JP2003196847A - 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法 - Google Patents

記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法

Info

Publication number
JP2003196847A
JP2003196847A JP2002301805A JP2002301805A JP2003196847A JP 2003196847 A JP2003196847 A JP 2003196847A JP 2002301805 A JP2002301805 A JP 2002301805A JP 2002301805 A JP2002301805 A JP 2002301805A JP 2003196847 A JP2003196847 A JP 2003196847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
reproduction output
storage medium
signal
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002301805A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Kobayashi
俊和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2002301805A priority Critical patent/JP2003196847A/ja
Publication of JP2003196847A publication Critical patent/JP2003196847A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの種別(CD/DVD,単層/多
層)を正確に判別する。 【解決手段】 光学ピックアップの対物レンズをディス
クに対して遠い位置から近い位置まで一定速度で上昇移
動すると共に、ピークボトム検出器が、この焦点移動に
より得られるフォーカスエラー信号のピークからボトム
までの間のレベル(ピークtoボトムレベル)を検出す
る。サーボ処理マイコンは、上記焦点がディスクの記録
層を移動する間に得られた、上記ピークtoボトムレベル
のうち、所定の最小レベル以上のピークtoボトムレベル
を有するフォーカスエラー信号の数をカウントし、この
カウント値に基づいてディスク1の種別を判別する。こ
れにより、機器毎の特性差,ディスクの反射率のバラツ
キ,環境温度の変化、及び再生出力のうねりにより発生
する偽パルスに影響されることなく正確にディスクの種
別を判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、例えば
ビデオゲーム機,デジタルビデオディスク装置,光磁気
ディスク装置,磁気ディスク装置等に適用して好適な、
記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装
置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒
体、及び記憶媒体の種別判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROM等のように、1面の
み記録面を有する「単層」の二次元構成を有する記憶媒
体が知られている。
【0003】また、DVDや蛍光多層ディスク(FMD:F
luorescent Multilayer Disc)等のように、単層の二次
元構成の他、記録層を複数層積層した「多層」の三次元
構成を有する記憶媒体(三次元記憶媒体)も知られてい
る。
【0004】このような三次元記憶媒体を取り扱う機器
においては、記録層が1層である単層の記憶媒体及び記
録層が2層以上である多層の記憶媒体の互換性が求めら
れるが、両方の記憶媒体を取り扱い可能とするために
は、レーザレベルや各信号の利得等の設定を単層の記憶
媒体と多層の記憶媒体とで変更する必要がある。
【0005】このため、三次元記憶媒体を取り扱う機器
の場合、記録や再生に先立って、その記憶媒体が単層の
記憶媒体であるか、或いは多層の記憶媒体であるかを判
別し、この判別結果に基づいて各部の設定を変更してそ
の記憶媒体に対して記録や再生を行うようになってい
る。
【0006】例えば、多層のDVDを取り扱うDVD装
置の場合、光学ピックアップを所定の位置から徐々にD
VDに近づけていくことで光学ピックアップから得られ
る再生信号(和信号=RF信号)の信号レベルの違いに
基づいて単層と多層の判別やDVD−RW等の相変化デ
ィスクの判別を行うようになっており(レベル判別方
法、特許文献1参照)、或いは光学ピックアップを所定
の位置から徐々にDVDに近づけていくことで光学ピッ
クアップから得られるフォーカスエラー信号(FE信
号)のエラー数をカウントし、このカウント値に基づい
て単層と多層の判別を行うようになっている(フォーカ
スエラーカウント方法、特許文献2参照)。
【0007】具体的には、上記レベル判別方法におい
て、光学ピックアップを一定のレーザレベルとし、この
光学ピックアップを所定の位置から徐々にDVDに近づ
けていく(例えば、ディスクから離れた位置(Disc Fa
r)よりディスクに近い位置(Disc Near)へと光学ピッ
クアップを近づけていく)と、まず、ポリカーボネート
樹脂等のディスクの保護膜からの反射光による再生信号
(ディスク表面反射信号)を得ることができ、続いて記
録層(信号面)からの反射光による再生信号(信号面反
射信号)を得ることができる。
【0008】図13に、記録層が1層であるDVD(以
下、単層DVDという)の場合のディスク表面反射信号
及び信号面反射信号を示す。また、図14に、記録層が
2層以上であるDVD(以下、多層DVDという)の場
合のディスク表面反射信号及び信号面反射信号をそれぞ
れ示す。
【0009】この図13及び図14を見比べてわかるよ
うに、ディスク表面反射信号は、単層DVD(図13)
及び多層DVD(図14)の両ディスクともレベル差は
無いが、信号面反射信号は、単層DVDの場合、1層の
記録面に対応する一つのピークレベルを有し、また、レ
ベル自体も大きくなっている。これに対して、多層DV
Dの場合、信号面反射信号は、複数の記録面に対応する
複数のピークレベルを有し(この図14に示す例の場
合、記録層が2層のDVDであるため、2つのピークレ
ベルとなっている。)、また、レベル自体も、各層の光
の透過率の違いや各層間に間隙部が存在することによる
光の乱反射等により、単層DVDと比べて低くなってい
る(反射レベルP1>反射レベルP2)。
【0010】このため、レベル判別方法においては、単
層DVDから得られる信号面反射信号のピークレベル
と、多層DVDから得られる信号面反射信号のピークレ
ベルとの間のレベルとなる閾値を設定し、信号面反射信
号の信号レベルがこの閾値以上のレベルであった場合は
そのDVDは単層DVDと判別し、信号面反射信号の信
号レベルがこの閾値以下のレベルであった場合はそのD
VDは多層DVD、若しくは低反射記憶媒体(DVD−
RW等の相変化ディスク)と判別する。これにより、単
層の記憶媒体、多層の記憶媒体、または低反射記憶媒体
であるかどうかを判別することができる。
【0011】これに対して、上記フォーカスエラーカウ
ント方法において、光学ピックアップを一定のレーザレ
ベルとし、この光学ピックアップを所定の位置から徐々
にDVDに近づけていくと、単層DVDの場合、記録面
に対する合焦の前後にかけて図15に示すようなフォー
カスエラー信号(FE)を得ることができ、また、多層
