JP4393289B2 - フォーカスエラー信号の真偽判定装置、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラム、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラムを記憶させた記憶媒体、フォーカスエラー信号の真偽判定方法、記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法 - Google Patents
フォーカスエラー信号の真偽判定装置、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラム、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラムを記憶させた記憶媒体、フォーカスエラー信号の真偽判定方法、記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法 Download PDFInfo
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Description
この本発明の第1の実施の形態となるビデオゲーム装置は、ビデオゲームの実行機能の他、図1に示すようなディスク1の記録層数を判別して、該ディスク1の種別(単層/多層)を判別するディスクの種別判別機能を有している。
次に、このような構成を有するビデオゲーム装置におけるディスク1に記録されている情報の再生が開始されるまでの動作(再生行程)を説明する。
次に、図5のフローチャートに、上述のステップS4におけるDVDの単層多層判別動作の流れを示す。なお、以下、一例として、この単層多層判別は、記録層が1層である単層DVDと記録層が2層である2層DVDの判別を行うものとして説明を進める。
この図12において、まず、第1の記録層(Layer0)にレーザビームの焦点が移動したタイミングで得られるフォーカスエラー信号のピークからボトムまでの間のレベル(L0 Level)、及び第2の記録層(Layer1)にレーザビームの焦点が移動したタイミングで得られるフォーカスエラー信号のピークからボトムまでの間のレベル(L1 Level)が、記録層でのフォーカスエラー信号としてはあり得ない程小さなレベルを示すMin Level(ミニマムレベル)よりも小さいレベルである場合、サーボ処理マイコン14は、「判断A」として、そのL0 Level及びL1 Levelの各信号は共にうねり成分であると判断する。
次に、第1の記録層のL0 Levelで第2の記録層のL1 Levelを除算した値(L1 Level/L0 Level)が上記定数Kの値よりも大きく、かつ、L1 LevelがMin Levelよりも大きな値である場合、サーボ処理マイコン14は、「判断B」として、そのL0 Levelはうねり成分であると判断する。
次に、第2の記録層のL1 Levelで第1の記録層のL0 Levelを除算した値(L0 Level/L1 Level)が上記定数Kの値よりも大きく、かつ、L0 LevelがMin Levelよりも大きな値であり、さらに、タイマ18によるカウントダウンがタイムアップしていない場合(=計測期間内である場合)、サーボ処理マイコン14は、「判断C」として、そのL1 Levelはうねり成分であると判断する。
次に、第2の記録層のL1 Levelを検出する際に、タイマ18によるカウントダウンが終了しており(=計測期間が終了しており)、かつ、第1の記録層のL0 LevelがMin Levelよりも大きな値であった場合、これは、第2の記録層はディスク1上に存在せず、しかも、既に検出されている第1の記録層のL0 Levelは、主となるフォーカスエラー信号に対応する値であることを示している。
次に、第1の記録層のL0 Levelで第2の記録層のL1 Levelを除算した値(L1 Level/L0 Level)が上記定数Kの値よりも小さく、かつ、L0 Level及びL1 Levelが共にMin Levelよりも大きな値である場合、これは、L0 LevelとL1 Levelが同程度のレベルを有し、しかも、L0 Level及びL1 Level共にMin Levelよりも大きな値であるため、L0 Level及びL1 Level共に主となるフォーカスエラー信号に対応するものと判断することができる。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態のビデオゲーム装置は、各記録層から得られる再生出力(この例の場合、フォーカスエラー信号)の相対比率を用いてディスク1の記録層が単層であるか多層であるかの判別を行う。このため、ディスク1からの再生出力レベルに対する許容範囲が広く、反射率が異なるディスクや、温度,経時変化による再生出力のレベル変動にも対応して、正確にディスクの単層多層判別を行うことができる。
なお、上述の実施の形態の説明では、光学ピックアップ3の対物レンズ16をFar位置からNear位置にかけて等速に移動制御することとしたが、対物レンズ16をNear位置からFar位置にかけて等速に移動制御するようにしてもよい。この場合、フォーカスエラー信号の波形は、上記対物レンズ16をFar位置からNear位置に移動制御した場合に対して反転した波形となるため、単層多層判別行程も、この反転した波形に対応するように適宜変更すればよい。
Claims (16)
- 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する走査期間設定手段と、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出手段と、
上記レベル検出手段が検出した一つの再生出力レベルを、第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる第1記憶制御手段と、
上記レベル検出手段が次の新たな再生出力レベルを検出する度に、当該新たな再生出力レベルと上記第1の保存レベルとのうち一方の値に対する他方の値の比率を算出する比率算出手段と、
上記比率算出手段が算出した比率と、上記レベル検出手段が検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された所定の比率と、を比較する第1比較手段と、
上記比率が上記所定の比率より大きいことを上記第1比較手段による比較結果が示す場合、上記他方の値と、上記レベル検出手段が検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された所定レベルと、を比較する第2比較手段と、
