクに情報が記録されているか否かを判断するステップを有し、
    情報が記録されている場合にのみ、前記DPD信号を取得して、前記光ディスクが記録済み領域の光反射率が未記録領域に比べて高い光ディスクであるか否かを判別することを特徴とする請求項に記載の光ディスクの判別方法。
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