DVDの場合、記録面に対する合焦の前後にかけて図1
6に示すようなフォーカスエラー信号(FE)を得るこ
とができる。
【0012】フォーカスエラーカウント方法において
は、このフォーカスエラー信号に対してハイレベル用の
閾値(FcmpH Slice Level)を設定し、フォーカスエラ
ー信号がこのハイレベル用の閾値以上となっている間、
ハイレベルとなる信号であるFcmpH信号を形成する。
【0013】或いは、フォーカスエラー信号に対してロ
ーレベル用の閾値(FcmpL Slice Level)を設定し、フ
ォーカスエラー信号がこのローレベル用の閾値以下とな
っている間、ハイレベルとなる信号であるFcmpL信号を
形成する。
【0014】図15に示すFcmpH信号或いはFcmpL信号
と、図16に示すFcmpH信号或いはFcmpL信号とを見比べ
てわかるように、単層DVDの場合、図15に示すよう
にFcmpH信号或いはFcmpL信号のパルス数は1つである
が、多層DVDの場合、図16に示すようにFcmpH信号
或いはFcmpL信号のパルス数が複数となる(図16に示
す例の場合、記録層が2層のDVDであるため、FcmpH
信号及びFcmpL信号のパルス数は2つとなってい
る。)。
【0015】このため、フォーカスエラーカウント方法
においては、このパルス数をカウントし、パルス数が1
つの場合は単層DVDと判別し、パルス数が複数の場合
は多層DVDと判別する。これにより、DVDの記録層
が単層であるか多層であるかを判別することができる。
【0016】
【特許文献1】特開平10−134498号
【特許文献2】特開2000−228049号
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の単層又
は多層の判別方法である「レベル判別方法」及び「フォ
ーカスエラーカウント方法」は、いずれの方法も再生信
号或いはフォーカスエラー信号の信号レベルに対する依
存度が大きかったため、以下の問題を生じていた。
【0018】すなわち、「レベル判別方法」は、記録再
生時の各種ゲインの設定の判断には有効であるが、単層
又は多層の判別には、各機器毎に最適なレベルの閾値設
定が必要であることや、経年変化によるメディアの反射
率のバラツキに対する許容度が狭いという問題があっ
た。
【0019】一方、「フォーカスエラーカウント方法」
は、「レベル判別方法」の機器と同様の理由により、ハ
イレベル用の閾値(FcmpH Slice Level)或いはローレ
ベル用の閾値(FcmpL Slice Level)を最適なレベルに
設定することは困難であり、カウント用のパルスが正確
に形成されない問題と共に、以下に説明する偽パルスの
発生により正確なパルス数のカウントを行うことができ
ないという問題があった。
【0020】すなわち、フォーカスエラー信号(FE)
は、フォーカスエラーの検出方法,光学ピックアップの
光学設計,温度変化,信号利得等により、合焦点の前後
において、図15及び図16に示すように信号波形に
「うねり」を生ずることがあるが、このうねりのレベル
がハイレベル用の閾値(FcmpH Slice Level)以上のレ
ベル、或いはローレベル用の閾値(FcmpL Slice Leve
l)以下のレベルとなった場合に、図15及び図16に
点線の波形のパルスで示すように、本来、発生するはず
のない偽パルスが発生する。
【0021】「フォーカスエラーカウント方法」の場
合、FcmpH信号或いはFcmpL信号のパルス数をカウントす
ることで単層又は多層の判別を行っているため、このよ
うな偽パルスが発生するとFcmpH信号或いはFcmpL信号の
パルス数のカウント値が、本来のカウント値とは異なる
カウント値となり、正確な単層又は多層の判別が困難と
なるおそれがある。
【0022】例えば、図15に示す単層DVDの場合、
FcmpH信号或いはFcmpL信号のパルス数のカウント値は、
本来「1」のはずであるが、点線の波形の偽パルスもカ
ウントされてしまうため、カウント値が「2」となり、
単層DVDのはずが、多層DVDであると誤って判別さ
れてしまうおそれがある。
【0023】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、「フォーカスエラーカウント方法」及び「レ
ベル判別方法」に代わる新規な種別判別方法を提供する
と共に、機器毎の特性差,記憶媒体の反射率のバラツ
キ,環境温度の変化、及びフォーカスエラー信号のうね
りにより発生する偽パルスに影響されることなく正確に
記憶媒体の単層/多層の種別を判別する、記憶媒体の種
別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体
の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶
媒体の種別判別方法の提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、記憶媒体から
の再生出力のうち記録層に対応する再生出力が得られる
期間を判別期間として設定し、この判別期間において、
上記記録層に対応する再生出力の振幅に基づいて再生出
力レベルを検出する。
【0025】そして、上記判別期間内に検出される再生
出力のうち所定レベルよりも大きな再生出力レベルを有
する再生出力数をカウントし、このカウント数に応じて
記録媒体の種別を判別する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、記録層が1層である単
層及び記録層が2層以上である多層の両方の記憶媒体に
記憶されているビデオゲームプログラムを再生してビデ
オゲームを実行するビデオゲーム装置に適用することが
できる。
【0027】上記単層の記憶媒体としては、例えばC
D,片面側にのみ1層の記録層が設けられているDVD
(1層DVD)、片面に1層及び他面に1層の記録層が
それぞれ設けられているDVD(両面2層DVD)等が
含まれる。
【0028】また、多層の記憶媒体としては、例えば片
面側にのみ複数の記録層が設けられているDVD(片面
多層DVD)、片面及び他面にそれぞれ複数の記録層が
設けられているDVD(両面多層DVD)、及び相変化
ディスク(DVD−R,DVD−RW)等が含まれる。
【0029】[実施の形態の構成]この本発明の第1の
実施の形態となるビデオゲーム装置は、ビデオゲームの
実行機能の他、図1に示すようなディスク1の記録層数
を判別して、該ディスク1の種別(単層/多層)を判別
するディスクの種別判別機能を有している。
【0030】具体的には、この実施の形態のビデオゲー
ム装置は、DVDの種別判別機能として、ディスク1を
角速度一定或いは線速度一定で回転させるスピンドルモ
ータ2と、ディスク1に対してレーザビームを照射する
と共に、このレーザビームの反射光に基づいて、フォー
カスエラー信号,トラッキングエラー信号,RF信号
(信号復調用の和信号)、及びディスク1の反射率を示
すPI信号(和信号の低域成分を抽出した信号)等のフ
ォトディテクタ信号(Photo Detector信号)を形成する
光学ピックアップ3とを有している。
【0031】また、このビデオゲーム装置は、光学ピッ
クアップ3をディスク1の径方向に沿って移動制御する
送り用モータ4と、光学ピックアップ3からのフォトデ
ィテクタ信号を所定の利得で演算増幅して出力するRF
アンプ5とを有している。
【0032】また、このビデオゲーム装置は、RFアン
プ5を介して供給されるフォーカスエラー信号に設定さ
れるハイレベル用の閾値に基づいて該フォーカスエラー
信号を2値化したFcmpH信号を形成するFcmpHコンパレー
タ7と、RFアンプ5を介して供給されるフォーカスエ
ラー信号に設定されるローレベル用の閾値に基づいて該