上記比率算出手段が算出した上記比率が上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率であり、且つ当該新たな再生出力レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第2比較手段による比較結果が示す場合、当該新たな再生出力レベルを、フォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分ではなく主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルが上記第1の保存レベルとして記憶されるように上記記憶手段を適宜更新する記憶更新手段と、を有する
ことを特徴とするフォーカスエラー信号の真偽判定装置。 - 請求項1に記載の真偽判定装置であって、
上記比率算出手段が算出した上記比率が上記新たな再生出力レベルに対する上記第1の保存レベルの比率であり、且つ上記第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第2比較手段による比較結果が示す場合、上記記憶更新手段は、上記新たな再生出力レベルを、フォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であると判定し、上記記憶手段に記憶されている上記第1の保存レベルを更新しない
ことを特徴とするフォーカスエラー信号の真偽判定装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の真偽判定装置と、
判別手段と、を有し
上記真偽判定装置は、上記比率算出手段が算出した上記比率が上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率であり、且つ上記比率が上記所定の比率より小さいことを上記第1比較手段による比較結果が示す場合、上記新たな再生出力レベルと上記所定レベルとを比較する第3比較手段と、
上記新たな再生出力レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第3比較手段による比較結果が示す場合、当該新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルを、第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させる第2記憶制御手段と、を有し、
上記判別手段は、上記記憶手段に記憶された保存レベルの数に基づいて上記記憶媒体の種別を判別する
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別装置。 - 請求項3に記載の種別判別装置であって、
上記比率算出手段は、上記第2記憶制御手段が上記新たな再生出力レベルを上記第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させたとき、上記比率を新たに算出しない
ことを特徴とする記憶媒体の種別判定装置。 - 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する走査期間設定手段と、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出手段と、
上記レベル検出手段が検出した一つの再生出力レベルを第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる第1記憶制御手段と、
上記レベル検出手段が次の新たな再生出力レベルを検出したとき、当該新たな再生出力レベルと上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルとを比較し、これらが少なくとも第1の条件、第2の条件又は第3の条件を満たすか否かを判断する比較判断手段と、
上記比較判断手段が上記第1の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルを当該新たな再生出力レベルに更新する記憶更新手段と、
上記比較判断手段が上記第3の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルを第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させる第2記憶制御手段と、
上記記憶手段に記憶された保存レベルの数に基づいて上記記憶媒体の種別を判別する判別手段と、を備え、
上記比較判断手段は、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が所定の比率よりも大きく且つ当該新たな再生出力レベルが所定レベルよりも大きい場合、上記第1の条件を満たすと判断し、上記新たな再生出力レベルに対する上記第1の保存レベルの比率が上記所定の比率よりも大きく且つ当該第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第2の条件を満たすと判断し、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が上記所定の比率よりも小さく且つ当該新たな再生出力レベル及び上記第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第3の条件を満たすと判断し、上記第1の条件又は第2の条件を満たすと判断した場合、上記レベル検出手段が次の新たな再生出力レベルを検出する度に、当該新たな再生出力レベルと上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルとを比較し、これらが少なくとも第1の条件又は第2の条件を満たすか否かを判断する処理を繰り返し実行し、
上記所定の比率は、上記レベル検出手段が検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された比率であり、
上記所定レベルは、上記レベル検出手段が検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された値である
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別装置。 - 請求項3から請求項5のうち、いずれか一項記載の種別判別装置であって、
上記判別手段は、上記記憶手段に記憶された保存レベルの数を上記記録層の数であると判定し、その判定結果に応じて上記記憶媒体の種別を判別する