フォーカスエラー信号を2値化したFcmpL信号を形成す
るFcmpLコンパレータ8と、各コンパレータ7,8によ
り形成されたFcmpH信号及びFcmpL信号に基づいて、RF
アンプ5を介して供給されるフォーカスエラー信号のピ
ークレベルとボトムレベルを検出するピークボトム検出
器6とを有している。
【0033】また、このビデオゲーム装置は、RFアン
プ5を介して供給されるディスクの反射率を示すディス
ク反射信号(PI信号)のピークレベルを検出するピー
ク検出器9と、所定の閾値に基づいてPI信号を2値化
することで形成されたFOK信号を形成するFOKコン
パレータ10と、RFアンプ5を介して供給されるRF
信号を復調する信号復調用DSP11とを有している。
【0034】また、このビデオゲーム装置は、RFアン
プ5を介して供給されるフォーカスエラー信号,トラッ
キングエラー信号,RF信号及びPI信号等に基づいて
ドライバ13を制御することで、スピンドルモータ2の
回転制御,光学ピックアップ3の送り制御等を行うサー
ボ処理DSP12と、FcmpHコンパレータ7,FcmpLコン
パレータ8,FOKコンパレータ10に各閾値の設定等
を行うサーボ処理マイクロコンピュータ14(サーボ処
理マイコン)とを有している。
【0035】光学ピックアップ3は、前述のフォトディ
テクタに加え、2軸アクチュエータ15及び対物レンズ
16を有している。
【0036】[再生行程]次に、このような構成を有す
るビデオゲーム装置におけるディスク1に記録されてい
る情報の再生が開始されるまでの動作(再生行程)を説
明する。
【0037】図2は、この再生行程の流れを示すフロー
チャートである。このフローチャートに示す再生行程の
実行プログラムは、ビデオゲーム装置本体内に設けられ
ているROM17に予め記憶されており、サーボ処理マ
イコン14が、このROM17から再生行程の実行プロ
グラムを読み出して実行制御するようになっている。
【0038】なお、このフローチャートに示す再生行程
の実行プログラムをディスク1に記憶しておき、サーボ
処理マイコン14が、このディスク1から実行プログラ
ムを読み出して、例えば最初はRAMやHDD等の記憶
部に記憶制御しておき、次回からこの記憶部に記憶され
た再生行程の実行プログラムに基づいて、ディスク1に
記録されている情報の再生を開始するようにしてもよ
い。
【0039】また、このフローチャートに示す再生行程
の実行プログラムを、インターネット等のネットワーク
上のサーバ装置からダウンロードしてRAMやHDD等
の記憶部に記憶しておき、サーボ処理マイコン14が、
この記憶部から実行プログラムを読み出して実行制御す
るようにしてもよい。
【0040】このような図2のフローチャートに示す再
生行程は、ビデオゲーム装置のサーボ処理マイコン14
が、ディスク1の装着を検出したタイミングでスタート
となり、ステップS1に移行する。
【0041】ステップS1では、サーボ処理マイコン1
4が、当該ビデオゲーム装置に装着されたディスク1が
CDであるかDVDであるかの判別を行う。
【0042】具体的には、CDのディスク表面からディ
スク内部の記録層までの間の距離は、DVDのディスク
表面からディスク内部の記録層までの間の距離よりも長
くなっている。このため、サーボ処理マイコン14は、
サーボ処理DSP12及びドライバ13を介して、ディ
スク1に照射されるレーザビームの焦点が、ディスク1
の記録層から離れた位置から該記録層に対して徐々に近
づくように移動制御する。
【0043】光学ピックアップ3は、この移動制御に対
応して、図3に示すようなディスク反射信号(PI信
号)を形成する。この図3からわかるように、PI信号
としては、レーザビームの焦点がディスク1の表面に移
動したタイミングで小レベルのPI信号が得られ、ま
た、レーザビームの焦点がディスク1内の記録層に移動
したタイミングで大レベルのPI信号が得られる。CD
の場合、この小レベルのPI信号が検出されてから大レ
ベルのPI信号が検出されるまでの時間が、DVDの場
合よりも長くなる。
【0044】このため、サーボ処理DSP12は、RF
アンプ5を介して供給されるPI信号の、小レベルのP
I信号が検出されてから大レベルのPI信号が検出され
るまでの時間を検出し、この時間に基づいて、ビデオゲ
ーム装置に装着されたディスク1がCDであるかDVD
であるかを判別し、この判別出力をサーボ処理マイコン
14に供給する。
【0045】サーボ処理マイコン14は、サーボ処理D
SP12から、ビデオゲーム装置に装着されたディスク
1がCDであることを示す判別出力が供給された場合、
そのままこの図2に示すフローチャートの再生行程を終
了し、再生系の各増幅器の利得をCD再生用の利得に制
御して、CDの再生動作に移行する。
【0046】これに対して、サーボ処理マイコン14
は、サーボ処理DSP12から、ビデオゲーム装置に装
着されたディスク1がDVDであることを示す判別出力
が供給された場合、そのままこの再生行程をステップS
2に移行して、PI信号のレベル測定を行う。そして、
ステップS3において、この測定したPI信号のレベル
に応じて、再生系の各増幅器の利得をDVD再生用の利
得に設定制御し、この再生行程をステップS4に進め
る。
【0047】次に、サーボ処理マイコン14は、ステッ
プS4において、以下に説明する流れでDVDの記録層
が単層又は多層であるかの単層多層判別を行い、ステッ
プS5において、フォーカスの引き込みを行い、この判
別したDVDの種別に対応するサーボ系の自動調整を行
う。そして、ステップS6において、DVDに記録され
ている情報の再生を開始する。これにより、DVDの記
録層数に対応した再生動作が開始されることとなり、こ
の図2のフローチャートに示す再生行程が終了となる。
【0048】[単層多層判別動作]次に、図5のフロー
チャートに、上述のステップS4におけるDVDの単層
多層判別動作の流れを示す。なお、以下、一例として、
この単層多層判別は、記録層が1層である単層DVDと
記録層が2層である2層DVDの判別を行うものとして
説明を進める。
【0049】この図5のフローチャートは、図2のフロ
ーチャートのステップS3において、当該ビデオゲーム
装置の再生系の各増幅器の利得がDVD再生用の利得に
設定されることでスタートとなり、このDVDの単層多
層判別行程がステップS11に進む。
【0050】このビデオゲーム装置の場合、ディスク1
の単層多層判別は、ディスク1の内周側で行うようにな
っている。なお、ディスク1の単層多層判別は、ディス
ク1の外周側や、内周と外周の中間部分等で行ってもよ
い。このため、サーボ処理マイコン14は、ステップS
11において、光学ピックアップ3の対物レンズ16
を、ディスク1の内周側所定位置で、ディスク1から所
定の距離だけ離れた位置(Farの位置)となるよう
に、サーボ処理DSP12及びドライバ13を介して2
軸アクチュエータ15を移動制御する(レンズダウ
ン)。
【0051】次に、サーボ処理マイコン14は、ステッ
プS12において、サーボ処理DSP12及びドライバ
13を介して光学ピックアップ3の半導体レーザを点灯
制御してディスク1の内周面にレーザビームを照射制御
すると共に、上記所定の距離だけ離れた位置(Farの
位置)にある対物レンズ16を、ディスク1の保護膜に
近接した位置(Nearの位置)まで等速で徐々に近づ
けるように2軸アクチュエータ15を駆動制御する。こ
れにより、レーザビームの焦点は、ディスク1の記録層
に対して等速で徐々に近づくように移動することとな
る。
【0052】次に、光学ピックアップ3からディスク1
に対してレーザビームが照射されると、このレーザビー
ムがディスク1により反射されて反射光が生ずる。この
反射光は、光学ピックアップ3内に設けられたフォトデ
ィテクタにより受光され、そして、この反射光の受光光
量及び受光状態に応じたフォーカスエラー信号(FE信
号:例えば非点収差法で形成)及びディスク反射信号
(PI信号)が形成されることとなる。
【0053】このうち、フォーカスエラー信号は、ピー
クボトム検出器6,FcmpHコンパレータ7、及びFcmpL
コンパレータ8に供給される。また、PI信号は、ピー
ク検出器9及びFOKコンパレータ10に供給される。
【0054】図3は単層のDVDのPI信号を、図4は
2層DVDのPI信号をそれぞれ示しているが、この図
3及び図4中、点線で示すようにPI信号に対しては、
記録層に対応するPI信号(=信号面反射に対応するP
I信号)を2値化するための閾値が設定されている。
【0055】サーボ処理マイコン14は、FOKコンパ
レータ10に対してこの閾値の設定を行っている。FO
Kコンパレータ10は、この閾値に基づいて記録層に対
応するPI信号を2値化することで、図3及び図4に示
すように、レーザビームの焦点が記録層を移動する時間
分、ハイレベルとなるFOK信号を形成し、これをサー
ボ処理マイコン14に供給する。
【0056】ステップS13では、サーボ処理マイコン
14が、このFOK信号の立ち上がりエッジを検出し、
この立ち上がりエッジのタイミングで、図1に示すタイ
マ18に設定した時間のカウントダウン(カウントアッ
プでもよい。また、時間ではなく所定クロックのクロッ
ク数をカウントするようにしてもよい。)を開始制御す
る。これにより、この単層多層判別行程がステップS1
4に進む。
【0057】図3及び図4に示すフォーカスエラー信号
を見比べてわかるように、通常、ディスク1が単層の場
合、このFOK信号がハイレベルとなる時間内に1周期
分のフォーカスエラー信号が現れ、ディスク1が2層の
場合、このFOK信号がハイレベルとなる時間内に2周
期分のフォーカスエラー信号が現れる。このため、タイ
マ18に設定する時間(カウントダウン時間)として
は、図3及び図4に示すようにFOK信号がハイレベル
となる時間を設定すればよいが、このビデオゲーム装置
の場合、FOK信号が、本来、ハイレベルとなるべき時
間に所定の時間を加算した時間をタイマ18に設定する
ようになっている。
【0058】このように、カウントダウン時間を長めに
設定することで、各装置に生じ得る対物レンズ16の移
動速度のバラツキを抑えることができる。
【0059】次に、この単層多層判別においては、前述
のようにレーザビームの焦点を、上記Farの位置から
上記Nearの位置まで等速で移動制御するが、この焦
点移動制御により、該レーザビームの焦点は、第1の記
録層(Layer0)、第2の記録層(Layer1)の順に移動す
ることとなり、各記録層にレーザビームの焦点が移動し
たタイミングで、それぞれ大きな振幅のフォーカスエラ
ー信号が得られることとなる。
【0060】このため、サーボ処理マイコン14は、ス
テップS14において、第1の記録層(Layer0)にレー
ザビームの焦点が移動したタイミングで得られるフォー
カスエラー信号のピークからボトムまでの間のレベル
(L0 Level)を検出する。
【0061】図6〜図8に、単層DVDの記録層に対し
てレーザビームの焦点が移動したタイミングで得られる
フォーカスエラー信号と、上記FOK信号と、このフォ
ーカスエラー信号のレベルが、該フォーカスエラー信号
に設定されているハイレベルの閾値(FcmpH Slice Leve
l)以上のレベルとなっている間、ハイレベルとなるFcm
pH信号と、フォーカスエラー信号のレベルが、該フォー
カスエラー信号に設定されているローレベルの閾値(Fc
mpL Slice Level)以下のレベルとなっている間、ハイ
レベルとなるFcmpL信号の各波形図を示す。
【0062】このうち、図6は、主となるフォーカスエ
ラー信号の前後に現れるうねり成分のレベルが、上記ハ
イレベルの閾値以下、及び上記ローレベルの閾値以上と
なっている場合の波形図である。この場合、FcmpH信号
及びFcmpL信号に対して、うねり成分による偽パルス
(図7及び図8に点線で示すパルスを参照)は発生して
いない。
【0063】これに対して、図7及び図8は、主となる
フォーカスエラー信号の前後に現れるうねり成分のレベ
ルが、上記ハイレベルの閾値以上、及び上記ローレベル
の閾値以下となっている場合の波形図であり、図8は図
7よりもうねり成分のレベルが大きい場合の波形図であ
る。
【0064】この場合、FcmpH信号は、主となるフォー
カスエラー信号がハイレベルの閾値以上のレベルとなっ
ている間ハイレベルとなり、FcmpL信号は、主となるフ
ォーカスエラー信号がローレベルの閾値以下のレベルと
なっている間ハイレベルとなる。また、図7及び図8に
点線のパルスとして示すように、うねり成分のレベルが
ハイレベルの閾値以上のレベルとなっている間、FcmpH
信号に対してハイレベルの偽パルスが発生し、うねり成
分のレベルがローレベルの閾値以下のレベルとなってい
る間、FcmpL信号に対してハイレベルの偽パルスが発生
する。
【0065】同様に、図9〜図11に、2層DVDの記
録層に対してレーザビームの焦点が移動したタイミング
で得られるフォーカスエラー信号と、上記FOK信号
と、このフォーカスエラー信号のレベルが、該フォーカ
スエラー信号に設定されているハイレベルの閾値(Fcmp
H Slice Level)以上のレベルとなっている間、ハイレ
ベルとなるFcmpH信号と、フォーカスエラー信号のレベ
ルが、該フォーカスエラー信号に設定されているローレ
ベルの閾値(FcmpL Slice Level)以下のレベルとなっ
ている間、ハイレベルとなるFcmpL信号の各波形図を示
す。
【0066】このうち、図9は、主となるフォーカスエ
ラー信号の前後に現れるうねり成分のレベルが、上記ハ
イレベルの閾値以下、及び上記ローレベルの閾値以上と
なっている場合の波形図である。この場合、FcmpH信号
及びFcmpL信号に対して、うねり成分による偽パルス
(図10及び図11に点線で示すパルスを参照)は発生
していない。
【0067】これに対して図10及び図11は、主とな
るフォーカスエラー信号の前後に現れるうねり成分のレ
ベルが、上記ハイレベルの閾値以上、及び上記ローレベ
ルの閾値以下となっている場合の波形図であり、図11
は図10よりもうねり成分のレベルが大きい場合の波形
図である。
【0068】この場合、FcmpH信号は、主となるフォー
カスエラー信号がハイレベルの閾値以上のレベルとなっ
ている間ハイレベルとなり、FcmpL信号は、主となるフ
ォーカスエラー信号がローレベルの閾値以下のレベルと
なっている間、ハイレベルとなる。また、図10及び図
11に点線のパルスとして示すように、うねり成分のレ
ベルがハイレベルの閾値以上のレベルとなっている間、
FcmpH信号に対してハイレベルの偽パルスが発生し、う
ねり成分のレベルがローレベルの閾値以下のレベルとな
っている間、FcmpL信号に対してハイレベルの偽パルス
が発生する。
【0069】サーボ処理マイコン14は、図1に示すFc
mpHコンパレータ7に対して上記ハイレベルの閾値(Fcm
pH Slice Level)を設定しており、また、FcmpLコンパ
レータ8に対して上記ローレベルの閾値(FcmpL Slice
Level)を設定している。
【0070】FcmpHコンパレータ7は、RFアンプ5か
ら供給されるフォーカスエラー信号のレベルが、このハ
イレベルの閾値(FcmpH Slice Level)以上のレベルと
なっている間ハイレベルとなるFcmpH信号を形成し、こ
れをサーボ処理マイコン14に供給する。
【0071】また、FcmpLコンパレータ8は、RFアン
プ5から供給されるフォーカスエラー信号のレベルが、
このローレベルの閾値(FcmpL Slice Level)以下のレ
ベルとなっている間、ハイレベルとなるFcmpL信号を形