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別装置。 - 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する設定ステップと、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出ステップと、
上記レベル検出ステップで検出した一つの再生出力レベルを、第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる第1記憶制御ステップと、
上記レベル検出ステップで次の新たな再生出力レベルを検出する度に、当該新たな再生出力レベルと上記第1の保存レベルとのうち一方の値に対する他方の値の比率を算出する比率算出ステップと、
上記比率算出ステップで算出した比率と、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された所定の比率とを比較する第1比較ステップと、
上記比率が上記所定の比率より大きいことを上記第1比較ステップの比較結果が示す場合、上記他方の値と、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された所定レベルとを比較する第2比較ステップと、
上記比率算出ステップで算出した上記比率が上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率であり、且つ当該新たな再生出力レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第2比較ステップの比較結果が示す場合、当該新たな再生出力レベルを、フォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分ではなく主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルが上記第1の保存レベルとして記憶されるように上記記憶手段を適宜更新する記憶更新ステップと、をコンピュータに実行させるためのフォーカスエラー信号の真偽判定プログラム。 - 請求項7に記載の真偽判定プログラムであって、
上記比率算出ステップで算出した上記比率が上記新たな再生出力レベルに対する上記第1の保存レベルの比率であり、且つ上記第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第2比較ステップの比較結果が示す場合、上記記憶更新ステップでは、上記新たな再生出力レベルを、フォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であると判定し、上記記憶手段に記憶されている上記第1の保存レベルを更新しない
ことを特徴とするフォーカスエラー信号の真偽判定プログラム。 - 請求項7又は請求項8に記載の上記設定ステップ、上記レベル検出ステップ、上記第1記憶制御ステップ、上記比率算出ステップ、上記第1比較ステップ、上記第2比較ステップ及び上記記憶更新ステップと、
上記比率算出ステップで算出した上記比率が上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率であり、且つ上記比率が上記所定の比率より小さいことを上記第1比較ステップの比較結果が示す場合、上記新たな再生出力レベルの値と上記所定レベルとを比較する第3比較ステップと、
上記新たな再生出力レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第3比較ステップの比較結果が示す場合、当該新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルを、第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させる第2記憶制御ステップと、
上記記憶手段に記憶された保存レベルの数に基づいて上記記憶媒体の種別を判別する判別ステップと、をコンピュータに実行させるための記憶媒体の種別判別プログラム。 - 請求項9に記載の種別判別プログラムであって、
上記比率算出ステップでは、上記第2記憶制御ステップで上記新たな再生出力レベルを上記第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させたとき、上記比率を新たに算出しない
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別プログラム。 - 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する設定ステップと、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出ステップと、
上記レベル検出ステップで検出した一つの再生出力レベルを第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる第1記憶制御ステップと、
上記レベル検出ステップで次の新たな再生出力レベルを検出したとき、当該新たな再生出力レベルと上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルとを比較し、これらが少なくとも第1の条件、第2の条件又は第3の条件を満たすか否かを判断する比較判断ステップと、
上記比較判断ステップで上記第1の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルを当該新たな再生出力レベルに更新する記憶更新ステップと、
上記比較判断ステップで上記第3の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルを第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させる第2記憶制御ステップと、
上記比較判断ステップで上記第1の条件又は第2の条件を満たすと判断した場合、上記比較判断ステップを繰り返して実行する繰り返し実行ステップと、
上記記憶手段に記憶された保存レベルの数に基づいて上記記憶媒体の種別を判別する判別ステップと、をコンピュータに実行させるための種別判別プログラムであり、
上記比較判断ステップでは、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が所定の比率よりも大きく且つ当該新たな再生出力レベルが所定レベルよりも大きい場合、上記第1の条件を満たすと判断し、上記新たな再生出力レベルに対する上記第1の保存レベルの比率が上記所定の比率よりも大きく且つ当該第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第2の条件を満たすと判断し、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が上記所定の比率よりも小さく且つ当該新たな再生出力レベル及び上記第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第3の条件を満たすと判断し、