成し、これをサーボ処理マイコン14に供給する。
【0072】ピークボトム検出器6には、各コンパレー
タ7,8により検出されたFcmpH信号及びFcmpL信号が、
サーボ処理マイコン14を介して供給されている。ピー
クボトム検出器6は、FcmpH信号の立ち上がりエッジか
ら立ち下がりエッジまでの間で一番大きな値を示すフォ
ーカスエラー信号の値を、該フォーカスエラー信号のピ
ーク値としてサーボ処理マイコン14に供給する。サー
ボ処理マイコン14は、このピーク値を第1の記録層の
ピーク値(L0peak)として記憶する。
【0073】また、ピークボトム検出器6は、FcmpL信
号の立ち上がりエッジからFcmpL信号の立ち下がりエッ
ジまでの間で一番小さな値を示すフォーカスエラー信号
の値を、該フォーカスエラー信号のボトム値としてサー
ボ処理マイコン14に供給する。サーボ処理マイコン1
4は、このボトム値を第1の記録層のボトム値(L0bott
om)として記憶する。
【0074】そして、サーボ処理マイコン14は、この
ピーク値(L0peak)及びボトム値(L0bottom)に基づい
て、第1の記録層(Layer0)にレーザビームの焦点が移
動したタイミングで得られるフォーカスエラー信号のピ
ークからボトムまでの間のレベル(L0 Level)を検出す
る。これが、ステップS14の動作である。
【0075】なお、このL0 Levelを検出する段階におい
て、上記FOK信号の立ち上がりエッジのタイミングで
カウントダウンが開始されるタイマ18からのカウント
値が「0」になったにも拘わらず、上記FcmpH信号の立
ち上がりエッジを検出できない場合、サーボ処理マイコ
ン14は、当該ビデオゲーム装置に取り扱いできないデ
ィスク(規格外ディスク)が装着されたものと判断し
て、例えばユーザに対してエラーメッセージの表示等を
行う。
【0076】次に、ステップS15では、ピークボトム
検出器6が、上記L0 Levelを検出したときに用いたFcmp
H信号の次のFcmpH信号の立ち上がりエッジから立ち下が
りエッジまでの間で一番大きな値を示すフォーカスエラ
ー信号の値を、該フォーカスエラー信号のピーク値とし
てサーボ処理マイコン14に供給する。サーボ処理マイ
コン14は、このピーク値を第2の記録層のピーク値
(L1peak)として記憶する。
【0077】また、ピークボトム検出器6は、上記L0 L
evelを検出したときに用いたFcmpL信号の次のFcmpL信号
の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの間で一
番小さな値を示すフォーカスエラー信号の値を、該フォ
ーカスエラー信号のボトム値としてサーボ処理マイコン
14に供給する。サーボ処理マイコン14は、このボト
ム値を第2の記録層のボトム値(L1bottom)として記憶
する。
【0078】そして、サーボ処理マイコン14は、この
ピーク値(L1peak)及びボトム値(L1bottom)に基づい
て、第2の記録層(Layer1)にレーザビームの焦点が移
動したタイミングで得られるフォーカスエラー信号のピ
ークからボトムまでの間のレベル(L1 Level)を検出す
る。
【0079】次に、ステップS16では、サーボ処理マ
イコン14が、上記L0 Level,上記L1 Level,所定の定
数K,記録層でのフォーカスエラー信号としてはあり得
ない程小さなレベルを示すMin Level(ミニマムレベ
ル)、及びタイマ18のカウント値に基づいて、以下に
説明する判断を行う。
【0080】なお、「所定の定数K」の値は、ディスク
フォーマットの各記録層毎の反射率規格、及びフォーカ
スエラー信号のうねり成分の大きさ等に基づいて決定さ
れている。
【0081】具体的には、この例においては、第1の記
録層のフォーカスエラー信号のピーク(上記L0peak及び
上記L1peak)〜ボトム(L0bottom及びL1bottom)間のレ
ベルと、第2の記録層のフォーカスエラー信号のピーク
(上記L0peak及び上記L1peak)〜ボトム(L0bottom及び
L1bottom)間のレベルとの差は、最大で1:3以下であ
ると想定している。また、記録層に対応するフォーカス
エラー信号のレベルの1/3(約33%)以下のレベル
の信号が検出された場合、その信号はうねり成分と判断
するようにしている。そして、「所定の定数K」として
は、「K=3(或いはK=3〜5程度)」が設定されて
いる。
【0082】図12に、サーボ処理マイコン14で行わ
れる上記各値に基づく判断の一覧を示す。
【0083】1.判断A この図12において、まず、第1の記録層(Layer0)に
レーザビームの焦点が移動したタイミングで得られるフ
ォーカスエラー信号のピークからボトムまでの間のレベ
ル(L0 Level)、及び第2の記録層(Layer1)にレーザ
ビームの焦点が移動したタイミングで得られるフォーカ
スエラー信号のピークからボトムまでの間のレベル(L1
Level)が、記録層でのフォーカスエラー信号としては
あり得ない程小さなレベルを示すMin Level(ミニマム
レベル)よりも小さいレベルである場合、サーボ処理マ
イコン14は、「判断A」として、そのL0 Level及びL1
Levelの各信号は共にうねり成分であると判断する。
【0084】これは、図8及び図11に示すように、主
となるフォーカスエラー信号に対応するFcmpH信号及びF
cmpL信号の前段に、点線で描く偽パルスが2回連続して
現れる場合である。
【0085】この場合、主となるフォーカスエラー信号
に対応するFcmpH信号及びFcmpL信号は未だ検出されてい
ないこととなるため、サーボ処理マイコン14は、図5
のフローチャートに示すように単層多層判別行程をステ
ップS16からステップS14に移行させ、このステッ
プS14から新たにL0 Level及びL1 Levelの検出を行
う。
【0086】これにより、FcmpH信号及びFcmpL信号の偽
パルスを破棄し、真のFcmpH信号及びFcmpL信号を検出す
べく、該FcmpH信号及びFcmpL信号の検出動作を再開する
ことができる。
【0087】2.判断B 次に、第1の記録層のL0 Levelで第2の記録層のL1 Lev
elを除算した値(L1 Level/L0 Level)が上記定数Kの
値よりも大きく、かつ、L1 LevelがMin Levelよりも大
きな値である場合、サーボ処理マイコン14は、「判断
B」として、そのL0 Levelはうねり成分であると判断す
る。
【0088】すなわち、L1 LevelがMin Levelよりも大
きな値であるということは、このL1Levelは、主となる
フォーカスエラー信号に対応する値であることを示す。
そして、この主となるフォーカスエラー信号に対応する
L1 Levelを第1の記録層のL0Levelで除算した結果、定
数Kの値よりも大きな値となったということは、L0 Lev
elは、主となるフォーカスエラー信号としては考えられ
ない非常に小さな値であることを示す。
【0089】これは、図7及び図10に示すように、主
となるフォーカスエラー信号に対応するFcmpH信号及びF
cmpL信号の前段に、点線で描く偽パルスが1回現れる場
合である。
【0090】従って、最初に検出された第1の記録層に
対応するL0 Levelは、偽パルスに基づいて検出された値
であり、次に検出された第2の記録層に対応するL1 Lev
elが、第1の記録層に対応する真のL0 Levelであるた
め、サーボ処理マイコン14は、図5のフローチャート
に示すように単層多層判別行程をステップS16からス
テップS18に移行させる。
【0091】ステップS18では、サーボ処理マイコン
14が、最初に検出された第1の記録層に対応するL0 L
evelを破棄し、次に検出された第2の記録層に対応する
L1 Levelを第1の記録層に対応するL0 Levelとして記憶
する。そして、この単層多層判別行程をステップS15
に移行させ、このステップS15において、再度L1 Lev
elの検出を行う。
【0092】これにより、FcmpH信号及びFcmpL信号の偽
パルスを破棄し、真のFcmpH信号及びFcmpL信号を検出す
べく、該FcmpH信号及びFcmpL信号の検出動作を再開する
ことができる。
【0093】3.判断C 次に、第2の記録層のL1 Levelで第1の記録層のL0 Lev
elを除算した値(L0 Level/L1 Level)が上記定数Kの
値よりも大きく、かつ、L0 LevelがMin Levelよりも大
きな値であり、さらに、タイマ18によるカウントダウ
ンがタイムアップしていない場合(=計測期間内である
場合)、サーボ処理マイコン14は、「判断C」とし
て、そのL1 Levelはうねり成分であると判断する。
【0094】すなわち、L0 LevelがMin Levelよりも大
きな値であるということは、このL0Levelは、主となる
フォーカスエラー信号に対応する値であることを示す。
そして、この主となるフォーカスエラー信号に対応する
L0 Levelを第2の記録層のL1Levelで除算した結果、定
数Kの値よりも大きな値となったということは、L1 Lev
elは、主となるフォーカスエラー信号としては考えられ
ない非常に小さな値であることを示す。そして、L1 Lev
elが検出されたにも拘わらずタイムアップしていないと
いうことは、このL1 Levelは偽パルスに対応するもので
あり、真のL1 Levelは未だ検出されていないことを示
す。
【0095】このため、サーボ処理マイコン14は、
「判断C」として図5のフローチャートに示すように単
層多層判別行程をステップS16からステップS15に
移行させ、再度L1 Levelの検出を行う。
【0096】これにより、FcmpH信号及びFcmpL信号の偽
パルスを破棄し、真のFcmpH信号及びFcmpL信号を検出す
べく、該FcmpH信号及びFcmpL信号の検出動作を再開する
ことができる。
【0097】4.判断D 次に、第2の記録層のL1 Levelを検出する際に、タイマ
18によるカウントダウンが終了しており(=計測期間
が終了しており)、かつ、第1の記録層のL0 LevelがMi
n Levelよりも大きな値であった場合、これは、第2の
記録層はディスク1上に存在せず、しかも、既に検出さ
れている第1の記録層のL0 Levelは、主となるフォーカ
スエラー信号に対応する値であることを示している。
【0098】これは、図6に示すように偽パルスが現れ
ず、主となるフォーカスエラー信号のFcmpH信号及びFcm
pL信号がそれぞれ一つずつ検出される場合である。
【0099】このため、サーボ処理マイコン14は、
「判断D」として図5のフローチャートに示すように単
層多層判別行程をステップS16からステップS17に
移行させ、このステップS17において、現在、当該ビ
デオゲーム装置に装着されているディスク1は単層DV
D(シングルレイヤディスク)であると判別して、この
図5のフローチャートに示す単層多層判別行程を終了す
る。これにより、記録層が1層である単層DVDを正確
に判別することができる。
【0100】なお、片面及び他面にそれぞれ1層ずつ記
録層が設けられたDVDは、ディスクを全体的に見れ
ば、記録層が2つ存在するため、多層の記憶媒体であ
る。しかし、一つの面に対して記録層が一つしか存在し
ない。このため、この片面及び他面にそれぞれ1層ずつ
記録層が設けられたDVDは、この判断Dにおいて、単
層のDVDとして判別される。
【0101】5.判断E 次に、第1の記録層のL0 Levelで第2の記録層のL1 Lev
elを除算した値(L1 Level/L0 Level)が上記定数Kの
値よりも小さく、かつ、L0 Level及びL1 Levelが共にMi
n Levelよりも大きな値である場合、これは、L0 Level
とL1 Levelが同程度のレベルを有し、しかも、L0 Level
及びL1 Level共にMin Levelよりも大きな値であるた
め、L0 Level及びL1 Level共に主となるフォーカスエラ
ー信号に対応するものと判断することができる。
【0102】これは、図9に示すように偽パルスが現れ
ず、主となるフォーカスエラー信号のFcmpH信号及びFcm
pL信号がそれぞれ二つずつ検出される場合である。
【0103】このため、サーボ処理マイコン14は、
「判断E」として、図5のフローチャートに示すように
単層多層判別行程をステップS16からステップS19
に移行させ、このステップS19において、現在、当該
ビデオゲーム装置に装着されているディスク1は記録層
が2層である2層DVD(デュアルレイヤディスク)で
あると判別して、この図5のフローチャートに示す単層
多層判別行程を終了する。これにより、記録層が2層で
ある2層DVDを正確に判別することができる。
【0104】[実施の形態の効果]以上の説明から明ら
かなように、この実施の形態のビデオゲーム装置は、各
記録層から得られる再生出力(この例の場合、フォーカ
スエラー信号)の相対比率を用いてディスク1の記録層
が単層であるか多層であるかの判別を行う。このため、
ディスク1からの再生出力レベルに対する許容範囲が広
く、反射率が異なるディスクや、温度,経時変化による
再生出力のレベル変動にも対応して、正確にディスクの
単層多層判別を行うことができる。
【0105】従って、この実施の形態によれば、再生出
力のレベル変動に影響されないため、単層多層判別機能
が設けられたビデオゲーム装置等の工場出荷時におけ
る、例えば各種閾値の調整等を省略することができる。
【0106】また、再生出力の振幅を利用して単層多層
判別を行うようになっているため、1周期の振幅の前半
と後半のバランスが崩れている再生出力が得られた場合
でも、正確にディスクの記録層数の判別、つまり単層多
層判別を行うことができる。
【0107】[実施の形態の変形例]なお、上述の実施
の形態の説明では、光学ピックアップ3の対物レンズ1
6をFar位置からNear位置にかけて等速に移動制
御することとしたが、対物レンズ16をNear位置か
らFar位置にかけて等速に移動制御するようにしても
よい。この場合、フォーカスエラー信号の波形は、上記
対物レンズ16をFar位置からNear位置に移動制
御した場合に対して反転した波形となるため、単層多層
判別行程も、この反転した波形に対応するように適宜変
更すればよい。
【0108】また、上述の各実施の形態の説明では、本
発明をDVDの再生機能を有するビデオゲーム装置に適
用することとしたが、本発明は、この他、例えばDVD
プレーヤ装置,DVD記録再生装置等の他の機器に適用
してもよく、単層構造及び多層構造の両方の層構造が存
在する記憶媒体を取り扱う機器であればどのような機器
でも適用することができる。
【0109】最後に、上述の実施の形態は本発明の一例
である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本
発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計
等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であるこ
とを付け加えておく。
【0110】
【発明の効果】本発明は、機器毎の特性差,記憶媒体の
反射率のバラツキ,環境温度の変化,及び再生出力のう
ねり等により発生する偽パルスに影響されることなく正
確に記憶媒体の種別を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のビデオゲーム装
置のブロック図である。
【図2】実施の形態のビデオゲーム装置における再生行