上記所定の比率は、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された比率であり、
上記所定レベルは、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された値である
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別プログラム。 - 請求項9〜請求項11のうち、いずれか一項記載の種別判別プログラムであって、
上記判別ステップでは、上記記憶手段に記憶された保存レベルの数が上記記録層の数であると判定し、その判定結果に応じて上記記憶媒体の種別を判別する
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別プログラム。 - 請求項7又は請求項8に記載の真偽判定プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項9〜請求項12のうち、いずれか一項に記載の種別判別プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する設定ステップと、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出ステップと、
上記レベル検出ステップで検出した一つの再生出力レベルを、第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
上記レベル検出ステップで次の新たな再生出力レベルを検出する度に、当該新たな再生出力レベルと上記第1の保存レベルとのうち一方の値に対する他方の値の比率を算出する比率算出ステップと、
上記比率算出ステップで算出した比率と、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された所定の比率とを比較する第1比較ステップと、
上記比率が上記所定の比率より大きいことを上記第1比較ステップの比較結果が示す場合、上記他方の値と、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された所定レベルとを比較する第2比較ステップと、
上記比率算出ステップで算出した上記比率が上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率であり、且つ当該新たな再生出力レベルが上記所定レベルよりも大きいことを上記第2比較ステップの比較結果が示す場合、当該新たな再生出力レベルを、フォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分ではなく主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルが上記第1の保存レベルとして記憶されるように上記記憶手段を適宜更新する記憶更新ステップと、を有する
ことを特徴とするフォーカスエラー信号の真偽判定方法。 - 記録層を少なくとも1つ有する記憶媒体を、当該記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走査する走査期間を設定する設定ステップと、
上記走査期間における上記走査により得られるフォーカスエラー信号のピークレベルからボトムレベルまでの差分を、再生出力レベルとして順次検出するレベル検出ステップと、
上記レベル検出ステップで検出した一つの再生出力レベルを第1の保存レベルとして記憶手段に記憶させる第1記憶制御ステップと、
上記レベル検出ステップで次の新たな再生出力レベルを検出したとき、当該新たな再生出力レベルと上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルとを比較し、これらが少なくとも第1の条件、第2の条件又は第3の条件を満たすか否かを判断する比較判断ステップと、
上記比較判断ステップで上記第1の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、上記記憶手段に記憶された第1の保存レベルを当該新たな再生出力レベルに更新する記憶更新ステップと、
上記比較判断ステップで上記第3の条件を満たすと判断した場合、上記新たな再生出力レベルを、主となるフォーカスエラー信号の差分であると判定し、当該新たな再生出力レベルを第2の保存レベルとして上記記憶手段に記憶させる第2記憶制御ステップと、
上記比較判断ステップで上記第1の条件又は第2の条件を満たすと判断した場合、上記比較判断ステップを繰り返して実行する繰り返し実行ステップと、
上記記憶手段に記憶された保存レベルの数に基づいて上記記憶媒体の種別を判別する判別ステップと、を有し、
上記比較判断ステップでは、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が所定の比率よりも大きく且つ当該新たな再生出力レベルが所定レベルよりも大きい場合、上記第1の条件を満たすと判断し、上記新たな再生出力レベルに対する上記第1の保存レベルの比率が上記所定の比率よりも大きく且つ当該第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第2の条件を満たすと判断し、上記第1の保存レベルに対する上記新たな再生出力レベルの比率が上記所定の比率よりも小さく且つ当該新たな再生出力レベル及び上記第1の保存レベルが上記所定レベルよりも大きい場合、上記第3の条件を満たすと判断し、
上記所定の比率は、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルがフォーカスエラー信号のうねり成分に対応する差分であるか又は主となるフォーカスエラー信号に対応する差分であるかを判別するために、上記記録媒体の記録層の反射規格及びフォーカスエラー信号のうねり成分の大きさに基づいて予め設定された比率であり、
上記所定レベルは、上記レベル検出ステップで検出した再生出力レベルを主となるフォーカスエラー信号の差分として認めることが可能な最小値として予め設定された値である
ことを特徴とする記憶媒体の種別判別方法。
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