程の流れを説明するためのフローチャートである。
【図3】単層構造のディスクにおけるディスク表面の再
生出力及び記録層の再生出力を示す図である。
【図4】多層構造のディスクにおけるディスク表面の再
生出力及び記録層の再生出力を示す図である。
【図5】実施の形態のビデオゲーム装置におけるディス
クの種別判別行程の流れを説明するためのフローチャー
トである。
【図6】単層構造のディスクにおいて、うねり成分が殆
ど発生していない場合のフォーカスエラー信号の波形を
示す図である。
【図7】単層構造のディスクにおいて、うねり成分が多
少発生している場合のフォーカスエラー信号の波形を示
す図である。
【図8】単層構造のディスクにおいて、大きなうねり成
分が発生している場合のフォーカスエラー信号の波形を
示す図である。
【図9】2層構造のディスクにおいて、うねり成分が殆
ど発生していない場合のフォーカスエラー信号の波形を
示す図である。
【図10】2層構造のディスクにおいて、うねり成分が
多少発生している場合のフォーカスエラー信号の波形を
示す図である。
【図11】2層構造のディスクにおいて、大きなうねり
成分が発生している場合のフォーカスエラー信号の波形
を示す図である。
【図12】実施の形態のビデオゲーム装置におけるディ
スクの種別判別のための判断基準を説明するための図で
ある。
【図13】単層のDVDから得られるRF信号の信号レ
ベルを説明するための図である。
【図14】2層のDVDから得られるRF信号の信号レ
ベルを説明するための図である。
【図15】単層のDVDから得られるフォーカスエラー
信号のうねりにより発生する偽パルスを示す図である。
【図16】2層のDVDから得られるフォーカスエラー
信号のうねりにより発生する偽パルスを示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク,2…スピンドルモータ,3…光学ピック
アップ,4…送り用モータ,5…RFアンプ,6…ピー
クボトム検出器,7…FcmpHコンパレータ,8…FcmpLコ
ンパレータ,9…ピーク検出器,10…FOKコンパレ
ータ,11…信号復調用DSP,12…サーボ処理DS
P,13…ドライバ,14…サーボ処理マイコン,15
…2軸アクチュエータ,16…対物レンズ,17…RO
M,18…タイマ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走
    査する走査期間を設定するステップと、 上記走査期間における再生出力の振幅に基づいて再生出
    力レベルを検出するステップと、 上記再生出力のうち所定レベルよりも大きな再生出力レ
    ベルを有する再生出力数をカウントするステップと、 上記カウントされた再生出力数分の記録層を上記記憶媒
    体が有するものと判別するステップとをコンピュータに
    実行させるための記憶媒体の種別判別プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の種別判別プログラムであ
    って、 記録層を複数有する記憶媒体から得られる通常レベルの
    複数の再生出力の比率を示す通常比率を記憶するステッ
    プと、 上記記憶媒体から少なくとも第1の再生出力と第2の再
    生出力とを取得するステップと、 上記第1の再生出力の値で上記第2の再生出力の値を除
    算するステップと、 上記除算値を、上記通常比率を示す値と比較するステッ
    プと、 上記除算値が上記通常比率を示す値よりも大きな値を示
    す場合、上記第2の再生出力のレベルを上記所定レベル
    と比較するステップとを有することを特徴とする種別判
    別プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の種別判別プ
    ログラムであって、 上記再生出力レベルを検出するステップは、上記再生出
    力のピークレベルからボトムレベルまでの差分を上記再
    生出力レベルとして検出することを特徴とする種別判別
    プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうち、いずれか
    一項記載の種別判別プログラムであって、 上記再生出力は、フォーカスエラー信号であることを特
    徴とする種別判別プログラム。
  5. 【請求項5】 記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走
    査する走査期間を設定する走査期間設定手段と、 上記走査期間における再生出力の振幅に基づいて再生出
    力レベルを検出するレベル検出手段と、 上記再生出力のうち所定レベルよりも大きな再生出力レ
    ベルを有する再生出力数をカウントするカウント手段
    と、 上記カウント手段でカウントされた再生出力数分の記録
    層を上記記憶媒体が有するものと判別する判別手段とを
    有する記憶媒体の種別判別装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の種別判別装置であって、 記録層を複数有する記憶媒体から得られる通常レベルの
    複数の再生出力の比率を示す通常比率が記憶された記憶
    手段を有し、 上記記憶媒体からは、少なくとも第1の再生出力と第2
    の再生出力とが得られ、 上記カウント手段は、上記第1の再生出力の値で上記第
    2の再生出力の値を除算し、この除算値を、上記記憶手
    段に記憶されている通常比率を示す値と比較し、該除算
    値が通常比率を示す値よりも大きな値を示す場合、上記
    第2の再生出力のレベルを上記所定レベルと比較するこ
    とを特徴とする種別判別装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6記載の種別判別装
    置であって、 上記再生出力レベルは、再生出力のピークレベルからボ
    トムレベルまでの差分であることを特徴とする種別判別
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のうち、いずれか
    一項記載の種別判別装置であって、 上記再生出力は、フォーカスエラー信号であることを特
    徴とする種別判別装置。
  9. 【請求項9】 記憶媒体の記録面に対して垂直方向に走
    査する走査期間を設定するステップと、 上記走査期間における再生出力の振幅に基づいて再生出
    力レベルを検出するステップと、 上記再生出力のうち所定レベルよりも大きな再生出力レ
    ベルを有する再生出力数をカウントするステップと、 上記カウントされた再生出力数分の記録層を上記記憶媒
    体が有するものと判別するステップとをコンピュータに
    実行させるための記憶媒体の種別判別プログラムが記憶
    されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の記憶媒体であって、 記録層を複数有する記憶媒体から得られる通常レベルの
    複数の再生出力の比率を示す通常比率を記憶するステッ
    プと、 上記記憶媒体から少なくとも第1の再生出力と第2の再
    生出力とを取得するステップと、 上記第1の再生出力の値で上記第2の再生出力の値を除
    算するステップと、 上記除算値を、上記通常比率を示す値と比較するステッ
    プと、 上記除算値が上記通常比率を示す値よりも大きな値を示
    す場合、上記第2の再生出力のレベルを上記所定レベル
    と比較するステップとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 記憶媒体の記録面に対して垂直方向に
    走査する走査期間を設定するステップと、 上記走査期間における再生出力の振幅に基づいて再生出
    力レベルを検出するステップと、 上記再生出力のうち所定レベルよりも大きな再生出力レ
    ベルを有する再生出力数をカウントするステップと、 上記カウントされた再生出力数分の記録層を上記記憶媒
    体が有するものと判別するステップとを有する記憶媒体
    の種別判別方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の種別判別方法であっ
    て、 記録層を複数有する記憶媒体から得られる通常レベルの
    複数の再生出力の比率を示す通常比率を記憶するステッ
    プと、 上記記憶媒体から少なくとも第1の再生出力と第2の再
    生出力とを取得するステップと、 上記第1の再生出力の値で上記第2の再生出力の値を除
    算するステップと、 上記除算値を、上記通常比率を示す値と比較するステッ
    プと、 上記除算値が上記通常比率を示す値よりも大きな値を示
    す場合、上記第2の再生出力のレベルを上記所定レベル
    と比較するステップとを有することを特徴とする種別判
    別方法。
JP2002301805A 2001-10-19 2002-10-16 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法 Withdrawn JP2003196847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002301805A JP2003196847A (ja) 2001-10-19 2002-10-16 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322907 2001-10-19
JP2001-322907 2001-10-19
JP2002301805A JP2003196847A (ja) 2001-10-19 2002-10-16 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004190385A Division JP4393289B2 (ja) 2001-10-19 2004-06-28 フォーカスエラー信号の真偽判定装置、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラム、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラムを記憶させた記憶媒体、フォーカスエラー信号の真偽判定方法、記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003196847A true JP2003196847A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27615627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002301805A Withdrawn JP2003196847A (ja) 2001-10-19 2002-10-16 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003196847A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1333391C (zh) * 2004-05-31 2007-08-22 株式会社东芝 光盘装置和信息重现方法
JP2011243278A (ja) * 2011-07-29 2011-12-01 Nec Corp 光ディスク装置および媒体種類判別方法,プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1333391C (zh) * 2004-05-31 2007-08-22 株式会社东芝 光盘装置和信息重现方法
JP2011243278A (ja) * 2011-07-29 2011-12-01 Nec Corp 光ディスク装置および媒体種類判別方法,プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0154736B1 (ko) 멀티디스크 재생 가능한 광디스크 기록재생 장치에서 리드 인 타임 최소화 방법
JP4491943B2 (ja) 光ディスクドライブおよび光ディスク判別方法
JP2002117534A (ja) 光ディスク再生装置およびディスク種別判別方法
JP2000311427A (ja) ディスク判別方法および装置
JPH11149640A (ja) 光ディスク装置
KR19980033268A (ko) 디스크 기록 및/또는 재생 장치 및 그의 기록 및/또는 재생 방법
JP2004335084A (ja) 記録可能ディスクの判別方法及びその装置
EP1437716B1 (en) Storage medium type identifying method
US20040013066A1 (en) Unbalance disc detection apparatus and unbalance disc detection method
KR100419159B1 (ko) 서보 제어 장치, 서보 제어 방법 및 정보 재생 장치
JP2007115329A (ja) サーボ制御信号生成装置およびそれを用いた光ディスク装置
JP2003091835A (ja) 記録層判別装置,記録層判別プログラム及び記録層判別方法
JP2003196847A (ja) 記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法
JP3938175B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP3670806B2 (ja) ディスクプレーヤーの偏重心ディスク検知方法
JP4393289B2 (ja) フォーカスエラー信号の真偽判定装置、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラム、フォーカスエラー信号の真偽判定プログラムを記憶させた記憶媒体、フォーカスエラー信号の真偽判定方法、記憶媒体の種別判別プログラム,記憶媒体の種別判別装置,記憶媒体の種別判別プログラムを記憶させた記憶媒体、及び記憶媒体の種別判別方法
JP3148683B2 (ja) ディスク判別方法および装置
US6934232B2 (en) Method for detecting an unbalanced disk in an optical disk reading device
JP2003233912A (ja) 光ディスク装置
JP2003045027A (ja) 光ディスク判別方法及び光ディスク装置
US20060280104A1 (en) Demodulation of a focusing error signal during a focus search for a lens focusing control in an optical disc system
JP4831237B2 (ja) 光ディスクドライブ及び光ディスク判定方法
JP2006277847A (ja) ディスク判別方法及びディスク判別装置
JP2006277848A (ja) ディスク判別方法及びディスク判別装置
JP2006277846A (ja) ディスク判別方法及びディスク判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040428

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040629